TOMITさんが投稿した京料理 江森(東京/浅草)の口コミ詳細

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TOMITのくいだおれレストランガイド

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TOMIT (60代前半・男性・東京都) 認証済

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移転京料理 江森浅草(つくばEXP)、浅草(東武・都営・メトロ)、田原町/日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 3.4
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2016/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気3.4
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

雑然とした店内なのに、絶妙の塩梅のシンプルな料理と、絶品の和菓子。

今年は、東京でしかも自宅での年末年始になったので、5年ぶりに江森のおせちをお願いした。4段になったおせちには、お酒まで付いて32400円。いかにも江森らしい、シンプルでオーソドックスな料理でしみじみと美味しい。

以下は2015年12月のレビュー
今日は、妻のリクエストで江森。出てきた料理は、名物 具のない茶碗蒸し、つまみ5種は 胡麻豆腐 生湯葉 ナマコ 鮑 大徳寺麩。続いて、蛤の潮汁 蕪のみぞれ ホウボウの唐揚げ、ふろふき大根 柚子味噌、筍焼き、銀だらの西京焼き、空豆の丸焼き、舞茸と筍 地鶏の炊き込みご飯に蜆の味噌汁、絶品の作りたて蕨餅、お抹茶。いつもながらシンプルで、しみじみと美味しい料理。やっぱり、江森はいいなあ。

以下は2015年7月のレビュー
1年ぶりの江森。今回は前日の予約で大丈夫だった。ロッジ赤石で食べた時に、閉店していたのでビックリして電話して聞いたら、上から水漏れして工事だと言う事だったのだ。大変だったそうだ。昨日の隅田川の花火大会の反動か、今日はガラガラだとの事で、途中まで貸切だったので、江森とは思えぬスピードで料理が出てきて、2時間20分程度でお抹茶まで完走だった。

出てきた料理は、名物 具のない茶碗蒸し、つまみ5種は もずく酢 ジュンサイ 胡麻豆腐 生湯葉 蟹味噌。続いて、蛤の潮汁 大徳寺麩入り、枝豆でちょっと休憩、揚げ茄子のすだち味噌、鮎の一夜干し、蜆の潮汁、アサリの雑炊、そしてなぜかアサリとトマトソースのスパゲッティ、熱々プリプリの作りたて蕨餅、お抹茶。

いつもながらシンプルな美味しさ。

以下は2014年5月のレビュー
何度か電話しても当日だったので満席と断られ、久しぶりの江森。いつものようにおまかせ。

出てきた料理は以下の通り。
胡麻豆腐、鯨ベーコン、コノコ、湯葉、ナマコ(どれも旨いが、この鯨ベーコンが見た目も生ハムのようで味わいも最高)、いつもの具なし茶碗蒸し(定番の美味しさ)、名物 賀茂茄子の丸焼き(これがジューシーで最高に旨い)、鱧の菖蒲しゃぶしゃぶ(桶の中には香り高い菖蒲が。ここで鱧をしゃぶしゃぶして食べると、これが旨い。梅たれも旨い)、月山筍の丸焼き(これも美味しい。皮を剥くのがめちゃ熱いが)、蛤の蕪汁(塩も足していなくて何の味も足していないとのことだが、これが絶妙な塩加減にすりおろした蕪の甘みとのバランスが最高)、お造りは縞海老 帆立 赤身 カンパチ イクラ(美味しい)、そしてアサリと九条葱の雑炊(これも美味しい)、そして名物 作り立てのトロトロわらび餅(絶品)、お薄。

相変わらずシンプルな料理で旨い。店内はとっても雑然としているのだが、とっても旨いのが不思議だ。今日は、満席だったのに2時間半で食べ終わった。新記録だ。やっぱり旨いなあ、江森。

以下は2013年6月のレビュー
私の誕生日週間で、何処のレストランにしようか悩んで、江森にだいぶ前に予約を入れておいた。今週は鳥越祭なので、ぎりぎりまで娘がお祭りに行っているだろうから、浅草界隈でのセレクションだったのだ。

カウンターに加茂茄子がのっていて、今日はあの加茂茄子の丸焼きが出るかもと期待しながら待った。もちろん、何もオーダーすることなく、成り行きまかせ。出てきた料理は、名物の具なし茶碗蒸し、続いて、珍味など5種(鯨ベーコン、しらす、鮪の佃煮、凍ったこのわた、黒豆豆腐。凍ったこのわたは初めての経験だが、シャリシャリした食感で、暑い日にはとっても合うし、みなもちろん美味しい)、姫竹の丸焼き(細い竹の子の丸焼きで真っ黒に焼けた皮を剥いて塩で食べる。シンプルながら美味しい)、蛤の酒蒸し(プリプリの蛤が美味しいし、昆布と酒のシンプルな汁とのことだが、この汁も蛤の塩と出汁で美味しい)、これも名物 加茂茄子の丸焼き(これが瑞々しくてとっても旨い)、鱧しゃぶ(菖蒲の入った汁でしゃぶしゃぶする。梅味のたれで食べる。これも美味しい)、お造り(赤身、縞海老、ホタテ、いくら、ワラサ? これも美味しいがこの段階でお造りが出てくるとは思わず)、銀だらの煮付けと炊き込みご飯、蜆の味噌汁(銀だらの煮つけがトロトロで旨い。炊き込みご飯ももちろん美味しい)、久しぶりの絶品出来たてわらび餅(2年ぶりかも。本当に美味しい)、お薄。

今日は、食事になるまで結構早かったので、お薄までいただいても3時間程度だった。今日は、お客さんに娘が色々と遊んでもらって大喜びだった。 

以下は2012年12月のレビュー
このところ何度か電話してもふられていた江森だが、今回は当日ではなく、前日に電話したら席を確保出来た。8ヶ月ぶりの利用だ。

いつものように特に注文するわけでもなく、成り行きに任せた。まずは、胡麻豆腐と汲み上げ湯葉、ナマコ、蟹と香草のサラダで始まる。蟹のサラダは味付けがマヨっぽいドレッシングだったので娘は食べなかったが、それ以外はどれも娘の好物で、我々にあまり食べさせてくれずに食べていた。続いて名物具なしの茶碗蒸し。私はあまり感じなかったのだが、妻も娘も出汁の印象が変わったと言っていた。続いて蛤と冬瓜 大徳寺麩のお椀。お造りは、赤身 ヒラメとエンガワ 帆立の炙り カンパチ 甘海老 イクラの醤油漬け。子持ち鮎の煮付けは、骨まで柔らかく煮込まれていて、美味しい。海老芋の素揚げに蟹味噌の餡。これもとっても旨い。続いて、正才ふぐのちり、そして女将が作ってくれる雑炊。この雑炊がとっても旨い。フルーツはイチジクのコンポート。前回もわらび餅が食べられなかったので、追加でわらび餅を作ってもらった。熱々で出来立てのわらび餅の旨いこと。そしてお薄。

最近は、時間を短縮するために、追加オーダーしない限りわらび餅などは提供していないらしい。相変わらずとっても旨い。

以下は2012年4月のレビュー
年末に日本にいなかったので、おせちも買えなかった事もあって本当に久しぶりの江森。いつものように何もオーダーせずにおまかせ。

まずは、名物具なしの茶碗蒸し(これが抜群に旨い)。箸休めに、私は大徳寺麩煮、蛍烏賊の沖漬け、鮑煮、イワシ鯨ベーコン、妻は、大徳寺麩煮、なまこ酢、アオサ入りの蒟蒻刺身、鮑煮(いつものように、娘に鮑やなまこは食べられた)。続いて、小さな筍の焼物(醤油の香ばしい香りで美味しい)、雲雀豆腐のお椀(空豆を葛で固めた饅頭がほのかに柔らかく、吸地はシンプルに蛤の潮汁で美味しい)、賀茂茄子の丸焼き(これも江森の名物。真っ黒な皮の中はしっとりとみずみずしくて美味しい)、お造り(縞海老 カンパチ 帆立 サヨリの昆布〆 鮪 塩水うに イクラの醤油漬け。娘はサヨリが気に入っていた)、筍ご飯と蜆の味噌汁 山形のだし(筍ご飯も蜆の味噌汁も美味しいが、山形のだしと言う漬物の為に白いご飯も持ってきてくれたのだが、これがご飯に合って旨い。夏向きな感じ)、お抹茶、白玉とこしあん(作り立ての白玉が美味しい)。

久しぶりの江森に娘は大興奮だった。やはりこのシンプルな美味しさが良い。

以下は2011年7月のレビュー
あまりに時間がかかるのと、ご主人が骨折して大変だとかで、利用できなかったりして、結局半年以上のご無沙汰になってしまった。今回は前日に予約をしておいて開店と同時に利用した。連休の合い間だからか、我々が入店して2時間後位まで貸切状態だった。

いつものように、料理はお任せで、出てきた料理は以下の通り。いつもの具の無い茶碗蒸し(これがシンプルで美味しい)、箸休めに枝豆、胡麻豆腐 丹波黒豆組み上げ湯葉、イワシクジラベーコン、アワビの煮物(どれも娘の好物で、特にアワビは3人分ほとんど食べられてしまった。どれもオーソドックスなシンプルな美味しさが良い)、ハマグリとズイキのお椀(これもシンプルにハマグリの出汁のお椀。ズイキの食感も良く素直な美味しさ)、賀茂茄子田楽(名物の賀茂茄子の丸焼きかと思ったら、今日は賀茂茄子を素揚げした上で田楽にしたものだった。賀茂茄子が瑞々しくて美味しい)、マグロ ホタテ シマエビ みる貝 イクラ 塩水ウニのお造り(娘は鮪とカンパチが好物。これもシンプルな美味しさ)、蟹サラダ酢のゼリー(これもオーソドックスな蟹サラダなのだが、周りを酢のジュレで覆っているのがさっぱりして良い)、シメジの炊き込みご飯 アサリの味噌汁(これもオーソドックスな美味しさ)、出来立てわらび餅(絶品)、お薄。

娘の好物は、いくつか追加で出してくれて、更に、チョコレートパフェまで作ってくれた。今日は、ほとんどの時間が貸切だったせいか、3時間以内で食べ終えて最短記録かもしれない。

一の蔵、梅ジュース、ウーロン茶もお願いしたのに18200円と相変わらず申し訳ないようなリーズナブルさ。これで2時間程度で食べ終われれば、もっと利用頻度が上がるのだが。


以下は2010年12月のレビュー
お節の代金の支払いの必要があったので、年内に伺わねばと言う事で利用した。いつものように料理はおまかせ。出てきた料理は以下の通り。

具のない茶碗蒸し(大好き)、胡麻豆腐・塩辛・ナマコ・大徳寺麩煮(胡麻豆腐とナマコは娘にほとんど食べられてしまった。どれも美味しい)、蛤と菊の花 甘草の芽のお椀(美味い)、海老芋ウニのせ焼き(蒸した海老芋にウニをのせシンプルに焼いた物。海老芋美味しい)、赤身・サヨリ・カンパチ・帆立・シマエビ・塩水ウニのお造り(どれも美味しい)、ノドグロの開きの焼き物(脂がのっていてとっても美味しい)、舞茸とシメジの炊き込みご飯(これも美味しい。一緒に出てきた蜆の味噌汁も美味しい)、作りたてのプリプリわらび餅(絶品)、お薄。

娘もとっても良く食べた。今日も3時間以上かかったが、娘用に茶碗蒸しやナマコ、お椀にお造り、わらび餅も出してくれて、ヒレ酒2杯と焼酎のほうじ茶割2杯で2万円。相変わらず、シンプルでリーズナブルで美味しい。

以下は2010年10月のレビュー
娘も大好きな江森だが、毎回あまりに時間がかかるのでなかなか利用するのを躊躇してしまう。三連休の真ん中なら帰りが多少遅くてなってしまっても良いだろうと久しぶりに利用した。江森では、初めて利用した時以降は、酒の銘柄以外注文した事がない。大体、注文してもそのまま出てくる事もないので、飲み物だけお願いして待っていると、適当に料理が出てくる。ミシュランの星こそついているが、そんな感じのゆるい店なのだ。

いつものように飲み物だけお願いして、出てきた料理は以下の通り。
いつもの具のない茶碗蒸し(いつ食べても美味しい)、ホウボウの素揚げと和冬瓜の入った蛤汁(塩も加えず蛤だけの味わいだと言う吸い物はシンプルだがとっても美味しい)、胡麻豆腐 黒豆湯葉 大徳寺麸煮浸し このわた(いつもの美味しさ)、子持ち鮎煮浸し(大きな子持ち鮎を二日間煮込んだと言う煮浸しは、骨まで柔らかく美味しい)、お造りの盛り合せ(大間の赤身 やがら昆布しめ 勘八 しまえび 海水うに 炙りホタテを少しずつ。どれも美味しい)、松茸ご飯(もちろん美味しく、一緒に出てきた蜆の味噌汁も旨い)、イチジク酒蒸し(ワインではなく、日本酒を使ってコンポートにした物。これが旨い)、いつもの作りたて蕨餅(絶品)。

今回は途中で妻が軽めでお願いと言ったこともあり、3時間弱で終えた。もう1時間程度スピードアップしてくれたら、もっと利用頻度も上がるんだが。娘も大好きなのだが、翌日が休みの日でないと、食事の終わる時間がかなり遅くなってしまうのでなかなか利用できない。他の店で中途半端に創作っぽい日本食を食べた後だととりわけこちらの美味しさが際立つ気がする。

今日も焼酎と燗酒も入れて16000円だった。

以下は2010年5月のレビュー
本当に久しぶりの江森。おせちはお願いしたものの、実質的には、ミシュランで星が付いてから初めての利用だ。いつものように、座ったら出てきた料理は以下の通り。

具の無い茶碗蒸し(相変わらず美味しい)、コノコ、蓴菜梅肉、ゴマ豆腐、大徳寺麩の煮物、蟹味噌(全部美味しい)、 加茂茄子丸焼き(ジューシーで美味しい)、鱧シャブ(菖蒲の入ったお湯でシャブシャブ。これもGood)、ソラマメの丸焼き(これもシンプルで美味しい)、冬瓜 蛤の出汁 オクラのせのお椀(冬瓜の美味しい事 汁ももちろん美味しい)、湯葉餡かけご飯(旨い)、黒豆のくみ上げ湯葉(これまた旨い)、蜆の味噌汁の旨い。蕨餅(出来立ての蕨餅は絶品)。
娘は、我々の茶碗蒸し、我々のジュンサイ、胡麻豆腐、江森のおじちゃんに特別に作ってもらった芝海老の頭の出汁のクリームスープのスパゲッティ、くみ上げ湯葉、蕨餅とたっぷり食べた。
自家製梅酒サワーも良いが、越の梅だよりがまた最高だった。

妻と私、娘でトータル16000円。安くて美味しい。今日は、フルに満席だったので、3時間半以上かかった。唯一の不満は時間がかかり過ぎる事。

以下は2010年1月のレビュー
今年は、初めて江森におせちをお願いしてみた。当初は3段で3万円と言っていたのだが、いざ受け取りに伺ってみると(まだ作業中でてんてこ舞い状態だったが)、値段は変わらず4段になっていた。3段では入り切らなくて4段になったのだそうだ。あまり味を濃くしていないので早めに食べて欲しいとの事だったが、特に煮物が美味しく、良いおせちだった。

以下は2009年10月のレビュー
4時間の食事をするには日曜日だと娘の翌日に影響が大き過ぎるのでしばらく利用しないでいたが、土曜日なら多少遅くなってもいいかと利用した。今日は比較的早く済んだが、それでも18時に入店して、21時半過ぎまでかかった。

料理は、いつものように勝手に出てくる物を頂戴した。出てきた料理は以下の通り
・シンプルな具のない茶碗蒸し(相変わらず美味しい)
・前菜盛り合わせ(秋刀魚寿司、アワビの煮物、イカの塩辛、胡麻豆腐 どれも美味しい)
・蕪と蛤の菊花椀(蛤から出るシンプルな出汁のお椀。蕪も柔らかく美味しく煮えている)
・海老芋生ウニ焼き(海老芋のホクホク感に生うにのコクがマッチしている)
・お造り盛り合わせ(大間の鮪の赤身、キスの昆布じめ、北海しま海老、ホタテ、スミイカ、塩水ウ
ニ、カンパチ 少しずつだが上質で美味しい)
・マナガツオの酒蒸し 和辛子餡(マナガツオの酒蒸がしっとりしていて美味しく、この葛餡が上品で美味しく、和辛子のアクセントが絶妙)
・けんちんうどん(温まって美味しい)
・焼き葛(作りたての焼き葛は相変わらず絶品)
・お薄
京料理かと言われると?な物も多いが、こちらのシンプルな味わいの料理は娘も大好きだ。娘は、アワビやイカ、胡麻豆腐と言った好物はもちろん、お椀のみならず、マナガツオもうどんも、そして焼き葛もお薄も本当に良く食べた。

自家製の梅ジュース2杯、熱燗1合、ほうじ茶をオーダーして、大人二人に子供一人で16500円程度。料理は7000円程度だったのだと思う。手頃な価格でありがたい。

以下は2009円5月のレビュー
前回利用した時に、4時間もかかってしまったのでしばらく遠ざかっていた。出てきた料理は以下の通り。
・煮あわび、胡麻豆腐、蓴菜の梅醤油(どれも娘の好物でみんな食べられてしまった)
・ひめ竹の子の丸焼き(甘くて美味しい)
・賀茂茄子丸焼き(この季節の江森の名物。みずみずしく、美味しい)
・甘鯛の酒蒸し(甘鯛はもちろん、ちょっととろみのついた出汁も美味しい)
・あさりと冬瓜たたき汁(シンプルな味わいのお椀)
・時知らずの木の芽焼(しっかりした味わい)
・蟹味噌と雷干し(酒が欲しくなる美味しさ)
・茶碗蒸し(具のない茶碗蒸しは絶品)
・梅干しと茗荷と葱の冷たいお蕎麦(薄味の汁でさっぱりと)
・わらび餅(名物の出来たてわらび餅は絶品)
娘用に別に鮪の赤身とご飯も出してくれた。2時間程度経った段階で娘が眠くなってしまい、切り上げたがやはり美味しかった。

以下は2009年1月のレビュー
新年は1月10日からの営業だったのだそう。そんな訳でオープン3日目に伺った。いつものようにおまかせ。今日でてきたのは、いつもの具なし茶碗蒸し、大徳寺麩含め煮、胡麻豆腐、ホウレン草胡麻和え、日の出椀(芽蕪、蕪、京人参、蛤)、お造り(赤身、うに、甘海老、白身昆布締め3種、帆立炙り、烏賊)、ノドグロ一夜干、海老芋の素揚げ蟹味噌仕立て、柚子釜たら白子仕立て、ひげ鱈のちり鍋(ハタのしゃぶしゃぶ、雑炊)、蜆鍋(たっぷりの蜆で出汁をとった醤油ベースのスープで、椎茸と九条葱を食べた後、牛肉しゃぶしゃぶ、そば)、出来立てわらび餅。今日は1万円のコースになった模様で、何と4時間近くかかってしまい、娘が途中で眠くなってしまった。それでも、わらび餅はしっかり食べていたが。

どれも美味しかったが、海老芋の素揚げ蟹味噌仕立てや、2種類の鍋が最高だった。ひげ鱈のちり鍋で食べる雑炊は、ふぐ雑炊に勝るとも劣らぬクオリティだった。

以下は2008年10月のレビュー
何度か電話したのに、ずっとふられていた江森。4ヶ月ぶりの利用になった。7月から江森さんが骨折して10週間も休業していたのだそうだ。

今日の料理は、さんまの押し寿司と丹波黒豆の汲み上げ湯葉、胡麻豆腐の盛り合わせ(どれも美味しい。ほとんど娘が食べてしまった)、 シンプルな具なし茶碗蒸し(これが絶品)、甘鯛の酒蒸し(ずっと食べたかった甘鯛の酒蒸しがやっと食べられた。和辛しをアクセントにした餡との相性も良い)、 丹波黒豆湯葉と湯葉の刺身、お造りは、鮪の赤身、ひらめの昆布〆、カンパチ(ご飯と
蛤のお味噌汁も一緒に美味しい)、松茸雑炊(松茸と人参や大根、九条葱と一緒の雑炊。美味しい)、そしてメインイベントの和菓子は焼き立ての焼き葛と熱々のわらび餅(悶絶の美味しさ)、お抹茶。自家製の10年熟成という梅ジュースで、焼酎を割ったらこれが絶品。どれも美味しい。

大人二人と娘とて食べて飲んでトータルで15000円。安い。

以下は2008年6月のレビュー
三社祭の後も、鳥越祭の後もいつもいっぱいで、今日もテーブル席は予約でいっぱい。カウンターで食べさせてもらった。おまかせで出てきたメニューは以下の通り。
・茶碗蒸し(シンプルな何も具の入っていない茶碗蒸し 娘用)
・鱧素麺とじゅんさい 梅酢かけ(これが美味しい)
・前菜として 万願寺唐辛子寿司 黒豆ゆば しらすの盛り合わせ(どれも美味しい)
・賀茂茄子直火焼(これが絶品)
・鮎の塩焼き(蓼酢の加減もよく美味しい)
・時知らずの西京焼(これもマジウマ)
・お造り盛り合わせは、鳥取の鮪、北海島海老 貝柱 紫うに(今の時期としてはピカイチのお造り)
・北海島海老の頭、うに、キノコ、浅葱と柔らかく煮込んだ玉葱牛乳とワインのパスタ(裏メニューとの事で、海老の頭の出汁がしっかり出た白ワインと牛乳のスープのスープパスタ。これまた美味い)
・蛤と九条葱、椎茸のうどん(これは定番で、蛤の潮汁のスープで美味しい)
・わらび餅 焼葛餡(出来立ての蕨餅と焼き葛のデザートは日本料理を超越している)
やはりどれも美味しかった。娘も江森のおじちゃんが作っているところを見れて大感激。ただ、満席状態だったので3時間位かかってしまった。

以下は2008年4月のレビュー
またあの本わらび餅が食べたくなって来てしまった。ここの料理はシンプルながら塩梅が良く、どんどん美味しくなっていく気がする。

今日食べたのは、以下の通り。
付き出しで、黒豆ゆば、カニサラダ、のこそれ(マアナゴの稚魚である透き通ったのれそれの美味しいこと。高知の名物なのだが、娘がすっかり気に入ってしまいお代わりしていた。ポン酢も絶品だ)、焼きたけのこ(醤油の香ばしさと筍の柔らかさが印象的)、焼きそらまめ(これもホクホクで美味しい) 、賀茂なすの蒸し焼き(旨みが凝縮していてこれまた絶品)、茶碗蒸し(桜の塩漬けのみのシンプルな茶碗蒸しはこれまた絶妙のアクセントで美味)、お造りは 鮪の赤身、さより、ボタン海老、うに(美味過ぎない鮪はご主人のポリシーらしい。昔は料理屋では鮪は出さないものだったそう。なのでトロは出さず、赤身までなのだそうだ。)、 帆立稚貝の酒蒸し(帆立稚貝が柔らかく、塩梅も最高)、稚鮎と白海老、さつま芋の天ぷら(サラダ油で揚げる天ぷらは、軽くかつカラッと揚がっている。ちょっとフリットっぽい仕上げになっているのも面白い。稚鮎の美味しいこと。白海老ももちろんだ。)、九条葱と蛤のうどん(ちょっと柔らかめに仕上げられたうどんは、しっかりした出汁のつゆとともに優しい味わい。しかもたっぷり)、九条葱と椎茸の雑炊(うどんとは微妙につゆの加減がかえられた雑炊も美味しい。しかもたっぷり)、そしてこちらの絶品熱々の本わらび餅(これはわらび餅の最高峰だ。この一品だけで恵比寿のだったら3000円は取るだろう。黒蜜も黒豆のきな粉も旨い)、初めて食べた焼きくず(本葛を熱々の餅状に仕上げたこの焼きくずは、くずの可能性を再発見させる絶品。江森は全ての日本料理店の中で最もデザートの旨い店だと思う。)そして、お薄までいただいた。

娘はこちらのご主人のすっかりファンになってしまい、「おじちゃん、美味しいー、大好き」を連発していた。実際食べること食べること。益々美味しくなっている。しかも安い。これだけ食べて全部で15000円未満と言う安さ。結構空いていて、今日も当日で大丈夫だったし、我々以外は、一組しかいなかった。使い勝手を含め今、最も気に入っている店だ。

以下は2008年2月のレビュー
日曜日も営業していると知ってまた利用してしまった。付き出しの3品は、烏賊の塩辛、ナマコ、胡麻和えどれも美味しい。蟹のマヨネーズ風味。お刺身は、娘の強いオーダーで(今日は品切れだったらしいが、ご主人がどこかにわざわざ調達に行ってくださった)鮪、サヨリの昆布〆、ホタテ。茶碗蒸し美味しい。焼きそら豆、筍焼き。蛤のお碗、鱒のユウアン焼き、湯葉のあんかけご飯。そして、名物注文してから作ってくれるプルプル熱々のわらび餅。このわらび餅は絶品だ。

娘も蟹、ナマコ、茶碗蒸し、鮪の刺身、そら豆、筍、湯葉あんかけご飯、わらび餅とモリモリ。実は、娘が前回からはまってしまったのが、柔らかい酸っぱいまん(ちょっと甘めの梅干しの適度に乾燥したもの)。今日も、「あの酸っぱいまんを食べに行きたい」と言われ伺ったのであった。今回もみんな美味しかった。

女将さんと話を楽しみながら、娘の誕生日と聞けば、お土産にと写楽のたい焼きをくれたりする。何とも嬉しい接客のお店だ。

以下は2008年2月のレビュー
銀座の江森が、2007年11月に浅草に移転してきた。何でも、銀座の店は、大家からビルの建て替えとかで立ち退きすることになったとか。ご主人は、銀座で1年以上予約が入らないと言う会員制料理屋さん壬生で20年、銀座に江森をオープンして8年と言うキャリアだそう。

付き出しで、蟹と、丹波黒豆の柔らかい豆腐、塩辛の3種類が出てくる、どれもいい感じだ。刺身の盛り合わせは、タイラ貝、サヨリの昆布〆、海老、大間の鮪の赤身。山葵の香りも良く、刺身の質も高い。ソラマメの炭火焼や、筍の焼物もシンプルで旨い。ノドグロの一夜干しは、脂がのって旨い。銀ダラの西京焼きは、しっかりした味付け(本当はアマダイの酒蒸しをオーダーしていたのだが、間に合わないとかでこっちになった)。茶碗蒸しは、あえて具を入れず、シンプルに出汁のみ。これがかなり良い。出汁巻玉子も優しい味。昆布出汁の効いた柔らかめに茹でられた蛤のうどんや引き上げ湯葉のあんかけご飯も京料理という感じの出汁ではないがマジウマ。ビックリしたのがわらび餅。注文が入ってから作り出す熱々のわらび餅に感激。お抹茶も立ててくれる。料理は1人5000円程度だった。

女将さんが地元らしくまだオープンして2ヶ月程度なのに地元民でいっぱい。場所柄(客層も年齢高めなので)、喫煙率が高いのはマイナス。厨房はご主人一人、サービスは女将一人なので料理がなかなか出て来ないし、オーダーしたものが出てこなかったりするが、話好きの女将も楽しいし、気に入った。

  • 熱々のわらび餅と娘の手

  • お造り盛り合わせ

  • マコガレイの酒蒸 和辛子餡

  • 海老芋生うに焼き

  • このこ、お替り

  • 加茂茄子丸焼き

  • 芝海老の頭、キノコ、蕪、クリームスープのスパゲティ

  • 冬瓜 蛤の出汁、オクラのせ

2016/01/01 更新

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