TOMITさんが投稿したぎんざ 一二岐(東京/新富町)の口コミ詳細

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TOMITのくいだおれレストランガイド

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TOMIT (60代前半・男性・東京都) 認証済

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ぎんざ 一二岐新富町、東銀座、築地/日本料理

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.6
  • 昼の点数:4.2

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2013/11 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

実直さがにじみ出る丁寧な料理で、内装もセンス良く落ち着いている良店は、接客もハイレベル

何度か電話したのだが、直前だと空いていなくて、結局約一年振りの利用になった。久しぶりに来ると、1階に向かうところに新たな引き戸が出来ていたし、更に1室4人用の個室が出来ていた。

我々は9450円のコース、娘にはいつものようにお弁当を用意してもらった。出てきた料理は、以下の通り。
いつもの揚げ胡麻豆腐で始まり、聖護院蕪と蟹のうす葛仕立て、真鯛の昆布〆 胡麻だれとジュレ、いつもの戻り鰹 藁焼き、八寸(地牡蠣ポン酢 柿のおかき揚げ 芝海老銀杏 射込、 なまこ このわた とろろかけ、 干柿 クリームチーズ いぶりがっこ)、本ししゃも 夫婦やき 焼き下仁田葱、海老芋 そぼろあんかけ ささ葱、土鍋ご飯、あずきアイス。相変わらず安定したおいしさで、鰹はもちろん美味しい。土鍋ご飯はいつものようにアルデンテな状態、蒸す前の状態、そして炊き上がった状態で供されこおの白いご飯が美味しい。なめこの赤出汁やジャコや香の物も美味しい。ポケットコンシェルジュで空席状況を見ることが出来るようになって、空いている日もあることが分かった。なので、来訪頻度をあげたいと思った。

以下は2012年12月のレビュー
今週末は妻の誕生日ウィークと言うことで、私の誕生日ウィークに続き、一二岐に予約を入れておいた。揚げ胡麻豆腐で始まり、二色牡蠣真丈のお椀、関サバとヒラメのお造り、お祝いでお赤飯、八寸(鰹の藁焼き、あん肝ポン酢ジュレがけ 鰹ハラス焼 酒盗のせ 海老芋から揚げ 蟹 京菊菜 とんぶり 蟹味噌 鴨ローズ)、のどぐろ一夜干の焼物、フグ鍋、漬物 ジャコ ご飯、わらび餅と言った構成。鰹やノドグロは間違いなく旨いし、二色牡蠣真丈のお椀は、鮪節の吸地で優しい味。フグ鍋は、ちょっと醤油味醂の味がするタイプの汁で美味しかった。そしてご飯は、アルデンテ、蒸す前、蒸してからと3回のタイミングで食べさせてくれるのだが、とっても旨かった。福島の米を使っていた時もとっても旨かったのだが、震災後 魚沼のコシヒカリにしてちょっと味が落ちた印象だったものの、今回は石川のコシヒカリとのことだったが、昔の旨さに戻っていた。

妻の誕生日と伝えていたので、バースデーケーキまで用意してくれ、娘にはお弁当を用意してくれてとっても良い誕生祝になった。

以下は2012年6月のレビュー
今週末は、私の誕生日ウィークと言う事で、どこにしようかと考え、仲良しの店から一二岐に予約を入れた。妻が私の誕生日祝いだと伝えてくれたらしく、特別メニューにしてくれていた。

こちらを家族で利用するのは本当に久しぶり。オープン当初は良く利用していたのに、人気店になって予約が取れにくくなるとなかなか利用できなくなってしまうのはいつものパターン。娘と2人で震災前に一度利用したが、妻は2010年11月以来だったらしい。

娘用にいつものようにお弁当を用意してくれた。それだけでなく、我々のコースの中の娘の好物はちゃんと用意してくれた。我々の料理は以下の通り。
まずは、梅酒が振舞われ、揚げた水無月豆腐。とろっとした水無月豆腐に強めの出汁で美味しい。続いて鱧と玉子豆腐のお椀(鰹節と鮪節のブレンドに鱧の骨の出汁も加えているそうだが、かなり優しい吸地)、蛸と金目鯛の昆布〆のお造り(丁寧に包丁を入れた蛸は甘みもしっかりして美味しいし、金目鯛も旨い)、素麺と江戸前穴子の天ぷら(三輪素麺は、極細で素麺つゆがとっても美味しい。穴子は見た目は鱧の様に骨切りされた上で揚げられていて、これまた旨い)、名物 藁焼鰹(これは間違いない美味しさ。リュウキュウが添えられていて高知っぽい)、八寸(イチジクの天ぷら 胡麻ダレ、鮎の有馬煮、芋の酒盗のせ、バチコ、ほおずきトマト、ゴールドラッシュ、枝豆、蓮寿司の構成。どれもブレなく美味しい)、太刀魚のウニ焼(上半分はウニ焼として、下半分はスダチを絞ってシンプルに食べる。これも美味しい)、妻はもうお腹いっぱいでご飯でいいとキャンセルしたので私だけ山形牛のすき焼き(かなりしっかり目の割り下で、牛肉はとろける。ご飯が欲しい感じ)、自家製漬物盛り合わせ(これがどれも美味しい)、鮑の炊き込みご飯(娘の好物なので、もちろん娘も。これが旨い。別に肝醤油も用意してくれて、これをかけて食べるとこれまた絶品。とは言うものの、もうかなり満腹で私はお茶碗一杯しか食べられなかった。娘はおかわりしていたが。余った分は、肝醤油をかけておにぎりにしてもらった)、赤だし、宮崎マンゴーと巨峰(このマンゴーの甘いことと言ったら。旨い。娘の好物)、更に、誕生日ケーキまで用意してくれていた。ドルチェ ラ ベットラのフルーツケーキだったのだが、これがフルーツたっぷりで甘さも軽く、とっても美味しかった。あまりラベットラには良い印象を持っていなかったのに、美味しくてビックリした。

今日も美味しかったし、色々気遣いいただいて本当にありがたかった。誕生日近くの週末の夕食は2店舗しか選べないのだが、娘も妻も凄く喜んでいたし、一二岐を選んで良かった。

以下は2011年8月のレビュー
最近はすっかり人気店になってしまい、夜の予約も難しくなってしまってご無沙汰してしまっているので、ランチで寄ってみた。

12時前に到着したのだが、今日は満席ではなかった。週末に高知でいっぱい鰹を食べて帰って来たばかりなので、鱸の幽庵焼き(1300円)にした。まずは、揚げ南瓜豆腐(熱々の南瓜が甘く、出汁との馴染みも良い)、切り干し大根(細麺のような切り干し大根の美味しい事。とっても丁寧な仕事)、鱸の幽庵焼き(ホックリ焼けた鱸。これも旨い)、ご飯、香の物、赤だし(ご飯は原発事故の後、福島の米から変えたそうだ。以前の米の方が美味しかった気がする。)、黒糖のアイス。

わずか1300円で、夜への期待感を感じさせるランチの組み立てになっていて、良いランチ構成だと思った。

以下は2011年3月のレビュー
最近はぐるなびに毎月のメニューが開示されている事を知り、2月の小鍋がクエ鍋だと気付いた時には既に遅く、2月の週末の予定はいっぱい。それで、已む無くお店にお願いして、クエを取って置いてもらって3月のコースでも小鍋はクエ鍋に変えてもらった。

今回は、妻が仕事でいなくて、娘と二人でデート。娘のリクエストで一二岐になった。カウンターでの利用だ。娘用に、唐揚、焼きおにぎり、トコブシ煮、数の子、鴨ロース、サラダの盛り合わせ弁当を用意してくれ、えんどう豆豆腐も出してくれた。

私のお願いした12600円のコースの料理は以下の通り。
揚げえんどう豆豆腐(えんどう豆豆腐が甘くて美味しい)、蛤真丈 潮仕立(真丈がふっくらして美味しいし、潮仕立ての吸地も美味しい)、生蛸と春キャベツの酢の物 平鯵 ヒラメの刺身(刺身も良い。ヒラメは娘に食べられてしまったが)、蛍烏賊 うど こごみ 若布 黄身酢(これも良い)、鰹藁焼き(これは毎日食べても美味しい)、八寸(蕗棒寿司、トコブシ旨煮、蓬豆腐、鴨ロース、酒粕菜の花焼き、蓬麩、白魚黄身酢、どれも美味しくブレが無い)、桜鱒湯葉焼き(これも面白く美味しい)、クエ鍋(クエは二切れ、筍、粟麩、椎茸等、野菜も入ったクエ鍋。高知のタマテのクエ鍋と比較すると、味わいが上品。美味しい)、土鍋ご飯(炊き上がる前のアルデンテのご飯、炊き上がりたてのご飯、しっかり蒸らしたご飯、おこげ。どのご飯も美味しい。今日は福島の米だそう。ジャコや香の物、昆布の佃煮にしろ、みな美味しい。ナメコと豆腐の赤出汁も良い)、酒粕アイス最中(面白く美味しい。娘には黒糖アイス最中を用意してくれた。パリパリの最中の皮でこれがなかなか良い)。

今日も満席。すっかり安定した良い店になった。

以下は2010年12月のレビュー
今回一緒に食事をした人のリクエストでまた一二岐を利用した。今日は12600円のコース。

出てきた料理は以下の通り。
揚げ下仁田葱豆腐(下仁田葱の香りがしっかりするトロットロの豆腐)、蟹真丈すまし仕立て(鰹節と鮪節のストレートな出汁。私はやっぱり昆布の奥行きも欲しいが、これはこれで美味しい)、小柱のおろし和えとイシダイ・寒鰤の造り 骨煎餅 肝醤油(どれも美味しい)、あん肝 ポン酢ジュレ 山芋(これも良い)、鰹藁焼き(何度食べても美味しい)、八寸(イカの塩辛、ハランボ塩焼き酒盗のせ、くわい、鯖寿司、海老芋揚げ、カラスミ西京味噌漬け どれもとっても美味しく出来ていて酒がすすむ)、ノドグロ干物 蓮根キンピラ(小さめのノドグロの自家製干物。いい塩梅でとっても美味しい)、雲子みぞれ鍋(蕪のみぞれでまとめられた雲子の鍋。筍やせりも美味しく、とっても優しい味わい)、アルデンテの段階のご飯、炊きたてのご飯、蒸した後のご飯、おこげ(沢山の種類の香の物と佃煮、ジャコ山椒も美味しく、ご飯の変化を味わうのも楽しく、もちろん美味しい)、赤だし、ラフランスと苺、わらび餅。

厨房に新しい顔が一人増えていた。今日も満席。すっかり人気店だ。

以下は2010年11月のレビュー
今回は初めてカウンターで利用した。いつものように9450円のコースだ。出てきた料理は以下の通り。
揚げ胡麻豆腐(いつもの美味しさ)、甘鯛 粟麩 舞茸のお椀(ストレートな出汁。これはこれで美味しいが、吸地は、初めてこちらを利用した時の鱧と松茸のお椀にはかなわない)、イサキの昆布〆 肝醤油で、寒鰤、帆立の燻製、鯖(どれも大変美味しい)、秋刀魚の寿司の肝醤油のせ(これまたとっても旨い)、鰹の塩たたき(いつもの変わらぬ美味しさ)、柿なます、ヒラマサの南蛮、きぬかつぎ、銀杏、むかご、蟹肉等の八寸(どれもブレのない美味しさ)、オスの本ししゃもの焼き物 海老芋 カラスミ(これまたとっても旨い)、蓮根饅頭(芝海老等の入った蓮根饅頭(これもとっても良い)、香の物(7種類くらいの香の物や昆布の佃煮はどれも美味しい)、ジャコ山椒、アルデンテのご飯(この段階のご飯がとっても美味しいのだ)、炊き上がったご飯(あきたこまちの新米とのことだったが、これもとっても美味しい)、おこげに醤油をたらして(香ばしくて旨い)、わらび餅(江森のわらび餅には及ばないが、プルプルして美味しい)。

今日は、満席どころではなく、1.5回転していた。すっごい人気だ。11月3日にオマージュを利用した際、荒井シェフに最近でお薦めはと聞かれ、一二岐が気に入っていると答えたら、「えっそちらの方、ご夫婦で先日いらっしゃいました。お客さんに薦められたと言っていました」と言われた。そう言えば、前回利用した際にフレンチで好きな店を聞かれ、オマージュと答えた事を思い出した。実直なだけでなく、フットワークも軽いなあと感動した。

以下は2010年10月のレビュー
最近は、ランチも満席でなかなか入れないと聞くし、今日も我々は前日に個室の予約ができたものの、カウンターもほぼ満席だった。しかも、我々以外にも子連れがいた。私の知り合いでも、四谷うえ村を私に紹介してくれた方も先日利用したとの事だし、ネットで有名な女性3名がつい先日こちらで食事会を開いたとのブログを読んだし、かなり盛り上がってきているようだ。

今日も我々は9450円のコースにして、娘用にも料理をお願いした。娘用には、八寸等から何品かと出汁巻きや唐揚、おにぎり、そして海老フライまで準備してくれていた。

9450円のコースは以下の通り。
・揚げ銀杏豆腐(もっちりした銀杏の食感に良く合う。私は揚げ胡麻豆腐よりもこちらの方が好きかも。)
・海老真薯のお椀(プリプリとした海老の食感を残した真薯。鰹節と鮪節を使っているとの事だったが、吸地は、前回よりもストレートに感じた)
・真蛸の土佐酢、真鯛 肝醤油、ヒラマサのお造り(お造りはどれも良かった)
・原木椎茸の炙り 海胆のせ(椎茸が大変美味しく、海胆ともマッチしていた)
・鰹わら焼(わら焼きの鰹の塩タタキは忘れられない美味しさ)
・八寸(いが栗 栗甘露煮、さんま寿司 肝醤油、子持ち昆布、菊花煮、むかご、キノコ浸し トビコのせ、鰹の佃煮 安定した美味しさ。稲穂を使ったプレゼンテーションも美しい)
・秋鮭燻製、松茸フライ(秋鮭燻製は上にイクラがのり、下には豆乳?のソース。燻製した事で鮭は甘みが増し、ほのかに甘い豆乳のソースとの相性はあまり良くないように感じた。むしろ、ない方が良かったかも。ちょっとすべったかな。松茸のフライは、噛むと松茸の香りが広がり美味しい。櫻川で昔食べた松茸コロッケを想い出した)
・海老芋の蟹あんかけ 蟹味噌豆腐(ほっくりした海老芋も蟹味噌豆腐もとてもよく、葛でとじた蟹あんも美味しい。とても良い出来)
・土鍋ご飯 ジャコ山椒 香の物 なめこの赤だし(相変わらずご飯が美味しく、かなり満腹だったのにおかわりしてしまったほど。ジャコ山椒も、香の物も昆布の佃煮もみんな旨いのだ)
・黒糖もなか(もなかの皮の上に黒糖のアイスがのり、もう片方のもなかの皮でサンドして食べても、その皮をスプーン代わりにして食べても良いそうだが、サンドして食べた。先日の石楠花もそうだが、もなかは食べる直前に皮ではさんで食べるのが一番だと思う)

今回から、テーブルの上に献立が用意されるようになった。満席でもサービスは安定しており、料理の説明も前回よりも詳しくなったように思う。人気が出るのは嬉しいが、予約が取れなくならない程度でとどまって欲しい。

以下は2010年9月のレビュー
先日朱雀を利用した際に、教えてもらったのがこの一二岐うち山の裏手に位置し、1階にはKAIRADAのあるビルの地下1階だ。

朱雀の山西氏からは、こちらのご主人は銀座 座屋の出身だと聞いていたのだが、こちらの店主である吉澤定久氏は、銀座 座屋の前には、凹町にも一時期いらしたそうで、吉祥や、京都の新山で修業。京都にも8年ほどいらしたそうだ。女将の奥様は、銀座の祇をん 八咫 にいらしたらしい。

予約の際に、9450円のコースと12600円のコースがあると伝えられ、今回は9450円のコースにしてみた。また、3000円程度で娘用の料理も作ってくれるとわざわざ連絡を頂戴したので、そちらもお願いした。

入店すると、まだオープンして10日程度なので沢山の花で囲まれており、カウンターでも、個室でもと言われた。個室があるとは知らなかったが、娘が個室が良いと言うのでそちらを利用させてもらった。個室に入る引き戸はとても趣味が良く、また壁もちゃんと塗りで落ち着いている。真っ先に、子供用の料理(出汁巻き玉子、海老の寿司、魚の焼き物、鶏の唐揚、サツマイモの煮物、里芋の揚げ物、鰹の佃煮、ジャコと鮭の焼きおにぎり)を持ってきてくれたのもありがたい。我々には、まずオープン記念として、桝酒が振舞われた。

我々の料理は以下の通り。
・揚げ胡麻豆腐(焼き胡麻豆腐は、最近流行っているが、揚げ胡麻豆腐は初めての経験。美味しいが、焼き胡麻豆腐のように風味が増すわけではない。はられている出汁は、ちょっと強め)
・鰹の塩タタキ(銀座 座屋と同じように藁焼きの鰹の塩タタキ。高知の塩タタキよりも上品な厚さに切られているが美味しい。薄切りのニンニクはもちろん、添えられた玉葱のスライスや万能葱用にポン酢も用意されており、普通のタタキとしても食べられる)
・鱧と松茸のお椀(鱧の骨切りは非常に丁寧になされており、吸地が美味しい。むしろ吸地の加減は、朱雀より好きかも。玉子豆腐が鱧の下に隠れていたが、その大きさも大き過ぎず小さ過ぎず、バランス良い大きさで良く吸地と馴染んでいる。とっても良い椀物だった。娘が気に入り、我々の物だけでは物足りず、娘用も作ってもらったほど)
・イサキと剣先イカのお造り(高知から入れた魚だそうだ。イサキは肝醤油で食べさせる。刺身のツマも美味しい。高知ではメジャーなリュウキュウ(ハスイモ)も添えられていて嬉しい)
・車海老の寿司(酢飯に大葉などの薬味を混ぜて握られた車海老の寿司1貫。)
・八寸(エノキ等の煮浸し、鴨ロース、オクラ、サツマイモの蜜煮、出汁巻き玉子、ムカゴと銀杏、イチジク田楽 どれも丁寧な仕上げで味のブレが無く美味しい。鴨ロースの出来が特に良かった)
・仁淀川の鮎の塩焼き(ちょっと大き目の鮎の塩焼きだったので、骨までは食べられなかったら、残した骨と頭を使って骨煎餅にしてくれた。蓼酢が変わっていて、白と緑の2色の物が供され、白色の物は米だそうだ。混ぜて使うのだが、まろやかな感じになって良かった)
・賀茂茄子と生麩の炊き合せ(賀茂茄子も生麩も一度揚げられている。ちょっと強めの出汁だが、美味しい)
・アルデンテの米と香の物、ジャコ山椒(ご飯が炊き上がる前に、ちょっとだけ、アルデンテの状態の米が供される。この趣向は面白いし、美味しかった)
・土鍋ご飯と赤だし(炊き上がったご飯もとても旨い。香の物とジャコ山椒で食べると何杯でも食べられそう。香の物に付いてきた昆布の佃煮が昆布の旨みを活かした抑えた味付けでとても良かった。娘が大変気に入っていた)
・バニラアイスと黒蜜小豆(これも上出来。娘には、これに加えてフルーツまで用意してくれた)

料理は、どれも丁寧でブレなく美味しく出来ている。派手さはないが、とても良い料理だと思った。炊き合わせや揚げ胡麻豆腐の出汁がちょっと強かった事以外は好みにピッタリ合っていた。椀物はとても良かったし、八寸のブレのなさは特筆物だと思う。子供にも優しく、子供用に料理を用意してくれるのも嬉しかったし、内装も良い。トイレは細長くて幅がちょっと狭いが、竹筒を模した蛇口が面白い。

価格も1万円未満と手頃(食事、水物の付かない7350円のコースからあるようだ)で、接客も良く、かなり良い店だが、まだオープンして10日程度のせいか、我々の貸切だった。かなりの穴場だ。

  • トイレの中

  • トイレの花

  • 鮑の炊き込みご飯

  • 肝醤油をかけて

2013/11/17 更新

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