旅浪漫さんが投稿したのぶ寿し(石川/和倉温泉)の口コミ詳細

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旅に浪漫あり 旅先には旨いものあり

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のぶ寿し和倉温泉/寿司、日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2017/12 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

能登の冬の味覚 バク刺と香箱がにで一杯♪ 〆はおまかせ寿司です♪

2017冬の青春18きっぷの旅で和倉温泉にやって来た旅浪漫であります。

今回の旅の目的は温泉と能登の冬の幸をいただくこと。

宿泊はビジネスホテルなので、温泉は翌朝に共同浴場の総湯に入ることにして

夕食は、和倉温泉駅から歩いて15分ほどのところにある

能登すしの庄 信寿し(のぶずし)に事前に予約をして伺ってきました。


冷たい風が吹く中、ホテルから歩いて行くと

ライトアップされた大きな庭園のあるお屋敷が見えてきました。

敷地が555坪もある能登の名店といわれる信寿しさんは、

創業から50年、6年前に今の場所に移転してきたそうです。

料亭と見間違うような立派な建物と庭園です。

二つある引き戸を開けて店内へ入ると、まず目に留まるのが花嫁のれん。

石川県の風習で婚礼に用いられる加賀友禅の家紋入りの暖簾です。

花嫁さんは仏間にあるこの暖簾をくぐって結婚式に出るようです。 綺麗ですね。


玄関で靴を脱ぎ、奥さんに先導されて長い畳敷きの廊下を進みます。

通されたところが長さ8メートルもあるカウンター席の部屋。

ご主人が出迎えてくれました。 畳敷きで琴の音がBGMに流れています。

カウンター下の間接照明など黒を基調とした高級感たっぷりな雰囲気で

柄にも無く緊張しました(笑)  ひじ掛けのついた椅子にも余裕が感じられます。

まだお客さんはいなかったので、店主に断りを入れて写真撮影をさせてもらいます。

大きな水槽が二つ、その向こうにはライトアップされた庭園が見えます。

黒いカウンターはカシュウと呼ばれる漆風の塗りだそうです。


スーパードライの瓶ビール(税別700円)と今が旬で限定のバク刺(税別1600円)

まずオーダー。 バクとはかわはぎのこと。 剥ぐことから名付けられた呼び名です。

おしながきを見ると、店の高級感から考えると比較的リーズナブルな値段です。

透き通るように綺麗なバク刺は、肝に醤油を入れて一緒に食べてくださいとのこと。

濃厚な肝と弾力のあるバクの切り身は、絶品です! 来た甲斐がありました。

ビールを早めにやっつけて地酒をいっときます。

本醸造 手取川辛口を熱燗でお願いしました。 一合で税別600円。

九谷焼の酒器で出てきました。 食器にもこだわりが感じられます。

この日本酒は辛口で美味しかったですね~♪ バクとの相性もバッチシ。

信寿しさんオリジナル珍味のえびみそ(税別600円)もいただきます。

聞くと、甘えび20~30匹から取ったみそと卵を煮詰めたものだそう。

これも美味しかった。 バクの肝を上回る濃厚さ。 酒の肴としてこれはおススメです!


酒も入って緊張感はかなり薄らいできました。

地元のお客さんも2組訪れて、場もにぎやかになってきました。

次に是非食べてみたかったのが、今しか食べられない香箱がに。

香箱がにとは、ずわいがにのメスで、

関西ではセイコガニやセコガニ、鳥取では親ガニと呼ばれ

産卵をするメスということもあり、漁期が11月上旬から年内いっぱいまでと

食べられる期間が短い石川県の冬限定の御馳走です。

こちらでも今年の11月12月は例年になく次々と寒波が襲来し、

海は時化が続き漁が出来なくて、なかなか手に入らない状況だそうです。

一杯1800円からと、これもリーズナブルです。 酒飲みには堪らない逸品です。

さすがお寿司屋さんです。 

姿そのままではなく、ちゃんと食べやすいように甲羅を皿代わりにまとめられています。

8cmほどの甲羅に、足のむき身、内子、外子が綺麗に並べられた香箱がに。

三杯酢でいただくと、卵の濃厚さとむき身の繊細さが際立ちますね。

福正宗 特別純米酒 黒帯悠々の冷酒 300mlを追加オーダー。 税別で900円。

やっぱり地元の食材には地元のお酒がぴたっと合います。 マジで美味しいです。


〆に選んだのは、おまかせ寿司6貫。 値段は2200円からとなっています。

こちらでしか食べられない赤西貝を入れて握ってもらいます。

朱塗りの皿がセットされ、そこに一貫ずつ出てきます。

最初に石鯛、次に甘えびと呼ばれるホッコク赤エビ、

順にアオリイカ、鯵、まぐろ大トロ、赤西貝の6貫に玉子がプラスしたおまかせ寿司。

アオリイカは奥能登の塩をかけて、歯応え抜群の赤西貝は軍艦巻きでいただきました。

まぐろ大トロは、夏なら氷見産が食べられそうですが、今の時期はインドマグロです。

氷見の寒ぶりが出なかったのは少し残念でしたが、美味しくいただきました。

追加したガス海老と地たこも品切れ。 漁に左右されるので仕方ないです。

1時間半ほどの滞在で、ゆっくりと能登の冬の味覚を楽しめました。

次回は嫁さんも連れてきてあげたいですね。

思ったよりも会計もお安くて嬉しかったです。 ごちそうさんでした。


  • 瓶ビール(中瓶) 税別700円 (2017.12)

  • バク刺(かわはぎのお造り) 税別1600円 (2017.12)

  • 肝をつけていただきます♪

  • えびみそ 税別600円 (2017.12)

  • 本醸造 手取川辛口の熱燗 税別600円

  • 香箱がに

  • 時化の影響で不漁だそうです。

  • 福正宗 黒帯冷酒 税別900円 (2017.12)

  • おまかせ6貫 石鯛

  • おまかせ6貫 甘エビ

  • おまかせ6貫 あおりいか

  • おまかせ6貫 鯵

  • おまかせ6貫 赤西貝

  • 玉子

  • お茶

  • 一品 (2017.12)

  • 寿司 (2017.12)

  • ドリンク (2017.12)

  • 料理 (2017.12)

  • カウンター席

  • 玄関風景

  • 入口

  • 信寿し 外観

  • この看板が目印

2017/12/23 更新

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