TOMITさんが投稿した木挽町 大野(東京/四谷三丁目)の口コミ詳細

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TOMITのくいだおれレストランガイド

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TOMIT (60代前半・男性・東京都) 認証済

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木挽町 大野四谷三丁目、曙橋、四ツ谷/日本料理、カフェ

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/12 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

ともかくご飯が美味しく、料理もご飯に合う味付け。もしかしたら日本で一番ご飯が美味しい店かもと思う程ご飯が美味しい。

まだ3歳の姪っ子が、大のご飯好きなので、それなら木挽町大野にみんなで行こうと、妹家族と我が家の大人4人に子供3人で木挽町大野で夕食。ご飯をたっぷりでお願いした。娘と娘の同学年の姪には子供用に大人の半分程度5000円のコースを用意してくれ、大人は1万円のコース。3歳の姪は取り分けでお願いした。

料理は基本的にはあまり変わらず、百合根の赤だしとご飯で始まり、向附 本鮪たたき 茗荷 浅葱 山葵 海苔、煮物椀 帆立真如 青菜 柚子、焼物  鰆柚庵焼 はじかみ 銀杏、焼いた椎の実、強肴 小芋田楽 鴨治部煮、々 京菜したし 海老、小吸物 松の実、八寸 ブロッコリー 伊勢海老、香の物 白菜 人参 からし菜 蕪 味噌、湯斗 湯の子、百合根の赤出汁 稚鮎の佃煮、リンゴ、焼餅の入ったぜんざい。

相変わらず、ご飯が美味しく、そして料理はご飯に合う美味しさ。子供たちは競ってお代わりし、ともかくたっぷり食べた。今回はご飯を1升用意してくださったそうだ。美味しくて何杯おかわりしたかわからない程だったが、最後に、ご飯に湯の子をかけて、海苔と醤油をちょっとかけたお茶漬けがまたとてつもなく美味しかった。

そして2階に移動して、みんなでお抹茶を頂戴し大満足。今まで何人かこちらにお連れしているが、みなその後リピートしているらしい。1組しか予約を取らないので、色々な用途に使えるし、今回のように小さな子供が一緒でも喜んでもらえる。本当に良い店だと思う。

以下は2011年10月のレビュー
前回利用した時に、あまりにご飯が美味しかったので、新米の季節には絶対再訪しようと思っていた木挽町大野を男3人で利用した。美味しいご飯を食べに行こうと言う趣旨で選んだ店だったので、ご飯を食べる気満々な3人だったのだが、1回目のお櫃のご飯が、前回に比べ上品な量(ご飯一膳分/1人程度)だったりしたのだが、お聞きすると、1回目のお櫃のご飯がほとんど食べられない事が多いので、たっぷり食べるつもりの時は予約の時にその旨伝えた方が良いのだそうだ。

お酒が振舞われ、少しのご飯と百合根の赤だしで始まるのは同じ。その他の料理も、前回と大きくは変わっていない。出てきた料理は以下の通り。
向附  本鮪たたき 茗荷 浅葱 山葵 海苔
煮物椀 帆立真如 松茸 つる菜 柚子
焼物  かます塩焼 はじかみ 枝豆
焼いた椎の実
強肴  冬瓜 鴨治部煮

あっという間に、初めのお櫃を空にしてしまったので、早めにたっぷりの炊き立てのご飯のお櫃が登場。
々    蓮菊見和
小吸物 むかご
八寸  唐墨 栗きんとん
香の物 胡瓜 茗荷 人参 味噌
湯斗  湯の子
百合根の赤出汁 稚鮎の佃煮

焼餅の入ったぜんざい

ご飯にあうおかずはもちろん、醤油や海苔が美味しいし、何よりご飯がとんでもなく美味しいので、今回は結局3人で5合食べたそうだ。前回も美味しかったが、今回はそれ以上に美味しく感じ、京都のなかひがしのご飯よりも、こちらのご飯の方が美味しいように感じる。

そして2階に移動して、お抹茶を頂戴し(これもお替りしてしまった)、とっても満足。申し訳ないくらいリーズナブルだし。

以下は2011年4月のレビュー
1日1組限定の木挽町大野を4人で初めて利用した。料理は10500円のコースだ。入り口に看板もなく、知らなければわからない店だ。

ご主人は、茶人で、料理も茶懐石と聞いていたので、ちょっと緊張しながら、そしてボリューム軽めかな等と思いながら用意された個室に入った。

席には今日の献立が書かれた紙が置かれている。
お酒が振舞われ、まずはご飯と百合根の赤出汁で始まる。このご飯がとっても美味しい。しかも、その後もご飯がお櫃で置かれていて、出てくる料理に合わせて食べても良いそう。これは初めての経験。もう一つ初めての経験は、お椀の蓋を取り皿として使うように言われた事。利休の頃の茶事では、取り皿を用意すると言う事は、それだけ毒が盛られる可能性増す事になるので、これが本来の形なのだそうだ。とっても勉強になる。

出てきた料理を順番に書くと、
向附  本鮪たたき 茗荷 浅葱 山葵 海苔(この海苔がとっても美味しいし、サラダのように全てを混ぜて醤油をたらして食べるように言われる。もちろん美味しい)
煮物椀 車海老真如 菜の花 柚子(真如も良いが、吸地は、千ひろの吸地をちょっと濃くした感じで、あまり鰹を感じさせない)

途中、焼いた椎の実が次の料理までの待ち時間にどうぞと運ばれてくる。

焼物  鱒柚庵焼 はじかみ(この鱒柚庵焼が塩梅がとっても良く、ついついご飯を食べてしまった。ご飯に合う)
強肴  若筍煮 鴨治部煮(若筍煮も美味しいが、この鴨治部煮は、みたらしのような味付けでこれがご飯に抜群に合う。またご飯を食べてしまった)
々   菜の花したし(ウドと湯葉と菜の花のお浸し。程よい感じ)
小吸物 つくし(春の香り)
八寸  唐墨 こごみ(唐墨はもちろん美味しいが、このこごみが抜群に旨い。塩茹でしたこごみに濃い目の出汁と生姜汁で和えたのだそうだ。)

ここで、また炊き立てのご飯のお櫃が来る。
香の物 新キャベツ 京人参 大根
湯斗  湯の子
百合根の赤出汁(香の物でご飯を食べ、ちょっと残しておいた唐墨で食べ、残しておいた海苔と醤油(この醤油も美味しい)をかけて食べ、おこげの入った湯の子で茶漬けのようにして食べと、ともかくご飯を何杯も食べてしまった)

不知火柑(デコポンのような味)
焼餅の入ったぜんざい(黒糖のきいたぜんざいも美味しい)

料理も美味しいのだが、それ以上にご飯がとてつもなく美味しく、しかも料理もご飯に合うような味になっており、いまだかつてないほどご飯を食べてしまった。聞いてみたら、4人で6合食べたらしい。お米は、直前に胚芽米程度に精米してくれているらしいし、海苔や醤油もみな旨い。なので、無作法と思いつつも、ご飯に海苔と醤油をかけて食べたご飯があまりにやばい美味しさだったりした。

水菓子まで終えたところで、ご主人は着物を着替え、2階に移り、お抹茶を点ててくれる。「濃い目に点ててよろしいでしょうか」と聞かれ、いただく抹茶ももちろん上手に点てられていて美味しいが、茶室でご主人が話してくれたお茶の世界の話の方がもっと濃くて面白かった。

ご飯ばっかり食べていたので、お酒はあまり進まず、4人で4合しか飲まなかったので、結局11700円/1名と言う明朗会計。いやあ、楽しくて良い店だった。これだけご飯が美味しかったら、食べ盛りの体育会系若者を連れてきてもきっと満足してくれるだろうと思いもした。

2011/12/25 更新

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