『寿がきや「岐阜タンメン」カップ麺』suna8さんの日記

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あくまで個人的な妄想です

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さすがにカップ麺のレビューは”下書き”に戻されますな。2017/12/09に書いたレビューを日記にコピペして保存することにします。

ーーーーー以下、本文

マイレビュアーのさおりーぬさん(仮名)の指令により、寿がきやが発売したカップ麺『岐阜タンメン』のレビューをここに書かせていただきます。

麺はノンフライなので、さおりーぬさん(仮名)が心配されているような脂くささはなく、麺自体の出来はなかなかいいかと思います(讃岐うどんで実績のある加ト吉が製造担当)。なお、ノンフライ麺のため、待ち時間は5分となっています。

カップ麺なので、岐阜タンメンの特徴である野菜たっぷり感は再現できていませんが、『岐阜タンメン監修』と銘打っているだけあって、きっちりとキャベツや白菜が入っており、さらには豚肉もそれらしい形状で存在しています。決して、某カップ麺の"謎肉"のようなフェイク肉ではないのです。

スープはきちんと再現しているようで、塩味の輪郭をはっきり感じさせる仕上がりになっていて、塩分摂取を気にしている私にさえ、最後まで飲み切らせるポテンシャルを持っていると思いました。ちなみに、実際に食塩相当量は、平均的なカップ麺より多めですので、食べ過ぎにはご注意ください。

さて、残るは"辛味あん"ですが、それを麺の中央に垂らしたビジュアルはそれっぽくて良いと思います。が、辛党の人には物足りない辛さであることには間違いありません。万人向けのカップ麺ならではの宿命でしょうか。全量投入しても(お好みで入れろとなっている)、おそらく店舗での1辛に相当する程度ではないでしょうか。

でも、総合的には"カップ麺としてはなかなか頑張っているな"と思いました。

ごちそうさまでした。

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食べログにおいて"岐阜タンメン"で検索すると、この店舗しか出ません。一方、"元祖タンメン屋"では岐阜本店を始め、各支店が並びます。これはなぜか? 私なりに推測してみました。

元祖タンメン屋のホームページを見てみると、URLを"gifu-tanmen.com"に変更した、とあります。また、2017/12/1から新価格に変更となり、さらには2017/11/20にグランドオープンしたこの長久手店は、オープン時から新価格で提供しているとなっています。これらのことから、「元祖タンメン屋は、今後、ブランド名を"岐阜タンメン"で統一するつもりである」と言えるのではないかと思うのです。

確かに"元祖タンメン屋"よりも"岐阜タンメン"の方が、全国的に展開しようとした場合は、岐阜っぽいイメージが出しやすく、いかにもご当地グルメな雰囲気がアピール出来るわけです。

いわゆるCI、コーポレートアイデンティティですね。かなり昔に、NationalブランドをPanasonicに変えた松下電器が有名ですが、Nationalは超有名ブランドだっただけに、この時にはかなりの英断が必要だったと思います。"看板"を付け替える費用だけでもバカにならないわけですし。また、名古屋人にとっては、慣れ親しんだ栄電社がEDIONにブランド統合されたのも記憶に新しい出来事です。さらには雪印が食品業としてはあってはならない不祥事を起こした際に、その復活を遂げるためにMEGMILKブランドが巧妙に利用されたのも、一種のCIと言えなくもありません。

☆☆☆

ところで、CIとは関係ありませんが、さおりーぬさん(仮名)のハンドル名は、三重県の運動施設「サオリーナ」(吉田沙保里に因んで命名)と似ているので、毎回、近鉄名古屋駅構内に貼ってあるサオリーナのポスターを見て思い出すのです。だからどうしたってわけではないのですが、ネーミングって難しくも楽しいものだなって、思った次第です。
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