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The belly rules the mind.
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tokyokitten (40代前半・女性・東京都) 認証済
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1回
昼の点数:4.4
2015/04 訪問
酔ってしまうほどに美味。
NYのイタリアンで個人的にとても好きなお店、MareaのシェフMichael Whiteのカジュアルライン。ラファイエットのお洒落で小さな飲食店が並ぶエリアに地味にある。ウッディで少しカントリー調の店内は広く、温かみのある雰囲気。平日のお昼に訪問。一応予約をしたけれど早い時間帯だったので入店時はまだガラガラだった。ランチは$28の2品コースがあり、前菜とメイン(パスタ、サンドイッチ、肉魚類)に一つずつ選べる。アラカルトでのオーダーも可。コールドミート、チーズ、クロスティーニも単品か盛り合わせで別途頼める。この日のデイリースペシャルは、$29で3種のパスタのサンプリングプレートが可能とのことだったのでわたしはそちらに。フォカッチャは窯から焼きたてを出してくれる。表面はカリカリで大粒の岩塩がエッジーで美味。クラムはもちっとしているが、精製されているためか味はあっさり。2品コースのほうで、前菜にイタリアの肉団子ポルペッティーニをチョイス。プロシュートとモルタデッラのミートボール。ゴルフボールより気持ち小さいくらいで3個。ふわっとした食感のお肉で味付けもマイルド。わたしが頼んだパスタは、トルシア(Torcia)というお店のオリジナルパスタ、グラミーニャ、カッペレッティ。トルシアはスペルからも想像のつく通りトーチ(たいまつ)の形をしており、小さな小さな巻貝のような見た目。烏賊墨が練りこまれており、ソースは海老のラグー。クリスピーなパン粉と芽キャベツの葉が散らしてある。ひとつひとつの噛み応えと具の食感が良く、烏賊墨の旨味に海老の出汁の相性が素晴らしい。グラミーニャは雑草や牧草という意味で、マカロニのこと。こちらのはブカティーニよりやや細いくらいの太さで穴は無し。黄色と緑の二色。「パーリア・エ・フィエーノ」といって、金色の麦穂を表すたまご麺と緑の干草を意味するほうれん草麺の組み合わせ。このパスタにスタンダードな組み合わせであるクランブル状のサルシッチャとグリンピースが具なのだけど、生姜がかなりきいており少し中華っぽい味付け。こちらも固めのアルデンテ。ニューヨークのイタリア料理屋では大概固めに茹でるのだけれど、その感触を歯が覚えてしまうのか、日本では正直茹で方に物足りなさを感じてしまう。カッペレッティとはロマーニャ地方の、「帽子」のような詰め物パスタ。エミリア地方では「トルテッリ」と呼び、こちらの前菜メニューにスープパスタで用意がある。セコンドのこちらはトリュフ漬けのリコッタが詰めてありプロシュートと溶かしバターのソース。 「リピエーノ・ディ・マーグロ」というカッペレッティで基本のレシピがベースになっていると思われる。リコッタの舌触りがとても滑らかでトリュフ香が官能的。これとワインだけで一晩中酔えそう。 実際あまりに気持ち良くなってしまい、これを食べてからその後お店を出るまで何を話したのかよく覚えていない。こうしてよく見れば、どのパスタも最もベーシックなレシピを採用しているみたい。あれこれ創作せずに基本を土台にしつつ、印象的な演出に仕上げているのがやはりMichael Whiteの強みか。デザートにはピスタチオ、ストロベリー、チョコレートのジェラートをアソートにして頂いた。ドリンクはランブルスコの白とロゼ、シシリアの白をグラスで。グラスワインは$9〜$23。グラスはステムレスのオー型。SOHOのクラスターにしてはお客さんに年配層が多く、カジュアルとはいえ割と落ち着いた雰囲気。時間帯や曜日によってディスカウントするシステムを設けたり、ロウアーエンドレストランのアピールが色々ある。このプライスレンジのお店の中では最も美味しいパスタを提供するお店の一つ。
2015/05/01 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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ソファー席
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NYのイタリアンで個人的にとても好きなお店、MareaのシェフMichael Whiteのカジュアルライン。
ラファイエットのお洒落で小さな飲食店が並ぶエリアに地味にある。
ウッディで少しカントリー調の店内は広く、温かみのある雰囲気。
平日のお昼に訪問。一応予約をしたけれど早い時間帯だったので入店時はまだガラガラだった。
ランチは$28の2品コースがあり、前菜とメイン(パスタ、サンドイッチ、肉魚類)に一つずつ選べる。
アラカルトでのオーダーも可。コールドミート、チーズ、クロスティーニも単品か盛り合わせで別途頼める。
この日のデイリースペシャルは、$29で3種のパスタのサンプリングプレートが可能とのことだったのでわたしはそちらに。
フォカッチャは窯から焼きたてを出してくれる。
表面はカリカリで大粒の岩塩がエッジーで美味。クラムはもちっとしているが、精製されているためか味はあっさり。
2品コースのほうで、前菜にイタリアの肉団子ポルペッティーニをチョイス。プロシュートとモルタデッラのミートボール。
ゴルフボールより気持ち小さいくらいで3個。ふわっとした食感のお肉で味付けもマイルド。
わたしが頼んだパスタは、トルシア(Torcia)というお店のオリジナルパスタ、グラミーニャ、カッペレッティ。
トルシアはスペルからも想像のつく通りトーチ(たいまつ)の形をしており、小さな小さな巻貝のような見た目。
烏賊墨が練りこまれており、ソースは海老のラグー。クリスピーなパン粉と芽キャベツの葉が散らしてある。
ひとつひとつの噛み応えと具の食感が良く、烏賊墨の旨味に海老の出汁の相性が素晴らしい。
グラミーニャは雑草や牧草という意味で、マカロニのこと。こちらのはブカティーニよりやや細いくらいの太さで穴は無し。
黄色と緑の二色。「パーリア・エ・フィエーノ」といって、金色の麦穂を表すたまご麺と緑の干草を意味するほうれん草麺の組み合わせ。
このパスタにスタンダードな組み合わせであるクランブル状のサルシッチャとグリンピースが具なのだけど、生姜がかなりきいており少し中華っぽい味付け。
こちらも固めのアルデンテ。ニューヨークのイタリア料理屋では大概固めに茹でるのだけれど、その感触を歯が覚えてしまうのか、日本では正直茹で方に物足りなさを感じてしまう。
カッペレッティとはロマーニャ地方の、「帽子」のような詰め物パスタ。エミリア地方では「トルテッリ」と呼び、こちらの前菜メニューにスープパスタで用意がある。
セコンドのこちらはトリュフ漬けのリコッタが詰めてありプロシュートと溶かしバターのソース。
「リピエーノ・ディ・マーグロ」というカッペレッティで基本のレシピがベースになっていると思われる。
リコッタの舌触りがとても滑らかでトリュフ香が官能的。これとワインだけで一晩中酔えそう。
実際あまりに気持ち良くなってしまい、これを食べてからその後お店を出るまで何を話したのかよく覚えていない。
こうしてよく見れば、どのパスタも最もベーシックなレシピを採用しているみたい。
あれこれ創作せずに基本を土台にしつつ、印象的な演出に仕上げているのがやはりMichael Whiteの強みか。
デザートにはピスタチオ、ストロベリー、チョコレートのジェラートをアソートにして頂いた。
ドリンクはランブルスコの白とロゼ、シシリアの白をグラスで。
グラスワインは$9〜$23。グラスはステムレスのオー型。
SOHOのクラスターにしてはお客さんに年配層が多く、カジュアルとはいえ割と落ち着いた雰囲気。
時間帯や曜日によってディスカウントするシステムを設けたり、ロウアーエンドレストランのアピールが色々ある。
このプライスレンジのお店の中では最も美味しいパスタを提供するお店の一つ。