タクレレさんが投稿したメランジェ(北海道/旭川)の口コミ詳細

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メランジェ旭川/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

食べることが好きなのはずっと変わらない

1,000 軒目の投稿をさせていただきます m(_ _)m
初めに札幌の鉄板焼きのお店をレビューした頃は
自分が食べたお店を日記につけるくらいのつもり
だったのですが、いつしか件数を稼ぐような
ことになり、本意ではないかもしれないですが
でもここまで来ることができたのは
ある種の感慨が伴うものですね。

それで三桁から四桁へ上がるのは
最初で最後でもありますし、
せっかくなので、" 良店 " をレビューしようと
温めていました。本当はもっと遠いところに
行くことも考えていましたが、昨年からの
Covid 19 のために、遠出は控えようと
思うようになり、同時にメランジェさんは
前身のビストロにはお邪魔していましたが、
改めてレストランになったこちらに伺うのが
自分のネクストステージを見据える上でも
相応しいのかと思いました。

それではレビューを始めます。

お酒はグラス3杯セットに白ワインを一杯追加
そして後半でカルヴァドスを頂きました。
ステージ(厨房)を見上げるようなカウンター
最初にスープです。

ガスパチョスープ

清々しいスターターです、澄んでいるというか
ザラ感と心地よい酸味が調和していて
畑で自分でトマトをもいで齧り付いている気分。

前菜は4皿続きます、ワクワクしますね。
トップバッターは

カリフラワーのクリームと留萌のムラサキウニ
 コンソメジュレ添え


近場の漁場ではうにが最盛期ですかね、
比率から考えてふんだんに盛り込まれています。
東京のとあるフレンチで、カリフラワーのムースが
ドーム状の似たような料理を頂いたことがあって、
ムースを崩すと中からうにとキャビアが出てくる趣向で
コンソメがまたかっちりしていたのですが、
比べるものではありませんが、うにについては
これは素材の勝利かなと思ってしまいます。

恵庭のドナルドソンサーモンのマリネ
 仏産アスペルジュソヴァージュとミニキュウリ
 キャビア添え


シェフが試作をされている様子を SNS で拝見していました。
それにしても実に美しいお皿ですね。この料理は
全体的にねっとりとしていて、それが心地よいです。
アスペルジュソバージュは、きっと初めてじゃなくて
こうやって組み合わせるのが常道なのかなと思いますが
キャビアの塩加減が適度に足し算になっていて
シェフの豊かな経験を感じることができます。

十勝彩美牛フィレ肉のサラダ仕立て
 クレソンのムースとパルメザンチーズ添え


コースの流れが普通じゃないと感覚が研がれるんですよ。
この牛フィレなどは、メインのチョイス制で
牛を選択したなら追加料金かかります、みたいな質なのに
前菜の立ち位置でして、驚かされます。
ベースボールの攻撃でいう、クリーンアップじゃないのに
気の抜けないバッターみたいなゴージャス感(笑)
サラダ仕立てでこんなに美味しい肉、なかなか食べられません。

イタリア産仔ウサギモモ肉と
 北海シマエビの軽い煮込み クルトン添え


フランスのミシュラン店(行ったことないけどw)で
食べているような上質なお皿ですよね、
ミシュランなんて言うとかえってシェフに失礼か?
ウサギの焼かれた香ばしさが、エビに乗り移ったかのような
味と香りのミクスチャーがあるような気がして
とにかくワインが進みますね。
小さいものなのですが、モモ肉の弾力感
ぷにぷにしていて何とも口福であります。

前菜が楽しくてしょうがなかったのですが、
ここよりメインへと移ります。

福岡産甘鯛のキャベツとベーコン包み焼き
 ジャガイモのピューレとアンチョビソース


全体的にやさしい味わいを演出していますが、
塩加減が何段階かに分かれていて
甘鯛の食感、ベーコン、ピューレ
そして塩梅の良いソース・・とても美味しいけど
炊いたリゾットと一緒に食べてみたい気も。
それだとイタリアンになっちゃうのかな?
秀逸なお皿でしたね。

仏ランド産ハトのグリル サマートリュフソース

これは予想外だったんですよ、ハトなどは
秋のものかなぁと。そんなこともないのでしょうが。
それぞれの部位を美味しく焼いて下さり、
手でつかんで食べてみたりとかしてますが
もうガッツポーズをとったのが、ソースの出来栄えです。
これは手間がかかってるだろうな、勝負ソース。
明らかに勝ちでしたね、手放しで絶賛します。
輪郭のはっきりした味わいだったんですよ。
この料理だけお替りしたかった(笑)

これかそれじゃなく、どちらも。
フロマージュをしっかりいただいて、デザートもそうです。
嬉しくて強い酒を頼んでしまいました。
そして酔いつぶれることもありませんでした。
そういうときって料理が凄く美味しいんです、例外なしで。
最後はカヌレと紅茶で締めくくりました。

こうして 1,000 軒目のお店で食事をし終えました。
自分の傾向としては、フレンチがごちそうのようです。
この投稿を準備するにあたって、過去に訪れたフレンチ店を
改めて復習したのですが、本当にいろんな美味しい料理を
堪能してきたのだなぁと振り返ることができました。
そしてこれからも、
「食べることが好きなのはずっと変わらない」
自分のペースで自由気ままに楽しもうと思います。

今回このような特別な場を設けてくださった、
シェフをはじめお店のスタッフの方々に
心よりの感謝を申し上げます。
そして最後までご覧いただいた皆様へ、
ありがとうございました m(_ _)m

2021/07/25 更新

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