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そうま 竜の呑ん兵衛お店探訪記
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そうま 竜 (女性・愛知県) 認証済
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1回
夜の点数：3.7
2014/05 訪問
納得の焼き鳥
丸の内。待ち合わせの時間まですこしあったので、ふと目をやると適度に年季を経た感じのカウンターだけの小さな焼き鳥やさんを発見。 土曜日なのでお客さんはまばら…というか、ゼロ。 名古屋駅から歩いてきたので小腹もすいた…ということでちょっと寄らせていただきました。 そこまで期待していなかったのですが、酒のメニューを見て括目。 波の音・焚火・黒帯悠々など豊富な品ぞろえでグラス一杯５５０から。 波の音をお願いすると、カラのグラスを渡され、次いで一升瓶の「波の音」が渡されました。 「？」と首を傾げていたら「自分で好きなだけ入れて。表面張力いっぱいまで良いよ」と大将。 「酒の一滴は血の一滴！こぼれた酒なめろ！」がモットーの酒飲みわたくし。 大将が酒神様にみえました（なむなむ…） もちろん！グラスを動かしたら均衡が崩れる表面張力ぎりぎりまで入れさせていただきました！（美味しいお酒は口へ運ぶのではなく口の方から迎えさせていただかねば！）…うん。わかってるけど、うま。 美味い酒があるということは、酒に負けないだけの焼き鳥を用意しているということ。 ちょっと胸が躍ります。キャベツと一緒に供された小鉢はもずく酢にもやし千切り昆布・小女子が入ったもの。優しい酢にもやしのしゃきしゃき・もずくのとろ～り・昆布のこりこり食感が中々良いです。 お願いしたのはやげん・心菅焼き・肝・皮・砂肝えんがわなどなど…一本120から150円くらいのもの。 あえて味付けは指定せず、大将まかせに。 そして、差し出された肝の姿に内心拳を握りしめました。 ぷりぷりの肝…表面はわずかに赤味をのこした淡いピンク。一部に鮮やかな赤―火の通ってないどす黒いものではなく適度に火が通った姿。その表面をぷつぷつと彩るのは…小さな塩の結晶。 タレに頼らず、塩で勝負をかけるのは素材に自信ある証。―久々のあたりの予感に心が震えます。 口に入れてみるともっちりとした歯ごたえと肝が持つこくと旨味が見事に。他の店でいただいた白肝レベルの味。これがただの肝…。 皮も塩。サックリ皮の表面と適度な軟らかさを残した皮裏の味と食感の対比が秀逸。 やげんも塩。軟骨のこりこり食感。でも歯で難なく噛み切れる心地よい硬さ。 砂肝えんがわも塩。薄く切られた砂肝。良い砂肝も大きすぎるとともすればその硬さや火の通り具合の悪さが気になりますが、これは無問題！ 心菅焼きはタレ。個人的には塩でも行けると思うほど血管内もきれいに処理されたもの。ただし、さらりとしたタレは焼き物にもったりとまとわりつくことなく、素材の味を妨げない最小限のもので甘すぎず・かといって辛過ぎない。酒に良く合うもの。 …本当に美味しかった…。待ち合わせの予定がなければここでこのまま全種類食べてみたかった…特につくね… また、お伺いします！！ なお、敷地内に自動販売機があり、ソフトドリンクなどはそこで購入しても良いようです。
2014/05/17 更新
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丸の内。待ち合わせの時間まですこしあったので、ふと目をやると適度に年季を経た感じのカウンターだけの小さな焼き鳥やさんを発見。
土曜日なのでお客さんはまばら…というか、ゼロ。
名古屋駅から歩いてきたので小腹もすいた…ということでちょっと寄らせていただきました。
そこまで期待していなかったのですが、酒のメニューを見て括目。
波の音・焚火・黒帯悠々など豊富な品ぞろえでグラス一杯５５０から。
波の音をお願いすると、カラのグラスを渡され、次いで一升瓶の「波の音」が渡されました。
「？」と首を傾げていたら「自分で好きなだけ入れて。表面張力いっぱいまで良いよ」と大将。
「酒の一滴は血の一滴！こぼれた酒なめろ！」がモットーの酒飲みわたくし。
大将が酒神様にみえました（なむなむ…）
もちろん！グラスを動かしたら均衡が崩れる表面張力ぎりぎりまで入れさせていただきました！（美味しいお酒は口へ運ぶのではなく口の方から迎えさせていただかねば！）…うん。わかってるけど、うま。
美味い酒があるということは、酒に負けないだけの焼き鳥を用意しているということ。
ちょっと胸が躍ります。キャベツと一緒に供された小鉢はもずく酢にもやし千切り昆布・小女子が入ったもの。優しい酢にもやしのしゃきしゃき・もずくのとろ～り・昆布のこりこり食感が中々良いです。
お願いしたのはやげん・心菅焼き・肝・皮・砂肝えんがわなどなど…一本120から150円くらいのもの。
あえて味付けは指定せず、大将まかせに。
そして、差し出された肝の姿に内心拳を握りしめました。
ぷりぷりの肝…表面はわずかに赤味をのこした淡いピンク。一部に鮮やかな赤―火の通ってないどす黒いものではなく適度に火が通った姿。その表面をぷつぷつと彩るのは…小さな塩の結晶。
タレに頼らず、塩で勝負をかけるのは素材に自信ある証。―久々のあたりの予感に心が震えます。
口に入れてみるともっちりとした歯ごたえと肝が持つこくと旨味が見事に。他の店でいただいた白肝レベルの味。これがただの肝…。
皮も塩。サックリ皮の表面と適度な軟らかさを残した皮裏の味と食感の対比が秀逸。
やげんも塩。軟骨のこりこり食感。でも歯で難なく噛み切れる心地よい硬さ。
砂肝えんがわも塩。薄く切られた砂肝。良い砂肝も大きすぎるとともすればその硬さや火の通り具合の悪さが気になりますが、これは無問題！
心菅焼きはタレ。個人的には塩でも行けると思うほど血管内もきれいに処理されたもの。ただし、さらりとしたタレは焼き物にもったりとまとわりつくことなく、素材の味を妨げない最小限のもので甘すぎず・かといって辛過ぎない。酒に良く合うもの。
…本当に美味しかった…。待ち合わせの予定がなければここでこのまま全種類食べてみたかった…特につくね…
また、お伺いします！！
なお、敷地内に自動販売機があり、ソフトドリンクなどはそこで購入しても良いようです。