syu888goさんが投稿した「ミシュカ」キッチン&バー(大阪/大阪市此花区その他)の口コミ詳細

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掲載保留「ミシュカ」キッチン&バー夢洲/ヨーロッパ料理、レストラン、郷土料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

テラス席で出会った、ハンガリーの夜と花火の魔法──行列という名のプロローグ


夢洲の大阪・関西万博も終盤を迎えつつある10月初め。

4人で訪れたMiska Kitchen & Bar(ハンガリー・パビリオン内)は、待つこと3時間という覚悟から始まった。

が、その覚悟とテラス席を選んだ我々の予感が、後に思いもよらぬサプライズを呼ぶこととなる。

ハンガリー・パビリオンは、草原を思わせるテキスタイルが風に揺れ、木質や自然素材を多用した建築が「自然と未来」を語りかける構造だった。その一角に、Miska Kitchen & Barはビストロ形式で伝統的なハンガリー料理を提供。
シェフはZoltán Vidák、40年近くハンガリーの味を紡いできた人物である。 

テラス席に腰を下ろしてまず目に入るのは、空に浮かぶ建築のシルエットと夕暮れの淡い光。

海風が運ぶ泡のような期待感を胸に、コースが始まる。

4人それぞれが違う前菜、違うメイン、違うデザートを選び「一皿ずつが旅の始まり」となる贅沢な構成だった。

伝統料理の要、パプリカの香りが豊かに立ち上がるグヤーシュスープ。 
チキン・パプリカーシュ、冷製のコテージチーズ詰めピーマン、どれも初めての“ハンガリー初体験”。
それが「美味しい」だけではなく「唸るほどに鮮烈」だった。
色彩の深さ、香りの奥行き、ひとくちごとに“異国の風景”が舌の上に現れる。

そしてコース終盤、料理の余韻が心地よく漂い始めた頃。万博会場奥で花火が上がるという案内が聞こえた。

するとスタッフが、“テラス席の奥にある、通常入れない場所”へ案内してくれた。

人混みの喧騒とは裏腹に、我々だけの空間で夜空を仰ぎ見る瞬間が立ち現れた。

4人の背後に世界が揺れ、目の前には燃える線香花火のような花火の軌跡。

並んだ3時間の価値が、あの数分で“物語”になった。

テラスの椅子に座ったまま、パートナーの笑顔をぼんやり見つめる。
隣で微笑む大切な人たちもまた、静かな満足に包まれていた。

料理の終わりと花火の始まりが重なったあの瞬間が、生涯の一皿、生涯の景色になる予感を携えていた。

帰り道、風に混じり降り出した雨の冷たさが肌を撫でる。
けれど胸にはまだパプリカの温もりと花火の残り香が灯っている。

万博の終演と共に花火の如く儚く消える場所。

「この時間を何度でも記憶しよう」

──そんな心地よい決意さえ芽生えた4人の夜。

2025/10/24 更新

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