skier-dai27さんが投稿したIL TEATRINO DA SALONE(東京/広尾)の口コミ詳細

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IL TEATRINO DA SALONE広尾、表参道/イタリアン、イノベーティブ

8

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
  • 昼の点数:4.9

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
8回目

2025/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

2025集大成のテアトリーノに!

2025/12のテアトリーノでは新しく始まった
ノンアルコールペアリングも追加して、
一年のラストを飾る素晴らしいコース
を頂いてきました。

月替わりディナーコース【師走】
〈全10皿+食後のひととき〉

①【先付け】タカエビ 温州蜜柑 花穂紫蘇
 南イタリアのサルデーニャという島で、エビと
 オレンジをサラダ仕立てにして食べる料理が
 あり、今回はそれをモチーフにしてフィンガー
 フードにしたそうです。エビが餌で海苔を
 食べることから、のりで作ったチップスの生地
 を敷いて、フルーツトマトとエビのお出汁の
 ソースを乗せ、さらにその上にタカエビと
 温州みかん、紫蘇も添えた一品です。
 そしてペアリングのノンアルコールドリンクは
 コーデアルシロップをシトラス系のソーダで
 割ったものでした。
 エビとオレンジとチップスの相性が抜群で、
 一口で楽しめる味わいでしたし、ドリンク
 ともピッタリでした。

②【お造り】魬 香檸檬
 インサラータ仕立ての冷前菜でした。
 手前はマイクロリーフとハマチをシンプル
 に味わえるようになっており、奥には
 サルモリッチョソースを使い、ケッパー、
 ドライトマト、ディルも合わせていました。
 ドリンクは、宇治の煎茶を使い、そこに
 青リンゴと煎茶を煮出した際にバジルを
 漬け込んだ、渋みや旨味を感じながら
 ハマチとの相性を考えたものでした。
 松永支配人渾身のドリンクで、料理と
 一緒に飲んだ時のバランスの良さに
 驚きました。

③【揚げ物】鮟鱇 下仁田葱 咱夫藍
 アンコウのフリットでした。そして
 今回は昆布〆ではなく、生ハムで代用
 したそうで、恐らくこのおかげで旨味と
 塩味が程よく加えられた、印象深い一品
 に仕立て上げられていました。
 食べる時には生ハムは取り除かれていますが、
 その代わりに下には下仁田ネギのソースと
 サフランのバターソースを一緒に付けて
 食べるのですが、このソースも美味しくて、
 相乗効果を感じる一品でした。
 ドリンクは凍頂烏龍茶をベースにしたもので、
 フリットの塩味から逆算して、甘さを感じる
 ようにするために、モモの香りがするように
 調整されていました。本当に甘さとフリット
 とのバランスが良くて美味しかったです!
 
④【温菜】クレスペッレ 牛頬肉 黒胡椒
 まるでクレープのような料理です。恐らく
 クレープ屋が出来るのではないかと思うほど
 焼いた、と斎藤シェフが仰っていましたが、
 中身はちゃんとイタリアンで、しかも今回は
 黒トリュフを追加で合わせてもらいました。
 たっぷりの黒トリュフを感じながら、
 牛ほほ肉の赤ワイン煮込みを基に、
 マダガスカル産のワイルドペッパーを合わせ
 トリュフ香るマッシュルームピューレと
 バルサミコでマリネしたレーズンも
 味わえる贅沢な一品でした。
 ドリンクはアッサムティーをベースにして、
 ポルチーニのお出汁とも合わせたもので、
 味濃いめの料理に対してバランス良く
 飲めました。美味しかったです!

⑤【麵物】キタッリーナ 墨烏賊 唐墨
 イタリアでギターという意味のキタッラと
 いうパスタがあることは知っていましたが、
 それを細めにして、断面が四角くなるように
 切ったキタッリーナを今回使ったそうです。
 確かに歯応えがあり、今回のソースとの
 相性も抜群でした。魚介のソースと、
 墨イカに酒カスの香りを付けてマリネして、
 旨味と甘味を出したものを合わせ、さらに
 レモンの皮とサルデーニャ産のカラスミを
 合わせた素晴らしいパスタです。
 旨味たっぷりでパンのお代わりを貰った程の
 美味しいパスタです!
 ドリンクはほうじ茶を使ったもので、アオサの
 香りを加え、ほうじ茶の苦味と海苔の香りと
 フェンネルシードを組み合わせたものでした。
 魚醤も入れているそうで、確かにパスタとの
 一体感を感じられました。
 ペアリングも美味しかったです!

⑥【御飯物】サキホコレ 軍鶏 卵黄
 サキホコレという秋田の大粒なお米を使い、
 お肉のお出汁とパルミジャーノチーズを
 合わせています。下には卵黄で作る
 ザバイオーネソースという濃厚なソース
 があり、下から合わせて食べるとまるで
 カルボナーラのような感覚になりました。
 最初は上だけ一口食べて、その後は全部を
 混ぜて食べてみました。お出汁も含め、
 奥深い味わいを楽しむことができ、
 しかもカルボナーラのような卵感もあった
 ので、面白かったです。
 以前斎藤シェフのリゾットを頂いたときに
 そのレベルの高さを感じていましたが、
 今回も美味しく頂きました。
 ドリンクは高知県の碁石茶というお茶を
 ベースにして、舞茸の旨味も加えたもので、
 和的なニュアンスもあり、今回のリゾット
 との相性も良かったです!

⑦【お椀】蕎麦 玉蜀黍 不断草
 北イタリアでそば粉とポレンタという
 トウモロコシを使った料理があり、それを
 イメージして作ったそうです。そば掻きと
 お出汁を加え、美味しいスープと合わせた
 のはポレンタを炊いたものや不断草を
 煮たもので、お出汁を最初に味わって、
 その後に下から混ぜていただきます。
 とろみもあり、一体感を味わえるズッパ
 でした!

⑧【焼き物】”高原黒牛”フィレ 
      大浦牛蒡 メークイン
 なかやま牧場の高原黒牛のフィレ肉です。
 付け合わせは千葉産の牛蒡を使っており、
 木の幹のように太い牛蒡でした。
 今回はローズマリーの香りを付けて、
 コンフィーにしたものを香ばしく焼いた
 そうで、食感も香りも楽しめました。
 さらに北海道十勝のメークインで作った
 焦がしバターのソースも合わせられて
 いました。なんと言ってもお肉が非常に
 柔らかく、一口食べた時に驚きました。
 また、舞茸を塩で発酵させて、乾燥させた
 パウダーと一緒に食べても相性がよく、
 お肉の美味しさが引き立っていました。
 ドリンクは大阪のワイナリーのブドウを
 ブレンドして、ブルーベリーとお茶を一緒に
 煮出したもので、甘さとのバランスも良くて
 大変気に入りました!

⑨【氷菓子】加加阿
 カカオの果肉の部分を使ったデザートです。
 カカオパルプ自体が南国フルーツのようで、
 バナナやライチの香りがします。
 今回は砂糖とレモンバームというハーブを
 加えているだけで、基本的には素材の味を
 前面に出した一品でした。
 フルーティな甘味が美味しいプレドルチェ
 でして、もっと食べたい程です。

⑩【甘味】紅玉 今牧場りんどう ヘーゼルナッツ
【食後のひととき】コーヒー又は紅茶
 北イタリアのドルチェで、キャラメリゼした
 リンゴと松の実、レーズンを合わせた料理が
 あるそうで、今回はそれをモチーフにして、
 斎藤シェフが以前仰っていた今牧場という
 栃木の那須高原にある牧場のチーズを
 合わせたデザートに仕立てていました。
 中にはリンゴのタタン、ヘーゼルナッツの
 濃厚なクリーム、りんどうというチーズの
 ジェラート、紅玉を皮ごと使った酸味のある
 ジャムなどを合わせていました。
 色んな味やアクセントが入っていて、
 重層的に味を感じる仕立てでした。
 コーヒーも美味しく、最後まで
 楽しませてもらいました。

《最後にひとこと》
2025/1に横浜のSALONE2007で初めて
サローネの料理をいただいて以来、今回で
テアトリーノは8回目、グループ全体で
34回目の訪問でした。
自分でも少し驚いているのですが、
1年間で34回もの食事をしても、
全く飽きないどころか、毎回異なった
味わいを楽しめます。
それだけ計算され、練られた美味しい料理。
2026年も楽しみです!

お店からの返信

IL TEATRINO DA SALONE

2026/02/05

skier-dai27様
いつもご愛顧いただき、本当にありがとうございます。
34回ものご来店、そして今回も最高のご評価をいただけたこと、スタッフ一同とても喜んでおります。
​ノンアルコールのペアリングを気に入っていただけたのも嬉しい限りです。長いお付き合いの中で、こうして新しい発見を楽しんでいただけることが私共にとって一番の幸せです。
35回目、36回目とお会いできる日も、楽しみにお待ちしております!

支配人 松永尚軌

2026/01/22 更新

7回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

斎藤シェフの「パスタの存在証明」も味わいに!

イルテアトリーノダサローネの2025/11には
ディナーで伺いました。こちらの南青山の店舗
には7ヶ月連続で行っていまして、毎回印象深い
美味しいイタリア料理をいただいていますが、
今回は特に斎藤類シェフの「パスタの存在証明」
というイタリアンウィーク100に応募された
パスタも楽しみに伺いました。

月替わりディナーコース【霜月】
〈全10皿+食後のひととき〉

①【先付け】杏子茸 鮟鱇 根セロリ
 杏子茸とフランス産のキノコを使った一品
 です。イタリアンパセリと、中には根セロリ
 のピューレやアンコウを白ワインで煮込んだ
 ラグーが入っています。さらにコリアンダー
 シードもアクセントとして入れており、
 味わいの変化も楽しめます。
 一口で食べる料理ですが、食べた後に噛み
 進めていくに従って、どんどん味わいが
 変化していったので面白かったです。
 そして美味しかったです!

②【お造り】寒鰆 辺塚だいだい 蕪
 3部構成で味わえるサワラでした。
 一番左はサワラをそのまま楽しむ部分で、
 中盤には西洋ワサビのピューレと酢漬けに
 したカブを使っていました。一番右手には
 鹿児島産のだいだいのピューレと皮や
 マイクロセロリやマイクロパースレーを
 添えたインサラータ仕立てでした。
 最近様々なリストランテでサワラを使った
 料理を頂きますが、爽やかな路線で言うと
 今回が一番シンプルで、かつあっさりして
 いました。美味しかったです。
 
③【冷菜】鴨 フォアグラ プレコーチェ
 ロンバルティア州のマントヴァという所の
 貴族に出していた料理をオマージュした
 一品ということです。本来だと茹でた鶏と
 トレヴィス、バルサミコ、オレンジ、チーズ
 を使うそうですが、今回は鴨で代用して、
 さらにフォアグラを使って旨みを補うように
 しており、そのフォアグラは燻製して低温で
 調理したそうです。他にもバルサミコや
 燻製したヘーゼルナッツ、削ったナッツも
 合わせて味の変化も楽しめました。
 まずフォアグラを使っているという時点で
 驚きで、さらにバルサミコやナッツとの
 相性もよく、もう一度食べたい一皿でした!

⭐︎【パスタの存在証明】〜思い出のパスタ〜⭐︎
 “幼少期の「胡麻と大葉のつけ素麺」の記憶を、
 セモリナ粉の自家製パスタで表現。
 アサリと昆布の旨味オイルに、
 自家製胡麻ペーストと花穂紫蘇、アオリイカを
 合わせ、食べ進めるとバジルソースが終み、
 ジェノベーゼへと変化します。
 原点の味を現代のパスタに昇華。一斎藤類
 シェフの生い立ちと思想を込めた、
 真のシグネチャーパスタ。”(公式から引用)
 
 以前夏に斎藤シェフの冷製パスタを頂いた
 ことがあり、非常に美味しかったということ
 もあり、今回も期待していました。想像を
 超える、今まで味わったことのないパスタで、
 胡麻と大葉というイタリアンではまず見ない
 であろう組み合わせを、食感や喉越しという
 観点からも計算されて素晴らしいパスタに
 仕立てられていました。
 結果は5位ということで、トップレベルに
 ランクインされていました。
 おめでとうございます!
 賞状も贈られて来ると仰っていたので、
 次回ぜひ見させて頂ければと思います!

④【葛餡】甘海老 銀餡
 スフォルマートという、野菜のピューレや
 卵を固める料理があるのですが、今回は
 オマール海老を煮詰めて、旨みを凝縮して
 それを卵やリコッタチーズを合わせて
 作られたそうです。そのため本来のとは
 食感が少し異なり、茶碗蒸しのような仕立て
 になっています。さらにアサリの出汁と
 トマトの出汁を合わせたものにイタリアの
 グラッパを加え、上には兵庫産の甘エビや
 イタリアンパセリも乗せて、奥深い味わい
 を実現していました。美味しかったです!

⑤【麵物】カバテッリ 牡蠣 カーボロネロ
 カバテッリというショートパスタを使った
 一品です。指で締めながら作るパスタで、
 ソースは黒キャベツと牡蠣のエキスで
 作ったペーストです。さらにチップス状の
 も添えて、牡蠣自体は青のりを使って
 蒸しあげて、山椒も合わせて頂きます。
 食感も香りも楽しめる一品で、こちらも
 非常に印象に残っています。

⑥【お椀】鶏出汁 カモミール インボルティーニ
 鶏のコンソメを使ったズッパです。
 コンソメを取ったあとにカモミールの香りを
 移して作ったものだそうで、今までにない
 初めての組み合わせでした。そこにセージを
 詰めた鶏肉であるインボルティーニを入れ、
 旨味も感じる飲みやすいズッパです。
 カモミールというとハーブティーのイメージ
 が強いですが、スープでほんのり香る感覚が
 唯一無二で美味しかったです!

⑦【麺物】タリアテッレ 霧島黒豚 黒麦酒
 黒ビールで煮込んで作ったラグーソースを
 使ったパスタです。チーズはアジアーゴと
 いうパルミジャーノより柔らかく、また
 熟成したものはパスタに合うと言われる
 チーズを使用し、香りのアクセントには
 ロングペッパーを削っていました。
 さらに今回は追加で黒トリュフをかけて
 もらいましたので、トリュフの香りも
 楽しめる仕立てになりました!

⑧【焼き物】”Premium DEER”鹿ロース炭焼き 
     火焔菜 木苺
 広島産の鹿の炭火焼きです。付け合わせには
 ビーツとカブの仲間の野菜を皮付きのまま、
 塩釜蒸しにして、2時間ほど包み焼きを行い、
 最後にバターで焼いたものでした。
 さらにタイムを散らし、真ん中のソースには
 フランボワーズも入れて、甘さも感じる
 ようになっていました。

⑨【氷菓子】巨峰 黒蜜 赤目箒
 巨峰のソルベです。九州産のピオーネに
 イタリアのマルサラ酒を少し加えて作った
 一品で、さっぱり食べられるように工夫
 されています。赤ワインビネガーを入れ、
 酸味を加えたり、上にはパープルバジル。
 さらに黒蜜も合わせて、独特の香りと
 爽やかな喉越しも特徴です。

⑩【甘味】"今牧場”朝日丘 洋梨 トンカ豆
  【食後のひととき】コーヒー又は紅茶
 フレッシュチーズで、臭みはなく旨味が
 濃縮されたチーズらしいクリームを使って、
 それに卵黄を使ったソースをトンカ豆の
 ジェラートの中に入れ、ティラミスの
 ような組み合わせで仕立てられていました。
 ココアパウダーやカカオニブなどではなく、
 洋梨のコンポートとグラッパの泡のソース
 が添えられているのですが、これがまた
 美味しくて、全体の味を引き立ててくれて
 お代わりしたいほどでした。
 ドルチェまで美味しかったです!

《最後にひとこと》
やっぱり今月も素晴らしく美味しくて、
かつ斎藤シェフの思い出のパスタや
岩名シェフのティラミス風ドルチェなど
ワクワクする料理が多く、嬉しかったです。

さらに松永支配人のお話も面白く、
特に音楽への造詣も深かったので、
今後はその辺についても教えてもらえれば
と思ってます!

お店からの返信

IL TEATRINO DA SALONE

2026/02/05

skier-dai27様
毎度ご来店ありがとうございます!
斎藤の思い出のパスタや岩名のティラミス、気に入っていただけて何よりです。スタッフの個性が光る料理を楽しんでいただけるのが、私たちにとっても一番の喜びです。
​音楽のお話も、興味を持って聞いてくださり嬉しかったです。
お食事はもちろんですが、ぜひまた音楽についてものんびり語りましょう。
次回のご来店も、スタッフ一同心よりお待ちしております。

支配人松永尚軌

2026/01/16 更新

6回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

全てのインパクトが強い 素晴らしいディナーに

2025/10のイルテアトリーノダサローネの
レビューです。今回もディナーで伺いました。
そしていつも通りですが、カウンターで
最後の調理工程などを見ながら楽しく、
過ごさせて頂きました。

“月替わりディナーコース【神無月】
〈全10皿+食後のひととき〉”

①【先付け】真蛸 雪室完熟メークイン 二冬越し
 今月も斎藤シェフの一口で食べる一品から
スタートです。タコを50度で4時間もの
 時間をかけてじっくりと火を入れたものに、
 十勝井上農場からの完熟メークインの
 ピューレ、マイクロセロリ、レモンのゼスト
 を合わせていました。とても美味しかった
 ですし、日比谷の系列店で頂くタコの一品
 とはまた異なっていて、面白かったです。

②【お造り】鰹 西洋葱 鹿コンソメ
 カツオを使った料理でした。イタリアでは
 カツオをあまり食べないらしいのですが、
 今回は鹿に見立てるイメージにした作った
 そうです。西洋ネギのフリットやポルチーニ
 と鹿のお出汁のジュレを合わせていました。
 また手前には普通のオリーブオイルが、奥に
 イチジクの香りがついたオリーブオイルが
 かけられているので、手前から奥にかけて
 味わいの変化も楽しむ一品でした。

③【冷菜】仔牛 菊芋 
 非常に印象に残っている美味しい前菜でした。
 食感と香りも良くて、もっと食べたくなる
 こと間違いなしです! イタリアの北部で
 食べられる、茹でた仔牛にツナマヨのような
 ツナのソースを付けるヴィテッロ・トンナート
 をモチーフにしたそうです。
 今回は仔牛を茹でて、菊芋をのせたソースと
 さらにルッコラセルバチコのジュレを合わせ、
 ケッパーのソースやマスタードの新芽も
 まるで生えているかの如く植えられて
 いました。他にもコリアンダーシードが一個
 添えられており、以前もテアトリーノで頂いた
 ことがありますが、香りのアクセントにも
 なるので、味変にも使えて美味しかったです。

④【揚げ物】八色しいたけ レバー
 新潟の魚沼産の椎茸を使った美味しい一皿で、
 特にレバーの印象も強いです。
 まず衣はビールで作られており、
 さらに上からはケッパー塩をかけて、
 マイクロパースレも添えられていました。
 これは北イタリアで、マルサラ酒と
 キノコを合わせて煮込む料理があり、それを
 モチーフにしたからだそうです。
 鶏レバーのなめらかなペーストと
 マルサラワインのソースが美味しくて、
 椎茸をこんなにも引き立たせられるという
 ことに驚きました。美味しかったです!

⑤【お椀】金目鯛 出汁
 以前テアトリーノで似たようなお出汁を
 使った料理があったそうで、今回はそれを
 アレンジして進化させたということです。
 金目鯛についてはその時の一番良いものを
 仕入れるようにしていて、それをイタリア
 でも親しまれている炭火焼きで、お魚の
 ブロード、コンソメを取り、和的な感覚
 もありながらもベースはイタリアンな一品
 でした。オリーブオイルを上からかけられて
 いて、そのスープをおちょこに移して飲む
 のですが、香りも楽しめてご飯が欲しく
 なりました!

⑥【麺物】バヴェッティーニ 赤海老 茸
 水分を抜いて、ねっとりとした赤海老を
 使ったパスタです。そしてこの海老の食感
 は今まで色々な海老を食べた中で最も、
 ちょうど良いねっとり感があり、パスタとの
 相性も良かったです。ソースのベースには
 オマール海老やイカのお出汁を入れて、
 甲殻類の香りも引き立たせていました。
 上にはハーブのマジョラムを加えて舞茸とも
 合わせられています。美味しかったです!

⑦【包物】ファゴッティーニ 牛肉煮込 不断草
 小さな包みという意味を持つラビオリの一種
 のファゴッティーニを使った一品です。
 中には牛の煮込みのソースを入れており、
 バターとチーズのソースのサフランの香りを
 移し、さらにビエトラというイタリアでの
 ほうれん草のような野菜をボイルして合わせて
 いました。バターベースということもあり、
 誰もが絶対好きな味で、大満足でした。
 もう一度食べたいです。

⭐︎「ポルチーニのパスタ」⭐︎
 裏メニューということで、丁度ポルチーニ
 が最後あったということで、追加で
 頂きました。ポルチーニとイタリアンパセリを
 少し加え、さらに酸味をアクセントにする
 ようにトマトをカットして入れられてました。
 ポルチーニのパスタは特にこの時期に、
 色んなリストランテで味わうことが多いですが、
 トマトの酸味とのバランスもよく、
 印象に残りました。美味しかったです!

⑧【焼き物】”愛知県産”あいち鴨炭焼き 蓮根
 今回も愛知産の旨みの強いあいち鴨です。
 今回の付け合わせはレンコンとオレンジの
 風味をつけたマスタードが添えられて
 いました。鴨とオレンジの組み合わせは
 ヨーロッパではよくあるそうで、それを
 モチーフにしたこともあり、マスタードに
 採用したそうです。レンコンもホクッとして
 いてとても美味しかったです!

⑨【氷菓子】チョコレート パッションフルーツ
 見た目は完全なチョコレートですが、食べると
 パッションフルーツを感じられるデザートで、
 見た目からは想像できない複雑な味わいを
 楽しむことができます。

⑩【甘味】和栗 和蘭三葉
  【食後のひととき】コーヒー又は紅茶
 イタリアのモンブラン、モンテビアンコです。
 弓削シェフのレシピをもとに岩名シェフが
 作られたそうなのですが、弓削シェフが以前
 務められていたフレンチレストランで栗と
 根セロリなど、セロリを使うことが多かった
 そうで、それをオマージュしたそうです。
 上のシートが栗で、下には根セロリを使った、
 クリームとホワイトチョコのムース、甘さのない
 栗のパウダーも使い、味が重層的に感じられる
 ようになっていました。お代わりが欲しいほど
 美味しかったです!

《最後にひとこと》
このレビューは少し時間が空いてから
打っているのですが、全ての料理が
口の中で思い出すような感覚があります。
それほど全て美味しかったです。
来月も楽しみです!

2026/01/07 更新

5回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

こんなに美味しいリゾットは初めてです

2025/9のテアトリーノにもディナーの
“月替わりディナーコース【長月】
〈全10皿+食後のひととき〉”
を食べに伺いました。
特に今回は海老とピスタチオを合わせた一品
やリゾット、さらにイチジクとゴルゴンゾーラ
のデザートなど今まで食べたことのない、印象
深い素晴らしい料理が多かったです。

また今回は弓削啓太シェフが10/10にサローネを
退社されるということで、テアトリーノで
お会いするのは最後になった会でもありました。

①【先付け】“なかやま牧場”高原黒牛 トリュフ
 お肉とトリュフの組み合わせは、横浜の
 系列店でも提供していますが、こちらでは
 カリカリのチップスの上に具材が乗っている
 という感じでした。パンで作ったシートを
 焼いているので、パリパリとした食感とパンの
 香りも楽しめるように工夫されていました。
 お肉は、なかやま牧場の黒牛のカイノミを焼き
 薄く切って、卵黄のソースとマジョラムを
 合わせ、さらにサマートリュフと熟成した
 パルミジャーノを上からかけていました。
 先付けとは思えない贅沢な一品でした!

②【お造り】梭子魚 ズッキーニ ライム
 ズッキーニの酸が効いたソースにカマスを
 合わせた一品です。夏と秋の間ということで、
 爽やかな雰囲気も出したいと考えて、
 ライムの泡のソースと甘長唐辛子を輪切りに
 したものを合わせていました。さらに大根の
 つまをイメージして、ラディッシュを塩漬け
 にして入れられており、爽やかでありながら
 パンチのある大好きな一皿でした。

③【冷菜】ピスタチオ 高海老
 初めて食べる味で最初は驚きましたが、
 シチリアでは親しまれている組み合わせの料理
 だそうです。今回は一年に一回しか収穫しない
 という香り高く、彩りも綺麗なピスタチオを
 使っており、しかも今回はくず餅を使っている
 ため、食感が胡麻豆腐に近い印象を受けるもの
 であったことから、ワサビが合うと考えて
 西洋ワサビのグラニテを上から散らしたそう
 です。上には鹿児島県産の甘エビとマルサラ酒
 のゼリーも添えられています。
 ワサビが少しアクセントになっていながらも、
 ピスタチオと海老の味をしっかりと感じられ、
 印象に残る一皿になりました。

④【お椀】赤出汁 淡雪真蒸 オレンジ
 甲殻類のお出汁、イカなどの魚介系のお出汁を
 中心にトマトと赤ワインで作った赤出汁の味噌
 イメージのお椀でした。中にはイカの真蒸を
 メレンゲと合わせて、フワフワと柔らかい
 口当たりの仕立てになっていました。
 特に甲殻類だと思いますが、その旨みが
 真蒸とほんわか香るオレンジとマッチして
 いてとても美味しかったです。
 もう一度飲みたいズッパです!

⑤【揚げ物】鱧 茄子 花穂紫蘇
 シチリアで親しまれているナスとチーズと
 バジルを入れたトマトベースのパスタがある
 ということで、今回はそれをモチーフにした
 フリットでした。ナスをローストして、
 リコッタチーズとハモのフリットを合わせた
 シンプルながらも複雑な味わいが口に広がる
 料理でした。トマトのソースと一緒に混ぜて
 食べると特に美味しかったです。

⑥【御飯物】ホシユタカ 楚蟹 檸檬
 今回一番感動したリゾットです。今まで
 リゾットを頂いたことは多くはありません
 が、今後もリゾットを食べたいと思った
 素晴らしい一品です。本ズワイガニと甲殻
 のお出汁で作っているそうで、マイクロセロリ
 とハーブも添えられているので、あっさりと
 した感じかと思いきや、下には蟹味噌が底に
 あり、食べ進めながら味わいの変化も楽しめる
 ものでした。お米は佐賀県のホシユタカという
 のを使っていて、これは弓削シェフの出身が
 佐賀県ということにも因んでいるそうです。
 このリゾットを食べにもう一度来た方も
 いらっしゃるということでしたが、その理由は
 食べて一口でわかりました。美味しかったです!

⑦【麺物】タリオリーニ あいち鴨
 今回は少し幅が狭めな手打ちのタリオリーニ
 を使ったパスタでした。卵黄を使った歯切れの
 良いパスタに、愛知産のあいち鴨という、
 柔らかくてクセの少ない鴨肉を使って、その
 旨みがしっかり出るモモ肉を骨ごと煮込んだ
 ラグーソースを合わせていました。お肉自体
 も肉感を感じられるようにと、大きめにカット
 して黒胡椒とシンプルに合わせていました。
 ラグーの濃厚で奥深いソースのシンプルに
 黒胡椒という組み合わせがとっても良くて、
 絶妙でした。

⑧【焼き物】グラスフェッド仔羊炭焼き 茸 
      ローズマリー
 アイルランドのグラスフェッド子羊を
 炭火焼きしたメインです。国産の舞茸と
 大黒しめじと合わせ、ソースにはトマトと
 ローズマリーを効かせたカチャトーラソース
 を使い、一緒につけながら頂きました。

⑨【氷菓子】アルケルメス トマト
 弓削シェフがイタリアのシチリアに研修に
 行った際に、現地のジェラート屋に入り
 その時に食べて美味しかった味を再現した
 ジェラートです。今回はアルケルメスという
 ピンク色のリキュールをジェラートにして、
 さらにトマトを下に、パッサータという状態
 にして合わせたそうです。
 シンプルなのですが、キリッとした感じで
 食べられるプレドルチェでした!

⑩【甘味】無花果 ゴルゴンゾーラ ポルチーニ
  【食後のひととき】コーヒー又は紅茶
 イチジクは薄く粉を振って、水に当ててという
 サイクルを繰り返し行い、揚げ浸しのような衣
 を表面に纏わせて、一度揚げたものです。
 上にはイチジクのジャム、ゴルゴンゾーラと
 蜂蜜のジャム、そこに赤ワインとポルチーニを
 使って、旨みを感じる甘いゼリーに仕立て、
 さらにポルチーニのパウダーをかけた極上の
 ドルチェでした。こちらも非常に印象に
 残っている一品です。

《最後にひとこと》
今回もリゾットを中心に、インパクトの強い
料理が多く、大満足でした!
弓削シェフがいなくなってしまうのは残念
ですが、斎藤シェフ、岩名シェフ、松永さん
を中心としたテアトリーノを今後も
楽しみにしてます!

2026/01/02 更新

4回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

心に刻まれる素晴らしいイタリア料理

“月替わりディナーコース【葉月】
〈全10皿+食後のひととき〉”という月替わりのコース
を今月もいただきました。以前はランチに伺っていた
のですが、今回はこちらでは初めてのディナーです!

■【先付け】高海老 バジル トマト
■【お造り】鯵 パプリカ麺
■【温菜】鯉 万願寺唐辛子
■【揚物】”安芸高田”夏鹿
■【冷製麺】胡麻 緑薄荷 本鮪
■【お椀】羊 出汁
■【麺物】タリアテッレ 十勝ロイヤルマンガリッツァ豚
■【焼き物】”なかやま牧場”高原黒牛炭焼き 
     二冬越しメークイン
■【氷菓子】パイナップル 玉蜀黍
■【甘味】水羊羹 アマゾンカカオ マンゴー
■【食後のひととき】コーヒー又は紅茶

やっぱり素晴らしく美味しかったですね。
そして今月は特に印象に鮮明に残る、印象深い料理
が多かったです。また来月以降も楽しみです!

2025/09/11 更新

3回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

驚きと感動と懐かしさと.

【昼重ね】九重・季節の厳選食材と炭火焼きで楽しむ
月替わりランチコース〈全9皿+食後のひととき〉

■【先付け】雲丹 玉蜀黍 海苔
 シチリアのウニは磯の香りが強いという特徴がある
 そうで、さらに色も赤く、日本のとは違うそうです。
 今回のウニは北海道産のもので、その下に磯の香りの
 演出として、青のりを佃煮にして、リコッタチーズ
 と一緒にしていました。さらに夏の美味しい食感の
 とうもろこしを下に敷いて、食感も楽しめるように
 工夫されています。殻はウニの殻に見立てた竹炭で
 色をつけたカダイフをカリカリに焼いたもので作って
 おり、見た目も楽しめる一皿です!

■【お造り】神経締め真鯛
 高知県宿毛湾の神経締め真鯛を使用した、フェンネル
 とナスタチウムがアクセントのカルパッチョです。
 鮎の魚醤と塩で引き出した真鯛本来の甘味とその
 口当たりを堪能できるように設計されていて、
 手前にはアサリと真鯛の頭、ポロネギから丁寧に引く
 出汁のジュレが添え、奥にはマイクロリーフとワサビ
 のような香りのするハーブのナスタチウムを融合され
 ていて、さらにレホールという西洋ワサビのグラニテ
 も爽やかな香りと辛味を引き立てるようになっている
 新しいカルパッチョでした!シンプルな味わいでも
 複雑に全てが整っているテイストで、楽しめる料理
 でした!

■【揚物】白茄子 太刀魚
 ナポリのサルデーニャという地方で親しまれている
 料理で、元々はオーブンを使う家庭的な料理で、
 ナス、トマト、チーズ、バジルを中心としながらも
 作る人によって味が異なっているそうです。
 今回は日本の白ナスに切れ目を入れて、その間に
 チーズ、自家製のセミドライトマト、バジル、太刀魚
 を入れて、カリカリのフリットに仕立ててあります。
 さらに本来はレモンを絞るのですが、カリカリの衣が
 柔らかくなってしまうという懸念から、レモンの酸味
 を持たせた、ナスの衣で色をつけたシートを加え、
 また何もない部分にはバジリコを下に敷き、味わいの
 変化も楽しめるようになっています!

■【お椀】冬瓜 テネルミ
 こちらは弓削シェフがイタリアで食べた時に衝撃を
 受けた味をリストランテとして再構築して、提供する
 という発想から生まれた一皿です。僕も今までの中で
 ズッパ系(スープ)の料理の中では一番印象に
 残りました。どこか懐かしい日本の味を感じながらも
 新しい感覚も味わえる感覚で、面白かったです。
 そして今回訪問したイルテアトリーノダサローネの
 系列店に当たる、byebyebules Tokyoの本店の
 パトリッツァシェフから教わったレシピをもとに、
 テネルミという野菜とトマト、バキバキに折った
 パスタをムール貝などのお出汁と煮込む方法で、
 そのすべての食材が使用されているそうです。
 お出汁もパスタから引いて、とろみを付けています。
 またズッキーニルンギは和の食材を使うということで
 冬瓜で代用しているそうです。シンプルながらも
 奥深く、そしてなぜか懐かしさを回顧させる印象的な
 料理でした!

■【麺物】スパゲットーニ 鰯 ディル
 手打ちのスパゲットーニで、もちもちの生パスタを
 イワシとピノケットサフランがメインになるように
 仕立ててありました。本来はイワシのラグーと
 ピノケットというハーブももっと麺に絡ませるのです
 が、今回はあえてお出汁にその旨みを凝縮させて、
 そのお出汁の中で煮込むというスタイルで調理した
 そうです。そのため見た目ではイワシ自体は見えない
 ですが、食べた瞬間に口の中で力強く存在感が出る
 ようになっていました!非常に美味しかったです!
 個人的にはもっと量も食べたいくらいでした!
 コース全体のことを考えての事だとは思いますが、
 美味しすぎておかわりしたい程です!

■【焼き物】平田牧場三元豚 万願寺唐辛子
 イルテアトリーノダサローネの名物の一つでもある
 炭火焼きを使ったメインの豚料理です。今回は
 平田牧場の三元豚の肩ロースの炭火焼きで、
 万願寺唐辛子はシンプルに塩のみで味付けしてあり、
 その甘みを感じられるようになっています。
 (話はずれますが、先日他のイタリア料理店で生の
 万願寺唐辛子を使ったパスタがありますが、そちらは
 ピリ辛要素を入れるために使われていました。やはり
 生のままだと辛さがまずストレートに来ますが、
 一回火にかけると逆に甘みが出るんだな、と勉強に
 なりました)
 中心の緑のペーストはハリッサと言って、南イタリア
 ではよく用いられるそうです。普段は赤色が多い
 そうで、フレッシュな唐辛子とスパイスを使います。
 今回は青唐辛子を使い、南イタリア風にクミンも
 入れているそうです。スパイスが効いていて、今まで
 のイタリア料理のイメージとは異なった局面も感じ
 られて、楽しめました!
 

■【お食事】量が選べるトマトソーススパゲッティ
 (20g~50g)
 サローネ定番のポモドーロです。今回は上のソース
 がいつもよりも多かったこともあり、味わい深く
 たっぷりとパンを付けながら頂きました。
 そして来月の鯉を使った新作メニューを考えられて
 いるということで、横浜の店舗でもお世話になった
 岩名シェフが目の前で鯉を焼いていらっしゃった為、
 来月のメニュー(8月分)を楽しみにしながら、50gの
 ポモドーロを頂きました!

■【氷菓子】西瓜 茉莉花
 夏にシチリアではスイカをよく食べるそうです。
 スイカの形など、日本のスイカのイメージとは
 異なる箇所も多いそうです。例えばイタリアでは
 スイカを絞り、その果汁を使ったジェロというゼリー
 を作って食べるそうですが、日本のだとフレッシュな
 感じが出にくく、あえて今回はそのままにしており、
 あとはジャスミン茶を使ったジェラート、パウダー、
 スターアニスと共に楽しみます!
 夏にぴったりのデザートで、スターアニスの香りも
 マッチしていて、大満足でした!

■【甘味】あんみつ 巨峰 抹茶
 マスカルポーネをベースに抹茶やオレンジゼスト
 (オレンジの皮を削ったものです)を合わせた
 ジェラートをメインにホワイトチョコと
 ヘーゼルナッツのエスプーマやガナッシュクリーム
 で整えられたこれまた新感覚の美味しいデザート
 です!特に印象深いのは黒蜜のソースが別に用意
 されていて、自分の好みのタイミングでかけて頂く
 のですが、赤ワインを使用されているという事で
 和風な黒蜜とは違い、巨峰とも相性の良い上品な
 味わいを堪能できるようになっていました。
 さらにローズマリーの寒天やみつ豆も加わり、
 コースの締めくくりまで楽しめました!

■【食後のひととき】コーヒー又は紅茶

毎月、伝統的なイタリア料理をベースとしながらも
新しい感覚を味わえるイルテアトリーノダサローネ、
来月のメニューも鯉があるのかも含めて、楽しみに
しています!

2025/08/03 更新

2回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

カウンター席で贅沢なイタリア料理を

今月も南青山にある、サローネグループの「小劇場」
イルテアトリーノ・ダ・サローネにて
9品の最高級ランチコースを頂きました!

“【昼重ね】九重・季節の厳選食材と炭火焼きで楽しむ
月替わりランチコース〈全9皿+食後のひととき〉”
(税別9500円+ワイン代+サービス料10%)

■真蛸 茴香 オレンジ
 メインのタコは三重県鳥羽から仕入れされたタコで、
 しっかり火は入っているのですが、生の食感も
 楽しむことができます。シチリアのウイキョウと
 オレンジという組み合わせをベースとして再構築
 された一品ということです。タコは45度で4時間
 茹でられているそうで、独特の食感をオレンジの香り
 を楽しみながら頂きました。系列のリストランテの
 SALONE TOKYOでも一品目は茹でタコという料理
 でして、茹で方などの違いはありますが、どちらも
 オレンジの風味を出していて、非常にタコとの相性が
 よく、美味しかったです。上にはフェンネルのお花
 も添えられています。見た目も綺麗ですね!

■ ガスパチョ 鰹 シナモン
 冷製スープです。ガスパチョというトマトを使った
 イタリアのスープで、今回はカツオとも合わせた一品
 です。現地だとトマトとマグロを組み合わせるとか。
 しかし今回はカツオなので、高知で有名なわら焼きを
 イメージされたそうです。というのもマヨネーズを
 かけて食べることがわら焼きすると多いそうなので、
 それをモチーフに卵黄のソースと、燻製させたオイル
 がかかっていました。今までのサローネグループでは
 頂いたことがないスープで、しかもシナモンが程よく
 効いていて、非常に美味しかったです!
 
■甘海老 マンゴー リコッタ
 近代的なイタリア料理屋の組み合わせとして、
 フルーツと合わせる方法があるそうです。日本での
 お造りはイタリアではカルパッチョにあたるのですが、
 今回はフレッシュで美味しい海老を味わいながら、
 海老の濃厚なソースをリコッタチーズと合わせて、
 海老味噌のようなイメージで、完熟のマンゴーと
 頂きます。さらにイタリアでは海老料理にアーモンド
 を合わせることが多いそうで、今回はピーナッツと
 豆もやしをサフランの香りをつけて添えてありました。
 やはりフルーツが入るとフレッシュな風味、舌触りが
 海老と程よく混ざり、旨みを感じられるので、また
 新しい経験ができた一品でした!

■仔羊 鰻 ホワイトアスパラ
 イタリア料理でなかなか見る機会はないであろう、
 ウナギを使った料理です。見た目からも分かるかも
 知れませんが、蒲焼きのようなイメージが近く、
 ソース(タレ)もうなぎのタレを連想させますが、
 これはシチリアのマルサラ酒というお酒の甘口を
 煮詰めたソースということで、もちろんイタリアの
 要素を充分に含みながら和との融合が図られてます。
 仔羊はスペアリブの部分を柔らかく煮込んで、さらに
 ホワイトアスパラは炭火で焼いています。最後に
 ローズマリーを刻んだオイルを散らしていました。
 スパイシーな風味を感じながら、仔羊と鰻とアスパラと
 いう全く想像のつかない組み合わせを実現させてくれる
 美味しい一皿でした!

■チリオーレ サマートリュフ  
 僕の中では今回、かなり印象に残ることとなった、
 非常に美味しいパスタです。今後も他のグループ店舗
 でも追加のパスタとかで頼みたくなる感じです!
 パスタ麺はこちらで作られているんでしょうか。
 麺がいつもとは違い、カラヒグ麺も大好きなのですが、 
 また新しい経験ができました。そのパスタですが、
 イタリアのウンブリア州のチリオーレと
 呼ばれるもので、アンチョビとトリュフの組み合わせ
 が定番だそうです。今回もそれに倣い、軽めの
 アンチョビバターソースにサマートリュフがたっぷり
 かけられていました。シンプルながらも繊細な味が
 際立つテイストです。美味しかったです!

■三元豚 玉蜀黍 みのり
 カウンター席に座ると目の前で焼いてくれるのですが、
 そこで炭火焼きした三元豚がいただけます。
 非常に柔らかく、焼き加減もちょうど良く、
 豚自体の旨みもあり、付け合わせのとうもろこし
 との相性も抜群です。とうもろこしについては、
 イタリアの魚醤コラトゥーラで焼きとうもろこしを
 イメージしているということで、香ばしい香りが
 食欲をそそります。また栃木県那須高原の牧場で
 作られた「みのり」というセミハードチーズも
 ちょうど良いアクセントになっており、こちらも
 非常に印象に残る美味しい一皿でした!

■量が選べるトマトソーススパゲッティ(20g~50g)
 いわゆるポモドーロです!
 横浜のSALONE2007でも大好きなパスタでしたが、
 今回が今までの中で一番パンチがあって美味しかった
 です!なぜかは分かりませんが、でもいずれにせよ
 誰もが美味しいと感じる濃厚なトマトソースです。
 ネットでも購入可能ですので、気になる方は是非!
 あと、当日もキッチンにいらっしゃって、沢山お話し
 もさせて頂いた弓削啓太シェフのYouTubeでもレシピ
 が公開されているので、チャレンジされても面白い
 と思います!
 
■メロン 緑茶 カルダモン
 弓削シェフ考案の季節感を取り入れたメロンの
 デザートです。完熟メロンと合わせるのはなんと、
 渋みのある緑茶のシャーベットです。甘味と渋みの
 バランスにもこだわったと仰っていた通り、渋みが
 ありながらも甘いデザートとして食べれるのはすごい
 と思いました!またカレーのスパイスにも使われてる
 カルダモンをアクセントとして取り入れてました。
 サローネらしい、かつテアトリーノらしい
 オリジナルのデザートです!

■カカオ餅 アプリコット レンズ豆
 一言でいうとわらび餅風のデザートで、キャラメルと
 アプリコットを使ったジェラートです。
 ホワイトチョコをベースとしたエスプーマクリーム、
 中には自家製のあんこを、仕上げのソースには
 栗の花の蜜から作ったキャラメルのソースがかかって
 います。これこそイタリア料理と和との融合を
 物語っているという印象を受ける、新しいながらも
 どこか食べたことのある気分にもなれる新感覚の
 スイーツです。コースの最後まで驚きの味わいを
 楽しめて、大満足です。
 

■コーヒー又は紅茶

+サローネグループが運営している
 grape republicというワイナリーの白ワイン
+同じくgrape republic のオレンジワイン

今月も全品美味しく、さらにサマートリュフのパスタや
三元豚のようなメイン料理が特に印象に残りました。
デザートも新しい形で、かつカカオ餅は食感も楽しめ、
季節感を取り入れた一品でした。
サローネグループは接客が丁寧なことでも有名ですが、
その中でもこちらのテアトリーノはカウンター席が
メインなこともあってか、より一段高いレベルでの
お食事を楽しめると思います。

ランチもディナーも、基本コース一本なのですが、
今月からはランチ限定(平日限定ではないと思います)
で、ショートコースも始まりましたので、
より気軽に多くの人に楽しんでもらえるのではないか
と思います。僕自身も来月以降のメニューも非常に
楽しみです!

  • 感動した三元豚ロース、とうもろこしも美味しい

  • アンチョビバターソースが忘れられません!

  • オレンジの香りが食欲そそります!

  • 新感覚ながらも和を連想させるスイーツ

  • “テアトリーノ”を味わえます

  • グレリパワインと

  • ガスパチョ 鰹 シナモン

  • 初めての味でした

  • エビとマンゴーが合います

  • 仔羊、鰻、ホワイトアスパラ

  • チリオーレ 食感もいいですね

  • 香りが引き立ってます

  • 定番のポモドーロ

  • 今回は50gです

  • メロンのデザート

  • 紅茶と一緒に

  • 店内は落ち着く明るさが保たれています

  • お馴染みのオリーブオイル

2025/07/02 更新

1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

小さな劇場でイタリアンを

「月替わりおまかせランチコース 5月」を頂きました!
サローネグループでも特に格式が高いイメージの
“イル テアトリーノ ダ サローネ”でのランチは
「和」との融合も考えられており、
また新しい発見と素晴らしい料理と、
完璧なサービスを体験できました!

■アオリイカ 豆乳 花穂紫蘇
 白和えをモチーフとして、リコッタチーズで
 和えていました。イカの下には豆乳から作った
 バーニャフレイダというソースが使われており、
 一品目から和を感じる料理です。
 下のビスケット生地を持って、一口で頂きました。

■神経締め真鯛 トラパニ風 落花生
 これは和食のお造りをモチーフにしています。
 高知県の神経締め真鯛のカルパッチョということで、
 今回は鮎から作る魚醤を和えていて、さらにシチリア
 で親しまれているトラパネーぜと呼ばれるナッツと
 トマトを使ったソースがかかっており、バジルと
 ローストした落花生と共に頂く面白い一皿です!

■ 栄螺 黒米 新玉葱 貝出汁
 季節のサザエを使った一品ということで、サザエは
 オーブンでローストして旨みを閉じ込めてから、
 身をマリネしたものだそうで、ソースの肝を使い
 裏ごししているとのことです。また面白いことに、
 黒米を使い、サラダ仕立てになっています。
 そして、上にはアサリのお出汁を使ったゼリーが、
 バーブの香りと共に楽しむことができる一品です。

■アニョロッティ 加賀棒茶 しまさざなみ
 アニョロッティと呼ばれる、詰め物をしたパスタ
 です。僕自身は初めて食べるものでしたので、もう
 すでにここで新しい体験でして、さらに長崎の地鶏
 を使っていて、旨みも濃縮されていました。また、
 香りはほうじ茶のような感じです。これは石川県の
 加賀棒茶という一番茶の茎の部分を使っているから
 ということで、ここでもイタリア料理と和の融合
 を感じることが出来ました。

■ マルタリアーティ なかやま牛
 こちらのお料理は全く同じではありませんが、
 以前横浜にあるSALONE2007でも頂いたことが
 あります。ラグーソースが僕は好きなので、その
 大好物のベースのソースとチーズの相性は勿論
 バッチリで特に気に入りました。そして今回のお肉
 は広島のなかやま牧場産のようで、これまた
 サローネグループではよく聞く名前ですが、安定の
 高肉質な美味しさを毎回楽しむことができます。
 さらに今回のチーズですが、チーズを作るときに
 出てくる水分を煮て、塩漬けにしたリコッタチーズ
 だそうです。また食べたい一品の一つです!

■高原黒牛いちぼ 隠元豆 緑胡椒
 こちらも広島のなかやま牧場産でして、部位は
 イチボです。インゲン豆と、ロングペッパーと
 グリーンペッパーを使用したソースと牛のお出汁
 のソースで和えていました。はっきりとした味で
 ありながらも牛肉の旨みを楽しめる一品で、
 一口食べただけで、「お!」と思いました!

■トマト スパゲッティ
 サローネのパスタといったら「ポモドーロ」は
 まず外せない一品です。そしてパスタの量は調整
 できまして、僕はマックスの50gにしました。
 ちなみに横浜のSALONE2007ですと-100gまで
 注文できたので、いつも80gくらいは食べていた
 のですが、こちらではコースの品数も多いので、
 50gでかなり満腹になります。
 あと実はこのポモドーロはネットでも冷凍(?)で
 購入できるので、中々レストランに行けないという方
 にも是非一度は味わってみていただきたいです!

■ブラッドオレンジ ビーツ
 お口直しのジェラートということで、今回は
 ブラッドオレンジのソルベでした。上にはビーツ
 をペースト状にして、ピューレで塗っており、
 爽やかな香りと甘さが印象的なドルチェでした。

■ティラミス 黒ビール ラフロイグ 佃煮
 このティラミスはパスタの世界一に輝いた、
 弓削啓太シェフ考案の「和」を取りいれた、感動的な
 忘れられない一品です。下には黒ビールから作った
 ジェラートと、ラフロイグというスコッチの香り
 を効かせたエスプーマという炭酸ガスで絞った
 ソースをかけています。さらにマスカルポーネの
 プリンと合わせて、昆布の佃煮と一緒に頂きます。

■コーヒー又は紅茶

また、今回はキッチンに弓削シェフがいらっしゃって、
写真を撮っていただいた上に、サインもして頂いて、
非常に印象深くなる貴重な体験をさせて頂きました。

そして以前、横浜で勤務されていたシェフの方とも
ご挨拶させて頂いたりと、斎藤シェフをはじめとして
「小さな劇場」を楽しませて頂きました。

他のサローネグループ同様、メニューは月替わり
ですので、来月以降も楽しみにして伺おうと思います!

2025/06/09 更新

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