takechan708さんが投稿したレ ファーブル ボンジュール(神奈川/江ノ島)の口コミ詳細

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レ ファーブル ボンジュール湘南江の島、江ノ島、片瀬江ノ島/ビストロ

9

  • 夜の点数:4.2

      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.4
      • |酒・ドリンク 3.4
9回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

ワンオペになってから初の訪問です

3月からワンオペになり、いろいろ試行錯誤されていたようですが、なんとなく落ち着いてきたような感じだったので久しぶりの訪問。
この日は、知人夫婦と4人での会食ですので、テーブル席。
他のお客さんも沢山いらっしゃっていて、8割ほどの入り。
配膳のお手伝いのアルバイトさんがいるのでなんとかなるのかな?

さあ、今日は4人なので、いろんなもの食べられるかな~。

オーダーは:
・白ワイン フランス ロワールのシャルドネ
 シャブリほど切れはないけど、飲みやすい白

・ポタージュ 玉ねぎとじゃがいも
 冷製です。この日それほど気温高くなかったので、暖かいのがあればよかったかも。

・メヒカリとラルドのパート包み揚げ
 ここの定番、パート包み揚げ。メヒカリ、ラルド、いずれも油っこいので、珍しくギトギトした感じでした。

・ホワイトアスパラ
  ボロブッフルという日本の地域でとれたアスパラガス(北海道ってシェフが言ってたような気もしますが、いったいどこ?Googleででてこない)
 ワンオーダ2本なので、2つお願いしました。
 素材のバリエーション、シェフの火の入れから、そしてタルタル的な玉子ベースのソースの味わい。 いろいろあって面白いですね。ほんとホワイトアスパラは楽しめます
・白身魚のプランチャ ほうれんそうのソースヴェール
 さわらが終わって、違う白身魚でしたが、名前忘れました。2づつ取り分けてのサーブ。
 ふわっとした白身とソースがあいますね。 

・鹿にあわせ赤ワイン
 ボルドーのカベルネ。 ちょうどよい重さ。

・エゾジカ肉のロティ 赤ワインビネガーソース
 4人で食べても量的に少ないと、それほど思わないのが流石。
 焼き具合もソースも素晴らしい。

・猪肉のフィジッリ
 二人だとなかなかパスタまでたどり着きませんが、今日は大丈夫
 猪肉のラグーが美味いです。

4人ですがここまででお腹は充分に充たされました。
ワンオペで大変そうでしたが、お手伝いしてくれる方もいたのでなんとか頑張ってましたね。
どうもご馳走様でした。

2025/05/10 更新

8回目

2025/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

また会いましょう!

とうとう2月末で最上さんがお辞めになるとのことで、日曜日に訪問。

まずスプマンテをいただき。メニューとにらめっこ。

・鶏白レバームース 獅子柚子ジャムサンド
 ジャムは変更になりますが、鉄板の定番前菜。なめらかなレバームースがたまりません

・ボイルハム
 自家製ハム。ハムサラダとしていただきます

・季節ポタージュ キク芋
 つれのオーダー。なめらかな舌触りの濃厚ポタージュ

・ワインは白と赤を一杯づついただきました。
 白は白桃のような甘味。赤はしっかりとしたタンニンが感じられるもの

・牛カイノミステーキ
 なんと、初オーダーかも。いつも鹿や鴨がいるとそっちに行ってしまうので、実は牛をオーダーまでたどり着かなかったのかも。この日は鹿も鴨もいなかったので、牛ステーキです
 いうまでもなく「火入れの魔術師」の作品ですので、絶妙な肉の味わい。ソースも間違いない。

 ボリュームは言うまでもなく、味わい豊かな肉、大満足です、ご馳走様です

・フォンダンショコラ×2 +コーヒー
 アイス添え。この季節に外せない一品。とろーりです

お二人、厨房で黙々と料理に取り組んでますが、いつもより静か。
食事しながら、なんだか、こころなしか厨房内の空気が澱んでいるような...と最上さんにお話ししたら、そこからいろいろ今後の話などに。シェフは本当にさみしそうです。
その後、もう一組の常連さんも加わって、今度の引っ越し先から湘南新宿ラインで通勤できるよ、とか、アルバイトに来たら?とか無茶ぶりです。

また、最上さんがお店に戻ってくることを期待して、「また会いましょう」

2025/02/20 更新

7回目

2024/12 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

2024年〆はここになりました

師走って言葉も、そうなの?って感じでスルーする今日この頃。それでも年末は年末。
マイレビさんが年末には気に入ったお店を訪問してその年を振り返る?行事をやってます。
それのパクリをやってみました(笑)。12月中にお気に入りのお店をなんとか回って、最後はここです。
思えば、2か月強前にここのソムリエさんがキャリアアップでいらっしゃらなくなるとのことで、ご挨拶がてらに伺って以来。ちょい間が空きましたね。今日は、その時にいなかったスーシェフとオーナーシェフの二人体制。

いつものように黒板眺めます。
ん~鹿か鴨か問題がまた発生。しかもこの日は「子鴨」、あまりおめにかからない。
スーシェフのお兄さんに「どんな感じでサーブされますか?」と聞いたら、”何てこと聞くんだ、この人”的な顔されて、普通に焼いてでます....と。あ~丸焼きじゃないのね、小さそうだからまるっと出てくるのかと...200g近くはあるそう。では、鹿を断念して、鴨で。
そうやって、また牛は選択肢にも挙がらず食べられないことに。

まず、白のワインをグラスで。
最初は、サーモンと野菜のゼリー寄せ。この日のコース前菜のようです。サーモンが美味い。
続いて、菊芋もポタージュ。上にのったスチームミルクと相まって、まろやか&濃厚
そして、ここの定番の一つ、パート揚げ。この日は白身魚とセロリ。外側の香ばしい薫りとほろっとした白身のコンビネーションがいいですね。
このへんで白のおかわり。
そして、お腹と相談。まだいけるな、ということで顔の前にボイルハムをオーダー。
ここで、次の鴨のために赤をグラスで。
ここの鴨、大きくて食べ応えがあります。でも今回は子鴨、やはり親ほどでかくないけど、充分な大きさ。柔らかな胸肉とポルト酒で作った甘めソースが王道のうまさを出してます。
やっぱ、鴨です。でも鹿も捨て難い~
そういえば、マグナカレールはフォアグラを取った後の、悪い言い方すれば産廃の再利用。
でも、子鴨は育てる時間は短いけど、コスト高そうですね。
さて、鴨を堪能したあと、デザートは、イチゴのモンブランとヌガーグラッセ+コーヒー。

この日、なんと!年末巡礼の真似をさせていただいた、マイレビさん+奥様と遭遇。なんどかすれ違いはありましたが、ちゃんとお話しさせていただいたのは、初めてです。今後ともよろしくです。

本日もお腹も舌も満足、御馳走様でした。来年、大変そうですがまた来ます~

  • サーモンゼリー寄せ

  • 菊芋のポタージュ

  • 白身魚パート揚げ

  • ボイルハム

  • 子鴨ポルト酒ソース

  • いつものやつ

  • イチゴモンブラン

2024/12/31 更新

6回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

サプライズ!仔羊は桁外れの美味さとボリュームでした

行こう、行こうと思っていたら、怠惰な自分、3か月ほどたってしまいました。
そんなある日、SNSでここのソムリエさんが9月末で辞められるとのことを知りました。ご挨拶かねて行ってみることに。

夕方、昼間よりましとはいえ、湿度が高くスティッキーな空気が不快な気候。
お店にはいって、さっそくスプマンテをいただきます。
黒板のメニューから”仔羊”を発見。ずっと食べたいと思っていたのですが、仔羊は初遭遇。頼みますよ~
さて、最近ここのメニュー構成が「小食」な人や、「おひとり様」対応なのか、一部の料理がハーフポーションが選択可能になりました。そして、あの鶏白レバームースは1ピースからオーダーできるようになりました。

そんなこんなで、オーダは:

・バイヨンヌの生ハムとイチジクサラダ
 いや~、生ハムとイチジクは、鉄板のコンビネーション。メロンや桃もいいけど、自分はイチジクイチオシ。泡とよく合います。
・鶏レバームース コンフィチュールサンド
 定番の料理。2P、つまり一人一つでお願いしました(まあ、これまでと一緒か)
 素材の果物の名前聞いたのですが、わすれました~、とても美味しいジャムです。

ここで、件のソムリエさんとお話。なんでもいろいろ将来に向け見聞を広めたい、的な理由(かなりアバウトに要約してしまいました(;^_^A)シェフも大変残念がっていました。
自分もこのソムリエさんが加わわってから、ここのワインがグッとよくなったのを実感していたので、とても残念です。
この日も、勧められるまま赤ワインをボトルでいただきました。シャトーボーモン。結構ポピュラーなやつです。2012で、抜栓直後は酸味が立ってましたが、30分くらいで開いてきたかな。柔らかく、深みが出て来ていい感じでした。
そして、このいい感じになってきた赤ワインに合わせて、例の仔羊です。
ここ、カウンターから厨房が良く見えて、シェフが肉や魚などを調理しているのを見ながら、つれと、あれなんだとね、とか、凄い肉の塊だ~、とか。まあ楽しい、
そして、自分のオーダーの仔羊って焼いているのかな?どれかな?と思っていたら、なんか凄い肉の塊がサーブされてきました。あ~、あの肉塊が仔羊だったのね!自分の仔羊料理のイメージで想定していた範囲をはるかに超越したボリュームです。
シェフ曰く、300グラム超えです、と。大丈夫ですか、とおっしゃるのですが全く心配無用です。
この美味そうな肉を見て、食べられない不安より、早く食べたい気持ちが勝りますもの。
流石に火入れの天才シェフ、美味すぎます。仔羊の草とミルクのかおりが感じられて、もうこれ以上の仔羊はないんんじゃないの、と思うくらい、味も量も堪能。3切あって、自分が二切れもらいました。つれは一切れで充分みたい。
そうそう、肉だけじゃなく、ソースがまためちゃ美味い。例によって説明してもらった内容忘れましたが、流石のソースでした。
やっと遭遇出来た仔羊は、期待を越える美味しさと、けた外れのボリュームで、大満足です。

ここで、結構おなかもいい感じだったのですが、やはり鹿ラグーのパスタは食べないわけにはまいりまぬ。
めちゃ美味いラグーソースにショートパスタ。お腹のリザーブタンクにしっかりと収まりました。

しばらくぶりの訪問でしたが、素晴らしい料理でした。そしてソムリエさんおすすめのワインも仔羊との相性抜群でした。

どうも、ご馳走様でした。ソムリエさん、また江の島に戻ってきてくださいな。


2024/09/12 更新

5回目

2024/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

鴨好き夫婦って思ってますよね?

皆さんはどうかわかりませんが、なんとなくなんか美味しいモノ食べたくなる病が定期的に発生。
そんな時は冒険はせず、間違いのないお店を選択。ここはその中の一つ。
開店時間に訪問。珍しくカウンターに先客二名。なので、カウンターでは初めて黒板前ではない席に座ります。
スプマンテ飲みながら、なにを頼もうかなと思案してたら、お店のスタッフさんが、「メニュには書いてないけど、鴨あります」と”天使”の囁き。シェフのお気遣い?それとも自分たち鴨ばっか食べて、とおもわれているのかいな?(笑)
で、この日のオーダーは以下のようになりました。
・ワイン 担当スタッフが、自分たちのいい加減な好みを覚えていてくれて、コスパ重視で選んでくれたみたい。シャトー ラマルティーヌ CAHORS PRESTIGE DU MALBEC
開栓直後の酸味は、食事や時間経過で柔らかくなり、比較的軽めの赤。裏ラベルにはフルボディとありますが、ミディアムかな?お値段もお手頃。ありがとうございました~

・ヴィシソワーズ 夏ですねぇ、さわやか
・白レバームース なぜかしばらくメニューから消えていたこれ。久しぶり。なめらかな舌触りと深い味わいが流石
・茨城西崎ファームのかすみ鴨
 前回もいただいた、自由に育てた鴨(でも、食べられちゃうんです)
 同じ鴨ロティでも、毎回アレンジが異なるのがここの凄いところ。今は円安で海外鴨は高値の花。 でも、この鴨はそれにもうじき追いつけるのではないかな?火入れの天才シェフにかかれば均一なローズ色。何度食べても美味い。やっぱり鴨好きです、自分。
・ビストロのペペロンチーノ
 最近、つれがこれを気にしていて、今回ようやくオーダー。今までオーダーしなかったのは、これ食べたらその時点でお腹いっぱいになる恐れあり、なので。
 野菜タップリのペペロンチーノ。やはりお腹いっぱいになりました。なので、今回、オーダーはセーブしてますかね。
・デセールは自分はいつものヌガーグラッセ(ハーフ)、つれは江の島プリンちゃん(なんて名前)それに珈琲。
プリンは、固めのしっかりタイプ。カラメルは上級者の味。

と、いうことで毎度のことながら美味しいモノ食べたい発作は見事収まりました。
ご馳走様でした。再発したらまた来ます。

2024/06/14 更新

4回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

和牛か鴨か...迷ったあげく

ここのインスタや、マイレビさんのログに和牛炭火焼がアップされ、あまりの美味しそうな焼け具合に、これは行かねばと予約。
当日、カウンターに座って黒板メニュを眺めます。う~ん、鴨もあるやん。
その時点まで、平日コースで和牛を食べるつもりだったのですが、他にもコースオプションにない。アスパラとベーコンのサラダも気になる。
結局、コースをやめてアラカルトに、和牛ではなく鴨になりました。
以下この日のオーダーとインプレ:

・まず、スプマンテ。最初の一杯としてちょうどよい味とお値段。
・つれだけポタージュをオーダー。玉ねぎとジャガイモのポタージュ。つまみ食いしましたが、とっても濃厚でじゅわーっと旨味があります。頼みたい気持ちもわからないでもないが、カロリーセーブ?
・北海道白アスパラソテーと自家製ベーコンにコンテのすりおろしをかけたもの。
 ベーコンとチーズが目立つので、アスパラが脇役っぽくなっているサラダ。ヨーロッパのアスパラ使うと、今の円レートだとべらぼうなお値段になるんでしょうね。美味しいサラダでした。
・赤ワイン ペイ・ドック
 カベルネ、シラー、グルナッシュのブレンド。自然派とのことですが、それほどビオビオしていないのが良いです。 ブドウの組み合わせから想像したより、ちょい軽めだけど想定内の味。
 最初冷えた状態でサーブされたときより、少しだけ温度が上がった頃が薫りも味もぐっとよくなった感じ。15~17度くらいですかね
・イワシ、竹の子、生ハムのパート包み揚げ
 この3つの具材、イワシの圧勝で他がかすむ感じ。たけのこは食感で勝負。
 いいおつまみです。この赤ならOK
・かすみ鴨胸肉のロティ
 茨城西崎ファームで放し飼いで育成した鴨。味のある肉です。
 添えてあるベビーコーン、これは皮、髭付き。皮は食べませんが、髭は一緒に食べるとのこと。
 なるほど、髭ってこんない甘いんですね。大満足の一皿。
 それがシェフの絶妙火入れでさらに美味しくなってサーブ。
 同じ頃、他のお客さんが二組ほど、和牛炭火焼をオーダー。厨房で炭起こしが始まります。
 すると、なんだか白い煙がモクモク....なかなか大変な料理です。
 焼きあがった和牛の断面が見えましたが、美味そう...在庫なくなったら終わりとのこと。
 やっぱ、こっちを頼めばよかったか~、と若干思ってしまった。鴨も美味いけど、あっちも美味そうです。
・チーズ盛り合わせ
 まだ、ワインがあったので、薦められるまま追加オーダー。
 そういえば、以前チーズ単体ってあったかな?
 コンテとブルー。
 コンテは、サラダにかけられていたもの。濃厚なコンテ
 ブルーは、牛乳で作ったロックフォール(本来羊乳)みたいなもの、との説明。
 ブルーとしては比較的やわい、皆さんOKなやつ。あまりきついのは売れないですもんね。

・デザート+珈琲
 自分はいつものヌガーグラッセハーフ。つれは、湘南ゴールドと獅子柚子のババ。
 ババをちょいつまみ食いしました。柑橘系の尖った部分がまるまって、甘すぎず丁度いい感じです。

と、いうことで和牛に後ろ髪をひかれながら、完食。
和牛が売切れる前に再訪は、さすがに無理かな...ご馳走様

  • かすみ鴨

  • アスパラ、ベーコン、コンテ

  • ババ

  • 海老は売り切れでした

2024/04/25 更新

3回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

平日限定ディナーコースを試してみた件

ここ、以前から夜のプリフィックスコースがあって、前菜、主菜は決め打ち。
コースは一見さん用と思い、アラカルト好きな自分は一回も頼んだことないのです。でも、なんとなくそっちの方がお得そうかな、と他の人が頼んでいるのを横目でちらちら。

SNSで1~2月平日限定ディナーコースを始めますとアナウンス。
これは、なんと、前菜、主菜が当日の黒板メニューから選べるもの(全種類じゃないですけど)
お~、ということで今回、ここで初めてのコースオーダーとなりました。
開店時間。自分たちが一番乗りでしたが、その後、続々とお客さん来てほぼ満席。
この日、コケージャン7人パーティがテーブル席を占拠。男女、言語もフレンチ、英語入交じり状態。どうもベジタリアンまでいたようで、接客大変そう。(なに食べたんだろ)

さて、自分たちは前菜と主菜をどれにしようか、と渡されたメニューをチェック。
黒板メニューには”鴨”がありましたが、コースのチョイスにはない!
おにーさんに、鴨ないんですか~と泣きをいれて、うじうじしていたら、シェフが二人同じならOKですよ、と。
勿論ベース価格にプラスですが、鴨が食べられればなんも問題ありません。ありがたや、よほど物欲しげな顔してたんですかね。
前菜は、自分はパテ、つれはイワシのパート包み揚げ。

スプマンテを飲みながら料理到着を待ちます。
最初はポタージュ。説明聞いたけど、ナッツとハム、ポルチーニみたいなキノコが入っている...でしたっけ。上にスチームミルクのトッピング。
もう、まろやかで、美味すぎ。オープニングから飛ばしてますね~。
続いて前菜。パテもパート包み揚げもいつも変わらぬ味。コースで、いつものポーションではないですが、充分すぎるボリュームです。
ワインは、自分はランドック、ちょうどいいバランスのタンニン感、重すぎず、軽すぎず。これ、マイレビさんの好みの地方産だそうです。
つれがフランスのシャルドネ、フルーティでまろやかさと果実味がいい感じですね。
いよいよ、メインの鴨。「鴨胸肉のはちみつとスパイス焼き」
皮の部分に蜂蜜を塗って、特製ブレンドのスパイスを振りかけ、こんがり、パリッと焼き上げてます。勿論、火入れは完璧。ワインソースとのマッチングのグッド。このスパイス、セージかな...いい清涼感が蜂蜜といい対比。物欲しげな顔しておねだりして良かった(笑)
最後にデセール。自分はいつものヌガーグラッセ。つれは苺ミルフィーユ。
飲み物は珈琲。どちらも美味いねぇ。

で、初めてのコース。(ほぼ)黒板メニューからチョイスできて好みのものが食べられるのでアラカルト派の自分でも充分楽しめました。そして、流石このお店。コースになって各々にサーブされるのですが、その量が超満足。
スープ、前菜、主菜、デセール、ドリンクが丁度良いバランスで食べられるのでなかなか良いシステムだと思います。前菜も取り分けに充分耐えられる量なので、多種料理が楽しめるのが最大のメリットかも。
それにしても、カウンタで自分の料理を食べながら、他の人のオーダーを眺めていると、いろいろアレも食べたい、これも食べたい...その欲求が抑えがたいのは困ったもんです。
つれは、なぜかいつかは、ペペロンチーノ、と狙ってます。(シェフがそれを作るたびに食べたいを連発)

2024/04/22 更新

2回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

仔鹿を食べて...仔鹿をデコ...ごめんね

マイレビさんのログで鴨がありそうなので、思い立って当日予約。なんと、土曜日なのでダメ元でしたが、ラッキー。開店ン時間に伺うと、即満席。土曜日の夜の賑わいは流石に凄い。
よく当日予約がとれたもんだ、と感心した次第。

さて、メニューを見て、あら、鴨がありません、残念。
なので、本日のラインアップは、以下の通りとなりました。

・(ド定番)パテ・ド・メゾン 加藤ポークで作ったパテ。大粒のタスマニアマスタードでいただきます。見た目、粗挽き感満載なのですけど、食べるとなめらかなくちどけ。
最初はイタリアのスプマンテ。キリっとしていて最初に飲むにはいい感じ。

・ごぼうのポタージュ
 つれがオーダ。おこぼれを味見。当たり前ですけど、牛蒡がいますが、全体の味わいとして牛蒡がいいハーモニーのコアになったような味わい。不思議。

・フランス バスク産バイヨンヌの生ハム
 フレッシュ感と熟成感のいいバランス。
 ワインはグラスで仏産ビオのカンパーナブラン。軽すぎず、ほどよインゲン

・エビと魚介類のスープで煮込んだ白インゲンのグラタン
 説明のまんま。魚介の旨味がつきぬけた、グラタン。ウマ。

・メインです 北海道産鹿(小鹿だそう)
 全体的にまんべんなく火が最適なレベルでとおっている、技ありの一品。
 ソースは赤ワインソースかな。添えられた野菜と相まって、満足感しかないですね。
 鴨は逃しましたが、鹿でとりかえし?おいしい、美味しいと鹿を食べているカウンターの上にはシェフがお気に入りの仔鹿のマスコット二匹。なんともね~
 こんな美味しいお肉に感謝しながら食します。
 あ。ワインは赤のビオ。カルベネ、シラー、グルナッシュなどのオールスター?ブレンド。まあふつうですかね。

・デザートその1:モンブラン
 今年のモンブランは、見た目が山じゃない。あのぐるぐる巻きはグラスの下に隠れてます。
 その栗クリームの下にはカシスのソルベが。酸味と甘みのハーモニーが楽しめます。
 皿には、栗の実を模した焼き菓子がちりばめられています。
 そして、スペシャルサービス?あのシェフのお気に入り仔鹿ちゃん二匹が皿の上でこっちをにらんでます(恐)
・デザートその2
 いつものヌガーグラッセ。ハーフで充分な量。でも、一回くらいはポーション、試してみたい誘惑にかられます。

この夜、マジな満席(テーブルにも4にんづつ)。カウンターの中は、めまぐるしい動き。
いや~、これだけ沢山さばいて、どれも手を抜かない。だから人気なんですね・
毎度、美味しい料理で満腹です、ご馳走様でした。

  • パテ

  • 牛蒡のポタージュ

  • 生ハム

  • 白インゲングラタン

  • 超絶ウマウマ仔鹿

  • モンブランと仔鹿たち..こっち見ないで

  • シェフのお気に入りらしい

  • ヌガーグラッセハーフ

2023/12/22 更新

1回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.4

”アレ”のお祝いって訳じゃないけど、鴨に釣られてボンジュール参り

義理の姉一家が猛烈なトラ党。”アレ”が決まった日は、家族で号泣したとか...
自分は、掛布、バース、岡田のバックスクリーン3連打の頃は、それなりファンだったけど、その印象がつよすぎて、その後の体たらくもあり、結局は、どこかを応援するとすれば、トラって感じ程度(いや~、”ネコ”って呼んでた時期もありましたけど)
トラの人々は、大体「どうせ、なんかあってダメになるでしょ」というネガティヴ思考、まさかね、アイツらに3連勝して甲子園で決める、こんなトラらしくないことになるとは。一番びっくりしているのはファンじゃないのかね。
”アレ”おめでとうと、いうわけではないが(ちょっとくらいは、ある)、どっかで美味いものたべるか、ということに。
そんなとき、飛び込んできたのが、ここのインスタ、鴨の写真。
これはいかんです、思わず電話して予約、そして「鴨ありますよね~」と。あんな写真はずるい。

超レアな天文ショー並の事件があったせいか、この日、夕方は天候荒れアレ。モノレールに乗る直前と、お店に入る直前に豪雨の降り始め。なんとか、ギリで難を逃れて傘をさすこともなく、無事到着。外は、雷ピカピカゴロゴロ、豪雨で暴風、えらい状況。お店の方に、「普段の行いがいいんじゃないですか」と言われ「そうかもしれませんね~、でもこんなことだけうまくいってもね~」と意味不明の会話。そして「ずいぶん久しぶりですね」と言われてしまいました、すみません~、暑かったので....

さて、鴨を食べるのは決まっていますが、他は黒板を見て、しばし考えます。
そこに、新しいスタッフさん。東京のフレンチで働いていて、シェフの知り合いらしいです。
接客とワイン担当みたいで、そういえば、ワインのラインアップが大幅に変わったかな、フランス産ばかりが、ずらり。へぇ~。
まず、スパークリングを。これもフランスもの。価格はこれまでとあまり変わらず、かなりグレードアップした感じ。へぇ~
そして、今日のオーダー、
「しっとり白レバームース×自家製コンフィチュール、パンアグリュームのサンド」
しっとり、超なめらかなレバームースと梅で作ったコンフィチュールを、パウンドケーキを圧縮?焼き上げたもので挟んだもの。お行儀よくたべるのが難しいので、適当に切って、手でいただきます。美味いって言う必要ないくらい、ド王道の味。

「海老とセロリ葉のパ―ト包み揚げ」
ここでの名物の一つ?パート包み揚げ。今日のは、バジル、マンゴー、オレンジのオリジナルソースが添えられ、オクラの花!のトッピング。
正式にはパートブリックって名前で、もともとチュニジアの料理に使われているそう。まあ、フランスも、元宗主国かぁ。言われないと、春巻きの皮と思ってしまう(いまだに違いがわかっていない自分)
今日のは、海老が主役、そして、このソースがなんともいえぬ無国籍感を醸し出していて、なんとなくカリフォルニアで出てきそうな料理。江の島っぽい?
そういえば、オクラは花まで粘ってました、恐るべしオクラ。

ここで、次のワイン。白、フランスのサンヴェラン(シャルドネ)
最初、かなり冷えていたので、どうかな?でしたが、温度が上がってくると、いい感じになるワイン。
続いての料理は、「群馬産生ハム上州空風ハムとイチジク」
ここコロナ前は、自前で長野(だったか)に生ハム仕込みに行っていましたが、今年は、ここのハムがいいので使うとのこと。イチジクに加えて、ラ・フランスも。生ハムとの相性抜群。
量が多いのですが、美味しくてあっという間になくなる、そんな一品。ウマ。
ここで、赤にスィッチ。
自分は、ミネルヴォワ。シラー&グルナッシュという、典型的コンビネーション。
冷えすぎだったので、手で温めていたら、とってもいい薫りとなめらかな口当たり、そしていい余韻のワインになりました。
つれは、ピノ。ピノは難しい、といつも先入観を持っている自分。これは、この価格でここまでやれんの、という味。もしかして、新しいお兄さん、凄いのかも。

そして、いよいよ、鴨。マデラ酒とオレンジベースのソースに、黒コショウ、ここまでは、まあ定番。なんとクミン、カルダモンなどクラッシュしたホールスパイスが入っています。
この使い加減が絶妙。鴨肉の火の入れ方は、もう間違いない、シェフの真骨頂発揮。
ガルニチュールのイチジクは、パートに包まれてます。
ウマウマ、インスタの写真に釣られて来てよかった~。大満足。

最後、やはりデザートは外せない。ヌガーグラッセ。そして珈琲。

久しぶりの訪問でしたが、流石のボンジュール。ワインラインアップも万全になって、さらにパワーアップしましたね。
このころには雨もあがり、本日、傘を使わずに済みましたね。美味しい料理とワインもいただけて、やはり、普段の善行の積み重ねのおかげだと、自分に感謝した日でした(笑)

”アレ”の次は”ソレ”?”あっち”?なんなん

(過去ログはフォロワーのみ閲覧の設定です、なんとなく)

  • 白レバームース

  • スパークリング

  • 海老パート包み揚げ

  • 生ハム、イチジク、ラ・フランス

  • 泣く子も黙る、鴨

2023/09/16 更新

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