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The belly rules the mind.
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tokyokitten (40代前半・女性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:5.0
2016/10 訪問
ここの全部、心に焼き付けたい。
明けましておめでとうございます。2017年1月より、定休日が毎週日曜日と第一月曜日に変更になりました。これまで「週初めで仕事のやる気がでない月曜はディルセのカレーでモチベーションアップ☆」されていた方には悲報、週末にしか千駄ヶ谷に足を伸ばせない方には朗報でございます。相変わらず、ディルセの秋刀魚カレーを食べて涙した逸話はわたしの武勇伝で、あれ以来カレーを食べて美味しさのあまりに泣いたのは一度すらありません。*一言でいうと、スペシャル。比較対象のあり得ない、たった一つのお店。ここでしか食べられない味とここの空間。センセーショナルな煽りが起きないことを願いつつ、カレー好きの方にはもちろんそうでない方も、もっと多くの人にここと「出会って」欲しい。世界観が絶対に広がって、ちょっぴり大人になれるから。*この日はパテ、おつまみ牛筋カレー、リブとスパークリングでスタート。こうして思い出しながら書いていて、本当に胸がどきどきしてくる。おそらくこの日もあるだろうと期待していた秋刀魚のスープカレーがやはりあったので、それとマトン、ダル、ライスとナンを。美味しいとかそんな言葉では表現したくない。食べてみて「生きててよかった」ではなく、「これを食べたからこれからも生きられる」と感じる。いかなる宗教にそういう概念があるかわからないけど、『生命を創る食べ物』を思わせるお料理なんだ。そんな哲学的、宗教的な理念さえ浮かんでくる、そういう素晴らしさ。*ずっと行ってみたかったけれど、わたしには敷居が高く、訪問できなかったディルセ。フィッシュカレーを頂いてみたいものの、でもまだ行くのが早いような気がして。想像とは少し異なり、オフィスビルのような大きく四角い建物の地下にお店はあります。なんとなく無機質な階段を転がるようにおりて行くと、黒のシックな看板と扉が。店内の敷地はこじんまりですが、各テーブル席は広々として、スペーシーな空間。BGMもさり気ない音量で、壁のフォトグラフもセンスが良いです。メニューの内容も魅力的なものばかり。とても悩みましたが、アペタイザーには『チャナ豆のカッチュンバル』と、タンドリーから『ポークスペアリブ ゴアのヴィンダルー仕立て』を二本。こちらではカレーはお魚がメインで、お肉のカレーは日替わりのみです。この日のお肉だったチキンキーマとナンを一つと、わたしはお勧め頂いて、秋刀魚のスープカレーと、ライス(ジャポニカ米のホワイトライス)をチョイス。豆の角がかわいらしく、トマトやコリアンダーの色がきれいなカッチュンバル。一口食べてみると、見た目同様にとてもフレッシュで爽やか。輪切りのハラペーニョも入っているので、思った以上にスパイシーです。舌がだいぶ刺激されたので、ラッシーをオーダー。酸味は強めですが、フローズンヨーグルトに似たデザートのような甘さで美味しい。スペアリブは、20cmはあるであろう大きな一本。ナイフとフォークを使って切ってみると、中はちょっぴり透けた薄ピンクで、絶妙な火入り加減。肉汁が滴るようにジューシーで、脂の旨味もしっかりしています。完全に骨しか残らないほど、徹底的にきれいに頂いてしまいました。ヴィンダルーだけれど、酸味はそこまで強く感じませんでした。シーズニングはしっかりとしてあるので、ガーリックの風味はガツンと来ます。お待ちかねのカレー、まずはキーマを一口。クミンがふんだんに使われています。シナモンも、どーん。かなりドライなので、肉肉しさが前面に出ていて食べ応えがある。ナンは、甘さは控えめの薄いタイプ。パリパリ、もちもち。ギーがたっぷり塗られていて、艶がとても綺麗。スープカレーのほうは、秋刀魚の脂、生姜、トマトの酸味、全てがまとまりよく素晴らしい味を作り上げています。さっぱりとした後味と、香りがとても良い。言うまでもなく、秋刀魚の身も美味しいです。一匹丸ごと使われているため大変ボリューミー。とっても熱々なので、はふはふしながらライスを一緒に食べると、本当に幸せ。秋刀魚は骨まで柔らかく、文字通りに綺麗さっぱり、全身美味しく頂きました。食べ終わった後は、尾ひれのみが、空いた器に静かに鎮座。南無 (。-人-。)余裕綽々の貫禄と自信を感じさせる畑中シェフ、本当に唯一無二の存在だわ。ご馳走さまでした!
2017/01/02 更新
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
明けましておめでとうございます。
2017年1月より、定休日が毎週日曜日と第一月曜日に変更になりました。
これまで「週初めで仕事のやる気がでない月曜はディルセのカレーでモチベーションアップ☆」されていた方には悲報、
週末にしか千駄ヶ谷に足を伸ばせない方には朗報でございます。
相変わらず、ディルセの秋刀魚カレーを食べて涙した逸話はわたしの武勇伝で、あれ以来カレーを食べて美味しさのあまりに泣いたのは一度すらありません。
*
一言でいうと、スペシャル。
比較対象のあり得ない、たった一つのお店。
ここでしか食べられない味とここの空間。
センセーショナルな煽りが起きないことを願いつつ、カレー好きの方にはもちろんそうでない方も、
もっと多くの人にここと「出会って」欲しい。
世界観が絶対に広がって、ちょっぴり大人になれるから。
*
この日はパテ、おつまみ牛筋カレー、リブとスパークリングでスタート。
こうして思い出しながら書いていて、本当に胸がどきどきしてくる。
おそらくこの日もあるだろうと期待していた秋刀魚のスープカレーがやはりあったので、
それとマトン、ダル、ライスとナンを。
美味しいとかそんな言葉では表現したくない。
食べてみて「生きててよかった」ではなく、「これを食べたからこれからも生きられる」と感じる。
いかなる宗教にそういう概念があるかわからないけど、『生命を創る食べ物』を思わせるお料理なんだ。
そんな哲学的、宗教的な理念さえ浮かんでくる、そういう素晴らしさ。
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ずっと行ってみたかったけれど、わたしには敷居が高く、訪問できなかったディルセ。
フィッシュカレーを頂いてみたいものの、でもまだ行くのが早いような気がして。
想像とは少し異なり、オフィスビルのような大きく四角い建物の地下にお店はあります。
なんとなく無機質な階段を転がるようにおりて行くと、黒のシックな看板と扉が。
店内の敷地はこじんまりですが、各テーブル席は広々として、スペーシーな空間。
BGMもさり気ない音量で、壁のフォトグラフもセンスが良いです。
メニューの内容も魅力的なものばかり。
とても悩みましたが、アペタイザーには『チャナ豆のカッチュンバル』と、
タンドリーから『ポークスペアリブ ゴアのヴィンダルー仕立て』を二本。
こちらではカレーはお魚がメインで、お肉のカレーは日替わりのみです。
この日のお肉だったチキンキーマとナンを一つと、わたしはお勧め頂いて、
秋刀魚のスープカレーと、ライス(ジャポニカ米のホワイトライス)をチョイス。
豆の角がかわいらしく、トマトやコリアンダーの色がきれいなカッチュンバル。
一口食べてみると、見た目同様にとてもフレッシュで爽やか。
輪切りのハラペーニョも入っているので、思った以上にスパイシーです。
舌がだいぶ刺激されたので、ラッシーをオーダー。
酸味は強めですが、フローズンヨーグルトに似たデザートのような甘さで美味しい。
スペアリブは、20cmはあるであろう大きな一本。
ナイフとフォークを使って切ってみると、中はちょっぴり透けた薄ピンクで、絶妙な火入り加減。
肉汁が滴るようにジューシーで、脂の旨味もしっかりしています。
完全に骨しか残らないほど、徹底的にきれいに頂いてしまいました。
ヴィンダルーだけれど、酸味はそこまで強く感じませんでした。
シーズニングはしっかりとしてあるので、ガーリックの風味はガツンと来ます。
お待ちかねのカレー、まずはキーマを一口。
クミンがふんだんに使われています。シナモンも、どーん。
かなりドライなので、肉肉しさが前面に出ていて食べ応えがある。
ナンは、甘さは控えめの薄いタイプ。パリパリ、もちもち。
ギーがたっぷり塗られていて、艶がとても綺麗。
スープカレーのほうは、秋刀魚の脂、生姜、トマトの酸味、全てがまとまりよく素晴らしい味を作り上げています。
さっぱりとした後味と、香りがとても良い。
言うまでもなく、秋刀魚の身も美味しいです。一匹丸ごと使われているため大変ボリューミー。
とっても熱々なので、はふはふしながらライスを一緒に食べると、本当に幸せ。
秋刀魚は骨まで柔らかく、文字通りに綺麗さっぱり、全身美味しく頂きました。
食べ終わった後は、尾ひれのみが、空いた器に静かに鎮座。南無 (。-人-。)
余裕綽々の貫禄と自信を感じさせる畑中シェフ、本当に唯一無二の存在だわ。
ご馳走さまでした!