人間であるソマリを人間がいる場所へ届けるためにとゴーレムが一緒に旅をする。ゴーレムには感情が無いはずだが、長く一緒に旅するうちに絆が生まれ一緒にいたいという思いが強くなっていく。
よくあるパターンのストーリーではあるが、何気ない旅の描写や心の変化にだんだんと同調していってしまうというのは作者の術中にはまった証拠かも。
人間の里へたどり着くまでは描かれていないが、きっとこれで完結なんだろうな。
願わくはゴーレムが活動停止するところまで見たい。ここまで行ったなら死という現実をも描き切ってほしいと願う。
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