TOMITさんが投稿したリストランテ ラ・バリック トウキョウ(東京/江戸川橋)の口コミ詳細

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TOMITのくいだおれレストランガイド

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TOMIT (60代前半・男性・東京都) 認証済

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リストランテ ラ・バリック トウキョウ江戸川橋、神楽坂、茗荷谷/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2013/06 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

懐かしい坂田さんの笑顔に、落ち着いた内装、完璧な火加減の絶品肉料理、ワインとのマリアージュ。

すっかり人気店になってしまい遠のいていたリストランテ ラ・バリック トウキョウだが、今回は2週間程度前に、月曜営業のイタリアンでお薦めの店を予約するよう言われダメモトで電話を入れたら、坂田さんは当日いないがそれでも良ければと席がゲットできた。

コース料理はちょっと値上げしていて、9800円から。我々は9800円のプリフィクススタイルのバリックコースにして、ワインを皿に合わせてもらった。まずはアミューズでミニサンド(これが酸味のきいたキャベツで美味しい)、更にとうもろこしのムース(これもまさにとうもろこしと言う味わいで旨い)。私の冷前菜はトマトの冷製スープ 毛蟹添え。チーズや毛蟹やソルベなど色々な具材がのっているが、これをかき混ぜずに食べるように言われるのだが、これが私の好きなガスパチョの味わいで旨いし、ハーモニーも絶妙な感じだった。合わせてくれたLVNAEの白もしっかりした味わいで美味しい。続いて温前菜はサマーポルチーニと車海老のココット焼きを選んだ。昨日オマージュで妻が食べたサマーポルチーニがとっても美味しかったのでついつい選んだのだが、これも香ばしさとポルチーニの香りが良くマッチして美味しい。ワインは、Ippolito 1845のCiro Rosso Classico Superiore Riserva “Ripe del Falco”1995年。これはとっても香りよくポルチーニとの相性も抜群。パスタは、好物のピチ 自家製フィノッキオーナのソースを選んだ。ピチの割には細めだったが、モチモチした食感にフィノッキオーナの塩味とよく合う。ワインはAGENOの白ワイン。ロゼのような色合いでグラッパのような独特な香りが印象的なワインだった。メインは、馬ヒレ肉のグリル バローロソースを選択。濃厚なバローロソースに馬ヒレが良く合う。ワインもCORDERO DI MONTEZEMOLO BAROLO BRICCO GATTERA 2008年を合わせてくれて、まさにマリアージュと言った印象。ドルチェは、パッションフルーツ ヨーグルトソルベにした。パッションフルーツの種に見立てたチョコレートの粒。これもとっても美味しい。そして紅茶。

やはりこの店は旨くて居心地が良い。ワインも素晴らしかった。近所のRosso Rubinoで、こちらのパスタやワインにチーズだけでなく、バジルペーストやハム類、惣菜も売っていて夢のような店だった。

以下は2009年3月のレビュー
久しぶりにリストランテ ラ・バリック トウキョウを利用した。今回もラ・バリックコース(¥8500/税込)。ワインは、皿ごとに坂田さんに合わせてもらった。
セモリナ粉をまぶした稚鮎のフリットのアミューズで始まる。前菜で、アワビの冷たい前菜 透明なバルサミコのジュレ 肝ソース、ひげ鱈のクロケッタ、マッシュルームのペーストのタヤリンとトリュフ、馬のヒレ肉 バローロソース、デザートはピスタチオのプリン。どの料理もすばらしい。
ワインは微発泡のArneis(900円)で始まり、Bisson(1300円)、Dodon(1500円)、61年のBarolo(3000円)。どのワインも完璧だ。特にBaroloの香りの良さと優しい味わい。こうしたハイレベルのワインをグラスで合わせてくれることに感動。鮑の肝ソースとワインがぶつかるんじゃないかと心配したのだが(坂田さんにも大丈夫ですかと聞いたのだが)杞憂の終わった。
私が食べた物以外でも少し分けてもらった。例えば、帆立とホワイトアスパラガスウニ添えも、ラビオリも、薄く透明なラルドののったピチのトマトソースもすばらしい。そして、前回悶絶した小鳩の肉も脳みそも完璧。そして子羊も美味い。
接客も完璧で、ワインの説明も的確かつ面白い。前回にも増して感動した。

以下は2008年5月のレビュー
リストランテ ラ・バリック トウキョウを初めて雑誌で見た時に、オーナーの坂田さんの名前でもしかしたらと思っていたのだが、伊藤さんとさとなおさんのブログ「http://taidan.seesaa.net/article/92417065.html」で、坂田さんの経歴にアカーチェフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナクローチェ・エ・デリツィアの名前を見て、確信にかわり予約の電話を入れた。やはりフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナのオープニングの時にサービスをしていた男の子(失礼)の店だった。坂田さんは、その笑顔は当時と変らなかったが、男の子ではなく、落ち着いていたが。

自宅を改装したと言う店は、まさに歴史を感じさせる民家で、仏蘭西料亭 なかはらのような内装に一層趣きを加えたもの。2階の個室を利用させてもらった。

ラ・バリックコース(¥8500/税込)をオーダーした。プリフィックススタイルになっており、付出し・小さな前菜・冷前菜・温前菜・パスタ・メインディッシュ・デザート・コーヒーor紅茶・小菓子の構成で、それぞれに5種類位の選択肢がある。

まずアミューズで小さなロールパンのサンドウィッチがホイルに入って供される。付き出しは稚鮎のオリーブオイル揚げ(揚げ加減も良く美味しい)、冷前菜でサヨリの苦味のあるサラダ(上質の素材でなかなか美味しい)、温前菜で鮑と野菜のフリット 鮑の肝ソース(これも美味しい)、うどんのような手打ちパスタ(モチモチした食感で美味しい)、小鳩のロースト 肝ソース(火加減が完璧で、しっかりしたソース。肉質もいいし、これは絶品だ)、苺のスープ(これも美味しい)。自分の選択したもの以外も少し食べてみた。冷前菜のメジマグロと鮪のカラスミ(軽めのメジマグロでまあまあ)、ホワイトアスパラガス(ホタテが上質で旨い)、空豆のリゾット(なかなか美味しいリゾット)、馬のステーキ(火加減が完璧で絶品)。

また子供のためにお願いしたカルボナーラも濃厚で美味しかった。魚も肉も上質な素材を使っており、魚類は軽やかに仕上げている。この辺りまでは、美味しいが特別って程ではなかったが、パスタと肉料理はすばらしい。特に肉料理。小鳩は、そのレアな火加減、濃厚なソース、全てが私の2007年ベスト肉料理ルジャルダンデサブールの窒息鳩に勝るも劣らないレベルで、このレベルの肉料理にフレンチレストランではなく、イタリアンレストランでめぐり合うとは思ってもみなかった。メインでの高揚感を感じさせる珍しいイタリアンレストランだと思う。しかもドルチェも4種類全て味見してみたが、どれも外れないレベルだ。

元々坂田さんのサービスを期待して(料理にそれほど期待するわけでもなく)訪れたのだが、もちろんサービスは良いのだが、料理に関しても良い意味で期待を裏切るハイレベルな料理にビックリした。まだオープンして半年位なのになかなか予約が入らない理由も良くわかる良いレストランだった。

2013/06/11 更新

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