skier-dai27さんが投稿したIL TEATRINO DA SALONE(東京/広尾)の口コミ詳細

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IL TEATRINO DA SALONE広尾、表参道/イタリアン、イノベーティブ

4

  • 夜の点数:4.9

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
  • 昼の点数:4.9

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
4回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

心に刻まれる素晴らしいイタリア料理

“月替わりディナーコース【葉月】
〈全10皿+食後のひととき〉”という月替わりのコース
を今月もいただきました。以前はランチに伺っていた
のですが、今回はこちらでは初めてのディナーです!

■【先付け】高海老 バジル トマト
■【お造り】鯵 パプリカ麺
■【温菜】鯉 万願寺唐辛子
■【揚物】”安芸高田”夏鹿
■【冷製麺】胡麻 緑薄荷 本鮪
■【お椀】羊 出汁
■【麺物】タリアテッレ 十勝ロイヤルマンガリッツァ豚
■【焼き物】”なかやま牧場”高原黒牛炭焼き 
     二冬越しメークイン
■【氷菓子】パイナップル 玉蜀黍
■【甘味】水羊羹 アマゾンカカオ マンゴー
■【食後のひととき】コーヒー又は紅茶

やっぱり素晴らしく美味しかったですね。
そして今月は特に印象に鮮明に残る、印象深い料理
が多かったです。また来月以降も楽しみです!

2025/09/11 更新

3回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

驚きと感動と懐かしさと.

【昼重ね】九重・季節の厳選食材と炭火焼きで楽しむ
月替わりランチコース〈全9皿+食後のひととき〉

■【先付け】雲丹 玉蜀黍 海苔
 シチリアのウニは磯の香りが強いという特徴がある
 そうで、さらに色も赤く、日本のとは違うそうです。
 今回のウニは北海道産のもので、その下に磯の香りの
 演出として、青のりを佃煮にして、リコッタチーズ
 と一緒にしていました。さらに夏の美味しい食感の
 とうもろこしを下に敷いて、食感も楽しめるように
 工夫されています。殻はウニの殻に見立てた竹炭で
 色をつけたカダイフをカリカリに焼いたもので作って
 おり、見た目も楽しめる一皿です!

■【お造り】神経締め真鯛
 高知県宿毛湾の神経締め真鯛を使用した、フェンネル
 とナスタチウムがアクセントのカルパッチョです。
 鮎の魚醤と塩で引き出した真鯛本来の甘味とその
 口当たりを堪能できるように設計されていて、
 手前にはアサリと真鯛の頭、ポロネギから丁寧に引く
 出汁のジュレが添え、奥にはマイクロリーフとワサビ
 のような香りのするハーブのナスタチウムを融合され
 ていて、さらにレホールという西洋ワサビのグラニテ
 も爽やかな香りと辛味を引き立てるようになっている
 新しいカルパッチョでした!シンプルな味わいでも
 複雑に全てが整っているテイストで、楽しめる料理
 でした!

■【揚物】白茄子 太刀魚
 ナポリのサルデーニャという地方で親しまれている
 料理で、元々はオーブンを使う家庭的な料理で、
 ナス、トマト、チーズ、バジルを中心としながらも
 作る人によって味が異なっているそうです。
 今回は日本の白ナスに切れ目を入れて、その間に
 チーズ、自家製のセミドライトマト、バジル、太刀魚
 を入れて、カリカリのフリットに仕立ててあります。
 さらに本来はレモンを絞るのですが、カリカリの衣が
 柔らかくなってしまうという懸念から、レモンの酸味
 を持たせた、ナスの衣で色をつけたシートを加え、
 また何もない部分にはバジリコを下に敷き、味わいの
 変化も楽しめるようになっています!

■【お椀】冬瓜 テネルミ
 こちらは弓削シェフがイタリアで食べた時に衝撃を
 受けた味をリストランテとして再構築して、提供する
 という発想から生まれた一皿です。僕も今までの中で
 ズッパ系(スープ)の料理の中では一番印象に
 残りました。どこか懐かしい日本の味を感じながらも
 新しい感覚も味わえる感覚で、面白かったです。
 そして今回訪問したイルテアトリーノダサローネの
 系列店に当たる、byebyebules Tokyoの本店の
 パトリッツァシェフから教わったレシピをもとに、
 テネルミという野菜とトマト、バキバキに折った
 パスタをムール貝などのお出汁と煮込む方法で、
 そのすべての食材が使用されているそうです。
 お出汁もパスタから引いて、とろみを付けています。
 またズッキーニルンギは和の食材を使うということで
 冬瓜で代用しているそうです。シンプルながらも
 奥深く、そしてなぜか懐かしさを回顧させる印象的な
 料理でした!

■【麺物】スパゲットーニ 鰯 ディル
 手打ちのスパゲットーニで、もちもちの生パスタを
 イワシとピノケットサフランがメインになるように
 仕立ててありました。本来はイワシのラグーと
 ピノケットというハーブももっと麺に絡ませるのです
 が、今回はあえてお出汁にその旨みを凝縮させて、
 そのお出汁の中で煮込むというスタイルで調理した
 そうです。そのため見た目ではイワシ自体は見えない
 ですが、食べた瞬間に口の中で力強く存在感が出る
 ようになっていました!非常に美味しかったです!
 個人的にはもっと量も食べたいくらいでした!
 コース全体のことを考えての事だとは思いますが、
 美味しすぎておかわりしたい程です!

■【焼き物】平田牧場三元豚 万願寺唐辛子
 イルテアトリーノダサローネの名物の一つでもある
 炭火焼きを使ったメインの豚料理です。今回は
 平田牧場の三元豚の肩ロースの炭火焼きで、
 万願寺唐辛子はシンプルに塩のみで味付けしてあり、
 その甘みを感じられるようになっています。
 (話はずれますが、先日他のイタリア料理店で生の
 万願寺唐辛子を使ったパスタがありますが、そちらは
 ピリ辛要素を入れるために使われていました。やはり
 生のままだと辛さがまずストレートに来ますが、
 一回火にかけると逆に甘みが出るんだな、と勉強に
 なりました)
 中心の緑のペーストはハリッサと言って、南イタリア
 ではよく用いられるそうです。普段は赤色が多い
 そうで、フレッシュな唐辛子とスパイスを使います。
 今回は青唐辛子を使い、南イタリア風にクミンも
 入れているそうです。スパイスが効いていて、今まで
 のイタリア料理のイメージとは異なった局面も感じ
 られて、楽しめました!
 

■【お食事】量が選べるトマトソーススパゲッティ
 (20g~50g)
 サローネ定番のポモドーロです。今回は上のソース
 がいつもよりも多かったこともあり、味わい深く
 たっぷりとパンを付けながら頂きました。
 そして来月の鯉を使った新作メニューを考えられて
 いるということで、横浜の店舗でもお世話になった
 岩名シェフが目の前で鯉を焼いていらっしゃった為、
 来月のメニュー(8月分)を楽しみにしながら、50gの
 ポモドーロを頂きました!

■【氷菓子】西瓜 茉莉花
 夏にシチリアではスイカをよく食べるそうです。
 スイカの形など、日本のスイカのイメージとは
 異なる箇所も多いそうです。例えばイタリアでは
 スイカを絞り、その果汁を使ったジェロというゼリー
 を作って食べるそうですが、日本のだとフレッシュな
 感じが出にくく、あえて今回はそのままにしており、
 あとはジャスミン茶を使ったジェラート、パウダー、
 スターアニスと共に楽しみます!
 夏にぴったりのデザートで、スターアニスの香りも
 マッチしていて、大満足でした!

■【甘味】あんみつ 巨峰 抹茶
 マスカルポーネをベースに抹茶やオレンジゼスト
 (オレンジの皮を削ったものです)を合わせた
 ジェラートをメインにホワイトチョコと
 ヘーゼルナッツのエスプーマやガナッシュクリーム
 で整えられたこれまた新感覚の美味しいデザート
 です!特に印象深いのは黒蜜のソースが別に用意
 されていて、自分の好みのタイミングでかけて頂く
 のですが、赤ワインを使用されているという事で
 和風な黒蜜とは違い、巨峰とも相性の良い上品な
 味わいを堪能できるようになっていました。
 さらにローズマリーの寒天やみつ豆も加わり、
 コースの締めくくりまで楽しめました!

■【食後のひととき】コーヒー又は紅茶

毎月、伝統的なイタリア料理をベースとしながらも
新しい感覚を味わえるイルテアトリーノダサローネ、
来月のメニューも鯉があるのかも含めて、楽しみに
しています!

2025/08/03 更新

2回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

カウンター席で贅沢なイタリア料理を

今月も南青山にある、サローネグループの「小劇場」
イルテアトリーノ・ダ・サローネにて
9品の最高級ランチコースを頂きました!

“【昼重ね】九重・季節の厳選食材と炭火焼きで楽しむ
月替わりランチコース〈全9皿+食後のひととき〉”
(税別9500円+ワイン代+サービス料10%)

■真蛸 茴香 オレンジ
 メインのタコは三重県鳥羽から仕入れされたタコで、
 しっかり火は入っているのですが、生の食感も
 楽しむことができます。シチリアのウイキョウと
 オレンジという組み合わせをベースとして再構築
 された一品ということです。タコは45度で4時間
 茹でられているそうで、独特の食感をオレンジの香り
 を楽しみながら頂きました。系列のリストランテの
 SALONE TOKYOでも一品目は茹でタコという料理
 でして、茹で方などの違いはありますが、どちらも
 オレンジの風味を出していて、非常にタコとの相性が
 よく、美味しかったです。上にはフェンネルのお花
 も添えられています。見た目も綺麗ですね!

■ ガスパチョ 鰹 シナモン
 冷製スープです。ガスパチョというトマトを使った
 イタリアのスープで、今回はカツオとも合わせた一品
 です。現地だとトマトとマグロを組み合わせるとか。
 しかし今回はカツオなので、高知で有名なわら焼きを
 イメージされたそうです。というのもマヨネーズを
 かけて食べることがわら焼きすると多いそうなので、
 それをモチーフに卵黄のソースと、燻製させたオイル
 がかかっていました。今までのサローネグループでは
 頂いたことがないスープで、しかもシナモンが程よく
 効いていて、非常に美味しかったです!
 
■甘海老 マンゴー リコッタ
 近代的なイタリア料理屋の組み合わせとして、
 フルーツと合わせる方法があるそうです。日本での
 お造りはイタリアではカルパッチョにあたるのですが、
 今回はフレッシュで美味しい海老を味わいながら、
 海老の濃厚なソースをリコッタチーズと合わせて、
 海老味噌のようなイメージで、完熟のマンゴーと
 頂きます。さらにイタリアでは海老料理にアーモンド
 を合わせることが多いそうで、今回はピーナッツと
 豆もやしをサフランの香りをつけて添えてありました。
 やはりフルーツが入るとフレッシュな風味、舌触りが
 海老と程よく混ざり、旨みを感じられるので、また
 新しい経験ができた一品でした!

■仔羊 鰻 ホワイトアスパラ
 イタリア料理でなかなか見る機会はないであろう、
 ウナギを使った料理です。見た目からも分かるかも
 知れませんが、蒲焼きのようなイメージが近く、
 ソース(タレ)もうなぎのタレを連想させますが、
 これはシチリアのマルサラ酒というお酒の甘口を
 煮詰めたソースということで、もちろんイタリアの
 要素を充分に含みながら和との融合が図られてます。
 仔羊はスペアリブの部分を柔らかく煮込んで、さらに
 ホワイトアスパラは炭火で焼いています。最後に
 ローズマリーを刻んだオイルを散らしていました。
 スパイシーな風味を感じながら、仔羊と鰻とアスパラと
 いう全く想像のつかない組み合わせを実現させてくれる
 美味しい一皿でした!

■チリオーレ サマートリュフ  
 僕の中では今回、かなり印象に残ることとなった、
 非常に美味しいパスタです。今後も他のグループ店舗
 でも追加のパスタとかで頼みたくなる感じです!
 パスタ麺はこちらで作られているんでしょうか。
 麺がいつもとは違い、カラヒグ麺も大好きなのですが、 
 また新しい経験ができました。そのパスタですが、
 イタリアのウンブリア州のチリオーレと
 呼ばれるもので、アンチョビとトリュフの組み合わせ
 が定番だそうです。今回もそれに倣い、軽めの
 アンチョビバターソースにサマートリュフがたっぷり
 かけられていました。シンプルながらも繊細な味が
 際立つテイストです。美味しかったです!

■三元豚 玉蜀黍 みのり
 カウンター席に座ると目の前で焼いてくれるのですが、
 そこで炭火焼きした三元豚がいただけます。
 非常に柔らかく、焼き加減もちょうど良く、
 豚自体の旨みもあり、付け合わせのとうもろこし
 との相性も抜群です。とうもろこしについては、
 イタリアの魚醤コラトゥーラで焼きとうもろこしを
 イメージしているということで、香ばしい香りが
 食欲をそそります。また栃木県那須高原の牧場で
 作られた「みのり」というセミハードチーズも
 ちょうど良いアクセントになっており、こちらも
 非常に印象に残る美味しい一皿でした!

■量が選べるトマトソーススパゲッティ(20g~50g)
 いわゆるポモドーロです!
 横浜のSALONE2007でも大好きなパスタでしたが、
 今回が今までの中で一番パンチがあって美味しかった
 です!なぜかは分かりませんが、でもいずれにせよ
 誰もが美味しいと感じる濃厚なトマトソースです。
 ネットでも購入可能ですので、気になる方は是非!
 あと、当日もキッチンにいらっしゃって、沢山お話し
 もさせて頂いた弓削啓太シェフのYouTubeでもレシピ
 が公開されているので、チャレンジされても面白い
 と思います!
 
■メロン 緑茶 カルダモン
 弓削シェフ考案の季節感を取り入れたメロンの
 デザートです。完熟メロンと合わせるのはなんと、
 渋みのある緑茶のシャーベットです。甘味と渋みの
 バランスにもこだわったと仰っていた通り、渋みが
 ありながらも甘いデザートとして食べれるのはすごい
 と思いました!またカレーのスパイスにも使われてる
 カルダモンをアクセントとして取り入れてました。
 サローネらしい、かつテアトリーノらしい
 オリジナルのデザートです!

■カカオ餅 アプリコット レンズ豆
 一言でいうとわらび餅風のデザートで、キャラメルと
 アプリコットを使ったジェラートです。
 ホワイトチョコをベースとしたエスプーマクリーム、
 中には自家製のあんこを、仕上げのソースには
 栗の花の蜜から作ったキャラメルのソースがかかって
 います。これこそイタリア料理と和との融合を
 物語っているという印象を受ける、新しいながらも
 どこか食べたことのある気分にもなれる新感覚の
 スイーツです。コースの最後まで驚きの味わいを
 楽しめて、大満足です。
 

■コーヒー又は紅茶

+サローネグループが運営している
 grape republicというワイナリーの白ワイン
+同じくgrape republic のオレンジワイン

今月も全品美味しく、さらにサマートリュフのパスタや
三元豚のようなメイン料理が特に印象に残りました。
デザートも新しい形で、かつカカオ餅は食感も楽しめ、
季節感を取り入れた一品でした。
サローネグループは接客が丁寧なことでも有名ですが、
その中でもこちらのテアトリーノはカウンター席が
メインなこともあってか、より一段高いレベルでの
お食事を楽しめると思います。

ランチもディナーも、基本コース一本なのですが、
今月からはランチ限定(平日限定ではないと思います)
で、ショートコースも始まりましたので、
より気軽に多くの人に楽しんでもらえるのではないか
と思います。僕自身も来月以降のメニューも非常に
楽しみです!

  • 感動した三元豚ロース、とうもろこしも美味しい

  • アンチョビバターソースが忘れられません!

  • オレンジの香りが食欲そそります!

  • 新感覚ながらも和を連想させるスイーツ

  • “テアトリーノ”を味わえます

  • グレリパワインと

  • ガスパチョ 鰹 シナモン

  • 初めての味でした

  • エビとマンゴーが合います

  • 仔羊、鰻、ホワイトアスパラ

  • チリオーレ 食感もいいですね

  • 香りが引き立ってます

  • 定番のポモドーロ

  • 今回は50gです

  • メロンのデザート

  • 紅茶と一緒に

  • 店内は落ち着く明るさが保たれています

  • お馴染みのオリーブオイル

2025/07/02 更新

1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

小さな劇場でイタリアンを

「月替わりおまかせランチコース 5月」を頂きました!
サローネグループでも特に格式が高いイメージの
“イル テアトリーノ ダ サローネ”でのランチは
「和」との融合も考えられており、
また新しい発見と素晴らしい料理と、
完璧なサービスを体験できました!

■アオリイカ 豆乳 花穂紫蘇
 白和えをモチーフとして、リコッタチーズで
 和えていました。イカの下には豆乳から作った
 バーニャフレイダというソースが使われており、
 一品目から和を感じる料理です。
 下のビスケット生地を持って、一口で頂きました。

■神経締め真鯛 トラパニ風 落花生
 これは和食のお造りをモチーフにしています。
 高知県の神経締め真鯛のカルパッチョということで、
 今回は鮎から作る魚醤を和えていて、さらにシチリア
 で親しまれているトラパネーぜと呼ばれるナッツと
 トマトを使ったソースがかかっており、バジルと
 ローストした落花生と共に頂く面白い一皿です!

■ 栄螺 黒米 新玉葱 貝出汁
 季節のサザエを使った一品ということで、サザエは
 オーブンでローストして旨みを閉じ込めてから、
 身をマリネしたものだそうで、ソースの肝を使い
 裏ごししているとのことです。また面白いことに、
 黒米を使い、サラダ仕立てになっています。
 そして、上にはアサリのお出汁を使ったゼリーが、
 バーブの香りと共に楽しむことができる一品です。

■アニョロッティ 加賀棒茶 しまさざなみ
 アニョロッティと呼ばれる、詰め物をしたパスタ
 です。僕自身は初めて食べるものでしたので、もう
 すでにここで新しい体験でして、さらに長崎の地鶏
 を使っていて、旨みも濃縮されていました。また、
 香りはほうじ茶のような感じです。これは石川県の
 加賀棒茶という一番茶の茎の部分を使っているから
 ということで、ここでもイタリア料理と和の融合
 を感じることが出来ました。

■ マルタリアーティ なかやま牛
 こちらのお料理は全く同じではありませんが、
 以前横浜にあるSALONE2007でも頂いたことが
 あります。ラグーソースが僕は好きなので、その
 大好物のベースのソースとチーズの相性は勿論
 バッチリで特に気に入りました。そして今回のお肉
 は広島のなかやま牧場産のようで、これまた
 サローネグループではよく聞く名前ですが、安定の
 高肉質な美味しさを毎回楽しむことができます。
 さらに今回のチーズですが、チーズを作るときに
 出てくる水分を煮て、塩漬けにしたリコッタチーズ
 だそうです。また食べたい一品の一つです!

■高原黒牛いちぼ 隠元豆 緑胡椒
 こちらも広島のなかやま牧場産でして、部位は
 イチボです。インゲン豆と、ロングペッパーと
 グリーンペッパーを使用したソースと牛のお出汁
 のソースで和えていました。はっきりとした味で
 ありながらも牛肉の旨みを楽しめる一品で、
 一口食べただけで、「お!」と思いました!

■トマト スパゲッティ
 サローネのパスタといったら「ポモドーロ」は
 まず外せない一品です。そしてパスタの量は調整
 できまして、僕はマックスの50gにしました。
 ちなみに横浜のSALONE2007ですと-100gまで
 注文できたので、いつも80gくらいは食べていた
 のですが、こちらではコースの品数も多いので、
 50gでかなり満腹になります。
 あと実はこのポモドーロはネットでも冷凍(?)で
 購入できるので、中々レストランに行けないという方
 にも是非一度は味わってみていただきたいです!

■ブラッドオレンジ ビーツ
 お口直しのジェラートということで、今回は
 ブラッドオレンジのソルベでした。上にはビーツ
 をペースト状にして、ピューレで塗っており、
 爽やかな香りと甘さが印象的なドルチェでした。

■ティラミス 黒ビール ラフロイグ 佃煮
 このティラミスはパスタの世界一に輝いた、
 弓削啓太シェフ考案の「和」を取りいれた、感動的な
 忘れられない一品です。下には黒ビールから作った
 ジェラートと、ラフロイグというスコッチの香り
 を効かせたエスプーマという炭酸ガスで絞った
 ソースをかけています。さらにマスカルポーネの
 プリンと合わせて、昆布の佃煮と一緒に頂きます。

■コーヒー又は紅茶

また、今回はキッチンに弓削シェフがいらっしゃって、
写真を撮っていただいた上に、サインもして頂いて、
非常に印象深くなる貴重な体験をさせて頂きました。

そして以前、横浜で勤務されていたシェフの方とも
ご挨拶させて頂いたりと、斎藤シェフをはじめとして
「小さな劇場」を楽しませて頂きました。

他のサローネグループ同様、メニューは月替わり
ですので、来月以降も楽しみにして伺おうと思います!

2025/06/09 更新

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