2回
2014/08 訪問
レフェルの魂をカジュアルに
【2014年8月訪問】
今度は連れと訪問。
今回もディナーです。
プリフィクスメニュー(6800円)から私が頂いた料理は以下。
それにお任せでジュースのコースを。
*アミューズ1 畑の味がするサラダ
相変わらず野菜の味が濃厚で美味しい。
クリムホワイト人参とかトマテロ(食用ほおずき)などの珍しい野菜も多く、食べていて楽しさも。
*アミューズ2 燻製にしたフレンチフライ
低温と高温で2度揚げし、サクラのチップで燻した定番アミューズ。
前回よりも中のねっとり感と外のカリカリ感の対比が際立っていて、より美味しくなっているような。
結構感動。
*前菜 炭で炙った鰹 サザエのドレッシングと三陸のワカメ すり潰した焼き茄子 おかひじき フルーツトマト
鰹は炭の香りがぷわん♪として鰹らしい微かな血の香りを和らげ、そこへサザエの肝の旨味、茄子の甘みが加わり、至福の旨さ。
*時期の野菜の一皿
アメーラトマトやフルーツトマト、ミニ胡瓜のなどを使った甘みある爽やかなスープに青柚子・玉ねぎのシャーベットを掛けたもの。
厳選したトマトの心地良い甘みと微かな酸味に、胡瓜が夏らしい香りを加え、その青柚子が爽やかさで引き締める。
涼味あるスープ
*メイン 鮎の揚げ炙り そのうるかのタレ 焼とうもろこしとそのピュレ フェンネルのサラダ ライチのドレッシング
塩焼きを凌ぐ鮎を初めて食べました。鮎は表面がカリッとしつつも身はふっくらしており、鮎の身の甘さと香りが生きてます。
うるか(鮎の内臓)を使ったタレがコクを与えてます。
ライチの甘さがうるかの苦みを中和しコクを抽出すているのがポイント。
玉蜀黍の甘さも鮎の香ばしさを昇華させるのに効果的。
*畑のミックスジュース
青臭さも無くて甘みが良い感じ。
*デザート 沖縄産マンゴーとブランマンジェ パイナップルとパパイヤのクリーミーなシャーベット、泡立てた甘酒に美しい花畑
を浮かべて
乙女心をくすぐるビジュアル♪
各素材の甘みと酸味が複雑さを織りなす中に、甘酒の優しい甘さが全体を包み込み感じ。
個人的に、マンゴーやパイナップルの酸味はやや尖った印象があるのですが、それを和らげるというか。
美味しいです。
*プチフール
たこ焼き!!(前回と一緒)
*ハーブティー
これは思ったより普通。フレッシュじゃないし。もう少しこだわっても良いかも。
お任せで頼んだジュースのコースは、今回も各皿に合わせて頂きました。
料理の素材に合うよう複数の素材を合わせた味は、なる程と思う事も多く本当に楽しい。
サービスも相変わらずフレンドリーながら気が利いていて、心地良い。
本当に良い店だと思います。
ご馳走さまでしたー。
【2014年4月訪問】
あの名店レフェルヴェソンスが開いたカジュアルフレンチ。
3月にオープンしたコレド室町2にあります。
レフェルといえば、私は満点を付けているフレンチ。
なのでレビューを見て気になっていたところ、そのレビュアーをアップした方からお誘いがっ!
二つ返事で鼻息荒く参加。
店は前述のようにコレド室町2にあるのですが、入り口はビルの外にあります。中からは入れません。
ビルの中は大変な混雑だったので、それと隔絶されている構造は落ち着いた雰囲気で食事するためにはグッド。
店内は照明を落としたカジュアルとシックを兼ね備えた良い雰囲気。
デート向けかも。
こちらのディナーは6800円のコース一本。
前菜・メイン・デザート・ドリンク。
数種から選ぶプリフィクスです。
当日の料理は以下になります。
*アミューズ1 畑の味がするサラダ
エコファーム浅野から届いた野菜を使ったサラダ。
野菜はそれぞれの特徴を生かして個別に調理されており、甘みや香りが素晴らしい。
珍しい野菜も多く使われていて、味を想像する楽しさも。
まさに大地の恵みを頂く一皿。
*アミューズ2 燻製にしたフレンチフライ
袋に入っていて、開けると薫香が鼻腔をくすぐる。
低温熟成させる事で甘みを増したポテトフライです。
感動という程ではないですが、とても美味しいフライドポテト。
*パン
大阪の有名なブーランジェリー(らしい)ル・シュクレ・クールのパン。
甘みと軽い酸味、皮の香ばしさが一体となったモチモチ食感が楽しいパン。
とても美味しい。
フレンチでパンのお代わりってあまりしないのですが、今回はしちゃいました。
*前菜1 炭火で軽く炙った鰆 エコファーム浅野から届いたゴボウとそのピュレ、焼き空豆とその葉
鰆の質が素晴らしい。
脂が適度に乗って、足の速い鰆ですが魚臭さが無く、炭の香りが良い具合にぷわん♪
ゴボウのピュレの土臭さが炭の香りと良い相性を見せ、海と大地の出会いを。
デコポンの酸味と甘みが全体を軽く引き締める。
焼き空豆が鰆の脂とは違う糖の甘みを与え、豆と同じ香りがする葉は牛蒡の香りと溶け合う。
*前菜2 新玉ねぎの暖かいスープ 自家製松坂ポークばら肉のベーコン 新じゃがいものニョッキの炭火焼き
幹事の方がレフェルベソンス時代からマネージャーの方と懇意にしているせいか、オススメということでサービスしてくれました。
これが素晴らしかった。
新玉ねぎのスープは優しい風味ながらとても甘い。
滑らかな食感も秀逸。
ベーコンの塩気が良いアクセントで、ニョッキも柔らかい食感が○。
今の時期しか味わえない旬の野菜から、そのポテンシャルを存分に引き出した料理。
*畑のミックスジュース
口直し。リンゴ・ビーツ・蕪の葉のミックスジュース。甘みと土臭さ、酸味が混じった力強い味です。
*ほろほろ鶏のロースト その焼汁と内臓のタプナード 緑アスパラガスと椎茸のバター焼き スペルト小麦
ほろほろ鶏の火入れが素晴らしい。
パサつかせてしまう店も多いほろほろ鶏は、あくまでしっとり。
レフェルヴェソンスの火入れを髣髴とさせるものがあります。
内臓を使ったピュレが濃厚で、淡白なほろほろ鶏にコクを与える。
またタプナード仕立てなので、オリーブの香りが内臓のクセを和らげてくれます。
スペルト小麦の香ばしさとほろほろ鶏のしっとり感との対比も良い感じ。
*とちおとめの粗漉しスープとプティニュアージュ 砕いた練乳のアイスクリームとシャーベット
プティニュアージュはフレッシュタイプのチーズです。
練乳のアイスは欠片状になっていて、やはりレフェルっぽい。
苺の甘みと練乳の甘みのグラデーションが素敵。
*プチフール たこ焼き
〆には美味しいたこ焼きをっ!(ええーーー!)
たこ焼き器を使って作ってるとか。
*コーヒー
ハンドドリップで入れたコダワリのコーヒー。
美味しいですが、近所の超コダワリコーヒー店の豆で淹れたコーヒーの方が美味しいかな(スイマセン)。
豆の差だと思いますが、少し味に濁りがありました。
ドリンクは自家製のジュースを頂きましたが、1500円で各料理に合わせたものを出してくれ、これがとても良かった。
最初は華やかにエルダーフラワーとクランベリーを使ったもの、前菜の鰆には酸味のあるパイナップルジュース、ほろほろ鶏にはボルドーのワインを感じさせるブルーベリーやスパイスを使ったジュース。
料理に合わせてジュースを頂けるとは、下戸としてはこの上ない幸せ。
ということで、個人的にこちらはかなり好み。
素材の力を存分に引き出して、自然の恵みの素晴らしさを教えてくれる。
おおー、これってこんなに旨いんだーという感動がいくつもありました。
レフェルより素材感が素直に出ていて、レフェルよりも好みの方もいるかも。
またサービスの素晴らしさも特筆モノ。
皆さんデニムというカジュアルな出で立ちで、その分親しみ易く、でもしっかりと目配りや快適なサービスを提供してくれます。
まあ幹事の方の力もあるのだと思いますが。
そして皆さん、楽しそうに仕事をしているのが印象的。
そんなこんなでとても満足。
お値段もリーズナブルだし、再訪間違い無し!
誘ってくれた方やご一緒してくれた方に感謝。
ご馳走さまでしたー。
畑の味がするサラダ
燻製にしたフレンチフライ
鰹とサザエ 茄子
トマトなどを使ったスープ
鮎の炙り揚げ
畑のジュース
美しいデザート
今回もたこ焼き!
炭火で軽く炙った鰆 ゴボウのピュレ
新玉ねぎの温かいスープ
ほろほろ鶏のロースト
とちおとめの粗漉しスープと練乳のシャーベット・アイス
アミューズの畑の味がするサラダ
燻製にしたフレンチフライ
畑のミックスジュース
たこ焼き
パンも美味しい
さわらあっぷ
ほろほろ鶏あっぷ
皿に合わせたジュースのデギュスタシオンが嬉しい
メニューの前菜部分
メニューのメイン部分
素敵な内装
絵は時間毎に変わります
2014/09/23 更新
レフェルでよく担当してくれてたサービスの方が系列のこちらへ移ったので、同じくファンの食べ友さんと追っかけ。
開店した直後に2回ほど行ったきりなので、3年ちょっとぶり。
コレド室町の1階にあるのですが、外からしか入れません。
照明を落とした店内は、シックで良いムードなのは変わらず。
そのサービスの方が、笑顔で出迎えてくれます。
レフェルのスーツ姿も良かったのですが、エプロン姿も似合ってる。
料理は、昔はプリフィクスだったのですが、今はお任せ7500円(税込み)のみ。
精度を考えれば、その方が良いかも。
当日の内容は、以下になります。
*アミューズ 燻製フライドポテト
*畑のサラダ
*原木椎茸 鮎のなれ鮨クリーム クルミ ディル
*炙ったかつお 北寄貝と茄子 茗荷のタルタル ごぼうに鶏のジュ
*菊芋のスープ もの凄い鯖 小松菜
*金目鯛の鱗つけ焼き 蛤のピュレ 白菜のジュ 柚子
*スペイン産鴨肉のロースト 山椒マデラソース 春菊 豆腐 セリ 蕪
*端野菜のジュース
*無花果のパプロバ
*ミニャルディーズ
*カフェ
相変わらず、この値段で驚異的な充実度。
手が込んでいて、工夫もあるし、食べていて楽しい料理。
品数も充実してるし。
和の素材を巧みに使って、重くならないようになってるのも個人的には嬉しい。
それでワインのペアリングを合わせて、15000円弱。
素晴らしいですよ。
ワインのペアリングは、割合王道系で馴染みやすいもの。
ペアリングとしてすべてが完璧ではなかったですが、総じて合ってました。
サービスの良さも特筆もの。
こちらは、全てのスタッフに笑顔が絶えないところがすごく良い。
シェフでさえ、笑顔を浮かべながら調理してる(アヤシイ人というわけではないようです)。
また、結構スタッフがいるのに料理をシェフが直接持って来てくれたり、店全体の活気とまとまりで、楽しく過ごせる。
とても良いお店だなぁというのを、改めて認識。
ご馳走様でしたー。
以下、料理の詳細です。
*アミューズ スモークフライドポテト
袋を開けると燻製の煙がモクモク。
ポテトは、高温と低温の二度揚げだったかな。
外がカリッとして、中はホクホク。
お腹も落ち着くし、食前酒(私は最初はノンアルだけど・・・)のおつまみにも最適。
*畑のサラダ
とても彩りが綺麗なサラダ。
エコファームアサノなどの野菜を、茹でたり生だったりとシンプルに。
野菜が滋味深く、とても美味しい。特に蓮根の甘さに驚愕。
野菜好きとしては、素直に嬉しい。
*原木椎茸 鮎のなれ鮨クリーム クルミ ディル
椎茸は旨みがたっぷり。それに、やはり旨みたっぷりの鮎のなれ鮨のクリーム。
クセはそんなになくて、旨みが複雑。
胡桃の香ばしさとディルの爽やかさが、その旨みに良いアクセント。
*炙ったかつお 北寄貝と茄子 茗荷のタルタル ごぼうに鶏のジュ
炙ったカツオは、思ったよりもさっぱり。
北寄貝と茄子の優しい甘みと旨みとは、溶け合うというより拮抗した美味。
添えた、ごぼうのピュレに鶏のジュを加えたものも、鶏の旨みとごぼうの素朴が良い感じに重なり合う。
*菊芋のスープ もの凄い鯖 小松菜
菊芋のスープにはあさりの出汁。
もの凄い鯖は、銚子の越路商店が出している、40年以上熟成させてきたつけ汁に漬けた鯖の干物。
旨みが濃くて、脂が乗ってる。
菊芋のスープの素朴は、鯖の旨みと良い対比になっていて、とても美味しい。
*金目鯛の鱗つけ焼き 蛤のピュレ 白菜のジュ 柚子
金目鯛の骨から取った出汁のスープをソース代わりに。
金目鯛は、鱗の焼き加減が素晴らしい。
うろこパリッサクッ。
白菜の甘みと金目の鱗の香ばしさ、身のほっくり感、蛤と骨出汁の旨み、柚子の爽やかさ。
何か品良くまとまってます。
*スペイン産鴨肉のロースト 山椒マデラソース 春菊 豆腐 セリ 蕪
鴨は皮目がジューシーでとても美味しい。
マデラソースの美味しさにも脱帽。
コクがありながら重くは無くて、深みがある。
山椒の風味はそんなには強くなくて、軽くアクセント。
豆腐が何気に良い箸休め。
*端野菜のジュース
リンゴをベースに、料理に使った野菜の根など端の部分を使ったジュース。
滋味深くて、複雑みがあり、美味しい♪
*無花果のパプロバ
イチジクにメレンゲ、ハイビスカスのシャーベットなど。
ハイビスカスの酸味がちょっと強め・・。
*ミニャルディーズ
タコ焼き風のフォンダンショコラ。
アツアツのトロトロ♪
美味しい。
*カフェ
熊本は水俣の和紅茶を頂きました。
和紅茶にしてはしっかりした味で、美味しい。
以上です。