Testarossaさんが投稿した鳥しき(東京/目黒)の口コミ詳細

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食べるために生まれた

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鳥しき目黒、白金台、不動前/焼き鳥

4

  • 夜の点数:4.4

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 3.5
4回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

幸せを頬張る

目黒にある焼鳥屋。
休日のディナーで訪問。

ミシュラン一つ星。

3時間を超える幸せの連続。


【おまかせ】

出されるままを全て完食する。
ストップはしない。

■お新香

■大根おろし

■さびやき

■かしわ

■うずら

■食道

■砂肝

■獅子唐

■皮 レモン
ちょい焦げ。

■血肝

■銀杏

■つくね

■せせり

■手羽先の先の皮

■ぼんじり

■厚揚げ

■椎茸

■手羽先

■ソリ

■茄子

■膝まわり
白髪ねぎと胡麻油。

■そぼろ丼

■スープ

■おにぎり
私の知る限り、世界最高の焼きおにぎり。


【ドリンク】

■生ビール

■上喜元 純米酒(山形)

■鳳凰美田 純米酒(栃木)

■黒龍 純米吟醸(福井)

■ハイボール


私が行くときは全てのメニューを制覇するため、他の客は帰って貸切状態になる。
終電を気にせずに焼鳥に集中できる目黒在住のメリットを、これほどまでに実感することはない。

2023/06/13 更新

3回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

幸せを頬張る

目黒にある焼鳥屋。
休日のディナーで訪問。

幸せを頬張る。

【おまかせ】

■漬物
■さびやき
■もも
■うずら
■砂肝
■食道
■つくね
■銀杏
■軟骨
■ハツ
■レバー
■厚揚げ
■ハツモト
■セセリ
■膝回り
■ぼんじり
■ソリ
■椎茸
■ペコロス
■手羽先
■親子丼

【ドリンク】
■ビール
■ハイボール
■烏龍茶

最後には私たちしかいなくなり、時計はもう25時近くになっていた。
こんなにも目黒に住んでいて良かったと思えることはない。
身体が幸福に包まれたまま夢の中へと誘われる。

2018/06/16 更新

2回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

心震える焼鳥

目黒にある焼鳥屋。
休日のディナーで訪問。

心震える焼鳥。

【おまかせ】
■お新香
■大根おろし
■さび焼き
■もも肉
■砂肝
■ぼんじり
■食道
■せせり
■うずら
■軟骨
■アキレス腱
■レバー
■肩
■銀杏
■つくね
■軟骨
■芽キャベツ
■はつ
■厚揚げ
■ぼんじり
■玉ねぎ
■ソリ
■膝回り
■ちょうちん
■おにぎり
■スープ

【日本酒】
■上喜元(山形)
■墨廼江(宮城)
■日高見(宮城)
■黒龍 純米吟醸(福井)
■緑茶

時間を過ぎるのも忘れるくらい一心不乱に食べ続け、食べ終えると既に24:30を超えていた。

2018/04/21 更新

1回目

2018/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

神宿る

目黒にある焼鳥屋。
休日のディナーで訪問。

目黒に住んで6年、近くて遠い鳥しきへ。

大将の池川氏が口を真一文字に結んで焼き場に立つ姿に、不動明王の化身かと見紛う神々しさを感じた。


【おまかせ】

■お新香

■さび焼き
口に含んだ瞬間、衝撃を受ける。
ゆっくりと沈み込む弾力、ささみそのものの持つ香り、素材の良さを引き出す塩の加減、グラデーションのような火入れ。
当店出身の亀戸「鳥さわ」、目黒「阿部」も素晴らしいが、当店は別格である。

■かしわ
肉の大きさが揃っており、頬張る時にまったく違和感がない。

■大根おろし
非常に甘い。

■砂肝
歯を入れるとシャクッと歯切れよく、噛み切る時の力加減が絶妙。
塩が砂肝の表面で溶けて、いい具合に肉をコーティングして包み込んでいる。

■うずら
ゆっくりと時間をかけて温められており、卵黄がとろんとして半熟状態に仕上がる。
手元の1粒はぶっくりと膨張。

■食道
蛇腹になって重なる。
まったりねっとりとして、舌の上で爽やかな余韻を残す。
良質な脂身。

■オクラ
オリーブオイルによって表面をカリッと焼いている。
輪切りになっているのに、汁が逃げずにしっかりジューシー。

■つくね
唇に触れた時のインパクトが優しい。
口に入れた時に最も美味いと感じる大きさが計算されている。
表面はほんのりと焦げを残して香ばしい。
軟骨の配合やカットの大きさが丁度よく、肉を引き立てながら自身の存在をアピールしている。
おとなしい塩気。

■せせり
ものすごい弾力で、噛むたびに肉汁が溢れてくる。
噛むのが楽しくなる。

■銀杏
クヌンと沈むような歯ごたえがある。
肉の平串に対して丸串を使う。

■軟骨
身と軟骨の一体感が強い。
軟骨は硬くなく適度に柔らかく、噛み切るのが容易。
どのような火入れをすると、このように仕上がるのか不思議でしょうがない。
レモン添え。

■レバー
舌と上顎で擦り合わせるだけで、濾したようにとろけていく。

■恥骨
骨と身が複雑に絡み合い、口の中で暴れる食感が楽しい。
脂の配合が絶妙。

■ハツモト
心臓とレバーをつないでいる部位。
細胞の密度が高く、噛んだ瞬間、キュッと音がする!
脂身があるのに弾力もあって、なおかつ柔らかい。

■椎茸
豊かな香り。
滴る汁。

■はつ
噛んだ瞬間のインパクトが強烈!
プリンプリンと言うより、ブリンブリン!

■ぼんじり
引き締まっていながら柔らかい。
全体が上質な脂でジューシー。

■エリンギ

■手羽先
当店のスペシャリテ!
超巨大な骨を手づかみし、かぶりつくようにして食べる。
火傷に注意だ。
身はしっかりと締まる。
驚くほど骨から剥がしやすい。

■膝
骨が全くない良質な筋肉。

■ちょうちん
なんと、レバー付き!
濃厚な卵黄と濃厚なレバーが絡み合う。

■じゃがバター
醤油が強く、バター感は少しだけ。
ブラックペッパーを利かせる。

■焼きおにぎり
弱火で3時間かけてじっくりと焼き上げた、まん丸い結晶。
鶏の脂と炭火だけで焼き続ける。
外側は水分が抜けて小さい米粒になって、カリッとしている。
内側は通常の米粒のままふっくら。

■鶏スープ

■ソリ
驚くべき弾力!

■親子丼
鶏の歯ごたえがすごい!

■お土産
そぼろ弁当。
弁当箱の中にこぼれんばかりに、みっちりと詰まる。
ご飯とご飯の間に海苔を敷いて、3層になっている。
ご飯茶碗に6杯分くらいのボリュームがある。
タレ、山椒付き。


【ドリンク】

■エビス生ビール

■Olivier Leflaive Chassagne-Montrachet 2015(ブルゴーニュ/アペラシオン)
シャルドネの白。
濃厚な甘みのインパクト。

■MAGELLAN ROUGE 2014(ラングドック・ルシヨン)
グルナッシュ、シラー、カリニャンの赤。
果実味が強くて甘めのミディアムボディ。


得難い食の体験に「食べるために生まれた」ことを実感するひとときだった。

鳥しきに焼鳥の神宿る。

2018/02/04 更新

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