『ごめんの時計博物館』旅浪漫さんの日記

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旅に浪漫あり 旅先には旨いものあり

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高速バスの旅で高知へ。

路面電車の土佐電鉄に乗って後免の街へ降り立ちました。

別にどこに行くあてのないショートトリップです。

とりあえず駅の付近をウロウロしますが、駅前にはコンビニ以外な~んにもないんですよね。

商店街を見つけたので歩いてみます。

アーケードもない商店街は。例に漏れずシャッター通りのような寂しい雰囲気。

漫画家のやなせたかし氏は、南国市の隣の香美市に実家があるせいか

この商店街もアンパンマンのキャラクターの石像が所々に設置されいました。

人が誰も歩いていないところで見ると何か切なく見えてしまいますね~。

その商店街で一軒頑張っている時計屋さんを見つけました。

店の前には「中村時計博物館」と書かれた看板もあげられていて、

ちょっと興味が湧いたので店に入ってみました。

オレより年上の小柄ながら体格のいい主人に聞くと、博物館は私設で入館料は300円。

思わずお金要りまんのか?と言うてしまいましたわ(笑)

300円を箱に入れて二階へ。  主人が説明するよと一緒に付いてきました。

イギリスやドイツ、そして日本の珍しい柱時計や置時計、腕時計など

3000点以上がここに展示してあると言います。

話ししながら案内してもらうと、

柔道五段で裕次郎ファンの御主人は若い頃に大阪の北田辺の時計屋さんで修業し

時計の構造をはじめ修理のノウハウを教えてもらったと言っていました。

台所の流しや冷蔵庫の中にも時計が入れられていてビックリしましたわ(^^)

こういう思いがけない出会いがあるから旅はやめられませんね!

クーラーもなく窓全開でガタンゴトンと昭和30年から走るレトロな電車に揺られて

高知市内へと帰りました。  今日もおもろい一日になりました♪


















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