おかやまっ子さんが投稿した銀座 すし四季(東京/新橋)の口コミ詳細

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閉店銀座 すし四季新橋、銀座、内幸町/寿司、日本料理、海鮮

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.4
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

銀座 大切な時を過ごすなら。美味しい料理と温かいおもてなしで至福の時を。

ドラマのワンシーンに自分がいたかのような贅沢を堪能できるお店。
温かいおもてなし、美味しい料理。
2時間以上滞在しましたがあっという間と感じられる至福の時間でした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ある日の夕刻、社長から『明日夜、空いてるか?』との食事のお誘いが。
幾度か、食事を一緒しているが、わざわざ前日に誘われることは過去記憶にない。
『取引先に紹介してもらった良いお店があるので、行ってみないか』との事。
二つ返事で、首を縦に振ります。(期待感満載で)

当日、私は外出先からお店へ直行でしたので、住所を聞いておくと、
『銀座8-8-8 銀座888ビル』との事。
さすが銀座!住所が末広がりならば、ビルもその名にあやかり末広がり。
メモを取ることなくその場で覚えてしまいました。

連れて行ってもらったのが、こちらのお店
『銀座 すし四季(とき)』
場所は、博品館のすぐそば。中央通に面しているので迷うことはないと思われます。
ビルの3Fです。

お店に入ると、着物姿の女性が出迎えてくれます。
若くおきれいです。おしとやかなふるまいの中に品を感じます。

案内された席は、すし職人の板前さんを囲むように作られたカウンター席です。
(高級を超えるこの高級感・・・すごすぎる。ドラマのワンシーンの様です)
部屋の隅にはリアルな桜の木が飾られています。和の雰囲気を感じます。
社長と隣り合い着席します。

席に座って、キョロキョロしてメニューを探していると、社長から、
『コースを予約しておいた』の一言。
私も、事前に調べてはいたのですが・・・
春のおまかせコース 13,000円(税込)です。
コースの内容は
*************************************************************************
品数20品:おつまみ5品、鮨10貫、巻物
*************************************************************************
としか、WEBには書いてありません。
板前さんから、着席前に『食べれない食材とかありますか?』と質問されていたので、
その時点から、料理の展開は決まっていたのでしょう。
社長に感謝しつつ、まずは乾杯。
私が、日本酒好きなことから、乾杯から日本酒を勧めてくれます。
『ワイングラスで提供してくれるから、十分堪能できるぞ』との事。
お店に方と相談して選んだのが、
純米吟醸 寫楽(福島)です。(しゃらくと読みます。)
一口含んでみます。
フルーティで、柔らかな口当たり、それでいて切れが良い

板前さんが目前にいるので、料理の説明をしてくれながら、楽しく食事がすすめられます。

早速最初の料理、
『たけのこ豆腐』
筍を炊き上げ、ミキサーにかけ、豆腐仕立てにして揚げたものらしいです。
手が込んでいる分、すごく美味しい。ふわっと仕上がっています。
筍のこんな食べ方があったとは。最初から感心。
一口サイズですが、一口ではもったいないので、ちびちびいただきました。

次のお皿は
『マコガレイの刺身』
ネギとポン酢でいただきます。さっぱりして美味しい。
手前にはエンガワがあり、こちらは塩で食べるよう勧められる。
確かに、お皿に少しの塩(伯方の塩)が乗っています。
これまた、違う食感で、違う味。これもいい!

すでに、お酒は進み『寫楽』を飲み干してしまいました。
そこで2杯目は『獺祭』を注文。
この獺祭は、磨き二割三分のもので、山田錦の精米歩合23%です。
獺祭にもいろいろ種類があることは皆さんよくご存じかと。
お店の方に伺うと、二割三分は最高峰の出来だと。
この上の格もありますが、まずは、飲んでみてくださいとの事。
一口飲んでみて、びっくり!今まで日本酒と言われていたものとは全く違う味です。
芳醇な香りはもちろんのこと、飲みやすい事この上ない。
一口飲んだ後に、もう一口。時間を空けると、後味に甘さとコクを感じます。

次のお皿は、
『初かつおの新玉ねぎ添え』
獺祭とともに美味しくいただきます。
カツオは気仙沼産。新玉ねぎがすり下ろされ、さっぱりとした後味に仕上げてくれています。

次に運ばれてきたのが、
『海鮮ジュレ』
レンゲに乗せられています。板前さんから「一口でどうぞ」とのお言葉。
もったいなさを感じつつも、一気に行っちゃいます。
ウニ、車エビ、白魚、ホタテ、キューリ、様々な食材が、
口の中で各々の食感、味が引き出され、大変おいしい。
ジュレってゼリーのフランス語訳。でも、ジュレというと、なんとなく高級感を感じる。
このジュレも、非常に上品で出汁が効いた美味しい一口料理です。

ここから先は握りが続きます。
【にぎり】白いか;
 裏面の見えないところに無数の包丁が入れられているらしい。
 そうすることで、甘くなるらしい。
【にぎり】ノドグロ;
 島根県産。炭火で炙っている。脂がのっていて美味しーーい。
【にぎり】ハマグリ;
 鹿島灘産。甘辛さがちょうどいい。

ここで、日本酒は『獺祭』から『山本』にチェンジ
こちらはPure Black(潤黒)純米吟醸酒。
フルーティな香りが口一杯に広がります。
のど越しもよく、すっきりとしたキレの良い後味です。

握りは続き、
【にぎり】マグロ;
 マグロ節で作った醤油でいただきます!
【にぎり】クルマエビ;
 天草産。肉厚で食べごたえ十分

ここで握りは一休み。お次の皿は、『さわらの西京焼き』
西京焼きと聞くと、鰆はパサパサ感が否めないが、アボガドを使っていることで、
みずみずしさが出ていて美味しい。奈良漬けが加わっているのも面白い!

お次の皿は、
『鯵の棒寿司』
鹿児島出水産。酢で〆られているところが丁度良い心地で、実に美味しい。
湾の中で取れる光物は美味しいって言いますよね。

続いてのお皿は、
『ホタルイカ』
桜エビと白みそを和えたものでこれも絶品。日本酒がドンドン進んでしまいます。

ここから先も、料理は続きます。
『茶碗蒸し』
カニの身だけでなく、カニ味噌も入っています。
三つ葉が乗せられ目にも鮮やか。美味しい!

料理は美味しいし、日本酒も美味しいので、どんどん進み、またまた飲み干してしまいました。
お次の日本酒は、『みやさか』
真澄の信州諏訪の蔵元宮坂醸造のお酒です。
山梨に住んでいた頃、真澄もよく飲み、なじみ深い蔵元です。
食中酒にどうぞと勧められたのですが、なるほど、香りも鮨を邪魔することなく、楽しめるお酒です。

にぎり 再開!
【にぎり】真鯛;
 千葉産。1週間熟成しているらしい。そりゃ、うまいわけだわ。手が込んでるんだから。
【にぎり】トリ貝;
 愛知県産。出す前に板前さんがトリ貝を叩いています。
 新鮮だから、トリ貝がひょいっと頭をもたげる。
 叩くことによって、より食感もシャキとして甘みが出るらしいです。
【にぎり】白えび;
 富山湾産。昆布を薄く切った白板昆布で3日間しめているらしい。
 これも手が込んでますなぁ。そこまでしていただければ、
 言うまでもなくとろっとろで美味しいです。
【にぎり】中トロ;
 紀州勝浦産。お寿司といえば、トロですよね。中トロは肉厚に切られ美味しいです。
 うーーーん幸せ。
【にぎり】ウニ;
 北海道羽立のウニです!
 板前さん曰く「昆布が美味しい海はウニがおいしい」との事。
 へーっ。羽立のウニがいかなるものか、口に含んでみました。
 臭みが全くなく。苦みもない。すごすぎる!
 今まで食べていたウニは何だったんだろうと思うほどまったりとしていて美味しい。
【にぎり】アナゴ;
 神奈川金沢八景の穴子。笹で炙ってあります。肉厚ながら非常に柔らかい!
【巻物】かんぴょう巻き;
 かんぴょうといえば栃木!まさに栃木産です。シャリに合わせた味付けをされているらしい
『タマゴ』
 このタマゴは筆舌困難。是非食べてほしい。デザートと言ってもおかしくない。
 寿司屋で出される一般的な厚焼き玉子とまったく異なるものだ。
 芳醇でふっくらとしていて、それでいて、まったりとしていて、きめ細かい。
 絶品の玉子焼き
『デザート』
 抹茶のプリンのエスプーマ仕立て。泡が口の中に広がり、抹茶の香りが十分楽しめます。

あとがき
連れてきてくれた社長に感謝するとともに、この店でのくつろいだ時間は忘れられない。
値段は場所柄、若干お高いのは否めないが、
ここにはそれに十分見合う料理のお味と心地よさがある。
例えば、
 接待に使えば、相手に全力の誠意を伝えるおもてなし、
 デートで使うなら、特別な人へ特別な日に心を伝えるおもてなし、
ができること間違いない。
勿論、奥さんとの大切な時間を過ごす場所としてもおすすめしたい。
是非、体験してほしい。

2017/05/07 更新

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