たかひーさんのマイ★ベストレストラン 2017

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マイ★ベストレストラン

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1位

てんぷら 近藤 (銀座、東銀座、有楽町 / 天ぷら)

10回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999

2024/09訪問 2024/12/19

江戸前天ぷらの最高峰

江戸前の天ぷらに革新をもたらし、天ぷらの普及に努め、いまなお現役でご活躍されている名人・近藤文夫氏が揚げる最高峰の天ぷらがいただける銀座の天ぷら専門店。

お昼のコース(定食)は「菫 (9,900円)」「椿 (13,200円)」の2種類。
おすすめは、車海老、鱚、穴子などの江戸前天ぷらの花形と旬の魚介に、グリーンアスパラガスや蓮根などの定番野菜と季節の野菜を織り交ぜた天ぷら9品を楽しんだ後に、かき揚げでごはんをいただく「椿」がおすすめ。コースに入っていない食材はお好みで追加できる。

昼は12:00と13:30の2回転で、各回一斉スタート。今回は12:00スタートの近藤さんのカウンターで予約。「椿」に「お好み」追加でいただきました。

椿・¥13,200
海老2/魚3/野菜5/かき揚げ/御飯(御飯・天丼・天茶)/果物

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス (北海道)
新蓮根 (茨城)
鱚 (江戸前)
ピーマン (北海道の契約農家から)
おくらの花
帆立 ※山葵と塩で
≪お好み追加≫
小玉ねぎ (夕張) ≪お好み追加≫
茗荷
穴子
才巻海老と小柱のかき揚げ (天丼) ※大盛りで
赤だし・香の物
桃 (福島)

素材ごとに衣の具合や火入れを調整し、それぞれのおいしさが際立った天ぷらは、口に入れると熱気とともに素材それぞれの香りがふわっと広がります。

口に入れるとしっかりとした旨みがはじけ、それぞれの風味がふわりと広がる極上の魚介。
揚げてあるのにみずみずしく、たたえられた水分が滴り落ちるほど新鮮で香り高い野菜。
最初から最後まで、素材本来のポテンシャルが存分に引き出された旨い天ぷらが続く至福の時間が流れます。

江戸時代から引き継がれてきた伝統の上に、近藤さんによって進化し昇華された"天ぷら"という食文化。気構えと技術が織りなす江戸前天ぷらの神髄を味わうことができます。
江戸前の天ぷらに革新をもたらし、天ぷらの普及に努め、いまなお現役でご活躍されている名人・近藤文夫氏が揚げる最高峰の天ぷらがいただける銀座の天ぷら専門店。

お昼のコース(定食)は「菫 (9,900円)」「椿 (13,200円)」の2種類。
おすすめは、車海老、鱚、穴子などの江戸前天ぷらの花形と旬の魚介に、グリーンアスパラガスや蓮根などの定番野菜と季節の野菜を織り交ぜた天ぷら9品を楽しんだ後に、かき揚げでごはんをいただく「椿」がおすすめ。コースに入っていない食材はお好みで追加できる。

海外勢にも存在がバレて、いよいよ予約が取りづらくなってきた近藤さん、この回のカウンターも、ちょうど半分が海外勢(フランス3・中国4)という感じ。

椿・¥13,200
海老2/魚3/野菜5/かき揚げ/御飯(御飯・天丼・天茶)/果物

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス (北海道)
蓮根 (茨城)
鱚 (江戸前)
ピーマン (北海道の契約農家から)
おくらの花
帆立 ※山葵と塩で
小玉ねぎ (夕張)
穴子
とうもろこし ≪お好み追加≫
才巻海老と小柱のかき揚げ (天丼) ※大盛りで
赤だし・香の物
マンゴー

素材ごとに衣の具合や火入れを調整し、それぞれのおいしさが際立った天ぷらは、口に入れると熱気とともに素材それぞれの香りがふわっと広がります。

口に入れるとしっかりとした旨みがはじけ、それぞれの風味がふわりと広がる極上の魚介。
揚げてあるのにみずみずしく、たたえられた水分が滴り落ちるほど新鮮で香り高い野菜。
最初から最後まで、素材本来のポテンシャルが存分に引き出された旨い天ぷらが続く至福の時間が流れます。

食後数時間経った頃には「また食べたい」と思わせてくる近藤さんの天ぷら。

江戸時代から引き継がれてきた伝統の上に、近藤さんによって進化し昇華された"天ぷら"という食文化。気構えと技術が織りなす江戸前天ぷらの神髄を味わうことができます。

近藤さんが誰よりも声が大きく、重鎮なのにちっとも気取らず気さくに接してくれるのも嬉しい限り。
江戸前の天ぷらに革新をもたらし、天ぷらの普及に努め、いまなお現役でご活躍されている名人・近藤文夫氏が揚げる最高峰の天ぷらがいただける、銀座の天ぷら専門店。

お昼は、車海老、鱚、穴子などの江戸前天ぷらの花形と、てんぷら近藤のお家芸、グリーンアスパラガスや蓮根、小玉ねぎなどの旬の野菜を織り交ぜ、締めにかき揚げで構成されるコースの「椿」がおすすめ。コースに入っていない食材はお好みで追加できます。

椿・¥12,100
海老2/魚3/野菜5/かき揚げ/御飯(御飯・天丼・天茶)/果物

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス(オーストラリア)
ピーマン(北海道・契約農家)
鱚(江戸前)
蓮根(茨城)
新銀杏
帆立 ※山葵と塩で
小玉ねぎ(夕張)
蛤 ≪お好み追加≫
穴子
才巻海老と小柱のかき揚げ(天丼) ※大盛りで
赤だし・香の物
マンゴー

素材ごとに衣の具合や火入れを調整し、それぞれのおいしさが際立った天ぷらは、口に入れると熱気とともに素材それぞれの香りがふわっと広がります。

かみしめるとしっかりとした旨みがはじけるような魚介。
揚げてあるのにみずみずしく、たたえられた水分が滴り落ちるほど新鮮で香り高い野菜。
最初から最後まで、素材本来のポテンシャルが存分に引き出された旨い天ぷらが続く至福の時間が流れます。

江戸時代から引き継がれてきた伝統の上に、近藤さんによって進化し昇華された"天ぷら"という食文化。気構えと技術が織りなす江戸前天ぷらの神髄を味わうことができます。
日本を代表する料理、天ぷら。江戸前の天ぷらに革新をもたらし、天ぷらの普及に努め、いまなお現役でご活躍の近藤文夫氏が揚げる最高峰の天ぷらがいただけます。

池波正太郎筆の店名が染め抜かれた暖簾をくぐると、温かくも品のある無垢の木曽檜のカウンター。つい数分前まで前のお客さんがいたはずのカウンターは清潔そのもの。

お昼は、車海老、鱚、穴子などの江戸前天ぷらの花形に、てんぷら近藤定番のグリーンアスパラガスや蓮根、小玉ねぎなどの野菜と、旬の食材で構成される「椿」に、気になるものをお好みで追加するのがおすすめです。

椿・¥11,000+お好み(牡蠣・空豆)・¥2,200 (税別)
海老2/魚3/野菜5/かき揚げ/御飯(御飯・天丼・天茶)/果物

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス
空豆 ≪お好み≫
蓮根(茨城)
鱚(江戸前)
ふきのとう
こごみ
帆立
小玉ねぎ(夕張)
牡蠣 ≪お好み≫
穴子
才巻海老と小柱のかき揚げ(天丼)
赤だし・香の物
マンゴー


素材ごとに衣の具合を調節し、絶妙な火入れでそれぞれのおいしさを際立たせた天ぷら。
口に入れるとふわっと熱気と香りが広がり、素材の持つ力強い味わいがはじけるような味わいがあります。新鮮な野菜は、揚げてあるのにみずみずしく、断面から水分が滴り落ちるほど。この時期ならではふきのとうやこごみの野趣あふれる味と香りも衣にぎゅっと凝縮されています。

お好みで追加した空豆は、香り高く甘みがあってホクホクとした食感。
名残の牡蠣は身がパンと張っていて、齧るとアツアツの汁気がほとばしる旨さ。

才巻海老と小柱のかき揚げは天丼で。貴重な大粒の小柱がたっぷりと入っていて、他ではなかなか味わえない贅沢な天丼。大粒の蜆が入った赤だし、野菜がおいしい香の物がよく合います。

江戸時代から引き継がれてきた伝統の上に、近藤氏によって進化し昇華された料理、天ぷら。
気構えと技術が織りなす江戸前天ぷらの最高峰を味わうことができる名店です。
日本を代表する料理のひとつに数えられる天ぷらの最高峰。江戸前天ぷらの神髄を味わうことができるご主人のカウンターを2ヵ月前に予約。

油で揚げることにより本来のポテンシャルを最大限に引き出すことができる食材の中から、いいものだけを各地から選び抜いて仕入れていらっしゃるので、例えばピーマンのような一般的な野菜ひとつ取ってみても、ひと味違う感動や驚きがあります。

お昼のコース「椿」は、江戸前天ぷらの花形・車海老からスタートし、鱚と旬の魚介・季節の野菜5品とすすみ、穴子でいったん締め、ラストは才巻海老と小柱たっぷりのかき揚げでごはんというスタイル。
注文時に当日の仕入れをうかがって、コースにお好みを追加することもできます。


椿・¥8,500+お好み追加・¥2,200(税別)
海老2/魚3/野菜5/かき揚げ/御飯(御飯・天丼・天茶)/果物

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス(オーストラリア)
蓮根(茨城)
鱚(江戸前)
原木椎茸(岩手)
ピーマン(北海道・契約農家)
帆立
銀杏 ≪追加≫
小玉ねぎ(夕張)
蛤 ≪追加≫
穴子
才巻海老と小柱のかき揚げ(天丼)
赤だし・香の物
マンゴー

素材ごとに異なる衣の具合や火入れにより、それぞれのおいしさが際立った天ぷら。
口に入れるとふわっと熱気と香りが広がり、かみしめるとその味わいがはじけるかのような魚介。
揚げてあるのにみずみずしく、たたえられた水分が滴り落ちるほど新鮮で香り高い野菜。
すべてしっかりとおいしく楽しくいただきました。

江戸時代から引き継がれてきた伝統の上に、近藤さんによって進化し昇華された新たな"天ぷら"。
気構えと技術が織りなす江戸前天ぷらの神髄を味わうことができます。
言わずと知れた江戸前天ぷらの最高峰。年末最終日前日にお昼の2回目(13:30~)で、ご主人のカウンターで予約。

池波正太郎筆の「てんぷら近藤」と染め抜かれた暖簾をくぐると、温かくも品のある無垢の木曽檜のカウンターの中心でご主人がお客を迎えます。つい先ほどまで1回目のお客さんで満席だったにもかかわらず、カウンターは清潔そのもの。油のにおいなんて一切しないのは一流の証。

車海老、鱚、女鯒、穴子などの江戸前天ぷらのスター魚介に、てんぷら近藤定番のグリーンアスパラガスや小玉ネギをはじめとする野菜、旬の食材が楽しめる「椿」に、おすすめを追加していただきました。

椿・¥8,500(税別)+お好み追加

車海老・頭部 二つ
車海老・胴 二本
グリーンアスパラガス
蓮根(茨城)
鱚(江戸前)
蕾菜(福岡) コリコリっとした食感と、ほろ苦くもみずみずしい味わい。
ばってんなす(熊本)
女鯒(江戸前)
蛤≪お好み追加≫ 濃厚な旨みがあふれる極上品。醤油が旨い。
小玉ねぎ(夕張)
白子(鱈)≪追加≫ 箸で持つのがギリギリなくらいのとろけるてんぷら。
穴子
才巻海老と小柱のかき揚げ(天丼) 大粒な小柱たっぷり!
赤だし・香の物

マンゴー

口に入れるとふわっと蒸気がのぼり、かみしめると汁があふれ出てくる魚介。断面から水気が滴り落ちるほど新鮮でみずみずしい野菜。

今回いただいた13品どれもが違った魅力を持っていて、異なる香り・旨み・味わいを楽しませてくれました。
言わずと知れた江戸前天ぷらの最高峰。

今回もあらかじめ予約を入れての訪問。手前のカウンター(ご主人側)の席でお願いしたところ、なんと近藤さんの鍋のすぐ前に席を取っていただけました。
なかなかある機会ではないので、少し迷いましたが思いきって「おまかせ」をいただいてきました。ご挨拶のあとに「今日はなかなかいいものが入ってますよ」というお言葉。これは楽しみです。

おまかせ・¥27,324

車海老・頭部 二つ
香ばしく濃厚な海老の旨みが凝縮されたサックリと軽いアタマは塩で。ここからの食事への期待が膨らむてんぷら近藤盤石のスターター。

車海老・胴 二本
江戸前天ぷらの花形。芯ギリギリに火が通った絶妙な揚げ加減。海老の香りと甘み旨みの詰まった絶品。1本めは若干油が重そうだったので天つゆで、2本めは塩でいただきました。

グリーンアスパラガス(オーストラリア)
旬はずれの時季は南半球から。極太なのにやわらかく、ずっしりと重いアスパラガスは、甘みが引き立つお塩で。穂先はシャキッと爽やかな香りが、根元からは水分があふれ出てきます。

鱚(江戸前)
ほっくりと淡白な白身で、鱚特有のデリケートな香りが楽しめます。衣も軽く白っぽく女性的な姿。

和栗(熊本)
大粒で甘みが強い和平栗を、一粒まるごとじっくり揚げています。焼き栗のようにホクホクで甘い。

大葉雲丹
しっかり粒立ったウニをたっぷり大葉で包んでレアに揚げています。とろっと濃厚なウニはさっぱりとした甘さ。半分は塩で。残りは醤油をたらしていただきました。

ピーマン(北海道・契約農家)
種までまるごと食べられる品種のピーマン。種や白い綿の部分の苦みはまったくなく、青々としたさわやかな香りと甘みがおいしい一品。半分は塩、半分は天つゆで。

墨烏賊
サックリとした歯切れのよさと、なめらかな食感。さっぱりとした甘さで新イカらしいさわやかな味わい。塩がその繊細な甘みを引き立てます。

原木椎茸(岩手・八幡平)
水分をたっぷり含んでいて、身の詰まった肉厚のシイタケは、まるでアワビのような食感。

新銀杏
エメラルドのような緑が美しい、やわらかくみずみずしい新ギンナン。もちろん塩で。

甘鯛
塩とワサビで。しっとりした身からは甘鯛らしい香りと味わいが楽しめます。

牡蠣(北海道・仙鳳趾)
身がパンパンに張った大粒のカキ。たっぷりの水分が出ないように、あえて切らずにまるごと提供されます。ヤケドしそうなほどアツアツなカキのジュースがたっぷり!

天然舞茸(岩手)
両手で抱えきれないほど大きな株の天然物の舞茸は、採れたときだけ仕入れがあるというレアな食材なのだそうで、常連さんも「入ったら電話して」というほどのもの。揚げている鍋から舞茸の香りが辺りに広がるほどで、サクッとした歯触りに濃厚な香りが絶品。

皮剥(神奈川・佐島) 
小ぶりながら濃厚で旨い肝を身にはさんで揚げてあります。塩とワサビで。

蛤≪お好み追加≫
ぷっくりまるまると太った大粒のハマグリを、かたくなるギリギリの絶妙な加減で。とにかく旨みが濃厚。醤油をたらすと衣が香ばしく、とてもおいしくいただきました。

穴子≪お好み追加≫
「穴子を食わずには帰れない」と追加で。カリッと揚がった江戸前穴子は、香ばしい尾側は塩で、ホクホクの腹側は天つゆで。

才巻海老と小柱のかき揚げ
才巻海老と大粒な小柱たっぷりで、立体的なかき揚げを、酒の香りが特徴的な丼つゆにくぐらせておいしいごはんにオン!
大粒のシジミが入った赤だしとパリッとした野菜が旨い香の物で完ぺきなフィニッシュ。

果物はシャインマスカットとマンゴー。ねっとりと濃厚な洋梨は甘さとコクと酸味が絶妙な逸品。天ぷらで火照った口がさっぱり。

てんぷら近藤の定番に旬の魚介と野菜を織り交ぜ、タイミング良く揚げられる旨い天ぷら。さり気ない魚や野菜も、近藤さん自ら足を運んで探し求めた厳選されたものばかりで、普段口にするものとは姿かたちは似ていても「これってこんなにおいしかったっけ?」と感動するようなものばかり。
本物の食材を集め、自ら最前線で仕事をこなしながら「ウチは大衆店だから(笑)」なんてさらっと言ってのけるご主人の粋なこと。今日も旨い天ぷら、ごちそうさまでした。
言わずと知れた江戸前天ぷらの最高峰。

年の瀬の土曜日の銀座ということもあり、数週間前の段階で予約でいっぱい。一応希望日にキャンセル待ちを入れておいたのですが、前日まで連絡もなく半ばあきらめていたところ、当日の朝、急遽席が出来たとのことで、一人でいそいそと伺いました。

お昼の13:30~(2回目)で、奥の客室(揚げ手はご長男)に通され、定食の「椿」をいただいてきました。

椿・¥8,500(税別)
海老2、魚3、野菜5、かき揚げ、御飯(御飯or天丼or天茶)、果物という定食。
天つゆ、大根おろし、塩、橙が用意され、お好みでいただきます。
天ぷら用に添えられる柑橘類は、その時々の季節のものが用意されます。

車海老(頭)2つ
かるくサックリとした食感。香ばしく濃厚な海老の旨みが凝縮された、てんぷら近藤定番のスターター。

車海老(胴)2本
衣の中からのぞく鮮やかな赤が美しい車海老。芯ギリギリに火が通った絶妙な揚げ加減。
海老の甘みと香りが際立っています。

グリーンアスパラガス(オーストラリア)
冬場は南半球から。全体的に太くてやわらかく、穂先はシャキッと爽やかな香り、根元は水分たっぷりで甘みの濃いアスパラガス。

蓮根(茨城)
冬場のレンコンはしっかりと身が詰まって粘りがあります。塩で食べると甘さが引き立ちます。

鱚(江戸前)
ほっくりと淡白でデリケートな鱚の香りが楽しめます。衣の色も白っぽく女性的な姿。

ばってんなす(熊本)
小ぶりで甘みが強く、水分の多いなす。水気をたっぷりでとろけるような食感。

栗(新潟)
大粒で甘みが強い和平栗をまるごと一粒じっくりと揚げています。焼き栗のようなホクホクさ。

女鯒(江戸前)
鱚とは対照的に衣はさっくと強めに揚がっています。身はホクホクでふっくら。旨い。

小玉ねぎ(夕張)
とにかく熱い!甘くてみずみずしくて、塩がベスト。

穴子
冬場の穴子は少し大きめ。カリッと揚げて半分に割って提供されるので、香ばしい尾側は塩で、ホクホクの腹側は天つゆで。

最後はかき揚げで御飯
ごはんでかき揚げか、天丼か天茶から選べます。今回は天丼でお願いしました。
才巻海老と大粒な小柱たっぷりのかき揚げを、酒の香りが特徴的な丼つゆにくぐらせておいしいごはんに。
大粒の蜆が入った赤だしとパリッとした野菜が旨い香の物で完ぺきなフィニッシュ。

果物は洋梨。ねっとりと濃厚な洋梨は甘さとコクと酸味が絶妙な逸品。
天ぷらで火照った口が、さっぱりと冷やされます。

手前カウンターで揚げるご主人の天ぷらと比べると奥のご長男の天ぷらは、揚げる所作もどことなく丁寧で、若干薄めの衣から透けて見える鮮やかな素材の色が美しい気がします。
名人のご主人の天ぷらはもちろん素晴らしいのですが、ご長男の天ぷらもまた素晴しく旨いです。
言わずと知れた江戸前天ぷらの最高峰。
備忘録としてアップします。

今回もあらかじめ予約を入れて昼の訪問。
お昼は12:00~と13:30~の入れ替え制なので、ゆっくりできる2回目の時間に、手前のご主人の席で予約。
メニューは6,500円と8,500円の定食と、お好み、おまかせがあります。

椿・¥8,500(税別)+お好み
海老2、魚3、野菜5、かき揚げ、御飯(御飯or天丼or天茶)、果物という定食。
天つゆ、大根おろし、塩、スダチが用意され、お好みでいただきます。
天ぷらは、食事のペースに合わせて1品ずつ、揚げたての食べごろが供されます。

出だしは紅白のコントラストが美しい車海老。
車海老(頭)2つ
旨みたっぷりで香ばしくおいしい。ぐっと食欲が増す盤石のスターター。

車海老(胴)2本
江戸前天ぷらの花形。香り高く甘み旨みの詰まった絶品。

グリーンアスパラガス(北海道)

ピーマン(北海道)
普通のピーマンとは種類が違う、種までまるごと食べられる品種のピーマン。種・白い綿の部分の苦みはまったくなく、青臭さも感じないおいしい一品。

鱚(江戸前)
繊細で女性的なイメージのキス。ふっくらとやわらかく、独特のいい香り。

原木椎茸(岩手)
肉厚でアワビのような食感。

丸茄子(新潟)
皮が薄く果肉の詰まった上質な茄子。ひと口かじるとアツアツの水分が染みだしてきます。

女鯒(江戸前)
衣が香ばしく、揚げ色もキスより濃いめで男性的。ほっくりと旨い。

小玉ねぎ(愛知)
衣の中でじっくりと蒸されて、みずみずしくて甘い、やわらかな玉ねぎ。芯まで熱いので要注意。

穴子(江戸前)
しっかりカリッと揚がった穴子。旨い。

玉蜀黍(北海道・お好み追加)
大粒で皮がやわらかく、甘くみずみずしいトウモロコシが立体的に揚がっています。
衣は薄くカリッとしながら、トウモロコシ自体はプチプチと弾けるような食感。
塩でいただくとトウモロコシの甘みがぐっと引き立ちます。

最後はかき揚げで御飯
かき揚げをご飯と味噌汁をいただくか、天丼、天茶から選べます。今回は天茶でお願いしました。
才巻海老たっぷりのかき揚げとおいしいごはんに、こうばしい香りでさっぱりとしたほうじ茶に昆布だしベースの茶だしをたっぷりと。
しっかりと天ぷらをいただいたあとなのに、さっぱりおいしくいただけます。

果物はシャインマスカット。種なしで皮ごとたべられる極上のデザートです。
天ぷらで火照った口が、さっぱりと冷やされます。

エビ、キス、ピーマン、シイタケ、ナス、タマネギ、アナゴ、トウモロコシ…。
こうして書き連ねてみると、特別に珍しいものや、いわゆる高級食材といった類のものでもなさそうに見えますが、このクォリティのものを揃えるのは大変なこと。
本物の食材が持つ、食材本来のおいしさを十分に引き出したてんぷら近藤の"天ぷら"は、感動的で特別な食文化だと思います。
言わずと知れた江戸前天ぷらの最高峰のお店。
私などの若輩がとやかく言えるようなことはないのですが、
備忘録としてアップします。

今回は予約を入れて昼の訪問。
お昼は12:00~と13:30~の入れ替え制なので、2回目の時間で予約。
定食は、6,500円と8,500円。お好みとおまかせもあります。

椿・¥8,500(税別)
海老2、魚3、野菜5、かき揚げ、御飯(御飯or天丼or天茶)、果物という定食。
天つゆ、大根おろし、塩、レモンが用意され、お好みでいただきます。
天ぷらは、食事のペースに合わせて1品ずつ、揚げたての食べごろが供されます。

車海老(頭)2つ
さっくりと香ばしく、旨みがたっぷりでおいしい部位。

車海老(胴)2本
なんといっても天ぷらの花形。薄めの衣から透けて見える赤色の美しさ。
芯はレアですがぎりぎりで火が通っていて、
海老の甘さ旨さが存分に楽しめます。
1本めは塩で、2本めは天つゆでいただきました。

グリーンアスパラガス(北海道)
旬の極太のアスパラは、エビの赤さと対比的な鮮やかな緑色
太くてやわらかく、産地が浮かぶようないい香り。
サクッと噛んだ断面からは水分がジュワッとあふれ出てきます。
アスパラを一番美味しく食べられるのは天ぷらなんじゃないかと思う。

ばってんなす(熊本)
小ぶりで甘みが強く、水分の多いなす。
その水気をたっぷり残して揚がっているのはすごいなと。
皮もまったく口に当たらないのでとろけるような食感。

鱚(江戸前)
女性的でふんわりと優しくやわらかな印象の魚。
淡白でデリケートな白身なので、揚げ方も優しげで衣も白色。
ほろっとした身からは、独特の風味が広がります。
チェーン店などの冷凍物のキスばかり食べていると、
これが同じ魚なのかと驚くほど、旨い鱚です。

蓮根(茨城)
サックリとした歯触り。みずみずしくて少し粘りがあります。
塩で甘みが引き立ちます。

こごみ(天然物)
やわらかなほろ苦さ。油で揚げることで、苦みや渋みが
おいしさに変わっているような気がします。

女鯒(江戸前)
鱚と並んで江戸前天ぷらでは外せない魚。
名前は"女"鯒でも、若干泥臭くて男性的な魚といった印象でしたが、
衣はかりっと身はほくほくの状態で提供されます。
天つゆに大根おろしでいただくと、そのしっかりと詰まった身の
濃い旨みが楽しめます。もちろん泥臭さなんて感じません。

小玉ねぎ(愛知)
「中が非常に熱いので気をつけて」と言われたのですが、
揚げたてをすぐに塩で口に放り込むと、確かに熱い!
玉ねぎらしい食感は残しつつ、芯まで玉ねぎの水分でしっかりと蒸されているようで、
甘みがぐっと増しているような感じがします。

穴子(江戸前)
やや小ぶりの穴子。カリッとした衣でしっかりめに揚げられていて旨いです。
私定番の食べ方は、尾側は塩で、腹側は天つゆで。
カラッと揚がった尾側は香ばしく、腹側はホクホク。

最後はかき揚げで御飯です。
かき揚げをご飯と味噌汁をいただくか、天丼、天茶に仕上げるかを選べますので、
天丼でお願いしました。

かき揚げの種は才巻海老でしょうか。
器のふたを取ると高さのある立体的なかき揚げと、ほぼ同量のごはん。
やや甘めな丼つゆをくぐって、器の中で少し蒸されたようなかき揚げは
ふっくらとしています。
プリッとした海老は、やわらかな甘さとおいしさ。
表面の海老も内側の海老も同じくらいに火が通っているのには驚きます。
それにしても海老たっぷり。このかき揚げならごはん3杯は軽くいけそう。

お椀は蜆の赤だし。なかなかお目にかかれない天然の大粒な蜆。
香の物は、かぶときゅうり。どちらもおいしいです。
天丼の合間にはさむことで、また新たな気持ちで天丼がいただけます。

果物はデコポン。甘みが強く、ほどよい酸味があって濃厚な味わい。
天ぷらで火照った口が、さっぱりと冷やされます。


家のおかずが野菜の天ぷらだった日は、正直テンションが下がったものですが、
ここの野菜は身体がキレイになるような気持ちして本当においしいです。
車海老の赤、アスパラの緑など、彩りも豊かですし、揚げ上がりの姿も端正。
素材それぞれの香り、味わいが存分に楽しめる天ぷらで大満足の食事でした。

カウンター席は、ご主人や職人さんたちの手元が見えるのが醍醐味なのですが、
その仕事ぶりも見えてしまうので、否応なしにお店の姿勢が伝わってきます。
てんぷら近藤さんでは、活きのよい魚の身を揚げる少し前に下ろします。
野菜も直前に仕上げの処理や包丁を入れたりしているので、
そのぶん仕事は大変そうですが、旨いものを食べさせようという気概が伝わってきます。
だったらこちらも「親の敵にでも会ったように揚げるそばから
かぶりつくようにして食べなきゃ」失礼ですね。

江戸前にこだわり、本物の食材にこだわり、
すべての仕事にこだわっているあたりに、相当な職人気質を感じますが、
それをさり気なくさらっとした雰囲気でやるあたり、本当に粋な"江戸前天ぷら"です。

  • 車海老・胴 (1)
  • 鱚 (江戸前)
  • 蛤

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2位

おにく 花柳 (人形町、小伝馬町、三越前 / 牛料理、焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/01訪問 2017/01/15

和牛で織りなす季節感あふれる至福の日本料理

ご主人が選び抜いたこだわりの和牛の、さらにいい部分だけを使ったお料理を、
旬の食材と合わせた季節感のあるコース形式でいただけるお店。

今回は正月気分も抜けきらない1月初旬の訪問。
お料理も、正月らしさを散りばめた冬の料理でした。

先附の「すね肉のシチュー」からスタート。
外の寒さで冷え切った体をほっと温めてくれます。
とろとろのすね肉が旨いシチュー。

続く御造りは、定番の「生雲丹巻き」「握りすし」。
生雲丹巻きは、ウニがたっぷりでインパクト大。
さがりの握りも、お肉とすし飯がしっくりと一体感のあるおいしさ。
柚子釜に入った「和牛リブ芯の湯引き」。独活と菊菜の香りもよくておいしい。
お正月らしく「紅白なます」と「黒豆」も。どちらもとてもおいしかったです。
すっきりとしたいいお酒のお屠蘇もいただきました。
3品ともお肉はきめが細かくしっとりとなめらかで溶けるようでした。

「ローストビーフ」はやわらかく上品な一品。
お肉自体のやさしい香りと甘み旨みがすごい。
銀餡もとてもおいしいく、お肉にぴったり。
とろっとした下仁田葱、ほろ苦い菜花も◎。

名物の「すき焼き」は、割下を塗って炭火で丁寧に焼いたお肉に、
とっても濃いこだわりの卵黄をつけていただき、
残った卵黄を御飯にかけていただく創作料理です。
お肉はなめらかな舌触りで、口に入れると香ばしく、
噛みしめると肉の甘みと旨みがあふれ出します。
卵は濃厚で、甘みとコクが詰まっています。
すき焼きを食べたあとの肉汁の混ざった卵を御飯にかけて、
ちょっとだけ醤油をたらしていただく卵かけご飯、ヤバいです。

お椀は正月らしく「雑煮椀」。きめ細かくなめらかな丸餅に、
これまたなめらかな和牛しゃぶしゃぶをあわせ、香りのよい糸賀喜と松葉柚子。

焼物は厚切りを丁寧に焼き上た「牛タン」「シャトーブリアン」と2品続きます。
「タン」は、根元の芯の部分を炭火焼で。さっくりと歯切れがよく、
タンらしい味わいに、あふれ出る旨みと味わいに、塩もレモンも不要なほど。
あいだの野菜にはさっぱりとしたドレッシングがかかっています。
それぞれの食感、香り、味わいが際立ったおいしい野菜です。
稀少な「シャトーブリアン」は、厚切りなのにもかかわらず非常にやわらかいです。
クセのない甘さの肉汁が口の中ににじみ出てきます。
肉自体が繊細で上品な味わいなので、山葵と塩でさっぱりと。
つややかな「くわいの照り焼き」も主役級のおいしさで印象に残りました。

食事は「牛肉の佃煮と御飯」か「和牛カレー」から選べるのですが、
どちらかには選べないでいると「両方お出ししましょうか?」というありがたいご提案。
まずは辛さ控えめながらスパイスの香りの立った「カレー」から。
さらっとしたルーは、野菜の甘みが溶けだして旨いです。辛みの切れがよくあと味もいいです。
「牛肉の佃煮と御飯」は、まずは佃煮でごはんをいただき、
途中で残った佃煮と、三つ葉、山葵をごはんに乗せて、お出汁をかけてお茶漬けに。

最後はさっぱりと「和三盆ぷりん」。
甘さ控えめのプリンはもっちりとした食感。
果実感たっぷりのイチゴのソースと、フレッシュな「淡雪いちご」と「とちおとめ」。
食器も紅白、プリン・ソースも紅白、イチゴも紅白で、
味はもちろん、見ためにも美しい一品でした。

すべての料理に和牛を使っているにもかかわらず、
最初から最後まで、まったくだれることがなく、飽きさせないコースです。
上質なお肉は、どの部位もそれぞれの特徴や味わいが感じられますし、
あしらいや野菜などもどれもおいしいです。
器や盛り付けも美しく、舌にも目にもおいしいお店です。

焼肉やすき焼きとは違ったかたちでお肉を堪能できる貴重なお店だと思います。


◆お献立

≪先附≫
和牛すね肉のシチュー

≪御造り≫
和牛クラシタの軽い炙り 北海道産生雲丹巻き 天山葵
すし 和牛さがり
和牛リブ芯 湯引き 湯葉餡掛け 独活 菊菜 紅蓼
紅白なます 丹波黒豆

≪煮物≫
和牛ローストビーフ 下仁田葱 菜花 振り柚子

≪焼物壱≫
和牛焼きすき焼き 山梨県中村農場八ヶ岳卵 一口御飯

≪椀物≫
和牛しゃぶしゃぶ 雑煮椀 糸賀喜 丸餅 京人参 源助大根 松葉柚子

≪焼物弐≫
和牛タン 塩 レモン
あやめ蕪 フルーツトマト 芽キャベツ

≪焼物参≫
和牛シャトーブリアン 山葵塩またはポン酢
くわい炭火照り焼き

≪食事≫
牛肉の佃煮と御飯 お茶漬け変化
または
特製和牛カレー

≪水菓子≫
和三盆ぷりん 淡雪いちご とちおとめ

  • 和牛焼きすき焼き 山梨県中村農場八ヶ岳卵
  • 和牛クラシタの軽い炙り 北海道産生雲丹巻き 天山葵
  • 和牛ローストビーフ 下仁田葱 菜花 振り柚子

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3位

たつ庄 (渡辺通、薬院、西鉄平尾 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/01訪問 2017/02/17

鮨の激戦区において同業者もおすすめするいいお店

全国的にも鮨の名店が多いことで知られている福岡。
その激戦区の中においても非常に評価の高いお店のひとつが今回訪問した『たつ庄』さん。
九州の食材を活かした最高のお料理とお鮨がいただけました。

今回、博多周辺でお鮨屋さんを探すにあたり、
何人かのプロの料理人の方から名前が出たのがこちらのお店。
事前に予約をさせていただき、夜の部に一番乗りで訪問。
まっ白な塗壁に店名を彫り抜いた看板と鉢植えひとつという、いたってシンプルな外観。
付け台と同じ高さに設えた白木のカウンター席は、広々として清潔感があり、
明るく落ち着いた空間でゆったりと食事ができます。

西中洲とホテル日航福岡の河庄で長年勤められた立石さんが独立されたこちらのお店は、
常連さんでもなかなか席が取りづらいほどの盛況ぶり。
さりげなく出てくる料理は、どれも素材のポテンシャルが存分に引き出されたものばかり。
よほどこだわった食材だけをつかっているようで、
その時ならではの旬の魚介のおいしさ旨さがダイレクトに伝わってきます。
おまかせは、お造りからお料理、そのあとにお鮨といった流れで進んでいきます。

まずは自家製のお豆腐から。なめらかで濃厚。やさしい甘みと香りの余韻が感じられます。

次に出てくるのはワカメのお刺身。肉厚でシャッキリと新鮮なワカメを酢味噌でいただきます。
これだけを丼一杯に食べたくなるようなワカメです。

アラのお造りは「塩か醤油で」とのことでしたので、一切れずつそれぞれでいただきます。
塩でいただくと、アラの甘みと香りが際立ち、
醤油でいただくと、醤油に負けない旨みが特に強く感じられたように思います。

タイのお造りは松皮造り。これはお塩でいただきます。
もっちりとこなれた白身の味わいに、旨みのある皮と皮下の脂が同時に楽しめます。
塩でいただくので、タイの繊細な味わいが一層感じられたような気がします。

カマスの炙りはわさび醤油で。独特の風味のある皮目の香ばしさと、旨みの強い白身。
関東では塩焼きや干物が定番ですが、新鮮なカマスをこうやって食べるのもなかなかおいしい。
口の中にほんのりとした柚子の香りが広がります。

マグロなかおちは、提供される直前に搔き出したもの。よほどいいマグロらしく、
きめ細やかでしっとりとした肉質に、ほどよい酸味と濃い旨みがぎゅっと詰まっています。
ワサビ醤油でいただきましたが、とても旨いのでアツアツのごはんが欲しくなってしまいます。

マダコはお塩で。ご主人は「ただ40分茹でただけですよ」とおっしゃっていましたが、
皮の表面に傷ひとつ付けることなく、ここまでやわらかく茹で上げるのは至難の業。
そんな神経を使って茹でられたタコは、甘くやさしい香りがして、
やわらかさの中にほどよい弾力があり、噛むほどに旨みがにじみ出てきます。

ナマコ酢のものは、長崎県大村湾のナマコで器にたっぷりと。
これだけ立派なナマコは、なかなかいただけないと思います。
コリコリとした食感で、とにかく香りがよく、
過去に経験したナマコのはるか上を行く逸品でした。

アワビはそのまま、何もつけずにいただきます。
むっちりとした弾力のある食感ながら歯切れがよく、
強い旨みと、ほどよい磯の香りがする一品。貝の王様と呼ばれるのも納得です。

自家製カラスミは、定番の大根と一緒に。
美しい鼈甲色のカラスミを薄切りにして軽く炙ってあります。
塩分控えめなのでカラスミ本来の風味が強く、とても濃厚でねっとりとした旨みがあります。

甘ダイの塩焼きは、皮目はパリッと、身はしっとり。
その名の通り甘みのある白身の魚で、皮には特有の風味のある旨い魚です。
中骨のまわりに付いた肉まで残さずにしっかりと堪能させていただきました。

ここから握りのパートに入ります。
心地のよいリズムで握られるお鮨は姿が美しく、口に入れる前から楽しませてくれます。
どれもすし種とすし飯のバランスがよく一体感のあるお鮨なのですが、
それが口の中で解けると、一貫ごとに異なる味わいと旨みが口いっぱいにひろがり、
余韻とともにそれぞれの香りが鼻から抜けていきました。
生姜やお茶でその都度リセットしながら、ぜんぶおいしくいただきました。

タイの昆布〆 先ほどのお造りの松皮造りとはまた違った趣向で、皮を引き、煎り酒を塗って供されます。
美しく薄い飴色の身は、上品な旨みとほんのりとした甘み。すし飯にぴったりとなじんでいます。

サワラのワラ焼きは、香ばしい燻香が鼻をくすぐります。口に入れるととろっと甘く、
あと味のよい脂の旨みも感じられます。サワラをこのように鮨でいただけるのは魚が新鮮だから。

チコダイ ほんのりとした桜色の身に銀の皮の色合いが、見た目にも美しいお鮨。
皮も身もとてもやわらかく、すし飯とのなじみもばっちり。さわやかな香りの余韻も感じられます。

ブリ大根 脂がのって旨みの強い旬のブリを、辛味のある大根おろしでさっぱりと。

マグロ中トロ きめが細やかでいかにも旨そうな赤身。スジはまったくありません。
ほどよい酸味でうま味が強く、赤身なのに脂の甘さも感じられます。しかもあと味がさっぱり。

コハダ とろけるようなやわらかさの新子も旬の味わいとして好きなのですが、
こんな感じの丸づけも、コハダらしいキュッと締まった感じの味わいが楽しめるのがいい。
ほんのりとした柚子の香りが隠し味。

マグロ漬け うま味のある赤身に醤油の味。間違いなく旨い。

イカ 菊のように花切りに細工されたイカ。すし飯とのあいだには大葉をかませてあります。
透き通るように白いイカの花に、鮮やかな緑の大葉が美しいお鮨。

生ウニ 甘みの強いウニをたっぷりと。にぎりでいただきます。
口に入れるとウニがごはん一粒一粒にからみつくような感じで、
濃厚なウニの風味が口いっぱいに広がります。

車エビ 直前に茹でてひと肌くらいの温かさで供されるエビは、口に入れる前からいい香り。
紅白の色合いと端正な姿かたちが美しい華やかな一品。
しっかりとした甘みとプリッとした食感、その後に広がる香りまでおいしい。

穴子 一貫のにぎりを半分に切り分けて、ツメを塗ったものと、ワサビと塩でいただくものと二つの味で。
穴子自体とろけるようなやわらかさで、すし飯としっくり馴染んでいます。
甘いツメのも、さっぱりとしたワサビのものも、甲乙つけがたくどっちも旨かった。

玉子焼き は甘さ控えめのデザート感覚で。

お椀は自家製のカラスミを贅沢にもお茶漬けで!
三つ葉とあられをあしらって、おいしい出汁を張ったお茶漬けは、
カラスミのやさしい塩気と香りがとても上品。
これまでの贅沢な食事の時間を、贅沢な気分で締めくくってくれました。

九州を中心に集められたご主人こだわりの食材の、
すべてに手間と技をかけて提供される料理とお鮨は、
どれも食べていて楽しくなるようなものばかり。
さりげなく出てくる品には、隅々までご主人の目が行き届いていて、
まさしく最高のおもてなしです。

お一人でやられているので「テンポよく」とはいかない部分もありましたが、
それを埋めるお人柄と気配りが感じられるのであまり気にもなりません。
訪福の際にはぜひまた伺いたくなるような、いいお店です。

  • マグロ中トロ
  • 車エビ
  • 穴子

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4位

焼鳥 修 (金沢文庫、海の公園南口 / 焼き鳥、鳥料理)

9回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/07訪問 2023/06/14

部位ごとに異なる味わいの食べ比べができる旨い店

鮮度のいい鶏を、一本一本炭火で丁寧に焼いた焼鳥をはじめ、鶏料理や一品料理、さらにレアものを含む各地の焼酎や地酒などが楽しめることで、毎晩お客が引きも切らない地元の焼鳥屋さん。

何を頼んでも手堅くおいしいので、基本的には自分の好きなものを注文すればいいのですが、メニューに「おすすめ」と書いてあるものは押さえておいて間違いありません。

焼鳥以外のメニューは「本日のおすすめ」から。鶏刺しや馬刺し、地の魚介系刺身もなかなかです。


海老姿焼き(お通し)
焼鳥 修の定番スターター。

ねっく・¥150
白レバー・¥200
修といえばコレ的な、不動の串焼き2品

はつ・¥150
砂肝・¥150
下処理とカットの丁寧さが串からにじみ出ているかのような美しさ

梅しそささみ・¥250
柚子胡椒ささみ・¥250
わさび醤油ささみ・¥250
ふんわりしっとり中はレアでボリューミーなささみ串

手羽先串・¥300
特製つくね・¥200
手羽餃子・¥250
豚シロ・¥200
しっかりジューシーな濃厚系串焼き。素材の味わいもしっかり。

白レバータタキ・¥600
鶏ネックの山かけ・¥600
鶏の一品料理から。食べなくてもおいしさがわかる皿。

熊本直送!!馬刺・¥1,500
新鮮な馬刺し。もちろんコウネも。

ウメ水晶〈ナンコツ梅肉〉・¥500
カキの塩辛・¥500
赤貝のヒモ刺・¥550
お酒にピッタリなアテ。

〆の汁物
鶏スープ焼きおにぎり・¥400
炭火で香ばしく焼き上げたおにぎりが、旨みたっぷりのスープにダイブ。
おなか一杯からでも注文すべき〆の一品。

旨味のある肉、ジューシーな脂肪など、部位ごとに異なるバラエティー豊かな味わいが楽しめるいいお店。さらに1本1本が端正で美しいのも、焼鳥修のすごいところ。
いつ来てもアットホームで和やかな雰囲気があり、居心地も文句なしのいいお店です。
鮮度のいい鶏を丁寧に焼いた串焼きをはじめ、お薦めの鶏料理や一品料理、さらにレアものを含む各地の焼酎や地酒などが楽しめる地元で大人気の焼鳥屋さん。
基本的には何を頼んでもおいしいので好きなものを注文すればいいのですが、メニューに「おススメ」と書いてあるものは本当におすすめなのでトライしてみましょう。

鶏はつのタタキ・¥400
新鮮なハツならではの一品。筋肉質でサクッとした歯ざわりで淡白な味わいのハツを生姜醤油であっさりと。

梅水晶・¥500
コリっとしたナンコツと丁寧にたたいた梅肉の和えもの。お酒に合わせてちびちびといただきます。

白レバー・¥200
甘みと旨みが濃厚で舌ざわりはトロッとなめらか。口に入れるとタレの甘みと同時に白レバーのコクが広がります。

み(もも)・¥150
シンプルでスタンダードな1本だからこそわかる鶏の質のよさと焼き加減の妙。

はつ・¥150
サクッと軽い食感に焼き上げたクセのないハツの味わいを引き立てるほどよい塩気のさっぱりとした一串。

特製つくね・¥200
棒状にまとめられ、表面をカリッと丁寧に焼き上げられたタレのつくねを、濃厚な卵黄と甘ダレにつけて。

砂肝・¥150
サックリした食感、淡白な味わいの中に独特の風味と甘み。結晶化した焼き塩が砂肝の味わいを引き立てます。

なんこつ(ひざ)・¥150
コリコリとした肉付きの軟骨を香ばしくジューシーに。表面のこんがり感と塩加減が絶妙。

やげん軟骨・¥250
コリッ・サクッとした胸骨の軟骨&たっぷりついたやわらかな肉の取り合わせが楽しい。

手羽先串・¥300
パリッとした皮、筋肉質で旨みの濃い肉、溶けだす甘い脂の三位一体がたまらないのが手羽先。骨から染みだすエキスの旨さも加わって、コクのある深い味わいが楽しめます。

手羽餃子・¥250
手羽先の中に餃子の餡をぎっしりと詰めて焼き上げたおすすめメニュー。ラー油ポン酢で骨までバリバリと。
今日のは少し焦げ気味…。

ねっく・¥150
締まりのある食感に旨みと脂が凝縮された稀少部位。肉の旨みが感じられる塩がベスト。

豚シロ・¥200
豚の大腸部分。やさしい甘みとコクのあるマイルドな味わい。独特の風味とタレのコクと甘さがベストマッチ。

梅しそささみ・¥250/柚子胡椒ささみ・¥250/わさび醤油ささみ・¥250
ふっくらしっとりとレアめに焼き上げられた淡白な味わいのささみを、ささみによく合うさっぱりアレンジで。

鶏スープ焼きおにぎり・¥400
じっくりと煮出した白湯系鶏スープに、香ばしい焼きおにぎりの取り合わせ。鶏スープがじわっと体に沁み込むような、滋味深い〆の一品。

「串に刺した鶏肉を塩味で焼いたもの」というシンプルさながら、一串一串にことなる味わいがあり、最後までまったく飽きさせないレベルの高さ。定番ものから希少部位まで、どれも丁寧な仕事でおいしく提供してくれるいいお店です。
新鮮な鶏を丁寧に焼いた串焼きやお薦めの鶏料理、お刺身や季節ものなどの「お酒によく合う旨いもの」がある地元のいいお店。料理がすすむ地酒や焼酎なども豊富に揃っています。

毎回頼む白レバーやねっくなどは、毎回期待を裏切らないおいしさがあるので感想は省略し、
この日いただいたものの中から初出のものと、特に出色のもの、印象に残ったものの感想だけメモします。

海老姿焼き(お通し)
香ばしく焼いてあるのでアタマから尾まで全部食べられます。新鮮なのでミソも甘くておいしいです。

梅水晶・¥500
コリっとしたナンコツと丁寧にたたいた梅肉の和えもの。お酒に合わせてちびちびといただきます。

熊本産馬刺・¥1,500
新鮮な赤身の部分と、口どけのよい脂身であるたてがみの部分をさらしタマネギと一緒にニンニク醤油で。紅白のコントラストが鮮やかな新鮮な馬刺です。

鶏はつのタタキ・¥400
新鮮なハツならではの一品。筋肉質でサクッとした歯ざわりで淡白な味わいのハツを生姜醤油であっさりと。

はつ・¥150
サクッと軽い食感に焼かれたくさみのないハツの味わいを引き立てるほどよい塩気のさっぱりとした一串。

ぼんじり・¥150
尾骨のまわりの部分。鶏皮よりもサックリで、脂を多く含んだジューシーな味わい。

豚シロ・¥200
豚の大腸部分。マイルドでやさしい甘みに、独特のかすかな風味。タレのコクと甘さがドンピシャな旨さ。少し焦げたところがまた旨いです。

豚カシラ・¥200
豚のこめかみの部分。ほどよい弾力の中にしっかりとした味わいのある部位。

梅しそささみ・¥250/柚子胡椒ささみ・¥250/わさび醤油ささみ・¥250
ふっくらしっとりとレアめに焼き上げられた淡白な味わいのささみを、ささみによく合うさっぱりとしたアレンジで。

特製つくね・¥200
棒状にまとめられ、表面をカリッと丁寧に焼き上げられたタレのつくねを、濃厚な卵黄につけて。

手羽餃子・¥250
手羽先の中に餃子の餡を詰めて焼き上げたおすすめメニューをラー油ポン酢で。

定番料理は言うに及ばず、一品料理や季節限定料理など「お酒によく合う旨いもの」がいっぱい。
「旨いものがさらに欲しくなるいいお酒」が豊富に揃っているので、いつ行っても満足できます。
新鮮ないい鶏を丁寧に焼いた串焼きや、お薦めの鶏料理と一品料理、さらにレアものを含む各地の地酒や焼酎などが楽しめる地元で大人気のお店。
今回はこの日にいただいた串ものすべてに一言で感想を。ちなみにぜんぶおいしかったです。

カキ串・¥300
ぷっくり大粒のカキを中心が人肌程度の絶妙な火入れで。旨い!

かわ・¥200
表面はカリッと、噛みしめるとクニュッと心地よい焼き加減。ジュワッと染み出る脂がおいしい。

梅しそささみ・¥250
梅肉と大葉の香りが食欲をそそります。

柚子胡椒ささみ・¥250
柚子の香りとほどよい塩気の柚子胡椒でピリッと締まったささみ。

わさび醤油ささみ・¥250
ふっくらしっとりのささみをシンプルにわさび醤油で。

白レバー・¥200
修に行ったら(たぶん)みんなが頼む看板メニュー。レバーの概念を変えてくれた逸品。

砂肝・¥150
サックリした食感、淡白な味わいの中に独特の風味と甘み。塩で砂肝の味わいが引き立ちます。

手羽餃子・¥250
手羽先の中に餃子の餡を詰めて焼き上げたおすすめメニューをラー油ポン酢で。

なんこつ(ひざ)・¥150
コリコリとした肉付きの軟骨を香ばしくジューシーに。

やげん軟骨・¥250
コリッ・サクッとした胸骨の軟骨とたっぷりついたやわらかな肉の取り合わせが楽しい。

ねっく・¥150
キュッとした締まりのある希少部位は、コクのある肉汁と甘い脂がたっぷり。

はつ・¥150
丁寧に血抜きされてくさみのないハツ。サクッとした歯触りでさっぱりとした味わい。

はつもと・¥200
レバーとハツをつなぐ太い血管のような部位。クニュとした食感でハツに近い味わい。

醤油焼きおにぎり(味噌汁付き)・¥250
軽く炙って焦げめが香ばしいおにぎり。たっぷりの削り節が香りと旨みをプラス。この時点ですでに旨いが確定。
さらに箸休めのたくあんと、ダシの効いたアツアツの味噌汁がとどめの旨さ。毎回この味噌汁だけ〆に欲しいです。

塩味の鶏ばっかり食べているのに最後までまったく飽きさせないレベルの高さ。
定番ものから希少部位まで、どれも丁寧な仕事でおいしく提供してくれるいいお店です。
新鮮な鶏を丁寧に焼いた串焼きやお薦めの鶏料理、お刺身や季節ものなどの「お酒によく合う旨いもの」がある地元のいいお店。料理がすすむ地酒や焼酎なども豊富に揃っています。

毎回頼む白レバーやねっくなどは、毎回期待を裏切らないおいしさがあるので感想は省略し、
この日いただいたものの中から初出のものと、特に出色のもの、印象に残ったものの感想だけメモします。

カキ串・¥300
写真の通り、身がパンパンに張った大ぶりのカキをさっと焼いた一串。火入れが絶妙で芯までほんのりと温かく、旨みがあふれ出てきます。「これだけ何本も食べて帰ってもいい」というメモが残っているほどおいしかったようです。

神戸牛すじ煮込み・¥550
修さんの「絶対おススメな料理」に挙げられている一品。じっくりと煮込まれてトロっとやわらかなのに肉の味がしっかりとするおいしい牛すじ。汁を吸ったやわらかなダイコンやニンジンも旨いです。

白子ポンズ・¥700
暖冬の影響からか、まだ大きくなっていない白子。修さんで初めてハズした料理かも。残念。

やげん軟骨・¥250
コリコリとした軟骨に、肉がたっぷりと付いた食べ応えのある一串。塩がその旨さを引き立てています。

何を頼んでも旨いというレベルと満足度の高いお店なので、普通レベルの白子でもガッカリという結果に。
あくまで他の料理のレベルとの比較なので、修さんがいいお店であることにはまったく変わりないのですが。
新鮮ないい鶏を丁寧に焼いた串焼きや、お薦めの鶏料理とレアものを含む各地の地酒なども楽しめる地元のお店。
実は海鮮ものも美味しかったりします。

白子ポンズ・¥650
大きく育ってとろっとした甘味の強い白子を、もみじおろしとポン酢でさっぱりと。
ツマがわりの玉ネギは、一緒に食べると白子の繊細な味わいが台無しなので、最後に残ったポン酢でマリネにしていただきましょう。

白レバー串・¥200
レバー特有のクセがほとんどなく、甘みと旨みが濃厚で舌ざわりはトロッとなめらか。口に入れるとタレの甘みと同時に、白レバーのコクと香りが広がります。

梅しそささみ・¥250/柚子胡椒ささみ・¥250/わさび醤油ささみ・¥250
中心はレアめに、しっとりふっくらと焼き上げられたささみ。一串一串ボリュームがあります。
歯切れがよくやわらかでさっぱりと淡白な味わいの肉を、さっぱりとした味でいただきます。

定番は言うに及ばず、季節ものなども「お酒によく合う旨いもの」がいっぱいです。
たちが悪いのは「旨いものがさらに欲しくなるいいお酒」が揃っているところ。
新鮮ないい鶏を丁寧に焼いた串焼きや、お薦めの鶏料理とレアものを含む各地の地酒なども楽しめる地元のお店。
今回は串ものの写真がなかったので、「本日のお薦めメニュー」の鶏一品料理から2品。

熟成鶏ももタタキ・¥750
「限定4食」と書いてあったので、煽りに乗って注文。
厚みがあって食べ応えのあるもも肉で、押し返すような弾力のある肉質、噛むほどに濃厚なコクと旨みがたっぷりとにじみ出てきます。最近(2017年現在)のメニューでは見かけないので、本当にレアなメニューだったようです。食べておいてよかった。

鶏わさの生ウニのせ・¥650
さっと湯引きしたさっぱり新鮮なささみを濃厚な生ウニと一緒に。しっとりとしたささみにトロっと絡むウニがたまりません。
おいしい鶏×おいしい珍味=お酒にぴったりな一品。

修さんの「限定」は煽り文句ではなく、本当に限定なので要注意です。
ちなみに「おすすめ」と書いてあるのは間違いなく「おすすめ」なので要チェック。
金沢文庫駅東口にある「すずらん通り商店街」の中ほどの路地を入ったところにある焼鳥屋さん。
このすずらん通り周辺には焼鳥屋さんがなぜかたくさんあるのですが、誰に聞いても「旨い」と評判なのがこちらの修さん。
なのでいつも混んでいて、タイミングが悪いと入れません。

年に数度はお邪魔するのですが、すっかり食べログ書くのを後回しにしているうちに溜まってしまったので、いちど整理がてらまとめてアップします。
メニューごとの感想は、初出のものと、特に出色のもの、印象に残ったものだけにします。

鶏わさの生ウニのせ・¥650
さっと湯引きしたささみを生ウニと一緒に。さっぱりとした鶏わさに、濃厚なウニの取り合わせは、お酒にぴったり。

白レバーのたたき・¥550
くさみのまったくない新鮮そのものの白レバーは、とろっとした舌触りに甘くコクのある味わい。
ちなみに私はレバーが苦手ですが、修さんでは積極的にいただきます。

ねっく・¥150
いつも塩でお願いするのですが、今回初めてタレと食べ比べ。
締まりのある食感に旨みと脂が凝縮された部位なので、さっぱりとした塩がベストですが、
タレの甘みにも負けない肉の旨みの濃厚さがあるので、こちらもなかなかの味わい。

白レバー・¥200
ねっく・¥150
はつ・¥150
かわ・¥200
特製つくね・¥200
梅しそささみ・¥250


焼鳥丼・¥700
モモの塩焼に白髪ネギ、小ネギ、刻み海苔をあしらった丼。わさびでさっぱりといただきます。
焼鳥もたっぷりと入っていて、わりと食べ応えがあるのでおなかに若干の余裕が必要かも。

鶏がらラーメン(塩)・¥600
塩・味噌・醤油から選べます。こちらのスープは鶏のダシがよく出ていて旨いので、シンプルな塩がおすすめ。
焼鳥と玉子、焼海苔のトッピングに、薬味は白髪ネギと小ネギ。おろしニンニクと辛味噌は別皿で。
麺はウエーブのかかった細麺で、滋味深いスープとの相性はバッチリ。焼鳥屋の〆のラーメンのレベルは超えています。
スープが旨いので、麺を替えて鶏チャーシューなんか入れたら、一気に専門店レベルです。

基本的に何を食べても旨いので、満足できないで退店したことはありません。
定番ものも季節ものもおいしいし、お酒も種類豊富なので楽しめます。
サービスもみなさん明るく丁寧なので、不快なこともまずあり得ません。
総じて”いいお店”です。
京浜急行・金沢文庫駅の東口にある「すずらん通り商店街」の中ほど、
路地を少し入ったところにある焼鳥屋さん。

さほど広くない店内は、カウンター席とテーブル席で構成。
テーブルや椅子はもちろん、トイレなども掃除が行き届いており、
煙の匂いやべたつきもなく、清潔そのものです。

地元でも評判のお店なので、オープン直後から閉店まで、
いつもお客さんで賑わっているイメージです。
この日は休日の18:00過ぎの訪問でしたが、すでに席は7割程度の入り。
その後ほどなく満席となりました。

今回のお目当ては、なんといってもこちらの名物「白レバー」。
本当に楽しみにしてうかがいました。
※ちなみに私はレバーが大の苦手で、他のお店では一切食べません(笑)

以下、この日のメニューをいただいた順に、覚えている限り記してみます。


【お通し】
自家製の辛味噌をつけていただく「生キャベツ」と、「車海老の塩焼き」というなんとも豪華な二本立て。
車海老は尾頭付きで香ばしく、海老味噌のコクがバッチリ、身はしっとりとみずみずしく焼き上げられています。
たかが「お通し」と侮っていると、先制パンチを喰らいます。

【赤鶏たたき・¥650】
さらし玉ねぎをたっぷり敷詰めた鶏のたたき。刻み生姜の風味がよく効いています。
鶏自体は、もっちりとした程よい弾力があり、それでいて歯切れもよく、食べ応えがあります。
新鮮そのものの鶏はくさみがなく、むしろやさしいよい香りがするくらい。
たっぷりの薬味と一緒にいただくので、さっぱりといただけます。

【ねっく・¥150】
その名の通り、鶏の首の肉です。一羽の鶏からほんの少ししか取れない貴重な部分で、
個人的には鶏の中で最も好きな部位のひとつです。どこのお店でもあれば必ず注文します。
よく動く首の筋肉の部分なので、当然身が締まっており、キュッとした噛みごたえ。
食感に弾力があり、旨味が濃く、噛むほどに肉汁が染み出てくる、味わいのある部位です。
適度に脂も乗っていて本当に旨いです。

【ぼんじり・¥150】
尾骨の周りにある三角形の肉で、当然一羽からほんのわずかしか取れない貴重な部分。
一串で鶏4羽分ということですね。
鶏の中でも最も脂がのっている部位なので、脂がじゅわっと染み出るジューシーでとろけるような口当たり。
よく動く部分でもあるので、格別な味わいです。

【かわ・¥200】
下ごしらえの方法や焼き方で仕上がりがまったく異なる部位なので、お店の色がでる一品。
脂の多い部分なので、焦げたり火の通りにムラができたりしやすい部位なのですが、
こちらの「かわ」は、じっくりと丁寧に焼いてあるので、ほどよく脂が落ちてサックリとした食感。
それでいて内側は皮のふっくらとした感じも残されているので、とても旨いです。

【み(もも肉)・¥150】
運動量の多い部分なので、締りのよい肉質と、適度な脂肪分が特徴な部位。
やわらかいながらも弾力があり、鶏本来の旨味が豊かでコクのある味わいがします。

【なんこつ・¥150】
コリコリとした軟骨部分と肉の旨味が同時に楽しめる一串。
軟骨部分と肉部分は火の通りのタイミングが異なるので、なかなかおいしく焼けたものにありつけないのですが、
こちらの「なんこつ」は軟骨と肉の焼加減が絶妙で、どっちの良さも同時に味わえます。まさに職人技!

【白レバー・¥200】
白レバーは、通常のレバーと同じ、鶏の肝臓です。それではなにが違うのかというと、
数百羽に一羽程度の割合で、普通の赤いレバーとは異なる、ピンク色がかった脂ののったレバーをもつ鶏がいるそうです。
その貴重なレバーのことを「白レバー」と呼ぶんだそうです。
こちらのお店でもイチオシの「白レバー」。肝心のお味はというと、とろっとしたコクの中に濃厚な甘みが感じられて、もう格別!
レバーが大嫌いな私が唯一積極的に注文するのが、こちらのお店の「白レバー」なのです。
お店の商品キャッチでは「フォアグラのような」と紹介されていますが、
人工的に肥大させたガチョウの肝臓とは違い、自然な甘みと香り、後味の良さは、
その辺のベタベタしたフォアグラの及ぶところではありません。
必食の一串だとおすすめしたいのですが、人気が出すぎて売り切れても困るので、なんとも複雑な心境です…。

【神戸牛ホルモン串・¥300】
新鮮でふわふわとした脂身をたっぷり残したホルモンの串焼き。しっかりと焼くことで余分な脂は落としてあります。
熱々でとろけるような脂が口の中にジュワッと飛び出てくるのがたまりません。焦げ目が香ばしいので食欲をそそられます。

【白レバーパテ・¥600】
白レバーの焼鳥のおいしさに便乗して追加注文してみました。
表面はサックリ、中はふっくらと炙られたパンにたっぷりと乗っけていただきます。
しっとりとなめらかなパテは、香辛料やお酒は控えめで、レバー本来の香りや甘み旨みを活かした一品。
濃厚さやコクは控えめですが、自然で素朴な田舎風パテといった感じ。
キンキンに冷えた白ワインなどがよく合いそうです。

【梅しそささみ・¥250】
あっさり淡白な味わいと肉質の柔らかさが特徴的で、ヘルシーな食材として扱われることの多いささみ。
大ぶりにカットされているせいもあり、中はしっとりとしていて食べ応えも十分。
さすがに焼加減が◎なので、パサつき感はゼロです。
あっさりとした肉に、あっさりとした梅としその酸味と香りがぴったり!
肉の味わいも十分に楽しめる、ヘルシーながらも満足度の高い一串です。

【砂肝・¥150】
サクサク、シャキシャキとした歯触りと、弾力のある噛みごたえが楽しい砂肝。
内臓の割にはくさみやクセがないので、内臓系が苦手な人にもOKな部位です。
硬いスジの部分を取り除くための下処理が面倒な部位なのですが、
さすがに仕込みが丁寧なので、食べやすく、砂肝の旨さ全開の一串に仕上がっています。

【豚カシラ・¥200】
一般的には豚のホホやコメカミの部分を指すことが多いそうです。
よく動く部分なので、食感はほどよく締まりがあって、旨味もしっかりと感じられます。
脂の乗りもあるので、噛みしめるとおいしさがジュワっと溢れ出ます。

【手羽餃子・¥250】
脂肪分とゼラチン質が豊富でコクのある手羽先は、部位の特性上、肉の部分が少ないです。
それを補って余りある具材を、手羽の部分にみっちり詰め込んだのが、こちらの手羽餃子。
パリッとはじける香ばしい皮の中には、肉汁たっぷりの餡がぎっしりです!
醤油酢ベースの餃子のタレが、肉のおいしさをぐいっと引き立てます。
個人的には柚子胡椒なんか付けても旨いなーなんて思いながら、軟骨までしっかりと堪能しました。

【はつもと・¥200】
鶏のはつ(心臓)の上部と大動脈のつけ根の部分。一羽の鶏から取れる量なんてたかが知れているので、
串一本分を取るのに、はたして何羽の鶏が必要なのかと考えると非常に貴重な一品に思えます。
しかも下処理や串に刺す際の手間、焼くときの注意なんてことまで考えてしまうと、真剣に味わわないともったいないです。
そんな貴重なはつもとのお味はというと、コリコリ・プリプリとした感じのお肉からにじみ出るジューシーな旨味と脂。これが絶品!
焼きすぎると、すぐに身は縮み、旨味や脂がどんどん減ってしまうような部位なので、
生でもなく、半生でもなく、それで焼きすぎないような、ギリギリのところを見極める手腕に脱帽です。
個人的に、素材の旨味を引きだした塩焼きでいただくことをおすすめします。

【鶏スープ焼きおにぎり・¥400】
じっくりと煮出して白濁した鶏スープに、香ばしい焼きおにぎりの取り合わせ。
レンゲで少しずつおにぎりを崩しながらいただきます。
鶏スープの体に沁み込むような滋味が締めの一品として完璧!
ごはんで締められる日本人でよかったなーとしみじみ思います。
個人的にはスープに浮かんだ削り節は不要な気がします。せっかくのスープの邪魔になっているようです。
それだけスープのレベルが高いとも言えるのですが…。


一通りいただいて思うのは、こちらのお店が連日繁盛しているその理由です。
素材である鶏が、新鮮でよいものを使っているというのはもちろんなのですが、
それに加えてひとつひとつきちんと丁寧な仕事がなされていることに、このお店の美味しさがあるのだと思います。
きっと店主さんが、それぞれの部位の特性にあわせた仕込みや焼加減、味つけなど、
細部にいたるまでこだわっているのだろうと思います。

一本100円~200円の焼鳥に込められた膨大な手間とこだわり。
そして、それがさり気なく行われていることこそが、このお店の繁盛の秘訣なのだ思います。

おいしい料理をいただけるお店は他にもあると思いますが、
たのしい食事をいただけるお店は貴重だと思います。

なんて堅苦しいことを考えずに、気軽に楽しめるのが「焼鳥修」のいいところです。
ごちそうさまでした!

  • ねっく
  • 白レバー
  • 手羽餃子

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5位

炭焼 鳥佳 (上大岡 / 焼き鳥、居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/11訪問 2024/10/29

旨い串焼きと絶品もつ煮込み。本物の味を良心価格で。

1972年創業、上大岡エリアでは有名な炭火焼の焼鳥専門店。

外観も中の造りも昔懐かしい、というか昔のままの味のある雰囲気のお店ですが、掃除が行き届いていて清潔感があります。

新鮮な素材を備長炭で焼き上げる串ものを中心に、旬の刺身や一品料理も充実。冷凍物は一切使わないというこだわりがあるのだとか。料理に合わせる地酒やアルコール類も豊富にラインナップされています。
そんな鳥佳さんのスペシャリテは、"新鮮"なレバーと"秘伝"の牛もつ煮込み。ということでこれを押さえつつ串もの中心でいただきました。

牛もつ煮込み・¥500
「煮込みの達人」と呼ばれる上大岡のレジェンドから譲り受けたという秘伝のレシピで40年作り続けているという伝統の一品。トロトロに煮込まれたもつの旨さ、脂身の甘み、汁のコクと味わい、確かに旨い。これとごはんで定食にして欲しいくらい。周りの目を盗んで全汁マスト。

≪豚串≫
レバー・¥160 レバ刺しでいけるほど新鮮さに自信ありなレバーをレアで。プリプリの食感、濃厚ながらクセのない味わいを秘伝のタレでいただきます。
シロ・¥180 トロトロの脂にこげたタレがぴったり。
かしら・¥160 噛みしめると旨みがあふれ出します。
タン・¥180 サクッとした歯触り。

≪鳥串≫
砂肝・¥160 立派なサイズの砂肝。新鮮なのでいい風味。ザクザク食感が楽しい。
うずら~・¥250 中はトロっと半熟!大きなサプライズ!必食!
ボンボチ・¥250 鶏の脂の旨みを思う存分堪能。
鳥ねぎ・¥180 スタンダードなメニューだからこそわかるレベルの高さ。肉はもちろん、ネギの火入れが絶妙。

≪牛串≫
さがり・¥400 これはもうステーキ。特有の旨さあふれる逸品。

≪巻き物≫
鳥佳巻・¥250 お店の名前を冠した創作串。味はもちろん、食感もおもしろい。
アスパラ巻・¥250 大胆に皿からはみ出すほどインパクトありな立派なアスパラ。
チーズ巻・¥250 焼いたチーズの旨さに肉の旨さという反則すれすれの一串。

≪野菜≫
シイタケ・¥150
銀杏・¥180 秋ならではの大人の味わい。

≪〆≫
親子丼・¥800 ゴロゴロ焼鳥にフワトロ玉子、さらに黄身のコクを足すという贅沢な〆の一品。丼タレと玉子が絡んだごはんに箸が止まりません。

串ものはどれも大ぶりにカットされていて、ボリューム的にもとても満足度が高いです。オーダーが詰まっていても一本一本丁寧に焼き上げているようで、素材が活きた炭火焼が楽しめます。

スタッフさんもみなさん明るく活気のある接客で、常連さんは自分の家のように、新規の我々にも丁寧で親しみやすい距離感でのサービスで、終始リラックスして食事することができました。

いつも満席で予約も困難という大人気なお店ですが、がんばって行く価値のあるいいお店です。

  • レバー
  • うずら~
  • 牛もつ煮込み

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6位

好信楽 西中洲 (中洲川端、天神南、櫛田神社前 / 馬肉料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/01訪問 2017/02/05

馬肉の魅力を余すことなく堪能できる名店

博多西中洲にある馬肉料理の名店。以前は馬肉料理の本場・
熊本でやられていたそうですが、縁あってこの福岡に移転されたとのこと。
馬刺しや馬焼きの他、馬肉を使ったいろいろな創作料理がいただけます。

にじり口を入ると、一文字の掘りごたつ式のカウンター。
店内は和モダンな空間で、とても落ち着いた雰囲気です。

こちらの馬肉は、カナダ産まれの熊本育ちのエリートを
厳選して仕入れているのだそうです。
料理は、馬刺・馬肉料理・馬の酒肴・馬焼き・〆まですべて馬肉料理で、
一人であれこれ食べるには量が多いなと思っていたのですが、
ご主人の計らいで盛り合わせにしていただきました。

まずはお刺身から。
馬刺し(¥2,376)・馬レバー刺し(¥1,404)の盛り合わせです。
馬レバーは希少なので早い者勝ち。当然お願いしました。

刺身を待つあいだ、お通しの凍り豆腐の煮物をいただきます。
シイタケ、ニンジン、枝豆などと一緒に炊いて冷製にしてあります。
ほんのりと酸味のあるさっぱりとしたダシが滲みていて、
素材ごとの食感もあり、とくにシイタケと凍り豆腐は
ダシ汁がじゅわっとあふれ出てきてなかなかおいしいです。

馬刺し
A5の和牛のようなしっかりとしたサシの入った肉とこうね(たてがみ)。
ツマはさらし玉ネギと大葉。
おろし生姜とおろしニンニクを薬味に九州の醤油でいただきます。
肉の部分はとても風味がよく甘みがあり、
サシがまったく気にならないほど口どけがよく、あと味もさらっとしています。
こうねは脂身ですが、これもさらっとしたいい脂で、
口の中に甘い芳香を残してすっととけていきました。

馬レバー刺しは角切りで、 ごま油塩かカラシ醤油でいただきます。
新鮮そのもののレバーは、とにかく甘くて旨い!なめらかでやわらかいのに、
ぷりっとハリのある食感も楽しめるあるレバーで、クサ味やクセがまったくなく、
とにかく甘みが強く、やさしい風味があり、あと味もさっぱり。
これまで食べたどんな鶏・豚・牛のレバーよりもインパクトのあるおいしさで、
このレバーのために飛行機に乗る価値があると思えるほど。

馬ヒレのにんにく醤油漬け・¥1,620
ヒレ肉をローストして、青森産のにんにく醤油ダレに漬けこんだ、
ローストビーフのような一品に、ホースラディッシュを添えて。
これもハーフで作っていただきました。
ミディアムレアめの仕上がりで、しっとりとやわらかいです。
火が入っているので香ばしさもあり、噛みしめると肉汁がじわっとしみ出てきます。

馬焼きは、ひも、びんた、はらみ、くらした、心根、ホルモンの6種類で、
一人前¥1,512~¥1,620。これも盛り合わせにしていただきました。

馬焼き盛り合わせ
ひも、くらした、ひれ、びんたの盛り合わせ。
陶板のコンロで、ニラと玉ネギと一緒に焼きながら、
昆布ダシとニンニクの特製ダレ、レモン汁、粗塩でいただきます。

ひも(肋骨のあいだ)は、脂身を挟んだ締りのある肉で、
キュッとした歯ごたえを感じます。コクのある旨みの詰まった味わい。

くらした(肩ロース)は、しっかりとした身質でとにかく旨みが濃いです。
噛むほどに旨みがあふれ出てきます。

ヒレは、メニューには載っていない裏メニュー。
とにかくきめが細かく、なめらかな肉質です。
口に入れるとするっと飲み込んでしまいそうになるので要注意です。
陶板を注視しながら、レアに焼き上げるのがポイント。
特製ダレか粗塩でさっぱりといただきます。

びんた(ほほ肉)は、赤身の旨みが楽しめる部位。
よく動く部分なのにやわらかくて、赤身の持つ旨みが強く楽しめます。
噛んでいるあいだはずっと旨みがにじみ出てくるので、
いつまでも飲み込みたくなくなります。

1枚目は焼きあがりをそのままいただいて部位ごとの味わいの違いを楽しんで、
2枚目からは焼いたニラを巻いて一緒にいただきます。
ニラ自体も香りがよくてシャッキリとした歯触りのいいものなので、
馬の持ち味を損なうことなくバツグンの相性です。
特製ダレがとてもおいしく、馬肉の味わいを一層引き立てるものです。

馬のいろいろな部位をシンプルに食べさせる馬刺し、馬焼きはどれも最高の味わいで、
それぞれが持つ微妙な違いが楽しめました。
すべてが馬肉の料理なのに、最後までまったく飽きさせないのは、
素材のよさとご主人の料理のなせる技。

他所ではもう馬肉料理を食べられないのではと思ってしまうほど、
馬肉の魅力を余すことなく堪能できる名店です。

  • 馬刺し
  • 馬レバー刺し
  • 馬焼き盛り合わせ

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7位

料理屋 壱 (目黒、白金台、高輪台 / 居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/07訪問 2017/07/16

いい素材を活かした丁寧でストレートなおいしい和食

目黒通り上大崎交差点からほど近くの路地にある和食屋さん。
火水木の11:30~のランチは一種類の定食のみで、売切れ御免です。

さらしのカウンター席とテーブル席のみで20席くらい。
料理は作り置きではなく、その都度できたてアツアツの御膳が整い次第運ばれてきます。

日替わり御膳・¥900
豚の柔らか煮
余分な脂がすっかり抜けたトロトロの絶品。箸ですっと切れる柔らかさで、上質な豚のおいしさが楽しめます。餡も品がありながらしっかりとおいしく、付け合わせのチンゲン菜も新じゃかも、素材の味わいがとてもおいしいです。

ノルウェーサーモンのフライ
サクサクの衣にしっとりとしたサーモン。そのままでもおいしいのですが、少し醤油をつけるとすっかり和食の味わいに。醤油自体も旨みがあってキレのよい上質なものみたいです。ベビーリーフの爽やかな苦みが揚げものをさっぱりと。

小松菜のおひたし
えぐ味がまったくなく青菜のおいしさが濃い小松菜を、シャキッとした歯ざわりを残しておひたしに。おだしの味もおいしい。

御飯
ふっくらとした美しいごはん。粘りがあって粒立ちのしっかりした炊きたてアツアツのすごいごはん。最近食べた中で一番おいしいごはんかも。

赤出汁
たしかに赤出汁なのですが、八丁味噌独特の渋みや酸味がやさしく、米味噌のようなやわらかな味わいがあります。味噌の風味とダシの味が楽しめる旨い味噌汁です。

香の物
アツアツの料理や御飯の箸休めにぴったり。これと御飯と赤出汁だけでもどこまでもいけます。

器も凝っていて盛り付けも美しく、見た目にも楽しませてくれます。
いい素材といい調味料を使った、丁寧でストレートなおいしい料理をいただけるお店です。
夜もぜったいおいしいはずなので、機会を作って行ってみたいと思います。

  • 豚の柔らか煮
  • ノルウェーサーモンのフライ
  • 小松菜のおひたし

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8位

鮨 石島 (新富町、宝町、銀座一丁目 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/10訪問 2017/11/01

ひと口ごとに異なる味わい。美しくおいしいばらちらし

銀座一丁目のはずれ、むしろ最寄りは新富町という閑静なエリアにあるお鮨屋さん。

銀座で"海鮮丼"のおいしいお店を探したところ、こちらがヒットし評判もよさそうだったので、たいした前情報もなく急遽訪問。
お店の前にはお品書があり、ランチは、
・おまかせ寿司・¥4,000
・にぎり・¥1,500
・ばらちらし・¥1,500
の3本だったので、お目当てのばらちらしを頂くべく入店。

中に入ると待ちの先客が4名ほどいましたが、そんなにはかからないだろうと思い末尾で待つことに。実はそれが大きな誤算で、
・お客さんの多くが「おまかせ」を注文するため時間がかかる。
・「おまかせ」に限っては予約可能で、空席ができても【予約席】の札が出て、なかなか席が回ってこない。
といった感じで、なんだかんだで40分ほど待ってようやく着席できました。
ちなみに我々の退店時には10人以上のお待ちが出ていました。

ばらちらし・¥1,500
マグロ、中落ち、〆サバ、イカ、穴子、玉子焼き、白魚などがちりばめられたばらちらし。派手さや特別な演出はありませんが、しっかりと美しい一品です。「お味が付いているのでそのままどうぞ」とのことでしたので、全体にワサビをまぶしていただきます。

マグロの旨み、イカのコリコリとした食感、ふわふわした穴子、やさしい甘みにしっとりとした玉子焼き、白魚の爽やかなほろ苦さなど、ひと口ごとに異なるいろいろな味わいと食感が混ざり合って至福のおいしさです。
ひとつひとつの具材にきっちりと仕事がなされていてとてもおいしく、箸が止まらずあっという間にいただいてしまいました。


ランチもご主人自らつけ場に立ち、新規・常連問わずすべてのお客さんとコミュニケーションを取りながらお鮨を握り、ちらしを作り、若い人に指示を出す様子にとても好感が持てました。

ランチなら予約しておまかせをゆっくりと、または夜にも行った見たくなるようないいお鮨屋さんです。

  • ばらちらし
  • ばらちらし
  • 外観

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9位

ラーメン二郎 神田神保町店 (神保町、新御茶ノ水、小川町 / ラーメン)

3回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/05訪問 2020/07/11

豪快でありながらどこか美しさを感じる神保町二郎

現在40店舗近くも暖簾分けされたラーメン二郎の中でもトップクラスの人気と評判を誇る神田神保町店(個人的にもNo.1二郎)。

ラーメン店はもちろん、リーズナブルでおいしい飲食店が軒を連ねる神保町エリアで選択肢がたくさんあるのにもかかわらず、それでも人々は二郎に並びます。

掃除の行き届いた清潔感のある明るい店内でいただけるのは、ボリュームの多い二郎においてもさらにボリュームが多いといわれる正統派の二郎ラーメン。

ラーメン・¥700
店主のお人柄が反映されているかのような、豪快でありながら美しく盛り付けられたラーメン。

この日のスープは、ブタのダシがしっかりと抽出された旨みの詰まったスープに、角の取れたカエシだれと背脂の甘みという完ぺきなバランスで旨い。

自家製の麺は、密度が高く粉の旨みがぎゅっと凝縮され、小麦の香りがしっかりと感じられる旨い麺。後半はスープを吸って味が変化するのも楽しむことができて旨い。

厚切りで食べ応えのあるブタは、脂身多めの部分と赤身多めの部分をバランスよく混ぜてくれています。脂身多めのブタはトロトロとやわらかく、赤身多めのブタはしっとりやわらかでそれぞれ旨い。

ヤサイマシにしたヤサイは、キャベツ・モヤシとも本来の食感を残したシャキシャキの茹で加減。カラメのカエシダレがいい感じに絡んで旨い。

ニンニクは、最初はそっとしておいて、途中からスープに混ぜると味が変化して旨い。


いつ来ても期待を裏切らない、むしろ毎回なにかしら期待以上に楽しませてくれるラーメン二郎・神田神保町店。
「二郎が食えるうちはまだ健康」というバロメーターもあるので、最低年に一度は訪問して健康診断しないとですね。
いまや数多くのラーメン二郎がある中で、個人的にトップクラスの二郎が食えるのがこちら。
元々の清潔感に加え、移転後2か月という新しさと、かなり広めな採光部のおかげで、二郎らしくない(←失礼な表現)明るさの中で食事ができます。

小豚・¥800
あいかわらず丁寧でキレイな盛り付けのラーメン。ただ丼の重量はずっしり二郎級。
厚切りのブタが4枚とヤサイの下に隠しブタ。しっとりやわらかく脂の甘みと赤身の旨みがたのしめるいいブタです。そのままと、ヤサイと一緒に、スープにつけておいて、とき玉子に絡めて、といろいろな食べ方で楽しみました。
ヤサイはマシでボリュームたっぷり。キャベツ・モヤシとも素材の食感を残したシャキシャキとした茹で加減。カラメのカエシダレがいい感じに絡んで旨いです。
麺も粉の香りがする旨い麺。スープを吸って変化する後半もなかなかの味わい。

生玉子・¥50
溶いた卵でブタをすき焼き風にして食べるというのは知ってはいたものの、これまで自分には不要だと思っていた食べ方に今回はじめてチャレンジ。ブタだけじゃなく、ヤサイや麺をつけてもおいしいと思いました。感想は「なるほどー」といったところ。

今回は15:00頃に行ったところ誰も並んでいなくてラッキーと思いきや、まさかの「臨時休業」。
もう二郎スイッチが入ってしまっていたため、翌日わざわざ出かけて行くことになりました。
皆さんはメルマガや臨時休業日情報などをチェックしていくことをおすすめします。
2017年12月11日、13年もの長きにわたって営業していた場所から駿河台下交差点そばのに移転したラーメン二郎の中でもトップクラスの人気店。個人的には不動のNo.1二郎です。

ラーメン・¥700
移転直後にもかかわらず、味やクォリティはまったく変わらず。
脂身トロリの豚もおいしく、ヤサイの茹で加減も絶妙。麺はなめらかで、豚の旨みの詰まった奥深いスープ、醤油がこなれたカエシも旨い。大胆かつ丁寧なラーメンは健在でした。

残念なのは「二郎がダメだったときに用心棒でカバー」ができなくなってしまったこと。
これからはキッチンジローでカバーすることになりそうです。

  • ラーメン
  • 小豚
  • ラーメン

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10位

マグロマート (中野、新井薬師前、沼袋 / 海鮮、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/05訪問 2019/04/08

あらゆる部位を食べつくす、おいしく楽しいマグロワンダーランド

JR中野駅北口から徒歩で約7~8分ほど離れた住宅街にあるにもかかわらず、予約も困難な人気マグロ料理専門店。
当日フリー席を狙って、17:00のオープン前から店の前には人が集まるほどの大人気です。

看板や外装をはじめ、店内のオブジェやアート、メニューブックから食器に至るまで、ほぼすべてがマグロというマグロLOVE全開なこちらでは、マグロのあらゆる部位を使った創作メニューがいただけます。
ドリンクメニューも定番から日本酒・焼酎など豊富にそろっているので、料理に合わせたオーダーが可能です。

お通し・¥300
築地・吉岡屋のゴーヤの漬物とべったら漬けに、冷奴、生麩の盛り合わせ。冷奴にはボッタルガのパウダーがかかっています。

うめほね・¥400
梅肉にサメ軟骨を混ぜた梅水晶とネギトロを合わせたもの。ネギトロのねっとりさと、軟骨のコリコリ、とびっ子のプチプチも楽しめる一品。さっぱりとした定番スターター。

マグロユッケ・¥680
肉のようにしっかりとした食感の「のどうら肉」を使ったユッケ。卵黄をからめるとコクが増してさらに旨い。ごはんにもよく合いそうな一品。

マグロマート盛り・¥880(1人前)
国産生のホンマグロの赤身・中トロ・脳天・ベーゴマ(脳天の下の肉)・アゴ・ホホの6点盛り。
部位ごとに異なる味わいと食感が一度に楽しめる看板メニュー。ホホは石板で軽く焼いていただきました。

めのうら刺し・¥500
数量限定メニュー。まだクリアな目玉が新鮮さの証。筋肉質で締りのある食感なめのうらは味も濃厚で食べ応えがあります。ごくわずかながらクセがあるので、ショウガ醤油をたっぷりまぶしていただきました。

マグロの天ぷら・¥780
マグロの頭肉とチーズを大葉で巻いた天ぷら。バジル塩添え。大きめが6個とボリューム満点なので、小人数の終盤だとけっこうしんどいかも。できれば天つゆと大根おろしでさっぱりと食べたい一品。

マグ手羽・¥780
たっぷりと肉の付いた胸ビレのから揚げに、甘辛いタレをからめてゴマとトウガラシをまぶしたインパクトのある一品。よく動く部位なので肉の締りもよくとてもおいしいです。落ちたタレの絡んだキャベツもなかなかです。

料理はもちろん、360°マグロに囲まれた空間で、マグロワールドにどっぷり浸れるマグロ好きにはたまらないお店。高価なマグロも手ごろな価格で楽しめるのもうれしいところ。リピート必至なお店です。

※価格は税抜き
中野駅から徒歩で約5分、早稲田通りを越えた住宅街にあるマグロ料理専門店。
17:00のオープン前から店の前には人が集まり、予約もなかなか困難な大人気店です。

天井の高いオープンな空間の店内は、そこかしこにマグロのオブジェやアートが飾られ、
メニューもほぼすべてがマグロという徹底ぶり。

客層は、中野っぽい(?)学生を中心に、カップルや家族連れなど。全体的に若めです。
スタッフもきびきびとした動きで明るく丁寧で気持ちがよいです。

お通し・¥300
漬物2種に冷奴、生麩の盛り合わせ。冷奴にはボッタルガのパウダーがかかっています。

うめほね・¥400
梅肉に軟骨を混ぜた「梅水晶」とネギトロを合わせたもの。酸味のある梅とマグロの意外な取り合わせは…おいしいです。ねっとりしたネギトロにコリコリした軟骨とプチプチのとびっ子がいいマッチング。

あごわさ・¥480
居酒屋メニューの「タコわさ」のイメージで、少しスジのある赤身のこま切れとアゴの内側の軟骨をベースに、ワサビの茎葉と海苔の佃煮を混ぜた珍味。コリコリとしたマグロの軟骨の食感が楽しめます。

うにしょ・¥880
福井の雲丹醤(ウニのひしお)で本マグロを和え、イクラとトビッコを合わせた一皿。思わずアツアツのごはんか日本酒が欲しくなります。

あぶり・¥680
味噌ダレのかかったマグロの赤身の刺身を、ネギと一緒に石焼きのコンロで焼肉風に。生でいけるマグロなので焼き加減レアがおすすめ。

酢飯と海苔・¥330
うにしょやあごわさのレシーバーとして投入したのですが、これはダメ。酢飯がビチャってておいしくないし、海苔も低級品。

生うにめしのネギトロのっけ・¥980
生ウニを混ぜ込んだごはんに、ネギトロをのっけて、生ウニとイクラをトッピングした贅沢な一品。焼海苔で巻いてすこし醤油を落としていただきます。

なめろう茶漬け・¥630
味噌と青唐辛子と一緒に叩いたマグロのなめろうがのったダシ茶漬け。ネギとショウガと大葉の薬味がたっぷりのっています。
ダシで煮えたなめろうがおいしく、薬味の効果もあってかクサみもまったくありません。〆にはぴったりの一品です。

”素材重視”とかいってただ切って出すだけのような安易なメニューが一つもなく、すべての皿に工夫が凝らされているので、マグロ尽くしでもまったく飽きることなく楽しめます。
話題性だけではなく、コンセプトがしっかりと根付いていて、お店の真剣さが伝わってくるいいお店。
機会があればぜひ再訪したいお店です。

  • マグロマート盛り
  • マグロユッケ
  • めのうら刺し

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