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夜の点数:5.0
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.3
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 3.5
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昼の点数:5.0
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料理・味 -
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|雰囲気 -
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[ 料理・味4.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
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| 酒・ドリンク- ]
穏やかで上品なクラッシック。
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2016/03/04 更新
昨年に引き続きクリスマスメニューのディナーに訪問。古賀シェフのスペシャリテ尽くしのコース。
この日はお酒をあまり飲めなかったが、その分お料理を楽しめたのでかえってよかった。
・フォアグラのフラン 黒トリュフ ポートワインソース
昨年も頂きとっても気にいったので、またメニューに乗るのを待っていた一品。
とろとろのフランに濃厚なソースと柔らかいトリュフが最高。
・セップ茸と菊芋の冷たいムース オマール海老、帆立貝の蜂蜜ヴィネガー風味 オマールコンソメ添え
燻製された帆立が半レアで美味。ふわふわのムースも香りが濃縮されている。
・シャラン鴨肉と蒸し野菜 ポトフ仕立て
スパイシーでとろみのあるスープ。鴨肉が柔らかくジューシー。
・ヒラスズキ、手長海老、白身ムースのパイ包み焼 アルベールソース
昨年のクリスマスメニューで感激したこちらをまた頂けて幸せ。古賀シェフのソースはどれも絶妙で、ずっと記憶に残る美味しさ。
・和牛ホホ肉の赤ワイン煮
お店の皆さんもとても親切で、カウンターでもテーブル席でも居心地がよい素晴らしいレストラン。
2015年に訪問したうちのベストレストランのひとつ。本当に古賀シェフは優しくて面白くて格好いい。
来年も宜しくお願い致します。
*
11月のコース。メインはお肉ではなくお魚をピック。
・自家製サーモンの燻製、クルミ添え ガーリック風味のクリームチーズ
チャイブなどを混ぜたクリームチーズに、キューブ状のサーモン。サクサクの極めて軽いガーリックトーストに乗せていただく。
にんにくのえぐみがなく爽やか。
・丹沢栗の温かいフラン トリュフ風味 カプチーノ仕立て
乾燥ポルチーニの出汁やコーヒーパウダーがアクセント。フォームが少し多いように思ったけれど、ホクホクの栗と滑らかなフランが合う。
・鱈白子と牡蠣のムニエル 焦がしバター風味 銀杏添え トリュフバターソース
カリッと仕上がった白子と牡蠣。下には浅蜊の出汁のリゾットに、レモンのニュアンス。
リゾットに、とろとろの白子や牡蠣は文句のつけようがない相性。
・平スズキのポワレ ムール貝、ちりめんキャベツ、わさび菜添え 香草、トマト、バジルソース
小ぶりだが味はしっかりと濃いムール貝。お野菜もどれも美味しく、特に火の通ったトマトが秀逸。
ソースも全部すくって頂いてしまうほど美味。
例によってデザートはチーズで。
どれも美味しかったが、いつもシェフが繰り出す上品なパンチが抑え気味だったような。
いつもはお腹パンパンになるのに、この日はボリューム的にも余裕がある食後感。
ところで、古賀さんは毎月のメニュー表をはがきサイズでも用意されていて、手書きのイラストが描いてある。
それがとっても可愛くて癒されるので、自宅に届くのが毎回楽しみ。
*
春に一度伺って以来久しぶりに。9月のメニューを確認して絶対に逃すまいと即訪問。
この日はお魚は無しでメインはお肉だけにした。
・トリュフ風味の半熟卵、ポルチーニのソテー添え デュクセルソース
ミートソースのような食べ応えのあるポルチーニがたっぷりとかかった半熟卵。生ハムも乗っていて絶妙な塩気。
・オマール海老、焼茄子のクーリ、トマトエキスのジュレを添えた冷製ビスク
爽快で極めて上品。ビスクの底に隠れていた乳白のクーリが混ざる様子を見ながら、こういうお料理こそが贅沢だと感じた。
・秋刀魚のスモーク、松茸のパートフィロ包み焼 トリュフヴィネガーソース
パリッパリのパートフィロの中に秋刀魚、松茸、金時芋のマッシュが入っている。土台にバターナッツのピュレ。
燻製の香ばしさ、松茸の芳香、全体的な食感、全てが最高。
・シャラン鴨のロースト ヴィンコット風味、フォアグラ添え サルミソース
じっくりと焼いた胸肉とささみの部分。肉の旨みと香りが口内いっぱいで幸せ。
さらさらで雑味ゼロのソースももちろん美味。
赤ワインがまだ残っていたのでデザートの代わりにチーズを頂いた。
古賀シェフのお料理は京料理に似ていると思う。食べていて雑念が頭から消える。
*
クリスマスメニューのディナーに訪問。
美味しすぎて悶絶してしまうお料理の連続で、古賀シェフのセンスに惚れ込むばかり。
自分の舌と感性に合う料理人に出会えるということは本当に幸せなことなんだと実感させられます。
古賀シェフのお料理をこの先も末永く頂けますように。
*
こちらの常連である某料理人さんに連れて行っていただきました。
今回はお魚もお肉も頂けるコースをお薦めされたのでそちらに。お肉は2種類あったので、一つずつオーダーしてシェアして頂戴しました。
頂いたお料理 ↓
・ 自家製鯖スモークのリエット & 銀杏とクリームチーズを詰めたグジェール
グジェールに銀杏ってとっても合うのですね。鯖も肉汁が溢れ出しそうなほどで燻製の香ばしさも素晴らしい。
・ 温かい鴨フォアグラのフラン トリュフ添え ポートワインソース
先日エクアトゥールでもフォアグラのフランは頂いたのですが、こちらのは量もたっぷりでトリュフの香りとポートワインのコクがとても美味。
・ 鱈白子と牡蠣のムニエル 焦がしバター風味 根菜のソテー添え トリュフ蜂蜜ヴィネガーソース
・ オマール海老、ホタテ、ムール貝、ホウボウのブイヤベース仕立て
ぷりっぷりのオマール。高圧力で皮をむいて瞬間凍結するのだそうです。これは新食感。
ガーリックトーストと一緒にいただくのですがこのパンがまた美味しい。
・ 長野県産 幻の豚 千代幻豚ロースのグリエ 青粒コショウ風味 ポワブラードソース
脂が甘いよ~。
・ 蝦夷鹿シンタマと鴨フォアグラのソテー グランヴヌールソース
火入れが絶妙。とっても美味しかったとしか言いようがないです。
・ デザートの代わりに特別に。 ソースキュリー
具のない、コンソメタイプとおっしゃるフレンチカレー。チリペッパーなど使ってらっしゃらないそうなのですが、ピリッと辛さが際立って、さらさらなのに濃厚。牛筋とお野菜のうまみが凝縮されています。
お肉を乗せるなら豚肉とのことでした。豚バラのコンフィと食べたいな。
今回はカウンター席でしたのでキッチンの中での様子を拝見できて楽しかった。
古賀シェフも渋くてカッコイイです。
サラマンジェがオヤジフレンチならこちらはオジサマフレンチという感じ。
しっかりクラッシックなのだけど、しつこさやゴリ押し感のない、ジェントルな美味しさ。
選んでいる食材、調理法、全てにこだわりと品が見られます。
こちらに通うにはわたしはまだ若造だけれど、末永くお付き合いしたい、そんな素敵なお店。
ご馳走様でした。