レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2010/02訪問 2010/03/10
六本木交差点から歩いて10分足らずの一本中に入った住宅街に突如現れる白亜の建物。
もう外観からして酔いしれるのに十分です。
こんな素敵なお店での食事だというのに、仕事とはいえ、大切な女性を待たせてしまいました。
しかもお店の確認もしてなくて、もうアタフタしながら早足で歩きまわる始末・・・。
結局はお店の方に教えていただいて無事到着したのですが、お店の前から曲がり角まで
お迎えいただいて、最初から親切な対応に感謝でした。
さて、お店に入ると右側にピンクを基調としたウエイティングルームがあります。
ここでお待ちいただいた女性と合流してダイニングルームに向かいます。
お二人のサービスの方が両側の扉を一斉に開いてくれます。
ジャジャ~ンという音が聞こえそうなくらいの感動を覚えます。
とっても素敵なフロアです。しかも階下に降りて行くスタイルで全貌を見渡すことができます。
ゆっくりとカーブしている階段を下りて行くと優雅なイスとテーブルが待ってくれています。
ここはフランスのアルザス地方で40年以上も三ツ星を続けているレストランの東京店です。
今回は特別なコースのようでしたが、成人して初めて女性にディナーをごちそうに
なってしまったもので、ワクワクドキドキで最初から緊張しっぱなしです(^^;
まずはアミューズにフォアグラのコロッケと豚足の何とかなどを手でいただきます。心地良い。
★鰯のマリネとキャビアのタルタル仕立ての燻製香るジャガイモのカプチーノ。
これはポタージュのようですが、プチプチと食感も楽しめました。しつこくないまったりさです。
★槍烏賊のファルシー トマトとモッツァレラのサラダ仕立て ガランガのアクセント
香り高くて食感も楽しい槍烏賊と、トマトとモッツァレラのコンビは素敵過ぎます(^^;
★鱸のポアレ鰻のカラメリゼとエスカルゴのフリット
鰻のカラメリゼって初めてですが、鱸と同化していて深い味わいをもたらせてくれます。
★シャラン鴨のロティー 柑橘の香るキャロットのピューレ添え ソース・ヴェルジュ
やっぱりシャラン鴨の存在感に圧倒されます。肉厚があって大満足。しかもフォアグラ付き。
これはたまりません。キャロットのピューレも美味しくてフォアグラにベストマッチ。
★プレデセールは、グレープフルーツをグラニテ・ゼリー・ムースの三層にしたもので香りも味もまさ にグレープフルーツをグラス全体で味わえました。
★二人のためのスペシャルデザートは、アルザスの本店のオーナーシェフが娘さんのために考案 したデザートで娘さんの名前が付いているそうです。見た目はクレームブリュレですが、もっと
もっとサラッとしたカスタードのジュースのようです。
★小菓子は、実は「多菓子」でした(^^;
とってもいっぱいのお菓子が出てきて、楽しくてワクワクします。全部を食べきれなくて残念。
これだけのコースをたっぷりと時間をかけていただきましたが、あっという間でした。
素敵なロケーションと美味しいワインに酔いしれて、繊細な料理には満面の笑みを浮かべて、
何よりもパートナーにも恵まれて至高の時間を過ごすことができました。感謝・感謝です☆
めったに行けない素敵なお店に出会えて本当に幸せです。
ありがとうございました♪
ぜひまた伺いたいお薦めのお店です☆
2位
1回
2010/04訪問 2010/04/15
料理もサービスもいいけど、それ以上に丁寧さと愛情を感じるビストロ☆
ボクの好きなピザを食べさせてくれるジェペットの南50mぐらいにある小さなビストロです。
食べログで見て気になっていたので、仕事でお付き合いのある女性を誘って伺いました。
いつものことですが、当日でも必ず電話で予約を入れてから伺うことが大切です。
落ち着いた感じの大きめのカウンターがあり、席数は8席です。ご夫婦でされています。
シェフは見た目とは違ってかなりお若くて、繊細で丁寧な料理をされています。
ソムリエの奥様は、何といっても笑顔が神戸の夜景と同じ1000万ドルの価値があります(^^)
ディナーは2種類のコース料理とアラカルトがあります。
Aコースはメインに魚か肉のどちらかで4725円、Bコースは魚と肉が両方付き7035円。
奥様にお聞きすると、ボリュームがあるので初めての方にはAコースをお薦めしていますとのこと。
とっても真摯な姿勢を感じました。
お薦めどおりにAコースをセレクトしました。
ボクは肉料理のホロホロ鶏胸肉のオーブン焼き・豚肩ロース肉のロースト・牛ハネシタ肉ステーキ
から、豚肩ロース肉のローストをチョイスしました。これだけは300円アップになります。
彼女は魚料理の淡路産天然鯛のフライパン焼きです。
手で食べる軽いアミューズのあとでコースに入ります。
まず、オードブルが2品出てきます。
①北海道産桜マスのマリネ、根セロリと人参のレムラード シェーヴルチーズ風味のサラダ添え
・・・桜マスの焼き加減が絶妙です。表面の皮はパリパリで中は柔らかくて超美味しいです(^^)
山羊のチーズですが、臭みはなく溶け込んでいました。
②茹でたてのホワイトアスパラとホタルイカ、温野菜 ふきのとうのペースト添え
・・・ホタルイカの茹で具合が最高です。こんな食感のホタルイカは初めてで、スルッと入ります。
ふきのとうのペーストは、春を満喫できるやや渋みのある味がアスパラに合います。
続いてメイン料理です。
③仏産ビゴール豚肩ロース肉のロースト 新玉葱のヴィネガーソース
・・・この厚肉に微妙なロースト加減で、柔らかいのに歯ごたえがありジューシーな味わいです。
脂身もコリッとしていて、意外にこってりせずにサッパリしています。
チーズという選択肢も勧めていただきましたが、ここはすぐに6種類から選ぶデザートにしました。
④苺のタルティーヌ 日向夏のクリーム 紅茶のアイスクリーム 軽いミルクジャムソース
・・・紅茶のアイスクリームが香り良くて美味しい。苺に日向夏クリームがマッチしています。
爽やかですっきりする初夏に向けたデザートの味わいです♪
⑤ドリンク(珈琲・エスプレッソ・芦屋uffuの紅茶アッサムorハーブ)
ボクはハーブティ(ヴェルヴェーヌ)で彼女はエスプレッソでしたが、奥様は既成概念なのか
エスプレッソをボクの前に・・・。まあご愛嬌ということで(^^)
今回は魚か肉かを選ぶAコースでしたが、前菜の2品がメインにも引けを取らない完成度と
ボリュームでしたので、十分満腹になりました。普通であればAコースをお薦めします。
十分満足できる内容とボリュームです。
この日は大雨が降っているにもかかわらず、8席のうち空いているのは2席だけでした。
人気のほどがうかがえます。
シェフが焼いたり茹でたりと調理した後に、カウンターの内側で丁寧に盛りつけをされている姿を
見て、料理に対する丁寧さ、お客さんに対する誠実さを強く感じました。
また今回はグラスワインをお願いしましたが、赤と白それぞれ3種類が用意されていて、ソムリエ
の奥様に的確な助言をしていただけるので、お皿に合わせてワインを楽しむことができました。
ご夫婦で一生懸命、お客さんのために努力されている姿を終始拝見することができました。
帰る時には、雨が降っているにもかかわらず、お二人で外までお見送りしていただきました。
奥様には、さらにしばらくの間、2か月ぶりに再開された「バー ル・サロン」に向かって歩く
ボクたちを見送っていただきました。
料理もサービスも、マニュアル化されたものではなく、心に響くレベルの高さです☆
ぜひ皆さんにも食べに行っていただきたい素敵なお店です。
超お薦めです☆
2010.4.12
3位
1回
2010/11訪問 2010/11/13
基本の接客を押さえた上でのフレンドリーさを感じる「料理とサービス」の両輪の高バランスなお店☆
高級住宅地として知られる芦屋・西宮エリアのマダム御用達のイタリアンのお店「ベリーニ」にランチで伺いました。
芦屋川の西側に3棟の建物が並んでいますが、左がカーサ、右がヴィラ、そして真ん中にメインのリストランテです。
数年前の甲子園球場を思い出すようなツタの絡まる瀟洒な建物が迎えてくれます。
大きな窓がいくつもあり、陽光降り注ぐ店内の様子が想像できうる素敵な外観です。
扉を開けると純白の世界が現れます。
すぐに出迎えてくれて、席まで誘導してくれます。
店内の落ち着いた雰囲気とは裏腹に、意外にもにぎやかな話し声が店内をめぐっています。
まあ、楽しく食事をされている方が多いということでしょうね。
決して堅苦しくなく、カジュアルな印象を持ちました。
ランチメニューは2種類です。
メインが肉料理か魚料理かを選べるAコースが2940円(税込)、どちらも楽しめるBコースが5880円(税込)です。
オードブルからスープまたはパスタ、さらにメインについても丁寧に説明していただきました。
Aコースにして、成長期(?)のボクは迷わずパスタと肉料理をチョイスしました。
まずは、自家製の焼き立てのグリッシーニとスライスされたバターが出されます。
このグリッシーニは半端じゃないほど香りがよくパリパリしっとりで美味しいです。
もちろんお替りしました。さて、コースの内容は次の通りです。
①オードブル・・・ツバスのカルパッチョ
出世魚として有名なブリの前のハマチのさらに前のツバスは、プリプリのシコシコで歯ごたえも良く
爽やかなカルパッチョとして出されます。新鮮な野菜とともに美味しくいただきました。
②パスタ・・・アオリイカのパスタ トマトソース
まずもって、麺の茹で方がボク好みで素晴らしかった。アルデンテでも硬めの麺です。特にトマトソースには
この硬さがベストマッチと思います。ピッコロベルゲンの茹で方に通じるものがあり大満足です♪
アオリイカはプニュプニュしていて野菜たちとのバランスもバッチリです。
③メイン・・・三田産地鶏のソテー キノコソース
表面はパリッとしていて、中はジューシーな地鶏独特の味わい深く美味しい。あっさりしたキノコたっぷりの
ソースと半熟卵もアクセントになっています。この地鶏の質感という点ではメインとしてのインパクトには
やや欠けると思いますが、この価格としては十分満足できる内容です。
④デザート・・・シューとアイス ドリンクはストレートティーをチョイス
鳴門金時のシューは、まったりしていて甘味がたっぷり凝縮されています。
コーヒーのアイスは甘いけど〆らしくシャキッとした切れ味のあるアイスでした。
ランチにおけるこのAコースは、十分に満足できる内容でした。
サービス面でも、常に目立つことなく気配りが出来ていて、安心して食事と会話に専念できます。
ご老人3名で食事をされていて、帰り際にご婦人お二人が入口前の花を愛でておられると若い男性従業員が
近づいて花の名前などを話しながら談笑していたのが印象的でした(^^)
決して硬すぎず、柔らかすぎず、きっちりと接客の基本を知り尽くした上でのフレンドリーな対応を感じました☆
これがこの店のサービスの本質のように思います。
普段使いできるランチタイムと、ハレの日のディナータイムと2種類のどちらも素敵な顔を持ったお店です。
今月下旬にディナーでの利用が決まり、今から楽しみにしています。
【お店への行き方】 画像を参考にしてください。
JR芦屋駅下車・・・北側に出て左に(西へ)向かって真っすぐに歩きます。(右側を歩く方が近い)
5分ほど歩くと芦屋川の橋があるので、渡ると右折。すぐ左手がお店です。
3棟あるうちの真ん中がリストランテです。
阪急芦屋川駅下車・・・芦屋川に向かって右に(南へ)向かって真っすぐ歩きます。(右側を歩く方が近い)
3分ほど歩くと右手にお店が見えてきます。
車の場合・・・R43の場合には芦屋川近辺が通り抜けにくいので、あらかじめ早めにR2に移動した方がいいでしょう。
R2の芦屋川の交差点(西側)を北に向かって約100mの左側にお店があります。
お店の前に駐車場がありますが、満車の場合には近くの駐車場に誘導または移動してくれます。
超お薦めです☆
2010.11.9
4位
1回
2010/07訪問 2010/08/12
外は雷鳴とどろく嵐というのに優雅な店内でいただく至高のフレンチ☆
神戸の夜を気の合う仲間同士で楽しむことになり、選んだのがこのお店でした。
せっかくの日なのに、天候は雨で時々雷も鳴る始末です。晴れ男のボクも力及ばずです。
大丸カーポート北側のビルの10階にあるお店は、エレベーターを降りるとすぐにディナーモードの
ロケーションが用意されていました。
ウエイティングのソファーでしばらく会話のプロローグを楽しんでから席に案内してもらいます。
アペリティフには様々な趣向のドリンクが並んでいます。
今回のディナーには、アルコール派とノンアルコール派が2人ずつだったので仲良くチョイス。
このお店はノンアルコールでも興味深いジュースがいろいろ用意されているので楽しめますよ。
ボクはマスカットの魅力的な香りの微発泡ワイン「モスカートダスティ・ヴィーニャ・センツァノーメ」を
チョイスしました。とっても甘いワインですが、食前酒にはピッタリですね。
テーブルの上には、すでにナイフやフォークがセッティングされています。
こういう光景は久しく見ていなかったので、逆に新鮮な印象を受けました(^^)
アンチョビのせんべいのようなものも用意されていて、少しパリパリ食べながら料理を待ちます。
料理は、8000円のコースでいただきました。
①本日のアミューズ:ガスパッチョにツブ貝を添えて
・・・ホイップされたエアートマトの泡が新鮮です。ツブの歯ごたえがいいですね。
②前菜1品目:フォアグラの冷製フランとラングスティーヌのカダイフ包み 焼きモロコシのピューレ
とルビーポルトのレディクション
・・・フォアグラは美味しいけど、食感の対比が面白い。お皿がカレー粉で彩られています。
③前菜2品目:淡路産鱧の軽い炙り ナージュ仕立て
・・・鱧は野菜とのコラボレーションでより味わいを深めています。
④前菜3品目:本日の鮮魚とホタテのポアレ オレンジ風味のアンディーブ添え シェリービネガー
とロメスコソース
・・・本日の鮮魚は「グジ」です。鱗ごと焼かれていてほっこりとした食感が楽しめました。
⑤メイン:肉料理5品と魚料理1品から選べます。
岩手花巻産白金豚ロースのじっくりローストをチョイス。
・・・肉厚があって食感もしっかりとした白金豚はやっぱり美味しい。脂も気にならないほど。
⑥デザート:6品から選べます。
ヴェルベーヌ風味の白桃のコンポート そのジュレとアールグレイのアイス添えをチョイス。
・・・白桃のコンポートは香りも良くて、アールグレイのアイスと合わさってちょうどいい甘さ。
⑦焼き菓子&ドリンク:自家製のフィナンシェとガトーショコラ ミントのハーブティをチョイス。
・・・ほんのり甘くてしっとりした食感が素敵です。ミントのハーブティの爽やかさで〆。
すべての料理に繊細さを感じました。ボリュームもありましたし、会話を楽しみながら適度な
待ち時間でサーブされるので、流れを感じることもできました。
また説明も丁寧で、ゲストの会話を遮ることなくスマートに対応していただきました。
お店の都合ではなく、ゲストの都合でディナータイムを進めるという基本中の基本をきっちりと
守っているお店です♪
オオバコですが、店内の照明やセッティングなどや料理の繊細さを見る限り、様々なシーンで
使えるオールマイティなフレンチのお店だと思います。
お薦めです☆
2010.7.13
5位
1回
2010/05訪問 2010/05/29
今回の東京出張では、以前から一緒にお食事を楽しみたいと思っていたレビュアーさんと3名で
こちらのお店に伺いました。
六本木のミッドタウンから少し路地奥に入った閑静な場所に隠れ家的に佇んでいます。
お店の中は、外の静けさとは打って変わって活気のある若い空気感が充満しています。
直接お店で待ち合わせて、初めてのご挨拶を済ますや否や、さっそくスプマンテで乾杯!
今回はコースではなくアラカルトでいろんな料理をシェアしながら楽しもうということで、まずは
前菜を3品、さらにパスタとリゾット、メインを2種類、最後にドルチェは3種類セレクトしました。
<前菜3品>
★カポナータと半熟卵 パルマ産生ハム添え
生ハムの下にナス、カボチャなどが入ったカポナータ。茄子の甘みが美味しい。生ハムの塩味と
相まっていい感じのバランスです。
★アンチョビとにんにくソースをかけた野菜盛合せ
次の日の商談を気にしたのですが、せっかくのチャンスなのでGOサインです(^^)v
たっぷりの野菜とアンチョビのにんにくソースがバッチリの相性です。しっかした味わいです。
★牛ホホ肉とレンズ豆の焼きテリーヌ
表面がカリカリに焼き上げられた牛ホホ肉ですが、中は意外に柔らかくて大量のレンズ豆が
少しの力で飛び出してきます。とっても風味が良くてしっとりしていて食べやすかった。
<パスタ&リゾット>
★フレッシュトマトとゴルゴンゾーラのスパゲッティ
昔ローマで食べたトマトとモッツァレラの冷製パスタを思い出しながら、モッツァレラほど食感では
主張しないけど、きっちりと存在感を表しているゴルゴンゾーラの濃厚さと、フレッシュトマトの
優しく爽やかな味が印象的です。麺も好みのアルデンテでとっても美味しい一品です。
★魚介のリゾット
このリゾットは、何よりも風味が最高でした♪トマトベースでイカ、ホタテなどの海の食材が
入っていて、硬めの米が魚介類の旨味を吸って風味を出しているのがよくわかるほどでした。
<メイン2品>
★仔羊すね肉のオーブン蒸し焼き
骨付きの仔羊すね肉を時間をかけてじっくりと火を通していて、肉は柔らかくて弾力があって、
ソースも風味がよくてとっても美味しかった。付け合わせのアスパラも大きくて美味しかった。
★牛テールの煮込み
さすがに時間をかけてトロトロに煮込まれたテール肉は柔らかくて、濃いめソースとでかなり
インパクトのある味ですが、パンとよく合い美味しかった。コラーゲンもたっぷりです。
結局、パンは3回ぐらいお替りしたかな(^^;
<ドルチェ>
★アマレットクッキーとココアのプリン ジェラート添え
濃厚なココアのプリンはかなり硬めなので、ジェラートとの相性がよくて美味しい。
★ヘーゼルナッツとリコッタチーズの焼ケーキ
ヘーゼルナッツの風味が良くて、甘味を抑えたケーキと甘い生クリームとのバランスがいい。
★マスカルポーネのセミフレッド・エスプレッソがけ
アイスクリームのように滑らかなセミフレッドにエスプレッソの苦味とマスカルポーネの甘味とが
良くマッチしていてイタリアの街角に似合いそうなドルチェでした。
今回は3人でシェアしたおかげで、様々な料理を食べることができて幸せでした(^^)
しかもすべてが美味しくて、満足できるディナータイムになりました。
サービスもお客さんの間をすり抜けながらも、適切な対応をしていただいて感激です。
まだ若いお店のように感じましたが、お客さんともどもこれからも伸びるお店だと感じました。
機会があれば、ぜひまたお伺いしたいお店です。
ごちそうさまでした。
お薦めです☆
2010.5.20
6位
1回
2009/12訪問 2010/01/07
どんな料理にも合わせてくれるビオワインはやっぱり最高に美味しい☆
堂島アバンザの東側の堂島メリーセンタービルの4階にあるビストロです。
以前から、なゔぃさんのレビューを読んで絶対に行きたいと懇願していたお店です。
今回は、以前から仕事でのお付き合いのある女性(居酒屋1969でセーラー服を着た同志)と
食事をする際に、ワイン好きだと聞いていたので、この店に予約を入れました。
こじんまりとしたお店ですが、空気感はとっても素敵な印象です♪
この店は「ビオワイン」をメインに掲げています。ボクは5年ほど前からビオワインにハマってます。
ここのワインは、船便での輸入にもかかわらず、無添加またはそれに相当するほどの状態で、
酸化防止剤も極限まで少なくしているそうです。
今回は初めてなので、本日入荷の食材を使ったシェフのおまかせコース(6500円)にしました。
付き出し・前菜2品・鮮魚料理・メイン料理のコースです。
最初に乾杯用にキールロワイヤル。ちょっとうんちくをたれてしまいましたが(^^;
付き出し:うまい菜で巻かれたカニのサラダ・・・一口で食べるサラダは香り高い
前菜①:三重県産ブリのカルパッチョ・・・肉厚もあってプリプリのブリです。
前菜②:フォアグラのポアレ パートブリックで包んだリンゴジャム添え・・・これは旨いです☆
フォアグラはもちろんですが、パートブリックというトウモロコシの生地でリンゴジャムを
包んだ春巻のようなものが下にあって、これが未知の美味しさでした♪goodです。
鮮魚料理:舌平目と白子のホワイトソース・・・この組み合わせはボリューム感があって面白い。
メイン料理:三重県産鹿肉の赤ワイン煮・・・何と彼女は大の鹿好きだったそうで大興奮してました。
淡白な鹿ですが、少し甘味を感じる味わいでした。
パン:有機小麦の自家製パン・・・香り良くて美味しくて二人とも2回お替りしました(^^;
デザート:ボクは本日のガトースペシャルバニラアイス添え、彼女は今月の野菜を使ったデザート
これは別に注文したのですが、どちらも食感を楽しめて美味しかった。
ワインは、グラスにしました。*印は完全無添加ワインです。
白:ルメール・フルニエ ヴーヴレイ・レ・バール ’03・・・フォアグラとの相性抜群
白:ドメーヌジル・カトリーヌ・ベルジュ * ヴィレークレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニ ’05・・・BRAVO!!
赤:ドメーヌ・デュ・ポッシブル * ル・フリュイ・デュ・アザー ’05・・・色合いも良くフルーティ
ボクは決してワインについて詳しくはありませんが、おおまかに好きなワインはあります。
銘柄や産地にはこだわらないのですが、樹齢が50年以上のブドウの木でミディアムボディぐらいが
ちょうどいいんです。
上記の「ドメーヌジル・カトリーヌ・ベルジュ ヴィレークレッセ・ヴィエイユ・ヴィーニ ’05」は、
樹齢120年以上のブドウの木なんです。1世紀を越えた神秘の味わいに感動しました。
軽いけど深いんです。香り高く濃厚なんですが、あっさりしてるんです。ブドウだけでなく、リンゴの
爽やかな味わいが口の中を駆け巡っていきました。まさにグレートでした(^^)v
料理は非常にCPも高く、ボリュームも多くないので、ワインにピッタリです。
そして、何よりも錚々たるビオワイン達の顔ぶれ。顔も性格も違うけれども、個性的で最高です。
誰を指名してもあなたを夢の世界へいざなってくれること間違いなしです☆
ソムリエの方に、しばし時間を割いていただいて、料理とワインの好みを伝えて、最高の時間を
楽しんでいただきたいと思います。
一人1万円以上になりましたが、ワインを楽しむだけなら十分調整できますのでご安心を。
最後は、シェフとソムリエのお二人でエレベーター前までお見送りしていただきました。
美味しい料理と、貴重で味わい深いワイン、そして楽しい会話。パートナーにも恵まれて、満足な
時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした。
この後はB bar Umedaへ向かったのでした♪
ぜひ再訪したいお薦めのお店です☆
2009.12.21
7位
1回
2010/09訪問 2011/08/20
神戸っ子にとって六甲山はなくてはならないカラダの一部のようなものです。
そしてボクにとっては、祖父母が六甲山に住んでいたので小学生時代には夏休みのほぼすべてを
この山で過ごしていました(^^)
さらに中学生時代には友人と数十回も六甲ケーブル下駅から1時間半かけて登ってましたし、
父親と一緒に須磨から宝塚に抜ける56kmの六甲縦走アルプス(六甲縦走路)を楽しんでいました。
また高校時代には、高校の山の家がありましたのでクラス単位やクラブ単位で楽しんでました。
それだけに思い入れも強いんです♪
そんな六甲山の真ん中あたりにライスカレーで有名なこのお店があります。
昭和2年からこの地で営業されているそうです。世界恐慌の2年前ですよ。凄い歴史ですね。
実はこのお店は前述の六甲縦走路の傍らにあるんです。
昔はまったく気づきませんでした。この辺りは早く歩かないと日が暮れるので父親に急かされてましたから(^^;
今回は車で訪れました。
表六甲ドライブウェイのつきあたりを右折して記念碑台前の交差点を右折して100mほどで一方通行の狭い道を左折、
突き当たりを右折してすぐ左側に駐車場があります。右手にお店です。
もう見るからに自然と融合している素敵なロケーションです。オジサン一人ではもったいない限りです(^^)
店内に入るとご主人の元気な「いらっしゃいませ」の声。
何とも不思議な空間の店内ですが、二人用のテーブル席に座って名物の「ライスカレー」を注文しました。
お客さんはボク一人だったので、店内をぶらぶらしているとトッピングのチーズと漬物を出してくれます。
ここで、やっぱりこの店は外で食べるべきだと判断して「外に移ってもいいですか?」と尋ねると
「どうぞどうぞ」と勧めてくれます。
水とおしぼりなどを持って移動しようとすると、こちらで運びますからと言って、すべて運んでくれました。
お店の外には森の中に設置されたようなテーブルが5~6卓あります。
テーブルクロスの敷かれたキレイなテーブルもありますが、木そのままむき出しのワイルドなテーブルもあります。
せっかくなのでワイルドなテーブルで。「落ち葉が落ちてきますけど大丈夫ですか?」とお気遣いをいただきましたが、
もちろんそれが目当てのようなものですから大丈夫です。
いつもの年なら8月下旬には聞かれるであろう「つくつくほうし」が森の中に響いていました。
カレーを持ってきてくれたご主人と「やっぱり半月ぐらい遅いんですね」と言いながら聞きいってました。
さて肝心のライスカレーですが、見た目でルーの多さにビックリです。
カレーの池の中にライスの小島がポツンと浮かんでいるような、そんな豪快なライスカレーなんです。
柔らかく煮込まれた大きなブロック状の牛肉、小ぶりのじゃがいもと人参、そして野菜をたっぷり煮込んだピリ辛のルー。
そのすべてが口の中で溶け合って、さらに大自然の雄大さが絡んで広がりを感じる味わいです。
最高に美味しいカレーです(^^)v
トッピング用に出されたたっぷりのチーズを全部入れてマイルドなカレーも試しましたが、これも美味しいです♪
食べ終わってから庭をうろうろと散策していると、宝物探しができそうなくらい、あちこちに小動物の置物が顔を出したり、
隠れたりして飽きることがありません。1日中いても飽きないでしょうね(^^)
さらにご主人に教えていただいたのですが、建物の屋根の張出しの裏側に絵画が並んでいるんですよ♪
気がつく人は少ないとおっしゃってましたが、ルノアールやゴーギャンの絵を確認することができました。
そんな空間を最大限楽しんでいると、もっとここにいたいという気持ちになってきて珈琲を注文しました。
しばらくしてご主人がお菓子を持ってきてくれます。ココナッツサブレ3枚です。
さらに女性スタッフの方が珈琲を運んできてくれました。
なんと大きなカップでしょう!! これはオーレカップですね。いっぱい珈琲を入れてくれています。
そしてこの珈琲の表面に、なんと森の中の木の枝が繊細に映し出されているではないですか☆
なんという風流な珈琲タイムでしょう。もう感激してしまいました♪
しかも美味しい珈琲ですので、いつもはフレッシュを入れるボクもブラックで十分美味しく楽しむことができました。
そうこうしていると小雨が降り出しました。
少し前に来て外で食事をしていた男性3人組とともにご主人の誘導のもと、ボクも一緒に店内に入りました。
せっかくなので今度は店内をぶらぶら見ていると、ご主人が一緒に説明をしながら付き合ってくれました。
この地に住み続けておられたご主人のおばあさんが4年前に113歳の天寿を全うされたそうです。
六甲山に十数年住んでいたボクの祖母は、10年まえに97歳で他界しました。
六甲山は長生きできる環境なんでしょうかね(^^;
店内の天井や壁に貼られているステッカーなどは13万9千枚に及ぶそうです。
しかも天井の仕切りに合わせてグルーピングされているそうです。
ヨーロッパ・イングランド・神戸などなど10エリアぐらいあります。
奥の個室は「駄菓子の部屋」ということで子供達が喜びそうな、しかし大人にも懐かしい部屋です。
天井にはモビールなどもありますし、周りにはビリケンさんもあります。
お客さんを招いてくれる招き猫は無数にありました(^^)
一目見ると摩訶不思議な空間なんですが、お話しを聞いていると納得できるこだわりがあります。
そしてご主人の真剣な眼差しで、今もなお夢を持ち続けておられることが拝察できます。
来年春にはインドを中心にした東アジアの部屋ができるようです。
BGMにもこだわって御香も焚くようです。今から楽しみです☆
ここの店内は大人が子供のころに戻って楽しめるパラダイスかもしれません。
とにかくこの店は、ライスカレーと珈琲の美味しさはもちろんなんですが、空気や空間、人の温かさ、
童心に戻れる期待感などなど、他の町中のレストランでは決して味わうことのできない有形無形の喜びを
感じさせてくれるのです♪
わずか1時間ほどの滞在で大ファンになりました。またいろんな人を誘ってぜひ何回も行きたいと思います。
その時には、ご主人のさらに膨らませた夢をお聞きしたいと思います☆
最後にこんな素晴らしいお店に出会えた日が、長男の誕生日ということも何かの縁を感じます。
皆さんにもぜひ体験してほしいお店です。
超超お薦めです☆
2010.9.14
8位
1回
2010/05訪問 2010/05/15
お客さんに楽しく食事をしてもらおうという心意気を感じるお店☆
福山に、活気に満ちていて大きく伸びそうな、とっても素敵なイタリアンのお店がありました☆
今日は、大切な商談のために日帰りで車を飛ばして福山まで行きました。
午後からの商談なので、午前中は市場調査をしてから、前日に食べログで調べたこのお店に
向かいました。駅前の天満屋の南100mぐらいにあります。11時45分ごろ入店しました。
ちなみにボクの後は予約客が多く、12時20分ごろには満席になりました(^^;
お店に入る時から明るい声で迎えてくれます。可愛い女性とオーナーらしき男性、さらに2名の
シェフとサブらしき男性の計4名のスタッフです。
テーブル席は入口横と奥にあるのですが、何卓あるのかわかりません。
ボクは一人なのでL字型のカウンター席へ。赤紫色のランチョンマットが可愛い(^^)
ここはとってもいい席です。狭くはないし、オープンキッチンになっているので、目の前で調理して
いる様子をうかがうことができます。
ランチメニューは、パスタが7種類でグリーンサラダとパン付きですが、セットにすると前菜5種盛と
デザート3品とドリンクが付きます。パスタは850円~1000円でセットは500円程度のUPです。
まずはメニューの中の日替わりの内容を丁寧に説明してくれます。
本日のパスタは、「豚肉とゴーヤとじゃがいものアラビアータソースのスパゲティ」とのこと。
最初は「とろけるマスカルポーネチーズをのせたミートソースパスタ」にしようと思っていたけど、
この日替わりが美味しそうなので日替わりをチョイスしました。
正式には「シェフの気まぐれ日替わりパスタのセット」です(^^)
最初に前菜の5種盛です。
これも一品ずつ丁寧に説明してくれます。丁寧すぎて覚えられましぇん(^^;
・ゴボウと唐辛子のピリ辛:コリコリ食感でピリ辛というか結構辛い。
・フリッタータ(イタリア風オムレツ):小さいけど玉子と具材の味が凝縮されている。
・豚肉と野菜のテリーヌ:コンソメ風味の下味が効いていてとっても美味しい。
・ゴーヤとサーモン:未知の味です。とってもまろやかでサラダ仕立てのように感じました。
・カボチャ:練り上げたカボチャで不思議な香りがありました。
どれも工夫されていて、実力の高さを感じるに十分な前菜です。
グリーンサラダは、マスタードソースが効いていて、結構攻撃的なサラダです。ビシバシと・・・。
さてさてメインのパスタの登場です。
まず量の多さにビックリです。嬉しいけど(^^)
皿いっぱいに盛られています。イタリア料理の専門店では珍しい量です♪
麺の茹で加減はアルデンテに近く、ボク的には満足できる硬さです。欲を言えば、もう少し硬くても
いいかなと思うのですが、それだと万人受けしないので、お店の選択としてはBESTでしょう。
ゴーヤの苦みと唐辛子の辛さと豚肉とジャガイモの甘さとトマトソースの酸味がクロスオーバーして
様々な部分でいろんな味を楽しみながら食べ進むことができました♪
初めて経験する味でしたが、とっても美味しかった☆
いつもはパンをパクパク食べるのですが、今回はこのパスタに圧倒されて1個を食べるので必死。
それほどにインパクトがあり、食べるのが楽しいパスタだったんです。
デザートは3品です。これも一つ一つ丁寧に説明がありました。ドリンクはアイスティにしました。
・ガトーショコラ:冷凍してあったようでカチカチですが、フォークを入れるとバサッと分かれます。
香りもよくて、しっとりとした甘さ抑え目の美味しいケーキです。
・ベリーフルーツ:各種ベリーのフルーツをリキュールで漬け込んだものでこれは秀逸です♪
・レモンのシャーベット:とっても爽やかであっさりのシャーベットは最後にふさわしい。
とっても満足できるランチの内容でした。このセットで1500円ですから超お得です。
ランチには他にメインに魚が付く2600円コース、メインに肉が付く2800円コース、さらに肉魚が
付く4500円のコースもあります。
このお店は、料理はもちろん美味しいし、店内の雰囲気もとってもいいのですが、何といっても
一番の魅力は「お客さんに美味しく楽しく食事をしてもらおう」という姿勢です☆
それが、ディナーでもないのに一品一品を丁寧にお客さんに説明してコミュニケーションを図ろうと
している姿に表れているし、元気な声に表れているし、何よりも自信に満ちた接客に表れている。
スタッフの”grazie(グラッチェ)”を連呼する姿は微笑ましくもあります(^^)
居心地もよくて、もっと長くお店にいたかったけど、商談時間が迫っていたので後ろ髪を引かれる
思いでお店を後にしました。ゆっくりと食事を楽しみたいお店です☆
地元の方、福山にお越しの方、ぜひ食べに行ってくださいね。満足できますよ(^^)v
超お薦めです☆
☆最新情報☆
このお店の2号店「SANTA LUCE(サンタ・ルーチェ)」が5月23日にOPENします♪
福山市松浜町3丁目79-1-2F TEL084-921-6755 水曜定休
Lunch11:00~14:30 CafeTime14:30~16:30 Dinner18:00~22:00
2010.5.14
9位
1回
2010/01訪問 2010/01/09
ダンケとツマガリのコラボの感動は22年前のボクたち夫婦の出発点です☆
最初にこの店に来たのは、ここがOPENした4ヵ月後の1988年11月20日だと記憶しています。
よく覚えてるでしょ(^^)
実は、ハネムーン帰りでロサンゼルスから成田経由で伊丹空港に着いたときに高校時代の後輩が
車で迎えに来てくれて、そのまま直行でこの店に連れてきてくれたのです。
当時は携帯電話がまだ普及していない時代で、今は富山ですが当時は神戸に住んでいた後輩は
行程表を見て伊丹空港で数時間ず~っと待っていてくれたんです。
それゆえ疲れているであろう家内もボクも喜んで連れて行ってもらうことにしたんです。
当時、JR住吉駅南側の再開発前の商店街横の国道2号線沿いにあったダンケではすでに
常連でしたが、ツマガリのケーキとの出会いは初めてでした。ママの優しい立ち振る舞いも印象に
強く残っていました。まさにマダムという感じで、アメリカ帰りの2人を優しく包んでくれました。
2日後には新居の札幌に旅立ち、その後福岡に転勤になり、神戸に戻ったのは11年後でした。
いつかは行きたいと思いながら、小さな子供を育てながら歳月が流れ、食べログを始めた時に
最初に2行ほど書いて下書きに入れたまま、2年半が過ぎてしまいました。
一人で訪問しても意味がないので、家内と訪れる日を心待ちにしていました。年末に訪問を予定
していたものの、二人の時間が合わず来ることができませんでした。
年明けにようやく家内と二人で再訪することができ、1000件目のレビューとさせていただきます。
前ふり長くて、大変失礼しました(^^;
さてこのお店は、ツマガリの2階にあり、階段を上がって行くことになります。
現在は、マダムの娘さん(お姉さんの方で、以前は妹さんが手伝っておられたようです)がお店を
切り盛りされているようです。
なので、22年前の記憶はないということでお話はできませんでした。。。
ちょっと残念ですが、まあ二人でいろいろと思い出話をしながら、写真入りのメニューでツマガリの
ケーキをオーダーして、階下から運んでもらいました。家内はお店の顔ともいえる「ツマガリ」、
ボクは「ナポレオン」をチョイスしました。
このケーキを立てたままナイフで切るのは至難の業ですが、果敢に挑戦して玉砕しました(^^;
やっぱり倒してから食べる方が簡単ですね。パイ生地のサクサク感と生クリームとカスタードの
まったり感が口の中で相まって至高のスイーツが完成されました。
この甲陽園という立地の自然の豊かさを感じながら食べると心も豊かになるような気がします♪
こちらのブレンドは御影ダンケの寺口社長がここのマダムのために、”HIROKO.M.”名で
ブレンドされていると聞いた覚えがあります。
いつもはミルクを入れるボクもストレートで十分飲めるマイルドなオリジナルのブレンドです。
香りが立ち込めて、口の中でさらに膨らんでいく感じがするんです。しかも口当たりが優しい♪
これだけツマガリのケーキとマッチする珈琲は他にないと思います。
ちなみに珈琲カップの中に家内の顔がほんのりと映し出されていました(^^;
自宅に持って帰って食べるのもいいですが、ツマガリのケーキの美味しさを最大限生かせるのは
この店でブレンドとともにいただくことだと確信しました(^^)/
頃合いを見て、ツマガリのチョコレートをサービスで出してくれました。ブランデーがほんのり香る
ややビターでブレンドによく合う美味しいチョコでした。
お店は決して広くはないのですが、テーブル席では比較的くつろげると思います。
サービスも静かで気遣いされる心地良いもので、まったりとした空気感をつくっています。
最初はテーブルがいっぱいでカウンターだったので、イスが少し小さめでボクにはきつかったけど、
テーブルが空くと、すぐにテーブル席に案内してくれたのでゆったりできました。
4人用テーブル席が3卓でカウンターが5席ほどです。お店の外には5脚の折りたたみ椅子が
置かれてましたので、混み合う時には外で待つんでしょうね。
禁煙のお願いがテーブル席に書かれていましたが、混み合った時にはという限定でした。
御影ダンケもそうですが、未だ全面禁煙にはなっていないんですね。
家内も「これだけ香り高い珈琲を提供しているのにどうして禁煙にしないんだろう」と不思議がって
いました。
近い将来、煙の公害にストレスを感じることなく、ゆったりと珈琲を楽しめる時代になってほしいと
懇願する二人でした(^^)
今回はお客さんに喫煙者がいなかったので上質な珈琲タイムを過ごすことができました◎
といっても子供たちのことが心配になって、30分ほどで切り上げてしまいましたけど・・・。
帰りには、子供たちにツマガリでケーキを買って帰りました。
また機会があればぜひ伺いたいお店です。
ここは家内とだけ来るお店に指定します(^^)v
超お薦めです☆
2010.1.7
10位
1回
2010/04訪問 2010/04/15
ただ悪戯に辛さを追求する店とは一線を画するカラダが温まるカレー☆
ボクはカレーが大好きですが、詳しくはありません。
よって、カレーの店をあれこれ評価はできません。
ただ、ボクの今までのカレーに対する考え方をいい意味で大きく裏切ってくれたお店です♪
あくまでも私見ですが、香辛料というのは口の中で辛さが爆発するものではなく、たぶん本来は
お腹の中でカラダを温めるものではないかという結論を出させてくれたのです☆
カレー好きのおりょうさんの評価を読んで、ぜひ食べてみたいと思ってましたが、機会あって
昼食時に近くに来たので立ち寄りました。
最初に撮影の許可をいただきましたが、何か以前気分を害したことがあったのか、あまり歓迎の
様子ではありませんでした。
ランチメニューは数種類ありますが、1600円のカルカッタを選びました。
①野菜のクリームスープ・・・アツアツで運ばれてきます。香辛料が効いてカラダがポカポカです。
②カバブ料理・・・サモサは辛味のミンチを包んでいて、表面の食感が面白くて美味しい。
マトンは香ばしくて、チキンはジューシーさがあって、どちらも香りよく美味しい。
③チキンカレー・・・チキンカレーと聞くと少し構えてしまうほど辛いイメージがあるけど、これは
非常にマイルドなんです。チキンとじゃがいもと人参が大きくてゴロゴロ。
どんどん食べ進んでも辛くありません。これがカレー?という感じです。
ただ、カラダの中からどんどん温かくなっていくのがわかるんです。
これぞ香辛料の力なんでしょうか♪とっても満足です☆
④ナン・・・大きくてふんわりしていてバターの香りも適度です。 ナン用に取り皿があって嬉しい。
⑤マンゴーアイス・・・デザートのマンゴーアイスはカレーの後に最高の組み合わせです。
ランチとして1600円は少し高いと思いますが、この内容は十分な価値を感じます。
なによりもここのカレーとの出会いは最高に嬉しい☆
このあと10分ほど歩いたのですが、いつまでもカラダがポカポカと温まって快調でした♪
生姜でカラダを温めるもよし、しかしカレーで温めるのも良さそうですよ(^^)/
超お薦めのお店です☆
2010.4.1
食べログを始めて3年が経過しました。
ただ単に美味しい料理や素敵なサービスに出会えた幸せを皆さんに伝えたくて書き始めました。
それが様々な意見交換で同じ喜びを知る仲間が増えました。
こんなに素晴らしいことはありません。
さらに子供たちにも変化が出てきました。
楽しく食事をする喜びを感じるようになりました。
年齢を重ねるに連れてさまざまな出来事が多く、対応するだけで時間がかかり過ぎてしまいます。
食べログに費やすことができる時間が少しずつ減って行きました。。。
でもこれからも時間を作って、細々とでも続けていきたいと思います。
皆さんのレビューをゆっくりと読む時間がなくて申し訳ない気持ちでいっぱいですが、必ず全面的に復活します。
もうしばらくお時間をいただいて、自分のレビューだけはあげさせていただくことをお許しください。
さて、ボクにとってのベストレストラン2010は、特にサービスの基本(お客さんに楽しんでもらうこと)に忠実なレストランになりました。
①オーベルジュ・ド・リル・トーキョー
料理はもちろん美味しくて雰囲気も抜群のロケーションです。六本木の街に現れた白亜の洋館は光り輝いています。
しかしそれ以上に、個人宅でおもてなしを受けているような、心温まるサービスが秀逸で何度でも伺いたい素敵なお店です♪
②ソン・フィルトル
神戸にもこんなに小さいけれどもゆったりと美味しい料理が楽しめるお店がありました。
若いご夫婦が気持ちを一つにして、お客さんに喜んでもらえる料理とサービスを追究している素敵なお店です♪
③リストランテ・ベリーニ
芦屋エリアに古くから君臨するイタリアンの名店も一部の荒唐無稽な批評で実力以下の評価のお店になっています。
でも「そんなの関係ない」的な大らかさを感じます。料理は繊細で力強く、サービスは真摯で誠実な素敵なお店です♪
④オルフェ
神戸フレンチの輝かしい歴史を作った旧ジャンムーラン系のお店で訪問したことのなかったオルフェに初見参。
料理とロケーションの素晴らしさに、空間と物語性を感じることのできる丁寧なサービスを提供する素敵なお店です♪
⑤オステリア・ナカムラ
一つ一つの料理が非常に独創的で、一皿ごとに満足できる大きな度量。
個性的なサービスは自信の表れか。狭い店内でもゆっくり料理を楽しめる空気感がある素敵なお店です♪
⑥ビストロ・キュニエット
ワインに合う料理がリーズナブルにコース仕立てで食べることができます。カウンターと少しのテーブルだけですが、
それだけに二人でゆっくりと会話を楽しみながら、思う存分料理と時間を満喫できる素敵なお店です♪
⑦登六庵
六甲山にこんなにゆっくりと自然と融合できるお店があるなんて知らなかった。カレーはチーズをたっぷりのせて
まったりジューシーな味わいです。料理だけでなく自然やオーナーの夢をお腹一杯にできる素敵なお店です♪
⑧リストランテ真田
ランチで伺ったのに、ディナーのように店内の照明が落とされて、料理についても詳しく説明してくれます。
自信に満ちた料理とサービスは初めて訪れるお客さんにも、心とお腹を満足させてくれる素敵なお店です♪
⑨カブトヤマ
西海岸のハネムーンから直接伺った思い出のお店に20年ぶりに訪問することができました。昔と変わらず
ダンケの珈琲とツマガリのケーキを一緒に味わうことのできる贅沢で素敵なお店です♪
⑩ショナ・ルパ
香辛料がたっぷりのカレーは辛くて四苦八苦しそうですが、ここのカレーは本当の香辛料の効果を実感できます。
食べ進むにつれて体中がポカポカしてきて、力がみなぎってくるんです。癒しではなく自分を鼓舞できる素敵なお店です♪
以上、2010年のベストレストランです。
もちろんこれ以外にも素敵なお店がいっぱいありました。10軒を選ぶなんてとっても難しいことです。
でも10軒を選ぶことで、さらにこれからも感謝の気持ちをもって美味しくいただきたいと思います♪
2010年に訪れたお店の皆さん、ありがとうございました(^^)
2011年に訪れるお店の皆さん、よろしくお願いします☆