タクレレさんが投稿したカハラ(大阪/北新地)の口コミ詳細

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たまにする外食の記 ★

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カハラ北新地、大江橋、東梅田/創作料理

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
おすすめポイント

自分の知らない美味しいものを食べてみたいと思うか が ポイントです

2019/05/07 更新

1回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

うま味の層が分厚い

大変長いので、読み飛ばしていただいても結構です。

0泊2日 小旅行 ⑤

今回、初めて大阪の地に降り立ったのですが
その主な目的はこちらでの夕食でした。
憧れていたというか、しかし予約から始めないと
いつかは食べられなくなるだろうし、
実現できて本当に良かったです。

シェフの森氏は有名というか、偉大なというか
巨匠とも呼ぶべき御方ですね。
写真等でお料理を見させて頂いてましたが
食べてみないことには自分の経験になりません。
夕方6時の回に伺いました。

最初に発酵を途中で止めた生ワイン。
貴腐のような重い輪郭もなく
すっと胃の中を流れてゆきます。
優しいなと感じました。

前菜はホタルイカと生三つ葉、うど でしょうか。
塩梅が良いですね。滋味深い味わいです
シャンパンを注いでいただき、八寸の登場です。

こちらの定番でありかつオリジナルのスタイル。
それぞれに完成度が高いです。
和の伝統にこだわらず、食材の旨味を引き出すという
焼きフカヒレとか美味しくて目を瞑ってしまうし、
北寄、エスニカル(?)な仕上がり
こういう食べ方は初めてでした、共感。
あとカハラの不思議とも言うべき "鎖"
一種の食の芸術だと思います。

海苔が出てきた・・ということは?と
思ったその裏を突いてきます(笑)
古代米を使った焼き餅です。
素直に懐かしい、ストーブ上で餅を炙り
さっと醤油をつけて海苔で巻いて食べた
子供の頃を思い出します。

シューカレー、辛くて美味しい。
そしてコーヒーオイル。
自分の場合は辛さが融和されて
消えてゆく感じ、でもオイル美味しい。
これ買ってくるべきだったかも。

産地を聞いたのに忘れましたが(苦笑)
筍です、これも美味しく焼いてくださって
8席のカウンターにお座りの皆さん、
食べるの速いw私が遅いのか
食べ終わったら皮の部分に塩を振って
途中まで食べてみるという。
そういうところに旨味があったりしますよね。

日本酒と一緒にからすみ蕎麦です。
やや滑りのある蕎麦にパサついた感の
からすみが、見事に絡まるんですね。
食べ易いということにおいて驚いてます。
ボッタルガ スパゲティってあるけど、
こういう置き換えって素敵な発想です。

玉ねぎを丸ごと器に使ったお料理、
満足感が凄くあります。
食材のどれも美味しいし、しかも
玉ねぎも余すところがないという。
本当にこれは神のもたらす
食の祝福(玉ねぎね)と言うべきか。
上手に作ってくださいました。

メインの前にセロリのスープ、
そしてカチョカバロの登場。
ここで使ってきたか!って感じです。
すり流しのようでのど越しも良く
チーズのコクで次へと繋ぐんですね。
この辺りの料理構成は卓越してます。

そしてライブ感のある、ミルフィーユステーキ。
これ楽しみにしていたんですよ。
想像がつくようでわからないようで・・
最初はニンニクと山葵、そしてたれに浸けて
二回目はおろしだれにニンニクを
三回目はニンニクと山葵でストップがかかり
こんもりと塩を盛ってくれます。
最後に塩の味わいとかいいですね。

話は前後しますが、クレソンのサラダ
大変美味しいですよ。日本の鉄板焼きで
出てくるこの種のサラダってステーキハウスの
シーザーサラダよりイケてると思う(笑)
柑橘類との組み合わせが秀逸だし、
そもそもトマトが甘いんですよ。

お肉の提供前に出されるサイド、
蓮根餅、焼き牛蒡、焼き人参
これらの挟み方がもう嬉しいですね。
退屈する間がないです。
作る立場で考えると大変な手間ですね。
そしてアスパラご飯、中には温泉卵です。

デザートは2種類、黄金柑。
生ワインに使っているブドウのジュレ掛け。
爽やかですね、でもその後に重量級のプリン
白い小豆ってそう言えば道産子の私は
前から見たことあったっけ?
こんな形で出されると改めて驚きます。

チャイを頂いて念願、目的を無事に果たせました。
カウンターは若い方が動いて、サービスされてます。
森シェフは料理ができたときに運んで来られて
料理の説明などされますが、ほぼ厨房にかかり
料理自体に目を配っている様子でした。

お店の内装は年季が入っていつつも、
磨きこまれて清潔かつ、ツヤがあります。
お料理自体は他では食べられないものでありながら
カハラにおいては定番で、月日をかけて練られた
よって完成型、安定感抜群の仕上がりです。
これはグランドメニューに相違ないです。

一期一会とはよく言ったもので、
その日の顔合わせのことだけでなく
同じ時代を生きる者同士の共有と感じます。
数十年後には実現できなくなるであろう機会。
私も生きていて今日、ここに来ることができた
その経験を記憶に残したいと思いました。

お招きいただき、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

  • 入り口のドア

  • 生ワイン

  • カウンター

  • ホタルイカなど

  • シャンパン

  • 八寸

  • 奥がフカヒレ

  • 手前が紅芯大根

  • 奥が北寄貝

  • 大根の鎖

  • 緑米で餅

  • シューカレー

  • 珈琲油

  • 買えばよかった

  • 日本酒

  • 日本酒

  • からすみ蕎麦

  • 淡路島の玉ねぎ

  • 超 旨い

  • セロリのスープ

  • カチョカバロ

  • 赤ワイン

  • ステーキセット

  • 激旨サラダ

  • ミルフィーユステーキ

  • 蓮根餅

  • 一回目

  • 山葵とにんにくで

  • 上はゴボウ

  • 牛蒡?すごい

  • 人参

  • 2回目、大根おろし

  • 木べらを使って

  • 3回目、塩たっぷりで

  • アスパラご飯

  • 黄金柑のデザート

  • プリン

  • プリン

  • チャイと小菓子

2019/05/07 更新

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