『坂ノ下 田茂戸 20』海辺の肴さんの日記

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江ノ電&湘南モノレール沿線 呑み歩き・食べ歩き

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日記詳細

[2015.12]

師走のお料理

玄関を入ると目力の強い招き猫が。「わるねこ」というネーミングがぴったり。
十二所にある萩工房の招き猫。帯や着物の生地で作ってあるんだそうだ。

さて、暖冬と言われつつもやはり冷えるのでぬる燗を所望。

まずは土佐の一本釣りのまち、高知のお酒「久礼(くれ)」ひやおろし 純米吟醸酒をぬる燗で。

お料理は次のとおり。

温座附:

 いつもはだいたい八寸から始まるのだが、寒いからか、温かい座附(ざつき=前菜、先付)から。

 揚出し玉子豆富

  玉子豆腐の揚げ出しの上に温かいおひたしが乗せてある。
  おひたしは、水菜、菊花、セロリ。そして蟹。
  手前には炙った雲子(白子)。

御椀:

 かすみ椀

  蓮根もちと湯葉で作ったお椀。
  ワタシも連れも、湯葉大好き♪
  そしていつもの極上の出汁。


ここで、先月から楽しみにしていたふぐひれ酒♪
冬の楽しみにひとつだ。
日本酒は立山。


造里:

 鰤かぶら

  ブリとカブに塩をして臭みを消してある。
  梅肉醤油にわさびをといていただく。

  カブは「金町小蕪」という種類の江戸野菜。

  生モノがダメな連れには、ふぐと金美にんじん。


焚合:

 鰊、海老芋、天王寺蕪、芯取菜

  カレーでも出てきたのかと驚いたのは「銀の器」。

  中は(基哉さん曰く)意外にも地味な野菜の炊き合せ。

  ニシン、海老芋に、大阪野菜の天王寺かぶら、江戸野菜の芯取菜(別名 ちりめん白菜)の炊き合せ。
  基哉さんは「地味」とおっしゃるが、出汁が秀逸でしかもでしゃばらないので素材の味がしっかり。


八寸:

 今回はこのタイミングで八寸。

 ポロ葱のスープ

  りんごの器の中はポロ葱のスープ。
  玉ネギのように見えるが、バウムクーヘンのように太い長ネギ!
  ポーランドのネギなんだそうだ。

 フォアグラ西京あんぽ柿

  フォアグラを西京漬けにし、中にあんぽ柿。

 牡蠣田楽

 鴨ローストりんご梅肉

  合鴨。りんごをおろしたソースに、あたりは梅肉。

 なまこ

  火が少し入ったなまこだが、生モノがダメな連れには代わりにチーズ西京。

 クレソンツリー

  まん中にあるのはひと目でわかるクリスマスツリーを模したクレソンとポテトのツリー。下に敷いたのは西京味噌。


 全体にいろいろな「味噌」を使った八寸。


強肴:

 牛ほほと蹄筋

  牛ほほ肉と、蹄筋(アキレス腱)をかつおだしで炊いたもの。
  炊いたかつおだしに、じゃがいもと玉ネギとトマトを入れてミキサーしたソース。
  見た目と違って味は和風。隠し味の山椒でやや中華っぽい香り。
  
  野菜はオレンジ色の金美ニンジン、赤い金時ニンジン、補色の緑の寒じめ。

  添えてあるのは、お米といっしょに炊いた「もち銀杏」。
  手が込んでいる。


食事:

 もずく雑炊

  シンプルだが、シンプルゆえにうまい!
  もずくで雑炊作るとは。
  もずくってこんなにおいしかったっけ。


デザート:

 紅玉とブルーベリー 黄金ソース

  紅玉とブルーベリーを使ったデザート。
  華やかに金粉があしらってある。


師走のお料理もおいしくいただきました♪
今年一年間お世話になりました。
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