2回
2019/04 訪問
ランチを食べないつもりでしたが
2025/04/05 更新
2016/10 訪問
もっと有名になっても不思議ではないラーメンの隠れ名店
<更新時のコメント>
本日の確認の2軒目はこちらです。
厳選したラーメン屋さん以外は二度と伺わないためのラーメン狂想曲。
実はもう1軒、計3軒あるのですが、流石にランチでラーメン3杯はまずいので恐らく今日はこれで打ち止めになるでしょう。
確認3、、、。
あまり電車には乗らないのでつい先日JRの各駅停車に乗って摩耶駅というのが新しくできていて物凄くびっくりしました。
下車するのは今日が初めてです。
さつきは丸9年ぶり、こちらのお店は丸8年ぶりです。
まだお腹はいっぱいではないので味はしっかり分かるでしょう。
今電車の中で、醤油にするか広東風にするか迷いに迷っています。
12時半だから混んでいるかなあ。
入店。相変わらず昭和の良い雰囲気です。
決断の時。
選んだのは醤油です。
恐らく頻繁にリピートするので、とりあえずシンプルな醤油を選択しました。
前にはいなかったえらく可愛い店員さんがおられます。
2代目らしき方がおられるので息子さんの奥様なのでしょうか?
うちも妻がカレー屋をやってくれないかなあ。
レシピはあるので妻にやる気さえあればやれるのに、料理もかなり上手なのに数字を追いかける方が好きなようです。
ところで外税とはいえラーメン400円。
凄い。
このお店のラーメンを屋台のラーメンの延長という方が多くいらっしゃいますが、その通りだと思います。
大昔のどこかのレビューで書きましたが、私とラーメンとの付き合いは物心ついた時からのものです。
生まれた場所の近くで出ていた地域の超有名店の屋台のラーメン。
幼稚園や小学生の低学年の頃、父親に連れて行って貰った屋台のラーメン。
享年56歳、私が19歳の時でした。
実に無念だったことでしょう。
私にもその歳が近づいてきました。
昭和の古い歌謡曲を聴きながら父のことを思い出していると程なくラーメンが登場しました、
なんとどんぶりの下の銀色の丸いトレーはさつきと同じです。
神戸の老舗の両雄は同じところで業務用の食器を買われておられるようですね。
スープを一口。
濃くなく、しょっぱくなく、旨味があって私のソフルフードとも言える味です。
しかし。
美味しいのですが古い記憶よりも化学調味料の味がかなり出ています。
私が幼稚園の頃には無化調のラーメンなどなかったでしょうから正にザ屋台ラーメンと言えばこのような味だったのでしょうし、味付けの塩梅は素晴らしいの一言ですが、いかんせん結婚してからほとんど無化調の食生活をしていますし、特に最近はオーガニックであっても醤油すらほとんど使わない食生活になっているのでかなり強く感じてしまいます。
固めのストレート細麺はスープにあっています。
チャーシューもスープにはあっています。
具には苦いネギはありません。これが常識なのでしょう。
新しい神戸界隈のラーメン屋さんの苦いネギはおかしいです。
何故それが支持されるのかどう考えてもわかりませんが、私がこのことに拘り続けるのには理由があります。
料理のセンスが出るからです。
あのような苦味が強くて舌を麻痺させる生のネギを繊細なラーメンのスープに入れて、無化調だから凄いだろうと提供しておられるそのセンスを疑うのです。
そこには料理のセンスと飲食店の哲学か全く感じられません。
そのことからお客様ファーストの思いがないのだと感じさせられるのです。
これでは世界に誇るべき神戸の街に優れた食文化は育ちません。
オージービーフを神戸牛と偽って提供されるような食文化しか育たないのです。
ということで個人的にはちょっとキツイので頻繁なリピートはないと思いますが、2代目の方にはとても綺麗なお姉さんと一緒にいつまでも頑張って頂きたいと強く思います。
でもお嫁さんじゃないかも。
いずれにしても飲食店経営は定年がないからいいですよね。
3軒目どうするか?
駅で三ノ宮方面の電車が来たらサロンへ寄ってジムに行こう、そして大阪方面が来たら禁じられた3連食に挑戦しよう。
いやー我ながら馬鹿馬鹿しい。
馬場の現役大学生じゃあるまいし。
<最初のコメント>
随分前におりょうさんから紹介されていましたが、やっと伺うことができました。
神戸に引っ越してから、そこそこ美味しいラーメンはありましたし、それなりに気に入ったお店もあるにはあるのですが、今のところ、一番、気に入っているラーメン屋さんはこちらのお店です。
ラーメンは、本当に好みが分かれる食べ物ですので、多くの方が私と同じ感想を持たれるかどうかは分かりませんが、かなり美味しいラーメンだと思います。
素朴な、どうということのない印象のラーメンなのですが、旨みの出し方が非常に上手で、雑味や脂っこさ、しつこさなどを感じさせません。
広東風も醤油も美味しいと思います。
いずれのラーメンもスープの味は超一流です。
また、料金設定もリーズナブルで、チャーシューがたんまりと入っているので、とても嬉しくなります。
焼き飯も美味しいですし、センスが良い方が作られる料理は本当に何を食べてもはずれがないことを痛感させられます。
呑みながらつまむには、特にチャーシューの盛り合わせをお薦めします。
妻は、チャーシューの盛り合わせが一番気に入ったようでした。
なかなか再訪できていませんが、夜、じっくり呑みながら、いろいろとつまんで、最後にラーメンで〆て、気分良く家に帰りたいですね。
訳の分からない高級ラーメンや変わったラーメンが多くなった今こそ、このように素朴で安くて、本当に美味いラーメンや一品料理を提供してくれる街のラーメン屋さんがもっともっと評価されてもいいのではと思います。
ラーメン文化が確立されていて、レベルが世界一に高い東京であれば、逆に行列ができるラーメン店になっているかも知れません。
私は大好きなお店です。
妻も絶賛していました。
再訪がとても楽しみです。
三宮か元町にあれば何回もリピートできるのになあ・・・・・。
2022/04/06 更新
溜まっている下書きのアップです。
写真は見つかりませんでした。
仕事で摩耶駅行くと14時を回っていたのでランチは食べないつもりでしたが、駅を降りると急にお腹が空いたと感じたので、1年半ぶりに伺うことにしました。
ランチ営業をこの時間までされているお店はほとんどないので選択肢はありません。
何故か空腹感が尋常ではなかったので、広東風ラーメンと焼きめし普通を頼んでしまいました。
食べ過ぎです。
先ずは焼きめしに関しては味が落ちました。
現時点では親父さんがラーメンを作り、ホールは最近入られた女性が担当して、調理補助は外人の方がおられて、焼きめしはその方が作ります。
焼きめしは微妙な味の調整ができていませんが、濃くないのは良いと思います。
しかし、以前のような絶妙なバランスはありません。
広東風らーめんですが、美味しいです。
昭和感漂うチャーシューも美味しいです。
醤油と異なり広東風は醤油にプラスして味噌が入っているので、化学調味料の味が緩和されます。
よって、化学調味料反対派の私でも問題なく麺と具は完食出来ました。
ただ、スープを全部飲み干すことは不可能です。
出来ないことは出来ません。
我が家の食生活に適合するか否かという愚かな観点ではなく、一般的なラーメンとしてどうかと考えれば美味しいラーメンです。
しかもコストパフォーマンスが異常というほど良いです。
ずっと愛され続けているラーメン。
偉大なるお店。
これはこれあれはあれです。
一度唐揚げを食べてみたいですね。
日本の大量生産のビールは飲めないので、焼酎でも飲みながら頂きたいです。
この界隈にまた用事があれば塩ラーメンも食べてみたいです。
場所的なこともあり、私が頻繁にリピートさせて頂くか否かはともかくとして、さつきと共にずっと残って頂きたいお店です(この後、さつきは閉店されて、今はオーナーが変わって再開されておられます。)
この価格でずっとやられておられるのは凄いことですよ。
とっくの昔に辞めるという選択肢があったはずです。
しかし、調理補助とホールの方を入れられて、今も続けておられる。
色々な意味できついはずです。
アルバイトの方をなんとか工面してまでやられておられるモチベーションはなんでしょうか。
オーナーの方には頭が下がる思いしかありません。
結局美味しいものを命続く限り、お客様に提供したいという思いだけで続けておられるのでしょう。
凄いですね。
※とんしの「本当に美味いもの」ブログ
再開しましたのでよろしければご覧下さい。