6回
2025/05 訪問
イタリア料理店でイカ墨カレーも堪能!
今回は横浜のSALONE2007の5月メニューです!
※投稿が遅くなってしまったため、こちらのコースは
月替わりなので、もう頂くことは出来ません、、、
ちなみに7月にも伺ってまして、
近日中に投稿できれば、と思ってます!
ということで2025/5のSALONE2007にはディナー
で伺いまして、さらに追加のエクストラメニューで
イカ墨のカレーも食べました。
コースの流れは以下のような感じです↓
“Menu del SALONE”
・A5サーロインのスピエディーノ
今回は長崎牛のサーロインを使用していて、
白トリュフ香るメークインとのハーモニーを
味わえる定番のスペシャリテです。
・インサラータディリモーネ 鯵とレタス
イタリアのレモンのサラダ仕立てです。
しゃきしゃきに仕上げたレタス、アジの下には
パスタのクスクス、ソースにはストラッチャテッラー
と呼ばれるイタリアのクリームのチーズソース、
旨みの強いオリーブのペーストとともに一体化
されています。さらには、
さわやかなハーブのディル、レモンの泡のソース
がかかっていました。
食感も風味も楽しめる美味しいインサラータです!
・リードヴォーのムニャイヤ 玉蜀黍とパルミジャーノ
リードヴォーとは仔牛の胸腺を意味し、
ムニャイヤとはムニエルを意味します。
ムニエルということで、バターソテーしてあり、
しっとりとした食感と香りをともに楽しめます。
上にはサクサクに仕上げた、ポレンタという
とうもろこしと、下にはそのピューレと赤ワインで
味付けされており、今までには無い新しいテイスト
の一品で気に入りました!
・鮮魚のヴァポーレ
こちらもスペシャリテでして、はまぐりや真鯛を
メインとして、北海道産の真ダコやイタリアンパセリ
とオレンジオリーブオイルもアクセントになっている
大好きな一皿です!
・タリアテッレ 羊ラグーとピゼッリ
北イタリアで親しまれているロングパスタの
タリアテッレです。ソースは羊のラダーソースで、
上には羊のチーズ(ペコリーノロマーノ)とピゼッリ
と呼ばれるイタリアのグリーンピースで完成します。
卵の濃厚なソースも存分に楽しめる、
美味しいパスタです!
・牛タンのクッキアイオ
今回はメインの食材は歯ごたえの良い牛タン、
下には刻んだアーモンドに、ピンクペッパーと
エストラゴンと呼ばれるさわやかなハーブ、
上にはバジルのペースト、ラーファノジュラート、
レモンが添えられていました。ジュラートの溶ける
味わいと肉のジューシーさ、ペッパーやハーブの
香りと奥深さがたまらない一皿でした!
・リゾットディカルチョーフィ 剣先烏賊とカラスミ
きのこといりこだしで、炊いた汁の旨みが詰まった
リゾットです。今回僕がかなり楽しみにしていた料理
の一つで勿論凄い美味しかったです!カルチョーフィ
と呼ばれるイタリアのお野菜を添えながら、上には
ソテーした剣先イカとハーブのミントを。
そして仕上げに、カラスミがたっぷりとかけてあり、
満足度も抜群の素晴らしいリゾットでした!
・なかやま牧場 神石牛のロースト パプリカとシナモン
長時間ローストしたパプリカと、一度ジャム状にした
甘いシナモンの香りをつけたマルメラータと一緒に
なかやま牧場の神石牛をシンプルに頂きます。
いつもそうなのですが、脂身と赤身のバランスや
旨味の強さなど、様々な面で威力を発揮してくれる
お肉で、大変美味しく頂きました。
⭐︎イカ墨黒カレー
南イタリアで親しまれている、”イカ墨煮込み“から
発想を得て作られただそうで、上にはサルシッチャと
呼ばれる、イタリアの伝統的な香草を使った
ソーセージで、アクセントにはイタリアンパセリを、
そして、お米ではなくクスクスというショートパスタ
で食べるのも面白い経験です。イタリアンでカレーの
イメージはなかなか無いと思いますが、クスクスと
マッチしていて、少しピリ辛という程度の食べやすい
“イカ墨黒カレー”でした!
・ココナッツのジェラートパッションフルーツ
今までのお口直し史上、一番気に入ったジェラート
です!ココナッツをベースにしていて、上には
カルダモンという香辛料をアクセントにしています。
シンプルながらもカレーの後にもちょうど良い甘さ
で堪らなかったです!
・カンノーロ 2025
今回は筒状に焼き上げて、クリームやナッツ、
フルーツと一緒に食べるデザートです。伝統料理を
再構築するサローネ風ということで、筒状ではなく、
棒状にして、下には甘夏とオレンジを、さらに
マイクロセロリやセロリもアクセントとして使用した
初夏を思い出させるような、かりんとうに似た
印象深いデザートです。ジェラートもちょうど良い
コントラストになっており、素晴らしいコースの
フィナーレを飾る一皿です!
・食後のカフェ
コーヒーで!
食後には本日いただいたメニューの写真付きカードを
頂き、さらにシェフとご挨拶、さらにお写真も
撮らせて頂きました。
又テイクアウトとしてティラミスを一箱持ち帰りまして、
家でも至福のひと時過ごしました!
今後の新生SALONE2007も楽しみです!
2025/07/31 更新
2025/04 訪問
今月も美味しいサローネ
今月(2025、4月)のSALONE2007には
ランチで伺いました!
コースは「Pranzo」という8品のコースです。
今回も追加で「インサルサ」というパスタも
いただきました!
①A5サーロインのスピエディーノ
僕の大好物の一品目です。サローネに来たら
必ず食べないと始まらない、美味しい料理で、
今回は長崎牛を使っているということでした。
②ヴィテッロトンナート
北イタリアの郷土料理をベースにした料理で、
カジキマグロと仔牛を低温料理することで、
柔らかく仕上げているそうです。
生ハムのジュレやクレソンやアリッサムで、
程よい甘さと苦みを出していました。
今までには味わったことのない料理で、非常に
気に入りましたし、見た目も綺麗でまた食べたい
一品でした!
③マッコディファーヴエ
今回は温かい、そら豆を使ったズッパ(スープ)で、
上にはサッと塩茹でして、あえて食感を残したそら豆
や春菊のピューレ、アサリが印象的です。
オリーブオイルとピマンデスプレットという唐辛子
の粉もアクセントになっていて、これまた今まで
味わったことのない味であるとともに、深く刻まれる
ズッパでした。
④ラザーニャ ナポレターナ
牛すね肉のラグー、フレッシュなバジルとトマト、
リコッタ、パルミジャーノから成るラザニアで、
お肉のゴロゴロ感とそのパンチの強さが印象的な
美味しい一品でした。またレーズンは赤ワインと
スパイスを合わせて染みこんだもので、これがまた
いいアクセントになっていました。
⑤平田牧場 三元豚のロースト プリマベーラ風
山形県の平田牧場の三元豚で、非常に旨みが強い
のが特徴的とされています。そして付け合わせには
今は旬のアスパラガスと、ピゼッリ、カラスミが
ふんだんにかけられており、ソースと一緒に楽しむ
料理でした。シンプルながらも美味しく、もう一枚
食べたいと思うほどです!
⑥スパゲッティ ポモドーロ
いつも定番のポモドーロです。長時間炒めた香味野菜
がいい味を出しているのだと思いますが、毎月食べる
度に感動する美味しいパスタです。初めて食べる方は
見た目は普通のトマトパスタと思われるのではないか
と思いますが、食べれば一口でその違いがはっきりと
分かるほどで、今回は80gいただきました。
⑦カカオのソルベ
植物性の材料のみを使用したお口直しのジェラート
です。ジェラートの中では今回のこちらのカカオ味が
今までのランチの中で一番気に入りました。カカオの
ほろ苦い味とそのチョコの持つ濃厚さが合わさって、
非常に印象的な口当たりの良いジェラートでした。
⑧デリツィアルリモーネ 2025
南イタリアで愛されている「レモンの喜び」という
意味を持つデザートで、パンナコッタや
レモンジェラートやマイクロコリアンダー、
パクチーを添えながらサクサク、しっとりした
焼き菓子を頂けます。
食感も、味も、全てが楽しめる美味しいドルチェで、
レモン味ではあるものの、その酸味は強すぎることは
なく、柑橘系が苦手な人でも食べすすめたくなる
はずです!美味しかったです!
○食後のカフェ
○りんごジュース
○「インサルサ」(追加で注文したパスタ)
(以下は説明文↓)
世界一の称号を勝ち取ったシェフの、スペシャル
レシピのパスタソースです。
イタリア北部の『インサルサ』という伝統的なソース
を大会競技のテーマであったく美と健康の食事>を
もとに作り上げました。
イタリアの伝統的なレシピにこだわり、
シチリア産のオリーブオイルとアンチョビ、玉ねき、
ニンニクをじっくりと時間をかけて飴色になるまで
炒め作った、シンプルながらも非常に奥深い
味わいのソースです。
パスタは老舗製麺所の浅草開化楼とサローネの
共同開発による『低加水パスタフレスカ』。
小麦の香りとしっかりとした食感が特徴です!
やはり今月も美味しかったサローネ。
毎月ですが、来月のメニューも楽しみです!
2025/05/01 更新
2025/03 訪問
ディナーではインサルサを追加で!
すっかりサローネの虜になってしまいましたが、
今まで伺った時はランチタイムでした。
今回は初めてのディナーということで、
今月の月替わりメニューを堪能しに伺いました!
コース名は↓
「Menu del SALONE」です。
(税込16500円、サービス料10%別)
①A5サーロインのスピエディーノ
毎月サローネに来ると一品目に頂く、素晴らしい
スピエディーノです。今回は島根県産の隠岐牛で、
白トリュフの味をつけたじゃがいも、メークイン
のピューレで纏められています。
僕は最近では、家でサローネで食べた味を思い出し、
試行錯誤しながら作るようにもなりました!
それだけ印象深く、美味しいので、是非多くの方に
召し上がって欲しいですね!
②ウサギとカイ
ウサギのお肉を使った、しっとりとしたテリーヌ
です。上には国産のアサリや貝だしのジュレ、
下にはカリフラワーのピューレと赤玉ねぎの酸味が
効いたジャムが乗っていました。
ソースは、冷たいソースの一種で、サラダに使われる
ことも多い、ピスタチオをベースとした
“ビネグレットソース”が使われています。
③海老のスフォルマート
イタリアの茶碗蒸しのようなイメージです。
今回はオマール海老をペーストとして、
濃厚でクリーミーな味わいを引き出していました。
上にはハーブとマリネしたフレッシュな甘エビ、
仕上げには甘エビのチュイールと呼ばれるチップス
と爽やかなピンクペッパーの泡がかかっています。
④鮮魚のヴァポーレ
SALONE2007の2つ目のスペシャリテです。
以前はランチでもコースによっては頂くことが
出来たのですが、今ではディナーでしか頂くこと
が出来ないようになりましたので、以前から特に
楽しみにしていました。一言で説明すると、
魚の蒸し料理で、今回ははまぐりのお出汁とマダイ
や千葉県九十九里の大きな天然の真だこを、
仕上げにイタリアンパセリとオレンジオイルが
かけられています。
そしてこのオレンジオイルが丁度いい酸味を
もたらしてくれるので、大変気に入りました。
⑤タリオリーニ 唐墨と白インゲン
細めの手打ちパスタです。ソースはサフランの香り
がついてます。そしてインゲン豆のピューレソース
と、カラスミが絡み、旨みたっぷりの美味しい
ボッタルガスパゲッティでした!
⑥アグー豚のクッキアイオ
一口で楽しむ料理ということで、そのままスプーン
を口に運んでいただきます。ジューシーなアグー豚
やイカのラグーソース、刻んだアーモンド、上には
ピーマンとミントを添えて、ベルガモットの
ジェラートと共に頂きました!
⑦マルタリアーティ 鹿肉のラグー
先月のサローネもラグーソースのパスタを頂き、
今月も非常に楽しみにしていました。今回は
特に北イタリアで親しまれている料理で、かつ
ランダムにカットした、という意味を持っている
“マルタリアーティ”です。鹿肉をベースとした
ラグーソースで、アクセントにパルミジャーノや
ベリーを加えているそうです。
非常に美味しかったです!
⑧経産和牛サーコイン ロメインレタス
一般的に油が多いと言われるサーロインですが、
経産和牛はあっさりとしていて食べやすいのが
特徴でもあります。そんなお肉にロメインレタスと
ペコリーノソース、フェンネルのドレッシングや
ナスタチウムというピリッとしたハーブが
添えられていました。
個人的にはこのピューレというか、ソースが
大変気に入りまして、特に味わって頂きました!
★インサルサ★
ディナーで追加できるパスタです。
2019年10月に開催された、
「パスタワールドチャンピオンシップ2019」で、
弓削シェフが決勝で作ったパスタをベースに
したものです。
玉ねぎとアンチョビをベーストにして、ベネチアの
郷土料理からヒントを得た、ヘルシーでかつ少ない
具材でもパスタの美味しさを表現したことが評価
されていたそうです。
また、僕はパスタ麺にも注目したいと思います。
現在サローネグループの総料理長である樋口師も
監修したパスタ麺が首都圏のまいばすけっとで販売
されており、僕は何袋も購入し、家で食べています。
あのモチモチとしながらも、焼きそばとは全然違う、
「低加水パスタフレスカ」を改めてレストランで
食べるとその美味しさが再認識され、家で食べる時
に麺の硬さはどうしようかな、とか考えています。
いずれにせよ、サローネに行く時間はない方も
お近くにまいばすけっとがあれば、是非一度
食べてみて欲しいです!
⑨レモンのジェラート
マイヤーレモンというレモンとオレンジを
掛け合わせた品種を使ったジェラートです。
ハーブのゼリーとミントも添えられていました。
⑩トルタディチョコラータ
一般的にはフォンダンショコラと呼ばれていて、
ジェラートの方は、ロングペッパーと言われる
南アジア原産の香辛料で作られたピリッとした
もので、周りにはイチゴやイチゴジャム、
赤ワインソースがかけられています。
⭐︎食後のカフェ(コーヒーを頂きました)
+りんごジュース
やはりサローネは凄いな、と再認識させられる
楽しく、美味しい料理を頂きました。
弓削シェフはテレビで、市販のパスタソースの
ジャッジ企画に参加されていたりするほどで、
かつレストラン全体としても
「2024 BEST RESTAURANT AWARD」を受賞
されています。
今後も楽しみに伺おうと思います!
2025/03/19 更新
2025/02 訪問
毎月行きたいイタリアン
先月も伺った、サローネに今月も行ってきました!
【ランチ】Pranzo Upgrade というコースで、
全9品あります。
・「A5サーロインのスピエディーノ」
十勝のA5サーロインを使用しているそうです。
トリュフの香りもして、サローネに来た!
と思える非常に美味しい一品です。
・「古代小麦のインサラータ 北寄貝」
オレガノとハマグリ出汁の爽やかな泡や
ホッキ貝、ムール貝、茴香がアクセントで、
古代小麦やイタリアンパセリで味をまとめ、
コクのある羊のリコッタチーズと共に頂きます。
・「海老とレンズ豆のズッパ」
ベースはエビやレンズ豆の濃厚なスープで、
コテキーノというイタリアの大きな豚肉ソーセージ
をフリット状にもしているスープです。
・「パッパルデッレ 鴨肉のラグー」
華やかな風味とほろ苦さがあるグアテマラ産の
エスプレッソパウダーを使用し、鴨肉の旨みを
引き出しながら、幅広いリボン状のパスタで
絡めて頂く美味しい料理でした。
・「蝦夷鹿のロースト レンズ豆と芽キャベツ」
北海道産の蝦夷鹿を使用し、またそのダシを
グリーンペッパーのスパイシーな風味と混ぜ、
レンズ豆を炊いたものをピューレソースに
していて、美味しかったです。
・「スパゲッティ ポモドーロ」
(ボリュームは下記の量から選べます)
(20g / 40g / 60g / 80g / 100g)
今月からは上限が決まって、100gまでの中で
選ぶ形になりました。コース全体の量を考えれば
60gでもかなり一杯になると思いますので、
特に関係ないかもしれません。
トマトと香味野菜が病みつきになる味で、
毎月、食べても飽きない美味しいパスタです。
・「トンカ豆のジェラートとルッコラ」
ルッコラセルバチコという野菜のピューレと
塩漬けした桜の花びらとトンカ豆のジェラート
が相性が良く、マッチしてました!
・「クロスタータ ディメーラ」
サクサク食感のタルトと青森県産のりんごの
旨みが特徴的なリンゴタルトです。
ゴルゴンゾーラとマスカルポーネを混ぜた
濃厚なジェラートと共に頂きます。
僕はゴルゴンゾーラが好きなので、特にそれを
デザートで食べれたのは嬉しかったです。
・「食後のカフェ」
+「ノンアルコールワイン」
やはり先月同様で、最高級のイタリアンランチで、
非常に美味しかったですし、レストランとしての
全体的な観点から見ても毎週でも行きたいです。
また来月のメニューも楽しみです!
2025/03/07 更新
2025/01 訪問
最高級イタリアンランチはサローネ!
初めてサローネに伺いました!
コースは「Pranzo」で、それにプラスで世界一を獲った
「ペンネ アル ゴルゴンゾーラ」も頂きました!
コースの料理の流れは以下の通りです↓
・「A5サーロインのスピエディーノ」
一口で食べる料理です。
口の中にお肉と黒トリュフの香りが広がり、
今までに味わったことのない体験ができます!
・「サーモンのマリナート タルティーボ 林檎」
サーモンが美味しいのはもちろんのこと、
りんごやヘーゼルナッツもアクセントになっていて、
非常に美味しいです!
・「ペンネ アル ゴルゴンゾーラ」
バリラ社主催のPWC2019パリ大会にて、世界一に
輝いたパスタです。ペンネゴルゴンゾーラの味わいの
構成(ゴルゴンゾーラ、黒胡椒、ハチミツ)をベース
としながらも、日本の香りを表現しています。
本来、ペンネアルゴルゴンゾーラは黒胡椒を使うそう
ですが、大阪で作られている“やまつ辻田”という
キレのある香りが特徴的な粉山椒を使っているそう
です。さらに、ソースにはゴルゴンゾーラのチーズ
とドルチェの部分を使って、佐賀県の日本酒と共に、
ゴルゴンゾーラの旨みを引き出している一品でした。
世界一の理由も分かる、美味しいパスタでした!
・「ズッパアッラ ヴァルペリネンツ」
サローネではスープとして提供されますが、実は
北イタリアでは玉ねぎやキャベツなどとグラタン風
に使う料理です。旨みのアクセントに、鶏の出汁と
練り込んだパン粉を、そして香り付けにシナモンが
あります。上にはちりめんキャベツをソテーしたもの
や、フォンティーナチーズもあります。
僕にとっては新感覚で美味しかったです!
・「全粒粉のタリオリーニ 兎と胡桃」
まず全粒粉のパスタというのは珍しいと思いますし、
加えて兎が入ったパスタも中々無いのではないかと
思います。くるみが入っていて、それもアクセントに
なりながらも、比較的軽めに食べられるパスタです。
パスタも奥深いなと考えさせられる一品でした!
・「豚肩のローストトピナンブールとカルチョーフィ」
なんと言っても肩ロースが柔らかくて、ソースとも
合っていて、非常に美味しかったです!
カルチョーフィーと一緒に食べるのもより美味しさが
引き出ち、美味しかったです!
~お好きな量で~
・「スパゲッティ ポモドーロ」
ボリュームは20g~お好みの量を※10g単位で選択
することができ、これまでのコースの量などをもとに
各自で選択することが出来るようになっています。
一見するとトマトソースのナポリタンという印象を
持つと思いますし、勿論その要素はあるのですが、
香味野菜を8時間じっくり炒めてできたパスタソース
なので、この“ポモドーロ”も他では食べることが
出来ないパスタだと思います!
・「茴香のインサラータ」
フロマージュブランと呼ばれる、濃厚なジェラート
で、りんごやオレンジカンディードも入っています。
・「ティラミス イベルノ 2025」
普通のティラミスを想像していたために、料理が
運ばれてきた瞬間から驚きました。マスカルポーネの
ムースと黒ビールのジェラートが特に印象的ですが、
あのホロホロと崩れていく感じというか、通常の
ティラミスとは異なる点が流石だな、と感じます。
・「小菓子と食後のカフェ」
小菓子3種とコーヒーを頂きました。
コースの最初から最後まで、全て美味しくて、そして
満足して頂けました!
今回のコースは[1月]仕様なので、[2月]のコースも
楽しみに伺いたいと考えています!
2025/02/15 更新
今月(2025/7)のSALONE2007にはディナーのコース
で伺いました。先月からメニューを主に考案されるのは
弓削シェフから山本シェフに変わり、5月には
ご挨拶して頂いたこともあって新生SALONEも
楽しみにしてました。
①A5ランク 黒毛和牛サーロイン スピエディーノ
長崎牛のA5ランクの和牛で白トリュフ香るメークイン
を包む、印象的な一品です!
②アオリイカ 善兵衛農園 バレンシアオレンジ
善兵衛農園のバレンシアオレンジを使った前菜で、
魚介類とオレンジを使ったサラダ仕立てです!
バレンシアオレンジのフレッシュな香りと甘さと酸味
を活かしたソースと、そのままのフレッシュなものも
中に入っています。周りにはハーブのディルのオイル
やサワークリームソース、タプナードソース、さらに
静岡の北上農園からの前菜を添えてある一品で、
オレンジを使っていても強い酸味がなく、全てが
調和している、印象的な美味しい一皿でした!
③安芸高田 夏鹿 コトレッタ サマーポルチーニ
コトレッタというのはイタリアでいうカツレツの
イメージで、今回は夏鹿です。中にはとても香り
が強いサマーポルチーニ、モッツアレラブッファラ
という濃厚なチーズがあり、包まれています。
ソースは鹿のお出汁とベリーソースを合わせた、
甘味と酸味が一体化した美味しいソースでした。
上からはフランボワーズのパウダーをかけており、
香りと彩りを演出しています。
こちらはナイフを入れた瞬間に肉汁が出てきて、
びっくりするほどでして、肉肉しい料理でした。
あと僕はポルチーニが好きなので、イタリア料理
でも食べることができて嬉しかったです!
④十勝ロイヤルマンガリッシア豚 クッキアイオ
一口で食べる、スプーンの料理、クッキアイオです。
今月はフルーツトマトの酸味が効きながらも濃厚な
仕立てのジェラート、北海道産十勝マンガリッツア豚
やアクセントのピンクペッパーとアーモンドで構成
されています。豚の旨みを存分に堪能しながら口の中
での温度の変化なども楽しめる一品でした!
⑤トロフィエ ジェノベーゼ サザエ 万願寺唐辛子
系列店で広尾にある、イルテアトリーノダサローネ
でも今月メニューに組み込まれていた万願寺唐辛子
も使用されているサザエを使った新しいパスタです!
パスタはトロフィエと呼ばれるショートパスタで、
コシが強いパスタとしても認知されています。
そして今回はジェノベーゼとコリコリした食感をも
楽しめるサザエ、さらにサザエの肝のソースも
添えられてあります。イタリア料理で肝のソースは
中々ないのではないかと思いますので、非常に
面白い経験で、大満足でした!
⑥鮮魚のヴァポーレ
はまぐりのお出汁で器ごと蒸しあげている料理で、
今回のメインの食材はヒラメです。さらに青森県産
の真蛸、千葉県産のはまぐり、イタリアンパセリと
オレンジオイルで構成されています。
こちらもスペシャリテということで毎月ディナーでは
いただける料理で、楽しみな一品です!
⑦パッパルデッレ仔羊 サンキスドファーム 玉蜀黍
北イタリアのトスカーナで特に親しまれている、
パッパルデッレと呼ばれるパスタです。こちらには
追加でサマートリュフをかけることが出来まして、
追加してたっぷりとかけてもらいました。
サマートリュフの上品さはもちろんのこと、チーズの
コクと仔羊のソース、美味しいとうもろこしも印象的
です。見た目も味もダブルで楽しめるパスタでした!
⑧高原黒牛イチボ増島農園 フンギトリフォラーティ
なかやま牧場の高原黒牛、今回の部位はイチボです。
付け合わせはキノコで、こちらは静岡県の増島農園
の美味しいキノコだそうです。そしてそれをサッと
バターソテーをしたシンプルな味付けでした。
また黒ニンニクのピューレもガツンとした味わいを
楽しめるようになっており、たっぷりとつけて
様々な味わいを堪能しました!
⑨冨着農園 パイナップル アグロフォレストリ バニラ
沖縄県のパイナップルを使ったデザートです。
なんといってもパイナップルの甘さやその味わいが
印象的なデザートで、素材の良さとその組み合わせが
如実に出ていました。そして合わせているのはバニラ
のパンナコッタと上にはスパイスチュールを。
野性味があり、香り高いパンナコッタ、チュールを
楽しめるようになっており、ジェラートにはイタリア
のデザートワインのヴィンサントのジュレを使って、
一体感をより高めていました!
⑩お茶菓子 カフェ
3種類の小菓子とコーヒーです
今月のコースも魅力的な、味わい深いメニューで、
思い出に残る料理が多かったように感じます。
毎月のことですが、来月以降のメニューも
大変心待ちにしています!