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夜の点数: 4.7
¥20,000~¥29,999 / 1人
詳細
料理・味 4.7
| サービス 4.0
| 雰囲気 4.5
| CP 4.0
| 酒・ドリンク 3.5
[ 料理・味4.7
| サービス4.0
| 雰囲気4.5
| CP4.0
| 酒・ドリンク3.5 ]
唯一無二の世界観
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2017/10/27 更新
石川県は小松にあるイノベーティブレストラン。
本サイトでも非常に評価が高い。
レヴォとともに、北陸旅行の主目的の一つとして訪問。
シェフはエルブリで修行をし、高校の同級生の奥様も偶然エルブリでパティシェとして働いていたというから驚き。
小松駅からだと、タクシーで10分くらい。
元は撚糸工場だったという建物は、中に入ると中庭に大きなオリーブの木があって、ナチュラルな雰囲気。
厨房も見えます。
凛とした中にも温もりが感じられる空間で、素敵です。
一日三組限定で、個室に一組、中庭を挟んだ部屋に二組。
その二組の間も数メートル離れており、かなり贅沢な空間。
この日は、我々含め全組二人連れだったので、客6人で満席。
ちゃんとした料理を提供するため、あえて絞っているのだとか。
とはいえスタッフは、シェフと奥様含め見える限りで5人いましたから、すごいコダワリです。
なおそのため、日によっては予約開始日に即埋まります。
コースはお任せの13000円のみ。
なお当日は、能登の松茸を贅沢に使った皿を+3000円で出してくれるというので、それもお願い。
料理の写真は撮っても良いのですが、webにアップするのは1~2枚に留めて欲しいとのこと。
これから来る人に、先入観無しに料理を味わって欲しいからだとか。
なので、レビューでの説明自体も今回はかなり少なめに(と、手抜きの言い訳・・)。
で、当日の料理は、以下になります。
*抹ヒート+'Nerikiri'&Jamоn
*本日の突き出し(能登牛A5の牛すじ)
*とてもごまったSchiacciatina
*こ~んなプリンかい?
*玄米茶とおにくるみ
*Are you wild
*The Only WAN with not matsu only
*あ or い?
*皿だ!
*ハブたいもち
*午ぼの紅茶
*二八ソパスタ
*you don't have pre-desert
*Tirakasu
*ミニャルディーズ
*グァテマラエスプレッソ
ええと、メニュー名はほぼダジャレです。
例えば、あ or い?は、赤いかの料理('あ'か、'い'か?)。
Tirakasuは、酒粕を使ったティラミス。
それらが面白かったので、高得点を付けました(嘘)
そのメニュー名の遊び方からすると、おちゃらけた料理を想像してしまうのですが、実に論理的で自由な発想、その一方で的確な調理技術を用いて、能登を中心とした石川県の食材の素晴らしさを教えてくれる、とても素敵なお店でした。
ここへ行くために旅する価値が十二分にあったし、出来ればまた行きたいと心から思いましたよ。
前述のように詳説は避けますが、鮪節で出汁を取ったり蕎麦も打ったりするなど、洋に捕らわれず、色々な手法を用いてます。
それで、蕎麦は一捻りがありつつ蕎麦自体もちゃんと美味しいし、出汁なんかも素材に合ってる。
能登の松茸は、丸のまま焼くのと、すり下ろしたのと、薄くスライスして出汁に浮かべるという3種の供し方、それにより香りの出方が全然違うのに感心。また、合わせた真鯛真丈のふわふわ感と旨みにも唸ったり。
もちろん、エルブジ由来の分子ガストロノミーの手法も用いていて、シェフもしくは奥様がテーブル横でプレゼンテーションしながら料理を作ってくれたりもします。
それも楽しい。
素材もすごく質が良い。
石川県の素材の豊かさに、感動しました。
バイ貝なんて、滅茶苦茶瑞々しいながら濃い旨みがあって、知ってるバイ貝とは別次元。
ほんとにバイ貝かい?みたいな、驚きをもった感動。
それも、シェフが生産者の方と密接につながっているのと、客数を絞って良いものを厳選してるからかと。
そして、その素材の良さを引き出すのに、色々な手法を用いることのベースとして、何より基礎的技術が素晴らしく高い。
火入れはもとより、塩使いの巧みさにも唸りました。
シェフに依れば、わずかな塩加減(数粒単位と言ってたかな)で味が全然変わるとか。
前述のバイ貝の美味しさもそうですが、海老なんかも甘みが半端ない。
その甘みの引き出し方も、塩の加減に依るものなのだとか。
ここまで素材の味を引き出す技術には、唸るしかなかったですよ。
また料理は基本的に、料理人であるシェフか奥さまが自ら運んで、解説しながらプレゼンテーションもしてくれる。
聞けば色々と説明もしてくれ、すごく勉強になるし、感じも良い。
それも客数を絞った事に依る利点でしょうが、そのコダワリに敬服します。
もちろん、前衛的な料理ではあるし、味付の好みは人それぞれなので、誰もが美味しいと思うかは分かりません。
ただ、食に興味がある人なら、間違いなく楽しいはず。
とても印象に残った旅の夜。
ご馳走様でしたー。