4回
2018/12 訪問
2018年、冬の京味
今回はカウンターの席だったため、写真は撮ってません。
NGなので。
で、とりあえず冬の京味を満喫してきました。
ふぐの白子焼き、香箱蟹、海老芋、そして名物鮭ハラス焼ごはん。
さらにデザートはいつも葛きりをお願いする。
大変おいしゅうございました。
来年の5月に再訪を楽しみに。
2019/03/12 更新
2016/10 訪問
京味は京味である
[再訪]
今回は2年ぶりに念願の松茸尽くしを食べに伺いました。
お聞きはしませんでしたが、松茸は丹波産のものではないかと数週間前に行った知人が言っておりました。(間違っていたらごめんなさい)
さて今回頂いたのは下記のとおり。
このわた飯蒸し
お造り (河豚、鯛)
猿柿、独活鼈甲煮、鮑、しめじ、銀杏
焼き松茸
雲丹茄子
ぐじ栗蒸し
松茸・鱧鍋
まながつお西京焼き
かぶら吹き寄せ煮
松茸のフライ
松茸ご飯
ハラスご飯
わらび餅
今夜、特に印象に残ったのは、このわた飯蒸し、猿柿、松茸のフライ、そして定番のハラスご飯。
いや、とても幸せな一夜でした。
ちなみに一人ちょうど5万円でした。(飲み物は別料金)
巨匠の西さんがかなりお年を召されたのが気になりましたが、いつまでもお元気でいただければ幸いです。
ごちそうさまでした。
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現在、東京の料理店で京味ほど優秀な若き料理人を排出している店はないだろう。
もちろん独立された方は、全員がすべての担当を京味で任された訳ではないが、どの方も超繁盛店になり、予約を取るのが本当に難しい。
しかし、その方たちも親方である西さんにはかなわない。
西さんの凄さは料理にだけでなく、多くの弟子を育てたことだろう。
近年の中では、すし匠の中澤さんと京味の西さんが最も多くのお弟子さんを育てあげ、独立させた親方だと思う。
これは簡単のようで本当に難しいことである。
料理人としてだけでなく、人間としても懐が深くなければ到底無理だろう。
さて料理の方だが、この前訪問した時は京味を訪問する一番待ち遠しい時期である。
秋=松茸づくし。
もちろん値段はとんでもない金額になり、更にどんでもない贅沢だが、至福の時でもあり、このために必死に働いてきたと思える食事になる。
でも高いとは思わないのが不思議。
何故なら間違いなく、最高の食材を最高の料理人が調理しているから。
2019/01/25 更新
Instagram Tokyo Rocks
今回もカウンター席なので、写真は撮れませんでした。
そしてこちらの大将である西さんがお亡くなり、
年内で閉店することになりました。
なので今回が京味での最後のお食事となりました。
東京の名店中の名店が終演を迎えるのは
なんとも切ない気持ちです。
そして以下がこの夜いただいた品々です。
このわたの飯蒸し
むかご煮鮑 唐墨がけ、くわいチップス、柿なます
根芋の葛煮
ずわい蟹
白子 茶碗蒸し
揚げた海老芋
お造り (鯛、おこぜ)
しめじ、菊菜の煮物椀
真魚鰹の味噌漬け 子持ち鮎を炊いたもの
せりとごぼう、はじかみ生姜
焚き合わせ(蕪と海老、雲丹入り蓮根饅)
すっぽん雑炊
鮭ハラスご飯
葛きり
初めて京味に行った時、ちょうど松茸の時期で
松茸のフライをいただいたのですが、
松茸をフライで食べたのも初めてで、
しかもあまりにもの美味しさに絶句してしまいました。
他にもいろいろ思い出の料理はありますが、
やはりなんと行っても鮭ハラスご飯!
いろんなお店で同じ料理を出していますが、
こちらは全く別次元の美味しさでした。
京味へ食べに行くのも鮭ハラスご飯を
食べたいから行っていたと言っても過言ではありません。
多くのお弟子さんがこちらから旅立ち、
どこも大繁盛店になっており、西さんのDNAは
これからも脈々と受け継がれていくでしょう。
そして食事をしながら、こちらへ最初に連れて行って
もらったことを思い出しながら、とても悲しい
気持ちになったのですが、他のお弟子さんのように
独立をせず、今まで現場を仕切ってきた笠井さんの
晴れやかな顔を見たら、このようなエンディングを
迎えられるのもお店にとっては幸せなのかもしれません。
R.I.P.....西さん
そして京味の皆様、今まで本当にありがとうございました。