2回
2022/04 訪問
フレンチを大皿でカジュアルに!飾らない雰囲気で楽しくいただけるお店!
恵比寿にあるフレンチビストロ アベス。
駅から徒歩5分ほど歩いたビルの2階にあります。
1階がマーサービスなのでそれを目指して歩いてくるとわかりやすいです。
食べたいものをメニューからオーダーする楽しさ。
料理は2人前の量と価格。
わかりやすいシンプルなメニュー。
わからないことはスタッフさんに聞くと丁寧に教えていただけます。
今回は真さばのマリネ、黒毛和牛のタルタル、サマートリュフとコンテチーズのオムレツ、フランス産グリーンピースとつぶ貝のエスカルゴバタークリーム煮、黒毛和牛クリのロティをいただきました。
真さばのマリネから完成度が高く、真さばの旨味が引き立っており臭みはなく程よい酸味でとても美味しかったです。
黒毛和牛のタルタルも食感、塩味や旨味がとても良く今まで食べたタルタルの中で一番でした。
オムレツは他の店舗さまもふわっとした食感のものがありますが、ふわっとしてますが軽い食感もあり香りも良くこちらもスフレ系のオムレツの中では一番でした。
つぶ貝のエスカルゴバタークーム煮についても、つぶ貝が火が通り過ぎていないため端切れ良い食感、貝の淡白な味とエスカルゴバタークリームとの相性が抜群です。
黒毛和牛クリは肩三角の部分を丁寧に火入れで高級店並みの仕上げ。
クリの旨味の濃さがしっかりと引き立っておりました。
またこの赤ワインソースがとても合いますね。
デザートもクリームブリュレ、フルーツトマトのリエジョワ、サバランをいただきましたが、このクオリティも高くカフェタイムでいただきたいくらいでした。
ワインも価格別に料理に合う種類を揃えており、スタッフさんにお任せしましたが料理に合うワインをご提案いただきました。
クオリティ、サービスともに高く、仲間同士や友人などどんなシーンでも楽しめるお店でぜひまたお伺いしたいと思います。
2022/06/13 更新
恵比寿にあるフレンチレストラン「アベス」。
前回から時間は経ったがまた行きたいとずっと思ってました。
今では直近の予約が取りづらいお店になりました。
派手さはないが、ひと皿ひと皿にこだわりが感じられ、また一味違った料理を楽しめます。
何を食べようか迷いますが、おすすめをチョイス。
真サバのマリネからスタート。
最初の一口から印象的。
脂ののった真サバに、ほどよい酸味のマリネ液がしっかりと染み込み、口の中で旨味が広がります。
レモンの香りとハーブのアクセントが効いていて、食欲を心地よく刺激し爽やかさがあります。
軽く火を入れた和牛のタルタルは、とろけるような食感で肉の旨味を感じられる一品。
シンプルでありながら完成度の高いバランスが素晴らしい。
フランス産グリーンピースとつぶ貝のエスカルゴバタークリーム煮。
グリーンピースの甘みと、つぶ貝の歯ごたえが心地よい一皿で、エスカルゴバターの濃厚な香りが全体を包み込み、口に運ぶたびに深い余韻が広がります。
帆立貝のラヴィオリは、もっちりした生地に包まれた帆立の旨味が口いっぱいに広がる瞬間、思わず笑みがこぼれます。
ソースは帆立の旨味がぎゅっと詰まった泡状でラヴィオリと合います。
メインは、黒毛和牛クリのロティ。
きめ細かい肉質の黒毛和牛「クリ」を完璧な火入れで仕上げ、しっとりとした食感に。
肉の食感をしっかりと感じられ、肉汁の甘みと赤ワインソースのほのかな苦味が重なり、噛むほどに美味しい一品。
フォアグラのソテーと牡蠣のピラフ。
この組み合わせは驚きと感動。
濃厚なフォアグラとミネラル豊富な牡蠣が、お互いを高め合うような形に。
ピラフの香ばしさが全体を包み込み、旨味の層が幾重にも重なっていきます。
デセールは、フルーツトマトのリエジョワ、ライムとヨーグルトのソルベ添え。
トマトの甘酸っぱさとヨーグルトソルベの清涼感が絶妙で一気に軽やかに締めくくります。
「アベス」は、派手な演出よりも「味そのもの」で魅せる実力派。
素材選びから火入れ、ソースに至るまでどれもが見事です。
恵比寿という街にありながら、フランスのレストランで食べてるような雰囲気の中で心から料理に向き合える時間。
特別な日だけでなく、「美味しいものを静かに味わいたい夜」にも訪れたい一軒です。