Sugurさんが投稿した銀座 青天(東京/新橋)の口コミ詳細

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Eating is not just a desire, but a joy in life

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銀座 青天銀座、新橋、東銀座/居酒屋、鉄板焼き、海鮮

8

  • 夜の点数:4.3

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.4
      • |酒・ドリンク 3.9
8回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

季節が巡るたびに同じ席へ通い、変わらぬ温かさと新しい驚きをもらえる場所。

11月も、銀座青天の“食べログ限定コース”でひと月のご褒美ディナーを堪能してきました。
スタートは前回から食べ放題になった自家製明太子から。
ふっくらと粒立った明太子は塩気が上品で、最初の一口から幸福度が一気に上がる。
お酒がまだ来ていないうちに、つい白ご飯が欲しくなってしまうほど。
この明太子だけでもコースが成立する、それほど完成度が高い逸品です。
続く“長浜市場直送のお刺身盛り合わせ”は、まさに海からの贈り物。
マグロはねっとりと濃厚、かんぱちは引き締まった歯応え、ヒラメは繊細な甘みと香りの広がりが印象的。
素材そのものの生命力を感じる一皿で、福岡の海風が銀座に届いたような鮮度の高さでした。
淡路島産オニオングラタンスープは、目の前で鉄板で仕上げてくださる演出が圧巻。
じんわりと溶けていく玉ねぎの甘み、焦がしチーズの香り、鉄板の香ばしさが三位一体となり、
“和”の流れの中にほんのりフレンチのニュアンスを織り交ぜるあたりが、青木大将らしい粋な遊び心。
“新じゃがいもの煮っころがし”はほっとする優しさ。
そして続く“カマスの炭火焼き”が、この夜のハイライトのひとつ。
皮はパリッと、中はしっとり。炭の香りがふわりと抜ける瞬間に、季節の美味しさを全身で感じました。
ここで登場した“大分県産の椎茸ソテー”がまた驚きの存在感。
肉厚で噛むほどにジュワッと旨みが広がり、まるで一枚のお肉を食べているよう。
“野菜が主役になる料理”とはこういうことかと納得させられる逸品でした。
“ふぐの唐揚げ”は外側が軽やかに香ばしく、中はふわっと。
すだちを軽く絞って口に運ぶと、旨みと酸が見事に調和して、つい笑顔になってしまう。
ここまでで既に満足度はピークなのに、まだメインが控えているという贅沢。
そして、いよいよメインの“黒毛和牛サーロインの薄焼き”。
口に入れた瞬間にとろける脂、噛むたびに滲み出る赤身の旨み。
余分な味付けをせず、肉そのものの香りを最大限に生かす絶妙な火入れ。
まさに“火と肉の対話”を感じるような一皿です。
〆はお待ちかねの“青木大将おまかせ炒飯”。
本日は雲仙ハムと有馬じゃこの組み合わせ。
塩味と香ばしさのバランスが見事で、一粒一粒が立っている。
ここに再び自家製明太子をトッピングすれば至高の贅沢ごはんの完成。
デザートは抹茶アイスでほっと一息。
深みのある苦みと甘みが、最後まできれいに締めてくれます。
今日のドリンクはマスターズドリームからスタートし、日本酒は鳳凰美田をチョイス。
どちらも食事との相性が抜群で、一品ごとに香りと余韻が変化していくのが楽しい。
そして、お土産にはいつもの“自家製プリン”と“黒川温泉・山吹色のジャージーヨーグルト”。
まるで余韻をおうちにも連れて帰れるような優しいギフト。
翌朝、ヨーグルトをいただきながらまた“青天に行きたい”と思うのが毎月のルーティンです。
8か月通っても決して飽きることなく、むしろ回を重ねるごとに惹かれていく不思議な魅力。
食材、火入れ、構成、すべてに“大将の哲学”が詰まっている。銀座の中でもここまで心が通うお店はなかなかありません。
次回は9か月目。
どんな季節の一皿が待っているのか、また楽しみに足を運びたいと思います✨

2025/11/15 更新

7回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

通うたびに深まる“旬の魔法”。銀座青天で感じた秋の余韻

秋の実りを閉じ込めた「10月の食べログ限定コース」
気づけばもう7か月連続。
“行きつけ”という言葉がこれほど誇らしく思えるお店、「銀座 青天」。
その月ごとのコースが、まるで季節の移ろいをそのまま器に映し出したようで、毎回新鮮な驚きと感動をもらえる。
10月は、秋の香りたっぷりの特別コース。
最初の一皿は、北海道産栗かぼちゃのスープ。
とろりとした甘みと、ほのかに香る焦バターの香りが絶妙。
口に含むと、まるで秋の大地の優しさが広がるようで、一瞬で心がほぐれていく。
この一皿だけで「さあ、青天の夜が始まる」──そんな合図のよう。
続いて登場するのは、福岡・長浜市場直送のお刺身盛り合わせ。
その日届いたばかりの“生きた海の息吹”が皿の上に。
アオリイカはねっとりと甘く、噛むたびにとろける。
カンパチの歯ごたえは心地よく、ヒラメの澄んだ味わいが続く。
一切れごとに“九州の潮風”が吹き抜けていく感じが堪らない。
里芋と厚揚げの炊き合わせは、季節の静けさを映した一品。
ほっくり柔らかい里芋が出汁を吸い込んで、優しい旨みをじんわりと放つ。
大将の料理は、派手さよりも“余韻”を大切にしているのが伝わってくる。
そして、登場した瞬間に歓声があがるのが 「甘鯛の鱗焼き」。
香ばしい音とともに、キラキラ輝く鱗。
パリッと割ると中からふわっと蒸気が上がり、脂の香りが鼻を抜ける。
口に入れた瞬間、外はカリッ、中はふっくら。
これこそ“青天マジック”の真骨頂。
次に登場したのは、ぷりぷりの活車海老フライ
フライという枠を超えた上品な味わいで、衣は薄く、身は驚くほど甘い。
塩を少しだけ添えると、海老の旨みが一気に開く。
青天サラダで口をリセットしたその先には、本日のメインイベント。
黒毛和牛のすき焼き 松茸と奥久慈の卵添え。
とろけるような和牛を、香り立つ松茸と一緒にくぐらせる瞬間の幸福感といったら…。
箸を止めるのが惜しい。
奥久慈卵のまろやかさが甘辛い割り下に溶けて、まさに“極上の秋”を舌で感じる時間。
毎回楽しみにしている締めの一品は、青木大将の力作 おまかせ炒飯。
今夜は雲仙ハムと有馬じゃこ。
香ばしいハムの塩気と、ほんのり山椒の香るじゃこが絶妙で、お酒にも最高に合う。
しかも、この夜は“おかわり自由の自家製明太子”まで登場。
炒飯にのせて味変すれば、もう箸が止まらない。
お食事の締めくくりは、宮崎・松浦牧場のミルクアイスで癒しのひと時を。
濃厚なのに後味は驚くほど軽やかで、食後にぴったり。
ドリンクは私は大好きな マスターズドリームで乾杯
きめ細やかな泡と深みのあるコクが料理の流れにぴたりと寄り添う。
同行者は 佐賀ビネガーぶどう焼酎ソーダをチョイス。
ぶどうの香りが華やかで、秋の夜に似合う上品な一杯。
そして、帰り際に手渡される お土産の「自家製プリン」 と
黒川温泉 山吹色のジャージーヨーグルト。
家に帰ってからも「青天の余韻」が続くのが嬉しい。
7か月通い続けても、毎回訪れるたびに新しい感動がある。
季節の素材を最大限に引き出し、料理に“物語”を込める青木大将の想い。
一口ごとに感じるのは、“丁寧さ”と“温かさ”。
だからまた来月も、この席に座ってしまう。

2025/10/21 更新

6回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

極上の一夜、毎月の“青天”美味探訪—銀座から季節を味わう

銀座の夜が、また特別な記憶になりました。6か月連続で通っている【銀座 青天】。毎月のお楽しみ「食べログ限定コース」に心奪われて、まるで季節の移ろいを彼らの料理で追いかけているような感覚になっています。9月のラインナップも、和と洋を自在に織り交ぜながら、産地と季節への敬意あふれる一皿一皿でした。

心を解きほぐす始まり
最初に迎えてくれたのは 佐賀・嬉野温泉名物の湯豆腐。澄みきった湯に揺れる豆腐は、まるでシルク。そのなめらかさに、ほんのり広がる大豆の甘みと出汁の旨み。まだ食事が始まったばかりなのに、心がほどけるような安堵感をもたらしてくれます。
博多の朝市の息吹
続いて登場したのは 福岡・長浜市場直送のお刺身盛り合わせ。この日のラインナップは、かんぱち・マグロ・たいの三種。まずはかんぱち。噛むほどに現れる瑞々しい脂の甘みと歯ごたえは、漁港直送だからこその生命力。赤身が凛とした風格を放つマグロは、鉄分を含んだ旨みが濃く舌に余韻を残す。そしてたいの繊細な甘みは、まるで清らかな水に育まれた真珠のよう…。一瞬、福岡の朝市のざわめきがここ銀座に届く気がしました。
和の滋味が息づく煮物
そして落ち着いた陰影を添えるのが、 大山鶏と大根の旨煮。鳥取の誇る大山鶏は、赤身のコクと脂の軽やかさが両立。だしをたっぷり含んだ大根と口の中で一緒になると、まるで家族の食卓に戻ったような郷愁を感じさせながらも、上品に仕上げられた“プロの一皿”として凛と存在しています。
香ばしさが導く焼き物
魚料理の締め、 サワラの塩焼き。皮目は絶妙にパリッと仕上げられ、その香ばしさと塩のキレがサワラの奥行ある旨みを最大限に引き出しています。和食の真骨頂ともいえる“引き算の美学”を感じさせる一皿。
洋の遊び心
ここで舞台が少し変わって、シェフらしい遊び心も加わります。まずは カマンベールチーズフライ〜蜂蜜添え〜。黄金色の衣を割ると、とろけ出す濃厚なチーズ。その richness に蜂蜜の優しい甘さが絡む瞬間、ふとワインが欲しくなる誘惑に駆られます。さらに鉄板からはじける音とともに運ばれてくる ホタテとキノコの鉄板焼き。磯の旨みと森の香りがバターの香ばしさと混ざり合い、秋の到来を感じさせる濃厚な香りに食欲が高まるばかりです。そして、この日は蓮根の代わりに登場した 北海道産とうもろこしのソテー。粒が弾けるたびに感じる優しい甘さは、まさに北の大地からの贈り物。
主役の風格
そして、メインに登場するのは 黒毛和牛モモステーキ。ナイフを入れるとすっと通り、赤身の鮮やかさが目を惹きます。口に運ぶと、豊かな肉の旨みとあっさりした余韻のバランスが絶妙。脂に頼らず、赤身そのものが持つ生命力をしっかりと味わえる“大人のステーキ”です。
心満たす〆
〆はやはり青天の名物 カニ焼き飯。鉄板の香ばしさと蟹の濃厚な旨みが米粒ひとつひとつに宿り、シンプルなのに贅沢。添えられた 明太子や明太高菜、有馬じゃこ が小さな主役として登場し、それぞれの塩梅が絶妙に焼き飯に寄り添ってくれるのです。
最後の清涼
デザートはすっきりとした 宮崎・松浦牧場のミルクアイス。濃厚なのに、どこか涼やかな余韻でコースを締め括ります。

贅沢な杯の数々
この日の乾杯は サントリー マスターズドリーム。麦芽の深みが前菜に寄り添い、連れが選んだのは サガビネガー梅焼酎。酸味の効いた爽やかさが料理に新しいアクセントを加えていました。極めつけは本日の日本酒、石川県の 獅子の里。しなやかで繊細な口あたりながら、料理の一つひとつを引き立たせる柔らかな余韻。食中酒としての完成度に、ただただ頷かされました。

お土産の余韻
帰り際に手渡されるお土産も、もう青天を象徴する喜びのひとつ。ずっと定番の 自家製プリン は口に広がる濃厚な卵感とバニラビーンズの余韻。そして黒川温泉 山吹色のジャージーヨーグルト。翌朝の食卓で味わうそのまろやかな酸味は、前夜の豊かな時間を思い出させてくれる“小さな贅沢”です。

6か月連続。この積み重ねは、ただの外食以上の意味を持ち始めました。料理を通じて四季と産地を巡り、シェフと一緒に物語を紡いできた6か月。来月はどんな驚きが待っているのか…もう予約は確定です。

2025/09/24 更新

5回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

贅沢な定期連絡

5ヶ月連続、ついに5回目の訪問となった【銀座 青天】の食べログ限定コース。
旬の食材を贅沢に使い、毎月メニューが変わるお楽しみ。今月8月も期待通り、いや期待以上の素晴らしい夜になりました✨
まずは乾杯からスタート。私はキメ細かい泡が贅沢な「マスターズドリーム」、連れは「八海山の濁り梅酒ソーダ割り」。ひと口飲んだ瞬間にふわっと広がる爽やかさで、夏の夜のはじまりを告げてくれます。
食事の幕開けは、涼やかな【夏野菜のジュレ】。透明感あるジュレに夏野菜の色彩が閉じ込められていて、見た目も食感もすべてが“夏のごちそう”という感じ。まるで前菜から小旅行に出たようなワクワク感
続いて運ばれてきたのは、福岡・長浜市場直送のお刺身盛り合わせ。アオリイカの上品な甘み、鯛は繊細で締まった身、そしてかんぱちの弾力。脂のキレが心地よく、食材の鮮度の良さがダイレクトに伝わってきます✨
そして青天名物の“ほっとする料理”たちが続々登場。
優しい旨みがじんわり広がる【美明豚の角煮】、皮が香ばしい【太刀魚の塩焼き】、そして衣サクサクの【雲仙ハムカツ】。どれも一口ごとに“じわっ”と幸福感が込み上げます。
いつもお店のお任せでお願いしている日本酒、本日は「三井の寿(福岡)」と「山城屋ZEN(新潟)」の二種類。香りや舌触りのニュアンスがそれぞれの料理に寄り添って、味わいをさらに奥深く広げてくれました
コースが進むにつれ、テーブルの上は一気に夏祭りのような賑やかさ。鉄板で豪快に焼かれる【車海老】は香ばしい香りに思わず笑みがこぼれ、さらに登場した【博多の明太子&いわし明太子】、ジューシーでとろける【黒毛和牛イチボステーキ】、甘みを引き立てる【博多茄子の鉄板焼き】と続き、県をまたぐ味の饗宴。特に和牛イチボは肉の旨みと脂のバランスが抜群で、一口ごとに「贅沢してよかった」と思わせてくれました
そして本日の〆は、初登場となった【長崎・五島うどん】!有馬じゃこが上品なアクセントとなり、細麺ならではのつるりとした喉越しが最高。これまでの訪問では見たことのない〆の選択肢に思わず感動。定番から進化していくところも青天の魅力です✨
甘味はシンプルながら上品な【バニラアイス】で小休止。さらに嬉しいのがお土産。自家製の濃厚プリンに加え、熊本・黒川温泉の名物「山吹色のジャージーヨーグルト」まで!帰宅後も余韻を楽しめる粋な心遣いに、心から感謝しかありません。
今回も「銀座青天」ならではの、人の温もりと旬の輝きに満ちた至福のひととき。訪れるたびに新しい発見があり、毎月の楽しみがどんどん増していきます。
来月の9月はどんな“驚きと旬”が待っているのか、今から待ち遠しい✨

2025/08/27 更新

4回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

毎回の訪問が“新たな感動”を連れてくる銀座青天

4ヶ月連続4回目となる、銀座青天の食べログ限定コース。
毎回驚きと発見に満ちた“進化”があるのですが、今月7月は本当に衝撃的で、「食」って、こうやって人の心を動かせるんだ、と実感できる圧巻の内容でした。

乾杯はまず、プレミアムモルツ・マスターズドリーム。その芳醇な泡立ちとコクのある苦味が、始まりの高揚感を演出します。連れが注文した八海山の濁り梅酒のソーダ割りは涼やかな一杯にも、梅の爽やかさと濁りのクリーミーさにひと口で惹き込まれる。

<前菜>は、越谷・渋谷農園の冷製トウモロコシスープ。先月は鉄板焼きで提供されていたこの絶品とうもろこし、今月はなめらかな冷製仕立て。口に運んだ瞬間、広がる甘み。まさに「飲むとうもろこし」。濃厚ながらも重たくなく、太陽をたっぷり浴びた大地のエネルギーまでも感じるほど。シンプルなのに驚きがある、贅沢の極みです。

次に出されたのは、福岡県長浜市場の刺身盛り合わせ(マグロ・タイ・かんぱち)。夏場でも脂が乗ったマグロ、プリプリのタイ、身締まりの良いかんぱち——どれも鮮度抜群。ネタごとに切り方や温度管理まで計算されていて、ご主人の匠の技が垣間見えます。口の中で“海”と“土地”の物語が紡がれる、そんな感覚。

続いて炭火で香ばしく焼かれた大山鶏のモモ塩焼き。皮はパリッと香ばしさ全開、中は信じられないほどジューシーで柔らかい。ピリリと効いた柚子胡椒が味わいをキリッと引き締めています。炭火焼の力を存分に味わえ、和食の奥深さにひたすら感動。

個人的“今夜の主役”は、福岡県産アワビのソテー。まだ動いているアワビを目の前で調理、バターの香りに食欲が刺激されます。一口食べれば、その柔らかさと旨味の広がりに完全ノックアウト。しかもアワビの肝はとろける濃厚さで、苦味やクセがなく“海のフォアグラ”を思わせます。“これ以上ない贅沢”が叶う瞬間。

唐揚げに仕立てた甘鯛は、サクサク感がたまらない。すだちと岩塩のシンプルな味付けが、魚の繊細な甘さをさらに引き立てます。季節感あふれる美しい一皿です。

ここでちょっと趣向を変え、トマトの香草パン粉焼き。優しい酸味と圧倒的な甘み、パン粉とチーズのコントラスト。一口ごとにトマトの美味しさに目覚めるような感動です。トマトって主役になれるんだ?と感じれるくらい美味しかったです。

ここでいつもお店にお任せで出してもらってる日本酒。今回は上川大雪 吟風100%の特別純米。
上川大雪、寿司だと食中酒に合わないと思ってたので勝手に和食には合わないって思ってたけど、こちらは華やかな香りとキリッとしすぎない柔らかな辛口がお料理との相性抜群。

ラストスパートは万願寺唐辛子の鉄板焼きと黒毛和牛サーロイン薄焼きの野菜巻き。
万願寺唐辛子は全く辛くなく、微かな苦味が心地良かった。
「黒毛和牛サーロイン薄焼き野菜巻き」は、まさに今月のもう一人の主役。しっとりとした和牛の脂と、シャキシャキのみずみずしさを残す数種の野菜(水菜・大葉・茗荷・玉ねぎ・大根)が、包み込まれて互いを高め合う秀逸な構成。ひと口ごとに異なる野菜の個性が口に押し寄せて、牛肉の旨味と溶け合います。肉料理の新境地を体感。

〆は選べるご飯ものから、迷わずカニ焼飯をチョイス。しっかりほぐされた蟹の身の甘さと香ばしさ、そして明太子・高菜・有馬じゃこと夢のような無限味変。どの組み合わせも一口ごとに新しい世界へ。お腹の奥まで幸せで満たされる、最高のラストスパートでした。

食後にはサッパリと抹茶アイス。清涼感とほろ苦さで、口中がリセットされていく。
そして、お土産には自家製プリンと黒川温泉山吹色のジャージーヨーグルトまでお持たせくださる心配り。帰宅後も余韻を楽しめる幸せが詰まっています。

銀座青天の食べログ限定コースは、ただの“ディナー”ではありません。ひと皿ごとに季節をまとい、技と創意がきらめく芸術品ばかりで何度通っても毎月「驚きと感動」を更新してくれます。
今月のはその中でも“最高クオリティ”の一夜でした。旬の素材を生かした創造性と技術、そして食べる人を本気で喜ばせたいという心が、全皿に満ちていて来月がまた待ち遠しくなる、最高の美食体験でした
この美食体験、是非体感して感想を聞かせてほしいです。

2025/07/18 更新

3回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

3ヶ月連続!食べログ限定・鉄板焼きコースの贅沢体験

3ヶ月連続で通ってしまうほど虜になっている「銀座青天」の食べログ限定17時コース。
今月も期待を裏切らない、いや、むしろ期待を大きく上回る内容でした✨
特に今回は、鉄板焼きの魅力を再発見!五感をフルに刺激されるライブ感、素材の旨み、そしてシェフとの距離感…そのすべてが特別な夜を演出してくれます。
【コースの流れと鉄板焼きの魅力】
コースは前菜から始まり、旬の魚介や野菜を使った繊細な和食が続きますが、やっぱり主役は鉄板焼き!
鉄板が目の前にあるカウンター席に座ると、シェフが丁寧に素材を並べていく様子にワクワクが止まりません。
今月の鉄板焼きメニューは、鶏のせせり焼きと黒毛和牛のサーロイン薄切りと埼玉深谷農園のとうもろこしのグリル。
まずは鉄板が高温に熱せられる「ジュワッ」という音、立ち上る香ばしい香りに心を奪われます。
シェフが絶妙なタイミングで肉を返し、野菜の焼き色をチェックする姿は、まるで舞台のパフォーマンス。

グリルされたとうもろこしも甘みと香ばしさが際立ちとても美味しかったです。(来月はスープになるとかならないとか・・・)

黒毛和牛のサーロインは薄切りなのに肉の旨みがギュッと閉じ込められ、噛むほどにジューシーな肉汁が溢れます。添え物の淡路島産タマネギのスライスは苦味が無くむしろ甘い!肉との相性抜群でした。

‍【ライブ感とシェフの技術】
鉄板焼きの最大の魅力は、なんといっても“ライブ感”。
目の前で繰り広げられるシェフの手さばき、素材が焼ける音、香りの立ち上がり…
五感すべてで食事を楽しめる贅沢な時間です。
シェフとの会話も楽しみのひとつ。「このお肉はどこの産地ですか?」と聞けば、こだわりの仕入れ先やおすすめの食べ方を教えてくれるのも嬉しいポイント。
鉄板焼きならではの距離感が、食事をより特別な体験にしてくれます。
【アルコールの楽しみ】
鉄板焼きのコースには、料理に合わせたお酒のペアリングもおすすめ。
今月は最初のビールのあと日本酒を2種類ほど選ばさせてもらいました。

【インスタ映えポイント】
鉄板焼きは、写真映えも抜群!
焼きたてのお肉をカットする瞬間や、グリル野菜の彩り、鉄板の上で立ち上る湯気…
どの瞬間もシャッターチャンス。

【まとめ】
銀座青天の食べログ限定鉄板焼きコースは、ただ美味しいだけじゃない。
目の前で繰り広げられるライブ感、シェフの技、素材の良さ、そして五感で味わう贅沢な時間。
3ヶ月連続で通っても毎回新しい発見があり、毎月の自分へのご褒美にぴったり。
今月も「また来月も来たい!」と思わせてくれる、最高の夜でした。
銀座で特別な体験をしたい方、鉄板焼きのライブ感を味わいたい方には全力でおすすめします!
次回のメニューも、今から楽しみです

2025/07/17 更新

2回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

2回目の 銀座青天、やっぱり最高すぎた…!

鉄板焼き目の前のカウンターで、今月も食べログ限定コース(17時スタート・6,800円)を堪能してきました。
コースも前回と違う内容で毎月の楽しみになる理由がよくわかる内容でした!
【今月のコース内容(2025年5月)】
・ビシソワーズスープ
・お刺身盛り合わせ(平目・かんぱち)
福岡長浜市場直送の新鮮魚介。脂の乗った平目とプリプリのかんぱちは、銀座ならではのクオリティ
・サザエブルゴーニュ風
今回はサザエがなく代替でなんとアワビ!目の前で動いてるアワビが焼かれるのは圧巻!
・大山鶏の南蛮漬け
ピリッと辛くて甘いタレが絶妙。ご飯が欲しくなる味
・雲仙ハムの炙り
有名なソーセージ、そうハムと言いつつソーセージなんです。焼くと絶品!
・サーモンフライ~タルタルソース添え~
・新じゃがいも明太子バター
・黒毛和牛ランプステーキ
淡路島産玉ねぎのスライスがとても甘く、お肉の油を見事にリセット!
・有馬じゃこ
・しじみの味噌汁
・〆のお食事(選択制)
土鍋ご飯
カツオ丼
20種スパイスの特製カレー
どれも捨てがたいけど、今回はカツオ丼をセレクト。カツオの旨味たっぷりで、最後まで大満足
・デザート
抹茶アイスでさっぱりフィニッシュ
・お土産
自家製プリンと黒川温泉山吹色のジャージーヨーグルト

【体験ポイント】
* 料理はテンポよくサーブされ、70分で全13品をしっかり堪能。
* コース内容は毎月変わるので、リピーターでも飽きない!
* 銀座の街並みを見ながら非日常の贅沢な時間を味わえる。
* この内容で6,800円は、銀座の奇跡レベルのコスパ
【まとめ】
銀座の一等地で、季節の恵みと職人技を味わえる食べログ限定コース。
毎月変わるメニューにワクワクしながら、今月も大満足の再訪でした。
「次はどんな旬が登場するの?」と、毎月通いたくなるお店です。

2025/07/17 更新

1回目

2025/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

食べログ限定コースが凄すぎました

銀座青天の食べログ限定コース(17時開始)は、まさにコスパ最強の贅沢ディナー体験です。実際に訪れて、その素晴らしさを存分に堪能してきましたので、詳しくレポートします。
まず、銀座のど真ん中に位置するこのお店は、ビルの10階にあり、東京の街並みと夜景を一望できる絶好のロケーション。17時スタートのこのコースは、予約必須の人気プランで、通常は2万円以上する内容がなんと6,800円(税込)で味わえるという破格のコスパです。
このコースは全13品とボリューム満点。まず、最初に登場するのは、沖縄県産のもずく酢。千葉県産のカツオのたたき、旬の魚が美しく盛り付けられ、口に運ぶとその鮮度と旨みが口いっぱいに広がります。次に、イサキの塩焼きや、豚の角煮、長野県産ホワイトアスパラなど、和の味覚が次々と運ばれてきます。
特に、炭火でじっくり焼き上げる魚料理や肉料理は、素材の良さを最大限に引き出しており、どれも絶品。黒毛和牛の内もものステーキは、目の前の鉄板で焼き上げられ、そのジューシーさと旨みは格別です。付け合わせのポテトや大根おろし、ポン酢との相性も抜群。
また、〆には選べるご飯メニューが嬉しいポイント。土鍋炊きの白米、カニ焼き飯、または特製カレーから選べるのですが、私はカレーを連れはかに焼き飯をチョイス。何種類のスパイスで作られてるんだろう?と感じるお肉ゴロゴロのカレーはまさに絶品でした。
最後に、アサリの味噌汁と、宮崎の牛乳を使った濃厚な抹茶アイスで締めくくり。
店内の雰囲気とサービス
店内は、シックで落ち着いた空間ながら、カウンター席のみのコンパクトな造り。夜景を眺めながら、静かに食事とお酒を楽しめる大人の隠れ家です。スタッフの方も気さくで、料理の説明やおすすめの飲み物についても丁寧に教えてくれました。
予約は必須ですが、その価値は十分にあります。ピークタイムを避けて17時スタートにしたことで、ゆったりとした時間を過ごせました。

銀座青天の食べログ限定コースは、コスパの良さだけでなく、素材の良さと料理のクオリティ、そして素晴らしい景色を楽しめる贅沢なひとときが詰まっています。特別な日や、大切な人と過ごす夜にぴったりの場所です。次回も絶対リピートしたいと思っています。
銀座でこのクオリティと価格はなかなかありません。気になった方は、ぜひ予約して訪れてみてくださいね!

2025/07/17 更新

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