2回
2012/07 訪問
奈良発の超濃厚豚骨
無鉄砲の木津にあるお店です。無鉄砲さんは、奈良の京終で営業されておられましたが、その後、木津川市にお店を構えておられます。
個人的には、奈良の京終でお店を始められたころは、行列も無かったので、よく行ったのですが、その後は、その味が示す通りの大人気行列店となっています。木津川のお店になってからも年に1度くらいは、平日に訪れたりしていたのですが、だんだん行列がつらくなり、この日は3年ぶりの訪問です。
お店は、木津から加茂に向かう途中の、あまり人の住んでおられないようなところに立地しています。お店の外観は、ログハウス風。行列時は、お店の前に待つスペースがあります。また駐車場も数多く停められるようになっています。
店内は、カウンター席が中心で、テーブル席も存在します。私の知る限り、ほぼどの時間帯でも満席だと思います。
メニューは、基本はとんこつラーメン700円です。他に限定しょうゆ750円があり、チャーシュー、半熟玉子などのトッピングで値段が変わるようになっています。またギョーザ400円、ごはん150円なども存在します。
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('12/7訪問、メニュー「とんこつチャーシュー・半熟玉子トッピング」(並)、味:4.5点)
この日は、突然のゲリラ豪雨で予定が変更になったため、開店の40分前くらいに到着。最初の客だったので車の中でゆっくり待っていると、開店25分前くらいに次のお客さんが来られて並び始められました。そのため車から出て、待つことにしました。
とんこつチャーシュー900円+半熟玉子トッピング100円を注文。麺の硬さやネギの多さは普通、スープはこってりでお願いしました。
出て来たラーメン、久しぶりにご対面という無鉄砲のラーメン。濃厚そうな豚骨スープ、そこにネギ、メンマ、チャーシュー、半熟玉子、海苔がトッピングされています。
そのスープの味わいは、豚骨をとことん煮込んだような超濃厚スープ。濃厚なのに、癖や豚骨特有の臭みが少ないのが、このお店の人気の秘密なんだと思います。以前の記憶では、もっとザラザラ感のあるような豚骨スープだったように思うのですが、この日感じたのは、どちらかと言うと、コラーゲン質が強く出た粘性の高いスープだなと思いました。味わい自体は豚骨の旨みがしっかり出ていて、旨いなぁと思えるものでした。
麺は、中太の多加水気味の縮れ麺を使用。濃厚かつ粘度の高いスープとの相性は、とても良く、さらに噛むたびに感じる良い食感が心地よいものです。
チャーシューは、柔らかく煮込まれたものを使用されています。このお店では、チャーシューは、あくまで濃厚スープと絡める脇役という感じにも思えます。半熟玉子も黄身がとろけるようで、完成度の高いものでした。
この超濃厚スープは、濃厚なのに、くどいような脂分とか臭みを感じず、癖になるような味わいですね。なんだかんだとスープを全部いただいてしまいました。これからも奈良発の超濃厚豚骨として、頑張ってほしいなと思います。
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('09/1訪問、メニュー「Wスープラーメン」(並)、味:4.5点)
この日は久しぶりの訪問。行くと平日の開店直後だというのに、もう10人以上の行列が・・すごいですね(^^;
この日は、いつもトンコツメニューばかり注文するので、はじめてWスープラーメンを注文してみました。無鉄砲系列に何度も足を運んでますが、トンコツ以外は初めて(^^; でも特別メニューの「醤油」という気分にはなれず、やはりトンコツベースのWスープです(笑)
さて、出てきたラーメン・・トンコツの濃さが強すぎて、どう見てもトンコツラーメンにしか見えません。しかし、スープをすすると・・魚介系の良い香りと味が漂います。スープの濃さもトンコツに比べると若干薄らいでいます。と言っても十分濃いのですが・・・
とろみのあるトンコツと魚介の香りがマイルドに混ざり、かなり美味な味です。無鉄砲特有のちぢれ中太麺ともよく合います。そして、チャーシューもやはり、柔らかくて美味しいですね♪
ここは、何度通っても美味しいと思えるお店です。トンコツ系では完成度一番ではないでしょうか?また「豚の骨」ともども何度となく通うこととなりそうです♪
とんこつチャーシュー・半熟玉子トッピング('12.7)
チャーシュー('12.7)
麺とスープ('12.7)
Wスープラーメン('09.1)
チャーシュー('09.1)
外観('12.7)
外観('09.1)
メニュー('12.7)
2012/07/29 更新
豚骨ラーメンの人気店「無鉄砲」さんの本店です。この日は平日の11時台に訪れました。かなり久しぶりの訪問です。11時台前半でも数人並んでおられましたが、回転も早く、すぐに着席することができました。
お店は、木津川市の梅美台の住宅街から加茂方面へ向かう道にあります。のどかな雰囲気の周辺の中に、木目のログハウスの雰囲気の店舗で営業されています。お店の前と横に駐車場も完備されています。
食券機が店外にありますので、そちらで購入後、行列に並ぶようになっています。並んでいる間にお店の方がラーメンの好み(スープの濃さ、ネギの量、麺の硬さ)などを聞きに来られます。
店内は、テーブル席とカウンター席が並びます。ログハウス調の雰囲気は修行先の宮崎の風来軒を再現されているのかなと思います。暖かな雰囲気で、お店の方の接客も丁寧なものです。
ラーメンメニューは、とんこつ、限定正油、Wスープの3種。トッピングなどで値段が変わるようになっています。単品はギョーザや骨付きスペアリブ、ごはん類があります。
高菜、紅ショウガ、ごま、にんにく醤油などがトッピング自由となっています。宮崎のラーメン店で定番のたくあんは置いてなかったです。
この日は、とんこつチャーシューメン1080円を注文。麺の硬さ、ネギの量は普通、スープはこってりでお願いしました。
しばらくすると登場するラーメン。これぞ無鉄砲という感じの茶濁したスープに背脂が多めに浮いています。トッピングはチャーシュー、煮玉子、海苔、ネギ、メンマとなっています。
スープをいただくと、やはりド迫力の豚骨スープ。豚骨をとことん煮込んだ旨味が溢れています。粘度は、それほど強くないのですが、とにかく旨味が素晴らしい。そしてこってりしているのに、脂分が強すぎず飲みやすいのも好印象です。またお店特製の辛子高菜がかなり激辛で、少量を入れえるだけでも引き締まった味を楽しむことができます。
麺は、中太のやや縮れ麺を使用されています。濃厚な旨味あるスープとの絡みは抜群です。また海苔などとも絡めていただくと味の変化を楽しめます。
チャーシューは薄切りのバラ肉を使われています。柔らかく煮込まれていて、こってりとしたスープの中ではあくまで脇役という雰囲気ですが、麺、スープと絡めていただくと豚の旨味を堪能することができます。
久しぶりに訪れた無鉄砲さんの本店。濃厚豚骨はこうでないと!というお手本のようなド迫力の味わいです。これからも豚骨の素晴らしい味を伝えていってほしいなと思います。