『1年の余命宣告を受けた後輩と1年ぶりの再会のはずでしたが・・・。』tomoseipapaさんの日記

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tomoseipapa (男性・兵庫県) 認証済

日記詳細

早いものであれから1年が過ぎました・・・。
2013年12月10日の日記を読んでいただければ幸いです。

北海道時代の後輩が顔面から脳へ、さらに肺へも癌が転移して余命1年と宣告されたのが
昨年8月でした。生まれ育った北海道に戻って療養を始めました。
その後10月に高槻で15年ぶりに会ってみんなで1年後の再会を約束しました。

今年の8月ごろ急に彼は歯の痛みを訴えて歯科を受診したそうです。
その際に歯科医から精密検査をするように勧められて大きな病院で検査したところ
見つかったのはアゴの周りに再発したいっぱいの癌だったそうです。

その後も高熱に悩まされ痛みに耐えながら入退院を繰り返しました。
痛みのコントロールができない状態に陥ったようでした。その辛さは想像できません。
あまりの変化にボクが北海道に行って一度会ってこようかと思い、彼に伝えました。
すると彼は何とか大阪に行って、またみんなに会いたいと言いました。
そして彼は父親の墓参りをした後に弟に遺言を託したそうです。

その彼が10月に高槻に帰って来ました。
体調がいいということで5日間の交流の会合を企画しました。
ボクは22日に高槻の「大之介はなれ」で1年ぶりに再会・・・のはずでした。
ところがカラダに無理をさせたからか、高熱と下痢に悩まされ薬が効かず
ホテルから一歩も出ることができない状況になってしまいました。

せめてホテルで会うだけでもと提案しましたが、「こんな姿を見られたくない」という
彼の意思を尊重して空港までのタクシー代をカンパしてフロントに預けるだけでした。
その後のスケジュールをすべてキャンセルして北海道に帰ってしまいました。

すぐそこにいるのに会えないもどかしさ・・・。
1年後にまた北海道メンバーで高槻で会う約束をしました。
でもその時に彼に会えるかどうかわかりません。
ボクが必ず北海道に会いに行くから、それまで養生しておいてね♪

今までの地球の歴史の中でも奇跡は頻繁に起きるものです。
奇跡を信じて1年後と言わず2年後も、それ以降もみんなで集まろうよ。
がんばれとは言わないけど、自分のすべての細胞を信じてほしい。
必ず奇跡は起こるから♪
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