8回
2020/10 訪問
【私のオンリーワン。特別な寿司屋】
飽き性な私が人生で1番通っている寿司屋。
今回はコロナ渦で空いてしまいましたが、1年に2〜3回程度の頻度で利用しています。
寿司栄好きには定番ですが、毛蟹とトロのミルフィーユ、ミニあん肝丼、秋刀魚の刺身の肝醤油など私の好きなものが多く出たので嬉しかったです。
普段、あまりお酒を飲まないのですが、数少ない好きなお酒、九平次のシャルドネ樽醸造(この言い方が合っているかわかりませんが、出来上がった日本酒をわワイン樽に入れ、香りを移したもの)も最高でした。
酒屋でも売り切れるのが早い希少酒なのであれば是非飲んでいただきたい一品。
もう大将の虜です!
2020/11/04 更新
2019/05 訪問
【1番好きな飲食店は、未だここのまま】
何回訪れても素晴らしいの一言。
本当に何月に行っても変わらず楽しませてくれる。
大将のたしかな腕と抜群のセンス、そして、仕入れ。脱帽です。
今回、雲丹が特に美味しかったし、印象に残りました。
赤雲丹の握りは、シンプルに。
今まで食べたことがないくらいのサイズでした。
赤雲丹自体、あんまりお目にかかれないけど、10月くらいが旬じゃなかったっけかな?
今がハイシーズンなのかって思っちゃうくらい濃厚な旨味と甘み。
調和する海の塩気。
栄のシャリは雲丹との相性が最高です。
つまみで出た雲丹(こっちの種類は失念)は、握りとは打って変わって超絶技巧。
キャビアやらくちこやらなんか加工された塩やらで料理人としての仕事のオンパレード。
一口一口が楽しい一品でした。
素材によって仕事を加えたり加えなかったり、その絶妙な塩梅はこのお店に通う大きな理由の1つです。
連れて行った友人も、今までの鮨屋で1番だと気に入ってくれました。また絶対に行きたいです!!
2019/05/29 更新
2018/08 訪問
【揺るがない私的NO.1寿司屋】
何度目かの寿司栄さん。今回も完璧でした。
こちらのお店の気に入っているところはたくさんあるけれど、やっぱり1番は海の広大さを感じさせてくれるところ。
大将の人脈による各地からの仕入れは確かで、日本という様々な海流に恵まれた島国に生まれた幸せを全国から厳選された素材によって感じさせてくれる。
時には磯の香りをダイレクトに。
時には海の深さを仕事によって旨味に変えて。
中でも
・秋刀魚の肝と合えた醤油でいただく秋刀魚の刺身。
・鰯を細目にカットしてミルフィーユ風に仕上げられた握り。
・真子と小肌の食べ比べ。
・のどぐろのミニ丼
・鮑、雲丹、キャビアの握り
は秀逸。飲み込んだ後もしばらく声にならないくらいの美味しさでした。
何枚か写真の取り忘れがあるが、これだけ食べて飲んで1人3万円とちょっと。
高級寿司ではあるけれど、コスパの良さも通ってしまう理由の1つ。
名だたる名店をスルーして、千葉まで遠征したことを後悔したことは1度もない。
絶対にまた行かねばならぬ。
2019/01/30 更新
2017/10 訪問
【ネタ・仕事・食わせるセンス。全てが完璧】〜好きなお鮨屋さんランキング第1位〜
今回も素晴らしかった。
つまみも握りも。
サンマは炙った肝を醤油に溶いて。
のどぐろはキャビアのアクセントで。
大トロは筋が残らないよう切るのではなく、筋から剥がして。
看板商品の富山海老も身がぷりぷりで鮮度よく、一匹から2切れしかとれないというのどぐろのエンガワの脂ののり具合は圧巻。
など素晴らしかった点を挙げたらキリがない。
初めてこちらのお店に連れていった中学の同級生は、私の忠告を無視し昼飯を抜かなかったことを激しく後悔していた。
こちらのお店からの帰り道は幸せのため息が止まらない。
2017/10/11 更新
2017/05 訪問
【海の宝石たちが一堂に会する名店】~仕入れ、仕事、マリアージュへの感性。そのすべてが一級品~
【再訪】
完璧。
つまみ、にぎり、日本酒の品揃え。すべてが一流。
これだけ突き詰めたものを作りあげておいて、物腰柔らかな親方には頭が下がるばかり。
今現在、1番好きな鮨屋。
絶対にオススメ。
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敬愛するレビュアー様と千葉へ遠征。
都内からだと片道1時間強の移動労力と遠征費。
これは、はっきり言って多少の味やコスパがいい程度で報われるものではない。
この店に辿り着くまでに、名店と言われる鮨屋を何軒も通り過ぎているからだ。
それを理解した上で、声を大にして申し上げたい。
『一度は訪れるべき』
であると。
素材を活かすために手を加える仕事。
素材を活かすために手を加えない仕事。
その線引きが素晴らしい。
そして、そのどちらの場合でもアイディアが凝らされているであろうことが容易
に伺える。試行錯誤し悩んだ結果が、この状態なのだと。
食材と向き合うなんて言葉を料理人や職人はよく使うけれど、きっとこうゆうこ
となのだろうと、素人ながらに思う。
言うまでもなく、仕入れ、仕事。どちらも一級品。
料理たちとの相性を考え抜かれた日本酒の仕入れも見事。
寿司屋に人生を捧げた職人の英知の結晶と言えようそのコースは、海の宝石たち
がこれ以上ない艶姿で出迎えてくれる。
2017/05/13 更新
来る度に感嘆させられるお店。
レビュー8回目で、いつも書いてるわけじゃないのでそれなりに伺ってますが、来る度に。
都内の有名店をスルーしてわざわざ千葉まで来る理由は1つ。
ここよりいいネタ使ってるお店は山ほどあっても、私の杓子だとここより良い鮨屋は知らないからです。
派手な仕事も地味な仕事も抜け目なし。
苦手な鮑を美味しいと思わせてくれたのは、生涯ここと天本だけ。
もっともっといろんなお鮨屋さんを巡りたい気持ちもあるけれど、ここのせいで足が鈍る。
月並になってしまいますが、心底凄いお店だと思います。