7回
2025/11 訪問
惣菜系「和食のぱん」を体感できる優れたパン屋さん
お散歩の途中に、歩いた分のカロリーを取り返しちゃうじゃん、と分かっているのに近くによると立ち寄りたくなる「満 曙橋本店」。
秋の季節のパンは前来た時とあまり変わらず、栗あんパンとかキノコのフォッカッチャも美味しそう、ですが、結局買うのはいつもの明太フランスパンと豚角煮のパン。それと揚げパン。栗あんパンも買いました。こちらのお店は、やはり定番的ながら和のお惣菜とパンを組み合わせたものが一番おいしいように思います。もちろんあんパンも和の味でありとても美味しい。
レジで会計をしていたら、「和食のぱんのつくりかた」という本が積んでありました。こちら曙橋の満も世田谷の濱田家の姉妹店ということで、まさに「和食のぱん」を地で行くこちらのパンは、独自の道を高いレベルで提供しているということなのだと思いました。それがこちらの個性。美味しいです。ごちそうさまでした。
2025/11/24 更新
2025/09 訪問
季節のあんぱんによく合う優しくてふわっとした生地を楽しめる優れたパン屋さん
世界陸上のマラソンが近くの靖国通りを通るので、見学ついでに寄ってきました「満 曙橋本店」さん。外は熱暑ですが、季節は9月なので、季節のあんパンが楽しそう、ということで「紅芋バターあんぱん」と「栗あんぱん」を買いました。あとは定番の「角煮パン」と揚げパン二つ。
秋らしく、両方のあんぱんが素晴らしい出来でした。もともとこちらのパンはふんわり甘く、やわらかい食感が持ち味。それに、季節らしい特色の美味しい餡がよく似合います。秋はお芋と栗の季節。季節らしい美味しさをいただきました。ごちそうさまでした。
2025/09/16 更新
2025/08 訪問
溶けるようなふんわり食感と麦の味が特徴の優れたパン屋さん
散歩の途中に買ってしまって、きっと消費したカロリーよりもたくさんのものをこちらのパンで得てしまうことがルーチンになりつつある私が、「満 曙橋本店」でまたもたくさんパンを買ってしまった記録を書くよ! ちなみにもう5回目のレビューだそうです。4回も既に書いているものを読み直すと、内容的に新味があることはそうそう書けません。なので今回は、こちらのお店での私の一押しのパンについてだけ書くことにします。
こちらでの私の一押しは「揚げパン」です。豚の角煮のパンでもなければ、玉ねぎとチーズのパンでもありません。揚げパンです。絶対に揚げパンです。誰が何と言おうと、私にとっての「満」の代表作は、こちらの揚げパンです。おそらくこちらのお店で最も廉価な部類に属するパンです。
何故「揚げパン」か。何度かレビューした通り、こちらのパン屋さんのパンの特徴は、ふんわりした食感と麦のしっかりした味のエッジを両立させる技術にあります。多加水リュスティックみたいなグルテンのもちもちした食感とある意味対極にあり、またフランス系のパンの食塩と油を利かせたそれとも全然違うものです。ですから味玉子や角煮と合う、ある意味白米代替的な要素があるパンになるわけですが、そのパンの特徴を100%の純度で味わえるのが、こちらの揚げパンだからです。
揚げパン、レジのすぐ隣にあります。白砂糖、きな粉など4種類あります。かぶりつくと、油の甘みと砂糖の甘みが口を叩き、そしてパンがふわっと口に入ってきて、そしてほんの2~3噛みで、ふっと消えるような食感で溶けていきます。本当に溶けるような食感とはこのことです。実に美味しいです。そこらのドーナツ屋さんではこの揚げパンを上回る味のドーナツは普通に見つかりません。そしてお値段はミスタードーナツより廉価。ドーナツを上回るドーナツ的な味です。そしてパンとしても一流。
このお店のパンの特徴を十全に、しかも廉価に感じたいときにお勧めは、私は絶対に「揚げパン」です。本当におすすめです。
2025/08/09 更新
2025/07 訪問
いつもながら優しい味の和風なパンをいただける優れたパン屋さん
この日も朝の散歩のついでに家族からリクエストがあってうかがいました「満 曙橋本店」さん。
いただいたのは、定番の「豚の角煮のパン」、それと季節もので、ブルーベリーとクリームチーズのパン、マルゲリータのパン、レモンのデニッシュです。やはり出色は豚の角煮のパン。それと、ブルーベリーとクリームチーズのパンも、ハード系のパンでしたが、中身はいつもの小麦の味をさせつうもふんわり優しいパンで、クリームチーズを包み込むような美味しさがありました。この優しい感じを突き詰めたのがこちらのパンの特徴で、これはこれで一つの方向性の究極に近いのかなと思って、いつも楽しんでいます。ごちそうさまでした。
2025/07/13 更新
2025/05 訪問
細かいテクスチャーでふんわり甘い和風の味を楽しめる優れたパン屋さん
4月にうかがって久しぶりの「満 曙橋本店」。買ったのは、前回印象的だった角煮のパンとタケノコのパン。そしてきな粉もちのパンと明太ガーリックときな粉の揚げパン。
角煮とタケノコは相変わらず絶品。そして明太ガーリックを食べて思ったのは、やはりこちらのパンは柔らかく細かい口当たりが優れたパンであり、バゲットとかのように強い味を強い食感と香りで迎え撃つみたいなものについては、力強さが必ずしも感じられないということです。その意味では、フランスパンが好きな人はこちらのパンは少し苦手という感じになるかもしれません。和のお惣菜を優しく受け止める、そういうパンだと思います。ワインや紅茶に合わせるよりは日本酒かお茶に合わせたい、そんなパンです。でも、お店自身もその辺は意識しているはずで、エントランスのアプローチといい、中の照明といい、和の佇まいを前面に打ち出しています。
でも私は、そういうものと思って食べるので、こちらのパンは絶品だと思っていますし、大好きです。
2025/05/31 更新
2025/04 訪問
和風な食材の組み合わせが魅力的な優れたお店
曙橋駅近くの「満」にうかがいました。
この日は、角煮のパンと、季節もののタケノコのパン、クリームチーズと苺のパン、定番の玉ねぎとチーズのパンなどを買いました。出色だったのは角煮のパンとタケノコのパン。こちらのパンは、もっちり強めのふんわり柔らかい記事で、小麦の味もしつつ主張しすぎない、いわばお米の味わいを彷彿とさせるパンです。そういうパンには、ご飯に合うお惣菜的なものを組み合わせたらとてもよく合います。パテドカンパーニュではなくて豚の角煮、というわけです。パンの味わいにとってもベストマッチなパンをいただけるこちらのお店、わざわざ立ち寄って買いたい美味しさです。
2025/04/23 更新
2025/02 訪問
高いバランスが取れた優れたお店
ふんわり甘めの、でもしっかりとした小麦の味を感じられる美味しいバゲットとチーズオニオンパンを買いました。内装も和風モダンな感じでシンプルにおしゃれだし、パンの味も高いレベル。特に、フランス流のパン屋さんにありがちな、空気たっぷりのバゲットではなく、みっちりと詰まったきめの細かいテクスチャー、もちもち過ぎもせずサクサク過ぎもせずの中庸感ある食感がこのお店の特徴です。
調理パンとかの味付けもオリジナリティあって、色々な要素が高いバランスでまとまっています。これは通いたくなるお店です。その割に混雑もなくて、駅から近い。遠くからわざわざ通う価値あり、だと思います。
2025/02/15 更新
細かいテクスチャーと繊細な味が、和の総菜とベストマッチします。優しい味のパンを食べたい方は是非お試し下さい。
2025/05/25 更新