2回
2020/11 訪問
ベースが王道。奥行き、繊細さ。ワインもかなり楽しめます。
箱根旅行1日目④
大涌谷でくろたまごを食べたあと、ロープウェイで桃源台駅へ。
目的は、このオーベルジュでディナーを楽しむこと。
今回の箱根旅行はそのための旅行。
駅からタクシーに乗ろうと思ったら、乗り場になかったので、呼ばずに歩いていくことにした。
グーグルマップの指示通りに歩きましたが、砂利道とか坂道とか、結構、歩きましたね。
1kmちょい歩くと、出てきました、建物が。
日本で最初のオーベルジュの本館、そして噴水、堂々とした雰囲気。
真ん中のパヴィヨン・ミラドーの建物でチェックイン。
これが結構時間がかかった。
スタッフの数、そして建物の広さが関係しているんだろうけど、これは割り引いて評価しなければならない。
ここはホテルではなくオーベルジュ。過度なサービスを期待する人は来るべきでない。織り込み済み。
ウェルカムドリンクのハーブティーを頂いた後、コロニアル・ミラドーの部屋を案内してもらった。
こちらの部屋を選んだ理由は、温泉がついている建物だから。
11月後半ということで、バスローブを着て建物を移動したくなかったので。
ディナーは20:15からで予約。
遅い時間から頂けるのもうれしい。
その間、温泉でのんびり。泉質はややぬるめでのんびり浸かれます。
風呂上がりにウェルカムフルーツをいただく。
本館のレストランに移動。
我々が一番最後に来たみたいで、満席。
客が多いと食材も回るので質の高い料理が期待できる。
お料理はシェフズ・テーブル、お酒はペアアリングでお願いしました。
フレンチの重鎮、勝又シェフは伝説のシェフであると、テレビで見たことがありますが、お料理を食べ進めるに従い、それがよく分かっていきました。
繊細なお料理なのですが、ベースがしっかりしているのがものすごく感じられます。
そう、まさに王道という感じ。
なんというか、単なる創作じゃないんですよね・・・
色んなソースを楽しみましたが、それがど真ん中のお料理にのっかっているので奥行きがあって・・・
そして、ソムリエがチョイスするメリハリのあるワインで・・・
そう、完璧な三重奏というか、いや、オーケストラというか・・・
今まで食べたフレンチのなかで、一番、よかったかもしれない。
少なくとも、ワインをどれだけ楽しめたかということを加味するとベスト。
食材もよかった。
キンメダイ、オマール海老、蝦夷鹿。
圧倒されました。ほんとに、ここに来れてよかった。
この日頂いたお料理は、次のような感じ。
アミューズ1
シャンパンで乾杯、パイ生地にごまをまぜたせんべいと、ケークサクレをつまんで。
アミューズ5点セット。
・竹炭を練りこんだシュー、トリュフクリーム入り
・クリームチーズに金貨豚のハム
・さざえの肝を練りこんだバターを挟んだおつまみ
・モロッコインゲンのゼリー仕立て、上にミョウガ?などがのっかってた
・鯛のお出汁のスープに春巻き
前菜1
・自家製生ハム、熊本の黒イチジク、マヨネーズソース
前菜2
・でっかいマイタケのソテー、春菊?などの緑色のソース
魚1
・オマール海老のグリル、オマール海老のビスクとサワークリーム(カレー風味)
魚2
・キンメダイ カリフラワのマッシュっぽいの
肉
・蝦夷鹿のグリル
デザート、茶菓子、紅茶
2020/11/23 更新
箱根旅行2日目①
オーベルジュ・オー・ミラドーさんの朝食。
コロニアル・ミラドーで。
数種類のジャムとバター、パン6種。
コーヒー&ミルク、カフェオレ使用にも可能。
キャビア&半熟たまごと塩、これはよかったな。
じゅくじゅくと、つぶしていっていただきました。
あとは、オマールのムース、野菜スープ、グリーンサラダ、野菜ジュース、などなど。
正直言うと、パンが少し残念でした。
焼き立てパンとのことですが、クロワッサンは油っぽくベチョだし。
普通のホテルに出てくる食べ放題パンのクオリティに思えました。
ディナーのすばらしさの余韻があるなか、こちらを後にし、桃源台駅から芦ノ湖の海賊船乗り場に向かいました。