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代々木の薪窯パン屋
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2025/11/09 更新
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きっかけ
「東京・代々木にある薪窯ベーカリー『パン屋 塩見』の塩見聡史さんは『農林61号』の力強い味をパンの風味を支える粉として使ってます。」(『エル・グルメ No.45』)とありました。
12:00開店のため、普段の土曜日午前のパン屋巡りでは訪問できません。
そこで、土曜日午前に娘の保育園の運動会がある日、運動会後に家族で昼食を食べた後に1人抜け出して午後訪問することにしました。
念のため前日に電話予約し、代々木駅から歩いて向かいました。
『Casa BRUTUS特別編集 カフェとベーカリー』によると、こちらはあの宗像堂の卒業生だそうです。
品目
・カンパーニュ1/2：917円
外皮が厚く、相当硬かったです。
生で食べると、しっとりしていて爽やかな酸味がありました。
公式Instagramによると、自家培養発酵種由来の味のようです。
焼いて食べると、酸味が抑えられて食べやすく、しみじみ複雑な味になりました。
時間が経つと発酵が進んで味わいが変化するそうで、どう変化するのか楽しみです。
・食パン：917円
手切りで10枚切れました。
生で食べると、自家培養発酵種由来のほのかな酸味があり、甘味やコクもあって、そのままでも食が進みました。
公式Instagramによると、甘味は粗製糖、コクはバター由来の味のようです。
焼いてバターを塗って食べると、焼いても生地がスカスカにならず、強い弾力が残っていて噛み心地らが良かったです。
甘味やコクが増し、主食の枠を超えたおいしさになったと思います。
・外税：146円
感想
新宿徒歩圏内なのに薪窯がある緑豊かな空間を見ることができ、街歩きが趣味なので興味深かったです。
材料・発酵種・薪窯・技術…さまざまな要因があると思いますが、普段と明らか違いがわかるパンを食べられました。
「都会のど真ん中で薪窯でパンが焼ける。これは奇跡」(『Casa BRUTUS特別編集 カフェとベーカリー』)です。