3回
2017/11 訪問
白子焼きはなかったし、名物おばあちゃんはいなかったけど
6年ぶりの小やなぎ。店に入ったら、おばあちゃんはいなくて、綺麗な女将になっていた。厨房にもおじいちゃんはいなくてぐっさんのようなご主人。聞いたら、おばあちゃんは5年前に引退し、おじいちゃんは去年で引退したとの事。おばあちゃんに怒られた昔話でカウンターで盛り上がる。
まだ季節も早いので、白子焼きはなくて、雑炊には白子は入れられると言うので、それはお願いした。
ふぐのコースは、濃い目の甘めの煮凝りで始まり、フグ刺し、唐揚げと続く。相変わらず、小やなぎの唐揚げの旨い事。ひれ酒も旨くて、ひれ酒でもおばあちゃんを思い出す。そしてふぐちり。相変わらず美味しい。そして雑炊。ご主人が今日は作ってくれた。まずは白子をちょっとだけ、食べる。あー旨い。それ以外の白子はスープの中に残したまましっかり米にスープがなくなるまでスープを吸わせて火を止めてから玉子をかけて、しっかりかき混ぜる。葱をかけてから、お茶碗の盛って、海苔をかけて食べる。いやあーマジで旨い。ポン酢をかけて食べてもまた旨い。
ぐっさん(又平さん)との会話も楽しく、とっても美味しかった。代替わりしてもやっぱりいいなあ、小やなぎ。
2017/11/18 更新
2011/02 訪問
でっかい白子焼き、たっぷりの絶品唐揚、そして悶絶の白子雑炊。ひれ酒のひれもたっぷりの名店
アメリカから一時帰国した友人が美味しい鍋が食べたいと言うので、本当に久しぶりに小やなぎに予約を入れた。男3人での利用だ。
18500円の白子付きのコースにした。5年ぶりなので、どこにあったかも忘れていたのだが、哲庵の近くにあった。そう言えばそうだったなあ等と思いつつ、階段を降りて店内に入ると、思い出した。おばちゃんがひれ酒に火をつける姿や、雑炊を作っている姿の記憶が蘇ってきた。
店内は喫煙可なので、ちょっと煙いが、料理はどれも美味しい。まずは煮凝り。こちらの煮凝りは濃厚で甘さがある。5年前の印象よりも美味しく感じた。次はふぐ刺し。これは普通に美味しい。ひれ酒をオーダー。こちらのひれ酒は、普通の店の倍以上ひれが入っている。前にも来た事があるんだから、やれるでしょと言われたが、私が火をつけている姿をみて、許せなかったらしく、おばちゃんがひれを箸でつまんで火をつけて酒からひれを出したり入れたりしてくれた。香ばしく美味しいひれ酒だ。
白子焼きがきた。これがでっかい。ちょっと切れ目を入れてから塩してと言われた。いやあ旨い。旨い以外に言いようがない。次に来たのはふぐの唐揚。これが素揚げに近く、油切れが良く、本当に美味しい。そしてふぐちり。これもたっぷりだ。
そして、本日のメインイベントの白子雑炊だ。おばちゃんがまず白子を入れる。グツグツ白子を煮て、ちょっとだけ白子の味見をさせてくれる。もちろん、煮た白子も美味しい。そしてご飯の量を聞いて、ご飯を入れ煮込む。グツグツ水分がなくなるまで煮込むのが小やなぎの白子雑炊の特徴。おばちゃんが、塩と醤油で味を調えてくれて、水分がなくなったところで火を止めて、玉子をかけ、ゆっくりかきまぜ、アサツキをかける。そしてお茶碗によそってくれて、海苔をかけてから渡してくれる。この白子雑炊の旨い事と言ったら、もう悶絶ものだ。本当に美味しい以外の言葉が見つからない。
そしてみかん。ひれ酒も飲んで2万円程度ってのは本当に安いと思う。良い店だ。本当に。
以下は2005年12月のレビュー
去年からずーっと行きたかったけど、予約できなかった店だ。煮凝りはちょっと味がきつかったが、刺しもポン酢も旨いし、から揚げも最高。
白子焼きは、もうとろける旨さ。チリも骨付きのふぐも刺身にもなる厚切りのふぐもたっぷりで、すっげー旨い。そしてメインイベントの雑炊。白子も入って、濃厚な味わいでこれはもう至福以外の何者でもない。ひれ酒にもひれがたっぷりで、これだけ飲んで食って、一人2万円以内でおさまるなんてすっごいリーズナブルだと思う。
でっかい白子焼き
ひれ酒のひれもたっぷり
たっぷりの唐揚
ふぐちりもたっぷり
グツグツ作っている途中の白子雑炊
白子雑炊をつくってくれているおばちゃんの手
白子雑炊出来上がり
茶碗に盛られた白子雑炊
箸袋
名刺
2011/02/16 更新
今日の夜は小やなぎ。怖かったおばあちゃんも引退し、今はぐっさんのようなご主人と楽しく食べられる店になった。白子もだいぶ大きくなってきたと言うことで、焼き白子と白子雑炊にしてもらった。グラス生ビールで乾杯した後はやっぱりひれ酒。
フグのコースにまだ入荷の少ない白子を事前に追加をお願いしていた。
濃い目の味の煮凝り、ふぐ刺し 美味しい。
追加の焼き白子。いやあ旨い
フグのから揚げ これもまた旨い
ふぐちり アラを入れて椎茸、豆腐、白菜を順に入れて、春菊。刺身でも食べられる厚く切られたふぐ。やっぱり旨え
そして白子雑炊。白子雑炊は女将が作ってくれる。
まずは、白子を汁で温めてポン酢で。やばい。
その後、白子をつぶして、ご飯を入れてグツグツ汁がなくなるくらいまで煮込んで
火を止めて、生卵と一緒にかき混ぜて、アサツキを散らす。そして食べるときには刻み海苔を散らす。
旨い。ポン酢をたらしたり、梅干しと一緒に食べたり味変。どれも旨い。白子雑炊はやっぱ最高だ。
食べ終わると、みかん。いやあ旨かった。
やっぱり最高。