レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/10訪問 2017/10/07
旅の3日目のディナーは、岐阜の瑞浪市にある柳家さんで。
今回の旅の目的の4つ目は、ここ、柳家さんで両親と食事をすること。
そういえば、私と妻と私の両親の4人だけで食事をするのは結婚する前以来で、本当に久々。
その久々のディナーを柳家さんで出来て非常によかった。
柳家さんは裏切らないねえ、手堅い。
囲炉裏を囲んでいただいたお料理は次のとおり。
・へぼ(蜂の子)
郷土料理の蜂の子の甘露煮。柳家さんでも定番です。
・マスとマスの子
前夜に秋神温泉で頂いたマスと比べるとお色はこちらの方が平凡ですが、
秋神温泉の薄ピンク色のマスより、脂がのっていて食べ応えがありました。
・山菜の天ぷら
まいたけ、まつたけ、ぬめりすぎたけもどき、あみたけ、なめこ、ほんしめじ、しろはつ。
魚、肉に加え、山菜をいただけるのは贅沢なこと。
・馬瀬川の鮎と長良川の鮎の食べ比べ
焼きのビジュアルは圧巻。これぞ柳家さん。
頂いた鮎のどっちの鮎だか忘れたけど、秋の「落ち鮎」で、たまごをはらんでました。
食べ応えあったなぁ。
・松茸
でかい。裂いて頂かずに、ガブっと頂きました。贅沢~
・鮎の干物
うまみがギュっと詰まっていておいしい。お酒も進みます。
・魚(何のお魚だっけ??)と野菜のフライ
何のお魚だか忘れたけどお魚と野菜のフライ。
・鹿肉(ヒレ)
とにかく柔らかい。臭みもない。
火入れの具合もよく、とてもおいしく頂けました。
・鹿肉(ロース)
ロースもよかったです。
これも火入れが抜群。あー、おいしい。
・天然うなぎ
この時期はまだうなぎも頂けます。
柳家さんの食べ方は、ご飯と一緒にいただくウナギはパリっ。
・きのこ雑炊
〆はこれ。3杯頂いた気がします(笑)
・フルーツ
巨峰、マスカット
こうやって並べて書くと、改めて、贅沢食材だったなと実感。
流石の食材を、うまい地酒とともにおいしく頂きました。
頂いた地酒は次の2つ。
・純米特別酒 飛切り
とにかく辛口、淡麗。その極み。
・特別純米 女城主
こちらやや甘口。
日本酒は、ちょっと物足らなかったのが正直なところ。
この食材ならではの、もう少しいい日本酒で頂きたかったですね。
まあ、それでも、この囲炉裏シチュエーション、
年取った両親と食事をするにはとても適当なシチュエーションであったと思います。
目的達成。
場を提供してくれた柳家さんにも感謝。
2位
1回
2017/10訪問 2017/10/06
今回の旅の2日目の宿泊先がこの温泉宿。
飛騨高山を散策した後、1時間弱車を走らせ到着。
今回の旅の3つ目の目的は、この温泉宿のキノコ鍋をいただくこと。
3年位前にネットで見つけて、絶対食べてみたいと思っていたキノコ鍋。
ようやく念願かなって対面することが出来ました。
鍋の前に出てきた前菜、ここから山で採れたキノコと山菜が登場します。
お皿に乗っって出てきたのは、
こごみ、ふき、あみたけ(レバー風味で)、ろうじ、わらび、やまうど、そして、あまごの塩焼き。
全て地のものです。
小鉢で出てきたのは、あかやまどりだけ、しょうげんじしめじ。
ものすごくワイルドな味わいだ。
キノコ鍋の前には、お魚も出てきました。
1つは、ニジマス。11度の水温で育つニジマスはとてもいい色をしている。
こんなにピンクオレンジの色が美しいニジマスは見たことない。
よっぽどいい水で育ったんだなと。
お味もスッキリ!!
おまけに、わさびの色も薄い黄緑色も美しく、そしておいしい。
もう1つは、岩魚の塩焼き。
ガブっと頭からしっぽまで食べられる。これもスッキリしている。
お吸い物は、しろまつたけ。
そして、キノコ鍋の登場!!
何とも美しい。万華鏡のようだ。
ほっきだけ、いぐちだけ、あかやまどりだけ、しょうげんじしめじ、くりふうせんだけ、
えのき、むきだけ、ならだけ、黄しめじ、黒ラッパだけ、ならたけもどき、しいたけ、あいしめじ
13種類のキノコ。そして、ちょっぴり豚肉。
これが食べたかったのよ・・・
お出汁に投入し、ちょっと煮込んでいただくと・・
うぉ!! ワイルド!! これはすごい・・・
野生を感じる。そして、おいしい。
こんなの、他で食べられるのかな??
キノコを食べた後、超濃厚なキノコスープを使っていただくのは、
うるち米の餅、そして、蕎麦。
そして、おじやにしていただき、スープは一滴も残さず頂きました。
これは、体の中、ものすごく健康になったと思います。
キノコ鍋を食べた後は、もう1つの名物、石焼味噌。
これをご飯にかけて頂く。
石焼の香ばしさ、味噌の甘辛さの風味が独特でご飯が進みます。
デザートは、庭で採れた山ぶどうを使ったヨーグルト(写真撮り忘れ)。
お腹がはち切れんばかりになりましたが、念願かなって幸福感に包まれました。
朝食も同様に、山で採れた山菜などをいただきましたが、赤だしの味噌汁が特に美味しかったですね。
ちなみに、お風呂は温度がそれほど高くなく、長湯できます。
うまい料理を食べ、うまい酒を呑み、気持ちいい風呂に長くつかり、
岐阜の奥地に来た甲斐があったなと、しみじみと感じることが出来た夜でありました。
3位
1回
2017/07訪問 2017/08/08
佐賀・佐世保旅行の初日。
唐津駅から電車で浜崎駅下車、タクシーでこの飴源さんへ。
初日の夕食は、ここ、飴源さんでいただきました。
今回、わざわざ佐賀を旅行先に選んだのには、いくつか理由があって、
この飴源さんに来たかったのもその理由の一つ。
楽しみにして伺った飴源さんでしたが、
一部不満な点はあったものの、
期待を裏切らないパフォーマンスを発揮していただき、
来てよかったと感じることが出来ました。
創業1838年、当主は4代目。
「川魚・摘草料理」のお店です。
飴源さんと言えば、口コミの写真で最も目立っているのが「ツガニ」の写真。
私も、それを求め、この店に来たのですが、実際に料理をいただくと、
来る前のイメージが覆されました。
この日、頂いた「川魚」部門のお料理の素材は、うなぎ、鯉、鮎、川エビ、ツガニ。
この中で一番おいしかったのは、断然、うなぎでした。
反対に、期待値を下回ったのはツガニ。
詳細は下記に記します。頂いたお料理は次のとおり。
・うなぎの湯引き
サービスでつけて頂いたお料理ですが、のっけからやられました。
皮なんだけど、身も厚くて、質もいいんです。
・水芋と葉芋の茎
「摘草」部門のお料理。地のものを味わっている感がすごくよかったです。
・梅のシロップ煮
・鯉の洗い
地のものの野菜との盛り付けが美しい。
鯉は特製の味噌ダレ、蓼の葉、みょうが、柚子胡椒でいただきましたが、
この脇役たちとのマッチングが絶妙。
私はウナギ屋でも鯉の洗いはよく食べますが、妻は苦手。
そんな妻も、この鯉の洗いはおいしく食べれました。
泥臭くないなんてレベルは当たり前。
この鯉の洗いの皿は、飴源さんの「川魚・摘草料理」の傑作だと思います。
・鮎の塩焼き、鮎の飴焼き、川エビの塩焼き
鮎はおいしい鮎を食べてきているのでお味自体は感動はありませんでした。
ですが、1人につき、塩焼き2尾、飴焼き1尾の合計3尾。こういうのは初めて。
思いっきり鮎を堪能。
川エビも素朴な味でおいしかったです。
・うなぎの蒲焼き
これが一番おいしかった!!
鮎とともに「旬」ということで、うなぎの身の厚さが半端ない。
食べたとき、身の食感があるので、一瞬、蒸してるのかな?と思うほど。
でも、全く蒸していなくて、ガツンと蒲焼きで、表面はパリッとしている。
で、この蒲焼き、タレは鮎の飴焼きの飴と同じようです。
この辺が飴源さんのオリジナリティが発揮されているところ。
このうなぎの蒲焼も、鯉の洗いと同じく、飴源ならではの唯一無二の仕上がりでしょう。
・ツガニのボイル
雄2杯、雌3杯、お皿には合計5杯。これを2人で。
旬であったうなぎ・鮎とは反対に、こちらの旬は秋。まだ旬ではございません。
なので、そんなに大きなものは捕れませんでした。
おいしかったのは、腹の部分。雄のミソ、雌のたまご。
これはうまたっかですよ!! 日本酒とも合う!!
でも、足の部分は、苦労する割に、おいしいかどうかと訊かれれば???
それでも、ゆっくり食べられればいいのですが、
9時閉店(入店は6時)ということで、時間があまり無く、急いで食べたのでその分もおいしさ半減しました。
これは残念だった。
これを食べるのには、とにかく時間がかかります。
・カニめしとカニ汁
お食事はカニ飯&カニ汁。
ツガニならではのライトな感じがよかったです。
・フルーツ
地のものも入ってます。量も十分。
結論的には、総じて満足です。
良かった点は
・旬のもの、ここでしか食べられないものを味わえたこと
・ビジュアルの美しい料理をいい雰囲気のお部屋で楽しめたこと
です。
反対に、不満であった点もあります。
詳細はここには書けませんが。
ただ、そういった点を改善され、これからも、飴源ならではの「川魚・摘草料理」を守っていただき、ますます発展されことを願います。
4位
1回
2017/02訪問 2017/02/11
モナリザ出身のシェフの店。五反田にあります。
結婚記念日に利用しました。
店の前に到着すると、ライトアップされた正面玄関がとてもきれい。
店に入ると、天井の中央に大きなシャンデリア、テーブルは整然とセットされている。
隅々まで気が配られています。
お店での滞在時間は2時間30分弱でしたが、
出てきたお料理、お酒、接客、全てに満足することができました。
料理は、クラシック&モダンがコンセプトのよう。
和の食材・テイストも取り入れられています。
野菜の使い方の良いいこと、各所に「揚げ」が使われていることが特徴に思えました。
メインディッシュは2皿構成。クラッシックの肉料理 → モダンの肉料理。
ジビエを頂くことが可能ですが、今回はスタンダードな肉料理にいたしました。
頂いた料理は次のとおり。
<アミューズ・ブーシェ>
小さな豚肉とゴボウのリエット グジュールに包み込んで
<アミューズ 5種類の盛り合わせ>
白菜のムース ユリ根のせ、ベーコンとチーズのケークサレ、わかさぎのフリット、
イタリア産サラミ、オリーブリック
<前菜>
新玉ねぎのムース コンソメジュレを乗せて
甘えびのフリット、鱈の目のフリット、ウニ、山菜、揚げた山菜も乗ってました。
カクテルで「揚げ」を使うのは珍しいなと思いました。
<スープ>
蕪のスープ・・・だったかな? 中に茶碗蒸しが入っているという斬新さ
<魚料理>
ひげ鱈のポエレ 菜の花ソース添え
この季節にもうタケノコが添えられていましたが、エグミがありおいしい。
ソースも菜の花と一体となった色でビジュアルもよし。
<肉料理>
黒毛和牛のホホ肉の赤ワイン煮込み+プチ炭焼きスキヤキ
モダンスタイルとクラシックスタイルの2皿構成。
1皿目はとろとろのほほ肉。赤とおいしく。
2皿目は、ひと口スキヤキ。うずらの卵と一緒にいただきましたが、
炭火の香りがものすごい。
<デザート>
蓋のついたデザートグラスのなかに、柑橘類がいっぱい。
柑橘類のオンパレード。 紅茶アイスと一緒にいただきました。
メインの肉もそうでしたが、とにかく量もすごい。
<食後の飲み物&小菓子>
コーヒー or 紅茶で、コーヒーを選択。お菓子もついてきました。
パンはハードのバケットとソフトの自家製のミルクパン。
お代わりをどんどんいたしました。
お酒は、
グラスシャンパン
→ 白ワイン(henry natter sancerre 2015、グラス)
→ 赤ワイン(Ch. de la Charrière Santenay 1er Cru La Maladière ボトル)
白は軽さと樽の香り。赤も軽い、そしてドライ。両方おいしかったです。
食べて、飲んでおなかも一杯。
フレンチで、こんなに満腹になったのは初めてかもしれません。
料理は質、量ともに素晴らしい。
あ、そうそう、食器もなかなか凝っていていいのを使ってます。
センスもよく、接客もよい。
五反田にこんなお店があったなんて・・・満足です。
5位
1回
2017/05訪問 2017/05/06
東北旅行3日目のディナーはこちらのお寿司屋さん。
旅行の計画中、GWということで仙台駅近くの人気のお寿司屋さん、小判寿司はお休み、
その他いくつか当たってみましたが結構お休みの店が多く、
どうしてもお寿司が食べたいと途方に暮れていたなか、スコープを拡げて見つけたのがこのお寿司屋さん。
仙台駅から地下鉄で2つ目の愛宕橋という駅から徒歩5分程度の距離にあります。
偶然見つけたお寿司屋さんでしたが、
何もかもびっくりするお寿司屋さんでした。
1つ目のびっくりは創作寿司。
これは、ネットでの下調べの段階で知って、楽しみにしていきましたが、
実際に目にすると、こんなお寿司があるのかと改めてびっくりしました。
2つ目のびっくりはCP。
ビール飲んで、日本酒5種類飲んで、2人で20,890円。
ほぼ1人10,000円。
この内容ではありえないでしょう。一体、いくらのコースだったのでしょうか?
3つ目のびっくりは大将の腰の低さ。
これだけの内容の料理を出すも、低姿勢な大将。
飽くなき探求心をもち、真に研究熱心な方は、こういう人なんでしょう。
いろんなびっくりがありましたが、
5種類の東北のお酒とともにおいしく頂いたお魚は次のとおりです。
・姫さざえ
・お造り4種盛り
左から鯵、マコガレイの昆布〆、本マグロ(赤身)、志津川の真タコ。
鯵はポン酢しょうゆでいただきましたが、何かひとアレンジされていてちょい辛うま。
その鯵には「大根」の座布団、刻み昆布がかかっていたマコガレイには更に「昆布」の座布団、
赤身には「うご」の座布団、真マコには「人参」の座布団がひかれており、盛り付けもあざやか。
・メヒカリの素揚げ
添えてある人参には、白ごま・黒ごまがついているという凝りよう。
・珍味3種盛り
これ、最高でした。
柳タコの卵、モウカザメの心臓、鹿の子(鯨皮)の3種。
タコはねとねと、心臓はごま油が効いていてレバ刺しのよう、鹿の子は炙った後にスモークしている。
握ってもらった創作寿司は次のとおりです。
・本マグロ(中トロ)with行者ニンニク
赤酢のシャリと一緒にいただきましたがお口のなかでトロトロ。
・真鯛 withわさび菜の茎
こちらは白酢。アンブレラを型とったかぼちゃがのっかっています。
こんな寿司、みたことないよ(笑)
・白魚 with卵黄
これもトロットロ。
・甘えび withえび、えびの卵、銀箔
海老の上に海老(笑) そして銀箔。これは衝撃かつ感動!!(笑)
・ビノス貝の軍艦巻き
・イカwith 梅、塩、炭塩
・蟹 withアスパラ
これも赤酢。ほろほろ。
・生のシャコ
生は初めて食べました!
・ホタルイカ
・アワビ withウニ
なんとアワビの上にウニがのっている!!
贅沢~
・赤貝
・マスの漬け withオレンジ、白魚
5月5日の子供の日にちなんで兜をイメージ
・子持ち昆布 withめかぶ
・あなご
まだいいのが出ていないと大将がなんども謝っていた
これだけ食べて飲んで約10,000円ってあり得る!?!?
ずいぶん楽しませていただきました。
今回の旅行で間違いなくNo.1料理です!!
6位
1回
2017/04訪問 2017/04/30
ゴールデンウィークは、ここ数年、
ヱビスビール記念館で生ビールを飲んだ後、
界隈のフレンチでディナーをとる、という日を必ず設けている。
今年は、恵比寿のフレンチの老舗、このモナリザを選んだ。
店の雰囲気はクラシカル。別の言い方をすれば昭和的(笑)。
というか、オープンして約20年ということで古いのよね。
もい1つの特徴は、お花があちこちで使われていること。
食器の絵柄にもあるけど、
お皿とお皿の間に挟み込んで料理が出てくるという演出もあり、
これはかなり凝ってますね。
それとスタッフが多い。
キャパはそこそこあるのである程度のスタッフは必要でしょうが、
手厚い感じがしました(修行されてる方も多そうでしたが)。
で、お料理はというと、おいしく、楽しめたのですが、
料理自体のCPは若干悪く感じましたね。
この日選んだコースは一番安いAコースでしたが、
魚、肉の食材のイマイチ感は拭えませんでした。
お花だとかスタッフの維持のためのコストがかかって、
料理(食材)の方のレベルを上げるのは厳しいのでしょうかね、という印象。
ま、それでも、おいしくいただきました。
バラが入ったシャンパンで乾杯した後、頂いた料理は次のとおりです。
<アミューズ、ブーシュ>
桜エビを使ったキッシュと、ホタルイカ(緑のソースは何だっけ?)をいただきましたが、
ホタルイカの盛り付け、お皿に生花を挟んでいて、芸術的。
しかも、男性客と女性客は同じ花を使っていない凝りよう。
<前菜>
①フランス産白アスパラガスのブランマンジェ あさりとウニとコンソメゼリーと共に
残念ながら、写真撮影を失念し、食べてる途中で撮りましたが、
これ、ほんとにおいしかった!アスパラとウニの組み合わせは最高だね。
②オマール海老のラビオリと春キャベツのブレゼ 海老のソース
こっちもおいしかったですよ。オマールのいい味出ていた。
<魚料理>
・桜鯛と新ワカメのブリック包み焼き 新ごぼうのソース
前菜はよかったけど、この魚料理はインパクトうすかったなぁ。
この辺がAコースとそれ以外の違いでしょうか?
<肉料理>
・川南島豚肩ロースのグリエ 緑豆とグリンピースのピューレ 春の息吹き
これもインパクト薄。盛り付けはモナリザらしくよかったですが。
<お口直し>
フルーツのスープ仕立て、イチゴです。
<デザート>
デザートプレートと紅茶。
デザートはいっぱいのっかってましたが、ピンとくるものがありませんでした。
いっぱいあったのでお腹いっぱいになりましたが。
あ、そうそう、焼き立てパンをかなりお代わりしましたが、パンはおいしかった。
海藻を練り込んだもの、ミルクパンが特においしかった。
前菜、メインとともにおいしくいただきました。
ワインは、アナヨン・シャルドネ。(スペイン)
樽の香り以外に色んな香りがする不思議なお味でした。
7位
1回
2017/06訪問 2017/06/03
仕事を終え、銀座三越へ直行。
少し買い物をした後、12階のこの店に。
LUXAのクーポン利用でしたが安かったので
正直あまり期待していなかったのですが、
いやいや、さすが、フランスでミシュラン1つ星をとったシェフが手掛けた店、
とてもよかったです。
通常7,560円のコース料理が、4,700円。更に1,900円のシャンパン付き。
入店前は、どーせ、席の方は、狭いテーブルに詰め込まれるんだろうとタカをくくっていると、
かなりゆったりしたスペース。
実際に、料理を頂くと、おいしい!!
量もしっかり。
これは、ほんとにいいこと尽くしの当たりクーポン。
そこそこのワイン1本入れて、1人10,000円でおつりが来ました。
また、このワインが私の好みのお味で・・・
頂いたお料理は次のとおり
【グラスシャンパン】
乾杯
【アミューズ1】
バスク豚のサラミ、チーズのパイ。
ちっちゃなチーズのパイがとても美味。
【アミューズ2】
新玉ねぎのムース、オマールエビのジュレ、桜エビ素揚げ。
6月に入り、暑くなってきたので、こういうのはいいね。
新玉ねぎのムース、非常によかったです。
【前菜1】
ホワイトアスパラガスのブランマンジェ。
そうそう、今日は暑かったから、こういうのがいいのよ。
ホワイトアスパラガスのムースにパルミジャーノのムースが重なり、
オリーブオイルの玉がのっかてましたが、非常にさわやか・さっぱり。
【前菜2】
フォアグラのロワイヤル きのこ風味のカプチーノ仕立て。
これがおいしかった!! フォアグラがすごくいい。
白トリュフと絶妙コンビ。
【魚料理】
チョリゾを纏ったイトヨリのロースト、イカと白インゲン豆のラグー。
スペシャリテ。バスク料理って感じ。
これは、今まで食べたことないお味でした。
バスク地方の一味、イカスミが添えられており、いろんなお味で楽しめます。
【肉料理】
仔牛のもものロースト、赤ワインソース、季節の野菜と。
緑色の見たことのないつくしのような野菜は何だったのだろうか?
見た目も美しく、量ももりもり。赤ワインともマッチしてとても満足。
【デザート】
チョコレトートブラウニー、バニラアイス乗せ、温かいコーヒーゼリー。
温かいコーヒーをかけたら、どんどんゼリーになっていきました。
アイスもクオリティがよかったです。
【小菓子&カフェ】
デザートのあとに、小菓子も。
カフェは12種類のなかから香りを比べて、カモミールを選択
【ワイン】は、シャトーポタンサック2011。
今年の3月にヴァンドレーヴで飲んだのと同じ。
カジュアルだけど、しっかりしてて、これ好き。
大満足なディナーでした。
クーポンのCPの良さを考慮してですが、総合は4.0点。
8位
1回
2017/08訪問 2017/08/05
佐賀・佐世保旅行の2日目の宿泊はここで。
公営の宿舎で、今年から経営が唐津市鎮西町に変わったようです。
ここの離れのお部屋に宿泊しましたが、
部屋も広く和室でゆっくり休め、お風呂も大浴場を利用でき、ビーチも至近。
ハード面も悪くないです。
で、ここを選んだのは、ハードが悪くないということに加え、
新鮮お魚をお安く頂けるからです。
イカの活き造りと佐賀牛のコースで宿泊しましたが、
それに加え、夕食にはシマアジのお造りをつけてもらいました。
日本酒もたらふく飲んで、2人で20,000円ちょい。
これは破格だと思います。さすが公営、ありがとうございます。
夕食のコースは、イカの活き造りと佐賀牛陶板焼きの2枚看板以外には、
先付3点、にぎり(サーモン、カンパチ)、特製のコロッケ、
いかしゅうまい、煮物、茶わん蒸し、食事(五穀米、お吸い物)、パンナコッタという内容。
で、もちろん、イカの活き造りがめっちゃおいしかったのですが、
ここで頂いたもののなかでは、何と言ってもシマアジのお造りが最高でした。
プリップリです。これは最高級のシマアジですね。
このシマアジが5,000円というのは安いです。
イカは、下足を天ぷらで。
ビールがおいしい。
日本酒は、佐賀の地酒、太閤と天山。
夕日を眺めながら、お魚とおいしく頂きました。
次の日の朝、朝食も頂きましたが、しそわかめの茎の佃煮がおいしかったです。
朝食後、呼子の朝市の見物に出かけたのでありました。
総じて、この宿は「穴場」という表現がフィットするかと思います。
9位
1回
2017/02訪問 2017/02/04
烏森神社の近くにある雑居ビルの3階。
山路さんというお店。
盛岡ご出身の若い大将が、若い女将と2人でやられている
こじんまりした割烹ですが、
おいしい肴とおしいいお酒をしっぽりといただきました。
この日、頂いたのは、
まず、赤ナマコ酢。
新鮮なこりっとした感じがいい。
その次は、牡蠣の食べ比べ。
岩手と北海道の生牡蠣。
いつもながらクリーミーな北海道の牡蠣、
それと対照的なのが塩分多めの岩手の牡蠣。
これは日本酒が飲みたくなる、
最初は京都の「澤屋まつもと」。
ああ、飲みやすくておいしい。
その次はしめ鯖。見るからにおいしそう。
続けてズワイ蟹のほぐし、蟹味噌と。
ますます日本酒が欲しくなり、
次に頂いたのが秋田の「山本 純米吟醸生原酒 7号」
辛口だね、すっきりしてるよ。
続けて、ヒラメのお造り。
熱燗でいただきます。
信州の「信濃錦・一瓢」。
なるほど、これは燗に合う。
そして、お寿司。イカと小肌。
うまい。そう、山路さんは、麻布でお寿司屋さんもやっているんですよね。
若い大将が修行されたお寿司屋さんのお話も聞けました。
お椀は、なんだっけ?
セリとハマグリ。ああ、あったまるね。
行者にんにくとワカサギの天ぷらをサクっといってからは、
甘鯛の焼き物。
そんどん熱燗を飲み進めて出てきたのは、のれそれ。
まだまだ熱燗を飲んで、
〆はお蕎麦。麻布の店でもお蕎麦を出されているようですが、
得意技というのがよくわかります、そんな味。
オレンジをいただき、お店を出ましたが、
なんか、いいな、こういうの。
新橋で、こじんまり、しっぽりと。
また来たい店です。
10位
1回
2017/05訪問 2017/05/06
本日の宿泊先は乳頭温泉郷の鶴の湯温泉。
5か月前に電話予約しての宿泊です。
朝の7:00に電話をして、なかななか繋がらず、
やっと繋がったら、囲炉裏付きの新しい部屋(新本陣)は満室、
囲炉裏の無い新しい部屋(新本陣)か、
囲炉裏のある古い部屋(本陣)かの選択を迫られましたが、
妻のことを考えると新本陣がいいのかなと思い、前者を選択。
ただ、実際、現地で本陣の部屋も見せてもらましたが、
本陣の部屋もウォシュレット完備だし、部屋もきれいでした。
決定的に本陣の部屋にした方がよかったなと思ったのは、夕食時。
ここは部屋食なのですが、一気に食事が運ばれてくるので、
あたたかい料理が冷めていく。
そんななか、囲炉裏だと山の芋鍋と岩魚の塩焼きだけは冷めずにとっておける。
食べログ的にも、囲炉裏に鍋がかかり、魚が刺さっている方が写真映えもしますし(笑)、
部屋の選択にはやや後悔しました。
なのですが、つかる温泉は同じ。
これは十分堪能できました。
内湯の中湯、白湯、黒湯。露天も小さいのと大きいのと2種類。あと、貸し切り湯もつかりました。
全部で6種類の湯につかりましたが、ザ・温泉という感じの雰囲気・泉質に大満足。
湯を堪能した後は食事。
前述のとおり、囲炉裏が無かったのは残念でしたが、
ゆっくりお風呂につかったと、しんみり頂く食事は格別でした。
ここは、早めにチェックインすべき宿です。
お風呂だけでなく、料理もいいです。
ここの料理は、山の幸をふんだんに使っているご当地料理です。
岩魚はありがちと言えばありがちですが、山菜料理がいいです。
というか、山菜をパスしたい方は宿泊すべきではないですね。
夕食で頂いた料理は次のとおり。
【鍋】山の芋鍋(セリがたっぷり入っているのもよかった)
【焼き魚】岩魚
【お刺身】岩魚
【ホイル焼き】きのこ(しめじ、まいたけ)のホイル焼き
【椀物】揚げたあきたこまちのおにぎりと豚肉の椀
【天ぷら】こごみとタラの目の天ぷら <写真撮り忘れ>
【和え物】ぜんまい、こごみ胡麻和え、フキ酢味噌
【食事】なめこそば、ごはん、いぶりがっこ
やっぱり山菜がおいしかったです。
特に、こごみ、天ぷらでも和え物でもすごくおいしかった。
あと、鍋のセリだね。
肉は殆どありません。
なのですが、完食すると意外とお腹いっぱいになりました。
そばの量が結構あったからだと思います。
地酒と地ビールとともにおいしくいただけました。
朝食も山菜が楽しめました。
ぜんまいと行者にんにくがおいしかったです。
温泉三昧、山菜三昧、まさに山の恵みを堪能。
今度来ることきは・・・ぜひ・・・囲炉裏の部屋に泊まりたいです(笑)
食べログ7年目。
今年も食に関しては充実した1年でした。幸せなことです。
旅先での郷土料理、ビジネスランチ、休日の地元でのランチ、妻とのディナーなど色々楽しみましたが、
特に、今年は「日本酒」に開眼したことが最大のトピックスとなります。
新橋五丁目の朧酒店で、毎月、店がセレクトしたお酒を購入。その他、ふるさと納税でいろんなお酒をゲット。
毎日の晩酌が楽しみで、楽しみで・・・
旅先でも様々な地酒を楽しみ、今年は日本酒中心の一年であったような気がします。来年も継続予定(笑)
旅行は、3月の茨城・千葉、5月の秋田・岩手・宮城、8月の佐賀・長崎、10月の富山・岐阜・愛知。
あちこちで温泉に浸かり、郷土料理を頂き、そして日本酒を愉しむ。
食べるばかりではなく、昨年15kgのダイエットをして落とした体重もキープ。
食べる量は減らさずに、健康管理してくださっているワイフには多大なる感謝、ありがとう。
そして、ごちそうさまでした。
【ベストレストラン】
・今年も、「ベストレストラン」の10店については、今年に初めて行った店限定としております。
・1位は、言わずと知れた岐阜の名店「柳家」。
長年、ずっと行きたいと思っておりましたがようやく行くことが出来ました。
柳家さんの囲炉裏を囲んでの両親との食事は一生の思い出になるでしょう。
・2位は、岐阜の山奥にある「秋神温泉旅館」。
ここも何年も前から行きたかった宿。万華鏡のようなキノコ鍋は感動もの。
野趣あふれたキノコのお味、素晴らしすぎます。
・3位は、佐賀の料亭「飴源」。
ツガニを目当てに行きましたが、うなぎが断然よかった。
鮎も何種類も頂きましたが、ここは川魚の天国ですね。
ウナギも鮎も飴焼きがおいしかったです。
・4位は、東京、五反田の「メイ」。
結婚記念日に利用しましたが、何もかもが最高でした。
料理の質・量、センス、接客、全て素晴らしい。
モダン&クラシックで肉料理が2種類出てくるのもすごいです。
・5位は、宮城、仙台の「弘寿司」。
街場のお寿司屋さんですが、創作寿司がすごい。
甘えび withえびとかアワビ withウニとか他ではなかなか食べられないでしょう。
CPも抜群!
・6位は、東京、恵比寿の「モナリザ恵比寿店」。
クラシカルな雰囲気に色とりどりのお花、さすがの雰囲気を持ってます。
今年はモナリザ出身のシェフがいるメイ、モノリスにも行きましたが、どの店もいい。
名店といわれる理由が分かりました。
・7位は、東京、銀座の「レ ロジェ エギュスキロール 銀座三越店」。
クーポン利用でしたが、ものすごくコスパがよかったです。
おいしいだけでなく、アミューズメント性のある料理に大満足しました。
・8位は、佐賀の波戸岬にある「鎮西町国民宿舎 波戸岬」。
ここも何年も前から行きたかった宿。
料理はイカ目当てでしたが、何と言っても新鮮なシマアジのお造りが最高でした。
昼間、呼子の河太郎でもイカを頂き、この日一生で一番イカを食べた日かも(笑)
・9位は、東京、新橋の「割烹 山路」。
寒い時期、烏森神社近くで、おいしい肴とおしいいお酒を頂きました。
こじんまりした感じ、実直そうな若大将と奥さんの雰囲気もよかったです。
・10位は、秋田の「鶴の湯温泉」。
何年も前から行きたかった乳頭温泉にやっと行くことが出来ました。
温泉もよかったですが、普段なかなか食べることが出来ない山の幸もかなりよかったです。
【ライフワーク】
・ライフワークである職場から行けるランチができる店の全店制覇については、「浜松町・芝公園エリア」、「新橋・汐留エリア」(新虎通り以南)ともに、新規オープン店をフォロー。加えて、新虎通り沿いの「旅する新虎マーケット」に出店された店に対応して「溜池山王・霞ヶ関エリア」もフォロー。
・「浜松町・芝公園エリア」は昨年末の770件から832件に。「新橋・汐留エリア」は136件から155件に。「溜池山王・霞ヶ関エリア」は16件から29件に。
・今年、これらのエリア内で初めて行った店で印象に残った店は次のとおり。
バラリン・・・女性に超人気。オシャレでおいしいイタリアン
しお璃 ・・・昼からおちょこで一杯できます
大助・・・浜松町ナンバー1焼き鳥
ビストロハーベスト・・・海老と白身魚のムースがおいしかった
鼈甲鮨・・・やっと、べっこう寿司が食べられました
PHO CHAN ・・・ベトナム料理の新星
ビッグツリー・・・サックサクのバインミー
大門 はしもと・・・この辺りで一番おいしい小料理屋
リストランテ カーサ瀬戸内・・・浜松町に出来た素敵空間
バーラヴァン エム ジュエ・・・ランチのコスパがすごい
中華そば いづる・・・ガツンと煮干し
四季のバル・・・日本酒好きにはたまらない店
ラ ベルマルシェ 新虎通り店・・・青を基調とした店。素晴らしいランチ
ナンディニ 虎ノ門店・・・ランチでミールスが食べられる幸せ!!
・今年はイベント的には、上述の新虎通り沿いで催された「旅する新虎マーケット」というものがありましたが、どの店も個性があり、結構楽しめました。
【地元】
・地元、葛西の飲食店についてキュレーション(まとめ)活動を開始。2月に「 葛西・西葛西でインド・ネパール料理のランチ【15選】」を作成。現在、「葛西の麺類100選」を作成中、来年完成予定。
・レビュー件数は、438件から460件となり22件増加しましたが、今年利用した店のなかでなかなかいいなと思った店は次のとおり。
キッチンキクチ・・・使い勝手のいいアジア・エスニック食堂。コスパもかなりいい。
本格焼肉・もつ鍋 肉衛門 葛西店・・・肉質のいい焼肉屋さん。夜遅くまでやっているのもよい。
マリノステリア・・・パスタの種類豊富。フライドポテトもおいしい。
【クーポン】
・今年も結構利用しました(ルクサ13件、ポンパレ4件、グルーポン3件、ラクーポン3件)。印象に残っている店は、次のとおり。ルクサ中心の1年となりました。反対に、これまで随分お世話になったポンパレがサービス終了。
メイ・・・結婚記念日に利用。素晴らしいフレンチだ
モノリス・・・メイとともにモナリザ出身のシェフの店。なので、さすがのクオリティ
ヴァンドレーヴ・・・料理がおいしいワインバー。大好きな店
ヴィンチェロ・・・本当に料理がおいしい。特にパスタは感動もの
レ ロジェ エギュスキロール・・・今年のコスパナンバー1店。楽しませてくれる
中国料理 東弦京・・・しっかりりた料理でしたが、すぐ閉店してしまって残念
天ぷら味覚・・・大将の心意気がいいね。来年も利用させていただきます
麻布十番松栄寿司・・・日本酒の品ぞろえも豊富。ちょこちょこつまんで楽しみました
神楽坂あかべえ襷・・・ペアリング焼き鳥、最高です
花の辻・・・裏浅草の情緒を感じてふぐとうなぎ
【定番】
・ベストレストランにランクインはしていない(初めて行った店ではない)けどおいしかった店。つまり定番の店。今年は、毎年お伺いしていた柿生のいくどんに行くことが出来なかったことが残念。
しのはら(日本料理)
シャテール(フレンチ)
更科堀井(そば)
きくち(ふぐ)
【今日の晩ご飯】
・毎晩の晩ご飯を、Yahoo!ブログ「今日の晩ご飯」にUP。今年、ワイフが作ってくれた晩ご飯は全285食。
・一昨年の健康診断でやや高血圧になっていることが判明し、ヘルシー食でダイエット。
今年も概ねその体重をキープし、以後、ほぼ67.0kg~70.0kgのレンジで推移。
来年の7月の健康診断では必ず67.0kgを下回るとともに、腹回りも必ず抑えます。
・色んな料理を愉しむのも、健康があってのこと。そういう意味では、カロリーや栄養を考えて色々作ってくれたワイフには多大なる感謝をしなければならぬ・・・仕事を終えてからの遅い時間に毎晩きっちり料理をしてくれて本当にありがとう。