レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
6回
2024/07訪問 2025/06/22
これぞガード下の古典酒場
2024.07.17訪問。
今月が60周年のこちらのお店ですが…。
今日が最後の日。
先月あたりに、大将と女将さんから、お話はうかがっていました。
店の雰囲気を壊したくなくて、親しい人にしか知らせずにいままで過ごしてきました。
だって、このお店を大事に思う常連さんは星の数ほどいるでしょうから、
そんな人たちの別れを邪魔するわけにはいきません。
私自身もできるだけ時間をとってお伺いしてきましたが(追加で投稿します)、
今日が本当に最後の日。
若かったころからの憧れの店。
こんなお店を、いきつけにできる大人になりたいと思いつづけ…
…かなったのかな?
午後4時の開店からカウンターだけのお店は、ほとんど満席状態。
入れなくても、入るつもりがなくても、声をかけにやってくるお客さんも大勢。
この店が、大将が、女将さんが、皆が、どれだけ愛されているかこれだけでわかる。
涙をこらえて、長居はせず、
日本酒三杯と、ねぎまと自家製の鰯のつみれと鯖寿司をいただき、
(食べたいものは今日までにちゃんといただきました)
満員の中、丁度、新規の馴染みのお客さんが見えたので、席をゆずり、失礼しました。
私の呑兵衛人生で、この店と出会えたのは何ものにも代えがたいほど
最も素晴らしく、大切なことでした。
皆さん、長い間、ありがとうございました!!感謝!!
また、どこかでお会い出来たらうれしいです!!
皆さん、どうかお元気で!!!( ;∀;)
心残りがあるとすれば…
空気がキンキンに冷えたころ、
真冬の時期に大将が注文を受けてから作ってくれる
脂ののった唯一無二の鯖寿司がもう食べられなくなること。
…もう一度食べたかったな……。
2024.02訪問。
基本、毎月通っているお店です。
大将やお姐さんやお客さんとの会話も楽しいので、あまり混んでいない早い時間にお伺いしています。
どの日本酒を飲んでも1合550円!というのは呑兵衛にはありがたい限り。
普通ならこの値段で飲めないようなお酒も、ひょいとおいてあるのです。
そして、冬季のアテは、名古屋ではあまり見ないだしのしゅんだちくわぶに、
注文があってから押して作ってくれる脂ののったサバ寿司。
日本酒が進む、進む。
ガード下の外から中が見えない年代を感じるお店です。
店内はカウンターだけの小さなお店。
一見入りにくいが、一度入ってしまうと大将とお姉さん達がやさしく迎えてくるとっても温かい雰囲気のお店。
ただ、良い意味でも悪い意味でも「昔ながらの小さな居酒屋」なので、チェーン店や大手居酒屋さんが好きなかたや大人数での利用はお勧めしない…と言うか雰囲気が壊れるのでいかないで欲しい。私はこのお店が大好きで月に1・2回は行っています。
多種多数の日本酒があって(季節によって入れ替わり有。また、なかなかお目にかかれない銘酒が入ったりします)、すべて1合550円(税抜)!という日本酒好きにはうれしい店。また、好みを伝えると選んでくれます。
2022.01~06訪問。
上半期。
冬の定番はちくわぶ。明太&鉄火巻。そして、イカ焼き。
春から夏に向けては揚げ出し茄子。
ばいがいや手羽先唐揚げ、そして、夏の先取り西瓜。
そして、何より、季節の酒と大将と姐さんとの会話。
癒されます…。
今年もこのお店と一緒に生きていきます!!
2022.06更新(2021.07~10訪問更新)
2021.01訪問。
ガード下の外から中が見えない年代を感じるお店です。
店内はカウンターだけの小さなお店。
一見入りにくいが、一度入ってしまうと大将とお姉さん達がやさしく迎えてくるとっても温かい雰囲気のお店。
ただ、良い意味でも悪い意味でも「昔ながらの小さな居酒屋」なので、チェーン店や大手居酒屋さんが好きなかたや大人数での利用はお勧めしない…と言うか雰囲気が壊れるのでいかないで欲しい。私はこのお店が好きで月に1・2回は行っています。
多種多数の日本酒があって(季節によって入れ替わり有。また、なかなかお目にかかれない銘酒が入ったりします)、すべて1合550円(税抜)!という日本酒好きにはうれしい店。また、好みを伝えると選んでくれます。
新年初めての訪問です。
日本酒をいただきつつ、お願いしたのは「鯖寿司」。
自家製酢鯖はピンクの綺麗な身。食べると鯖の脂が溶け、噛みしめていくとほろりとシャリがほぐれる。
がちがちに押した寿司はボリュームがありすぎて1本でお腹いっぱいになってしまう。
アテを色々な種類沢山食べて呑みたい私にはちょっと多すぎ。でも、このお店のはちょうど良い。
そして、大好物のおでん、ちくわぶとロールキャベツ。
名古屋では珍しい澄んだおでん出汁のため、ちくわぶも出汁をしゅんで良いお味になってます。
ロールキャベツといいつつ和風の具。日本酒にもちゃんと合います。
カウンター越しに、大将と御姐さんと話しつつ、いただくアテとお酒。
心休まるひとときを過ごさせていただきました。
…と、ここで残念な話題を。
愛知県の緊急事態宣言中はお休みされるそうです。
仕込みに時間かかり、その上、午後7時でお酒の提供をやめ、午後8時閉店では無理…との話でした。
やはりアテは基本手作りだから仕方ないですね…。
この鯖寿司の味を脳裏に刻み、緊急事態宣言が終わったら、すぐにでもお伺いしようと思ってます。
2021.02訪問。
さて、今回は懐かしい味を。
鰯のつみれ。
手作りで作るつみれは逸品。生姜と葱、大根おろしと一緒にいただきます。
次は、鶏唐揚げ。
チキンボールも良いのですが、ざっくりと衣の食感のあり、塩コショウの効いたこちらが私の好み。
〆は冬の定番鯖寿司。
2012.03訪問。
今回はおでんが〆になるか…と、ちくわぶをチョイス。
むにむに・もちもちした食感とダシの染みたそれは好みが別れるものですが、私は好きです。
そして、ねぎま。豚バラと葱を焼いただけなのに、どうしてこんなに美味しいのでしょう。
そして、唐揚げ。ジューシーな鶏肉にしっかりした衣の歯ごたえ。旨し。
2012.04訪問。
1回目
むつの照り焼き。脂ののったそれは酒がすすみます。
〆は鉄火と明太の半々握り。
2回目
酒とともにいただいたのは、ネギま串カツ。衣のサックリ感、豚肉の脂の旨みがたまりません。
今回は鉄火のみ。海苔とシャリ、まぐろの旨さが堪能できます。
また、営業時間の短縮が始まってしまいます…。
こちらのお店は暫くお休みになってしまうようで…(涙)。
2021.06訪問。
緊急事態宣言からまん延防止に変更になってから、こちらのお店も再会してくれました!
まん延防止期間中は午後3時から開店だそうです!
さて、久々のお酒を愉しみつつお願いしたのは…。
茄子の揚げ出し…にんにく風味と出汁が旨い。油のコクも旨さのもと!
鉄火巻&明太巻…夏の私の大好物!明太の辛さと、鉄火のマグロの旨みがたまりません。
アスパラ豚肉巻き揚げ…単純だけど美味しい!カレー風味の塩コショウもまた良し。
2021.07~10訪問。
この時期のブームは揚げ出し茄子に明太&鉄火巻&鰯フライ
大きく肉厚な茄子は油のコクを纏い出汁とよく合う。そこははかとなく漂うにんにくの香りが食欲をそそる。
夏は鯖寿司より明太&鉄火巻を。また、良い鰯があると聞けば鰯フライがいただきたい。
あとは定番のイカ焼きや鰯のつみれ、鶏唐揚げなど。
10月に入るとおでん。だしを含んで大きくなったちくわぶはここらではあまりいただけない酒の供。
2021.11~12訪問。
やはり冬はちくわぶに鯖寿司。注文を受けてから型で押す脂ののった鯖寿司はたまらん。
ねぎまに、手作り鰯のつみれ。
日本酒が進んでこまります。
2021.01(2020.11・12訪問)更新しました。
2019.05訪問。
ガード下の外から中が見えない年代を感じるお店です。
店内はカウンターだけの小さなお店。
一見入りにくいが、一度入ってしまうと大将とお姉さん達がやさしく迎えてくるとっても温かい雰囲気のお店。
ただ、良い意味でも悪い意味でも「昔ながらの小さな居酒屋」なので、チェーン店や大手居酒屋さんが好きなかたや大人数での利用はお勧めしない…と言うか雰囲気が壊れるのでいかないで欲しい。私はこのお店が好きで月に1・2回は行っています。
多種多数の日本酒があって(季節によって入れ替わり有。また、なかなかお目にかかれない銘酒が入ったりします)、すべて1合550円(税抜)!という日本酒好きにはうれしい店。また、好みを伝えると選んでくれます。
さて、令和初めては、ちょっと早めな開店直後。
まず、いただいたのは日本酒「峰乃白梅」。
烏賊を焼いてもらおうと思ったら、刺身でもイケるとのこと。勿論刺しをお願いしました!
出てきた烏賊は艶やかで美しい…。写真をとることも忘れ一口。…口の中で烏賊がとろける。甘い。甘さのあとに烏賊の旨みが残る。そこに酒を…。たまりません。ゆっくりと酒と烏賊刺しを楽しんでいるうちに酒がなくなってしまいました。
ここで、別の日本酒を。そして、実は次の予定もあったため、夏の定番鉄火巻&明太子巻をお願い(冬は勿論!注文を受けてから目の前で型に押して作る鯖寿司です!)。
手にとってさっと一口。海苔の良い風味と良い塩梅に〆られた酢飯。そして旨み充分なマグロの赤身。
単純な料理が美味しい。そして、ネタの鮮度や客のオーダーに合わせて臨機応変に調理対応できる大将の技。
こういったお店はとても貴重。今後も大切にお付き合いさせていただきたいです!
2019.06~10訪問。
毎月1回は最低でもお伺いしております。
定番は日本酒二杯~三杯にアテ数品、最後に鉄火&明太子巻。
ブームは烏賊刺し(甘い!もっちり。種類は色々その日の良いもので)、鶏の唐揚げ(注文を受けてから調理して揚げる!熱々サクサク。ボリューム満点)、鰯のつみれ(手作り。文句なしに旨い)、アスパラ巻き揚げ(アスパラに豚バラを巻き衣をつけて揚げたもの。カレー塩が合う!)。
酒も限定品など色々入るので楽しみです。
寒さが厳しくなってきたら…注文を受けてから押して作ってくれ「さば寿司」の美味しい時期がやってきます!楽しみです♪
2020.01訪問。
寒さが厳しくなってきました。
日本酒をいただき、今日のアテを考えます。
まずは海老。海老フライにしてもらうのが本来ですが、わがままを言って海老を焼いてもらいました。
塩味と殻の香ばしさがたまらない。
そして、鰯フライ!大きい!揚げたてのフライはジューシー♪
大好物のちくわぶ(ここのちくわぶは大きい。そして、しっかり煮込まれているので柔らかい!)に和風ロールキャベツ。
〆は冬の定番鯖寿司。注文を受けてから押してくれるそれは、米はふっくら。噛むとほろりと崩れていく。
固い鯖の押しずしとはまたことなる旨さ。ここでしかいただけないもの…かな。
大満足のひとときでした。
2020.02訪問。
新酒の季節が始まっております。
旨い酒をいただきつつ、冬の定番。おでんのちくわぶ。
三合ほどお酒をいただき、追加のアテは酢さば刺しにトマトスライス。
一合につき一つのアテでゆったりと愉しませていただきました。
2020.03訪問。
大きな鰯。本来は天ぷらなのですが、無理を言ってフライに。
驚くほど大きなフライが出来上がりました。衣はさっくり身はふわふわ。たまりません。
あとはおでんに定番の鉄火&明太の巻物。
美味しかったです。
2020.04訪問。
久々に唐揚げ。大きな身からじゅんわり旨み汁が溢れます。
〆は定番の鉄火巻&明太巻。酒が進みます。
…しかし、この後、あんなことになろうとは…。
2020.06
(1回目)
4月途中の緊急事態宣言の後、ずーっと閉まっていたのですが、6月やっと再会してくれました!
嬉しい!!
店内はすでにお客さんで一杯。皆さん本当に楽しそう。
ちょっと声は抑えてほしいお客さんも数人見えましたが、カウンター席のみなので飛沫飛ばないからまあ…。
と思いつつ酒をいただきます。
自家製の鰯のつみれ。鰯感がたまりません。
鉄火と明太の巻。安定の旨さ。海苔が旨いんだよな~~。
ふんわり茹であげられた海老。私、海老好きなので殻ごと頂きます。
身がたっぷり。甘い。文句なし。
はまぐりの酒蒸し。
身が大きくふっくら。食べてみると旨みの汁が溢れます。
もちろん酒蒸しの汁にもしっかり旨みが…。身も旨いのに汁も旨い。
日本酒を呑まずしてどうするか!
最後は西瓜で。シャクシャクした食感と爽やかな甘味…
私、やっぱり夏の果物の中では西瓜が一番好きです。
2020.06
(2回目)
6月、2回目の訪問です。
今回、目についたアテは自家製「稚鮎甘露煮」。
大将が煮つけたものですが…山盛りで500円!破格の値段。
いただいてみると表面は甘い甘露煮風の味付けで、身の中は味に染まっていない。
でも火はちゃんと通っている。
外の甘辛い煮汁とワタや頭のほろ苦さ、ふっくらした身の淡泊な甘味。
これは旨い。ご飯でも良いけど…やはり日本酒です。
インターバルでイカ焼きをいただきましたが、最後の〆は「稚鮎甘露煮」をお代わりしました。
…本当に旨かった…。
2020.07訪問。
(1回目)
稚鮎の甘露煮の味が忘れられず再訪です。
季節ものなのであるかな…とドキドキしていたら……ありました!
まず一皿いただき日本酒と一緒に。…頭から尻尾まで余すところなくまるごといただきます。
…煮すぎない、味が染みすぎていない。
保存食としての甘露煮ではなく、すぐ酒と一緒にいただくための甘露煮。…至福。
日本酒一合に、甘露煮0.8位。数尾残っている間に、明太子巻&鉄火巻ハーフを注文。
巻物をいただく時点で日本酒追加。
残っていた甘露煮を平らげ、巻物をパクリ。
明太子の辛みが日本酒に合う。マグロも当然日本酒に合う。巻いている海苔も旨い。
しかし、ちょっと舌をリセットしたら、つい稚鮎の甘露煮が食べたくなり…。
やっぱり追加でもう一皿。
…美味しかった。
(2回目)
さて今回は新しいお酒をいただきました。
あとは鰯フライ。本来なら天ぷらなのですがね。これがまた旨い。
2020.08
2回ほど訪問。
今回は夏!と言う訳で、茄子の焼き浸しをいただきました。鶏唐揚げも旨し。
〆は鉄火巻&明太巻で。
2020.09訪問。
今回は知人と二人で。
鯵のつみれ(手作りなので本当に美味しい)や刺し盛り(烏賊が絶品!)、アスパラとシイタケの焼き(椎茸の香りがたまりません)、鉄火&明太巻(夏の定番!冬は鯖寿司に移行!!)などを、酒1合に対し一品の状態でいただきました。
ひとりだと30分位で二合いってしまうのですが…。
二人だとゆっくり話していただくので時間がかかってしまいます。
…そして酒のみ同士だと、つい酒がすすんでしまいます。
結局、お互い四合位呑んだんだっけ?
2020.10訪問。
今回はさっと呑みに。
昼を食べそこねていたので鉄火&明太巻。
寒くなってきたのでおでんのちくわぶをチョイス。
だしを含んでとろとろふにふになところと、しっかりとした歯ごたえのところ、モチモチのところ…
違いが楽しめるのが大好きです。
あと、唐揚げ。揚げたてをいただきます。熱々、ジューシー。
酒がすすむ、すすむ…。
来月は鉄火&明太巻から鯖寿司に変更かな。
2020.11訪問。
11月は2回ほどお伺いしました。
1回目はアスパラ肉巻き揚げとおでんのロールキャベツとつみれ。
アスパラは一本に豚バラをまいて衣をつけて揚げたもの。
1本丸々揚げてから切り分けてもらい、カレー塩をつけて頂きます。
アスパラの瑞々しさと豚バラの脂、カレーの風味と塩の塩味がよく合います。
つみれは出汁をたっぷり吸っている。これだけでも旨いです。
ロールキャベツは手作り。かんぴょうで巻かれているのが可愛い。
具も和風の味付けで出汁に合うもの。
2回目は鶏唐揚げとちくわぶと玉子、そして、大本命の鯖寿司。
唐揚げは注文を受けてから揚げてくれる熱々でボリュームたっぷりのもの。
ちくわぶは大きくもっちもち、玉子は黄身をちょいと出汁に溶かしていただくと、なお旨い。
そして、冬の大定番。大好物の鯖寿司。
鯖は優しいあたりの酢で〆られたピンクの綺麗な身。食べるとほろりとシャリがほぐれる適度な押具合。
これで1,000円以下でいただけるなんて驚きです。
2020.12訪問
今回は知人と一緒に二人でお伺いしました。
鯖寿司が目的です。
酒を呑みつつ、鯖寿司を愉しみ、刺身をいただき、おでんを食べる。
静かな語らいで呑む。
こんな呑み方もあるのです。
外からは中が見えないお店だが、中はカウンターののみのこじんまりしたお店。夜・・・といっても午後4時からやっています。
一見入りにくいが、一度入ってしまうと大将とお姉さん達がやさしく迎えてくるとっても温かい雰囲気のお店。
ただ、良い意味でも悪い意味でも「昔ながらの小さな居酒屋」なので、チェーン店や大手居酒屋さんが好きなかたや大人数での利用はお勧めしない…と言うか雰囲気が壊れるのでいかないで欲しい。
ちなみに私はこのお店が好きで月に1・2回は行っています。
多種多数の日本酒があって(季節によって入れ替わり有。また、なかなかお目にかかれない銘酒が入ったりします)、すべて1合550円(税抜)!という日本酒好きにはうれしい店。また、好みを伝えると選んでくれます。
料理はカウンターに手作りお惣菜があるので急ぎならそれを頼むと良い。が、壁に貼ってあるメニューから頼むのはなお良し。目の前で大将が流れるような動きで作ってくれるのでそれを見ながら飲むと「自分のアテを作ってくれてる!」と感じて楽しい。
おすすめは「鯖ずし」(特に寒い時期に!)。
自家製の酢鯖を注文が入ってから、元寿司職人の大将が、木枠に入れて押して作ってくれるので鮮度が違う!ご飯と酢鯖が馴染んだもの好きだが、日本酒と合わせるなら断然こちら!
脂の乗った旬の時期に食べると…口に入れると鯖がとろけ適度に押されていたシャリがほろりとほぐれ、魚の濃厚な旨味とシャリの自然な甘みと魚と米にしみた丁度良い塩梅の酢が渾然一体となり、口いっぱいに広がる。―ここに常温の日本酒を合わせたら…至福。
私はこの鯖ずしと自家製鰯のつみれが定番のアテです。これで二合はいけます!
2014.6 <鯛のかぶとを喰らう!〉
今回、カウンターに座ると(カウンターしかないけどね…)おばんざいの大鉢に見慣れない鯛のかぶとの煮物が…値段をお伺いすると400円(税抜)とのこと。なんてお得な値段!?
実は魚も肉も骨付きが大好き。特に魚の頭は大好物!な私。迷わずお願いしました。
いただくとと身はほっこり、くどくない適度な優しい甘辛さ。ここまで旨く家では炊けません。
大きな身を箸で頂き、骨についた身をこそげとり、プルプルの皮をぺろりと剥がしパクリ、残った骨も齧り(鯛の骨は溶けませんので食べるのは断念)中のエキスも吸い尽くします。ぷるぷる目玉も唇もすべて骨以外はいただきます。
残ったのは細かく分解された骨のみ(タイの鯛はきれいに取り出し、持ち帰りました)。
半分に切られていたので脳の部分が溶け出していたのが残念でしたが、大満足のアテでした。うまうま。
こういったお店では季節のものや、定番以外の料理があって大変楽しいです。
美味いかぶと煮のおかげで、さっと一合でやめるつもりのお酒が二合になってしまいました。
本当に、幸せな誤算です。
2014.10<祝!50周年!>
毎度のことで…ふらりと訪れた時に、姐さんお伺いしました!
私が生まれるずっと前から大将はここでお店をやっていたんだ…と思うと不思議なものです。
私にとってここは一番大好きな居酒屋。
大将どうかあと20年は元気でやってくださいね!!
2018.03
安定の飲み屋。最近お客さんが多くては入れないことも…。
ともかく、酒2合に酢サバの造り、アスパラ肉巻き上げをいただきました。
2018.07
だいたい毎月通っているのですが…今日はアスパラ肉巻き上げで。酒二合。
もう少しゆっくりしたかったのですが、隣のおじさんズが酔っ払いで…早々に退散させていただきました。
適度な静かさの中で呑みたいですね。
2019.02
最近のお気に入りは唐揚げに酢サバの造り、そして、鉄火巻&明太子巻き。
酒も二合。色々な種類の酒が入るのはうれしい限り。
2019.04
相変わらずの混みよう…でも、ひと月に1・2回はお伺いするかな。
最近は海老を殻ごと焼いてもらって酒のアテにしています。
じっくり焼かれた海老は殻はかりかり、焦げ目が良い塩梅。で、身はぷりっぷり。
これは酒がすすみます。
2位
4回
2022/12訪問 2023/01/29
夜は美味い酒と旨い肴を静かに愉しむ
2022.12訪問。
先日おしまれつつ閉店した。毎月楽しませていただいていたお店です。
掲載したいメニューもたくさんあるのですが、掲載が間に合わず…。
最後にお伺いした時のレビューだけでもあげさせていただきます。
その後はぼちぼち懐かしみながら…追加できればと思っております。
わたしにとってこの場所で大将の料理をいただける最後の日。
いただけるだけいただくぞ!と気合をいれておうかがいしました。
まずはひいか。炭火焼でいただきます。
香ばしさと醤油風味。歯ぎれの良いひいか。
刺し盛りはマスト。
角のたった刺身は秀逸。それぞれの味が楽しめます。
ついでからすみ餅。これは私の大好物の一つ。
ねっとりとした触感とうま味と塩味のあるからすみをコメの甘味を感じる美味い焼餅で包む…
まずいはずないです。
どんどんいきます。
えび芋とたら白子の蟹あんかけ。
えび芋のうまさを最初に教えていただいたのもこのお店でした。
だしがしゅんでいるえび芋のから揚げにすると油のコクが加わります。
これにクリーミーな白子に
甘味とうま味の塊の蟹の身があんかけとなって…
…感涙。
最後は来店と同時にお願いしていた鯛めし。
二人前からなのでひとりでお伺いする時は頼んでいなかったのですが、今日は!
ごはん1杯分だけその場でいただきます。
…滋味。
後はおにぎりにしてもらい持ち帰りました。
前身の「しんのすけ」さんから長い間お世話になりました!
新天地でもよろしくお願いします!!
2021.04(2021.01~04更新)
私が月1回、可能であれば必ずお伺いするお店の一つです。
名古屋駅の片隅にひっそりと建つ一軒家。
店舗の大きさはカウンター数席と奥に小さな座敷(10人くらい?)があるこじんまりとしたお店です。
今の基本営業は昼のランチ。
美味しい海鮮丼や天丼がいただけます。…少し値段は張りますが、食べる価値は絶対にあり。…結構人が並びますが。
しかし、私の大本命は夜。月に数日夜営業を行うことがあります。
提灯がほんのりと燈るお店の暖簾をくぐる…さあ、月に一度の贅沢な時間の始まりです。
(月1回、更新できると良いな…)
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2021.01訪問。
さて、新しい年初訪問です!
落ち着いて…といいたいですが、コロナ禍での訪問でした。
まずは日本酒と刺盛をお願いしました。
ぶり、ヤイトカツオなど丁度一口で頬張れるくらいの厚さの刺身が…。
生の山葵をすりおろしたもので頂ける。
山葵のピリリとしつつ、さっと後味を残さず消える独特の辛み。
これが、魚の肉に比べれば大人しめの旨みと味を引き立ててくれる。
うん。日本酒です。これは。
次いでお願いしたのは、大好物のからすみもち。
からすみのねっとりした食感と塩味の強い中にある卵の旨みが、焼いた香ばしさと米の甘味を持つ美味しい餅と合わさると…。
もちのむちゅむちゅ感、からすみのねっとり感。
からすみ、もちの旨み。
食感も味も、混然一体となり…。
たまりません。日本酒を呑むしかありません。
次は海老芋とたら白子の蟹あんかけ。
…もう名前だけで豪勢です。海老芋以外は主役級。
でも、この料理の肝は海老芋。
ちゃんと下味をつけられた海老芋はねっとりした舌触りと含んだダシの相乗効果で美味しくなります。
これにコクの塊白子に、少しでも風味がしっかりつく蟹を使った餡かけ。
それぞれ強い素材が争わず餡につつまり、纏まるのは、大将の腕でしょうか。
これも日本酒ですね。
旨く写真をとり忘れ、いただいてしまったのが、かきバター焼き。
ぷりっぷりっの大振りのカキがバターで焼かれて…。
噛みしめると溢れる海のミルク。コクの塊。海の旨みが堪能できます。
はい、日本酒です。
短時間で失礼させていただきましたが、大満足の時間を過ごさせていただきました。
2021.02訪問。
定番の刺し盛りで日本酒を。本日いただいたお酒は…山形正宗・片野桜・横山五十・三十六人衆。
そして、本日のアテは…。
刺し盛り
ブリのトロが旨し。鰹もさっぱりした味。金目も良い脂がのっている…
大振りの切り身で魚の味がしっかり味わえる。
本わさびと一緒にいただくと、鮮やかな辛みが魚の繊細な味の輪郭をはっきりされてくれる。
からすみもち
もう、今シーズンは最後かも…。
もち米の自然の甘さの旨みともっちりとした塩味のからすみの海の旨み。
これが合わさったからすみもちは…至福。
白魚天と牡蠣天
春の訪れの魚。淡泊で大人しい味ですが、微かな苦みに春を感じます。
牡蠣天はプリプリ。噛みしめると海の美味しさが口に広がります。
刺身で残しておいた山葵はここで使います!
子持ち渡り蟹(半身)
季節もの。一匹食べたいのですが…値段が…。今回は半分でガマン。
旨いが…やっぱり、たっぷり一匹分を頂きたい。
わか牛蒡きんぴら
本日一番の秀逸。柔らかい牛蒡のきんぴら。
シャクシャクした葉の部分のきんぴらが美味しい!
2021.03訪問。
さて、本日いただいたお酒は…。日高見・颯・初桜。
合わせたアテは…。
刺し盛り
全て美味しい。でも一番嬉しかったのはホタテの肝と子。
…こんな新鮮なのが名古屋でいただけるとは…感涙。
蛍烏賊天&季節の山菜天
蛍烏賊は甘味・苦味が一体となった春の味。
一つの命を丁寧にいただいている感じがします。
山菜で私が好きなのが行者大蒜。にんにくの香りがするのですが、一瞬で残らない。
正に芽吹いて気が付けば無くなる山菜のようです。
白ご飯と豚汁。ご飯の上に生しらす。
〆の一つのセット。白ご飯と豚汁。
本日の野心は、これに生しらすをのっけてもらうこと。
つまり…即席生シラス丼。
とろりとした生特有の食感。白いご飯と一緒に掻っ込む。
さっぱりとした生シラス丼と熱々で豚の旨み脂が溶けている豚汁。
…やって正解!
2021.04訪問。
さぁ、本日のお酒は、日本泉・八仙・半蔵。
日本泉のにごりのさっぱりとした味。適度な酸味のバランスの良さに驚きました。
さて、本日のアテは…。
刺し盛り
季節を感じる刺し盛りはこのお店にお伺いしたら定番でいただきます。
ほっき貝のこりこり感。甘さ。
桜鯛、初カツオ、ぶり、いわし、赤むつ、生本まぐろ。
まぐろのとろりとした脂の旨み、鰯の青魚のさっぱり感、桜鯛のもっちりした食感と淡泊な旨み。
初カツオのさっぱりした身。わずかに感じる酸味…というか独特の風味が良い。
小鮎天にとうもろこし天&蓮根天
やっと会えました!大好物小鮎天!!
しっかりとした歯ごたえ。でも身はふっくら淡泊。ワタ近くの苦味もある。
…残念ながら今回はワタが入っていませんでしたので今後に期待!
もちろん、とっておいた刺身の山葵をつけていただきました。
子持ち渡り蟹・塩ゆで(一匹)
値段も手ごろになっていたので、1匹お願いしました。
殻を外してみると…しっかり入った身に…たっぷりの内子!
上の殻の頭の部分の端にもよく見ると詰まっている。
まずは白い身を堪能させていただき、味噌は頭の殻の上に置いておく。
身をほどんといただいたころには…山盛りの内子が空の上に!
これに山葵と、残しておいた爪の身を軽く混ぜて…パクリ。
…最高の酒のあて。ひとり微笑んで日本酒をいただきます。
美味しい料理と旨い酒は人を幸せにしてくれます。
今日もありがとう。
私が月1回、可能であれば必ずお伺いするお店の一つです。
名古屋駅の片隅にひっそりと建つ一軒家。
かつて夜営業していた居酒屋…名店「しんのすけ」の新たな営業形態のお店です。
店舗の大きさは変わりませんのでカウンター数席と奥に小さな座敷(10人くらい?)があるこじんまりとしたお店です。
今の基本営業は昼のランチ。
美味しい海鮮丼や天丼がいただけます。…少し値段は張りますが、食べる価値は絶対にあり。…結構人が並びますが。
しかし、私の大本命は夜。月に数日夜営業を行うことがあります。
提灯がほんのりと燈るお店の暖簾をくぐる…さあ、月に一度の贅沢な時間の始まりです。
(月1回、更新できると良いな…)
2020.10から夜の営業は諸事情あって少しお休みされるそうです。
またの再会を心待ちにしております。
※2021.01 2020.12訪問更新しました。
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2019.05訪問
始まりました令和!
これから色々あるでしょうが、こちらのお店には何とか1か月に一度はお伺いしたいものです。
今回は(も?)刺身盛り合わせ。そして、大好物の一つ稚鮎天。
季節の野菜の天ぷらに焼き空豆。
頭からいただける稚鮎は歯をたてれば、衣はサクッと応えてくれます。
そのまま噛みしめていくと頭やワタの苦味と白身の淡泊さを味わえる。味の変化を愉しみながら酒精をくいっと…。
ふぅ…これはまた酒がすすみます。
2019.06訪問。
いつものとおり刺身盛り合わせをお願いし、じっくりお品書きを確認。
目に入ったのが「ソフトシェルクラブと茄子の揚げだし」。
殻ごといただけるソフトシェルクラブは私の大好物の一つ。
しかし、中華やベトナム料理でいただくことはあっても和食ではないかも…
なかなかない機会!もちろんお願いしました!
目の前に現れたのは大きな器。
中には赤身を帯びたソフトシェルと濡れ羽色の艶やかな茄子。その上には大根おろしとダシ汁。
見た目のボリュームは圧巻。
まずはソフトシェルを。油で揚げられたソフトシェルの殻は、一瞬パリッ!とした歯ごたえがあります。
が、すぐに柔らかい食感に。そして中の身は…さっぱりとしていながら十分な蟹風味。
これに揚げ茄子の独特の風味。それらをつなぐ大根おろしとダシ汁。油で揚げたコクも加わります。
一口いただくごとに、一口、酒を口に含む…
宗玄・旦・而今・山形正宗と…どんどん酒がすすみます。
ちょっと調子にのって呑みすぎてしまいました…。
最後は卵かけご飯と赤だしで投了。大満足の一夜でした。
2019.08訪問。
今回は知人と二人でお伺いしました。
刺し盛りは二人前。コースより好きなものを食べたい…
ただし!鯛飯は欲しい!という感じで。
今回は脱皮えび。…前回から脱皮したての生き物をいただいている気が…。
ぎゅっと詰まった旨みをなんの苦も無く殻ごといただけるのは嬉しいです。
(海老位なら、焼いてあれば固くても私は殻ごといただきます)。
二人で「美味しいね」と笑い合い、酒を酌み交わすのもまた良い。
残った鯛飯は翌日温めておにぎりでいただきました。
2019.09訪問。
おお!今回はこのお店でいただく料理の中で一番大好きな「鱧と松茸の小鍋」が!!
死ぬ前に食べられるなら…最後にもう一度食べたい「一品」です。
今年はいただける!と内心喜びに打ち震え、お願いします。
供された炭台に載った土鍋にたっぷり具が。蓋を開けていただくと溢れ出す香りと見事なビジュアル。
ついつい箸が伸びて鱧を一切れ口に運びます。
松茸の芳醇な香りと抑えな茸の旨み、玉ねぎの甘味を吸ってふっくらした鱧。
噛めばじゅんわりと鱧のさっぱりとした脂の旨みとともにそれらがあふれ出す。
水菜と豆腐のシンプルな具も良い。
…滋味。晩秋と初夏の一瞬の交わり…。これを食べると「また来年まで頑張らないと!」と思います。
そうそう、最後の雑炊は忘れちゃダメです。すべての旨みを米が吸い、玉子を纏う…これもまた、旨し。
2019.10訪問。
好物の海老芋!唐揚げでいただきました!!
この海老芋下味をちゃんと煮含めておかないと美味しくない。これは板さんの腕の見せ所。
もっちりとした食感と、煮含められたダシの味。
揚げたおかげで淡泊な芋にコクと表面のサックリした歯ごたえがプラスされている。
海老芋はこちらか栄の設楽でいただくものが美味しいですね。
塩入銀杏などとともに珍しくご飯もの(蟹とイクラ)もいただいてしまいました。
2019.12訪問。
年末最後は友人と共に。
正直、お酒を呑みすぎてしまいました。
しかし、自家製のからすみを餅で包んだ一品は絶品でした!
適度な塩気とコクのあるからすみ。餅も米の甘味と旨みが感じられる逸品。
ついお代わりしてしまいました(苦笑)。
一人だと頼めない鯛飯もいただけました。
あまり人には教えたくないお店ですが、たまにはこんな日もありかな。
2020.01訪問。
新年初めての訪問。
まずは刺し盛り。そして、干し数の子。自家製からすみ焼き餅包みは無くなっていました(涙)。
でも、この干し数の子。干されているので数の子の旨みが濃縮されている。塩味も酒のアテによい感じ。
日本酒がすすんでしまいます。あとは季節の野菜の天ぷら。春を感じる苦味のある味でした。
今年もよろしくお願いします(しかし…この後、3月があんなことになろうとは…)
2020.02訪問。
干し数の子がまだあったので勿論お願いします!
定番の刺し盛りに、蛍烏賊の酢味噌和え。焼き空豆も。
ワタごといただく蛍烏賊は身の甘さとワタの苦味が良い。
皮ごと焼かれた空豆は皮が焦げ焦げになったころ、中の身はふっくら蒸されている。
自らの水分で火が通っているので甘味がたまりません。勿論、薄皮ごと頂きます!
…も・ち・ろ・ん。日本酒も頂きますよ!
2020.03訪問。
今回も定番の刺し盛り。そして、桜鯛のアラ煮にあおやぎとわけぎぬた。
大きく旨みたっぷり歯ごたえも良い青柳と甘い分葱…。
我が家のひな祭りの定番料理ですが、美味しいお店でいただくと充分酒のアテになります。
そして桜鯛のアラ煮には牛蒡と筍が合わせて煮られています。
牛蒡と鯛は合わせて煮ると美味しいのは知っていましたが、筍も旨い!
味付けはこのお店の煮魚にしては濃い目ですが鯛のアラを煮るにはこれ位が良いです。煮汁も残さずいただきます。
日本酒もいただき、大満足。いつもどおり翌月の来店を約束してお別れしたのですが…。
2020.05訪問。
…コロナのおかげで営業自粛が暫く続き、4月はいけませんでした…。
でも!復活!!良かった~~~~~。
いただいたのは定番の刺し盛り、天ぷら盛り合わせ、里芋唐揚げ。
おとなしめ、滋味を感じる料理をチョイス。
仕事的にも飲み屋めぐり的にも、そして、好きなお店の再開してくれるか心炒める…
苦しい1か月超でした…。
待ちに待った一品。
噛みしめて頂きますます。刺身の旨みの違い。天ぷらの食感。
里芋の下味の妙。淡泊な味が揚げられたことによりコクが加わり見事な味に…。
どれも美味しい。良かった…このお店に来ることができるとは…。
ちょっと目頭が熱くなります。
ごまかすために酒を煽り。料理へ。
6月は他の常連さんがお店になるそうなのでお休みしますが、また7月お伺いしますね!!
再開してくれてありがとうございます!!
2020.07訪問。
2か月ぶりの訪問です!
定番の刺し盛り。淡泊・繊細・コクそれぞれの味を楽しむ。
冷やし焼き茄子オクラでさっぱり。
コーンの天ぷらと合わせるのは大好物の小鮎天。勿論小鮎天は頭から全ていただきます。
コーンの甘味と小鮎天の淡泊な白身の旨さと頭とワタ周辺の苦味が良い。
米茄子田楽はとろりとした茄子の身と味噌の相性がたまりません。
みみいかの煮物。
ミッキーのようなみみいかの姿の可愛さに笑い、口にしてその旨さに微笑む。
味見にいただいたのは鱧をさっと湯に通したもの。冷やしていないので身がふわふわ。
こちらの方が好きかも。
酒がすすんで困ってしまいます。
2020.08訪問。
最初にお願いするのは勿論刺し盛り。この魚の美味さに惚れて通い続けていますから。
次は車海老の天ぷら。
…身はぷりぷり。何よりもうれしいのが頭(味噌入り)がついていたこと。
とろりとした味噌をぷりぷりの白身につけて頂くと…し・ふ・く。
次は先月味見させていただいた鱧。
温かくふっくらした鱧は舌の上でとろけます。
そういえば…あまりいただいてなかったポテサラを注文。
玉子がしっかり入っている豪華版。
だし巻き玉子もしっかりだしを含んで焼かれたもの。卵と砂糖の甘味とダシのおいしさ。
しっとりとした玉子焼きがたまりません。
季節ものの茹で落花生。柔らかい落花生はあるとつい食べたくなってしまいます。
また、酒がすすんでしまいます…。
2020.09訪問。
刺し盛りは勿論。今回は黒豆の枝豆をいただきました。味が濃い!
…さて今日は…。
私の大好物の「鱧と松茸の鍋」がある!もちろんお願いしました。
玉ねぎの甘味と松茸の旨みをすってふっくらふわふわな鱧は最強!
しゃきしゃきの甘味。松茸のさっくりした食感の噛むと溢れる旨味と香り。
しゃくしゃくの水菜。すべての出汁をすって艶やかな豆腐。
…もう、最高、最強。
ある程度具をいただいたら、雑炊へ。別に新ものいくら醤油漬けを追加。
雑炊ができあがるまでいくらをアテに日本酒をちびちび。…もう4杯目かな?
熱々の雑炊が来たら、まずはそのままで頂きます!…旨い出汁をご飯が吸ってたまりません。
でも、ここで終わりません!終わらせません!!
お茶碗に次の雑炊をついで、刺身の残った山葵を投入。自然な辛みが味を引き締めてくれます。
これも食べたら次!今度は先ほどのいくらをちょっと投入!
イクラの塩味とぷちっと噛みしめたら溢れる旨味が…。涙
最後は山葵&イクラのダブルで!
…もし、自分が明日死ぬといわれたら…これをいただいて逝きたいです。
大満足の至福の時間でした。
実は10月からちょっと夜営業を中止するこちらのお店。
復活の日を心待ちにしています…。
ちょっと昼行ってみようかな…。
2020.12訪問。
夜営業復活!でお伺いしました!
日本酒をいただきつつ、お願いしたのは…。
・刺し盛り
圧巻!鯛に鮪に鰆…、大きめに切られているのでしっかり味が楽しめます。生の山葵との相性も最適!
・かき天
牡蠣のフライでなく、天ぷら。
柔らかい身を包む柔らかい衣。適度に火の通った身はぷりぷり、噛めば旨みの汁が溢れます。
・からすみもち
今しか食べられない大好物!自家製のからすみのもっちり感も良いのですが、何よりお餅が美味しい!
良いお米を使った良いお餅なのでしょう。
…お代わりしたかったのですが、きっと他に食べたいお客さんも居るだろう…と我慢しました。
・渡り蟹塩ゆで
…大きいとひとりで食べれないかも…と悩んでいたら、大将が半身でもOKとのこと。
迷うことなくお願いしました。
…殻から身をとりだし、あまり小さくて取り出せない部分はばりばりと殻をかみ砕き、身をいただく…。
身はふんわり、咀嚼するたびに蟹の旨みが染み出してくる。旨いです。
どうか来年は良い年でありますように…。
評価の変わらないお店の口コミをそのたびについかするのはちょっと…と思うので、可能な限り一つの口コミで追加していこうと思ってます。
なおこちらのお店、現時点(2018.10)で昼は海鮮丼などの定食系のお店、限定の夜営業(基本月2回くらいの金曜)はちょっと値がはる和食割烹居酒屋となっておりますのでご来店の時にはご注意ください。
ここからは開店当初の投稿。以下、訪問年月を補記しながら追加していきます。
木の扉をスライドして中に入ると木を生かした落ち着いた店内。
入口に四人掛けのテーブル。調理場にそった形で6人ほどのカウンター席に奥に座敷があります。
このお店、何と、朝食・昼食専門店なのです!
朝食時間それ以外でちょっとメニューが変わります。
昼メニューの一例として…煮魚定食1,500円・豚生姜焼き定食1,200円・さんま塩焼き定食1,500円・上刺身定食2,800円・上海鮮丼定食・刺身定食1,800円・海鮮丼1,500円・海鮮丼大1,800円など。
ちょっとお高いように思われますが…このお店の魚に絶対の信頼を置いている私、迷わず上刺身定食をお願いしました。
何故って?…そりゃ…ね。この住所と名前からピン!ときた方、そうです!そうなんです!!「あのお店」がやっと戻ってきてくれましたよ!!
と言う訳で、うきうきと待つことしばし。
ほかほかごはんと一緒にやってきました!きときとの魚たち!!
大皿に大きなエビ一匹を囲むように刺身がどっさりと…貝柱・秋刀魚・マグロ・鯛・白身魚(太刀魚?)・他数種。そして、わさびは本山葵をすりおろして。
これにアラの味噌汁、サラダ、大根と豚肉の煮物がついていました。豪勢極まるとはまさにこのこと。そのうえ、ご飯お代わりできるとか。
わさびを刺身につけてちょっと醤油をつけていただけば、その甘味と旨味がたまりません。しっかりした刺身がそれぞれ二枚ありますので堪能できます。
エビは味噌から腹の卵までしっかりいただきました(卵ぷちぷちで旨かった)。
アラの味噌汁も魚のダシがでて旨し!もちろん、あらについていた身も綺麗にいただきました。
煮物の味付けも絶妙!
あっと言う間にご飯を頂いてしまい、残った刺身はビールと一緒にいただきました(ごはんも良いけどやっぱり酒も…)。
…これがまた、たまらんです。
久々に大将の技の冴えを堪能させていただきました。
また、お伺いします!!
ご注意いただくとすれば…手の込んだ料理のため充分な時間の余裕をもって伺っていただければ…と思います。
難点は夜営業がないことと、日本酒がないことと、定食屋さんなので単品はなくゆっくりお料理を堪能できないこと。
「うまい<めし>で魚を喰う」という今回のお店のコンセプトゆえ仕方ないのですが、最近「これが!?」という日本酒もカップ酒で出ていますので是非おいていただけるとありがたいです。
そして、おそらく私はここで、食事をするときは仕事には戻れないと…(たぶん休みとってお伺いします)。
2015.01
数か月前から難点が解消されております!(曜日限定ですが…)
それどころか、昼から酒を呑みたいという私には最高です!!
2015.08
毎月通っています。
だんだんメニューが夏から秋へと変わっていっています。
2015.11
10月から金曜昼通し営業をやめ、5時からの夜営業となりました!
残念と言えば、残念ですが…。仕込みなどで時間がかかるためとのこと。
それなりのレベルを望むなら、やむを得ませんね。
…明るい内から呑む酒も愉しかったのですが…。
2016.6
鮎の季節がやってきました。
このお店の小鮎天は美味!さっくりと軽い食感。微かなワタの苦味ともにほろりと崩れる身。
刺身も旨い、揚げ物も旨い、酒も旨い!
金曜日、早めに仕事を切り上げてこっそりお伺いする価値は大いにあります!!
2016.09
牡丹海老の造り旨し!ついついおかわりしてしまいました。
刺身の山葵だけでも酒が飲めるのに…困ってしまいます。
2016.10
待ちに待った鱧と松茸の小鍋の季節がやってきました!
松茸の風味と旨いダシがふわふわ鱧に染み込んで…たまりません。玉ねぎの甘味とシャキシャキ感も!残念なのは今回の鍋には豆腐が入っていなかったこと。豆腐旨いのにな…。
そしてもちろん雑炊!ごはんがすべての旨みを吸い込んで膨れています。うまうま。
夏と秋の境目だからこそいただだける美味に日本酒で乾杯!!
2017.01
新年、初訪問。
やはり刺身が旨いです。今回は刺し盛りをお願いしました。寒ブリ・鮪・白えび…などなどピカピカに輝くそれらをいただきつつ酒を傾ける…旨いですね。
2017.03
最近、予約がとりづらくなりました。…やはり金曜日だけ営業ではお客さんがさばききれないのでしょうか…人気店のつらいところです。
そんな隙間をぬっての訪問。
お願いしたのは刺身盛り合わせと小鮎天。
冷酒とともにいただきました。
久々の小鮎天…頭から丸々いただきました。ほろにがいワタの風味。ふっくらした身。カリッとした衣のプリッとした皮。
軽く塩が振ってあるのでそのままでいただけます。
刺身も金目やブリ・白エビ・まぐろなど6種類ほどがすこしずつ…。すりたての生山葵を付けていただくと、感じるうま味がいやが応にも増します。
日本酒にあう料理です。
2017.04
職場が変わり、休みがとりづらくなってしまいました。でも、ここは行く!と言う訳でお伺いしました。
刺し盛り、そして小鮎天。冷酒とともに流す至福。
2017.06
最近刺身は刺し盛りをいただくようになりました。色々な種類が楽しめます。
その中で美味しいものがあれば追加で。
そして、天ぷらは小鮎天。
冷酒でそっといただくそれは夏の訪れを感じるさわやかなものでした…しかし、梅雨はどこに行ったんだ!?
2017.10
私の大好物が!「鱧と松茸の小鍋」!思わず注文していました。
小鍋というには大きな土鍋に入ったそれ。ふっくらした鱧は出汁を十分吸ってふっくらほろほろ。松茸は歯ごたえ良く香りすら美味い。出汁には一緒に煮られた玉ねぎの甘味が溶け出してたまりません。気が付けばもう具がなくなっていました…。
もちろん〆はこの汁を使った雑炊。たまりません…。
2017.12
年の瀬に最後の愉しみを。
刺し盛りに牡蠣のバター炒め。酒二合。
…刺し身は間違いなし、牡蠣のバター炒めは身はぷりぷり。噛めば旨みの汁がじゅわりと…しみじみ美味しい。
先月いただいたえび芋とらた白子の蟹あんかけもたまらなく美味でした。
来年もよろしくお願いいたします。
2018.01
新年初のお伺いです。
刺し盛りに天ぷら、そしてメインの鍋。
酒二合と一緒にいただきました。
豪雪の直後、魚の手に入りずらい時だったはずなのに、大きく切られた刺身の驚くほど新鮮で、旨みが口内に旨みが溢れます。
そして、季節の鍋。コクのある濃厚な白子に似込んでもパサつかない適度な脂を持った鰆。これが旨みダシの中で煮込まれて…。もう至福。もちろん雑炊にしてもらいました。
やっぱりここでいただく料理とお酒はたまりません。
2018.05
今回は定番の刺し盛りに久々のアンキモあぶり、大好物の小鮎店に季節の品としてホタルイカの天ぷら、そして鯵の南蛮漬け。
ホタルイカは身の甘みと苦みの混然とした味わいが秀逸。味の南蛮漬けは程よいつかり具合で骨ごといただけました。
2018.06
だいたい毎月お伺いしております。
今回も、刺し盛り。そして、季節ものの大好物小鮎天、そして珍しい蝦蛄の塩ゆで。
刺し盛りは安定の旨さ。金目の皮ぎしの脂が旨い!鰹も臭みもない旨みの塊!もうどれも美味しく酒が進む!
そしてこのお店は山葵の本わさび!すっていただくのでこれだけて酒のつまみになる!
勿論刺身だけではもったいないので小鮎天にものっけます!
そして、蝦蛄…大きい!パクリと齧ると中心部に卵が!…玉子のコクと淡泊な身がたまりません!
でも、実は私、海老や蝦蛄は殻が大好きなのです!酒をちびちびやりながら、気が付けば蝦蛄の殻はすべて私の胃の中に…。
2018.09
秋が近づいてきました!
毎回の刺し盛りに…。今回は松茸炭焼き!大きな松茸が丸々1個!いや?2本位?国産ではないとのことですが、炭火でじっくり焼いていくと、漂う芳香…。これだけで酒一合いけます!やがて身からふつふつと旨みの汁が溢れてきたあたりで軽く塩を振りパクリとかじります。しゃくっとした歯ごたえと鼻腔を抜ける香り。これは旨い!特に軸の部分が歯ごたえと香りと味が濃い!
もう止まりません。さわら唐揚げ九条ねぎときのこのおろしあんかけは淡泊なさわらが香りと旨みの茸のたれに絡まって…大根おろしのつぶ感も良い塩梅。九条ネギは辛すぎず甘味を増してくれます。
いかわたホイル焼きはいかわただけでなく、げそや身もたっぷり入った逸品!炭の上でふつふつと熱を帯びるワタ醤油の中でげそがプリプリに焼かれていく様子…見ているだけでも酒が進みます。そして食べてみれば…。サクッと身をかみ切ればいかの旨みとわたの旨みとコクと苦味が混然一体となり…。ここに日本酒!
ああ、日本人でよかった…
2018.10
今年も何とか合えました!「鱧と松茸の小鍋」!!!
松茸のしゃきしゃき感が!鼻腔を抜ける香りが…。
ダシを吸ってふんわりした鱧の身。口に含めばほろりと溶ける。淡泊でありながら色々な旨みを含んだ鱧の旨さは他の調理法では出せないもの。
大好物!もちろん〆の雑炊までいただきました!
やっぱりダシが旨いんですよね。
酒がすすんで困ります。
2018.11
今月も訪問できました。
定番の刺盛りに今回は「たら白子と海老芋の蟹あんかけ」をチョイス!たらの白子も海老芋も蟹も大好物なのです!
ぷりふわコクの塊のたらこに、下味がちゃんとついた噛むととろりととろける海老芋(ちゃんとだしで煮込まないと味がしゅまない)、これにたっぷりの蟹の身がほぐされたあんかけが…。至福とはこのこと。お供の日本酒は3種で(外にもアテをおねがいしましたし…でも呑みすぎ?)。
今回はちょっとおなかがすいていたので締めでいくら丼をいただきました。これがまたプチッとした歯ごたえ、じゅわりと咥内にひろがる塩味のある旨み汁、これにふっくら炊かれたご飯の甘味が加わって…。
一気呵成にいただいてしまいました。美味しかった…。
2019.01訪問。
今回の目玉はぶりしゃぶ!
今までのぶりしゃぶの中の最高峰でした!刺身でも行けそうな大きなブリ。見事に脂がのってサシが入った見事なもの。
これをだしでしゃぶしゃぶするのですが、鍋には先にピーラーでそいだような牛蒡にわけぎ(葱?)に水菜をたっぷり投入します。これらに軽く火が通ったら、ぶりをしゃぶしゃぶして野菜を包みポン酢につけていただきます。
火が通ってもふわっとした身、しゃきしゃきの水菜、土の素朴な風味と食感の牛蒡、和の香草わけぎ。こえらが一体となって口内を満たす至福。
もう一つは「くちこ」。
なまこの卵巣を細縄に三角状に干した珍味!炭火で少し炙っていただきます!少づつ齧って酒に合わせる珍味です。
口に広がる上品な磯の風味。凝縮された海のミネラルたっぷりの塩味。
ここに日本酒が入ると…たまりません。
今年もよろしくお願いします!
2019.03平成最後の訪問。
くちこを齧りながら日本酒をくぴり。
海の風味と塩味を凝縮した味をすっきりとした日本酒で流します。
貝とわけげの味噌あえ。さっぱりとした酢味噌に大きな貝。
ぷっくりと膨れた貝は旨みたっぷり。
天ぷらの盛り合わせは小鮎天に春の山菜。
骨ごといただける小鮎天。骨の歯ごたえとふっくらとした白身。刺し盛りの生山葵をちょいとつけるとまた良い塩梅。
苦味の効いた蕗の薹はじめ早い春を感じる山菜たち。
これらが酒に合わないはずがありません。
そして、定番の刺し盛り。
早春を愉しみ杯をあける。
…今度来るときは令和となっているね。
3位
6回
2024/05訪問 2024/08/25
2024.05訪問。
このお店できびなごの刺身を見つけたら必ずいただきます。
身がキラキラして美しいそれは、見目違わず旨い。
ついてくる酢味噌も変に酸っぱくなくて、身の旨さや甘さを引き立ててくれるよう。
そして、昔、実家で畑をやっていたときは必ず食べていた、十六ささげ。
独特の触感。生姜醤油でたべるこれは初夏からお盆にかけていただいたなつかしい味。
最近はなかなか食べられないんですよね…。
懐かしいアテに合わせるのは、賀茂鶴樽酒・常温。昔風にいえば「ひや」。
だんだん暑くなってくる中、まだこの時は、入り口をあけて入ってくる風で涼んでいました。
2024.03訪問。
こちらのお店の賀茂鶴樽酒は唯一無二。
ぬる燗も捨てがたいですが、やはり常温「ひや」が一番好きです。
旨い酒には、美味いあて。
この日は選べないほど選び放題。というか選べず大量にいただいてしまいました。
どれを食べても美味しい。
賀茂鶴も美味しい。
大好きなお店でしっぽり呑む酒は、やはり、美味い。
2022.01~05訪問(2022.07更新)
月に一度はお伺いする大好きなお店です。
昔から変わらぬ姿。歴史あるお店でありながら、まるで友人を迎えいれるような気づかい。
小鉢の料理も季節のものた沢山。そして、旨い。
賀茂鶴の樽も美味い。
人・アテ・酒…すべてが揃った名店です。
最近のマイブームは子持ち昆布、アラ煮、心臓串焼き、鯛飯。
勿論、他季節の美味い物も狙っていきます!!
特注の賀茂鶴と手作りアテの旨さに魅かれ、訪れてしまいます。
縄のれんをくぐると、時代を感じる店構えと、店員さんの威勢の良い声、まだ午後5時代だというのに満員に近いお客さんの話し声が迎えてくれます。
最近、新型コロナ対策でテイクアウトも始めています。
お店でいただくアテがお持ち帰り可能。お店にない鯛飯などのメニューもあります。
それでも私は、やっぱり、このお店の中でいただく酒とアテが大好きです。
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2021.01訪問。
コロナ禍のためソーシャルディスタンスを保って座ります。
まず、賀茂鶴の大。熱燗で。
そして、自分でとってくるアテはのり佃煮ととりきも煮。
注文は、ちょっと値が張りましたが「美味しいよ~」という店員さんの言葉につられ、ふぐ白子焼き。
安定のとりきも煮。濃すぎない味なのに臭みも感じず、美味しい。
樽の香る賀茂鶴との相性も抜群。
のり佃煮…。季節商品で今回初めていただきました。こちらも抑えめの味付けで海苔の旨さを感じます。
が…ちょっとこれだけで酒と合わせるには量が多いかな…と思いつつ酒を呑みます。
しかし、この後、私、このアテを頼んだ自分を褒めてやりたくなります。
と、この二品で酒が空いてしまい(寒かったしね!)…追加で賀茂鶴大を。
追加のお酒がやってきた頃に、ふぐ白子がやってきました!!
…で・か・い。
流石にオススメと言われただけはある。焼かれて縮んでいるはずなのにこの大きさ。
ぷっくりと膨らんでいる皮はその下に旨しものを隠している事が明らか。
では…箸で皮を破ります。
ぷにゅ、と溢れたのは個体と液体の中間位の白い物体。
箸でつまんでいただくと…熱々、強い旨みを残し、口の中でとろけます。
旨い。塩も抑えめで白子の味が楽しめる。
…でも、これ、さっきのアレを加えると、もっと良くなるかも…。
そう、「アレ」。海苔の佃煮です。
小皿からちょいと箸でつまんで白子に混ぜ、パクリ。
…海苔の風味と海の旨みに醤油の風味が加わり…。
もう、これは酒のための料理です!!
…と言う訳で、追加のお酒も美味しくいただくことができました。
最後は、テイクアウト用の鯛飯をあっためてもらい〆に。
鯛の味、ダシの味を吸ったご飯は、文句なしに美味しいですよ!
2021.07~11訪問。
季節の味を楽しむためふらふらと。
小鮎甘露煮、うなぎ、鮎甘露煮、子持ち鮎甘露煮、松茸天、松茸土瓶蒸し、
…湯豆腐の小鍋はおおよそ食べたら鯛飯を投入して雑炊に
これに樽の香りのついた賀茂鶴を…
ふふふふ・・・たまりません。
※2021.01(2020.12訪問分)更新しました。
2019.08訪問。
特注の賀茂鶴と手作りアテの旨さに魅かれ、訪れてしまいます。
今回も縄のれんをくぐると、時代を感じる店構えと、店員さんの威勢の良い声、まだ午後5時代だというのに満員に近いお客さんの話し声が迎えてくれます。
…良いなぁ。
テレビのそばの席に座り、まずは賀茂鶴大常温を注文。
席を立ち、アテの小鉢を探します。もろきゅうと穴子、そして、大将おすすめの茎わかめの和え物をチョイス。
小鉢をお盆に載せて戻ってくるときに、焼き場の黒板メニューを確認。
お、鮎が安い(2匹で500円位だった気が…)。レバーステーキなんて珍しいものがある。…土瓶蒸しはないのかな?
そして、焼き場のネタケースを覗く。あ、心臓がある。
と、いう訳で店員さんに声をかけ鮎の塩焼きと心臓の串焼きをお願いし、土瓶蒸しについて尋ねました。
残念ながらまだ時期でないとのことなので、気になっていたレバーステーキもお願い。
いつもよりアテの量が多いかな。
と思いつつ賀茂鶴をつぃーっと一口。口にあふれる酒の旨みと鼻腔を抜ける樽と酒精の香り。のど越しはさっと涼やか。
やはりここの酒は旨い。
アナゴは皮は香ばしく、身はふっくら。かけられたツメとの相性も良い。
瑞々しい胡瓜は触感よく、もろみ味噌と合わせると味噌の塩味が胡瓜のすっきりとした野菜の甘さを引き立ててくれる。
茎わかめの和え物はマヨネーズくわえられた隠し味の山葵が味の輪郭を引き締め良い酒のアテになっている。
やってきた鮎は香ばしく、身はふっくら。強めの塩が淡白な身の甘みを引き立てる。頭から骨ごといただきます。二匹もあるなんて…至福。
賀茂鶴を一口。樽の香りが鮎と混然一体となる。
串焼きの心臓は、ほかの筋肉と異なる心臓独特ののシャキシャキ感がたまりません。途中に肉が入っているので、ボリュームがあるし、ジューシーな鶏肉がアクセントとなり、また、おいしく心臓がいただける。
また、賀茂鶴を一口。それほどくどくないが肉の脂を酒精が洗い流してくれる。
驚きはレバーステーキ。ステーキ状の焼いても大きなレバー。これだけ大きいと臭みがあるよね…と思って一口いただいたら…。これが全くない!適度に熱が通ったレバー。
パサツキはない。しっとりとした舌触り。噛めば口にあふれる旨み。肉を凝縮したようなそれ。
またまた賀茂鶴。樽の香りとしっかりした酒の味はレバーにも負けない。でも、レバーの邪魔をしない。酒とレバーのマリアージュ。これもまた妙。
大満足のひとときでした。
やはり、このお店は侮れません。
2019.07訪問追記
烏賊の煮物。さっと煮られているけど、適度な味付け。烏賊の味を引き立てる。旨い。
しじみの酒蒸しも白濁したダシがたっぷり。滋味。
2019.09訪問。
鮎の甘露煮。甘辛く炊かれているのですが、これが美味しい。
油揚げもパリパリに焼かれていて旨い。このでっかいあぶらげ、好きなのです。
2020.04訪問。
たたみ鰯の炙りで酒を呑む。
串焼きの心臓にかぶりつき酒を呑む。
あつあつぷりぷりのもつ味噌煮をいただく。濃い目の味噌の味が賀茂鶴樽酒にあう。
コロナのせいか人が少ない。
持ち帰りの鯛飯を2個買い家でいただく。…これは旨い。
2020.10訪問。
土瓶蒸し始まりました。
鮎は今年最後か。
定番の心臓串焼きがある、頼まねば。
GO TOキャンペーンのせいか一気に人が来ている様子。
嬉しいが、自分の好きな場所を無遠慮に荒らされているような気もして少し寂しい…。
でも、いちげんさんとしてではなく、このお店を好きになって通ってくれる人が居れば、良いか。
と、ため息の後、酒を煽る。
賀茂鶴の樽酒はいつも通り良い木の香りがする。
2020.12訪問。
換気のため入口は大きく開けられ、大将も店員さんも山に登るような防寒着。
女将さんが持病のため、コロナに感染しないようお休みとのこと。年末のあいさつができずに残念。
まずは、いつもの賀茂鶴大をひやで。
つまみは穴子と魚卵。
シンプルだが定番の旨いアテ。
ふっくら穴子にもっちり魚卵をいただきながら呑むが…「寒い!」。
外からの冷気のせいで、二合呑んでも全くあったまらない。
これではと熱燗で賀茂鶴小を追加し、あたたかいアテということで心臓串と白子グラタンもあわせてお願いする。
並べてある料理もすぐいただけて良いのですが、板さんが料理してくれる料理もまた美味しい。
黒板のメニューはその日によって変わるので、必見。
熱燗を煽ると、身体の奥底があったかくなってくる…これだよ、これ。
そして、焼き立ての心臓をばくつき、筋肉の歯応えと旨みを堪能する。うん。
暫くしてやってきた白子グラタンも熱々、白子がとろりとクリーミー。大きな帆立も入ってます。
ホワイトソースと魚介の相性も良い。
極寒の中でしたが、美味しい料理をいただくことができました。では、また、来年。
2012.1
日本でも指おりの古い飲み屋です。確か。
相席が基本ですが、適度な距離感があり独りでもあまり気になりません。
何よりも驚くのはそのコストパフォーマンス!いつもアテ3品位と日本酒(大)で大抵2千円代(笑)。
かといって料理に手を抜いているのでもなく。美味い。
料理で言ったら魚の卵の煮つけや鳥肝煮などは辛過ぎず甘すぎず、素材の味が生かされていて秀逸!
「いつもどうやったらこの味が出せるのだろう?」と首を傾げながらいただきます。また、歯ごたえの良いもっちりした板わさも大好き。
日本酒は酒は樽の賀茂鶴が定番。でも、これが鉄板!木の香が程よくついた酒の旨いこと!
これを飲むためにまたふらりと店を訪ねてしまいます。
―変わらない何かを見つけたいなら。やはりこの店では。
2015.7
本日は綺麗な鯛の頭を発見!
焼いてくれる話だったのでお願いしました。
やってきた鯛は…皮はぱりっ、身はふわふわ、目や唇はぷるん!
適度な塩味でたまりません!!
気が付けば、日本酒大2本いってしまいました…
2016.3
今更言うことではありませんが、毎月1回は通っています。
手作りの美味しいアテと旨い酒はたまりません。
焼く前の串に刺した焼き物がおいてある今回は鰻の肝を見つけてしまいました!もう頼むしかないでしょう!
焼きたてにかぶりつけば、外はパリッ!中はふんわり…溢れ出すこの苦味とコク…酒に合わない訳ありませんね。
2017.10
土瓶蒸しの季節です。
この土瓶蒸しもダシが旨い。賀茂鶴の樽酒との相性も抜群。
2018.12
年末のご挨拶に訪問。
次の予定もありましたので、賀茂鶴の樽酒(小)に鳥軟骨・肝煮をいただきました。
相変わらずの安定の旨さ。
また、来年もお世話になります。
4位
6回
2024/07訪問 2025/05/05
旨い手羽先が食べたいならここへ!
2024.07訪問。
今回はひとりのみでなく、気の置けない同僚とお伺い。
大人数の時は、大皿料理を中心にお願いします。
たっぷり刺身と山盛り手羽先唐揚げに水ナスを堪能しつつ、
鮎の塩焼きと岩ガキを追加。
日本酒がとまりません(笑)
〆は鮭のお茶漬けで。
また、この鮭が旨いんですよ。
2024.05訪問。
色々いただいたのですが(もちろん名物の手羽先も!)、写真撮り忘れてます。
それは、あまりにも鮎があって嬉しかったのでヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
こちらのお店は、素材の目利きも素晴らしいのですが、焼きの技も素晴らしい!!
外はパリッと、中はふわふわ。
頭から尻尾まで丸ごといただけます。
日本酒が進んでたまりません。
2024.03訪問。
最低でも月1回はおうかがいしている
蟹江の隠れた名店です。
今回は、春の先取り。
1・2を争う旨さ(個人的に)の、手羽先唐揚げと刺盛りをお願いし、
後はメニューを拝見。
おおう、天然蛤酒蒸しにつくしとわかめの玉子とじがある!
春の先取りメニュー、是非、いただかねば!
小鍋に入った蛤酒蒸し、蛤はぷりっぷり、酒蒸しといいつつ自家製の出汁が入っているのでこれもまた旨い。
つくしはかすかな苦みにわかめのさわやかな旨味、玉子のコクが…また、これをうまくつないでくれているのが出汁。
本当にこのお店のだし汁はそのまま呑みたいくらい美味しい。
土瓶蒸しなんかされた時には…じゅるり。
もちろん、外れない刺身。これもまた良い。
少し時間がかかっても、立ち寄る価値がこのお店には間違いなく、ある。
2021.06更新(2021.02~05訪問)
2021.01訪問
月に1回は必ずお伺いしているお店の一つです。
店内はよくある和風の居酒屋のしつらえ。1階がお店でカウンターとテーブル席(座敷・小上がりです)。
カウンター前の調理場は広く焼き場にトロ箱まえの刺身などをつくっているような場に奥にあるアイランド形式の盛り付け場?その奥は炒め物などコンロをあつかっている様子。カウンターに座ると調理のほとんどを見る事ができます。
定番は手羽先。こちらのお店が一番美味しい!と私は思っています。冷凍を使わないことと注文してから調理すること、そして、揚げと焼き…そして味付けの「技」をしっかりもった職人さんが担当しているのが旨さの秘密かでしょうか。
皮のぱりぱり感。ピリッとした胡椒辛さに身のプリプリ感。骨ぎしの肉の旨さに軟骨部分のこりこり感。鳥の脂を感じつつそれでいて、くどくない。
酒を呑まない私の友人はこの手羽先の旨さに惚れ込み、「ここの手羽先は飲み物!」といって何人分も美味しそうに平らげています(いやほんと美味しいから)。
2021.01訪問①
今年初めての訪問は、新年定番、友人との待望のふぐ料理会です!
緊急事態宣言で時短営業のため、時間内に呑めるよう・いただけるよう…
一生懸命いただきます!一気呵成です!
でも、まず酒はボトルでキープ。( ̄▽ ̄)
このご時世で、ふぐが売れないそうで…。今日は天然を使っていただいたそうです。
心配なお話ですが、美味しいものをお手頃に頂けるのは有難い。
河豚の皮は、部位によって味や食感が違います。
てっさも好きですが、実は私この皮の盛り合わせが大好き。
このお店では、山盛りでいただけるので嬉しい限り。
もちろん、てっさも山盛り。
複数枚一気にいくと河豚の味がしっかりしてなお美味しい。
そして、このてっさに先ほどの皮を包んでいただくと…。むふふ。と思わず笑みがこぼれます。
この頃には一本目がなくなり、酒2本目を注文。
だってここからが本番です!まずは手羽先!!
そ・し・て…河豚鍋!!
大きな土鍋に河豚のアラ(といっても身がたっぷりついています)を投入。
適度に野菜を入れ、まずは白子をしゃぶしゃぶと火に通して…ぱくり。
酒ぇぇぇッ!!と叫んでしまう旨さ。
熱々、とろとろの白子はもう凶器です。酒がとまりません。
野菜もたっぷり、アラもたっぷり。ここらへんでもうお腹がくちくなってきますが…
とどめは…雑炊!!
旨みが染み出した出汁を使った雑炊。最後に流す玉子が混めとだしを包み込む…。
…幸せな時間でした。
来年はもっとゆっくり頂けると良いな…。
2021.01訪問②
先日、結構よっばらってしまっていたので、改めてのお礼伺いです。
まずは貝柱の刺身。つるりとした食感と、強い甘味。
酒がすすみます。
次いで、生牡蠣。
…クリーミーな旨みの爆弾。かみしめる度に口の中に旨み汁が溢れます。
そりゃ、酒を呑みますわな。
そして、唐揚げ。
手羽先も旨いが、唐揚げも旨いのです。
外はカリッと、中がふっくら。このボリュームは半端ないです。
これは、酒がないといけません。
はぁ…。今年も美味しい料理とお酒でスタートできました。感謝感謝です。
2021.02訪問。
本日は冷たい日本酒をいただきつつ…
まずは、ホタルイカの沖漬け。塩味とワタの風味と身の甘味が混然一体となり…酒に合います。
つぎは、定番の手羽先唐揚げ。胡椒辛い風味とジューシーな身。鶏肉がそもそも旨い!
骨ぎしの肉まで歯でこそげとっていただきます!
さあ、エンジンがかかってきました。
春と言えば土筆!と言う訳でつくしと生わかめの卵とじ。どちらの春の味覚。
柔らかいわかめにちょっと苦味のあるつくし…滋味…身体の中から浄化される感じです。
春と言えばもう一つ!天然蛤酒蒸し!2個だけ…ですが身が大きい!!プリップリ!
噛みしめると、溢れる身の旨み。ダシ汁も旨み溢れる…。
幸せはここにありました…。
最後は鮭おにぎりで〆。適度な塩味のご飯は良いですね。
2021.04訪問。
マストの日本酒冷酒をいただきながら、アテを。
季節ものの白魚刺し!透き通る身の淡泊な旨みが春!を感じます。
水茄子とチーズの塩昆布和え。瑞々しい水茄子とチーズを塩昆布であえたもの。
オリーブオイルと塩のあたりが丁度良い塩梅。
真鯛の白子ポン酢。…これも季節もの。
さっぱりとした旨みの白子は鱈のそれとはまた違う味。
そして、季節もの!子持ちチカの塩焼き!この季節に必ずいただきます!
たっぷりの子持ち、ふっくらと焼かれた身。頭ごといただきます。
2021.05訪問。
今日は、待望の鮎です!皮はパリッと、身はふっくら…。
やはり焼き魚で一番うまい。と、個人的に思います。
あとは定番の手羽先唐揚げに、季節ものの真鯛の白子ポン酢。
そして、こちらも季節もの。
新じゃがとベーコンの旨煮。
こちらのお店の新じゃがはもっちりむちむちでとても美味しいのです。
…この後、緊急事態宣言でお酒が駄目になってしまいました…涙
早くこの宣言が終わることを祈ります…。
※2021.02(2020.12訪問)更新しました
月に1回は必ずお伺いしているお店の一つです。
店内はよくある和風の居酒屋のしつらえ。1階がお店でカウンターとテーブル席(座敷・小上がりです)。
カウンター前の調理場は広く焼き場にトロ箱まえの刺身などをつくっているような場に奥にあるアイランド形式の盛り付け場?その奥は炒め物などコンロをあつかっている様子。
オススメは手羽先。色々なお店―有名な某お店なども―でいただきましたが、こちらのお店が一番美味しい!と私は思っています。冷凍を使わないことと注文してから調理すること、そして、揚げと焼き…そして味付けの「技」をしっかりもった職人さんが担当しているのが旨さの秘密かでしょうか。
皮のぱりぱり感。ピリッとした胡椒辛さに身のプリプリ感。骨ぎしの肉の旨さに軟骨部分のこりこり感。鳥の脂を感じつつそれでいて、くどくない。
酒を呑まない私の友人はこの手羽先の旨さに惚れ込み、「ここの手羽先は飲み物!」といって何人分も美味しそうに平らげています(いやほんと美味しいから)。
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2019.5訪問
令和最初のお酒は「黒牛」。無濾過生原酒。
口当たりはすっきりですが最後の酸味が良い。
アテとしていただいたのは…
手羽先(もう定番!このお店の手羽先が一番おいしい!と私は思っているのです!)
海老刺し(甘味と旨みがたまりません)。
鮎の塩焼き(焼きの技の妙。養殖でも充分美味い)。
肉じゃが(素朴だけどジャガイモが違う!煮崩れていないが味はしっかり染みている)。
つい、純米超辛口鶴齢を追加してしまいました…。辛口といいながら、飲み口すっきり。
とても呑みやすいお酒です。でも、個人的には「黒牛」の癖のある方が好きかな。
2019.07訪問。
今回は同僚とお伺いして大皿料理のコースをお願いしました!
でも、別口で手羽先3人前追加(苦笑)。
まずは、見事な刺し盛り鮪・ブリ・貝柱等諸々…季節ものの鱧と今や珍味の鯨刺しも有り。
どれも新鮮。種類の異なる旨み。
そして、何より鯨刺し!…文句なしの新鮮さ。
処理もしっかりされており、全く臭みもなく肉の旨みを堪能できる。
これで酒を呑まないなんてありえない!
次は前菜盛り合わせ。
水茄子・チーズ・塩昆布・プチトマトの和え物。
オリーブオイルと塩のあたりの強さが水茄子の淡泊な甘味を引き立てる。
海老の炒め物。
エシャロットの生ハム巻。
枝豆。
活タコのスモークチーズ・キャビアの乗せ(チーズとタコとキャビアは合う!これにスモークの薫香が加わったら…)
草餅(女の子だから…と甘味をいつもつけてくれますありがとう…)
次の皿は海ブドウのたっぷりのった山盛りサラダ!
これでも酒が呑めます。進みます。
愉しい会話に料理。酒がすすまないはずがない。食べるのが泊まるはずがない。
と、言う訳で…追加で鮎の塩焼き人数分に。岩牡蠣刺身。
毎度ですが、本当に値段以上に堪能させていただきました。
2019.09訪問。
今回は手羽先に鱈の白子。鮎の塩焼き。
酒は長良川・純米吟醸・立秋あがり、尾瀬の雪解け・ひやおろし・純米大吟醸、自然郷・無濾過原酒・芳醇純米 をいただいてしまいました。
…鱈の白子のねっとりとした食感、噛めば溢れる深いコクと強い旨み…。
呑みすぎても仕方ないですね。
2019.10訪問。
本日は中々会えない「かわはぎ」が!もちろん頼みます!
そして、当然手羽先も!
日本酒を呑んで暫く待っているとやってきましたカワハギの刺身が!
それほど大きくなかったのですが、その身にはたっぷりの肝が!
脂ののった白身に肝を一切れ箸でつまみ、その上に山葵をのっけて、ほんの少し醤油をつけ、ぱくりといただけば…。
白身に肝が溶け…旨みが増します。肝は偉大です。
肝を醤油に溶いていただく方もみえますが、私は肝の味も直接味わえるこの食べ方が好きです。
次は、今年最初の土瓶蒸し。猪口に注いで黄金色の液体を口に含む…。
濃いめの出汁に松茸の旨みが溶けだしている…。
いや、松茸だけではない。土瓶の中を覗いてみると具には海老・松茸・蒲鉾・三つ葉・銀杏・鶏肉など豊富…早秋の滋味。
出汁の杯を空ける都度、酒のを一口…。
次はおそらく今年最後の鮎!その上、子持ち鮎の塩焼き!!
前述しましたが、こちらのお店、焼き場のお兄さんの腕が良い!焼き物は抜群に旨い!
中まで上手く火を通さないといけない子持ち鮎も見事に焼いてくれました!
皮はパリッと身はふっくら。
卵は変にパサつかずしっとりしているが、ちゃんと火が通っている!
身に振られた強めの塩が、身の淡泊な旨みを、そして卵のコクのある旨みを引き立てる。
皮を齧り、酒をぺろり。
身を食べ、酒をこくり。
卵を食べ、酒をついーっと。…もう止まりません。
最後は穴子入りきのこ鍋(かきの木茸・ひら茸・京都丹波しめじ)。
旨い出汁を吸った鱧や穴子は旨い!経験値から頼みましたが、想像通り旨かった!
また珍しい茸たちも、味・食感がそれぞれ異なって面白い。
雑炊にしてもらったら美味しそうかも…と思いましたが、今まで結構いただいているので今回は遠慮しました。
2019.11訪問。
本日はささみのタタキと牡蠣鍋。
表面だけ火を通したささみはもっちりとした食感と鶏の淡泊な旨み。
牡蠣鍋のキモはこの味噌出汁!本当に旨い。
以前はこの味噌で味噌煮込うどんをやっていたそうですが、あまりにも注文が多すぎてやめたそう…。
確かにこれだけ美味しければうどんで食べたいと思う…。
2019.12訪問。
定番の手羽先に刺身、そして鴨鍋。
初めての鍋です。醤油ベースのダシ汁で軽く煮込みます。味噌でなくても臭みとか大丈夫なのかな?と思ったら…。
杞憂でした。臭みのない赤身肉。噛みしめるとじゅわりと溢れる繊細な旨み。
これは醤油で充分(それほど醤油が強くない。野菜の出汁が出て優しい味)。
美味しいものを食べるとつい微笑んでしまいます。
2020.01訪問。
さて!本日は友人を誘い、年に一度の贅沢を!
河豚のコースです!
まずはてっさ…一人前一皿!そしてこの量!(写真参照)。
厚めに切られた身は淡泊ながら旨みが強い。
てっさもさることながら、私が好きなのは皮の刺身。
四部位ほどに分けて出してくれるのですがそれぞれ味や食感が違ってたまらない!コラーゲンもたっぷりです。
そして、こちらのお店名物の手羽先!そう、河豚コースでもこれはつくのです!
外皮のカリット感、肉の旨み、ジューシーさ。どれをとってもこれ以上の旨いものをいただいたことがありません。
次はてっちり…鍋です。
アラを中心に河豚の身とたっぷりの野菜。…すごいボリューム。
白子はしゃぶしゃぶしていただきます。
これがコクがあってクリーミーで…。臭みの欠片もない旨みの塊。
そして、鍋の〆は雑炊!…もう食べきれない位の量をつくっていただきました。
河豚の出汁が出た汁で炊く雑炊は…至福の味。
唐揚げも食べたくて追加してしまいましたが、恐らくなくても大満足のコースです。
これで料理だけなら7,000代は破格!ですね(税抜き)。
私たちはチューハイや日本酒ボトルで2本いただきまししたが、合計で1人10,000円位でおさまってしまいました!
2020.02訪問。
春を感じる品々が出始める月です。
白魚刺し。
この半透明の魚に春の近づきを感じます。透き通った身をいただくと少し感じる苦味とすっきりとした旨み。
やはりこの時期この魚はいただかねば。
山菜味噌あえ
この地方の人間のサガと言いますか…。酢味噌は白味噌より赤味噌からの方が好きです。
しかし、最近のお店では赤酢味噌は少ない。…ので、こういったお店で提供していただけると嬉しいです。
注文を受けてから和える(上に酢味噌をかける)スタイル。ウドの白さとか山菜の程よい苦味にちょっと味噌が絡む。
しゃくしゃくとした歯ごたえも良い。これもまた春です。
?塩焼き
…名前を忘れてしまったのですが…。いつもこの時期にいただいている魚です。
頭から丸ごといただく命。ワタの苦味と淡泊な白身。皮ぎしの塩味。これで酒を呑むなと言われたら泣くしかないです。
いや、私は呑みますよ!
2020.03訪問。
のれそれ
待ってました!!つるりといただける春の魚!
手羽先
やはり塩加減と胡椒加減にタレの味が見事!肉のジューシーさと旨さは手羽先会最高!
蛤の酒蒸し
一色産の天然もの。大振りの蛤は身がぷりっぷり!鰹の効いた旨い出汁をこちらは使います。
ともすれば蛤の味を台無しにするところですが、蛤が負けていない!ここでしか会えない冒険の味!
太刀魚塩焼き
今回1番のアテ!手羽先もそうですが、焼きの技の秀逸さに脱帽!
提供された時の、皮からじゅわじゅわ旨み脂が出てきている姿はそれだけで生唾もの。
箸を入れてみればぷつり!と皮が避け、中からしっとりふんわりした身が…。塩加減も最高。
腹側の脂ののった身を食べてしまうと…。もう酒がとまりません。
合わせたお酒は春の限定。
賀茂金秀特別純米うすにごり生・長良川立春朝絞り純米吟醸生原酒・獺祭純米大吟醸磨き三割九分。
幸せはそんな遠くにあるものではありませんね。
2020.04~11訪問。
相変わらず季節ごとの料理と酒を愉しんでいます。
4月は水茄子。塩昆布とチーズと水茄子を合わせ塩とオリーブオイルで合えているのですが、これが旨い。
また、桑名の名産・蛤の酒蒸しは身がふっくら、ぷりぷり。
定番の手羽先唐揚は毎回いただきます。
あと、鮎の塩焼きがあれば基本注文。
本当にこのお店、焼きのお兄さんの腕が良いので焼きモノがちゃんと美味しいので嬉しい。
鮎と合わせたのは…。
8月は岩牡蠣。プリプリでクリーミー。
9月は秋刀魚の刺身。今年は不良のため焼きは頂きませんでした(涙)
鮎の塩焼きは10月まで楽しめました。
11月になると料理の雰囲気が冬になってきます。
まず、白魚刺。これがもう少し大きくなると唐揚げもいけるのですが。
次いでカワハギ刺し。今まで水槽で泳いでいたものをさばいてくれます。
身はプリプリしこしこ。
刺身に肝の欠片をのせ、その上に山葵をちょいとのっけて少し醤油をつけていただく…
肝のコクに包まれた刺身は美味。
先に肝を醤油に溶いては勿体ない!!
あとは冬の定番土瓶蒸しと…。
牡蠣フライ!
牡蠣がプリプリで美味しかった…。
2020.12訪問。
定番手羽先。
このパリパリ感の胡椒の辛みがたまりません。肉もジューシー。
かわはぎ刺し
肝が小さくて…とおっしゃいますが、醤油に溶けない肝を直接身に乗っけていただく。
歯ごたえのある淡泊な白身にとろりとした肝のコク。
絶品です。
焼き魚
名前を忘れてしまいました…涙。
ふっくら白身も美味しいのですが、身の中のたっぷり卵がまた旨い。
令和2年お世話になりました。
2015年くらいのことでしたか…
たまたま側を通った時に、店の外観がそれなりの整っており私の「うまいかも?センサー」が反応したので寄らせていただきました。
店内はよくある和風の居酒屋のしつらえ。一回にはカウンターとテーブル席。どうも二階もありそうです。
カウンター前の調理場は広く焼き場にトロ箱まえの刺身などをつくっているような場に奥にあるアイランド形式の盛り付け場?その奥は炒め物などコンロをあつかっている様子。
とりあえずカウンター席に座りメニューを眺めました。…どうやら手羽先や焼き鳥がオススメのよう。
ただ、鮎の塩焼きや、初かつお・剣先いかなど旬の刺身なども色々あります。
酒は…日本酒は種類がそれほどありませんが、冷酒は「天一」系が色々揃えられていました。
おどろきはワイン。6種類くらいあってボトルで3,000円!…大勢で頂くには良いですね。
ま、それはさておき、天一の濁り酒、鮎の塩焼き、手羽先1人前、鳥肝3本(三本セットでお願いしないといけないそうで…)をとりあえずお願いしました。
天一の濁り酒をちびちびいただき、つけ出しの子持ち昆布・貝・きゅうり・蕗などの和え物をいただきつつ料理を待ちます。
このつけ出しが美味かった!子持ち昆布のプチプチした食感にきゅうりのしゃきしゃき感、貝のむちっとした歯触りと…いろいろな感触を楽しめました。
最初に来たのは鳥肝。一串に平たく大き目のそれが3つほどついたとろみのついたタレのかけられたものが。味は…平均以上ではあると思いますが、「旨い」と両手をたたくほどではなく。
次に来たのは手羽先。これは「旨い!」とうなりました。
皮のぱりぱり感。ピリッとした胡椒辛さに身のプリプリ感。骨ぎしの肉の旨さに軟骨部分のこりこり感。鳥の脂を感じつつそれでいて、くどくないのはやはり手羽先故にか?
いや、それだけでなく、やはりお店の腕。有名店にも劣らぬ旨さ!これで450円(夢中で食べてしまったので何個のっていたか数えていなかった…五個以上ははあったと思う)はお得!
そして、鮎…塩化粧され波打つ姿で焼かれた鮎は皮はパリッと焼かれさくっとした歯ごたえを生み出し、身はほっこり軟らかい。見事に焼かれた鮎は頭からしっぽまで残さずいただけました。ウマウマ。
ただ、残念だったのはワタが抜かれていたこと。それほど鮮度は悪くないと思うのですが…養殖ものだったのかな?
このレベルで焼かれた鮎に新鮮なワタの苦みがあれば…もう一合はいけましたね。
その他数品いただきましたが、なかなかのものでした。
ここまでのレベルのお店が蟹江にあったとは…驚きです。
2017.01
ず~っと通い続けています。うまい手羽先に季節の料理・日本酒などたまりません。
この季節待望はふぐ1匹をまるまる食べつくすふぐコース。
年末までは高いふぐが年を越すと需要が減り値段がさがるそうで…年を超え、この1月が勝負です!
で、よく行く仲間をさそって今年もお伺いしました。
まず、河豚皮刺身。色々な部位によって味や触感が違うのが楽しめます。
次はてっさ。「うそっ!?」というほどの皿一面の刺身。適度の厚さで捌かれた刺身。触感もよく淡泊な味ですが独特のうまさ。また、ここもちょっと違う部位がでます。この味の違いは面白いです。
次にお店の定番手羽先。からりと揚げられたスパイシーな手羽先。ジューシーさも残っており、かみしめるとじゅわりと肉汁が…酒にあわないわけありません。…当然追加しました。
そして河豚鍋、フグの身がごろごろと入ります。野菜もたくさん。ふわふわの身は柔らかく。ほどよい脂が鍋にも染み出し野菜のうまみも溶け込んでいます。スープがうまい!(ここでよいフグであればとろとろで旨い「アレ」がつくこともあるのですが…)。
これだけでも十分ですが、残りはもちろん雑炊となります。
…四人ほどでお伺いし、コースのほか、手羽先3人前以上追加、ワイン1本・酒1本他数品をいただきました。
いつもながら至福の時間でした。
2018.01
さあ!新年恒例の河豚の会です!
四人でお伺いし堪能させていただきました!!
ここで河豚のコースをいただいてからは他では満足できなくなってしまいました。
フグの唐揚げがあると完璧なのですが、その代わりに手羽先があるからなぁ…。
何はともあれ、今年もよろしくお願いいたします!!
今年は酒二本でしっとりといただきました。
2018.10再訪。
日本酒に七田が!すっきりしていながらの”酒”を感じる香りと舌に感じる味。流石です。
今回のお供は枝豆に松茸の土瓶蒸しと手羽先、そして鮭の白子ポン酢、刺身は鰆。
白子はぷりっぷり。はしで塊を掴めて、口にいれるとぷちっと外皮がはじけ、中の旨みたっぷりの汁が溢れます。甘い、コクがある。…スーパーで買うものとは当然ながら全く別物。
この季節一番は土瓶蒸し。たっぷりの松茸(モロッコ産とのことですが、香りも強い良いものでした)にぎんなん、海老、鶏肉など具だくさん。
だしは酒に合うよう濃いめ。鰹の風味の効いた中、しっかり松茸の風味もダシに溶け込んでいるのでこれは凄い。
寒さが厳しくなる中、だんだん温かいものが美味しくなりますね。
2018.12~2019.01
まずは年末にお伺い。
もちろん手羽先。そして、鰈の唐揚げ(骨を別にしてしっかり揚げてくれているので美味しいアテとしていただけます)。もちろん日本酒。たまりません。
そして、年始。
手羽先と鰹刺し、そして牡蠣の味噌鍋。ここの独自ブレンドの味噌がとても美味しくお客さんからの依頼で一時期味噌煮込みうどんをやっていたそうですが…売れすぎて断念したとか。
確かに、赤みそのコクはしっかりあるのに辛みよりも旨みを感じる味噌。煮詰めても全く味が崩れない。確かにこれなら味噌煮込みうどんで食べたい…。
それはともかく…ぷりっぷりっの牡蠣からあふれるコクのある旨み汁。野菜もたっぷり。
思わず酒が進んでしまい…今回は3杯いただいてしまいました。
さて、次は念願の…
2019.01
このためだけに年末年始のきつい仕事を乗り越えた!
つてな訳で友人数人といただきにまいりました「ふぐ」。
ふぐ一匹すべてを食べつくす。コラーゲンたっぷり部位によって味の違う皮。とろ~りコクがたまらない白子。身がたっぷりな鍋。〆の雑炊。
それだけじゃないんだな!名物「手羽先」!これを友人のひとりは「飲み物」と表現するほど大好きです。いくらでもいける。
そして、料理によりそう美味なる日本酒…。
…幸せは難しい事考えなくてもすぐ、そばにあるもんです。
2019.02~2019.03
2月はふらりと一人で。不動の手羽先と蝦蛄などで酒を一献。
3月は職場の親しい友人と計4人で大皿料理をお願いしました。
ひとりのみとは違う愉しみ。料理も豪勢!
空豆にウド(これが太くて美味しかった!)つぶ貝、蝦蛄、刺し盛り(これも新鮮旨い良い物をそろえていただきました)、若芽、勿論手羽先、そして、女性だけだったからか桜餅。覚えているのでもこの量。酒がすすむアテばかりなので、覚えていないものもあるかも…これで料理だけなら一人4,000しないのだから…。驚くおどのコスパです。
当然、手羽先は追加三人前。
酒は瓶で2本+○合いただきました。一人は下戸なので3人で呑んだことに…。
5位
3回
2021/04訪問 2021/05/05
令和3年・大将が作る美味しい料理と蓬莱泉を呑む…一日の疲れを癒すなら、こんなお店が良い。
良質の品を使って職人さんが作る、手の込んだ料理がいただけます。
※2021.05(2021.02~04訪問)更新しました。
2021.01訪問。
東海地方の料理に合う地酒「蓬莱泉」と、熟練した板さんの手によるうそのない料理が楽しめるお店。
酒を頼み、ホワイトボードの季節の料理を眺めながら、迷ったら大将にオススメを尋ねる。
(いや、全部旨いのですが、その時々のお得で美味しいオススメを教えてくれます)
平成時代よりお伺いしております。令和2年までの口コミは前のものをご覧ください。
さて、今回は令和3年になって初訪問です。
コロナ禍のせいか人はまばら…。こんな良いお店なのに。
コロナ対策は必要ですが、ちゃんと対応しているお店も含めて時短になってしまう…。
まして、こちらのお店はひとりでしっぽり呑む人が多いお店。
…何とかならないものですかね。
何はともあれ、日本酒に料理です!
・先付・氷頭なます
新巻鮭の鼻頭軟骨部分の塩を抜いて酢の物にしたもの…なのですが、自分で作ると結構面倒。
こりこりした歯ごたえで丁度良い厚み、綺麗に塩抜きもされており魚の臭みがない。
合わせてある野菜の食感との対比と、味の層の重なりも良い。
最初の酒のアテとしても、食事のスタートとしても、最適。
新春の季節感もあり、コロナ禍で暗い気持ちを少し前向きにさせてくれます。
・昆布締めヒラメ&鮪の造り
ここの混布締めの白身魚は私の大好物。
適度に水分の飛んだ刺身はもっちり、しっかりとした歯ごたえ。
淡泊な魚の旨みが昆布の旨みとの相乗効果で引き立ちます。
醤油と山葵でいただくのも良いのですが、塩昆布と一緒にいただくとなお旨い。
また、大きな縁側もついていてたまりません。
鮪も主逸。赤身のすっきりした旨さの刺身。ひらめとの対比が良い。
こんな時期にこれだけの刺身を用意してくれる…大変だと思います。
深く感謝して、酒杯を空けます。
・わかさぎ天
これまた冬の定番。大き目のそれは卵入り!嬉しい!
勿論、頭から丸ごといただきます。
・牡蠣フライ
文句なしの逸品。
家で作りますが、やっぱり職人の腕には勝てません。
牡蠣は大きさによって酒蒸しなどおすすめの調理法をお伺いして料理してもらってます。
個人的には結構料理をします。
でも、あまり家のみはしないのです。
それは、やはりお店でいただく料理にはかなわない…
と思わせてくれるお店でこそ、私は酒精と一緒に料理をいただきたいのです。
料理人の技と目利きの腕を愉しみ、一日の疲れをいやす…。
そんなお店だからこそ、大切にしたいです。
2021.02訪問。
2月のお酒は立春朝搾りから。
アテは…
・ 蛍烏賊の酢味噌和え。
大きな身が旨みとワタの苦味のバランスが秀逸。
赤味噌の酢味噌も名古屋っぽくって好き。
・ サヨリの造り
銀白色の身が美しい。
食べてみると、魚臭さがなく淡泊な旨みがある。
腹は黒いのに、身は透明で旨い。
・ わかさぎ南蛮漬
酢が骨まで柔らかくしていくれているので、頭から全ていただけます。
酸味と甘味の中に、魚の美味さの全てがある。
・ ポテサラ
大将のおすすめの食べ方で…。それは食べる辣油と一緒に。
半信半疑で頂いてみれば…ポテサラのマヨネーズの風味と食べる辣油のザクザクした食感と辛みが合う。
ポテサラというより…「ポテサラのような美味しい何か」になっている。
・ やまごぼう味噌漬け
酒にはコレ!シャクシャクした食感と、味噌漬けの風味。
・ やいとがつお粕漬け
脂ののったやいとがつおを粕漬けにしたものを焼いてもらう。
脂の旨みがたまらない。粕の風味が強く感じ過ぎてしまう脂を適度に弱めてくれている。
身がぱさつかずジューシー。これは文句なしの味。
・ 鉄火巻
大好物。文句なし。適度の甘味と酸味のシャリに鮪。
ひょいとつまんでいただけます。
2021.03訪問。
今回は知人と一緒に。
二人だと一杯食べれてうれしい。
…ついつい呑みすぎ、食べすぎてしまったかも…。
アテは…
・ ほたるいか酢味噌和え&生
この季節定番のほたるいか。
しかし、生は貴重!生姜醤油でいただきますが…素朴な甘味とワタの苦味の調和がたまらなく旨し。
・ 刺し盛り
二人だからこその贅沢!
盛り合わせで少しずつ、色々な魚をいただきました。
・ ソラマメゆで
ほくほくした身。皮ごと頂くのが私の身上です。春の味。
・ だし巻き玉子
出しの風味がしっかり効いて、しっとりとした玉子焼き。
家ではなかなかできません。
(家で作る時、私は絹ごし豆腐をさいの目に切って玉子と一緒にかき混ぜて細かくしてから焼いてます)
・ 白魚玉子とじ
これも春の味。
淡泊ですが、うま味がある。
・ 蛤のぬた
ここまで大きな身がいただけるとは…。
噛みしめると身から凝縮した貝の旨みが溢れます。
・ 山菜天ぷら
苦味やサクサク感など…山菜は色々な味と風味があります。
春の恵み。
・ 鉄火巻
これか〆にできるととても嬉しい!
定番メニューではないので、あると必ず頼んでしまいます。
知人と愉しんで呑むのも良いですが、やっぱり一人でしっぽりいただきたい。
…今月、もう一度行こうかな…。
2021.04訪問。
今回はゆっくり一人で。
日本酒をいただきつつ、お願いしたのは…
・ 蛍烏賊醤油漬け。
トゥルリとした食感と、身を噛みしめた時の咥内ではじける旨味がたまりません。
・ 刺身(白身)
混布締めにしてあるので余分な水分が飛び、しっかりとした歯ごたえと旨みが堪能できました。
白身に塩昆布は合います。
・ 筍焼き
シャクシャクした新鮮な筍を焼いて、山椒をパラリ。
みずみずしさと噛みしめる度に広がる筍の風味…。
春の味です。秀逸は付け合わせの佃煮。
余りものを利用したものだのですが…これが旨い。酒や白飯にとっても合う味と食感でした。
・ 山菜天
私の好物の行者大蒜を始め、こごみ、わらび、蕗のとうと豪華な一皿。
やはり、毎年山菜を堪能しないと春が来た気になりません。
…今年、そういえばあまり土筆が食べられなかったな…。
*2021.01更新(2020.12口コミ追加)*
*2020.11更新(2020.10~2020.11口コミ追加)*
*2020.10更新(2020.05~2020.09口コミ追加)*
2019.05訪問。
東海地方の料理に合う地酒「蓬莱泉」と、熟練した板さんの手によるうそのない料理が楽しめるお店。
平成時代よりお伺いしておりますが、令和になって初訪問です。
日本酒をいただきつつお願いしたのは小鮎天。大好物の行者大蒜つき。そして、おすすめのアラ蒸し。
魚のアラは大好物!ましてこのお店のアラは下処理もしっかりしており、蒸した汁には魚の旨みがあふれんばかりに染み出している逸品!結構なボリュームですが、あれば必ずお願いします。
ぷりぷりのコラーゲンの塊の唇に目玉。適度な歯ごたえの頬肉(魚に肉という言い方が正しいのかはわかりませんが…)。ヒレの周りもきれいに頂き「鯛の鯛」を見つける。
頭肉を掘り出し、背骨近くの骨ぎしの肉を歯ですきとる。一緒に蒸された玉ねぎは甘く、舞茸は薫り高く。昆布は歯ごたえ良く。
すべてを包み、それらの旨みが染み出した、だし汁はまさに「滋味」そのもの。
匙ですくって一口…。その味の深み~淡泊でありながら魚の脂が溶け出し、野菜の甘味や昆布の旨みと混然一体となり、舞茸の香りが咥内から鼻腔へと抜けていく~に深く一息。
そして、余韻を楽しみつつ、酒で流す。
まさに至福のひと時でした。
2019.07訪問。
鮎の季節になりました。やはり塩焼き。頭から全て堪能させていただきました。
今回いただいたのはアワビのバター焼き。肝もついていました。コクのある肝。たまりませんね。
2019.10訪問。
今回は季節もの松茸の土瓶蒸しです。こちらの土瓶蒸しは出汁の味がしっかりしている。
お酒にはこれ位の濃さが良くあいます。
イクラの醤油漬けと焼いた松茸(香りがたまりません)。
日本酒がとまりませんね。
2019.11訪問。
今回はブリしゃぶ。小鍋でしゃぶしゃぶしていただきます。
白子焼き。昆布の上に白子を載せて焼いたもの。適度に水分が飛び昆布の旨みも染み込んでいてたまりません。
2019.12訪問。
海老芋。車海老の天ぷら。信田巻。
こちらで初めていただく牡蠣鍋。味噌味の出汁にぷりぷりの牡蠣がたっぷり。
一年の締めとして充分満足できるものでした。
2020.01訪問。
美味しいお酒でのどを湿らせつつ、いただきます。
まずは鮪刺し。しっかりとした赤身ですが、しっとり。旨みが濃い。
いつも忘れてしまうのですが、独特の苦味としゃっくりとした歯ごたえが美味しい山菜の天ぷら。
(メジャーじゃないんだよね…)
牡蠣の燻製。ちょっと煮てある?煮てあるのに身が大きい牡蠣。旨み充分。
昆布の船に乗せて焼いたのは、白子。そとはパリッと中はふんわり。にじみ出した旨み汁は昆布の旨み汁と溶けあってたまらない。塩加減も良い塩梅。
小さいですが凝縮された風味を感じる里芋、衣かつぎ。一口でぱくり、といけるのは酒のアテに最適。
2020.02訪問
酒を一杯。
お願いしたのは青柳。この時期の大きな青柳は捨てがたい。
春の天ぷらにお浸し、苦味を感じる春の味。身体がすっきりする感じがする。滋味。
今回は白子ポン酢。酢のさっぱり感がありながら、白子のコクのある味が良い。
「ぶりが少ないけど…」と大将が言って出してくれたのはぶり大根。
分厚い大根が色よく煮込まれ噛みしめると大根からじゅわりと溢れた汁からはぶりの旨みがたっぷり。
ぶり大根は、大根を食べるためにあると再認識させてくれる逸品でした。
2020.03訪問。
年度最後の月を迎えられたことの感謝し、酒を一献。
おそらく今季最後になるであろう青柳を。
刺身はさより。透き通るほど透明な身。食べると、すっきりとした切れの良い旨さ。
春の旬の山菜は癖があるが、旬の魚はすっきりした味わいが多いような…。不思議なものです。
天ぷらは山菜と小鮎の天ぷら。私の大好物の行者大蒜つき。
小鮎の身は淡泊ですが、頭やワタとまとめていただくとほろ苦さと相まって旨みが増します。
秀逸だったのは若竹煮。旬の若芽と筍をあっさりめの出汁で煮る。素材の味をしっかりかんじらえる。
筍が穂先の柔らかいもの。独特の食感と味わいに春を感じます。
2020.04訪問。
今回は同僚と一緒に。
ホタルイカの沖漬けと酒で同僚を待つ。
少し遅れてやってきた知人と日本酒を酌み交わしながらいただいたのは…
サヨリ刺し、小鮎天、山菜天、ホタルイカ酢味噌、信田巻、山葵のツンツン漬け、カマ焼き、茶そば。
特に美味しかったのはカマ焼き。皮はパリッと香ばしく頂け、身はジューシー、ふっくら。
身に見事に脂ののったカマは旨みも半端なく…至福のひと時を過ごさせていただきました。
あまり長い時間過ごすのもこのご時世ですので難しく。
でも、美味しい料理に大満足。
また、来月よろしくお願いいたします。
2020.05~09訪問。
新型コロナ第一波・第二波でお休みになったり、錦三の営業自粛地域になったりと…本当に大変だったのでは?
折につれ、少人数の知人等をさそってお伺いしました。
基本的にひとり呑みの私ですが、ここのコースは色々趣向を凝らしてくれるので大変楽しいです。
ひとつずつ語りだすと長くなるのでこの期間にいただいた、私のお気に入りの料理を…。
・鮎一夜干し
板さん手作りの逸品。適度な塩味にふんわりとした身が良い塩梅。塩焼きも良いのですが、これは酒に合います。
・巨大焼売
なかなかお目にかかれない。コースで合えるか?位のもの。
元々はまかないだったとお伺いしていますが、大きな焼売は驚くほどジューシーで肉汁が溢れます。
・青柳
こちらの青柳は大きくて身がふっくら。酢味噌も赤味噌なのが嬉しい。
・海老天
車海老など良い物だと頭を付けたまま揚げてくれることが…
頭大好きなので、味噌を吸い、殻ごとついバリバリといただいてしまいます…。
・鉄火巻
以前は定番メニューに入っていたのですが、現在は限定メニューに。あったら万歳!
・土瓶蒸し
9月くらいからの定番。こちらの出汁はちょっと濃い目。で、酒に合う。
具が多いのも嬉しい限り。
・お通しのしめじ
秋にすごく大きなしめじが出ます!これが歯ごたえも良く、うま味も強い。
この時期のお楽しみです。
10月も楽しみです!
2020.10訪問
今回は友人とコース料理をいただきました。美味しい日本酒をいただきたい私は呑み放題はつけず。
・ おつまみ三種
茹で落花生が大粒で旨い。煮物・いくらも良い味。
・ 土瓶蒸し
お願いした一品。味について語ることなし。
・ 刺身
白身でこりこりと。歯ごたえと淡泊な旨み。
・ 秋刀魚奉書焼き(?)
焼きの香ばしさに木の香り(薫香)がついて、秋刀魚の風味を高めてくれる。
秋を逸品。
・ 煮魚
一見濃い味に見えますが、これがこれが。
適度な味付け。旨し。
・ ぶりしゃぶ
自分でしゃぶしゃぶしなくても。蒸したものを提供してもらいました。贅沢。
余分な脂を落としたぶりは、さっぱりとしながら旨みの塊。
・ 鉄火巻
私の大好物の一品。〆はこれです!
全て美味しく、酒がすすんでとまりません!!嬉しい悲鳴です。
2020.11訪問
あっという間に今年もあと2か月。
ラストスパート頑張るためにお伺いしました!
・ 白子
単純に見えますが、とろとろで臭みもない。甘さすら感じるコクの塊。
・ 大しめじ
先付によくいただきます。これ、歯ごたえと旨みが普通のしめじの比ではない!
・ 桜海老のかき揚げ
綺麗に揚げられたたっぷりのサクラエビ。
香ばしい風味と桜海老の優しい甘味がたまりません。
中に入っている玉ねぎが通常と種類が異なるそう。甘味が抑えめのシャキシャキ食感。
桜海老の味をころさない味に感動。
・ カブ
そのままのカブを出してもらったのですが、甘い。梨のようなシャクシャク感。ほのかな甘味。
塩昆布と合わせても美味。
・ 万願寺唐辛子
焼かれた香ばしさ。辛みはなく旨い。
…今月もまた、酒がすすみます。
2021.12訪問。
年の瀬迫る頃。ひとりでお伺いしました。
大将にオススメをお伺いし、料理を選ぶのがこの店では私の楽しみ。
ぶりしゃぶは今日は腹の身の方がないので、照り焼きの方にしてはとのこと。
あと蟹がオススメと。
白子とあわせてそれらをお願いしました。
定番の白子はクリーミーで臭みもない。酒と合わせると思わず笑みがこぼれます。
蟹もほとんど大将が身をとってくれていて有難い。
でも爪のあたりは殻付きで提供してもらえ、美味しいをほじくりだしていただく楽しさも適度に味わえるもの。
もちろん脳味噌もついており、身に着けて良し、箸でちょっとつまんで酒に合わせても良し…。
一番驚いたのはブリの照り焼き。
ぶり自身肉厚で適度な脂ののりで美味しいのですが…
辛味大根と一緒にいただくと…これが驚くほど美味!
辛味大根の辛みが辛すぎず、ブリの身と絡み合い、適度に脂をさっぱりさせてくれる。
普通の大根だと辛みが少なく、水っぽいのであまり好きではないのですが…
これは旨い!
そして、最後のあては牡蠣フライ…。海のミルク…噛めば旨みがたっぷりの熱々汁が溢れます。
…本当に毎回愉しい。色々な発見もある。
どうか、来年はもっと穏やかに楽しめますように…
2012.2
愛知県で抜群の人気を誇る日本酒「蓬莱泉」と板さんひと手間かけたの料理が各種楽しめるお店です。
お店は栄駅すぐのそばにあるのですが、入り口が地下にあるせいで隠れ屋のような感じがします。
来店する方も落ち着いた年代の方が多く、他の人の迷惑になる様なさわぎ方をする人は滅多にいません。また、カウンター席が多いので一人でも気兼ねなく来店できます。
蓬莱泉が持つ米の甘さと香りを楽しみつつ季節の料理を楽しめます。
今回はほろ苦さが日本酒とたまらなくあうふきのとうの天ぷらに、鳥皮と赤味噌を絡め鉄鍋で焼かれて供された鳥皮の味噌炒め―赤味噌の甘辛い味が日本酒の甘味を引き立て、味噌の辛みが皮のしつこさを抑え旨味を強調してくれる―などいただきました。
酒も料理も納得できるものですが、値段がちょっと高いのが難点でしょうか。
2015.9 再訪
久々にお伺いしました。
蓬莱泉とつきだしの落花生の煮物(湯で落花生とシイタケ・ニンジンなどとの煮物。落花生の食感とコクのある味が酒にあいます)。
でちびりびいきつつお願いしたのは土瓶蒸し。
カツオだしのよく効いたダシツユをくいっといきつつ、ふたにちょっとずつ具(まつたけ・ぎんなん・はも・みつば)と取り出しつつさけのアテに。
うん。旨い。
単価的には高いと思いますが、アテは旨い。少しのあてで、ちょっとの酒を(とっていも一瓶いったけど)ゆっくりたしなむには良いお店だと思います。
ふう…堪能しました。
2015.12
数日前、ちょっと寄った店の牡蠣フライがとてもまずくて…(冷凍と思われるそれは、揚げすぎで中の旨汁は流れ出し、えぐみとくさみだけが残っていた)。
美味しい牡蠣フライが食べたいな…と思っていたところにこちらのお店に伺ったところメニューに牡蠣フライが。
迷わずお願いしました。
やってきた牡蠣フライは…。
もう見た感じだけで旨そう。不揃いなところも自家製の良いところ。食べてみればサクッという衣の歯ごたえの後に熱々な海の旨み汁が口にあふれます。
美味しい!やっぱり牡蠣フライはこれでなくっちゃ!
2016.01
本日は新酒とふきのとう。サクッとあげられたそれはほろ苦い春の訪れを感じさせるの味でした。
2016.02
本日はひやおろしにきのこ天盛り合わせ。香りの良い舞茸、香りも良し・肉厚ジューシーでたまりません。
2016.05
本日は地ものの山菜天ぷらを。栽培ものとは違った野趣あふれる味に酒が進みます。タラの芽も美味しかったのですが好物の行者ニンニクがあったのが嬉しい!あんまり美味しくて一気呵成にお酒といただいてしまったので写真撮れず…。ま、もともと画像に重きを置いていないわたくしですのでそんなこともあります…。
2016.06
やっと鮎が出てきました!もちろんお願いします!
綺麗に焼かれた鮎は皮はパリッと身はふっくら。降られた塩が良い塩梅で身の甘さと旨みを引き立てます。
そして嬉しかったのはワタがそのままだったこと。この苦味…芳醇。
日本酒が進んで困ります(いや、困らないか…)。
2016.08
今回は早めの松茸が!中国産ということですが、見た目は立派。そのままで漂ってくる香りもある。
焼けば良い香りが引き立ち、噛むとシャキッとした食感。口内には適度に水分が飛んだ旨みの汁があふれます。
てんぷらにすれば、水分の飛びが抑えられ、サクッとした歯ごたえ。そのごジューシーな身から汁があふれ、鼻孔を香りがくすぐります。
私のしっている中国産とは大違い。
聞けば、最近のそれは昔のとは大違いとか。
今は入ってこないとある国のものによく似ているとか?巡って入ってきているのかな?
2016.09
秋と言えばやはり秋刀魚!当然家で秋刀魚を買って焼きますが、やはり新鮮でないといただけないワタ付きは信頼のできるお店でないといただけません。
綺麗に焼かれた秋刀魚。焼き色の隙間から除く銀色の皮がキラリと光ります。その姿はまさに日本刀!
じゅわじゅわと溢れ出す脂に誘われワタごと身をとります。…そしてぱくり。
適度な塩加減に皮と身の間からあふれる脂。皮はぱりっ、身はふっくら、ワタはぷりぷり。噛むとじゅんわり溢れ出す苦味。でもこれが嫌なものでなく滋味あふれる旨みの塊のようなワタ。そして骨ごといただいておりますのでこりこりとした骨の食感もあります(でもものが良いせいかはたまた見事な焼きのせいで全く固くない!)。
数口咀嚼し、口の中が秋刀魚の旨みすべてが混然一体となったところに流し込む冷酒。
…嗚呼、日本人で本当に良かった…。
頭から尻尾まで丸ごと残さずにいただきました。うまうま。
そして、土瓶蒸し。鰹ダシと松茸の香りと旨みが混然一体となった汁はこれだけでアテになります。もちろん、具の松茸(5切れ位あったかな)・海老(2尾)・ぎんなん(2個)・三つ葉なども美味しくいただきました。
出来立ての手作りはんぺんに歯ごたえが良いクエの造り…もう酒が進んでたまりません。
2016.11
相変わらず、美味しいものを出してくれます。前月お伺いして旨かったものと興味をもった季節ものを合わせていただきました。
<前回から>
穴子あぶり…半生の穴子。骨切りをされているため骨は気になりません。あぶられた身の表面と皮はパリッとして良い香り。奥の身は半生。さっぱりとしつつやさしい旨みが広がります。
たら白子…新鮮なものにちょっとだけ湯通ししてあります。この火の通し加減が絶妙!生臭みなど全くなく、ちょっと固まったそれは旨みの塊。とろりとした食感、噛めば溢れ出す濃いコク。…酒が進みます。
<今回>
マコモタケ…もう入らない季節もの。揚げたものはしゃくりとした食感が楽しい。でもマコモタケ独特の風味が薄れてしまいます。気に入ったのは焼き。マコモのベビーコーンを思わせる甘味が凝縮し薫香と合わさり、よい酒のアテになりました。
あんきも…ちゃんとした店がつくったらこうなるんだ…と感嘆。旨みの塊。フォアグラよりもしっかりしたコク・旨み・ちょっと柔らかめのチーズのような固さはまさに酒のあて。
2016.12
年納めにお伺いしました。
いただいたのはカキフライ・あずきます・鯛の酒蒸しなど。
鯛の酒蒸し1,000円…大皿に鯛のかぶとがどーんとあったので、この半分の頭1個これかな…と、魚の頭…特に鯛大好きな私はお願いしたのですが、そのままの大皿が運ばれてきました。おおう、嬉しい誤算。
大きな昆布が下に敷かれ、上に鯛のお頭、そして周りを埋める野菜に山ほどの茸たち…おどろくほど豪華。
いただいてみると酒の風味を感じるダシ汁は茸・昆布・野菜のうまみが染み出た滋味そのもの。鯛の身もふっくら。身にはダシが染みて魚の旨みと調和していました。
来年も何がいただけるか楽しみです。
2017.01
年始伺いです。
新酒をいただきつつ、アテを愉しみます。新年という事か先付が数の子を使用した者でした。こりこりした食感が良い。
さて、いただいたのはいつもの濃いアンキモに今頃が実は良いものが入ってくるというカキフライ、そして、白子。基本は軽く茹でポン酢でいただくのですが、アンキモと同じポン酢味となってしまうという事で臨機応変な対象の対応で焼いてもらうことに。昆布の船でじっくり焼き上げられた白子は臭みもなくとろりとした食感。口の中に広がる深いコクと昆布からにじみ出た旨み。
…これはたまりません。脱帽です。
2017.02
忙しくて今月いけないかも…と思っていたら、ちょっと栄で時間ができました!
勿論お伺いします。
季節の蓬莱泉をいただきつつ、まず目をやるのはホワイトボード記載のオススメ。
とりあえず魚の蒸し物。魚丸々一匹を蒸しています。昆布のダシに魚の旨みが溶け出したダシは…至福。肉をまったく使っていないのに汁には脂が浮いています。でも嫌味じゃない。旨みだけ。舞茸の香り、そして芽キャベツの甘味とほろ苦さまで汁に伝わっています。つけ汁としてポン酢もついてきましたが使用する必要がないほど味がまとまっていました。
お行儀が悪いかもしれませんが、旨いから仕方ない!汁を飲み干し、魚の骨もしゃぶりつくし身をさらい…もはやハイエナもまたいで通り過ぎるほど綺麗にいただきました。
次いで車海老の天ぷら…身はプリッと!これも頭も尻尾もついていて…ぱりっと見事に揚げられているのです。じゃ、もういただくしかないよね!…というわけで尻尾も頭もパリパリといただきました。頭は味噌のコクと殻の触感そして香ばしい風味…酒が進みます。
最後はタラの白子。もうすぐ旬が終わるということで、食べ納めのつもりでいただきました。家で調理するのはちょっとためらう品(手間かかるし…新鮮なのはなかなか…)。このクリーミーさがたまりません。
ついついお酒をいただきすぎ、予定予算をオーバーしてしまいましたが、納得の至福の時間でした。
2017.03
今回は残念ながら(?)複数で。
事前にいつもは頼めないコース(酒代別4,000円位で、と)をお願いしました。
やはり、料理は素晴らしい。先付・煮物・刺身・焼き物・サラダ・巻き寿しなどボリュームの品数も豊富。
ひとつひとつにちゃんと仕事が施されている…さすがです。舌の肥えた皆さまと一緒でしたがとても満足してくださいました。
…できれば、こんどはゆっくり一人で呑みたいなぁ…
2017.06
再び鮎季節です!たまりません。
今回はその他におすすめのミナミマグロの刺身を。
これがさくっとしたしっかりとした歯ごたえで、噛むとじゅわりと良質の脂が溶けていく…。
聞けば頭近くの身で、ちょっと切り方を工夫したとか。
板さんの技に乾杯!です。
2017.07
今回は知人と来訪。注文大変なのでコース料理をお願いしました。
…いつもは食べたいものをいただくだけなので、今回は色々なものがいただけてうれしい限り。
小ぶりですが身のしまった天然アユ。外はカリッと揚げられた牛カツ。煮物も刺身も隙がない!
酒が進む進む…。
口の肥えた方々も納得の料理でした。
2017.08
お盆後に行きたいな…とおもいお伺いしました。
日本酒4合にはもの落とし(身がふっくら。梅肉あまり好きでないのですが、この梅肉は味が濃く旨い!)、鮎の塩焼き(いつものことながら頭から骨までいただきました)、小あわびの煮物(煮方も旨いが身の切り方が素晴らしい!適度な歯ごたえで貝のうまみを味わえる!そして肝付き!!)、信田巻をいただき大満足でした。
2017.09
ちょっと涼しさが増し、秋の雰囲気が漂う今日この頃…秋のはしりをいただきたくお伺いしました。
お初の土瓶蒸し。ここのそれはだしがしっかり取られたうえで松茸・海老・鱧などの味が染みだした旨みが濃いのですが、エグミのない滋味そのもの。具も旨いのですが、ダシが旨い!ダシだけでも酒がイケマス。
次は秋刀魚。脂がのりすぎる前の適度な今の時期が刺身には最適。綺麗な脂としっかりした秋刀魚の味。塩焼きと違ってワタの苦味という重厚さはありませんが、これはこれで暑さの残る季節の酒のアテには合います。
また、来月お伺いするのが愉しみです。
2018.02
毎月の訪問です。今月は忙しくていけないかと思ってた~~。
蓬莱泉の限定酒で下を濡らしながらいただいたのが、もうそろそろ終わりのタラ白子と牡蠣フライ。
ここのタラ白子は「美味しい」と大将が言うと本当においしい!臭みの全くないコクの塊!クリーミー!!
そして、牡蠣。同じく今季終わりになるであろうアンキモ(これも旨いんだ…)と悩んでいたら、今回は牡蠣をすすめてくれました。さすがに外れなし!外はカリッと中はジューシー♪
みそダレでもイケる。
…この後予定があったので今回はこれで失礼させていただきましたが…
来月が楽しみです。
2018.03
ちょっと時間があいたのでお伺い。
本日のオススメは青柳酢味噌和えと鰆のたたき。
茶色っぽい酢味噌はあまり好きでないのですが…こちらは赤味噌系の酢味噌。
大粒の青柳がたっぷりと!茹でてあるのにこの大きさ!
ぱくりといただくと…むちっとした食感の後に口に溢れる貝の旨みとおどろくほどの甘味が広がります。身がじゅんわりととろけ、酢の酸味と味噌のコクが加わった味を堪能できました。1個食べて酒と合わせ、また一個…と酒が進みます。
次いで鰆。生より焼きが多いイメージですが…。
身と皮の両面を軽くあぶった鰆の切り身に玉ねぎなど野菜をのせ、上からポン酢をかけたもの。
中心は生です。一切れいただきました。
皮の香ばしさ、皮ぎしの脂の甘さ、淡泊で癖のない生部分は焼かれたことによって水分が適度にとび、そこに旨みも凝縮されてました。
やっぱりこのお店ではオススメをいただくのが一番ですね。
白魚の天ぷらなどもいただきつつの早春を感じつつの酒三合。
たまりません。
2018.04
今回のおすすめはホワイトアスパラ。…大きい!軽くゆで、焼いたものを塩でいただいたのですが…。驚くほど甘い!焼き目の香ばしさとあいまったそれは、今までのホワイトアスパラの概念を覆してくれました!
次いでホタルイカのみそ和え、ワラビのおひたし、大好物の小鮎天行者大蒜付。アユのワタの旨さ、頭から骨まで残さずいただきました!また、山菜の中では一番好きな行者大蒜の風味も楽しませていただきました!
酒は…もちろん日本酒ですよ!
2018.06
毎月の訪問。本日のおすすめは本マグロ中トロ。900円代という驚きの値段。赤身と同じ値段設定とのこと。なんでも仕入先の魚屋さんで丁度売れ残っていたとか。
なんという幸運!もちろんいただきます。
大きな五切れほどの切り身。小豆色の赤身に走る白い脂身の筋。美しい。
山葵を身に載せ、ほんの少し醤油をつけてパクリ。
まず、下に広がるのは赤身の味。筋肉特有のさっぱりとしていながらじんわりと広がる旨み。かみしめると次にあふれるのはトロの部分の強い脂の味。赤身の合間からじゅわりと溶けてきます。
しかし、適度なサシのおかげでくどくならず、最後は赤身のさっぱり感でおわります。
…これは久々のヒット!一切れでマグロの色々なおいしさを楽しめる!
そして、鮎の塩焼き。ワタ入り!。強めの塩が皮をパリッとさせ、食せばふっくらとした身の甘さを引き立て、ワタノ苦味もまろやかに。…これに酒を煽れば……至福のひととき。
2018.09訪問
いつもはひとりでお伺いすることが多いのですが、今回は呑みの先輩ふたりと一緒にお伺いしました。
複数でお伺いする時はコース料理をお願いします。
こちらのお店のコース料理は手の込んだものがいただけるので楽しみです。
まずは野菜の炊き合わせなど先付の野菜を使った盛り合わせ。濃すぎない良い塩梅の味付けで野菜の旨みや歯ごたえも楽しめます。
次いで小鉢三種。鯵の南蛮漬けやコハダの酢締めはこちらでも良くあるものですが、秀逸はいくらの醤油漬け。プチッとした食感に咥内に溢れる海鮮の旨み。強すぎない醤油の風味が酒の肴として文句なし。日本酒が進みます。
そして、刺し盛り。どの刺身も見事!ですが、秋刀魚の刺身の旨さと言ったら…。脂ののった大きな身を口にするとえも言われぬ甘味が…。
今度は秋刀魚を杉皮ではさんで焼いたもの。しめじにぎんなん、栗も一緒に。
木の香りが身に移って適度に脂の落ちた秋刀魚は刺身とはまた違った味。秋味に酒は風流の極み。
これだけでも酒が進んで困ってしまうのですが、次は豚しゃぶ。もやしと一緒に頂きます。
で、秋の天ぷら盛り合わせに茶そばにデザート。大満足でした。
で、結局どれだけ呑んだか…正直覚えていなかったのですが、流石!一緒に呑んだ姐さんが覚えていてくれ増した。3人で四号瓶2本と別で3合。
…ははは。料理が旨いから仕方ありませんね。
2018.10訪問。
さけ今宵は秋を楽しみます。
まずは枝豆。黒豆の枝豆は大きくて味もしっかり。でも枝豆ですので深緑色です。
そして、あれば必ずお願いするのが海老芋。ちゃんとだしで煮含めないとうまくない。これを揚げ出し風にして。
もっちりとした触感とだしが染み出る地味ですが滋味。
つぎはサンマの刺身。かわぎしの脂が適度にとろける。
そして、この季節はやはり土瓶蒸し。さっぱりしただしよりもしっかりうまみを感じるだしのほうが私の好み。
松茸たっぷりでうまみと香りの溶け込むだしは至福の逸品。
最後はやはり松茸天!少しの塩でいただきます。
しゃくっとした歯ごたえと鼻腔を抜ける香りがたまりません。
…今回も酒二合が進みました。
2018.11訪問
本日は付け出しにゴマ豆腐、土瓶蒸しに牡蠣フライ、筋子醤油漬け。がまんできずに松茸天も(苦笑)。
あと、大好物の海老芋!だしを含んだねっとり感が好きです。たぶん芋のなかで一番好きかも。ちゃんと調理しないと美味しくないので家ではできません。
筋子…いくらはプチプチ。土瓶蒸しは濃いダシがたまりません。
至福のひとときです。
2018.12訪問。
平成最後の仕事おさめにお伺いしました。平成30年最後のお店。
まずは、おすすめのぶりしゃぶ、エビ天、あん肝、海老芋と日本酒を。
あん肝…大将から「今日のあん肝はいいよ!」との言葉どおり、驚くほどのコクと甘み。口のなかで脂がとろりととろけていく。正に海のフォアグラ!フォアグラのように不健康の産物でなく変な臭みもない。美味。
ぶりしゃぶ…本日最大のおどろき。しゃぶしゃぶと言いながら身が厚い!そして、綺麗な身の表面からじわりと脂が染み出ててかっている!これはおいしくないわけないでしょう!軽くしゃぶしゃぶしていただくと…。外は火が通りだしを含んでじゅわりと旨み汁が染み出て、中は生のまま。淡白でありながらしっかりと旨みを感じる身を味わえる…。
これは…至福。
だしをしっかり煮含められた海老芋も秀逸。
どんどん酒が進みます。
最後に追加でたら白子をいただき(これもぷるぷる・臭みのない白子が噛めばコクの塊。上品でクリーミーな味がたまりません)〆とさせていただきました。
来年もよろしくお願いします。
2019.01訪問。
新年最初は複数の同僚と。こんな時でないとお願いできないのでコースを。
先付4種(ふぐの煮凝り?なます、板上のかずのこ?)に煮物盛り合わせ(京人参?綺麗な色の人参と海老芋、茄子、きんぴらなど色々)に始まり、刺し盛り、ぶりの照り焼き牛肉の岩塩焼き茸そえ、天ぷら、茶そば…と大満足。
先付だけで1合いけます(苦笑)。
濃すぎない味付けの煮物盛り合わせは滋味。でもちゃんと味付けが異なります。一品いただくたびに酒で口をリセットして愉しみます。
刺身も良い物。冷たいものの後はあったかいものを、と、次は脂ののったブリ。これだけの焼き色で中はふんわりジューシー。魚のさっぱりとしていながら濃厚な脂の後には牛。
岩塩シートの上で片面を焼かれたそれは半面を自分の好みに焼いて仕上げる。余分な水分や雑味を岩塩シートが吸い取ってくれ、逆に肉に程よい塩味を纏わせてくれる。肉本来の旨みを味わえる一品。
添えられた焼き椎茸の芳香も秀逸。
まだ続き、天ぷら。海老と山盛りの山菜。ふきのとうのほろ苦さが日本酒にあう。
〆は個人的にはこのお店の鉄火巻が好きだったのですがメニューから消えてしまい残念。
でも、蕎麦も好きなので。ちゃんと締められました。
どれだけ呑んだかって…。
2019.02
今回はひとり呑み。お通しを先付にいただいたのは車海老刺し。生きたそれは身がぷりぷり。噛めば優しい甘味が咥内をみたしてくれます。美味い。
大好物の青柳。みが大きく、ふっくら。酢味噌が赤みそ系なのも良い。
酒をいただいている間に先ほどの車海老の頭を塩焼きにしていただいたものがやってきました。
かりっとした旨みの殻。味噌のこく…たまりません。
メニューに海老芋があったのでお願いしたら、本日入荷してないと。残念…と思ったら、ちょっと珍しい種類の里芋があり、オススメと。いただいてみると、あっとうてきなもっちり食感。これは里芋でも親芋の味。濃い。大満足。
ぶりしゃぶは美味しかったですが、残念ながら前回を上回るものではなく、やはり春が近いのかな…
海老真丈は揚げたてが身上!あつあつをハフハフいただくと魚のすり身のふんわりした食感と油をまとった独特のコク。熱の入った海老の甘さとぷりっとした食感。玉ねぎの甘味…。至福。
最後はほろにがの野菜で(珍しいので名前を忘れてしまった…)。ほろ苦さの中に野菜の甘さがある春を感じる逸品でした。
仕入れの業者さんとの絆、大将の目利きと技。そして、それを信頼して任せている女将さんの器量。
すべてがしっかり合致したからこその美味。これを旨い酒といただける幸せ。
有難い限りです。
2019.03訪問。
本日のおすすめ、大将が作った稚鮎のオールサーディン。小さな鮎は一匹丸々いただけます。オリーブオイルのしっとり感。適度な塩味がたまりません。程よい塩味です。でも実際、塩の使い方は攻めてると思います。あたりが強い。
刺身でもいける海老は天ぷらに。小鮎天に行者大蒜と山菜付。やはりこちらの海老はひと味違う!火が通ってもみずみずしくぷりぷり。身は甘い。
本当に幸せなひと時を過ごさせていただきました。
2019.04訪問。
本日は酒飲みの職場の同僚と。
季節ものの大きなホタルイカ(茹でてあるのにでかい!わたの苦味と身の旨さがたまりません)。
あさりの酒蒸し(春キャベツの甘さがあさりのダシに染み込んで…滋味)。
新玉・小鮎天・行者大蒜など天ぷら盛り合わせ(新玉が甘い!小鮎天は安定の旨さ)。
鶏肉や小鮎、茸の燻製(独特の燻製香に水分が飛んで凝縮された素材の旨みが、酒に深みを…。ただの燻製香りだけでなく山椒?スパイスの風味もアクセント)。
自家製シュウマイ(包むのをあきらめ、肉と刻んだ皮をまとめて蒸したもの。まかないが元らしいのですが、肉のジューシーさ、皮のもっりち感。この大きさ!肉感が半端ないです)。
筍醤油焼き(シンプルだけど、食感、香ばしさ、身からじゅんわりとあふれる旨みの汁。これがまた!)
日本酒どれだけあっても足りません。
6位
1回
2019/03訪問 2019/04/28
2017.10
お世話になっている方の行きつけのお店ということで今回お伺いしました。
国際センター駅から歩くこと少し。円頓寺商店街から少し離れた住宅街にひっそりあるお店です。
店内はカウンター小上がりの小さなお店。冷蔵庫の日本酒の種類の多さに驚きつつ、カウンターへ。
今回は料理6,000円のコース。
先付の料理だけで酒1合行ってしまいました…。日本酒もこだわっているようで良いものばかり…。
次いでの刺身。白身うま…。たま酒とあう。
一夜日干しの鮎に自家製卵のうるか付。これもまた酒…。
最後の蕎麦のあたりには酔いも回って…。ほんとは素面で食べたいですねこれだけの蕎麦は。
…しかし、料理とセットでいただく場合、絶対酒なしでは無理!!
見た目も美しい料理は「旨い」ではなく「美味い」と表現するに値する料理でした。
また、お伺いします!!
2017.12再訪。
前回酒を呑みすぎ、最後の蕎麦の味を覚えていなかった…ので、リベンジです!
でも、やっぱり先付で酒が進む…。やばい!とペースを落とし料理を愉しみます。
刺し盛り、揚げ物…煮魚。それぞれが酒にあう。美味しい。お店の雰囲気も良いし、日本酒の種類も豊富。
ついつい進みそうになる酒を抑え、最後の蕎麦に!
二種類の蕎麦をいただきました。
すっきりとした洗練されたおいしさ。適度な蕎麦の風味が酒の〆にぴったりです。
大満足なひとときでした。
2018.04再訪
今回は同僚と一緒に訪問。
本当に先付だけで酒が進んでしまいます…。
お造り、煮魚、てんぷらと進むたびに酒があく…。ぶどうの天ぷらの甘酸っぱさなど口直しがところどころ入るので、結構な量いただいているのに飽きがこない。また、蕎麦までおいしくいただきました。
2018.06再訪
本当にこの値段でこの料理。そして酒の種類の多さ…。結構呑み助なので結構飲んでいるのですが、6,000円くらいで収まる。
そして毎月違う品。ちょっとずつ楽しめる先付から最後の蕎麦まで…大満足。
2018.10再訪。
相変わらずの圧巻の先付。刺身を白身を酢・赤身を醤油ジュレでいただく。
焼き物の鯛は柑橘系のソースで風味よく。
てんぷらのにんじんは甘く。
手打ち蕎麦は風味よく。
毎回、最後まで楽しませてくれます。
今回はそれほど呑まない人と一緒だったため、ひとり頭4,000円くらいのお得な会になりました。
2019.03訪問。
今回は職場の酒好き3人でお伺いしました。
相変わらずの季節を感じる先付でまず一合。
刺し盛りで一合。私個人的に蛸の刺身をすごく美味しい!と思うことは少ないのですが、こちらの蛸は切り方も面白く、また外側に軽く焼きを入れてあり淡泊な旨みを良く感じることができました。食感も良かった。
次いで焼き魚。トビウオだったっけ?…すいません少し時間がたってしまったので忘れてしまいましたが、皮はパリッと中の身はふんわりと…家ではこんな風に焼けません。
天ぷらは人参(葉っぱ大好きなのでもっと欲しい!)・茄子と行者にんにく?稚鮎?海老、苺(天ぷらの最後はデザート風の奇手なのですが今回も!)、で蕎麦。
ちょっと先付の盛り合わせの色あいのバランスが?だったかもしれませんが、味は文句なし。
お酒…何合飲んだかな…?
7位
11回
2024/08訪問 2025/06/21
令和6年8月・単純な料理にひと手間が加わるとここまで美味しくなる。日本酒がとまらない。
2024.08訪問。
ばい貝のうま煮、炭火焼枝豆、スズキのかみなりあげと万願寺とうがらし…。
単純な料理といえばそうなのですが、
うま煮の煮汁の味付けの妙、
皮ごと炭火でやくことにより香ばしさを加えつつ、皮の水分で豆が蒸されて適度に水分が飛はされる、
淡白なすずきに小さなあられを纏わせサクッとした触感と適度な油分が追加されたまたいつもと違う旨さ。
これで、酒が進まない訳はない。
このお店の黒板メニューは必見。
どうしても他にお客さんがくる数がたりなくなるため、
私はいつもすぐ写メして、より多くのお客さんへ提供していただくためにひきあげてもらっております。
2024.07訪問。
季節の黒板料理と旨い日本酒のマリアージュがたまらないお店です。
この時期は果物の料理が出てくる季節。
特に無花果のそれは逸品。
という訳で、
イチジクのおひたし利休餡かけ。
水菜と幸水のサラダ。
スズキの雷揚げと万願寺唐辛子。
を、チョイス。
果物の自然な甘さは食事としてもたいへん良いものです。
そして、夏酒に合う。
ついつい日本酒が進んでしまいました…。
2024.06訪問。
季節の美味しいアテに旨い日本酒が肩肘張らずにいただけるお店です。
特に黒板メニューはレギュラーメニューにない季節限定のものもあります。
最初頼んだ後は他のお客さんも利用されるので、店員さんが引き揚げてしまいますので、
ぜひ写メをとっておいていただいて、いつでも追加注文できるように備えておくことをおススメします。
さて、今回のあては私の大好きな季節メニュー「イチジクのおひたし利休あんかけ」に
初見の「シャコの絹田巻き土佐酢」をチョイス。
どちらも美味しかったです…ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
2024.05訪問。
昔は本当にうまい酒と塩があればそれでいくらでも吞んでいた。
今思えば、ある意味暴飲状態だったのだろう。
色々な人と店と出会い。
本当の酒は美味い料理と合わせてこそ、輝くものだということに随分たってから気づかされた。
だからこそ、酒も大事だが、あても大事。
単純なイカ焼きを、いしる醤油と炭火で丁寧に焼き上げる。もちろんワタも忘れない。
味が単調になりがちな初鰹は、白ポン酢にたっぷり薬味で香味や食感、味をプラス。
ささみは定番の水菜との組み合わせに初夏の日向夏の新鮮な酸味をプラス。
…色々と勉強になる季節のあてが目白押し。
いつお伺いしても楽しい。
もちろん日本酒の品ぞろえも豊富。
こんなお店でふらりと飲めるようになったのは、きっと良い事だと思う。
ちなみにこのお店、卓上の塩を小皿にのっけて、アテにすることも、可能( ̄ー ̄)ニヤリ
2024.04訪問。
黒板メニューを拝見し、季節のおいしいアテをいただくのがこのお店の楽しみ。
今回は「渥美サーモンマリネとマスカルポーネと酒盗のカナッペ」が気になり頼みました。
…お値段がお手頃なのに、これが大変美味しかった!
特にマスカルポーネと酒盗を混ぜたチーズが…酒盗の塩辛さとか生臭さとかが綺麗に磨かれていて嫌味じゃない。
これとサーモンマリネをカナッペにのせていただいたら…。
至福の一言。
これで、もっと飲みたくなってしまい。
いつもより多くお酒をいただき、
私にしては珍しく、炊き込みご飯までいただいてしまいました。
あ、一人でご飯全部食べれなくても、おにぎりにして持ち帰ることができるので、
一人呑みでも、心配せずにお願いできます。
2024.03訪問。
毎月訪問するたびに、たいてい新しい季節のアテがある。
これが楽しい。
今回は帆立と芹の煮びたしと、海老と菜の花と白平茸の白和え。
帆立のサクッとした歯ごたえと芹のシャクシャクした食感。
帆立のすっきりした甘味と芹の清涼な味。
これをさっぱりと煮びたしの出汁がつなぐ。
おいしいなぁ~。
海老と菜の花と白平茸は
海老の甘味と菜の花の苦みがどちらも優しく、
食感は白平茸のコリコリ感が良いアクセント。
合わせるは、銘酒・陸奥八仙。
2024.02訪問。
こちらのお店は、色々な日本酒と串揚げ・創作料理が楽しめます。
2月は立春、ということで
立春朝搾りをいただきました。
アテは花わさびと帆立の和え物。
ぴりりとした花山葵の風味と帆立の甘味がたまりません。
2022.01~05訪問
旨い酒に美味いアテ。
旬の料理の中には私の知らない料理もあり、勉強させていただいております。
1月の玉かぶらと穴子の炊き合わせ、黒豆、子持ち昆布
2月の厚揚げ、寒ブリつけ焼き、のれそれ、真鯛のかぶと煮
4月のシャコの絹田巻きと青柳の酢の物
5月の青柳と芹の煮びたし、生ウニとおくらとろろの玉子豆腐
それぞれ優れた発想と、丁寧に作られた料理だと思います。
日本酒も種類が豊富。
少し値段が高めかもしれませんが、これだけの料理と酒がいただけるなら納得です。
※ 2022.07更新(2021.07~12訪問・写真のみ)しました。
2021.03訪問。
柳橋市場の裏路地。
ぼんやりと燈る灯りが吞兵衛を誘います。
硝子張りのため店の中が外からでも伺えます。
木目の柱に白い壁、大きなキッチン。そして、旨く視線を隔してくれる酒の棚。
店に踏み入れると、木のぬくもりを感じる店内。
ひとりでお伺いしすると、たいてい案内されるのはキッチン前のカウンター。
目線の高さに合わせたキッチンは、まな板に乗っているものすら見ることができます。
こういった堂々としたキッチンは調理する板さんの自信がある証。
酒の値段は少し高めですが、この雰囲気とともにいただくのなら納得。
月に一度はお伺いしているお店です。
2021.03訪問。
新年から緊急事態宣言のためお休みが続いていたこちらですが…宣言解除とともに再開です!
と、言っても県の「厳重警戒宣言」は出ていますので「黙食」「黙飲」といきましょう。
まだ、再開したばかりのせいか、オススメメニューが少なかったです。
まずは、澤屋まつもと守破離うすにごり無濾過生を一合。
お通しの鯛の棒寿司をいただきつつ、本日のアテを決めます。
春野菜の揚げ出し
大きな蕗の薹、なばな、新じゃが、筍などが、出汁にひたされて提供していただきました。
塩でいただくことが多い山菜。どうかな…と思ったのですが。
衣にはサクサク感がちゃんと残っており良い食感。
山菜の苦味も優しい出汁が包んでくれて、穏やかなものに。
芋はふっくら、半分に割って出汁に浸せば、もちもちの身に染み込んでまた美味しい。
ここでお酒が空に。
次は田光、初しぼりといきましょう。
ずわい蟹の茶わん蒸し
上にかかった餡ごと一口。
鼻を抜ける蟹の風味、舌には旨みが。
大きな身が入っている訳ではないのに蟹の旨みをしっかり感じる。
餡に入っているのは青のり?この風味と味。
そして、山葵のような辛みと爽やかさを感じる。
これらが蟹の風味と旨みを引き立ててくれている。
玉子もしっとり舌触りも良い。
きのこ薩摩揚げ
可愛い串揚げでした。噛みしめると茸の食感と旨みが…。
これ、前からあったのかな?気づきませんでした。
自家製くんせい三種
名古屋コーチン、豊橋うずら卵、チーズが燻されたもの。
燻製香はそれほど強くなく、慣れていなくても食べやすい感じ。
名古屋コーチンを噛みしめる。中はジューシーなまま。
しっとりした食感と、かみしめる度に咥内に満ちる旨味。
…これを酒で洗う…至福。
うずらを齧る。卵の黄身も旨いが、燻製香のついた白身の妙。
チーズ…。それは間違いないでしょう。
こちらも定番メニューの品なのですが、今まで全く気づきませんでした。
今度は最初にこちらをいただき、一合空けることとしましょう。
何はともあれ、大切なお店の一つ。再開してくれて大感謝です。
2021.04訪問
4月は2回ほど訪問させていただきました。
1回目 日本酒に合わせたあては、「のれそれ」。
早春の味覚。穴子の稚魚とか…。
葉状体の透明なそれを箸でつまみ、つるりといただく。
次は、季節の串揚げ。…山菜は揚げると旨い。
そして、圧巻の「するめ烏賊のいしる醤油あぶり焼き」。
もちもちむっちろの肉厚のいかにいしる醤油をかけて炙ったもの。
旨さが段違い。そして何より、以下のワタも焼いてくれている。
これとげそがあれば日本酒はどれだけでもイケマス。
〆は「新じゃがの唐揚げ」と「アスパラの豚肉巻き」。
どちらも春の美味。
2回目 今回酒と合わせたのは、「ちりめん山椒」。
お店で炊いてくれているのでしょうか…。
辛すぎず、薄すぎず適度な醤油味。山椒の味の風味が効いています。
いただいたお酒は、澤屋まつもと・大那・宝剣。
楽しませていただきました…。
し・か・し!この後、蔓延防止→緊急事態宣言へと続き、お店が休業してしまいました(涙)。
どうか、6月21日(月)には時間短縮でも酒類提供可となり、大好きなお店たちが再開しますように…
※2021.02 2020.11~12訪問更新しました。
2019.08訪問。
本日のアテは冷や汁。
魚の旨みと胡瓜のシャキシャキ感。汁に溶け込む旨みたち。
暑い夏にはぴったり。優しいアテです。
2019.12訪問。
最初は冷酒と定番のアテで。
しかし、鳥肝煮をお願いした時にオススメで熱燗を一種。
…これがまたあう…。濃い鶏肝の煮物に香る酒香。口に含めばふんわりした酒のコク。
…たまりませんね。
2020.01訪問。
さて本日の一杯目は新政の発泡酒。口当たりがさっぱり。発泡も良い感じ。食前酒に最適。
これに合わせてお願いしたのはワカサギの南蛮漬け、海老芋の串揚げ。
酢に漬けられたワカサギは骨まで美味しくいただけました。
海老芋は出汁で煮含めたうえで揚げられていました。
ここらへんで次のお酒へ…石鎚しずく姫純米吟醸。口当たりがやわらかい。
こちらには牡蠣の酒蒸し…。ぷりぷりの牡蠣がふっくら蒸されております。
こんぶの旨みと塩味が見事に牡蠣の身にしゅんでいます。
最後のお酒は長珍阿波山田。
合わせたのは海老の麹漬けと深川牛蒡の串揚げ。
麹の風味豊かで身の甘味を極限まで高めた海老、大きな深川牛蒡を出汁で煮て下味をつけた串揚げ。
濃いめの長珍に合わせ、美味しくいただけました。
2020.03~10訪問
相変わらず美味しいお酒とアテを楽しむためにお伺いしております。
気になった品々をあげますと…。
蛤の酒蒸し
… 桑名のはまぐり。ぷりぷりとした身・味が濃い。
鮎の串揚げ
… 全てを一緒にいただける。鮎の身の淡泊さを衣の油がフォローしてくれています。
生雲丹・若草豆腐・とろろ芋美汁
… うそっ!と言うほど山盛りの生うにのコク。若草豆腐の爽やかさ。とろろ芋の咽喉ごしと旨み。
至福の逸品でした。
小やりいかとブロッコリーの酒盗いため
… 小やりいやのふんわり柔らかな身。ブロッコリーの良い意味での青臭さと野菜特有の甘味。
これを塩味と旨みの塊の酒盗が繋ぐ…。素人には考えられない組み合わせですね。
海鮮ゼリー寄せ
… 一見、シンプルな見た目ですが…。
匙を入れてみると、中には生雲丹・烏賊・帆立・海老がたっぷり。
冷えているせいか、素材の食感・味が良く分かります。
豪華な素材を使っているのですが、良い意味で派手な味でなく、滋味…。
いちじくの玉味噌あえ
… ここで頂いてから、私の好物に。
いちじくの甘味と味噌の塩味・コクがこの上なく合う。
子持ち鮎の有馬甘露煮
… 柔らかく煮こまれた鮎には腹一杯に入った卵。
柔らかな身、プチリとした卵のコク、甘いタレをからめて頂くとまた旨し。
里芋と生麩の田楽串焼き
… もちもちの里芋ともちもちの生麩田楽。
どっちももちもちなのに、もちもちの種類が違う。食べ比べの妙。
鰻と海老の玉子伝法焼き
… 伝法焼きとは、土器を使って焼いたものがはじまりとか…。今は器が貝とかも有とか。
現在では玉子を具に入れるのが主流とか。
こちらも玉子が入っております。
鰻と海老を出汁で煮て、卵でとじたものでしたが、これが美味。
陶板で出されたため、アツアツで最後までいただけました。
2020.11~12訪問。
1月からお休みになってしまったので…。
11月から12月分をまずUPします。
11月にいただいたのは〆秋鯖刺身に定番のあて3種。
季節もので美味しかったのは、名古屋コーチンレバーの炙り焼き。
おおきなレバーを香ばしく焼いたものを提供していただきました。
箸で口に運ぶと、香ばしい香りが、一口齧れば、熱々のレバー。臭みはなく、赤身に似た味と赤身にない脂と強い旨み。
もう一つ忘れていけないのは、富有柿と帆立貝柱の白和え。
柿の自然な甘味が淡泊な旨みの帆立貝柱と合う。
豆腐を元にした白和えもさっぱりとした旨みで二つの食材を繋げてくれる。
12月にいただいたのは、むかごの練り雲丹和え。
これは実は私の大好物。むかごのもっちり感とウニのコクが合う。
これにちょっと串揚げを頼んで酒を一合。
…この後、1月にお伺いしようと思っていたら…緊急事態宣言で×に…。
早く復活してほしいものです。
**2020.01更新しました**
2014.01
いきつけのお店によってからふらりとしていた柳橋市場の裏路地。
なかなか良さげな雰囲気のお店を見つけました。
硝子バリのため店の中が外からでも伺えます。木目の柱に白い壁、大きなキッチン。そして、旨く視線を隔してくれる酒の棚。
木のぬくもりを感じる店内に誘われてふらりとお伺いしました。
案内されたのはキッチン前のカウンター。
目線の高さに合わせたキッチンはまな板に乗っているものすら見ることができます。
こういった堂々としたキッチンは調理する板さんの自信がある証。ますます期待が持てます。
最初にお願いしたのは私の大好きな日本酒「天遊琳」と塩辛三種もり、そして牛レバ・海老・蓮根の串揚げ。
日本酒はお猪口と銚子とも硝子の酒器に供されたました。個人的には本当に一合あるのか?と思いましたが、これは呑兵衛のうがった見方か?しかし、頼まずとも和らぎ水が提供されるあたりにこの店の「腕」を感じます。いいぞ!いいぞ!
お通しとしてやってきたのは小鯛の寿司二切れ。
お通しにご飯?と思いましが、一口食べて納得。
ほのかに聞かせた酢で締めた魚の身とご飯の絶妙な風味。とほろりと崩れるご飯の優しさ、小鯛の淡泊で繊細な旨味。
眠っていた舌の味蕾を見事に呼び覚ましてくれました。
酒とともに感心しながらいただいているうちに、提供されたのは塩辛三種もり…
本日は鯛の子塩辛、白魚の塩辛、たこの塩辛の三種。
それぞれ小さな器に入れての提供。
これがまた日本酒に合う事と言ったら…どれもが絶妙の塩加減。嫌な生臭さなどなし。たこのこりこりとした食感が楽しいたこの塩辛。鯛の濃い旨味が詰まった鯛の子塩辛、そして…白魚の身が美しいままのうえ白身と塩が絶妙なハーモニーを醸し出す本命白魚の塩辛!
…久々に旨い塩辛をいただきました。…そして当然、酒がすすみ…なくなってしまい。別の日本酒を1合追加。
海老の串揚げもぷりっとした食感を残しつつ適度な軟らかさで身の甘味と旨味を感じます。蓮根の歯ごたえと食感も旨し!牛レバーはもっと新鮮なものをいきつけの専門店でただくのでちょっと臭みが気になりました。でも、不満を感じたのはこれだけ。
その後いただいたフグの唐揚げもほっこりジューシーな身で絶妙の揚げ具合でした。
日本酒の種類も多く、料理も旨い、そのうえちょっと駅から離れた裏手の路地のせいか落ち着いた雰囲気でゆったりと楽しめる。
なかなか人には教えたくないおみせです。
2016.05
結構通っていたのですが、ここ半年ほど忙しくてお伺いできず久々の訪問です。
予約とかとっていなかったのですが、早い訪問だったので何とか入れました。
季節の日本酒と、塩辛三種もり、串あげ数種、鶏肝の煮物、そして、もり蕎麦。
やっぱり値段はちょっとはりますが、酒もアテも美味しい。体調があまりよくなかったので酒は1合でやめようと思っていたのですがつい…。
いけませんね。
2016.08
三周年記念にお伺いしました。
蓬莱線の振る舞い酒をいただきながら、旨いアテをいただく。
…たまりませんね。ついつい飲む量が増えてしまいました。
2016.12
年末にお伺いしました。
ひやおろしと塩辛三種盛り、串揚げ数種でしっとりと。
季節のむかごの串揚げはむかごが大きくて驚きました。でももっちり食感。独特の風味がむかご。美味しかったです。
その一方でレンコンは下茹でが茹ですぎでさっくり食感がなくなっており残念でした。
では、また来年!
2017.12
今年も色々とお世話になりました。
やっと時間がとれたのでお伺いしました。
而今をいただきつつメニューを考えます。
丁度限定酒で新政の中汲みが入っており、もちろん注文!ちょっと高かったですけど(苦笑)
アテはむかごの雲丹あえ、毎度の珍味三種。
雲丹は手が加えられたので臭みがなく、大きなむかごに絡んでちょど良い塩梅。
穏やかな味は而今にあいます。限定の新政は年代酒のようなとろみとコクがありながら、新酒のフレッシュさを併せ持つ驚きの味。強い甘味を感じるのですが後に残らない。
これには珍味ですね。
その他、串揚げを数種いただきました。
また、来年もよろしくお願いします。
2018.06
今回は而今を一合、みやさかCOREを一合。
アテは塩辛三種盛りと大きな納豆(名前忘れた…)の串揚げ、そして鯵のゴマ団子(こちらも名前忘れた…)。
鯵は既にミンチ化されたものをアイスクリーム掬って丸くするスプーンで掬ってゴマをまぶし揚げたもの。
ゴマの風味が効いてて美味しいのですが、作り置きの性か鯵の風味が少しとんでいて残念でした。逆にゴマが強すぎてしまって…。
2019.01
だいたい毎月お伺いしております。
季節の黒板料理が美味しい。また、店長さんから勧められるお酒の飲み方が適切で、安心してお任せできます。
日本酒に関してこういうお店はうれしいです。
…と言う訳で、今回は「新政」の初しぼりをいただきに、お伺いしました。
職場の同僚と二人で。
新政はじめ3種の酒を愉しみ、あてはあんきもに鰯の梅煮に黒豆(正月ですね~)、鮭の麹漬けにやわら海老の串、厚揚げにふぐ唐揚げにアテには大本命の季節の炊き込みご飯!…これ一人だとなかなか食べられないのです。
あんきもは濃厚。イワシの梅煮はさっぱり薄味ですがちゃんと骨までいただける柔らかさ。黒豆もふっくら。
鮭の麹漬けはむっちりとした鮭の身が自然の甘さと旨みの塊!上に載ったいくらの塩味が鮭の味を引き立てます。
やわら海老は殻が柔らかく全部美味しくいただけます。ふぐの唐揚げも上々。
最後の炊き込みご飯は鯛!淡泊でともすれば酸っぱさも感じる鯛。しかし!いただいたご飯は鯛がふっくら。ほぐしてご飯にまぎれていても、うま味を感じる!大満足でした。
酒も料理も、ちょと単価が高いのですが… それでもやっぱりお伺いしてしまうのは… 酒も旨くて料理も美味しいからでしょうね…
2019.04訪問。
春の風味を堪能させていただきました。
あさりとブロッコリーと烏賊の酒蒸し。烏賊のワタの旨みもあり春らしい一品。
季節の串揚げと共に美味しいお酒を堪能させていただきました。
8位
3回
2020/03訪問 2020/03/08
酒が呑め、美味い刺身・天ぷら・鮨がリーズナブルにいただける。系列最強店舗~令和編
2020.03訪問。
月に1回くらいは訪問していると思うのですが、何故か令和の口コミが未登録でした…。
魚椿・肴屋八兵衛・大黒など名古屋で幅広く展開しているうち、鮨の肴屋八兵衛と魚椿の両方の特徴を妥協せず持っている珍しいお店かと。
まずお酒は冷酒・夜の帝王。名前ほど強くなくあっさりいただけます。
アテはなめろうと親鶏のたたき。半生の鶏は思ったより歯ごたえしっかり。噛みしめる度にうま味が咥内に溢れます。
絶品は豚軟骨の角煮。軟骨部分のとろとろが半端ない!
通常の角煮だと全て”肉”なので、食べているうちに重くなってしまいますが、これは軟骨部分が入って良い塩梅。
ここで酒がつきました…八鹿特別純米(緑)を追加。
アテは白魚天にレンコンビーフ(蓮根にコンビーフを挟んで揚げてあるやつ)、本マグロ旨唐揚げ。
淡泊な白魚天は塩があう。レンコンビーフは中にはさんであるマヨネーズを混ぜたコンビーフが良い味を出している。
本マグロはしっかり味のついたもの。赤身の旨みに揚げられた油のコク。かりっとした衣にしっとりジューシーな身。
これは酒も進みます。
最後の追加の酒は金陵・千歳緑。〆は炙り鰯ガリ巻。
炙った風味のついた鰯とガリの食感と辛み、これに甘酢の効いたシャリ。
…絶妙な組み合わせ。
最後までおいしくいただけました。
蛇足ですが、大黒・魚椿・ラーメン金山は「光フードサービス」という会社だったんですね。
博多串焼きココロザシも系列だと思っていたのですが、「ぐっとくるダイニング」という別会社になってました…ただ、社長さんのお名前が以前の魚椿店長のようなので親子のようなもの?なのかな?
どちらのお店も美味しいお店です。
2018.10訪問。
基本的に大きな変更事項がない限り、同じお店の口コミは1つの口コミを追加する方針をとっている私です。
が、今回は追加です。
日本酒はイニシャルA黒。原酒。名前を出していないので酒自体を愉しむことができます。
アテはなめろう、子持ち北海ししゃも天ぷら、鮭のとろとろ白子ポン酢、にぎり5貫盛、ノドグロ一貫。
注文を受けてから作るあじのなめろうは調味料と適度にからみつつ、魚の味もちゃんとする。
鮭のとろとろ白子ポン酢は大きな白子。形が崩れていないので新鮮さが解ります。食べるととろりとした食感に口の中に溢れるコク。
にぎりはまぐろにイカ、あじにコハダに生海老、そして、別に頼んだノドグロ。皮が焼かれており皮ぎしの脂が旨い。
一番感動だったのは子持ち北海ししゃも天ぷら。店員さんのオススメという事でお願いしたのですが、これが大当たり。
スーパーで売られている偽物のししゃもではなく、本物のシシャモ。そのうえ大きい!
半分切られているのがちょっと残念(個人的には一本丸々を齧りたい)でしたが、卵たっぷり、身もふっくらでたまりません。
結局、日本酒はお代わりで2合いただきました。
2016.08
金山をふらりとあるいているときビルに表示されていた「魚椿」の看板につられてお伺いしました。
ところが、お店の前に立ってみると入り口に掲げられた看板は「肴屋八兵衛」?
名駅の魚椿は開店当時からうかがっていました。そして、寿司が売りの名駅肴屋八兵衛もふらりと行きます。
ま…どちらでも良いか…。と、ビニールの覆いを片手で開いて入店しました。
入ると細長い通路にそって並ぶのはカウンターの立ち呑み席。奥にはテーブル席があるようです。思ったより広いお店でした。
ひとりでお伺いしたのでカウンターの立ち呑み席を陣取ります。
メニューを見てみると、魚・天ぷら・寿司が並んでいます。魚椿と肴屋八兵衛が合体したようなお店なんだ…と看板の怪については納得。
とりあえず期間限定の日本酒「金陵初しぼり」を刺身の三種盛りをお願いしました。
三種盛りと言いながら予想を超えた五種類。これで680円はお得。特に驚いたのは生サバ。脂がのっていました。
これなら…と、赤海老刺・カキ天・蓮根海老真丈・寿司おまかせ3貫・煮アナゴの握りを追加オーダー。
赤海老は甘味の強いむっちりとしたもの。カキ天は小ぶりながらも噛むと旨みたっぷりの温かい汁があふれます。
蓮根海老真丈は蓮根の歯ごたえと甘味えびのすり身のコクと食感がたまりません。
柔らかく煮上げるられたアナゴはふんわり、口に入れるととろりと溶けていきます。
気が付けば、日本酒を三杯あけてしまっていました。
2017.01
ふらりふらりと誘われるように不定期でお伺いしております。
店員さんの対応にも好感がもてますし、何よりも料理が旨い。この値段でこの料理、そして大将の料理の質の安定感。
魚椿系の店舗の中でも安心してお伺いできます。
さて、日本酒を呑みながらいただいたのは、鯛皮を湯がいてポン酢をかけた鯛皮ポン酢、蓮根明太子はさみ揚げ、刺し盛り三種に、オススメ寿司+穴子寿司。
秀逸は鯛皮。鯛の皮の裏面のぷるぷるがたまりませんでした。これは酒とあう!
こういったすたりものを上手に利用するのは板さんの技でしょうか。
鯛のお頭もあるのかな?と思って尋ねたら、そちらは同系列の栄のおでん屋さんの店舗(実はこちらもお伺いしております)でダシとして使うのでないということ。各系列店ですべてを使い切るその精神に感服です。
2018.01
新年初訪問。
白子天・椎茸海老はさみ揚げ・刺身三種盛り・寿司オススメ五貫に穴子をつけてなどいただきつつ、気が付けば日本酒三合を開けていました。
旨いあてがある店はいけませんね。
今回は早めに訪問したお蔭が、オススメをまとめてではなく一貫ずつ提供してもらいました。
目の前で握りたてを出してもらい、食す…良いですね。
2018.05
久々の鯛皮ポン酢に刺身三種、小鮎天に蛤天、山芋海老真丈、寿司で酒をいただきます。
大好物の鯛皮ポン酢、いつもあるとは限らないいわゆるすたれものですが、これが旨い!あれば絶対頼みます。
珍しかったのは蛤天。季節ものですね。
9位
1回
2017/10訪問 2017/10/29
2016.05
別の飲み会があって金山駅までやってきたのですが、ちょっと時間があったのでふらりとあたりを散策していると、ちょっと惹かれるお店がありました。
ちょうちんの黄色い明りに誘われてガラスの扉を開けてみると、店内は広くスタイリッシュな雰囲気、広々とした厨房に接するように並ぶカウンター席、通路を挟んで四人掛けのテーブル席が数席、奥には大人数も入れそうな雰囲気。
何はともあれ、カウンターの片隅にお邪魔して、酒を頼もうとメニューを見ると…あれ?このお酒はどこかで…。
どうやら魚椿と同じ系列の店だったようです。でも立ち飲み席はありませんが。
金陵の初しぼりをお願いし、串はちょうちん・シロ・あみはつ・しまちょうで。
注文を受けてから焼くスタイルなので少し待ちます。
キャベツをいただきながら(これは食べ放題だそうです)まつこと暫し…カウンター越しに串が平たい皿におかれました。
最初はちょうちん。黄身についてるところはぷりっとした歯ごたえ、まるい黄身の部分をかむとじゅわっ!と黄身が溢れ出します。白身がなく純粋な黄身だけなせいが、味が濃く感じます。
一串食べている間に次がどんどんやってきます。
個人的に内臓系が好きなわたくし。家ではなかなか良いものが手に入らないので食べれませんので。
気に入ったのはあみはつ。たぶん、胃だっけ…あみと呼ばれているそれに心臓を包んだものだと思われるのですが…これが旨かった。
心臓って焼くと結構ぱさぱさになるのですが、あみに包まれているおかげでジューシでした。
こんどはもっとゆっくり腰を落ち着けていただきたいです。
2017.10
用事までの時間があったのでふらりと寄りました。
日本酒をあけつつメニューを。あ、大好物の心残りがある。
レバテキと心残り、皮など数品をお願いし酒をいただきます。あと「ごまさば」を。
内臓と肉の間のような食感と味のある心残りは大好物。でも、数が少ないのでなかなか食べられない。肉よりも皮や内臓な軟骨の方が好きなんですよね。
で、あとごまさば。生サバにゴマダレを和えているのですがこれが、サバの生臭さをゴマの香ばしさが消して旨さだけを残し、酒に合う。
もう一度心残りを…と思って追加でお願いしたのですが、お客さんも多くて焼きが間に合わず随分と待たされてしまいました。ちょっと早めにお願いすれば良かった…です。
10位
1回
2019/03訪問 2019/04/29
2017.09訪問。
残業後、行きつけのお店に行こうと電話したのですが満員とのこと。
毎度のひとり呑みでそれほど時間もかけたくなかったので側にあったこちらへお伺いしました。
午後8時くらいの微妙な時間帯のためか、人は少なめ。
室内はそれほど広くなく、カウンターと丸テーブルの席のみの立ち飲みスタイルです。
あまりウィスキーは呑まないのですがこのお店はウィスキー「知多」を使ったお店。日本酒はありません(実は知人から「知多」をいただいたのですが、自宅に飾ったままで封も開けずに飾ってあります…)。
とりあえずハイボール濃い目をお願いしました。
マスターが桶の氷やサーバーから注がれるウィスキーと炭酸水。
差し出されたそれを一口…。甘味を抑えた炭酸で割られた濃い目のハイボール。酒が持つほのかな甘味と後味のすっきりさ…。燻香がそれほどない知多だからこそのすっきりさか、とても旨いし呑みやすい!アテにしようと思っていた酒肴三品盛が来る前に呑み切ってしまいました…。
これならロックでいけると、シングルを追加。
で、ちびちびやりながらローストビーフと焼きトウモロコシのゼリー和え(?)に黄身醤油漬けをいただきました。少ないか?と思ったのですがローストビーフは厚めに切られており食べ応えがあるうえのせられた山椒の粒のピリリ感がたまりません。黄身醤油漬けは生卵を冷凍し解凍して取り出した黄身を漬けているのか見事な球形!
これだけアテが旨いのなら…と迷っていた鰻棒寿司を追加!すでに空になった知多シングルをおかわり…最初からダブルにしとけばよかった。
それはさておき、鰻棒寿司!出す前にバーナーで鰻の表面をあぶっったうえで大きな三切れを提供していただいたのですが…これが旨い!適度に温められた鰻は表面パリッと中はふんわり。噛めば鰻の脂が広がります。酢飯もそれほど酸っぱくなく、また適度な押具合で噛めば米がほろりと崩れます。固すぎない。また酢飯の中の山椒が良い仕事をしております!
ウィスキーと山椒って合うんだな…。
あらたな発見とともに、酒だけでなくアテもバーとしては優れもので、大満足でした!
このお店、期間限定っていってて随分長い間あるな…と思っていたのですが、好評で延長を繰り返しているそうです。そして今回も延長決定だそうで!!
まだしばらく通えますね!!
2019.03訪問。
事あるごとに何度かお伺いして美味しい知多とアテをいただいてきました。
期間限定といいつつ延長を続けていたので、ずっとあるものだと勝手に思い込んでいました。
久々に呑みたくなってお伺いしたところ驚きのお知らせが!
お伺いした日も別れを惜しむお客さんがたくさんお見えになられた後のようで食事メニューは打ち止め、残念でしたが最後に知多ロックをいただきました。
からりとなる氷と共に飲み下す酒精。あまり呑まないウィスキーのおいしさを教えてくれたお店でした。
ありがとうございました。
2017…今年も色々ありました…。
閉店するお店もありちょっと悲しくなったり…。
新たなお店とも出会いましたが、ほどんどが不動な順位…つまらない気もしますが、やっぱり好きなお店とはちゃんとつきあっていきたいですからね。