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昼の点数:4.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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【福岡・天神】半世紀にわたって愛される鯖の一枚焼き、絶品! | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」
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外観
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入口に貼られた掲示。
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店内カウンター
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まずはお冷やと冷奴、漬物。
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鯖の一枚焼き定食
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2023/10/14 更新
平日休みのお昼。
自宅から自転車に乗って、天神まで出てきた。
今回は、美味しい焼鯖の定食をいただこうと、↓のお店へ。
「真(まこと)」。天神の水鏡天満宮のすぐ横、細い路地を入ったところにあるお店。1973年創業、半世紀にわたり、おいしい焼鯖を提供している。以前、夜は居酒屋として刺身なども扱っていたとのことだけど、あるときからお昼のみ、そしてメニューは鯖の一枚焼き定食(1000円・税込)のみに。お昼はメニュー表もなく、入店すると自動的にこの一枚焼き定食が提供される。
それでも、ここの焼鯖の評判は相当知れ渡っていて、11時の開店前には行列ができている。この日も、ワタシが開店20分ほど前に到着するとすでに4人の先客が並んでいて、開店時には10人ほどになっていた。
開店時間になり、順番に店内へ。ワタシは1人客だったのでカウンター席へ案内された。カウンターの向こう側では、創業者の息子さんである二代めの大将が鯖を焼く音がしている。香ばしい薫りが漂ってきて、この時点でかなりそそられる。
座ってしばし待っていると、まずは冷奴と香の物、お冷やが出された。お冷やなんだけどグラスではなく、湯飲み。いやでも、このほうが雰囲気出るよなぁ。
そしていよいよ、皿からはみ出すくらい大きな鯖の一枚焼きと、ごはん、味噌汁が出てきた。ごはんはおかわり2回までOKとのこと。
さっそく、鯖の一枚焼きに箸を入れてみる。皮がパリパリになるまで焼かれているけど、中の身はふっくらした仕上がり。まずは何もかけずに、ほぐした鯖の身だけをいただいてみるが、とてもいい脂が染み出しているのが分かる。この旨みはすごいなぁ。
その後、添えられた大根おろしに醤油を垂らし、それを鯖の身といっしょにいただいてみる。醤油の香りが鯖の旨みと一体になって押し寄せてくる感覚、これはすごい! 醤油の味に、脂が負けておらず、しかも上品でとてもいい調和。この感覚はなかなか味わえるもんじゃない。当然ながらごはんの進みもいい。やはり1杯じゃ足りず、おかわりを頼んだ。
大きな鯖の一枚焼きだけど、わずかな骨がある以外、残すところはなし。鯖の下にはキャベツの千切りが敷いてあるんだけど、それも鯖の旨みにしっかり浸かって、とてもいいお味になっていた。このお店では鯖をある時期に大量に買い付けて、専用の冷凍庫に保管し、少しずつ出して使っているのだと聞いたことがあるけど、やはりこだわっていいものを使っているんだろうなと。
焼鯖をいろいろなところで食べてきたけど、こんなに食べた後に幸せな気分になったのは、ワタシも初めてかもしれない。
それくらい絶品の鯖の一枚焼き、はまる人が多いのも十分に頷ける。大満足な昼食だった。