_smooth_さんのマイ★ベストレストラン 2015

ゴールデンウィークには、必ずフレンチのコースを頂いてますが、
今年は、恵比寿のこの店で野菜フレンチを頂くことに。

このレビューでちょうど1,500件目のレビューですが、
それにふさわしいディナーを頂くことが出来ました。

何が「ふさわしい」かって、色とりどりの料理が、きっと写真映えがするからです。

最初に、40種類の野菜が使われているとの説明を受けましたが、
ほんとに、いろんな野菜を使った料理が出てきまいた。

コースは、題して「野菜のオーケストラ」。
第１楽章から第７楽章までの野菜の協奏曲を楽しませてもらいました。

第１楽章　（アミューズ）フォアグラクロワッサン
　フォアグラのムースがさわやかに。ただ、このムース、ちょっと手に付いてしまうのが難でした。

第２楽章　（１皿目の前菜）AIDAスペシャリテ　季節の野菜パフェ
　この店の看板メニューでしょうね。アスパラのアイスを基調として、
　20種類くらいの野菜が使われているパフェですが、これは女性受けがいいでしょう。
　思い切ってガブッと食べてください、との案内を受けて食べましたが、確かに食べ応えがありました。
　当たり前ですが色んな味がする。

第３楽章　（２皿目の前菜）初鰹・サーモン・うどのサラダ仕立て　アオリイカをパスタに見立てて
　イカの上に乗っかっているバジルのムースがいい働きをしてました。
　バジルムースとトマトソースで食べるイカ、春たまねぎと一緒に食べるサーモン、とてもおいしかったです。

第４楽章　（３皿目の前菜）パンペルデュと牛頬肉のボロネーズ　新じゃがのモンブラン　フォアグラのポワレを添えて
　＋500円で、フォアグラをつけました。
　味という観点では、この皿が一番おいしかったかも。
　フォアグラもいいフォアグラでしたが、新じゃがのモンブランがおいしかったなぁ。

第５楽章　（メイン、私）黒毛和牛種島根県かつべ牛のポワレ　ポルトソース
　　　　　（メイン、妻）糸撚鯛のポワレ　フヌイユとポルトのソース　大和芋のアクセント
　かつべ牛という牛肉を頂きましたが、グリルの焼きが非常に香ばしい。
　ニョッキにかけられているかぼちゃのソースをこのお肉につけてもおいしかったです。
　糸撚鯛のポワレも食べましたが、あっさり感が野菜フレンチにマッチしててよかったです。

第６楽章　（くずし）たけのこご飯　有田鶏のラグー
　たけのこご飯はバターライスだと思います。おいしい。鶏は普通。

第７楽章　（デザート）赤い実のフルーツと２種のチョコレートのバリエーション　花のアロマ
　チョコは甘かったけど、それ以外は甘さ控えめ。

最後にコーヒーをいただき、何とパンのお土産まで頂き店を後に。

感想としては、コースのベースの料金が4,500円（税抜）という低価格では考えられない手の込みようで、
色々楽しませてもらい、よかった。満足感はもちろんあります。
ただ、とびっきりおいしい料理があったかと言うと、そういう感じでは無い。まあ、野菜のコースですからね。
あくまでも、まずは、ビジュアルを楽しむ店。次に、コスパ。そして手狭ながら恵比寿らしく洗練された雰囲気。

１２月２２日（火）。明日は祝日。
ずいぶん前に予約したが、よくこんな日の予約が取れたなと感心するよ。
行ってきました、かぶと。初かぶとです。
大将の引退前に行くことが出来ました。

食べログでいろいろ読んでから行きましたが、
ほんと、毒舌がすごいね。こりゃ、本物の毒舌だ！！

店に入って割と焼き場に近い席に着席。
のっけから、大将にからまれる。
どう、リアクションしていいのか分からない・・・
こんなの初めて。

串から頂きましたが、さすがにうまかったですね。
エリ・蒸し、エリ・焼き、ヒレ、肝、一口かば焼き、レバ。

大将の説明で、説得力があったのは・・・
・魚を焼いて固くならないのと同じで、鰻も焼いて固くなるということはない。
　蒸さなきゃ柔らかく食べられないというのは間違っている。

・うなぎの肝は苦いというけど、新鮮なのは苦くない　（本当に苦くなかった）。

あ、そうそう、心臓を頂きましたが、オススメ通り、飲みこみました。
ぐわーーーっと食道で感じるものがありましたね。

そして、白焼き。
塩で頂きました。感動の域までではありませんでしたが、うまかった。
大将の説明で説得力があったのは・・・
・しょうゆをつけてみな。どうだ？　台無しだろう。（確かに台無し、全然だめ。塩がうまい）

そして、養殖のかば焼き。
初めての人は天然を頂けないということで、養殖。
うん、さすがにおいしかったですね。身も厚い。
ただ、ずば抜けているかどうかと言えば、どうなんでしょうね。
タレは、さっぱりしてました。あー、このさっぱり感はなかなかないかも。

そうそう、熱燗が、めっちゃうまかった。
これも、日本酒は純米酒の熱燗が一番という、大将の言う通り。
とてもマイルドでした。

うなぎ以外では、やっこ、おしんこ、きもわさを頂きましたが、確かにどれもうまかった。

うん、やっぱり、名店ですね。
でも、なぜか、野田岩が恋しくなった（笑）
あれだけ、関西風が好きで野田岩の蒸しが好きでなかった私でしたが、
反対に、野田岩の蒸しを食べてみたくなりましたね。
両極を味わうとそれぞれの良さもよくわかるんだろうな。同時に食べ比べてみたい！！

大好きなお店。
久しぶりの再訪。
住所は銀座一丁目、最寄り駅は宝町。
銀座の端っこにあります。

この店が好きな理由はいくつかあります。
まず、ワインバーらしく、いいワインをチョイスして出してくれること。
そして、ワインバーなんだけど、料理もすっごくおいしいこと。
さらに、雰囲気がやや昭和チックで大人の雰囲気があること。
あと、個人的は、通勤経路にあること。

なんというか、ありそうでなかなかないフレンチバーです。

この日、頂いた料理は次のとおり。
・アミューズ
　　豚肉のポトフ

・オードブル
　　玉葱のタルト、鶏のささみとキュウリのサラダ、野菜のテリーヌ白ワインゼリーのせ、
　　秋田の豚の生ハム、きのこのマリネ、サラミ、ミモレット。
　　テリーヌはこの店の定番、見た目が美しく、これを見るとほっとする。
　　玉葱のタルトもそうだ。これとシャンパンがよく合うの。
　　シャンパンはクロード・カザル カルト・オール ブリュット（Claude Cazals Carte Or Brut）。
　　キリっとしっかりしています。

・魚料理
　　アイナメのポワレ
　　油っこいソースはバケットとも一緒にいただきましたが、すごくおいしかった。
　　ワインは、コント・ラフォン・サンセール　2015 （Conte lafond sancerre　2015）。
　　さわやかですね。

・肉料理
　　鴨ロティ
　　まず、上にのっかっていたフォアグラが上質。
　　その下に鴨、そしてマッシュポテト、そしてソースという構造。
　　鴨は歯ごたえ十分。
　　ワインは、フィサン　ローラン・パタイユ　2014（FIXIN　Laurent Pataille　2014）。
　　
・焼きウニのリゾット
　　この店の名物。
　　切り分けて出てきたので、写真撮影的には残念。
　　あの切り分ける前のビジュアルで出て来てほしかった・・・
　　もちろん、お味は変わることなく美味。
　　ご飯のかたさ加減、スープの濃厚さ、海苔の風味、最高ですね。
　　ワインは、シャトー・ポタンサック 2011 （Chateau Potensac 2011 AOC Medoc）。
こういう味のワインが好きなんだよな・・・こういうのって何と表現すればいいのか・・・

・デザート
　　白イチゴにミントゼリー、バニラアイス

満足できましたね。ありそうでない、この雰囲気も大好きです。
まず、カメラを持っていくのを忘れたことを後悔。
そして、お店に対してすいません。
ディナーは、極力ちゃんとしたカメラで撮影することにしているのですが、
今回は、ランチ時と同じく、携帯電話（スマホでもない・・・）のカメラでの撮影です。

ポンパレのチケットでの利用で、料理はそんなに沢山いただかなかったのですが、
この店の実力を見るには十分な内容でした。

この店、ワインがうまい。料理もうまいです。

ワインの正確な名称などは全く覚えていないのですが、
シャンパン１杯、白ワイン２杯、赤ワイン１杯、オススメを頂きました。
このそれぞれのワインが、個性があって、かつ、飲みやすかった。

料理は、アミューズが、なんだっけ？　玉ねぎのタルトみたいの。
オードブルは、野菜のテリーヌ、生ハムのなかには何が入ってたっけ？　
あと、フォアグラのパイなどなど。

最後に、焼きウニリゾット、これが絶品！！
ご飯の固さよし、ウニの焼き具合よし、あと、海苔がいいんだよな、海苔とウニのコラボが最高。

あんまり沢山いただかなかったけど、ここは間違いない店だと思う。ワインよし、料理よしです。

新橋ランチシリーズ、
本日は、イタリア街にあるお寿司屋さん、和美さんで。
４年ぶりの再訪。昼は初めて。

「平成最後のビジネスランチ」をセットして欲しいとの要請を受け、こちらのお店をご案内。
同席者にも気に入って頂けました。

今日の内容は、かつお、かれい、シロイカ、しめ鯵、ほたて、漬けいくら、中トロ、しゃこ、鉄火＆かんぴょう巻き、たまご。

それ以外は、わかめポン酢、箸休めの梅しそ大根サンド、お味噌汁。

あー、今日もここのお寿司はうまかったなぁ・・・
赤酢のシャリに、上質のネタ。大将もいい仕事をしてくれる。

今日は、特にしめ鯵がおいしかった。ネタも大きかった。
中トロもいいし、シロイカもよし。

平成最後のビジネスランチにふさわしい内容。
これで、2,800円は安い。

連休明けは令和最初のランチ。
「美」しい令「和」になればいいな。
前から気になっていたお寿司屋さん。
ランチで入ろうかと思っていましたが、評判がよかったので、
折角なら夜入ろうかということで今夜初入店。

カウンター8席のこじんまりとした店。
実直で素朴そうな対象が一人握っていらっしゃいます。

コースでしたが、まずは、つまみから。
ホタルイカの酢味噌和え、カレイのお刺身withえんがわ、キスの昆布締め、赤貝、たこの柔らか煮、
かつおのにんにくサンド＆しょうがサンド、もろきゅうをいただきました。

一番、印象的だったのは、たこの柔らか煮。なにこれ？と思うくらい、めっちゃ、柔らかい！

かつおもうまかったなぁ。苦みや癖のないかつお。今まで食べたかつおの中で一番うまかった。
にんにくサンドとしょうがサンドの2種類をいただきました。

昆布締めは、わさびなしでお醤油なしでいただきましたが、これが正解。おいしい。

赤貝もガツンとしている。

あ、そうそう、お口直しにと言って出された大根の鰹節と梅と大葉サンドも冷たくておいしくて・・・

そして、握りへ。
金目のあぶり、こはだ、煮はまぐり、うに、中トロ、カステラ。
追加で私がエビ、妻がいくら。

いや～、握りは完全にノックアウトされました。
金目の炙りの香ばしいこと香ばしいこと・・・
すっきりしたはまぐりの味、
見た目からおいしすぎる中トロ、
剥いてくれたエビもよかったなぁ・・・　あーおいしすぎること、おいしすぎること・・・・

最後にキンカンをいただき、店を後にしました。

日本酒も結構いただきましたが、フルーティーな感じなものから超辛口までリーズナブルにいただけます。

そう、この店、質を考えると、かなりリーズナブル。
界隈でも5本の指に入る名店だと思います。

ポンパレのクーポン利用。

特許庁だとかの役所の近くにあるビストロ。
大通りから１本内側の路地裏にあります。
いかにもビストロって感じの佇まい。

ポンパレさんのおかげで今回も納得のリーズナブルなフルコースが楽しめましたよ。

出てきたものは・・・
アミューズが、人参のムース。
オードブルその１が、ほたて・サーモン・オマール・フォアグラのサラダ。
オードブルその２が、ジロール茸のフラン。
オードブルその３が、フォアグラのソテー。
魚料理が、あいなめのポアレ、ベリーソース。
肉料理は、私がニュージーランド仔羊のロースト、妻が鳩のローストをオーダーし、２人でシェア。
デザートは、煮たいちじくのバニラがけ。

おいしかったよ！！

一番おいしかったのは、鳩ぽっぽ。
妻は何度か食べたことがあるのですが、私は初めての鳩。
ジビエって感じの肉質と、ソースの相性がばっちりで、これ、めちゃうま。鮮度もいい。

フォアグラもいい感じの味。

あ、そうそう、デザートのいちじくとバニラの相性が絶妙で、これもすごかったよ。

雰囲気はクラシカル。土地柄に合ってるね。
同じ管弦楽の曲がBGMで流れてました。

地味かもしれないけど、きらりと光るものを感じた路地裏のビストロです。

（2015/12/28 ）
今年も仕事納めの日はここで〆。

コースをオーダーしたけど、
半分くらいは去年と同じ内容。

・卯の花煮、牛蒡の茶わん蒸し
・鶏の昆布〆
・こめたまの出し巻き玉子
・蓮根焼き
・大根煮の湯葉と蕎麦の実餡かけ
・媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き
と蕎麦という内容。
追加で、
・鶏もつ有馬煮
を頂きました。

蓮根焼きのおいしさが印象的。
蕎麦は、私が田舎、妻は２色をいただきましたが、
ここの田舎、やっぱりすごいね・・・
田舎のなかの田舎、ド田舎な蕎麦だけど、これがうまい。
ラーメンで言うと、バリカタって感じ。

日本酒も４種類いただきました。

最後においしいお酒を頂き、今年の食べログへの書き込みは終了。

ごちそうさまででした。

――――――――――――――――――――――――――――――
（2014/12/27 ）
仕事納め終了後、西新橋にあるこのそば屋で妻としっぽりと飲んだ。

この店が、今年度最後の夕食の外食になると思うが、実にいい店で〆ることが出来た。

カウンター７席のこじんまりとした店。
大将が一人で手際よく料理とお酒を出してくれる。

おまかせのコース（3,600円）をお願いしたが、
蕎麦前が充実していて、非常においしくお酒が頂けた。

出てきた料理は次のとおり。

・ごぼうの茶わん蒸し、こんぶ、にしんの煮つけ
　　ごぼうの茶わん蒸しなんて、食べたことありませんでしたが、実においしい。
　　ムースみたいな料理ですが、これにはやられました。

・鶏ささみの昆布しめ
　　うまい。昆布しめが効いているし、鶏自体もうまうま。
　　で、ポン酢で食べるのが、また、これが合っている。

・出汁巻玉子
　　色が色っぽいのよ。作るのを見ていると、玉子の黄身がやや白い玉子に見えた。
　　こんな玉子焼き初めて。
　　で、お味も鶏のダシが効いていてうまうま。

・手羽のトマト煮
　　手際よく作るねって思った。普通、そば屋でこんなの出てこないよ。

・ゆば焼き
　　これにもやられた。炭で焼いたゆばとタレの相性が抜群。

・媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き
　　めっちゃ歯ごたえのあるしっかりした鶏。
　　先日食べたかしわの川中の鶏と同様の歯ごたえ。

で、最後にそば。
二色もり（田舎＆せいろ）をチョイスしたが、
この田舎にやられた・・・
ものすごい極太。最高やね。
せいろも悪くないっていうか、おいしい。

蕎麦前よし、蕎麦よし、それに加え、この店のすごいのは日本酒よしなところ。

妙の華（三重）っていうのと、宋玄（石川）っていうのを燗でいただき、
風の森（奈良）っていうのを冷やで頂いたけど、全てうまうま。
特に、「風の森　こぼれ酒　純米笊籬とり」、これ、スパークリング日本酒って感じでとてもここちよいお酒。

いや、実にいいお酒が飲めた。１年を締めくくるにふさわしいおそばでした。

（2015/08/05　再訪）
１年半ぶりの再訪。
伯父とここ八重洲で一杯。

前回来たのは冬。
鯖しゃぶ＆あんこう鍋を頂きました。

夏は、三しゃぶ（鯖、たこ、牡蠣）のセットというのをやっていて、
今回はそれを予約オーダー。

鯖は相変わらずおいしい。
牡蠣もたこもかなり新鮮。
冬だけでなく、夏も使えることが分かり、ますますこの店好きになった。

前回同様、イカゴロも頂き、
前回同様、巻物で〆。
ねぎとろ巻きとトロたくを頂きましたが、
巻物で〆られるのもこの店のいいところ。

好きだなぁ、この店。
八重洲の使えるお店です。

――――――――――――――――――――――――――――――
（2015/03/06）
この寒い時期に、あんこう鍋が食べたくて、この店に来ました。
本当は、平井の豊田屋に行きたかったんだけど、都合でいけず、この店をチョイス。
お寿司屋さんなんだけど、あんこう鍋が食べられるって、テレビでやっていたので、
ずいぶん前に予約してこの店に来たのでした。

鯖しゃぶ＆あんこう鍋のコース、１人4,000円をオーダー。
まずは、鯖しゃぶなんだけど、これが、めっちゃうまい。
鯖をしゃぶしゃぶってして、ポン酢につけて食べる。
何の臭みもない。　さらっとしていて、美味。

その次に、あんこう鍋。
あんこう鍋と言うよりは、あんきも鍋だね。
殆ど、あんきも。
青森のあんきもとのことだが、これはうまい。
鯖しゃぶのお出しも出ていて、あんきも単体で食べるよりは非常に深みのある味でした。

コースとしては、この後、ぞうすいなんだけど、
その前に、銀むつ西京焼きといかごろを食べた。
銀むつ西京焼きは、良質の銀むつをほわっと焼いていてとても美味。火の入り加減がいい。
生のイカに熟成させたイカのわたを乗せた「いかごろ」、これもなかなか。
まず、お寿司屋さんらしく、イカの鮮度がいい。そこにコクのあるわた。おいしくない訳がない。
日本酒もすすむ。冷酒は、浦霞、景虎、阿櫻、月の輪と順番に頂きました。

そして、ぞうすい。
卵なしのぞうすい。鯖しゃぶ、あんこうのダシがたっぷり。
とろみがあったよ。

〆は、鉄火巻きとイクラの軍艦。

あー、鍋食べて、冷酒のんで、寿司食って幸せだなぁ・・・

ちなみに、客層はかなり年齢層が高い。
若者はゼロでした（笑）

なかなかいいお店です。

門前仲町エリアで常に上位にランキングされるお店がある。
言わずと知れた天ぷらのみかわさん、ラーメンはこうかいぼう、
イタリアンはパッソアパッソ、フレンチのシャテール、居酒屋はふうすけ、
そして、小料理屋さんはふく田と、この志づ香。

ふく田の実力は昨年思い知らされたけど、今日はこの志づ香さんってどんなお店なのかは、いまだ謎。

こんな状況の私でしたが、
比較的近隣で仕事をされているマイレビュアーさんと久しぶりの一杯を楽しむお店として使わさせてもらいました。

場所はとても駅近。
４番出口から１分かかるかかからないか。
こんな便利な場所にあったのですね。この辺はふく田さんとは違う。

店に入るとこじんまり。
カウンター８席、奥のテーブル８席。
この日は満席。我々はカウンター席に着席。

おまかせかアラカルトか。
おまかせを注文。コース自体は6,000円程度のようでした。

ビールと冷酒で７品頂きましたが、
結論的には、なるほど、こういうところが気に入られて高評価なんだなということが分かりました。

まず、なんだかんだ言ってCPがかなりいい。
6,000円程度の内容で、あなごの白焼き、海老芋カニあんかけ、牡蠣のくるみ味噌焼きが
しっかり、丁寧な仕上がりで入っている。そしておいしい。
特に、牡蠣のくるみ味噌のホイル焼き、これが特にうまうま。
コースには、毎度中身の違うホイル焼きが含まれているようですが、
これはコースのクライマックスみたいですね。
いろんなバリエーションがあるみたいですが、全部食べてみたい、そう思える。

冷酒は、富山の羽根屋っていうのと、福島のあぶくまっていうのを頂きました。
料理を頂くための日本酒という感じで、出てきた料理と非常にマッチ。
両者ともフルーティーな感じ。
最近、辛口ばかり飲んでましたが、料理を楽しむお酒ってこういうのがふさわしいなとしみじみ感じました。

あと、ほうれん草のお浸し、お刺身３種、イカのかき揚げ、稲庭うどんが出てきましたが、
コースとしては、とても整っていたと思います。

料理以外のことを少し書こう。
お店の雰囲気、ある意味、独特かもしれません。
実直そうな大将とおかみさんがカウンター内で黙々と仕事をする。
この雰囲気、なかなかないと思うというか、類似のお店が思いつかない。
とても真面目で、渋い小料理店。
これが門仲らしさだと勝手に解釈させてもらいます。いいね、門仲。

まず、今日はカメラを持って行くのを忘れて携帯で写真を撮りました。
お店の方、写りが悪くてすいません。

でも、お料理はとってもおいしかったです。
頂いたのは次のとおり。
【アミューズ】
　　能登牡蠣　もずくのジュレとともに
　　　牡蠣に生臭さや苦みが無い上に、下に敷かれたクリームともずくと一緒に食べた味がとても美味。
　　　大変おいしかったです。

【前菜】
　能登の寒ブリのテリーヌ
　　　めずらしい加賀野菜とともに寒ブリ＆赤大根のテリーヌを頂きました。

【スープ】
　オニオングラタンスープ
　　　これはよくある料理ですね

【魚料理】
　鰆の低温調理ルーロー仕立て
　　　ここでも加賀野菜がいい演出。万願寺とうがらしがきれいでした。
【肉料理】
　シャラン産鴨のロティ　赤ワインのソース
　　　鴨がいい味してました。ジューシーかつ脂っぽい上に香ばしい。

【デザート】
　ラズベリーシャーベット、だったんそばのムース
　　　だったんそばのムースの上には黒い岩塩とオリーブオイルの玉が乗っかってましたが、
　　　いい味出してました。

【コーヒー】
　マシュマロのお菓子付き。そうそう、帰り際にもお土産のお菓子を頂きましたよ。

コースの内容には、スパークリングワインが１杯ふくまれてましたが、
それを飲んだ後は、シャブリを１本空けました。

今日の料理に、シャブリはぴったりで、いい食事が出来ました。総じて常に満足です。

愛宕一丁目の交差点近く、虎ノ門ヒルズのふもとにある店。
いーっつも、ランチ時は長蛇の列。５０人くらい並んでいる。

並んでみました。

並び始めて食べ始めるまで３５分かかった。
もっとかかる場合があると思う。

長い間並ぶけど、並んだあとは、立って食べる。
みんな立って食べるのだ。

肉そば（850円）を大盛り（100円増し）で注文。

実は、以前、港屋インスパイア系の店で、このテのそばを食べたとき、
全然おいしくなかったので、二度とこういうそばは食べないと決めていた。
だけど、あんまり大勢並んでいるもんで、こんなに並んでいるなら、もう１度トライしてみようかと思ったのだ。

目の前に、ラー油系のつけ汁がある。
ここに、そばをつけて食べてみたら・・・・
うまいじゃないか！！！

今まで味わったことの無い味。
つけ汁の甘さ加減も適当、ごまの働きもいい。
そもそも、そばもおいしい。海苔もおいしい。
全てが、適切にマッチしている。

うまい。

薄暗い室内、クラシック音楽が流れるなか、四角い卓を囲むように、皆が経ちながらそばを食べる。
他では見たことの無い光景。味わったことの無いそば。

後半は、生卵を投入したが、これも新たな味わい。
おいしい。

食べ終わって店を後にして歩いていると、なんだか幸せな気持ちになってきましたよ。まじで。
並んだ甲斐がありました。