3回
2022/11 訪問
たまのおたのしみ
茶碗蒸し
焼鳥
上うな重
上うな重
2022/11/11 更新
2021/12 訪問
冬鰻おそるべし……
うなぎは冬が旬だよ、ということを聞きはしますが、そういえば改めて冬に食べてみたことってないなと思い、今冬大洗の人気店松のぶに行ってみました。すると驚くべき脂ののりとやわらかさで、「こんなにもちがうのか……」と感銘を受け、それならばこちらにも来てみなければ、とやって来ました。
過去に２度ほど来たことはあるのですが、いずれもランチで、夜に来たのは初めてでした。
こちらは不定休で、予約なしで行ってもやっていなかったり、あるいは満席だったりすることも多いので、できるだけ事前に予約して行くのが無難です。
また、注文を受けてからうなぎをさばくため、提供まで１時間ほどかかります。
予約時に事前に注文しておくと、来店時間に合わせて焼いておいてくれるのでスムーズです。
メニューはうなぎとご飯が別の『蒲焼定食』、ご飯の上にうなぎの乗った『うな丼』『うな重』の３つがベース。
いずれも肝吸いとお漬物がつきます。うなぎは２枚ですが、1000円プラスして『上』にすると３枚になります。
うな丼とうな重のちがいは器だけのようです（ご飯の量がちがったりはするかもしれませんが）。
定食にせず単品メニューとしてうなぎも注文できます（蒲焼、白焼）。
また、うなぎ以外に焼鳥や茶碗蒸しもあります。これらをつまみつつ日本酒でも飲みながらうなぎの焼き上がりを待つ……なんていう過ごし方も贅沢です。特に茶碗蒸しは絶品なので、ぜひ注文してみてもらいたい品です。
そして肝心の鰻は言うまでもなく最高で、醤油味の効いたタレとご飯の組み合わせは最高です。
そして冬鰻！ 脂ののりがちがいます。また冬になったら食べに来ようと誓いながら食べ終えました……。
ちなみにこちら、焼鳥も絶品で名物になっているのですが、お願いすれば『鳥重』も作ってもらえます。
（通常メニューにはないので、予約してお願いするのが良いと思います）
熟練の焼きの技術でふっくらと香ばしく焼かれた鶏肉とご飯の相性は最高で、うなぎよりこちらのファンもいるとか。ぜひ『ネギ焼き』とセットで味わってみてもらいたい品です。
（普通に鰻を食べに来た場合でも、焼き鳥もあわせて注文することをおすすめします。そのくらいおいしいです）
入口(2020.3)
焼鳥
うなぎ白焼
ネギ焼き
鳥重
鳥重とセットのお吸い物
2021/12/12 更新
2014/10 訪問
繁華街を離れて鰻を嗜む
住所的には大洗ですが、訪れるなら大洗駅より那珂湊駅からの方が近いというくらい東に寄った位置にあるお店。
繁華街から離れ大通りにも面してない、静かな場所に佇む鰻の名店がこちらです。
鰻は注文を受けてからさばいて焼いてくれるタイプで、今回は注文しませんでしたが“白焼き”の用意のあることからも鰻の質、鮮度の良さが伺えます。
他に来客がなければ待ち時間は４０分ほど、居れば１時間くらいでしょうか。
事前に予約して、来店時間にあわせて焼いておいてもらうこともできるようです。
鰻は非常に脂がのっていて、身もふっくらとした焼き上がり。
タレが甘さ控えめのため、炭火の香りもあわさって鰻の脂っぽさは気になりません
醤油の利いたタレで、香りがつんと鼻にくるものの焦げ臭さなどはない、絶妙の焼き上がりです。
肝吸いに入っている肝も炭で炙ってあるようで、汁物でありながら香ばしい。
また、こちらのお店は茶碗蒸しもオススメで、注文を受けてから卵を溶いて、蒸して、熱々のものをもってきてくれます。
肝吸いもそうでしたが、ダシにみりんが入っているのが独特のコクとほのかな甘味があり、だしの旨味が引き立ちます。
大洗で鰻というと『松のぶ』さんも有名ですが、松のぶさんが地元で愛される、比較的リーズナブルな店とするなら、こちらは鰻通がしっぽりと通う店、といった趣でしょうか。
県外から訪れる客も多いというのも頷けるお味でした。
(2014.10)
(2014.10)
(2014.10)
(2014.10)
(2014.10)
上うな丼
2014/10/03 更新
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こちらに初めて訪れたのはもう何年も前なのですが、特に脂ののった冬鰻のおいしさに魅了され、すっかりファンになってしまいました。
もはや絶滅危惧種である鰻をホイホイ食べようという気になれない面もありますが、かといってまったく食べなければ、こういった素晴らしい店や技術が廃れてしまうのも事実。加えて、自分のような庶民には値段的なハードルも……。といったことをあれこれ考え、落しどころとして、旬の冬を狙って年に１度だけ食べに来る、というのが定番になっています。
大洗にはもう一軒、松のぶという鰻店があり、自分はそちらも好きでやはり年に１度目安で行くようにしているのですが、松のぶはやや大衆向けで、鰻以外のメニュー（トンカツなどの定食）もあるのに比較し、こちらはやや高級路線で、料理も、若干のサイドメニューはありますが基本は鰻のみ。
また、不定休であるため、行ってもやっていないとか、予約のみで席が埋まっているといったこともあります。行く場合は、原則として予約しておくことが推奨されます。
また、鰻は注文から提供までどうしても40分～１時間くらいかかりますが、予約すればその時間に合わせて焼き始めてもらえるので、待ち時間の短縮もできます。
こちらの鰻は脂がのり、タレのコク味、醤油の塩気と甘味のバランスも良く、ご飯の固めの炊き加減で、とにかく全てが自分の好みにドンピシャ。行く度に夢中になって食べてしまいます。肝吸いは味つけ控えめでダシが効いていて、タレの濃い味をうまい具合に洗い流してくれます。
鰻以外のサイドメニューには茶碗蒸しと焼鳥があり、この２品も毎回必ず注文するマストアイテムとなっています。
蒸したての茶碗蒸しは、やはりおいしいダシが効いていて、熱くて少しずつしか食べられないのですが、これを食べながら鰻を待つ時間が至福。特に寒い冬ならこたえられません。
切り身ひとつひとつが大きくてジューシーな焼鳥も、これ目当てできてもいいほどのおいしさで、１本だけ添えられている焦げ目の香ばしい葱焼きも欠かせません。
（メニューにはありませんが『葱焼き』も注文できます。確かにここの葱焼きは、何本でも食べたくなる絶品です）
メニューには書いてありませんが、予約時にお願いすれば鰻でなく焼鳥をのせた『鳥重』も注文可能。あくまで鰻がメインのお店ではありますが、こちらも一度は試してみてもらいたい絶品です。
（鰻が苦手な人がいる場合なんかにも良いと思います）