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「そば肉玉」(864円)+「イカ天」(108円)。端数は切り捨てで合計970円。最初から青のりがかかっている。
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初期配膳。ちなみに常連は、このセットを使用せず、ヘラ(コテ)のみで食べる。
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店舗外観。
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カウンター(右サイド)。キレイに磨かれた鉄板が眩しい。コーナーの角度もステキだ。
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メインの鉄板。スタッフは、大将、ママ、チイママ(?)、補助要員の4名体制。
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カウンター席には、マヨネーズとソースしかないので、入り口横などに置いてある一味は、必要に応じて自分で取ってくる。
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とりあえず、全面に一味をふりかける。芝生に紅葉が散った感じ?
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そのあとマヨネーズでデコレーション。
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断層写真。美しい構造だ。
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性格上、こうやって四角く切り出してしまう。富山で食べた“四角いお好み焼き”を思い出したり。
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大将が『辛いよ』と言うので、試しに使ってみることにした。
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遠慮がちにかけてみたのだが、辛口トマトケチャップというレベルで拍子抜けした。
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ソースの容器から、スライド機構の蓋が外されていた。全ての容器がそうだったので、たまたまじゃない。きっと、スライドすることを知らずに、うまくソースを出せない客が過去にたくさんいたからではないかと推測。
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ヘラ(コテ)は、オタフクソースのロゴ入り。
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よく見ると、小皿にもオタフクが。
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鉄板と同じ大きさの大型の換気フードはピカピカ。鉄板サイドから屹立している鉄板のバーナー用の換気ダクトが目立っていた(逆サイドにもある)。もちろん特注品だろう。
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謎なマシーン。右は鉄板を磨くツールのように見えるが。
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レシート。円単位でも端数切り捨てサービスは嬉しい。たかが1円されど1円。
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【おまけ写真】往路は広電に乗ったが、帰りは『八昌』から広島駅まで歩くことにした(約1km)。その途中にあった『なか卯』。なるほどザ”呑み卯“。私は以前、勝手に”卯呑み“と命名したのだが、こう来たか。
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【おまけ写真】広島市内を流れる猿猴川(えんこうがわ)のサイドにある”橋本町厳島神社“。
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【おまけ写真】厳島神社の横には、不思議な店が並んでいた。樹木が建屋から突き出ていたのだ。
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【おまけ写真】店内はこんな感じ。どうしてこんなことをしたのかは不明。
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【おまけ写真】猿猴川に架かる橋の一つ『京橋』。
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【おまけ写真】『京橋』上からの風景。川面が鏡のように穏やかだったので、思わず撮影。大阪の中之島の風景を思い出してみたり。
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【おまけ写真】広島市内で一番目立つ高層ビル。横に写っているタケノコみたいな建造物は、橋のパーツで、両サイド両端に合計4本建っている。どんな意味(機能)があるかは不明。
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(2800字)
広島の地で、お好み焼き(外部表現としての『広島風お好み焼き』)を最初に食べたのは、かれこれ20年ほど前になります。その頃は、インターネット上での対戦カードゲーム『大富豪』にハマっていて、その延長線上のオフ会にかなり参加しました。最初に広島でお好み焼きを食べたのもその時で、当時一番著名な『みっちゃん』に行ったと思います。(私の記憶が正しければ)
その後、機会があるたびに広島市内、広島県内のお好み焼きを食べました。毎回、意図的に行く店を変えたわけではないのですが、行く店行く店に特徴があって、これぞ広島のお好み焼きだというイメージがなかなか固まらなかったのです。延べで10軒以上行っていますが、経験値が足りないのか、この『八昌』に来るまでは、「広島のお好み焼きはこれだ!」というお好み焼きには出会えていなかったのですが、今回、とうとうというかやっとというか、かなりの自信を持って、他県の人に紹介できる店が見つかったのではないかと思いました。
この店が特別美味しいというわけでもなく、いや、お好み焼きの風味の差別化なんて出来ないと思っているし、無理にやったら違うものにもなり兼ねません。奇をてらわず、観光客などに迎合せず、あくまで地域の人に普段食として提供するお好み焼き、まさにそんな感じでした。来ている客も、普段使いっぽい人が大半で、整然と席に座り(ピン客はカウンター席に、2人以上はテーブル席に、という案内はあるが、どこに座るかは指定されず、お好きな席に、となっている)、自然な雰囲気でお好み焼きの出来上がりを待ち、普通に食べていました。私のように写真なんか撮っているヤカラや、怪しげな日本語を操る人間はいません。
■そば肉玉 + イカ天
合計972円で2円はサービスしてくれ、支払額は970円でした。(どこぞの店は10円単位で切り上げていたなぁ、と思い出す)
☆☆☆
この店の特徴を列挙してみます。
◆お好み焼きのみで勝負
ご飯やサイドメニュー、ドリンク類は一切ありません。お好み焼きを食べるのみです。今回、メニュー表は撮影しませんでしたので、詳細は他の投稿などを見て欲しいのですが、「そば肉玉」「うどん肉玉」「野菜肉玉」の3種類が基本で、あとはそこに何を足すかだけです。
(訂正 : メニューの裏に若干の単品やドリンクの記載がありました。すみません)
◆普段使い可能な価格設定
トッピングを追加しても1000円札でお釣りが来ます。もちろん色んなトッピングを追加したり、麺大盛りにすれば超えますが、コスパとしてはかなりいいと思います。
◆しっかりボリュームを確保
リーズナブルな価格設定にもかかわらず、単品でもボリュームはしっかりとあります。ご飯ものがなくても、一枚で十分に満足します。ボリュームを足したい場合は、麺を大盛り(ダブル)にすれば事足ります。この店では上述したように、メニューがシンプルで“炭水化物の重ね食い”は出来ません。
◆食べやすい
広島のお好み焼きは基本的にそばあるいはうどんが入っていますが(そういう意味では重ね食いしているのかも知れないが)、得てして食べずらさがあったりします。この辺りは店にも寄ったりするのですが、この店のお好み焼きは、一見大阪などのコナモン風な出来栄えで、整っているのです。他の店のようにそばとか具材とかが変に主張しているようなことはないのです。
◆最後までホット
店によっては、鉄板前のカウンター席以外、テーブル席では、皿に盛っての提供もあるのですが、この店ではテーブル席(5組あります)にも各々に鉄板が備わっています。大阪などでは当たり前の仕様なのですが、広島ではこの辺りを省略する傾向があり、ちょっと残念だったりするのですが、この店はポイントをしっかりと押さえていました。
◆店が綺麗に維持されている
多分、最近改装したのではないかと思いますが、そんな風に思わせるぐらい、キレイな店舗です。それは、内外装以外にも、鉄板の磨き込みを見ても感じられます。(推測ですが、電動ツールを使っている感じではありますが)
◆パフォーマンスはほぼ無い
広島のお好み焼き屋って、焼く時の手順の複雑さと所要時間のせいもあって、得てしてパフォーマンス的な所作をすることがあります。余分なアクションをしたり、ヘラ(コテ)を打ち鳴らしたりと。でも、この店は黙々と作り続けていました。唯一のパフォーマンスが(だから“ほぼ無い”と表現した)、生卵を割るシーンです。
▽▽▽
卵を割ったときに、黄身が二つ出てきたことがありませんか?見慣れた卵とは様子が違うので、ビックリしたかもしれませんね。
黄身が二つある卵のことを、「二黄卵(におうらん)」と言って、出会える確率が低い双子の卵。見つけたらラッキーなんですよ!
中には、「食べても大丈夫?」と心配される方もいますが、結論から言えば、もちろん、二黄卵を食べても問題ありません。なぜなら、二黄卵が産まれるのは、若鶏の生理現象によるからです。
(「太陽卵 落水正商店」のHPより抜粋引用)
△△△
まったり食べながら、作っているシーンを何気に見ていたのですが、何とこの店で使っている卵は全て“二黄卵”なのです。少なくとも私がいる間に見た卵は全て黄身が2つ入っている鶏卵だったのです。卵を割るのは大将の担当のようで、大将の立ち位置は私が座った場所から離れていたので、割るシーンは遠目になってしまい、全数チェックしたわけではありませんし、写真も撮れずじまい(他のレビューを参照してください)でしたが、確かに二黄卵だったのです。最初、片手に2個の卵を持っていたので、それを同時に鉄板上で割っているのかと思っていたのですが、1個から見事に黄身が2個ある卵が出てきて、2つの黄身が白身の上に、まるで双子のようにキレイに乗って、鉄板の上に“鎮座“するのです。見事としか言いようがありません。
なぜ二黄卵を使っているのかは不明ですが、昔からのこの店の伝統なのでしょう。先ほど引用したHPの記事によると、普通の鶏卵において二黄卵が出来る確率は“わずか1〜2%”といいますから、偶然というのではなく、おそらくJAなどの流通前の段階で、機械的に選別しているのだとは思います。確かに、昔はたまに家で二黄卵に出会ったことがあって、まるで宝クジに当たったかのように喜んでいたように記憶していますが、最近はそんなことが全くないので(まあ自分で調理しなくなったというのもありますが)、仕分けられた通常品しか一般市場には出回っていないということかも知れません。出会える確率があるとしたら、地鶏などの高級卵か無選別パックを買うかでしょうか。
☆☆☆
ということで、美味しくいただきました。総合ポイントは、広島のお好み焼きのスタンダードを食べるならこの店がオススメ、という意味を加味したものです。ずば抜けて接客がいいとか美味しいという意味ではありません。
ごちそうさまでした。