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昼の点数:4.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.7
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|雰囲気 3.7
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.7
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| 雰囲気3.7
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
寿司とは何か?に答えられる寿司屋
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「おいしい」に「美」が入る意味を理解できる寿司
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赤出し。シジミが一杯です。
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2018/02/12 更新
2016.10
大通りを車で走っていた時に、本通りから少し奥づまったところにある昔からある和菓子屋さんかかと見まごうほど趣のあるお店だな…え?寿司屋さんなの?
と、ちょっと気になっていたお店でした。
今回昼近くに側へお伺いする機会ができたのでお伺いしました。
店内はテーブル席2席と厨房に面したカウンター席。とても落ち着いた雰囲気です。
ちらりと目をやると二階への階段がありました。お座敷もありそうです。
お願いしたのは寿司ランチ一人前半。1,400円位だったかな。
お寿司に吸い物、デザートと珈琲がついての値段なのでとってもお得な値段設定でした。
でも、逆にこの値段ならそれほどでも…という思いがありました。
しかし!黒塗りの桶に入って提供されたそれは私の想像を大きく超えたものでした。
鮪とかっぱ海苔巻きが3個ずつ。
海老・玉子・鮪・赤貝ひも・ふぐ・鯵・穴子・新子・貝柱・蟹味噌・蝦蛄の11貫。
小さめとはいえ貧弱ではない大きさ、それが、どれも綺麗に握られ、そして仕事が施されている様子…これで1,400円って、何かの間違いでは!?
どれにしようか…と悩み自分で決められず、遂に手前からいただくこ事に。
ふっくら茹でられた海老は頂くとふんわり。でも、海老の繊維がしっかり感じられます。基本、茹で海老はパサつくので生の方が好きなのですがこれば別格。
次は玉子。ふと横を見れば玉子に店名の焼き印が。お昼のランチに自家製玉子を使っているとは…玉子の風味を大切にしたお味でした。
貝ひもはコレコリとした食感。臭みもない。フグは持っちりしていながら淡泊な旨み。
鯵は脂がのっています。でも嫌味じゃない。くどくない。サラリとした旨み。
穴子はふわふわ。
貝柱…驚くほど柔らかく、そして甘い!
蟹味噌…これが旨みの塊!変なものを食べると独特の臭みに辟易することもあるのですがこれは美味しい。
蝦蛄も海老と同じくパサついていない。絶妙な茹で加減。
巻物にもシャリにゴマが混ぜてあったり、キュウリも新鮮でポキ・シャリッと食感が良く、そのままのキュウリをいただいているような清涼感。
どれも今までにないほどの満足感がありました。
シャリは人肌。熱すぎず冷たすぎず。ネタを殺さず、口に入れた時にほんのり温もりを感じるくらい。酢の味は抑えらえており米の甘味と旨みで勝負している感じでした。
ここまで旨い寿司で酒が飲めないとは…。吞兵衛としては別の意味で地獄でした。
お寿司の味は全体にとても優しさを感じる味。
何よりも寿司の「一体感」が秀逸でした。
この値段でここまでのレベルのものは今までいただいたものがないかも…。
よくあるお寿司屋さんではシャリに刺身を載せただけ…というような寿司もあるなか、こちらのお寿司はシャリとネタの区別を感じさせない正に「一貫」でした。シャリとネタが最後まで口の中で一緒にほぐれていく感じ。
職人の仕事がほどこされた寿司ゆえの境地。
旨みたっぷりのシジミの赤だし、そしてデザートとしてパイナップル。最後に珈琲(寿司から直接行くのではなくパイナップルで舌をリセットしてからいただくので違和感ありません)。
飛び込みだったにも関わらず店員さんの丁寧な対応には頭が下がります。
難点と言えば、注文を受けて二人の職人さんが握ってくれるので、お客さんの込み具合によっては時間がかかること。
ちょっと時間に余裕をもって、できればご予約のうえ、訪問していただけると良いと思います。
メニューを見ていると夜でも5,000円程度でいただけるよう。
次は絶対酒と一緒にカウンターでいただきたいです!
2018.02
お昼にお伺いしました。
店内に入ると「予約席」がずらり…2階の部屋・小上がりも予約が入っているようで、店員さんが忙しそう…。
お願いしたのは寿司ランチ一人前半で税込み1,455円。
巻き4本。寿司は10貫くらい…だったかな?板さんの握りの所作に見とれているうちに二皿にずらり…と並べられていました…。いかんいかん。と慌てていただきます。
定番の玉子、烏賊、海老、鯛、サーモンなどから、金華さばに河豚、マグロは始めと終わりに二貫も!
酢を抑えた酢飯で魚の味が楽しめます。
これにシジミ汁、デザートのパイナップルと珈琲が付くんです!
コスパ・味の総合的にみて、ここ以上に満足できる寿司にはまだあっていません。これで酒がいただけるなら…至福なのに(いやお店にはありますが、仕事中ですから…)。