レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
34回
2025/01訪問 2025/03/04
53回目の訪問(ランチメニュー)(2025.1)
今回も鮮魚のヴァポーレの誘惑に抗うことが出来ず、東海道線とみなとみらい線を乗り継いでの訪店です。
いつもの席に案内され、ノンアルビールを頼んでスタートしたのですが・・・。
支配人が神妙な面持ちで席にやって来て、「重大なお知らせがあるのです」と話し始めたのです。要は「2月からランチメニューがリニューアルする。そして、アップグレードメニューが、鮮魚のヴァポーレではなく、メインディッシュの変更になる。更に、ランチタイムでのディナーメニューがなくなる。」ということでした、更に、スパゲティ ポモドーロの量に上限が設けられるらしいのですが、私には関係ないことです。問題は、ランチタイムで「鮮魚のヴァポーレ」を食べる方法がなくなり、「どうしても食べたければ夜に来てね」ということになるようなのです。大ショックでした。大ショックでしたが、「最後のランチメニューに間に合ったんだから、ラッキーじゃないか」と、ポジティヴに考えることにしました。
歳のせいで、なかなか夜に出かけることが億劫になってきた私にとって、「わざわざ横浜までディナーに来ることはないよな」ということで、「もしランチにヴァポーレが復活したら、必ず連絡を下さい」とお願いすることしか私にはできませんでした。
いつも「お腹に入るスペースがないよ」と邪険に断り続けていたため、最近は尋ねてくれなくなっている「追加のパスタ」なのですが、他のテーブルで提供されている様子(説明)が気になり、改めてメニューを見ると、とても美味しそうなのです。「食べたい!でも、お腹に入るスペースはない」と考えた末に、支配人に相談したのが、「ポモドーロをキャンセルし、そのタイミングでハーフポーションを食べられないだろうか」。すると、優しい弓削シェフのO.K.が出て、食べることが出来ることになりました。山椒がいい仕事をしているゴルゴンゾーラのペンネは予想通り、いえ予想以上の美味しさで、「もしかしたら最後になるかも知れない鮮魚のヴァポーレ」を押さえて、この日一番のお皿でした。
2025年1月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
サーモンのマリナート タルティーボ 林檎
ズッパ アッラ ヴァルペリネンツ
全粒粉のタリオリーニ 兎と胡桃
鮮魚のヴァポーレ
豚肩のロースト トピナンブールとカルチョーフィ
ペンネ アル ゴルゴンゾーラ プロフーネ ディ ジャポネーゼ(追加メニュー・ハーフポーション)
(スパゲティ ポモドーロ)
茴香のインサラータ
ティラミス イベルノ 2025
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
52回目の訪問(ランチメニュー)(2024.7)
今回も鮮魚のヴァポーレの誘惑に抗うことが出来ず、東海道線とみなとみらい線を乗り継いで訪店です。
いつもの席に案内され、ノンアルビールを頼んでスタートです。
そして聞いたのが、「定番の『仔羊のストゥファート』が終わった」ということでした。広尾の小劇場でも相当の回数食べていたので、これは歓迎すべき慶事です。メニューを確認すると、メインの所には「兎」と書かれていました。
ベストのお皿は、毎回「鮮魚のヴァポーレ」で決まっていますが、次点のお皿は「玉蜀黍のズッパ」でした。フリットされた穴子が香ばしく、美味しかったです。
この日のポモドーロは20g。最低限の量しか食べられなくなった胃袋が情けないですね。
2024年7月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
インサラータ ディ リモーネ 鯵とレタス
玉蜀黍のズッパと穴子のフリット
ファッツォレティ 牛ラグーとカルチョーフィ
鮮魚(真鯛)のヴァポーレ
うさぎのインボルティーニ
スパゲティ ポモドーロ(20g)
ペスカリピエーナ 2024
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
51回目の訪問(ランチメニュー)(2024.3)
鮮魚のヴァポーレの誘惑に抗うことが出来ず、東海道線とみなとみらい線を乗り継いで訪店です。
この日のベストの一皿は、パスタ(パッパルデッレ 大分県産猪のラグー)で間違いありません。猪のラグーソースだけでも十分に美味しいのですが、山椒のような調味料(※バタックペッパー)が絶妙なアクセントになっていました。
またデザートも、ボリューミーに見えるのですが、軽い食感であっという間にお腹に収まっていました。これもおいしかったです。
2024年3月のランチメニュー(9品)は以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
甘海老とアスパラガスのボルツァーノ風
烏賊とピゼッリのガルムージャ
パッパルデッレ 大分県産猪のラグー
鮮魚のヴァポーレ(太刀魚)
仔羊のストゥファート 芽キャベツとひよこ豆
スパゲッテイ ポモドーロ(30g)
デリツィアルリモーネ 2024
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
※バタックペッパー:ミカン科サンショウ属の実で、インドネシアのスマトラ島バタック地方原産の貴重なスパイス
50回目の訪問(ランチ[ディナーメニュー])(2024.1)
昨年12月に伺っているので、一月ちょっとでの再訪になります。
今回は、50回目というキリ番での訪店であり、「もうディナーに伺うこともないだろう」ということで、皿数の少ない方のディナーメニューと同じ内容の「Pranzo Speciale」をいただくことにしました。ちなみに、ランチタイムでもディナーと同じ値段です。
児玉支配人に「今日が50回目の訪店だからディナーメニューを選んだ」旨を伝え、ノンアルビールをお願いしました。
12年前に初めて食べてから、50皿目となる「A5サーロインのスピエディーノ」でスタートです。
次の冷前菜は「鯉」でした。「鯉」と言えば、広尾の小劇場のシンボルでもあるのですが、サローネグループで食材としていただいた記憶がありません。香草が効いていて、美味しく仕上げられていました。
続いての「鮮魚のヴァポーレ」の鮮魚がこれまた初見の「ヒラスズキ」でした。名前も初めて聞く魚でしたが、いつも通りにとても美味しくいただきました。12年通っていたのに聞いていなかったのですが、鮮魚の種類は月替わりではなく、日によって変わるということでし
パスタ(キタッラ)の「鮟鱇のソース」が私には合わず、半分以上残してしまいました。
そして、2杯目のドリンク(ノンアル・苺のモヒート)を飲んでいると、右手のカトラリーにスプーンが置かれ、「次はメインの肉なのに?」と思っていると、「弓削シェフからです」とスープ(根セロリのヴェルタータ[ランチメニューにある])がサービスされました。気遣いに感謝しながらいただきました。
メインは「神石牛」。ランチの仔羊くんも嫌いではないものの、広尾の小劇場を含めると、何十回といただいているので、牛肉という食材が嬉しかったです。
そして、本来のドルチェの前に、「いつもありがとうございます。 祝 ご来店50回目」と書かれたミルクシャーベットのドルチェプレートもサービスされました。 サローネグループの店舗への訪店回数も90回となり、100回も見えてきましたが、もう歳なので・・・。どうなるでしょうね。
2024年1月のディナーメニュー(9品)は以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
カルパ イン ポルケッタ 鯉とトピナンブール
鮮魚のヴァポーレ(ヒラスズキ)
猪のクッキアイオ
キタッラ 鮟鱇とサフラン
(根セロリのヴェルタータ)
神石牛のロースト サルサペポーゾ
スパゲティ ポモドーロ(30g)
(ドルチェプレート)
クロスタータ ディ メーラ 2024
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
49回目の訪問(ランチ)(2023.12)
博多の推しが8月に卒業してから、博多に行っていません。必然的に、「博多からの帰りに寄る」ということがなくなり、このお店に来る機会も減ってしまったわけですが・・・。
「鮮魚のヴァポーレ」の誘惑に負けて、東海道線に乗って向かいました。
着いたのは12時10分。既に3組6名がテーブルに着いていました。
案内されたのは、ここのところ指定席っぽくなってきている、中程の席です。
ノンアルビールをお願いして、ランチがスタートしました。
前菜の「鰆のインサラータディルッサ」。鮮やかな赤のビーツのジュレが敷かれていて、見た目にも楽しい一品でした。
いつものように、ピッチの良いサーブが心地よかったのですが、最後のカッフェが・・・。マシンの調子が悪かったということでしたが、ドルチェから20分後の提供でした。途中で経緯を説明して欲しかったですね。「ラテアートに失敗しまくっているのでは」、とイライラしてしまいました。
2023年12月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
鰆のインサラータディルッサ 紅玉と根セロリ
ポレンタコンチャ 牛ハツのカルボナード
パッパルデッレメッツァ 海老とシナモン
鮮魚のヴァポーレ(真鯛)
仔羊のストゥファート カーボロネーロとカラスミ
スパゲッテイ ポモドーロ(30g)
ティラミス イベルノ 2023
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
48回目の訪問(ランチ)(2023.7)
大体年5回程のペースで伺っていたのですが、気が付けば前回から1年近くが経過していて、一年経つ前に伺わなければ、と、2泊3日の博多遠征の帰りに伺うことにしました。
加齢のせいもあると思うのですが、現役時代と違い「わざわざ横浜まで出かける」ということが億劫になってきています。
冷製のトウモロコシのズッパ、既視感があったのですが、昨年8月にもほぼ同じものを頂いていました。鰻ではなく穴子でしたが・・・。
この日のヴァポーレの白身魚は「ヒラメ」。真鯛や金目が多く、ヒラメは初めてかな、と過去ログを検索したところ、19年6月に一度頂いていることがわかりました。そして、料理名に入っている唯一でもありました。
ドルチェも昨年8月と同じでオペラでした。添えられていた桃のコンポートが美味しかったです。
気持ち良いサーブの1時間10分でした。
2023年7月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
インサラータ ディ リーゾ 貝とアグレッティ
玉蜀黍と鰻のズッパフレッダ
タリアテッレ 高原黒牛のラグー
鮮魚のヴァポーレ(ヒラメ)
仔羊のストゥファートとトロ茄子のフリット
スパゲッテイ ポモドーロ(30g)
オペラ エスターテ 2023
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
47回目の訪問(ランチ)(2022.8)
今年3回目のランチです。最近、ディナーが遠ざかっていますが、「鮮魚のヴァポーレ」がランチメニューに入ったことで、ディナーに伺う意義が私にはなくなってしまったので、当分ランチだけになりそうです。
前回に続いて、博多からの帰りに羽田から直行しました。
12時10分に着いたのですが、先客は一組だけのようでした。
最近の定番になっている中央付近の席に案内され、「西嶋氏と日高支配人が日比谷のお店に応援に行っている」と告げられました。
ノンアルビールをお願いして、ランチがスタートしました。
この日のベストのお皿は「玉蜀黍のズッパ フレッダ」でしょうか。結構濃厚な鶏のスープ(ジュレ)と、淡白な味のトウモロコシがいいコンビネーションを見せていました。そして、穴子も・・・。(穴子は前日に2回も天ぷらで頂いているので、2日間で3回目です。)
「鰯とズッキーニのインサオール」に添えられていた、「ミントのフリット」が、食感も味も珍しく楽しかったです。
ヴァポーレは20数回頂いているのですが、この日の白身魚は初めての「太刀魚」でした。当然美味しいのですが、真鯛や金目鯛などに比べると淡白でした。
ちなみに、大阪のお店と違い、支配人が留守でもテンポの良いサーブでした。
2022年8月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ(沖縄産)
鰯とズッキーニのインサオール
玉蜀黍のズッパ フレッダ
ニョッケッティ サルディ 仔羊のラグー
鮮魚のヴァポーレ
仔羊のストゥファート ペペローニのバリエーション
スパゲッテイ ポモドーロ(30g)
オペラ エスターテ 2022
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
46回目の訪問(ランチ)(2022.5)
前々回に続いて、博多からの帰りに羽田から直行しました。前々回より1時間近く早い飛行機だったので、お店に着いたのは12時5分でした。そんな開店直後にもかかわらず、先客が5組以上いました。
席は、最近定番になった中程に用意されていました。予約しているコースは当然「鮮魚のヴァポーレ」が追加されたコースです。
レモンチェロの紅茶割りをお願いして、ランチの始まりです。この日も西嶋氏が在店していて、6月に大阪のクイントカントを予約していることを伝えました。思えば、7年前に伺った時も、西島支配人と若き弓削シェフのコンビでした。(この日は青木シェフが担当)
この日のベストのお皿(ヴァポーレを除いて)は「ズッパ」でしょう。この手の濃厚な海老の出汁が効いたスープには大抵無条件に高評価を与えてしまう傾向があるのですが、最後の一滴まで綺麗にいただきました。
この日2杯目のドリンクは、このお店では2回目のカンパリオレンジ。オレンジジュースがブラッドオレンジのためか、真っ赤で、一見トマトジュースのようですが、甘くなく、料理と一緒にいただくのにはちょうど良いと思います。
1時間半のランチを堪能して、家路につきました。
2022年5月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ(沖縄産)
3種の貝と隠元豆のインサラータ
海老とパプリカのズッパ
タリアテッレ カーチョ エ ウォヴァとサフラン
鮮魚のヴァポーレ
仔羊のストゥファート 茴香とフィノキエット
スパゲッテイ ポモドーロ(40g)
ジェロ ディ メローネ 2022
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
45回目の訪問(ランチ)(2022.3)
約半年ぶりの再訪になります。
ふとこのページを開いて、メニューを眺めていたら、何と、私がずっと主張していたメニューが実現していたのです。つまり「鮮魚のヴァポーレ」をランチメニューに加えることなのですが、それが実現していたのです。それが、「【グレードアップ】スペシャリテを加えたランチコース」。
即座に予約しました。それも、3月1日を。日を重ねるに連れて、ブラッシュアップされて、美味しくなっていくと信じているので、特段の事情がなければ、月半ば以降に予約するようにしているのですが・・・。
予約時間より少し早く(12時10分)お店に着くと、初めて会ってから10年になる西嶋氏が笑顔で迎えてくれました。
先客は一番奥の席に一組。また、テーブルが基本二人用に変わっていました。
ノンアルビールを注文して、メニューを眺めると、3品目に「ヴァポーレ」がありました。ランチでの「ヴァポーレ」は、第2土曜日にランチでディナーメニューをやっていたときにいただいたことがある(2014.3)ので、2回目ということになります。
この日のベストのお皿は「仔羊」。10年前の広尾の小劇場から今まで数え切れないほどいただいてきた「サローネの仔羊のストゥファート」ですが、その中でも1・2を争う美味しさでした。下に隠れてしまう程度の量のカルボナーラソースが、仔羊にもアスパラガスにもピッタリでした。
1時間半のランチを堪能して、家路につきました。
2022年3月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
鰹と鹿
鮮魚のヴァポーレ
カルチョーフィ イン ブロード
空豆のリゾットとペコリーノサルド
仔羊のストゥファート アスパラガスとカルボナーラソース
スパゲッテイ ポモドーロ(40g)
トルタディノンナ 2021
小菓子
食後のカフェ(マキアート)
44回目の訪問(ランチ)(2021.9)
8・9月で3回目のサローネです。(43回目は文末に記載)
前日博多での劇場公演を堪能し、羽田に11:35着で帰り、そのままサローネランチにやって来ました。
というわけで、いつも開店と同時に訪問することが多いのですが、お店に着いたのは12時40分でした。予約可能時間が、12時から1時までということなので、他のテーブルは既にコースが始まっています。
前回と同様、ノンアルビールでスタートです。
この日は、9年前の初訪時以来毎回いただいている、定番の「サーロインとメークインのスピエディーノ」の美味しさに久方ぶりに感動しました。いつも、何気なく食べてしまっているのですが、この日は口の中で広がっていく香りと舌触りに、うっとりとしている自分に気付きました。
このお店の蛸は大好きなのですが、「タコのポリート」も期待に十二分に応えてくれていました。別に調理したという「吸盤」との食感の違いも楽しく、素敵な一皿でした。
この日の私にとってのベストのお皿は、次のトゥルッコリ(手打ちの平らな麺)でしょう。これでもかと濃縮され尽くした海老とキノコのソースが絡まり、食べ終わるのが残念なくらいの美味しさでした。
この日も西嶋氏がお店にいて、耳と肉球部分が立体的に盛り上がっている、渾身のラテアートを作ってくれました。
2021年8月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
青森県産タコのボリート
トゥルッコリ 海老とシャンピニヨン
ミネストローネ 牛ラグーとサフラン
仔羊のストゥファート パプリカのアモリカーティとトラパネーゼ
スパゲッテイ ポモドーロ(30g)
Cachi 2021
小菓子
食後のカフェ(カプチーノ)
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8月2回目です
43回目の訪問(ランチ)(2021.8-2)
28回目(2019.1)と同じ理由で、(別の)後輩の接待(笑)ランチでした。
ただ、8月第1週にディナーで訪れていたため、いくつかのメニューが重なることになり、前回訪問時に「パスタだけ変更して欲しい」とお願いしておきました。
ということで、スペシャルメニュー(?)の、イカ墨のリゾットの写真だけアップしておきます。
この日は、西嶋さんがお店にいてビックリでした。19年2月のSALONE TOKYO以来会っていなかったので・・・。
2021年8月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
重福アジのインサラータ ロレンツォNo.3
トウモロコシのズッパ なかやま牧場黒牛レバー
カジキマグロと茄子のカネロニ → イカ墨のリゾット
仔羊のストゥファート インゲンとムール貝
スパゲッテイ ポモドーロ
パンナコッタ2021
小菓子
食後のカフェ
42回目の訪問(ディナー)(2021.8-1)
3ヶ月ぶりのディナーです。
地下に降りて席に案内された時刻は、本来の開店時間5分前の17時25分。日高支配人は大阪へ出張ということでしたが、いつものようにお一人さまディナーが、ノンアルビールをお願いして始まりました。
冷前菜のアジのインサラータに使われている「ロレンツォNo.3」というオリーブオイルですが、サラダや魚料理との相性抜群、と言われているとのことですが、実際その通りでした。ちなみに、No.2やNo.4という商品はないそうで、No.1と5も一緒に瓶を持ってきてくれました。食べ始めるときにそっと1枚のパンがサーブされ、「オリーブオイルを全部食べてね」と、無言のプレッシャーがかかりました。そのプレッシャーに負け、提供されたパンを使って、綺麗なお皿にしましたが・・・。
この日の私にとっての第3位は、タヤリン。極細麺なので、ラグーが良く絡みます。このお店で結構食べたような気がしてページ内検索をしたのですが、引っかかりませんでした。そこで、広尾の劇場のレビューを確認したところ、こちらで5回もいただいていることがわかりました。
第2位は、これもパスタで「カネロニ」。30回目の訪問時のカネロニは、お皿の真ん中に1つだけ鎮座していましたが、今回は気前よく2つが並んでいました。そして、食べやすいように、真ん中辺りに切れ目も入れられていて・・・。ソースとの相性が良く、上品なカジキマグロのラグーが生かされていました。(一つ食べ終えて写真の撮り忘れに気付きました。 (^_^; )
そして、今回の私にとってのベストは、前回に続いてメインの「淡路島ポーク」。5月のその見た目はすっきりしたものでしたが、今回はしっかりと手が入っていました。ただ、その手の入れ方も、あくまで主役の「淡路島ポーク」を生かすために行われていて、口の中で「美味しいでしょ。猪豚だよ!」と主張していました。他の方のレビューで、7月には「クッキアイオ」にも使われていたのを知りましたが、「淡路島ポークと○○の」ではなくて「淡路島ポークのクッキアイオ」は「あり」だと思います。
カッフェの時に提供される小菓子3種の内2種類が変わったのですが、白くてふわふわの(写真左上)が美味しかったです。
前回も地上に上がったときも明るかったのですが、今回は18時40分。焼けるような暑さがまだ続いていました。
2021年8月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
重福アジのインサラータ ロレンツォNo.3
太刀魚と燻製トマトのインパナータ
鮮魚(真鯛)のヴァポーレ
羊とムール貝のクッキアイオ
カジキマグロと茄子のカネロニ(食事前の写真、撮り忘れました)
淡路島ポークのロースト
蝦夷鹿とサマートリュフのタヤリン
パンナコッタ2021
小菓子 マキアート
41回目の訪問(ディナー)(2021.5)
まん延防止等重点措置が延長となり、アルコールのサービスがないディナーです。
仕事途中のランチでは、いつもソフトドリンク(主にノンアルビール)だけで済ませているのですが、ディナーでアルコールなしのサローネは初体験です。
ドリンクメニューも、ノンアルだけのものになっていました。
無難にノンアルビールでディナーをスタートさせました。
この日の私にとってのベストのお皿はメインの豚です。淡路島ポークというのは「猪豚」ということらしく、噛み応えがしっかりある美味しい赤身の肉でした。コンガリと焦げ目が付くまで焼かれた脂身と一緒にいただくと、脂の甘味・旨味が赤身にまとわりついて、たまらなく幸せな気持ちになります。付け合わせも、お肉の下に隠れている甘酸っぱく調理された赤タマネギだけというシンプルさで、これもいいと思いました。
入店したのが5時半ということもあり、食事を終えて地上に上がると、まだ明るさが残っていました。
2021年5月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
カジキマグロとパプリカ
花ズッキーニのフリット
鮮魚(金目)のヴァポーレ
チェカルッコリ アサリとカラスミ
マルタリアーティ 牛ラグーと生胡椒
緑のクッキアイオ
淡路島ポークのロースト 赤玉ネギのアグロドルチェ
トルタディノッチョーラ 2021
小菓子 カプチーノ
40回目の訪問(ディナー)(2021.3)
2ヶ月続けてのディナーは、2017年の年末以来、2回目です。
この日は、久しぶりにカンパリソーダをお願いして、ディナーが始まりました。
今月の私にとってのベストの一皿は、パスタ(フレッシュトマトのアマトリチャーナ)でした。茅場町のロットチェントで頂いたことがある、浅草開化楼との共同開発だという、モチモチしたトンナレッリが、カリッと仕上げられた豚トロを引き立てていました。
二番目のお皿は、カルチョーフィでしょうか。劇場(2016.1)でのそれの印象が良くなく、日高支配人に予め料理の内容を聞いていたほど、恐る恐るだったのですが、上手に揚げられたカルチョーフィは、とても美味しく、特に茎の部分のホクホクとした食感が気に入りました。
前回は7時前に店を後にしたのですが、今回は7時を10分だけ回っていました。
2021年3月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
トンノディコニーリョ スペルト小麦のインサラータ
カルチョーフィアッラジュディア
鮮魚(キンメ)のヴァポーレ
フレッシュトマトのアマトリチャーナ
馬肉のクッキアイオ
羊とピゼッリのラザーニャ
リードヴォーとカリフラワーのムニャイア カザーレ風ソース
トルタデッラノンナ2021
小菓子 カプチーノ
39回目の訪問(ディナー)(2021.2)
2021年のサローネグループでの最初の食事は、このお店のディナーを選びました。
午後8時までの時短営業のため、開店時間は5時半です。
電話で予約したときに、「料金半額のハーフのコースもあります。ヴァポーレもコースに入っています。」ということだったので、そのハーフコースをお願いしていたのですが、この厳しいときに「一人」で伺って、ハーフコースは失礼かな、というのと、折角なので全ての料理をいただきたいということで、普通のコースに変更して貰いました。
半個室状態のお店になってからの指定席になっている、真ん中付近の席がこの日も用意されていました。
ビール(ハートランドビール)をお願いし、いつものスピエディーノでこの日のディナーのスタートです。
さっぱりとした前菜(サーモン)の後にお目当ての鮮魚のヴァポーレ。1月に着任した日高支配人の配慮で、器一杯に盛られていました。
この日のベストのお皿は、タリオリーニでしょう。むせるように濃厚な海老の香りのソースが最高でした。
仔羊のローストは、いつものサローネグループの仔羊(ストゥファート)とはひと味違い、口元に近づけたときに控えめに香ってくる藁焼きの香りが、食欲をそそる一品に仕上がっていました。
店を出たのはまだ7時前。8時までの営業時間は、私にとっては十分すぎるのですが・・・。
2021年2月のディナーメニューは以下の通りでした。
(※は、ハーフコースの内容)
※ A5サーロインのスピエディーノ
サーモンのインサラータ リンゴと胡椒
※ 鮮魚のヴァポーレ
※ アンコウとペペロナータのタリオリーニ
鹿とカカオ (クッキアイオ)
鳩ラグーのマッケローニ
ラディッキオタルティーボとバーニャカウダ
※ 仔羊のロースト 藁の香り
※ パスティエッラ 2021
※ 小菓子 マキアート
38回目の訪問(ディナー)(2020.12)
今年6回目のSALONE2007で、ディナーは3月以来になります。
お店に着いたのは、6時5分前。一番乗りです。
「レモンチェッロの紅茶割り、用意できます」とのことで、それをお願いして久しぶりのSALONE2007ディナーの始まりです。5・7・10月のランチは、いずれも仕事中(昼休み)でノンアルビールたったため、アルコールも久しぶりということになります。
この日のベストは断トツで「鮮魚(黒鯛)のヴァポーレ」でしょう。今までのディナーでもいつもトップなのですが、私的には殿堂入りしている、ということで、それほどコメントしなかったのですが、今回のヴァポーレは格別でした。黒鯛・タコ・蛤のいずれも存在感が抜群で、ちょうど良い分量の爽やかで香しいオレンジオイル。本当に、この一椀だけのためにこのお店を訪れる価値があると思います。コースの最初の方に出されたことも、いつも以上に美味しく感じた一因かも知れませんが・・・。
この日は、何故かワインをいただく気分になり、お願いしました。随分久しぶりだと思って、過去のログを見てみたのですが、写真もコメントも見つかりません。「そんなことはない、山下さんにお願いした記憶がある」と更に調べてみて、パソコン内の2016年8月のフォルダに見つけることが出来ました。2016年までは「1軒のお店のレビューは1件のみ」だったため、レビューの文字数や写真の数の制限でドリンク類のレビューを控えていたことが原因でした。
それにしても、ワインの味が分からないのに、イタリアン好きなおじさんにも困ったものですね。
2020年12月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
答志島トロさわらのブレザオラ インヴェルノミスト
鮮魚(黒鯛)のヴァポーレ
ラヴィオローネ フォンドゥータ チポッラリピエナ(追加で白トリュフ:3,000円)
ブルターニュ産鴨 ポレンタ ペヴェラーダ
ストリケッティ 対馬産猪ラグー ジュニパーベリー
"冬のローマの定番”インサラータ ディ プンタレッラ
なかやま牧場 高原黒牛フィレ ラディキオプレコーチェ / オッソブーコアラミラネーゼ
ナターレ 2020
小菓子 マキアート
37回目の訪問(ランチ)(2020.10)
今回も昼休みランチです。
ランチには私の大好きな鮮魚のヴァポーレがないので、ディナーで伺いたいのですが、なかなか機会が訪れません。
今回も、仕事の移動時間を合わせて伺いました。そして、ピッチの良いサーブが続きました。
前回のランチが「神回」だったこともありますが、今回のお皿たちはサローネのレベルでは普通だったかも知れません。
その中で一番のお皿は「カリフラワーのズッパ」でした。そして、再発見したのが「ポモドーロ」の美味しさでしょうか。毎回食べているのであまり感じないのですが、後輩を連れてきたとき(28回目訪問時)に絶賛していたのを改めて思い出しました。
12時4分に入店し、お店を出たのは12時52分。滞在時間は48分でした。25回目が65分、33回目が55分、そして前回が50分、ということで、滞在時間の最低記録を更新したようです。
2020年10月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
ジェラティーナ 洋梨のモスタルダとカボチャ クローブ
カリフラワーのズッパ バッカラマンテカート
グラミーニャ プッタネスカビアンカ マグロ クミン セミドライトマト
仔羊のストゥファート 栗 ラルド セロリ
スパゲッテイ ポモドーロ(40g)
洋梨とゴルゴンゾーラドルチェ
小菓子 マキアート
36回目の訪問(ランチ)(2020.7)
前回5月に続いての昼休みランチです。
今回は当日、それも30分前に電話で空席があることを確認して伺いました。
お店に着いたのは12時10分。前回と同じ席に案内されました。
7月のメニューはこの日が最後なのですが、「このメニューに間に合って良かった」と心から思わせてくれるお皿が、前菜からデザートまで続きました。
主役のイワシをオレンジやレーズンが引き立てている、前菜の複雑な味の余韻に浸っていると、次のトウモロコシの冷製ポタージュがサーブされます。冷製スープの中には、温かくホクホクの穴子のフリットが2つ入っています。そして、生ハムの小片を口に含むと、その塩味が甘さに慣れた舌にちょうど良い刺激となるのでした。
パスタ(?)は、濃厚な牛ホホ肉と牛テール肉が詰められたファゴッティーニ。詰め物の濃厚さに、ソースのセージバターが真っ向勝負を挑んでいるのですが、最高の対決になっていました。
サーブのタイミングが素晴らしく、カプチーノを飲み干してお店を出たのはジャスト1時。50分という短い時間でしたが、中身の濃い、最高のランチでした。
2020年7月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
ベッカフィーコ"クルード"
トウモロコシのズッパ 穴子のフリット
牛肉のファゴッティーニ カーチョエペペ
仔羊のストゥファート パプリカ バジル
スパゲッティ ポモドーロ(60g)
ティラミス2020
小菓子 カプチーノ
35回目の訪問(ランチ)(2020.5)
再開したとの案内をお店からいただき、元町での仕事とちょうどタイミングが合ったこともあり、ランチで伺いました。(全面的な緊急事態宣言解除の前日。在宅勤務が続く中、ようやく3回目の横浜です)
店内に案内されて驚いたのは、その佇まいの変化。ローパーテーションで区切られた半個室状の客席で、二人掛けの席はなくなっていました。
4人用に用意された客席に案内され、ノンアルビールをお願いし、少し贅沢な昼休みランチが始まりました。
メニューも、口頭での説明をなくすためなのでしょう、詳しく料理の説明が書かれている縦長のものが用意されていました。
ディナーの時間が前倒しされているため、ランチタイムも11時半からで、12時までに4組が来店していました。
この日のベストのお皿はオルツォット(大麦のリゾット)でしょう。固めに作られているため、各所に上手に配置された西洋わさび、カラスミなどとの出会いが楽しい一品でした。
そして、弓削シェフが「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」の予選で作ったというパスタ(今、世界一受けたい授業で「ワンランク上のナポリタン」として紹介されていたことを知りました)。3分の1の量だという揚げられたパスタの食感が新鮮でした。
そして、約1時間の楽しい時間を過ごし、午後からの仕事に向かうのでした。
2020年5月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
カジキのスコッタートとズッキーニ キウイ
スパゲティ インテグラーレ インサルサ(別料金¥1,500/税・サ別)
アスパラガスのオルツォット ラーファノ ボッタルガ
アノリーニインブロード
仔羊のストゥファート ルーコラ ヨーグルト
スパゲッティ ポモドーロ(30g)
マンゴーとチョコレート ローズマリー
小菓子 カプチーノ(久々にシンプルなラテアート)
34回目の訪問(ディナー)(2020.3)
3月の3連休、その最終日のディナーを予約していたのですが、その日に予定されていたパシフィコでのイベントが延期(期日未定)となったため、急遽予約を3日前倒しして、連休前夜に伺いました。
会社で時間を調整して、店内に入ったのは6時5分。久しぶりに山下さんが迎えてくれました。
この日の6時での予約は私だけだということで、店内を独り占めです。
例によってレモンチェッロの紅茶割りをお願いして、ディナーのスタートです。
この日のベストの皿は、二品目のパスタ「マルタリアーティ」でしょう。牛と葱という鉄板の組合せです。たまには冒険なしで、このような鉄板のパスタもいいものです。
そして、この日の羊くんも、「僕、羊です!美味しいですよ!」と、しっかり自己主張していました。ソースや付け合わせに頼ることなく、仔羊そのものの素材の味で勝負していて、好感の持てる一皿でした。思い起こせば、広尾の劇場でのベストの仔羊もちょうど5年前にいただいた「ソースなどの応援を借りず、絶妙な塩加減だけという、潔さ」の仔羊でした。
そして、食後のカッフェのカプチーノ。時節柄、山下さんによって描かれたラテアートのネズミ(?)は、しっかりマスクをしていました。
2020年3月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
グリーンアスパラガス 卵 甘夏 北寄貝
パルミジャーノフラン チポッラリピエーナ
鮮魚のヴァポーレ
ピゼッリ プロシュート
鴨 カフェ クレソン
マルタリアーティ 牛 焦がし葱
仔羊のカチャトーラ カルチョフィ ピスタチオ
ラビオリ オレンジとサフラン
小菓子 カプチーノ(マスクをしていました)
33回目の訪問(ランチ)(2020.1)
この日のランチの予約は前日。山下埠頭に午後から行くことになり、元町・中華街駅から目的地までの途中にあるこのお店でランチを頂くことにしたわけです。
入店したのは12時21分。店内では何組かの先客が既に食事を始めており、全てのテーブルにセッティングが終わっていて、最後の一つのテーブルを前日に予約出来たようです。
仕事の途中である旨を伝え、ノンアルビールでランチのスタートです。
前回いただいた「Penne Gorgonzola Profumo Giapponese」を追加で注文できるようだったのですが、時間の余裕も無く、前回頂いたので今回はパスしました。
サーロインのスピエディーノから本当にピッチの良いサーブが続きます。
この日のベストは、真っ赤なビーツの海に浮かんでいた「トルテッリ」。小さく角切りにされたビーツも柔らかく、美味しく頂きました。
デザートのリンゴのタルトも美味しかったのですが、若干私には甘みが強すぎました。
仔羊(本当は赤ちゃんらしい)のラテアートが描かれたカプチーノを飲み干し、お店の階段を上ったのが13時16分。昼の休憩タイム(1時間)内でランチを済ませ、仕事に向かったのでした。
確か18年5月のランチの1時間5分が今までの最短だと思うので、大幅(10分も)に記録更新です。
2020年1月のランチメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
鰆と西洋ネギのカラブレーゼ
トルテッリ イン ブロード 牛肉のリピエノとビーツ
そば粉のクレスペッレ ウサギとビエトラ
仔羊のストゥファート ウズラ豆のトフェイヤ
スパゲッティ ポモドーロ 40g
王林のクロスタータ ゴルゴンゾーラのジェラート
小菓子 カプチーノ(羊のようにも見える赤ちゃん)
32回目の訪問(ディナー)(2019.11)
今年5回目の訪問は、前々回・前回に続いてパシフィコ横浜でのイベント参加してからの訪問です。違うのは、前2回がランチだったのですが、今回は推しメンの担当時間が夕方だったため、ディナーになったことです。
3連休の最終日ということが影響しているのか、珍しくセッティングされていないテーブルがいくつかありました。
6時5分に到着。レモンチェッロの紅茶割りをお願いして、いつものサーロインとメークインのスピエディーノでディナーの始まりです。
この日の注目のメニューはパスタです。「Penne Gorgonzola Profumo Giapponese」という名前なのですが、弓削シェフがフランス・パリで10月10・11日に開催された「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」(Barillaというパスタメーカーが主催らしい)で第1位に輝いたパスタなのだそうです。
味醂が小さな入れ物で添えられていて、口中調理をして下さい、と言われたのですが・・・。山椒の刺激やわずかに香る柚子が特徴的ですが、私には、下に敷かれていたほうれん草の甘さがポイントになっていると感じました。とにかく、複雑な美味しさでした。
他に、鱈のフリッテッレも美味しかったのですが、この日のベストのお皿(無論、殿堂入りの鮮魚のヴァポーレを除いてです)は、デザートの柿でしょう(デザートをベストのお皿に選ぶのは32回のこのお店での食事で初めてみたいです)。当然それだけでも十二分に美味しい柿と柿のジェラートが主役なのですが、黒胡椒やカルダモンなどのスパイスが絶妙のハーモニーを奏で、完璧な大人のデザートになっていました。ため息を付き、頬を緩めながらディナーの最後の一皿を楽しむ幸せに浸っていました。
2019年11月のディナーメニューは以下の通りでした。
A5サーロインのスピエディーノ
鯖とフンギのヴァリエーション
鱈とバッカラのフリテッレ ポレンタ セージ
岩中豚のストゥファートクラシコ 紅玉 栗の蜂蜜
鮮魚(真鯛)のヴァポーレ
ニョッキ アル ネーロ ディ セッピア
Penne Gorgonzola Profumo Giapponese 黄金蜜酒/辻田さんの朝倉山椒
蝦夷鹿のロースト 赤玉葱のマルメラータクランベリー タルティーボ
柿とスパイスビーニャ
小菓子と食後のカフェ (カプチーノ)
31回目の訪問(ランチ)(2019.9)
今年4回目の訪問は、3月と同じく、パシフィコ横浜でのイベント参加後のランチです。
お店に着いたのは12時5分頃だったのですが、もういくつもの席が埋まっていました。そして、今回案内されたのはいつもの入り口入って右手の隅ではなく、真ん中のテーブルでした。
今回もレモンチェロのソーダ割りで素敵なランチが始まりました。
この日の最高のお皿は「パスタ(南瓜のラヴィオローネ)」。濃厚なチーズと南瓜の甘みが際立つパスタに、燻製生ハム(スペック)のなんとも言えない塩加減と、ウイスキーの香りが付けられたバルサミコの酸味が、得も言われぬハーモニーを醸し出していました。
この一皿だけでも大満足なのですが、この日の「仔羊」がまた秀逸でした。特に仔羊を引き立てるのに活躍していたのが「赤玉葱のアグロドルチェ」。ここでもバルサミコ酢の酸味が効いていました。広尾の劇場も含めると20回以上は食べている「仔羊のストゥファート」ですが、ベスト3には入るのではないかと思いました。
スープは、ミネストローネ。そこに、凍ったトマトを入れて、混ぜながらいただく、という、少し凝った演出でした。このお皿では、そこそこの量が入れられていた大麦の食感に魅せられました。
ドルチェの色合いが地味(味は普通)だったのが唯一残念だったのですが・・・。
5回目のディナーを11月に予約して、お店を後にしました。
2019年9月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
前菜:茄子のカポナータ 冷たい目撥鮪
パスタ:南瓜のラヴィオローネ スプリングウィスキーチェダー
スープ:トリッパのミネストラ サルサヴェルデとトマトの氷
メイン:仔羊のストゥファート マッコディファーベ
スパゲッティ ポモドーロ(60g)
ドルチェ:茄子 チョコ バジル
小菓子とカッフェ(カプチーノ)
30回目の訪問(ディナー)(2019.6)
6時少し前に着くと、ロットチェントから移ってきたという和田さんが出迎えてくれました。
席はいつものお一人様指定席です。
nao...さんのレビューや、広尾の劇場の日高新支配人からの情報で予め承知していたのですが、セッティングされたテーブルのイメージは相当変わっていました。手作りのため、ひとつひとつ全て違うというバラのオブジェ、試しに持ってみると想像以上にずっしりと重く、ビックリでした。
メニューから消えた、と聞いていた「クッキアイオ」がメニューにあり、「あれ?」と思っていたのですが、帆立のクロカンテをスプーンに見立て、一緒に飲むコンソメが添えられた少し変わった料理でした。
この日のベストは温前菜の「ウズラ」でしょう。フリットされたウズラの上品な味の後を追いかけてくる僅かな香草の香りが素敵な一皿でした。(メニューを見た瞬間「ウズラ豆とレンズ豆」に見えていまいました。(^_^;) )
移転前のお店に初めて伺ったのが、2012年10月。7年近く通い続けて到頭30回目の食事になりました。年に4・5回のペースですから、よく通っているものだと思います。後、何回通うことになるのでしょうかね。
2019年6月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:サザエとインゲン、キウイのインサラータ
温前菜:ウズラ レンズ豆 セロリ
パスタ1:ビーゴリ イン カッソピーパ
スープ:鮮魚(ヒラメ)のヴァポーレ
パスタ2:カネロニ 豚ラグーとゴルゴンゾーラ
パプリカと帆立のクッキアイオ
メイン:兎とフィノキエットのロートロ
ドルチェ:ズッコットイングレーゼ
小菓子
29回目の訪問(ランチ)(2019.3)
パシフィコ横浜でのイベント参加後の、ゆったりとした気持ちでのランチです。
お店に到着したのは12時5分前。先客はいません。
土曜日のランチタイムなので当然予約で満杯で、その結果、私の席は入口右手のお一人様指定席です。レモンチェッロの紅茶割で早春のサローネランチの始まりです。
〆鯖と人参のフリットの組み合わせが見事な冷前菜に感心していたのですが、この日のベストはそのすぐ後の「ブロッコリーのズッパ」でした。浮かべられたブロッコリーのソテーやムール貝などは彩りだけでなく、優しいスープの味を引き立てる名脇役をしっかり務めていました。
来月からお皿が入れ替えられ、小菓子もカンノーリから変わるということを聞き、最後のカンノーリをゆっくり味わわさせていただきました。
2019年3月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:サバ 人参 パッションフルーツ
温前菜:ブロッコリーのズッパ
パスタ:グラミーニャ 馬肉のラグー
メイン:仔羊のストゥファート
スパゲッティ ポモドーロ(60g)
ドルチェ:クレマカタラーナ ピスタチオとレモン
小菓子:カンノーリ
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新年から
28回目の訪問(ランチ)(2019.1)
今回は後輩の接待(笑)ランチだったため、2枚の写真だけアップすることにしました。
2019年1月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:サーモンとチポロッティ
温前菜:グーラッシュのズッパとカネーデルリ
パスタ:大フェットチーネ 兎のラグー
メイン:仔羊のストゥファート
スパゲッティ ポモドーロ(60g)
ドルチェ:フォンダンショコラ
小菓子:カンノーリ
27回目の訪問(ディナー)(2018.12)
ディナーで伺うのは大体金曜日なのですが、この日は珍しく木曜日に伺いました。次の日から4日間、石垣島に旅行するため、私にとっては週末なのですが・・・。
というわけなのか、この日は珍しく空いていて、いつもの入り口右手の端の席は空けられており、その隣に私の席が用意されていました。
少し早く着いたため、先客はいません。
今年2月のディナーと同じく、レモンチェッロの紅茶割をお願いし、スピディエーノの登場は5時55分と、5分フライングをして今年最後のサローネグループの食事が始まりました。
冷前菜は「鰆」。貝の出汁で作られた透明なシートが被せられ、一見ゼリーのようにも感じられる見た目で、ガラスの皿(器?)と一体になっているような風情です。
一方、温前菜のブラザード(牛の赤ワイン煮込み)は、味は文句ないのですが、皿の色と同化してしまい、見た目的には若干残念でした。
今回のヴァポーレは、金目。タコは「明石のタコが取れない」ということで福岡産ということでしたが、今回も私に至福のひと時をもたらしてくれました。
一年前に食べた「フォアグラのクッキアイオ」は、若干「?」でしたが、この日の「鰻のクッキアイオ」に添えられた「冷たいフォアグラ」はいい仕事をしていました。「フォアグラは、脇役に回った方がいい」というように最近感じています。
パスタ二品も美味しかったのですが、この日のベスト(ヴァポーレは殿堂入りしているので除きますが)のお皿は、メインの鴨でした。タップリとしたボリューム。ほんのりまとった炭火の雰囲気。ゴルゴンゾーラのソースの助けを借りなくても、「鴨って美味しいのだぞ」ということを教えてくれる一皿でした。付け合せを何種類も用意して、その組み合わせを楽しませてくれるお皿も楽しいですが、「美味しいお肉は、それだけで美味しい」ということを教えてくれました。
また来年も、サローネグループに通うために、他で小遣いを節約することになりそうです。
2018年12月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:鰆・ウイキョウ・オレンジ
温前菜:ブラザート・ポレンタ・カーボロネロ
スープ:鮮魚(金目鯛)のヴァポーレ
パスタ1:アニョロッティ・玉葱・アマレッティ
鰻のクッキアイオ(フォアグラ・マルサラ)
パスタ2:キッケ(ニョッキ)・猪・ンドゥイヤ
メイン:鴨・ラディッキオ・ゴルゴンゾーラ
ドルチェ:アマレット・カボチャ・生姜
小菓子:カンノーロ
26回目の訪問(ランチ)(2018.8)
前回はGWの谷間の平日だったのですが、今回は普通の平日です。他の用件もあり、午後半休をとっての訪問です。
店に到着したのは12時20分。既に何組かが食事を楽しんでいました。
ノンアルビールでランチがスタートしたのですが、山下さんの姿が見えません。私から問いかける前に「SALONE TOKYOに応援に行っている」という説明がありました。サローネグループはどのお店もお盆休みがあったのですが、SALONE TOKYOだけはお盆期間も営業していたため、西嶋さんがこの日までお休みをとっており、その代わり、ということのようでした。そして、私にも嬉しいニュースがありました。9月からサローネグループ全店で日曜日や一部月曜日の休日をなくし、基本的に「無休」となる、ということなのです。「日曜日に東京に出るついでに」ということが可能になるわけです。各お店で「ダブルシェフ」にしたり、フロアスタッフの人数も充実させてきたため、交代で休みを取る体制ができたということなのでしょう。
この日のベストのお皿は「大麦のリゾット」でした。いつもならば前菜2皿の後はパスタなのですが、この日はリゾットで、鮮やかな深紅のシートに変身したビーツの下に、濃厚な牛のラグーと一体となった大麦が隠れていました。香草だけでなく、わずかに散らされたレモンピールが効いていました。私にとっての「ビーツ」を使ったベストの料理は、biodinamicoに統合される形で閉店してしまったバカリ ダ ポルタ ポルテーゼのチョコレートチップの入った冷製スープだったのですが、順番が変わるかもしれません。
この日はちょっとした気の迷いで、ポモドーロを「80g」頼んでしまい、膨らみすぎたお腹をなでながらお店を後にすることになりました。
2018年8月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:トマト・胡瓜・ミント
温前菜:ホロホロ鳥・バーニャカウダ・ペコリーノ
リゾット:大麦・ビーツ・牛ラグー
メイン:仔羊・ペペローネ・ジェノベーゼ
スパゲッティ ポモドーロ(80g)
ドルチェ:バナナ・ライム・ピスタチオ
小菓子:カンノーロ
25回目の訪問(ランチ)(2018.5)
土曜日(祝日も)のランチの予約が取れないため、最近のランチはいつも平日に予約を取るようになっています。
今回も平日だったのですが、GWの谷間の平日ということもあり、満席でした。いつもの平日のランチの場合、女性同士が多いのですが、今回はカップル・ご夫婦が多いように感じ、スタート時間もほぼ12時から12時半に集中していて驚きました。9連休として、その合間の平日、「子供たちを学校に送り出し、久しぶりに夫婦水入らずの贅沢ランチ」という設定を勝手に想像していました。
この日は私も訳ありで、時間があまりありません。
到着したのが12時5分前。既に何組かの先客がいました。席は、いつもの入ってすぐ右側のおひとり様指定席です。
ノンアルビールをお願いし、結構忙しないランチのスタートです。
この日の私にとって最高の料理は二品目の冷前菜。3切れの鰹の周りに、ゼリーにされたり、酢に漬けられたり、軽く炙られたりした脇役たちが控えていて、それらと一緒にいただくと、このお店の定番である「クッキアイオ」のような複雑で絶妙な味わいの変化を楽しむことが出来ました。昨年メニュー構成が変更になって、ランチからクッキアイオがなくなってしまったのですが、3本の「鰹のクッキアイオ」を頂いたような「お得感」に浸っていました。
温前菜はお米とグリーンピースを使った「お粥」のようなもので、パンチェッタの主張は控えめで、「ほっこり」とした幸せを感じさせてくれる一皿でした。
パスタは「牛・豚」の複数部位のラグーソース。正に直球勝負で、美味しくないわけがありません。ただ、その前の料理が穏やかなものだったために、若干対比が強すぎた感じがしました。もし、逆の順番だったら、私としてはパーフェクトだったのですが・・・。
ドルチェの「セアダス」。初めて頂くのですが、揚げたてで美味しいです。そして、初夏を感じさせるオレンジのシャーベットと一緒に頂くと、更に美味しさが増しました。
この値段でこれだけのレベルの料理とサービスを享受できるのですから、「ディナーに来なくてもいいかな」とも思うのですが、前回ディナーのパーフェクトさ、そして何より私にとって最高の料理である「鮮魚のヴァポーレ」をいただくために、きっとまた「ディナー」の予約をしてしまうのでしょう。
この日、お勘定をしてお店を出たのが13時ジャストということで、わずか1時間5分の最高に充実したランチでした。
お店を出る時に空いているテーブルは一つだけ、という忙しさの中で、絶妙なタイミングでサーブして頂いたスタッフの皆さんに感謝です。
2018年5月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:鰹・アプリコット・フォアグラ
温前菜:米・ピゼッリ・パンチェッタ
パスタ:トロフィエ・ジェノヴェーゼ・サザエ・胡桃
メイン:仔羊・ンドゥイヤ・フリコ
スパゲッティ ポモドーロ(60g)
ドルチェ:セアダス・オレンジ・甘夏・サフラン
小菓子:カンノーロ
24回目の訪問(ディナー)(2018.2)
昨年伺ったのが年も押し詰まった時期だったこともあり、2月に入ってからのこの日が2018年最初のサローネディナーです。
今回も6時5分前に到着、「レモンチェッロの紅茶割」でディナーのスタートです。
そしてまず驚いたのが、細田シェフがフロアスタッフの中に紛れて(?)いたことでしょうか。何でも、東京ミッドタウン日比谷に新たに出店する「SALONE TOKYO」、バカリ ダ ポルタ ポルテーゼとビオディナミコ (旧店)が一つにまとまる形で「ビオディナミコ (新店)が出来ること等があって、結構スタッフの異動が行われたようで、本店にもクイントカントの弓削シェフが来られたということで「何故か細田シェフがフロアに出ている」ということなのですが・・・。
この日の料理は、ソースやスープとしては何度もお目にかかっている「ビーツ」が、その姿のまま主役として活躍している冷前菜から、濃厚なチョコレートを色々な楽しみ方で食べさせてくれたドルチェ(私がドルチェを褒めるのは珍しいです)まで、最高に美味しいお皿が続き、全24回のこのお店の食事の中で、「Best」とも言えそうな内容でした。
温前菜は、イタリアンでは珍しい「ウズラ豆」の甘味がトリッパを絶妙にフォローしている、寒いこの時期にピッタリのほっこりした料理でしたし、クッキアイオは、私が勝手に想像していた濃厚な味ではなく、オレンジが効いたさっぱりした組み合わせで、今までにないワンスプーンの料理に仕上がっていました。
そして、カプチーノには、6日遅れの可愛い鬼の絵が描かれていました。
2018年2月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:ビーツ・鰆・ムール貝
温前菜:トリッパ・ウズラ豆・スカモルツァ
スープ:鮮魚のヴァポーレ
パスタ1:海老・ピスタチオ・マジョラム
パスタ2:ファゴッティーニ・牛テール・ゴルゴンゾーラ・トレビス
ソプレッサータのクッキアイオ(コテキーノ・オレンジ)
メイン:猪・バターナッツ南瓜・バルサミコ
ドルチェ:チョコレート・ヘーゼルナッツ・ライム
小菓子:カンノーロ
23回目の訪問(ディナー)(2017.12)
25日(クリスマス)にこのページの予約状況をふと見ると、翌26日に空席の表示があり、「2017年最後のSaloneを楽しもうかな」と、すぐに予約することに。
ランチ・ディナーと2ヵ月続けて伺ったことはありますが、2ヵ月連続のディナーは初めてです。
6時5分前に店に到着すると、いつもの入口近くのお一人様指定席を含めて3つのテーブルが空いていました。きっと、多くの人達は25日にこのようなお店での食事を楽しんで、翌日は胃を休めるのでしょう。
先月にはまだ出来上がっていなかった「自家製レモンチェッロ」が出来ている、ということで、紅茶割でお願いして、2017年納めのイタリアンディナーが始まりました。
この日の料理のベスト(鮮魚のヴァポーレは私の中で殿堂入りしているので除いています)は、温前菜のリードヴォーのカツレツでした。上品な甘酸っぱさのりんご(紅玉)のピューレが、ふわっとした食感のリードヴォーに優しく寄り添ってくれました。
次点は、マルタリアーティ(ひし形や不揃いの四角形の平たいパスタ)。イタリアンレビュー200件目の渡部シェフのお店で頂いた猪のラグーのパパルデッレを思い出しました。
2017年12月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:サーモン・レホール・ヨーグルト・アンチョビ
スープ:鮮魚(スズキ・タコ・ハマグリ)のヴァポーレ
温前菜:リードヴォー・リンゴ・マルサラ
パスタ1:タリオリーニ・ムール貝・サフラン
フォアグラのクッキアイオ(チョコレート・洋ナシ)
パスタ2:マルタリアーティ・猪・栗
メイン:牛イチボ・グリンペッパー
ドルチェ:パネトーネ・ゴルゴンゾーラ・ヴィンサント
小菓子:カンノーロ
22回目の訪問(ディナー)(2017.11)
前回のランチの後に、バカリ さんのディナーに2回伺い、サローネの料理には十分満足していたのですが、やはりこのお店の雰囲気は別格で、4ヶ月ぶりの訪問です。
6時の予約で、ジャスト・イン・タイムでお店に到着すると、いつものように山下さんが笑顔で迎えてくださいました。
この日の予約は遅い時間に集まっているということで、7時位までは私が独占状態でした。
そして料理の途中、山下さんに促され奥の方を見ると、見覚えのある人影が近づいてきました。なんと、西嶋さんです。大阪のクイントカントを後進に任せ、この日の前日からこちらに戻ってきたということです。一つのお店を担当するということではなく、以前の藤巻さんのような立場で全店を統括するということみたいです。来春オープンするという、東京の新しいお店の準備も中心となってやるのだと思います。
この日の料理のベストは、軍鶏でした。あまり量が多くないレバーの苦味、菊芋のペーストの優しい甘さ、そしてエスプレッソの香り。このまま「軍鶏のクッキアイオ」にしても楽しめそうな内容です。じっくりと楽しませて頂きました。(何と、写真を撮り忘れていました (・・; )
次点は、パッパルデッレ。肉の感じを結構残した牛テールのラグーが秀逸で、食べ応え満点のパッパルデッレが生きています。そして、何より「セロリの葉」が効いていました。セロリの葉を加えたシェフ達のアイデアに脱帽でした。
西嶋さんとの再会も大ニュースですが、今回のもう一つのニュースが「小菓子」。5年間、21回食べたことになる小菓子がリニューアル。カカオチップの上に「大菓子」が一つだけ乗っていました。美味しいと、結構評判は良いそうです。
バカリ さんでもそうでしたが、このお店でも最後にいただくメニューの絵が「写真」に変わっていました。「絵」の方が手作り感があって良かったのですが、手間が大変ですから仕方ないですね。
2017年11月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:マグロ・牛コンソメ・カリフラワー
スープ:鮮魚(鯛・タコ・ハマグリ)のヴァポーレ
温前菜:軍鶏・レバー・菊芋・エスプレッソ
ズワイ蟹のクッキアイオ(トリュフ・マルサラ)
パスタ:パッパルデッレ・牛テール・セロリ
ズッパ ディ カーボロ・ジネプロ
メイン:仔羊・ラディッキオ
ドルチェ:南瓜尽くし
小菓子:小菓子ではなくて、大きくなっていた
21回目の訪問(ランチ)(2017.7)
今年3回目のSaloneは、ランチです。
ビールでスタートしました。
二品目の冷前菜は、爽やかなトマトのグラニテが印象的でした。
三品目のパスタ、ピカジェが、今回のランチの一番でしょう。魚とクルミのラグーで和えられた特徴的な形状のピカジェの食感がたまらなく、更に、トッピングされたクルミのホッコリ感が最高で、幸せな時間を楽しみました。
五品目の大麦のリゾット(オルゾット)も、牛と豚の合挽き(?)のラグーの味付けが良く、更に、下に隠れていた結構の量のグリーンピースが平和な味に整えてくれていました。
続く鮮魚のフリットも、ズッキーニソースとの相性が良く「もう少し量が欲しかった」です。
今回も結構ボリュームがあり、ポモドーロは40gに。それでも、お腹いっぱいになりました。
今回、レモンチェロの紅茶割をお願いして作ってもらったのですが。材料が良いのでしょう。今まで飲んだ中で一番美味しく頂きました。
2017年7月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜 マグロ・ブリオッシュ・トマト
パスタ ピカジェ・クルミ・ローズマリー
豚ホホ肉のクッキアイオ
リゾット サフランの香りを付けたオルゾット
鮮魚(鮮魚のフリット・ズッキーニソース)
仔羊のストゥファート
スパゲッティ ポモドーロ(40g)
小さなドルチェ
20回目の訪問(ディナー)(2017.5)
2012年の10月に初めて移転前のお店に伺ってから5年弱で20回目の訪問になりました。年4回強のペースになります。20回のうち12回がランチで、ディナーメニューは今回で8回目になる計算です。
今回のお皿たちの中で一番は、やはり鮮魚のヴァポーレでしょう。このスープ(蒸し物)があるからディナーに来る、と言っても良いほど好きなのですが、今回のそれは、8回の中で最高の出来でした。ハマグリの旨味とオレンジオイルの爽やかさをしっかりと吸い込んだ、結構ボリュームのある鯛を愛おしくいただきました。また、産地も種類も変えたというタコも、成功だったと思います。
次に印象に残ったのは、3品目の温前菜。ひたパンのように柔らかくなったパン(パーネ)の上にトリッパやペコリーノ等が乗り、スプーンで掬ったブロックが、口の中で得も言われぬハーモニーを奏でてくれました。
2017年5月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜:鰆・ウニ・ピスタチオ
温前菜:パーネ・トマト・トリッパ
スープ:鮮魚(鯛・タコ・ハマグリ)のヴァポーレ
パスタ:コルツェッティ(円形で平べったいパスタ) チーマディラーパ・ムール貝・サフラン
リゾット:ビーツ・ゴルゴンゾーラ・リードヴォー
フォアグラのクッキアイオ
メイン:馬・カチョカヴァッロ・トリュフ
ドルチェ:タリオリーニ・アルケルメス・アーモンド
19回目の訪問(ランチ)(2017.2)
昨年最後の訪問では、気分を変えるために入って左側の席に座ったのですが、やはりいつもの右側の方が良い、という結論になって、お一人様指定席でのランチです。バレンタインデーと言うのに、お一人様です。 (-_-;)
平日の12時10分に伺ったのですが、店内はすでに半分近くの客席が埋まっていました。
私にとっての定番の「レモンチェッロのソーダ割り(ロング)」と「スピエディーノ」でいつも通りのランチの開始です。
冷前菜の主役は絶妙な火の入れ方の鰆なのですが、自分を主張せず上品に脂分の補給役に徹していたフォアグラや、変化のある食感を演出しているキヌアなど、脇役も光るこの日一番の一品でした。
シナモンが泡になっていて、その香りで料理の世界に引き込んでくれたカラパッチャは、オニオンスープの原型ということなのですが、そのスープをたっぷり吸った硬めのパンが最高でした。
クッキアイオははっきり言って期待していませんでした。「ズワイガニ」がメインとなる食材にはならないと思っていたからなのですが、その下に隠れていた「蟹味噌」が曲者でした。蟹味噌のお陰で、「蟹」が、癖のあるチョコレートやライムのゼリーなどの味の変化に負けない、しっかりとした主役になっていました。
そして、今回のデザートは美味しかったです。ボネというチョコレート風味のプリンなのですが、添えられているバナナのジェラートとの相性が抜群でした。
さて、今年は何回このお店で食事できるのでしょうか。次回がすでに楽しみです。
2017年2月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜 鰆・フォアグラ・キヌア
温前菜 カラバッチャ(フィレンツェ風オニオン・スープ)
ズワイガニのクッキアイオ
パスタ ストリケッティ サルシッチャと魚のラグーソース
鮮魚(カジキマグロ)
仔羊のストゥファート
スパゲッティ アル ポモドーロ(40g)
小さなドルチェ
18回目の訪問(ランチ)(2016.12)
昨年は4回の訪問でしたが、今年は一昨年と同じく5回目の訪問になりました。
この日は満席ではなかったため、雰囲気を変えるために、いつもとは反対側(入って左側)に席を変えてもらいました。
仔羊がこの日の一押しの皿。菊芋のソース、フリットの穏やかな甘さに少し散らされたミントの爽やかさ、これらに支えられて、仔羊の美味しさが際立っていました。劇場から通してみても、1・2を争う美味しさの仔羊ちゃんでした。
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17回目の訪問(ディナー)(2016.8)
鮮魚のヴァポーレが恋しくなり、ひと月足らずの間での再訪です。
今回は、+2,000円で黒トリュフのトッピングをお願いしたのですが、メインの鹿に掛けられたトリュフは多すぎて、この3分の1程度が丁度良いと思いました。
今回のベストは、見た目も細工も味も、全てが素晴らしかった「イカ」でしょう。
豚のクッキアイオも、豚が想像以上に頑張っていて、美味しかったです。
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文字数が15,000の制限を超えたため、昔のメニューを一部削除しました。
16回目の訪問(ランチ)(2016.7)
2ヶ月ほどでの再訪になります。
前菜は、ズッキーニがパスタの麺と勘違いしそうな爽やかなお皿でした。
二品目のパスタは深紅のビーツのスープで食べるパッサテッリ。オレンジの風味がアクセントになってこれも夏らしい一皿でした。
今回の私の一押しは、「メインの仔羊ちゃん」。絶品のカポターナソースを纏った仔羊ちゃんたちは、このお店で頂いた計4回の仔羊の中でも群を抜いた出来でした。もしかすると、劇場の9回を加えても一番かもしれません。
今回のラテアートは、新作ということで「小鳥」。つぶらな瞳とホッペのソバカスが可愛い小鳥ちゃんでした。
日本橋に新規開店する「L'ottocento」のマネージャーになられる高橋さんを紹介されました。コースではなく、アラカルト形式のお店になるということですが、ぜひ伺いたいと思っています。
2016年7月のランチメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインのスピエディーノ
冷前菜・ウニ・赤海老・ズッキーニ
パスタ1・リガテッリ
フォアグラのクッキアイオ
パスタ2・パッサテッリ ビーツのソース オレンジ風味
鮮魚(スズキ)
仔羊のストゥファート カポターナソース
スパゲッティ アル ポモドーロ(60g)
小さなドルチェ
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15回目の訪問(ランチ)(2016.5)
今、レビューを更新しようと下書きを探したのですが、何と、「保存していなかった」という事に気付きました。確かに、当日感想を書いておいたはずなのですが・・・。
そこで、ここは潔く、写真の更新(記録ですから)だけすることにしました。
ちなみに、食事時間はこの日も1時間10分でした。
2016年5月のランチメニューは、
acharin さんのレビューに詳しいので、そちらを参照ください。
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14回目の訪問(ディナー)(2016.2)
昨年12月のランチでは、記憶に残る料理があまりなかったのですが、今回のディナーは、「これぞサローネ」と言える内容でした。
まず、ゆずのお酒のソーダ割りをいただくことにして、一年ぶりのサローネディナーが始まりました。
冷前菜の赤貝は、存在感抜群で、少し強めの酸味が効いたアオサ海苔のソースと一緒に「潮の香り」が素晴らしい一品になっていました。
このスープを飲むためにディナーに伺うと言っても良いほどのお気に入りの「ヴァポーレ」、今回も「大盛り」をお願いしたのですが、いつもの様にいつもの量しかありませんでした。
温前菜。メニューには「烏賊墨」としか表現されていなかったため、何を食べさせられるのだろうか、と、思っていたのですが、イカ墨をまとった「イカ」でした。ポレンタとイカ墨に包まれたボリューミーなイカに大満足でした。
パスタの1品目は、「ニョッコ」。ニョッキの単数形ということらしいのですが、平べったいドーナツ状の「ニョッコ」に味はないように感じるのですが、赤海老などのドーナツの中に置かれたものと一緒にいただくと、ニョッコの優しさが、嬉しいサポーターになっていました。
クッキアイオは、鴨。2014.3に頂いた、「ウニ」が最高であるのは変わりませんが、今回の主役はしっかりと自分を主張していました。燻製にされたフォアグラが「鴨」に適度な脂分を補っており、いつも舌の上ですぐに消えてしまうゼリーも、少し硬めに作られていて、徐々に溶けていくウィスキーの苦味と香りを楽しむことが出来ました。
メインはイチボとマグロ。一つのお皿で肉と魚を同時に味わうことが出来、少し得した気分です。
カプチーノに描かれたアートは、「(干支の)おサルさん」と「2016」の文字。上手に描かれていました。
1時間50分の素敵な時間を今回も過ごし、いつもより多めに飲んだワインで火照った頬を冷たい風で冷やしながら帰途につきました。
2016年2月のディナーメニューは以下の通りでした。
サーロインとメークインとトリュフのスピエディーノ
冷前菜・赤貝、海苔、ボッタルガ
スープ・鮮魚(真鯛)のヴァポーレ
温前菜・ポレンタとイカ墨に包まれたイカ
パスタ1・ニョッコ(赤海老)
パスタ2・ラザニエッテ(猪のラグー状ソースで)
鴨のクッキアイオ
メイン・ 牛イチボとマグロ、グリーンピースのソース
ドルチェ・バナナと生姜
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2016年のレビューは、一番のお気に入りのこのお店でスタートすることにします。
なお、写真の枚数が上限(200枚)に達したため、同じような画像(スピエディーノ・ポモドーロ・酒・小菓子等)を55枚削除しました。「いいね」してくれた皆さん、ごめんなさい。
13回目の訪問(ランチ)(2015.12)
ノンアル白ワインでランチスタートです。
今回のベストは、スパッツェレ(練られていないパスタで肉のソース)でした。初めて頂くパスタなのですが、鴨のラグーを活かす黒子に徹していて、グリーンピースの方が存在感を発揮していました。食感が面白いパスタでした。
今回の食事時間も前回と同じく1時間10分でした。
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12回目の訪問(ランチ)(2015.9)
今回のランチも1月に続いて、おひとり様の指定席、入り口近くの席です。
ノンアルコールビールを頂いて、慌ただしい(?)ランチのスタートです。
今回のベストは、魚料理でした。栗粉の入った固めに作られたうずら豆のスープの中に、まるで龍安寺の庭の石のように金目が置かれ、その上には上品な苔を思わせる僅かなウイキョウが乗っています。金目を少し崩し、優しさそのもののうずら豆のスープと共に口に入れると、金目の甘さも口に広がります。そして、ウイキョウが舌を少しだけ刺激してくれる、そのバランスが最高でした。ちなみに、食後に細田シェフにこのような感想を伝えると、「試作初期にはウイキョウはなく、これを加えて納得できるものになった」とおっしゃっていました。
次点は、このお店では珍しいリゾット(塩漬けケッパーとエスプレッソ)。今年1月のディナーにも「鹿・ビーツ・エスプレッソ」というリゾットが出ましたが、今回ほどの感動はありませんでした。今回のリゾットは、サーブされる前からコーヒーの深い香りが漂ってきました。そして、絶対それだけで美味しいはずのプレーンなリゾットと、ケッパーとエスプレッソの風味が一体となり、何とも言えないハーモニーを奏でる一皿になっていました。
今回驚いたのが、ポモドーロの器。40gでお願いしたのですが、とんでもない大きな器で登場してきたのです。「何グラム注文されても大丈夫な器です」ということなのですが、写真を見ると、子供のおままごと用のパスタが乗っているようにしか見えません。試しに、2013.6の同じ40gの写真と連結してみました。
ノンアルビールの次に、ノンアル白ワインを頂いたのですが、味はしっかり白ワインでした。カロリーも低そうで健康にも良いと思われます。
特別にピッチを早くしてもらったこともあり、今回は新記録の1時間10分。それでも、しっかり美味しい料理を楽しむことが出来ました。
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11回目の訪問(ランチ)(2015.5)
今回はランチで伺いました。平日にもかかわらず、全席予約で一杯です。
案内された席は、前回の入り口近くの席の隣。通路側に座るのは一年ぶりくらいになります。
連れが「ミモザ」、私がいつもの「レモンチェロのソーダ割り」でランチが始まりました。
今回のベストは、一品目のパスタでした。ポットーネというらしい特大のラビオリのようなパスタ。「イカ」の旨味を全て凝縮したものに仕上がっていて、食べ切るのが惜しいような一皿でした。ちなみに、連れの一押しもこの一皿でした。
クッキアイオ、連れには好評でしたが、非常に高いレベルを期待してしまっている私には、「普通に美味しい」というレベルでした。ホタテという食材がおとなしいため、他の食材たちの主張がうるさく感じてしまいました。
思わず目を疑ったのが、メニューに書かれたメインの「仔羊のストゥファート」という文字。広尾の劇場(イル テアトリーノ ダ サローネ)のスペシャリテを初めてこのお店で頂くことになりました。(一年前には反対に、劇場で「鮮魚のヴァポーレ」を意識したという「テアトリーノのヴァポーレ」を頂きましたが・・・)火の通り加減などは劇場とほぼ似た感じで美味しかったのですが、3月に頂いた劇場の仔羊(9回食べた中で最高)の印象が強すぎて・・・。
今回は意外とピッチの良いサーブで、丁度2時間のランチでしたが、とても心地よい時間を過ごさせてもらい、元町商店街をゆっくり散策しながら家路に着きました。
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10回目の訪問(ディナー)(2015.1)
引越してから初めての訪問になります。伺ったのは予約の18時ジャスト。案内されたのは、おひとり様なら「おそらくはグラスが煌めいている席だと思いますよ。」というnao... さんの「予言」通りの席でした。
新しい店内の印象ですが、まずテーブルが広くなったこと。カトラリーが並べられていてもまだ左右が余っています。そして、トイレ。男性用・女性用があって、更に断然広く快適です。後は、写真で予め見ていたので・・・。
私には珍しく、「ミモザ」などというお洒落なロングカクテルを注文してディナーが始まりました。
大好きな「鮮魚のヴァポーレ」は、昨年10月に続いて金目。いつも通りの味なのですが、「蛸」の存在感をすごく感じました。いつもより、少しだけ固かったのかもしれません。
パスタ(ニョケッティサルディ)のソースはマグロの頬肉のラグー。わずかな苦みが、大人の味です。上に散らしてあるちょっと塩味のきつめのラグサーノチーズとの相性もばっちりでした。
今回のお皿の中で一番良かったのが、メインの鴨。(10回目にして、メインが一番と感じたのは初めてですが)。レンズ豆のピューレwith鴨のジューのソースでも、トレビス(野菜・若干の苦みがある)のジャムで頂いても、どちらも抜群に美味しく満足しました。「自信」と標榜するだけのことはあると感じました。12月・1月・2月と3か月続けてメインは鴨だそうです。(12月の鴨も美味しかったとnao... さんのレビューにありました。)
ドルチェは、「カンノーリを崩していただく」という楽しい食べ方だけでなく、シナモンの香りや遠慮がちな量でしっかりとその仕事をしているヨーグルトなどで、とても美味しく仕上がっていました。
食後のカッフェは「マキアート」を初めてお願いしてみました。二重構造の可愛いガラスの器にも、その味にも大満足でした。
ドリンクは、ミモザに続いて気まぐれでグラッパ(マッサヴェッキア 2006)を頂いたのですが、本当に美味しく、先ほどネットで購入してしまいました。ちなみに、3杯目はいつものレモンチェロのソーダ割りで〆ました。
今回のメニューについては、くわりんの嫁ちゃん さんのレビューに詳しいため、そちらを参照してください。
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9回目の訪問(ランチ)(2014.11.15)
今年の5月の連休に伺った時に、たまたま空いていて予約したのが、「11月15日(土)」でしたが、その日が移転前最後の営業日だったとは・・・。
12時ジャストにお店に着き、薄めに作ってもらった「レモンチェロのソーダ割り」でランチが始まりました。
これを冷製にしたら、超高級なニンジンジュースだなと、人参のスープのシンプルな甘さを堪能して、その余韻に浸っていると、前菜の登場です。でも、「デジャヴ」が。
先月のディナーでいただいた大麦に乗った牛タンです。先月は4切れだった牛タンが3切れに減り、レホールの乗っているのは1切れのみという違いがあるのですが、同じメニューでした。話を聞くと、前月のディナーメニューの一部をランチメニューに取り入れることがあるということでした。ただ、「絶品」と先月レビューした「レホール乗せ」が1切れであることに納得がいかず、わがままを言って「レホール乗せ:2、レホールなし:1」にしてもらいました。
赤エビのクッキアイオは、バニラのジェラートは発見できましたが、ヨーグルトは探しきれませんでした。
今回のランチでの私の一番は「豚のパートフィロ包み」。ナイフが入れにくく崩れてしまいましたが、口に入れると「このお店のクッキアイオ」以上に複雑な味のハーモニーが広がり、「上を向いて、舌と相談」することに。
このお店での最後の営業日ということで、カプチーノには「Salone 2007」と描かれていました。
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8回目の訪問(ディナー)(2014.10)
中華街にもハロウィンの仮装をした子供たちがはしゃいで歩いている10月最後の日に伺いました。
6時ちょうどにお店に着いたのですが、先客はおらず、前回と同じ席に案内され、いつもの心満たされる穏やかな時間が流れ始めました。
鮮魚(この日は金目)のヴァポーレはいつものように絶品。スープだけでも大盛り(大目)にして欲しいのですが、この量も具材(白身魚・タコ・ハマグリ)のボリュームとのバランスが考えられているということで、「却下」されてしまいました。
そして、今回の私にとってのベストは、長時間の低温で火入れされた「牛タン」でした。下に敷かれた大麦のほのかな甘みに包まれた「牛タン」は、歯ごたえやしつこさ、というものは一切なくなり、「旨味」だけが主張されています。4ピース中2ピースにレホール(西洋わさび)が乗っているのですが、こちらの方が絶品でした。いつも、クッキアイオを食べるときに「上を向いて、舌と相談する」のですが、この「牛タン」も目をつぶってレホールや大麦との関係を探っている自分がいました。
一方、今回のクッキアイオは、一見豚肉に見えないきれいなピンクの直方体の上下に食材が配されていましたが、主役の豚がおとなし過ぎる感じでした。ただ、チョコレートを使うアイデアは正解だったと思いました。
今回のドルチェは大当たりでした。シナモンのジェラートの上品さに感激しましたし、グラッパのカスタードの風味も気に入りました。
今回も、6時~7時40分の1時間40分の素敵な時間を過ごせました。そして、前回忘れてしまった9月分のイラストメニューも印刷していただきました。
今回のメニューは、写真で済ませようと思います。
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7回目の訪問(ディナー)(2014.9)
ランチに安い仕出し弁当を食べている時に、不意にサローネディナーを食べたくなり、急遽お一人様で伺うことになりました。(電話する前に予約状況を確認すると運よく空いていたので)
2ヶ月近くブランクがあったことも急な予約の原因になったのだと思いますが・・・。
6時10分入店。右手のソファー席の入り口近くに案内されました。7回目にして、ソファーに座るのは初めてで、ワインセラーの存在にも初めて気付きました。
山下さんに事情を話し、今回もピッチの良いサーブお願いしました。
定番の「真鯛のヴァポーレ」、いつまでもなくならないで欲しい、と、思いながら食べるのですが、やはりすぐになくなってしまいます。「丼」で出てきても、完食する自信があります。
いつも、食べながら上を向いて考え込んでしまうクッキアイオ。今回は微かな苦みが気になりました。レモンジャムの中のピールがアクセントを付けていた、と、わかりました。
バニラ風味のウサギも良かったですが、この日の私にとってのベストは、鳩のボットーニ。特に、手前に置かれたチーズとレモンが乗った方が抜群でした。
食事を終わり、店を後にしたのは7時50分。まさか、サローネのディナーを1時間40分で食べきることができるとは・・・。時間は短くても、濃密な幸せな時間でした。お店の対応力に脱帽です。
「お忘れ物はありませんね」と、山下さんに声をかけられたのですが、「忘れ物」しました。「メニュー」と「イラスト」。テーブルに置いたままでした。
3回目の例に倣って、今回のメニューについても、nao...さんのレビューに詳しいため、そちらを参照してください。
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6回目の訪問(ランチ)(2014.5)
ゴールデンウィークの最終日、雑踏をかき分けて「中華街イタリアンランチ」に伺いました。連れの彼女にとっては、ほぼ一年振りのランチメニューです。
レモンチェロのソーダ割り(ロング)と、ピンクグレープフルーツベースのノンアルコールカクテルで乾杯して、ランチが始まりました。
前菜には私が少し苦手な鶏の砂肝もありましたが、食べやすく調理されており、完食しました。
パスタは、予想通りにジャガイモのニョッキは二人共指名、豚がわたし、仔牛が彼女、という選択となりました。前菜のお皿が下げられた後、彼女にはナイフが用意され、「パスタなのに何故?」と思っていたのですが、アニョロッティというパスタ用、ということで納得しました。外見も、中に肉が詰められているところも「餃子」にしか見えないパスタで、ナイフ・フォークでいただくスタイルでした。ジャガイモのニョッキは、ジャガイモらしく若干のパサパサ感が残るニョッキの食感が面白く、美味しかったです。長方形の断面で長さ5cmほどのグラミーニャというパスタ、初めて食べましたが、結構固めのしっかりした食感のパスタでした。
いつも楽しみにしているクッキアイオですが、今回の主役は「エビ」。前回の「ウニ」のレベルが高すぎたためか、インパクトに欠けた感じでした。
西嶋さんのマトリョーシカ風傑作ラテアートに感心している時に、いつものようにシェフが挨拶を兼ねて感想を聞きに来られたのですが・・・・。ハタと、困りました。美味しかったのです、どれも標準を超えて美味しかったのですが、前回で言えば「ウニのクッキアイオ」のような、「これは」というメニューが思い出せませんでした。
次回は8月の終わりに伺う予定です。
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5回目の訪問(ランチ[ディナーメニュー])(2014.3)
3月の第2土曜日のランチということで、ディナーメニューをたっぷり・じっくりと味わいました。2月の同じ日に予約していたのですが、例の大雪で身動き出来なくなりそうで、やむなく、「キャンセル&3月に予約」ということになったわけです。
前日の予約確認の電話が山下さんからあり、「予定通りに行きますよ。」と答えたのですが、「えっ、山下さん?劇場じゃないのに何故?」と。なんでも、ひと月前から横浜に異動となり、代わりに内藤翠さんが劇場の担当になったそうです。
12時から、豪勢なランチが始まりました。乾杯は、山下さんが作ったショートカクテル風の自家製レモンチェロのソーダ割りです。
ステンレスの串に刺さったスピエディーノ、山形牛から岩手県産黒毛和牛に変わったそうですが、「ごめんなさい。違いがわかりません。わかるのは、美味しい、ということだけです。」
冷前菜は、マテ貝。竹炭入りのパンと一緒にいただくのですが、アサリとアーモンドで作られたソースがとても風味豊かでした。
これも定番の鮮魚のヴァポーレ。一年半前に初めて伺った時と同じに真鯛でした。やっぱりオレンジオイルが爽やかで、あっという間に完食。今回も、もう少し、量を頂きたいと思いました。
今回一番楽しみにしていた、「ウニのクッキアイオ」。焼きウニ、生ウニ、ヘーゼルナッツ、更にヴィネガーのゼリーなど、口の中で奏でるハーモニーを楽しみました。レンゲハチミツがスプーンの先に見えていたのですが、性格が大人しいためか、一生懸命舌の上で探したのですが見つからなかったのが、ほんの少しだけ残念でしたが。
「サワラ&フォアグラ」×3、メニューには「サワラ フォアグラ ×3」とあったため、サワラと3種のフォアグラ、という風に思い込んでいたのですが、それぞれ3種類の調理法を施したものの組み合わせでした。メインはサワラ、フォアグラがソース、という役割のようで、「フォアグラの粉」などという初体験のものもあり、どの組み合わせも美味しかったのですが、「シナモンとジンジャーで作ったという透明なソース」、これが秀逸でした。私としては、今回の食事の中で一番、でした。
ピッツォケリという、蕎麦で作ったパスタ(?)でイモのピューレを挟んだ、どら焼きにも似たパスタ。下に敷かれたじゃがいものソテーをどかさないと上手に切れない、というのが少し残念でしたが、蕎麦の風味がしっかりとあり、美味しかったです。
金華豚はしっかりとした歯応えと、ソースが必要ないほどの脂の旨みが口中に拡がりました。
デザートは、ラム酒を染み込ませたババというお菓子。食感が、私的には好みではありませんでしたが、大人のデザートに仕上がっていました。
今回も大満足の3時間でした。
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4回目の訪問(ランチ)(2013.10)
いつも写真を撮ってくれている彼女が体調が良くなく、急遽お一人様での訪問となりました。このようなお店のコースを一人でいただくのは初体験になります。(前回引用させていただいたnao...さんはいつもお一人様ということで、私の背中を押してくれました。)
お一人様ということで、テンポ良いサーブを初めにお願いし、キールロワイヤルをいただきながら窓際の席でランチのスタートです。
二品目の温かいスープですが、ミントが加えられており、その後味が今まであまり経験のしたことのない爽やかさでした。
前菜4品の内、「ズッキーニ(私はどちらかと言うと嫌い)」が、チーズによってとても美味しい野菜に変身していました。
鴨が切れている、ということで、代わりにほろほろ鳥が入ったラヴィオリ(ヘーゼルナッツ・玉ねぎのジャム・そして色鮮やかなグリンピースのソース)ですが素直に美味しかったです。
魚料理は、生ハムで巻いたスズキ。もう少し量が欲しかったです。散らばっている麦は、スペルト小麦という古代小麦だそうです。
小菓子の中の「グレープフルーツの皮」。苦酸っぱさが、大人のお菓子、という感じで良かったです。
このお店の自家製レモンチェロ。ソーダ割りで頂いたのですが、なかなかでした。次回も頂こうと思います。
非常にテンポよくサーブしていただいたため、「1時間45分」でランチ終了。やはりゆっくり話をしながらの食事の方が楽しいと思いましたが、「お一人様も悪くないかも」と感じながらお店を後にしました。
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3回目の訪問(ランチ)(2013.6)
12時5分前、一番乗りで到着です。一番奥の席に案内され、今回もBコースをいただくことになりました。
今回のメニューについては、nao...さんのレビューに詳しく紹介されていますので、そちらを参照してください。
今回の私の一押しは、「雲丹とサマートリュフのクッキアイオ」。初めにウニの風味が強く感じられるのですが、その後いろいろな味が口の中を駆け巡り、最後はゼリーから爽やかな味が・・・。思わず。顔を上に向け、この味は何?、と考えている自分に気付く、という楽しい一口のお料理でした。
彼女の一押しは、私がチョイスしなかった「羊のカッペレッティブッロエマジョラーナ」。「グリンピースはそれ程好きではないけれど、本当に美味しかった」ということでした。
今回のカプチーノは、西嶋さん渾身の「リラックマ」。普段はコーヒーを飲まない彼女が、「可愛すぎるから、いただきます」ということで、私は次の作品(うさぎ君)をいただくことになりました。
今回も2時間半の、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。次回も楽しみにしています。
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2回目の訪問(ランチ)(2013.2)
12時丁度にお店に到着すると、西嶋氏が出迎えのため、寒い中、表で待っていてくれました。
テーブルに案内され、「Aコース:3,003円」と「Bコース:5,000円」(何れも税・サービス料込み)の違いについての説明を受け、迷わずBコースをいただくことに。
テーブルにあったメニューでは、BとAの違いはパスタとメインが一品ずつ違うだけのように書かれていましたが、実際には、スープの前とパスタの後にそれぞれ一口の料理があり、更にカッフェに小菓子が付く、というわけで、差額分以上のお得感があります。そして、品数的にもディナーとほとんど同じことに気づきました。すごい、CPです。
さて、料理の中で特に印象に残って美味しかったのは、前菜の中のポルチー二茸のスフレ。鶏のレバーペーストに食感は似ているのですが、はるかに軽く、パンに付けていただくと絶品でした。
パスタでは、羊のアニョロッティ。羊は広尾の劇場のスペシャリテですが、モチモチのパスタの中で、個性を優しく押し殺しながらも、それでも「羊」を主張していて、感動の一品でした。
スプーンの上に乗った鴨は、一緒に行儀よく乗っている、ヘーゼルナッツ・オレンジピール・ブルーチーズなどと絶妙なハーモニーを奏でていました。青カビチーズは嫌いなのですが、あまり気にならなかったのは、バランスの良さゆえなのでしょう。
西嶋さんに無理を言って、「前回の『くまさん』以上に可愛い絵を描いて欲しい」とわがままを言ったところ、見事なライオンを描いてくれました。(改めて、レビューを見直すと、くまさんは前回の広尾の劇場でした。西嶋さん、ごめんなさい。)
二時間半近い、ゆったりと満足したランチでした。次回のランチ(随分先ですが)を予約して、お店を後にしました。
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初めてのの訪問(ディナー)(2012.10)
今年の初め、広尾のイル テアトリーノ ダ サローネで誕生日を祝った連れの彼女は、すっかりサローネがお気に入りになり、こちらのお店にも「是非行きたい」と言っていたのですが、とうとう伺うことができました。
距離的な問題で休日以外は無理ということで、最高のCPと評判のランチに伺いたかったのですが、土曜日のランチは予約がずっと埋まっているということで諦めていたのですが、彼女が、「横浜ベイエリア・中華街の散策を兼ねて、ディナーでもいい。西嶋さんにも会いたいし・・」ということで、この日の訪問になりました。(ランチの予約状況を聞いたところ、土曜日で空いているのは来年4月ということで、半年先まで一杯でした。)
彼女は中華街での肉まん食べ歩きという最大の誘惑にも耐え、「港の見える丘公園」「赤レンガ倉庫」「山下公園」などを歩いてお腹を空かしたベストの状態でお店に。6時開店の15分前についてしまい、表のテラスにある椅子に座って待っていると、「あっ、西嶋さんだ。」という彼女。そして、表に出てきた西嶋氏が、「どうぞ」と開店時間前ですが招き入れてくれました。
そこは、広尾とはまた違ったコンセプトの空間。
私たちにとっての劇場(,イル テアトリーノ ダ サローネ)はカウンターなのですが、カウンター席はありません。
ドリンクを注文してしばらくしてから、美しい9皿(CENA Corso di 9 piatti)のショーが始まりました。
どのお皿も美しく、かつ美味しかったのですが、
まず、「鮮魚のヴァポーレ」。下の方に広尾のお店を思わせるタコが隠れている、鯛が主役の蒸し物(?)ですが、オレンジオイルの風味がものすごく素敵なスープが最高でした。「もう少し、このスープ飲みたい」と、思わず言いたくなるお皿でした。
次に、大きめのスプーンによくこれだけ乗せたものだと感心する「赤海老のクッキアイオ」。一口でほおばると、海老の風味を中心にいろいろな味が口の中を駆け巡る一品で、特に、ザクロが弾ける感触が異様に新鮮に感じたお皿(スプーン)でした。
「「ホロホロ鳥のラグーでいただくファルファッレ」、大き目の蝶の形をしたパスタは結構ボリュームがありましたが、ハックルベリーのジャムなどで味の変化を楽しみながら、美味しくいただきました。
メインの「スティンコ(豚すね肉) パイのファゴット」も美味しかったです。りんごのコンポートと一緒に食べると、超高級なアップルミートパイに。この頃は既に相当お腹いっぱいだったのですが、その美味しさで何とかお腹に納まりました。
デザートは「柿のジェラート With マロングラッセやマロンクリーム」という感じのものでしたが、柿のジェラートの柿らしさが少し足りなかったかな、という感じがしました。
最後のコーヒーの小菓子に少しびっくり。広尾のシンプルさとは対照的で、デザート・お菓子大好きな連れの女性のテンションも上がっていました。
また次回(ランチ)の訪問を約して、楽しいベイエリア&中華街の休日を終えました。
なお、10月のメニューは以下の通りでした。
山形牛サーロインのスピエディーノ
南瓜とフォアグラのアッビナメント
鮮魚のヴァポーレ
トンナレッリ 浅蜊とポルチーニのマンテカート
アニメッラ アル カッフェ
赤海老のクッキアイオ
ファルファッレ ホロホロ鳥のラグー ハックルベリーのコンフェットゥーラ
スティンコ パイのファゴット
柿と栗のドルチェフレッダ
カフェまたはティー
2位
17回
2025/04訪問 2025/05/13
27回目の訪問(2025.4)
5月18日で15周年だということなのですが、その週末に伺えないため、一月ほど早めのお祝いに伺いました。初訪が、2012年1月ですから、13年あまり通わせて頂いている私の一番好きなお店です。
27回連続して案内された、(私にとっての)特等席に座り注文したのは「リモンチェロの紅茶割り」。私が家で作るのは、リモンチェロをペットボトルの紅茶で割るのですが・・・。紅茶を淹れている坂本支配人と、西嶋氏が淹れてくれたファーストフラッシュやセカンドフラッシュの話等をしていました。ちなみに、このリモンチェロの紅茶割り、抜群に美味しかったです。なお、初訪時のレビューには「ソーダとレモンチェロ、置いていただけないでしょうか。」と書いてありました。
この日のベストのお皿は、メインの金華豚でした。適度に散った美味しい脂とホワイトアスパラの取り合わせが得も言われぬ幸福感を与えてくれました。
2025年4月のランチメニュー
突出し:“浜名湖ファーム”卵 ペコリーノ トリュフ
一口:ピゼッリ 帆立 海苔
前菜:馬肉 タルターラ リサ・フルーツトマト
スープ:宿毛産 神経締め真鯛 ブロード ディ ペッシェ
パスタ:タリオリーニ サフラン 唐墨
メイン:“平田牧場”金華豚 ホワイトアスパラ
デザート:ヘーゼルナッツ “善兵衛農園”清見オレンジ
小菓子・カッフェ(マキアート)
26回目の訪問(2024.12)
博多からの帰りに、PRIMO さんに伺えたのですが、その時に、大好きなこのお店にも1年間伺えていないことに気付きました。善は急げ、ということで、早速予約して週明け早々に訪店しました。
26回連続の特等席に座り、ファーストドリンクに、久々のカンパリオレンジをお願いして、小劇場の幕が開きました。
定番の突き出しに始まり、少しあっさり目の味付けに変わった「ブロード ディ ペッシェ」やボリューミーなメインの牛肉など、いずれもレベルの高いお皿が続いたのですが・・・。
メインの後に驚きの一皿が待っていました。「ビゴリ」というパスタです。今まで相当の種類のパスタを食べてきた筈なのですが、初体験でした。なんでも、チューブ型の押し出し成形機で作られるらしいのですが、その成形機がお店の奥から出てきたと言うことでした。何よりもその雄々しい食感に魅了されました。生パスタ(スパゲッティ)が伊勢うどんとすると、ビゴリは讃岐うどんと言うところでしょうか。その食感に負けない軍鶏の食味が絶妙で、今年食べた中で一番のパスタでした、
2024年12月のランチメニュー
突出し:“浜名湖ファーム” 卵 ペコリーノ トリュフ
前菜:“北山農園” インサラータ ミスタ 帆立
一口:“平田牧場” 金華豚 ちりめんキャベツ
スープ:宿毛産 神経締め真鯛 ブロード ディ ペッシェ
メイン:キングアイランドビーフ 八つ頭
パスタ:ビゴリ 川俣シャモ みのり
デザート:ラフランス ゆきやなぎ ピスタチオ
小菓子・カッフェ(マキアート)
25回目の訪問(2023.11)
9月末に、原宿に行くついでに予約をしようとしたところ、「カウンター席が選択不可」になっていて、一応電話したものの、やはり「テーブル席しか空いていない」と言われ・・・。次善の策として、私のフレンチのベストのお店のマノワ さんに伺うことになったのですが・・・。
この日は(山下町のお店が満席だったこともあり)数日前に予約して、湘南新宿ラインに乗ってやって来ました。
席は・・・、25回連続の特等席です。
この日の私にとってベストの一皿は「タリアテッレ」でしょう。椎茸が特別に美味しく、濃厚なラグーソースと共に口中に旨味が広がりました。「サローネといえばタコ」だと私は思っているのですが、前菜の真蛸も抜群に美味しかったです。
9月にマノワ さんに伺うことになった経緯を話したところ、「山本シェフも大好きですよ」と。その後、山本シェフから「11月一杯(11月29日)で閉店するので、その前に1回伺うことにしている」という話を聞きビックリ。閉店の発表があった後には殆ど予約が取れなくなっているようなので、9月末に伺えたのは幸運だった、と言えそうです。
2023年11月のメニュー
突出し:“浜名湖ファーム” 卵 ペコリーノ トリュフ
前菜:鳥羽産 真蛸 “ほそかわ農園” 秋しずく
一口:牛頬肉 黒胡椒 雪蔵甘熟メークイン
パスタ:タリアテッレ ホロホロ鳥 八色椎茸
スープ:下田産 金目鯛 ブロード ディ ペッシェ
メイン:金華豚 “ソラナファーム”くり将軍
デザート:ラフランス トルタ メリンガータ
小菓子(ブロンテ産 ピスタチオ minimal社 カカオ)・カッフェ(マキアート)
24回目の訪問(2023.1)
今年最初のサローネでのランチは、大好きな小劇場を選びました。
博多から向かったのですが、飛行機は飛んだものの、荒天に備えて燃料を余分に積む必要があり、30分遅れました。
というわけで、お店に着いたのは予約時間から30分遅れの12時半でした。(当然、電話で連絡はしています。)
「メニュー構成がだいぶ変わった」ということを聞き、ノンアルコールビールをお願いし、定番の突き出し(今回は白ではなく黒トリュフ)でランチがスタートしました。
ピッチ良くサーブされ、気持ちよい時間が過ぎていきました。
この日のベストは、パスタでしょう。栗粉で作られたパッパルデッレが、濃厚な鹿のラグーソースに負けておらず、バランスよく仕上がっていました。
また、スープも美味しかったです。
そして、メインが出てきた時に、ドリンクがまだ一杯目だということに気付きました。
品数が少なくなっているので、ペース配分が出来なかったのです。ここで、改めてHPを見て、ランチメニューとディナーメニューが別になっていることに気付きました。
ランチは9,500円(税・サ別)、ディナーは20,000円(税・サ別)になっていました。内容を考えれば、ランチの値段は決して高くはないと思うのですが、SALONE 2007のヴァポーレ付きのランチとほぼ同じ値段であることを考えると、次回の博多からの帰りのランチはどちらを選ぶか微妙な感じです。
2023年1月のランチ
突出し:ペコリーノ トスカーノ 黒トリュフ 卵
前菜:本鮪 ビーツ ラズベリー
一口:アニメッラ シャントレル
パスタ:栗粉 パッパルデッレ 安芸高田産 本州鹿
スープ:金目鯛 ブロード ディ ペッシェ
メイン:金華豚 日向の炭 根セロリ
デザート:ババ ナポレターナ 善兵衛農園 紅みかん
小菓子(ブロンテ産 ピスタチオ minimal社 カカオ)・カッフェ(マキアート)
23回目の訪問(2022.9)
今年3度目の小劇場でのランチです。
前日は、イベント前にアッティモ さんでランチしたのですが、イベント2日目のこの日は午前中だったため、イベント後(12時少し前)にパシフィコ横浜を出て、私の一番のお気に入りのこのお店に向かったのでした。
お店に着いたのは、12時40分。カウンター席では既に3人が食事を楽しんでいました。
ノンアルビールを頼んでスタートです。このノンアルビール、常陸野ネストビールというのですが、美味しいです。1月にも飲んでいるのですが、今回は何故か特別美味しく感じました。
前回からメニュー構成が変わったのですが、一品目の「ペコリーノ トスカーノ」が定番メニューのようです。
この日の、私にとってのベストのお皿は「賀茂茄子」でした。賀茂茄子・太刀魚という温和しめの食材を、花山椒の優しい辛味と香りが素敵に引き立てていました。
「高原黒牛」も素材で勝負の素敵な一品でした。付け合わせも大きめに切られたビーツのみという潔さでした。因みに、このビーツ、しっかり火が入って柔らかく仕上げられていました。
最後に東京のお店から来られたという斎藤シェフに挨拶をしていただき、お店を後にしました。
2022年9月のメニュー
突出し:ペコリーノ トスカーノ トリュフ 卵
前菜1:馬肉 タルターラ ラズベリー
パスタ1:パッパルデッラ 舟形マッシュルーム 金目鯛
前菜2:賀茂茄子 太刀魚 花穂紫蘇
パスタ2:タリアテッレ 川俣シャモ 菊芋
メイン:高原黒牛 日向の炭 ビーツ
一口:ブロデット
デザート1:シャインマスカット モヒート
デザート2:ネッチ トスカーニ 林檎
小菓子(ブリオッシュ コン ジェラート)・カッフェ(マキアート)
22回目の訪問(2022.4)
前回は、博多の劇場公演の帰りに寄った形なのですが、今回は、渋谷(LINE CUBE SHIBUYA[旧 渋谷公会堂])でのコンサート前(13:30開場 14:30開演)に伺うことにしました。
12時5分にお店に着いたのですが、既に先客がいました。
いつもの席に座り、レモンチェッロのソーダ割りをお願いしながら、事情を話します。
「出来れば、13時15分には食事を終えたい。最悪、13時半まで。」ということでお願いしました。
そして定番の突き出しと「トルテッリーニ イン ブロード」がなくなるなど、メニュー構成が変わったことの説明を受けました。ちなみに、メニュー(紙)も見開きに変わりドリンクメニューと一体になっていました。
この日一番のお皿は、ホワイトアスパラでしょう。一本のアスパラの炭火焼きなのですが、3種類の味わいが楽しめる仕組みになっていて、特にザバイオーネソースが美味しかったです。
マキアート(最近、カプチーノより頼むことが多いかな)を飲み終えたのは、13時25分。お勘定をしている最中にタクシーが到着しました。
2022年4月のメニュー
突出し:ペコリーノ トスカーノ トリュフ 卵
前菜1:真鯛 海苔 スフォッリア
パスタ1:プリン 丹波黒どり 天豆
前菜2:ホワイトアスパラ ザバイオーネ
パスタ2:タリオリーニ 烏賊 黒舞茸
メイン:グラスフェッド牛 日向の炭 スナップエンドウ
一口:ブロデット
デザート1:清見オレンジ 茴香
デザート2:メリンガ コン フルッタ 白苺
小菓子(ブリオッシュ コン ジェラート)・カッフェ(マキアート)
21回目の訪問(2022.1)
>来年以降も、最低年1回は訪れたいものです。
と、昨年末のレビューに書いたのですが、新年早々にその目標を達成することになりました。
博多の劇場で公演を見た翌日、羽田に10:40に着き、その足でこの小劇場にやって来ました。
お店に着いたのは、12時の数分前。いつもの一番奥の席が用意されていました。
ノンアルビールをお願いし、広尾の劇場の幕が開きました。
この日のお皿たちはどれも粒選りでした。
まず、ズッパ。混ぜ方を甘くしているために、掬う箇所によって表情が変わります。レモンゼスト(皮)が、パンチの効いた仕事をしていました。
タリアテッレは、牛のラグーソースですから、外れるわけはありませんし、デザートの蜜柑も美味しかったですね。
そして、この日のベストは、断トツでメインの「シャラン鴨」でした。(何と、写真を失念。お店からいただくリーフレットから画像を拝借して載せました。問題があれば削除します。)
付け合わせは小さな人参だけ。「ともかく、この鴨を食べて欲しい」というシェフの意図が伝わってくるシンプルな見た目の一皿でしたが、ジューシーで、旨味が延々と滲み出てくる鴨の美味しさに唸るだけでした。決して数多くの鴨を食べているわけではありませんが、今まで食した中で飛び抜けて美味しい、最高の鴨との出会いでした。
2022年1月のメニュー
突き出し
_米と海藻 檸檬の香り
_パルマ産24ヶ月熟成プロシュート シチリア産オリーブオイル"フラントイア"
前菜1:ズッパ リン ファリナータ
前菜2:ホタテ 木苺 ビーツ
パスタ1:タリアテッレ ボロネーゼ ちぢみホウレン草
前菜3:カジキ ポモドーロ タルティーヴォ
パスタ2:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
メイン:シャラン鴨 日向の炭 冬人参
デザート1:蜜柑 三河味醂
デザート2:チャルダ コン ジェラート ヘーゼルナッツ
小菓子・カッフェ(マキアート)
20回目の訪問(2021.12)
2021年最後のイタリアンは、大好きなこのお店を予約して伺いました。
ノンアルビールと、いつもの突き出しでランチが始まりました。
私にとってのこの日のベストのお皿は、リゾットでしょう。濃厚な味付けなのですが、ラディッキオ(チコリー)の微かな苦みがアクセントになっていて、主役の鴨を生かしていました。食べ終わるのを惜しいお皿でした。
タヤリンも、発酵バターの風味がとても良く、美味しかったですね。ちなみに、このタヤリンですが、結構このお店でいただいていて、今回で6回目(それも最近3年間だけで)です。
このお店に通い始めて丁度10年が経ち、20回伺っています。その間にシェフも支配人も何回も変わっているのですが、「劇場らしさ」というものは変わらない気がします。
来年以降も、最低年1回は訪れたいものです。
2021年12月のメニュー
突き出し
_米と海藻 檸檬の香り
_パルマ産24ヶ月熟成プロシュート シチリア産オリーブオイル"フラントイア"
前菜1:鰆 プンタレッラ 紅みかん
リゾット:ラディッキオ 鴨
前菜2:白子 鱈 ポレンタ
パスタ1:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
メイン:グラスフェッド牛 日向の炭 紫芋
パスタ2:タヤリン 発酵バター 茸
デザート1:苺 モスカート
デザート2:ブディーノ ピスタチオ
小菓子・カッフェ(マキアート)
19回目の訪問(2021.9)
本店では、アルコール抜きの昼休みランチなどを経験済みでしたが、こちらでは初めてのアルコール抜きでの食事になります。
店に到着したのは、予約時間より10分早い12時5分。新支配人の石濱さんが、いつもの指定席に案内してくれました。
まずノンアルビールをお願いし、程なく突き出しの二品の登場です。サーブしてくれたのは、新たにシェフとして就任したという山本さんでした。大体サローネグループでは、若くしてシェフに抜擢される人が多いのですが、その中でも特別若いのではないでしょうか。ハキハキした好青年でしたが、帰宅後ネットで、昨年暮れにパスタのバリラ社主催のコンクールで金賞を獲っていることを知りました。
この日のお皿たちは、どれも美味しかったのですが、私としてのベストは、突き出しの後の、「ウサギ」でしょうか。低温調理、ということを聞いたので、臭いはどうかな、と思いつつ頂いたのですが、低温調理によってジューシーさが生かされていて「とても上等な鶏肉」という感じでした。
見かけに驚いたのが「アンコウのフリット」。真っ黒けで、とてもフリットには見えないのですが、口に入れるとホクホクのフリットなのです。中に詰められている、とろけるような柔らかさのアンコウに、ホッとする一品でした。
そして、これも驚いたのがデザート二品目のクレープ。クレープというものを買い求めたことはなく、移転前のフロリレージュ さんで頂いた可愛いクレープが唯一の経験だったので・・・。イチジクがメインだったのですが、フレッシュなイチジクよりも、ジェラートの方に、よりイチジクらしさを感じました。味が濃縮されているのでしょうか。
前回に続いてマキアートで、一番好きなお店でのランチを締めるのでした。
2021年9月のメニュー
突き出し
_米と海藻 檸檬の香り
_パルマ産24ヶ月熟成プロシュート シチリア産オリーブオイル"フラントイア"
一口:トンノ ディ コニッリォ 茄子(ウサギの低温調理)
前菜1:鮟鱇 パプリカ ンドゥイヤ(アンコウのフリット)
前菜2:牛頬肉 薩摩芋 茸(牛頬のブラザート)
パスタ1:タリオリーニ つぶ貝 酢橘(つぶ貝のポルケッタ)
パスタ2:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
メイン:七谷鴨 日向の炭 栗(鴨のブラーチェ)
デザート1:マンドルラアーヴォラのグラニータ
デザート2:ネッチ 無花果(栗粉のクレープ・下の器にスターアニス)
小菓子・カッフェ(マキアート)
18回目の訪問(2020.11)
木曜日の午後から福岡に行くことになり、帰りの金曜日に羽田から直行して、ランチに伺う予定だったのですが、まさかの飛行機の不具合で北九州空港に緊急着陸する事態に遭遇し、キャンセルせざるをえなくなりました。そして、翌々日(日曜日)に仕切り直して伺うことになったわけですが・・・。
そして今回、自分の「老い」を痛烈に感じる出来事が・・・・。9月にこのお店を伺ったことが、記憶からぽっかり抜け落ちていたのです。
訪問直後のレビューは、感情的なことをストレートに書いてしまうこともあり、大体一ヶ月程度前の訪問時の記録をアップしているのですが、どうした経緯か、9月訪問時のレビューのアップが忘れられていたのです。そして私が「劇場にいつ伺ったのかな」とふとチェックしたら「えー、一年以上経っているじゃないか。すぐに伺わなければ・・・。」となったわけです。私の食の備忘録として、このサイトが重要な位置を占めていることを再認識したわけですが、それにしても情けなさ過ぎます・・・。(9月のレビューは、この訪問日[11/22]にアップしました)
以下、ランチのレビューになります。
渋谷駅で若干迷ってしまい、お店に着いたのは予約より少し遅れて12時45分でした。
個室もカウンター席も全て埋まっていて、空いているのは私の指定席の、一番奥のカウンター席だけでした。
カウンター席は、入り口に近い席に女性のお一人さまが二組。そして、私の横のスペースには感じの良い若いカップルが食事していました。
この所、ビールでスタートすることが多かったんですが、この日は、レモンチェッロの紅茶割りでスタートです。
私の隣の若いカップルが実に感じが良く、二人の様子を眺めているだけで微笑みがこぼれてくるほどだったのですが・・・。
そのカップルの女性が席を外した際に、お二人がご夫婦であること、奥さんの誕生日であること、ご主人が家からの出発時間だけを告げていたこと、等を知り、更に心楽しくなるのでした。
突き出しに続いて提供された牛タンの2種類の味の対比はさすがでしたが、この日の私にとってのベストはメインの蝦夷鹿でしょう。大人しいソースが、クセのほとんどない蝦夷鹿の個性を活かしていました。
いつもなら、さっさとマキアートを飲み干して帰るところなのですが、この日はゆっくりと時を過ごします。
そして、デザートのお皿にメッセージだけ追加された誕生日プレートの登場を待ちました。スタッフと一緒に「おめでとう」を言うことができたのが、この日一番の幸せの瞬間でした。
2020年11月のメニュー
突き出し
_米と海藻 檸檬の香り
_パルマ産24ヶ月熟成プロシュート シチリア産オリーブオイル"フラントイア"
一口:帆立とフルーツトマトのジュレ
前菜1:ピエモンテ風 牛タンのボリート
パスタ1:カワハギと春菊の冷製フェデリーニ
前菜2:鶉のロートロとマントヴァ産カボチャ
パスタ2:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
メイン:浜中町産“蝦夷鹿” 日向の炭
パスタ3:“タヤリン” 塩漬け渡り蟹
デザート1:洋梨のジェラートとモディカチョコレート
デザート2:ピスタチオのクレマカタラーナ
小菓子・カッフェ(マキアート)
17回目の訪問(2020.9)
今年の夏休みは、サラリーマン生活42年目にして初めて、いわゆるお盆休み期間を外して取ることになりました。完全フレックスにしても、夏休み期間の自由化にしても、我が社もいつの間にか「ホワイト」な会社になったものです。
9連休の前半4日間は北海道ツアーに充て、後半5日間はゆっくり家で過ごそうと思っていたのですが、大好きなこのお店に1年近く伺えていないことに気付きました。
ということで、急遽ランチを予約して伺うことになりました。
予定通り、12時半にお店に到着しました。席は、17回連続して同じ、一番奥の特等席です。
ビールをお願いして、大好きな劇場での食事のスタートです。
メニューの内容・構成が変わったと言うことでしたが、まず突き出しから、3品から、
2品に品数が変わり、和テイストという海藻のおせんべいが、面白かったですね。
前菜の前に登場した小鉢状のものは、SALONE2007のクッキアイオの大型版という感じです。一番下に控えているフルーツトマトのジュレがいい仕事をしていました。
この日のベストは温前菜の「ポルチーニ茸のフリット」でしょう。何の衒いもない一品なのですが、あっさりした塩味で、ポルチーニ茸のわずかな甘味が口の中に広がります。
スペシャリテのトルテッリーニ イン ブロードも、昆布・マグロ節などの出汁が合わされて、以前より軽くなって飲みやすくなっていました。
この日の私にとっての№2は、二品目のデザートのモンテビアンコ(モンブラン)でしょう。濃厚な栗の甘さが甘過ぎず、とても上品なデザートに仕上がっていました。
2020年9月のメニュー
突き出し
_米と海藻 檸檬の香り
_パルマ産24ヶ月熟成プロシュート シチリア産オリーブオイル"フラントイア"
一口:帆立とフルーツトマトのジュレ
前菜1:ポルチーニ茸のフリット
前菜2:鰹の藁焼き 焼き茄子のタルタルと早生蜜柑
パスタ1:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
メイン:仔羊と甘長唐辛子 日向の炭
パスタ2:“タヤリン” ラグー アッラ ボロネーゼ
デザート1:パイナップルとエストラゴンのソルベ
デザート2:笠間の栗
小菓子・カッフェ
16回目の訪問(2019.10)
台風19号の影響で、12日(土)のランチ・ディナー、そして13日(日)のランチ営業はお休みしたそうですが、この日は平常営業です。
前回(10連休最終日)と同様に、パシフィコ横浜でのイベント参加後の訪問です。
12時をほんの少し回った時間にお店に到着し、ビールをお願いしてこの日のランチの始まりです。
今回のお皿達を一言で表せば「全部2塁打」でしょうか。外れはなく、どれも劇場のレベルを維持しているのですが、「勝負したお皿」がありませんでした。一年前の「烏賊ラグーのオレキエッティ」まで勝負しなくても良いと思うのですが・・・。
「外れがない」という面での代表が「ラビオリ」でしょう。メニューを見た段階で、提供される姿と味が想像でき、その想像通りの姿・味でした。「3塁打」のレベルなのですが、予定調和の料理なるが故に、感動も少なめになってしまいます。
今回のベストは、日高支配人のラテアートかも知れません。「3D」とはまだまだ呼べないものの、プーさんの耳や鼻がふっくらと盛り上がった力作でした。
2019年10月のメニュー
突き出し
_グリッシーニ
_バーニャカウダ
_アマレッティ
スープ:トピナンブール(菊芋) 帆立 ビーツ
前菜1:白烏賊 アーティチョーク
パスタ1:ラビオリ ブッラータ 南瓜
前菜2:太刀魚 ポレンタ トマト
パスタ2:タヤリン 猪 カカオ
メイン:アイルランド産放牧牛 ポルチーニ
パスタ3:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
デザート:洋梨 ピスタチオ
小菓子
カッフェ
15回目の訪問(2019.5)
令和最初のランチは、大好きな劇場を選びました。
10連休最終日のこの日、パシフィコ横浜でのイベントに参加した後、真っ直ぐにこのお店に向かいました。
到着は12時半。5月から新たに就任したという日高支配人が、例の人懐こい笑顔で迎えてくれました。
前回(3月)は連れに譲った一番奥の席に座り、ビールを飲みながら小劇場の幕が上がるのを待ちます。
この日のベストは、前菜の「白烏賊」でしょう。雲丹のマリネがしっかりと自己主張しています。そして、ピーテンドリルとセルバチコという香草の香り(味)が後から追いかけてきて、山下町の本店の「クッキアイオ」のような奥深さを感じさせてくれる一皿でした。そして「クッキアイオ」と違うのは、スプーンに載せる組み合わせでそれぞれ異なる趣の味わいを楽しめたことでしょう。
3品目のランプレドットも美味しかったのですが、ピアディーナというもので挟んで食べることが難しく、味の方への集中力が若干少なくなってしまいました。
メインは、15回目にして初めていただく「仔豚」でしたが、柔らかく、シンプルに「美味しい」と思える味付けでした。
2019年5月のメニュー
突き出し
_グリッシーニ
_バーニャカウダ
_アマレッティ
スープ(冷製):赤肉メロン トマト モッツァレラ
前菜1:白烏賊 雲丹 空豆
前菜2:ランプレドット ピアディーナ
スープ:魚介のスープ マトウダイ 焼きリゾット
パスタ1:タヤリン 鳩 生粒胡椒
メイン:仔豚 茴香 フィノキエッ
パスタ2:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
デザート:ババ ベルガモット ピスタチオ
小菓子:ブルッティ マ ブォーニ
カッフェ
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記念日に
14回目の訪問(2019.3)
今回は連れと一緒にアニバーサリーでの訪問だったため、写真が殆どありません。
乾杯ドリンクの「ミモザロッサ(スパークリングワイン+ブラッドオレンジジュースの赤いミモザ)」で始まった、ゆったり・まったりの休日ランチでした。
この日のベストは、「新玉ねぎの冷製スープ」でしょう。小さなサイコロ状のフォアグラ3片が「いい仕事」をしていました。
2019年3月のメニュー
突き出し
_グリッシーニ
_バーニャカウダ
_アマレッティ
スープ(冷製):新玉ねぎ フォアグラ エスプレッソ
前菜1:駿河湾産赤エビ ピゼッリ
前菜2:リードヴォ 人参 オレンジ
パスタ1:ブッラータ トマト キャビア(ラビオリ)
パスタ2:タヤリン ラグークラシコ
メイン:仔羊 ホワイトアスパラ マッコディファーベ
パスタ3:トルテッリーニ イン ブロード
デザート:クレスペッレ 清見オレンジ パッションフルーツ
小菓子:ブルッティ マ ブォーニ
カッフェ
13回目の訪問(2018.11)
前回の訪問からあっという間に半年が経ち、「3連休+1」の4連休中に特に予定がない、ということで、3日目の土曜日ランチに出向きました。
お店に到着したのは12時5分前、(13回連続なので、他の席の魅力を知らないのですが)いつもの特等席に案内されました。
まずビールをお願いし、3点のアミューズで劇場の幕が開きました。
前菜一品目の栗のスープ。フォアグラのソテーが入っているのですが、その風味がアナゴかうなぎの様で、しつこくありません。「これが、フォアグラ?」と、首を傾げながらもとても美味しくいただきました。
前菜二品目のウサギ。サローネグループではよく使われる真っ赤なビーツの下に恥ずかしそうに隠れていました。このお皿の名脇役がザクロでした。子供の頃の記憶からあまり良い印象を持っていなかったザクロですが、このお皿では、そのザクロの酸味が秀逸でした。
一品目のパスタですが、メニューには「ゴルゴンゾーラ」とあるのですが、説明を聞くと「リコッタ」とのこと。「ブルーチーズが苦手」な私のために、わざわざ変えてくれていたようです。イタリアン遍歴も長くなってきて、料理の中で使われているブルーチーズは大丈夫になってきたのですが・・・。
そして、この日の一番のお皿は断トツで「烏賊ラグーのオレキエッティ」でした。
私の前に登場した瞬間に、「僕、烏賊で~す!文句ありますか?」と強い香りを発して主張しているのです。「好き嫌いが分かれるお皿」「ある意味、勝負したお皿」ということで、ワタまで全て使い尽くされているため「塩辛」がダメな人には合わないのかも知れませんが、私には「ドはまり」でした。このような素敵な出会いがあるので、劇場通いをやめられないのですね。
2018年11月のメニュー
突き出し
_グリッシーニ
_パプリカとアンチョビ
_アマレッティ
前菜1:イタリア産 栗のズッパ
前菜2:ウサギとビーツのインサラータ
パスタ1:ゴルゴンゾーラ(リコッタに変更)のファゴッティーニ
真鱈のフリット
パスタ2:烏賊ラグーのオレキエッティ プリエーゼ
メイン:豚ロースの稲藁焼き
パスタ3:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
デザート:カフェオルツォのジェラートとカシスのクロスタータ
小菓子:ブルッティ マ ブォーニ
カッフェ
12回目の訪問(2018.5)
SALONE TOKYOのレビューを書きながら、このお店のレビューを確認している時に、「『半年程度での再訪』を約束」という文言を発見してしまいました。指折り数えると、今月がリミットです。そこで早速土曜日の12時に予約を入れて伺ったわけです。(5月前半だけで、本店、SALONE TOKYOと合わせて、サローネグループで3回目のランチです。)
電車のタイミングもあり、この日は11時45分に到着です。12回目にして初めて、表のソファーに座って案内を待つことになりました。12時5分前、店内に招き入れられました。
前回に続いてレモンチェッロのソーダ割りをお願いし、サローネ劇場の幕が開きます。
突き出し3品に続いて登場したのは、グリーンピースのプールで水浴びする蛸たちでした。(ちなみに、3年前の蛸たちは根セロリのプールの中でした。)先日の本店でも温前菜に使われていたピゼッリの濃厚なスープの中に、大きめな3切れの蛸たちが精一杯の自己主張をしていました。「劇場=蛸」と刷り込まれている私にとって、絶妙な火入れの劇場の蛸たちとの再会で、古い友だちに会ったような嬉しさでいっぱいになりました。
パスタ一品目のマッケロンチーニは、シェフの優しさが感じられるお皿でした。辛いンドゥイヤペーストが別に添えられていて、辛さが苦手な人にも美味しく食べられるようになっていました。ちなみに私は半分残しました。
スフィンチョーネというシチリア風ピッツァの生地に包まれた太刀魚やトロトロの具材が美味しかったお皿に続いて登場したパスタ二品目ですが、パスタを食べているというより、フェンネルの香りを食べている、という感じでした。フェンネルの野生種というフィノキエットのペーストが濃厚な香りを醸し出している、不思議な美味しさの一皿でした。
私の場合、メインで感動することが少ないのですが、この日のメインは秀逸でした。甘辛いマルサラソースとキノコ(ジロール茸とカルドンチェッリ)が一体となって、牛の美味しさを引き出しています。牛が主役のはずなのですが、このお皿ではソースとキノコが主役でした。
閉店した(biodinamicoに吸収された?)バカリ ダ ポルタ ポルテーゼから北野シェフが加わり、このお店もダブルシェフ体制になり、同じくバカリから野田さんも加わって余裕のあるサービスにグレードアップしていました。
2018年5月のメニュー
突き出し
_グリッシーニ
_パプリカとアンチョビ
_アマレッティ
前菜1:ピゼッリのズッパと真ダコ
前菜2:ウサギとフォアグラのインサラータ
パスタ1:カラブリア風豚ラグーのマッケロンチーニ
スフィンチョーネ
パスタ2:赤貝とサフランのタリオリーニ
メイン:赤牛のアッロースト キノコのトリフォラート
パスタ3:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
デザート:ババ
小菓子:ブルッティ マ ブォーニ
カッフェ
11回目の訪問(2017.11)
気が付けば、前回から2年近く経ってしまった「小劇場」へ11回目の訪問です。
前回のレビューに、「年内には、是非再訪したいと思ってはいるのですが・・・・。」と書いたのですが、この「・・・・」には、「再訪しないのでは」という意味が込められていたのです。殆どの料理がとても美味しく満足したのですが、ただ一つ私の好みに合わなかった「カルチョーフィ(アーティチョーク)」が「スペシャリテ」ということが引っかかったのです。「スペシャリテを変えてもらう」ということに、「紳士」の私には抵抗が大きく、「遠い」という理由を付けてズルズルと2年近くの時が経ってしまったのです。前回SALONE 2007に伺った時に、そのような話を山下支配人にすると「シェフが変わったのでメニューも変わりました」ということで・・・。
前回に続き、開店の5分前に到着です。そして、11回連続で一番奥の席に案内されました。
今回は「レモンチェッロのソーダ割り」が用意できます、ということなので、それをお願いし久しぶりの劇場の幕が開きました。
一品目は、前回と同じ小石が並べられた器で突き出し3品の登場です。私にとっての「グリッシーニ」というと、私にイタリアンの楽しさを教えてくれた移転前の広尾時代のタニーチャ さんの長いものなのですが、こちらの「ずんぐりむっくり」のグリッシーニは、しっかり自己主張がありました。
今回の私にとっての一番は熱々の「チポッラ リピエーナ(玉葱の詰め物焼き)」でした。玉葱の皮の蓋を外す所から、最後の一口を食べきるまで至福のひとときでした。玉ねぎ・フォアグラ・ベシャメルソース・トランペット茸の全てが絶妙に干渉し合って、ハーモニーを奏でていました。
前菜の「牡丹海老のスコッタート」も、3等分していただいたのですが、目をつぶって口の中で溶けていく牡丹海老を追いかけていく感じが楽しい、サローネらしい一品になっていました。
外れがなくレベルの高い料理の数々に感動して、普段は食べないオプションのチーズまで頼んでしまいました。
そして、今回は前回とは違い「半年程度での再訪」を約束してお店を後にしたのでした。
2017年11月のメニュー
突き出し
_アマレッティ
_パプリカとアンチョビ
_グリッシーニ
温前菜:ブロッコリーのズッパと帆立
冷前菜:牡丹海老のスコッタート(たたきor炙り)
パスタ1:鹿ラグーのパッパルデッレ
チポッラ リピエーナ(玉葱の詰め物焼き)
パスタ2:牡蠣のアッラビアータ
メイン:淡路豚のロースト
パスタ3:トルテッリーニ イン ブロード(出汁に入った詰め物パスタ)
チーズ3種(オプション)
デザート:カンノーロ(ピエモンテ風・栗たっぷり)
小菓子:ブルッティ マ ブォーニ(不細工だけどおいしいという意味)
カッフェ
10回目の訪問(2016.1)
スタッフもメニューも、そして内装も新しくなった劇場に初めて訪れることが出来ました。開店の12時まで5分ほどあったのですが、店内に招き入れられ、そして、お気に入りの一番奥の席に案内されました。今回で10回目の訪問になりますが、この特等席以外に座ったことがありません。後で、Salone2007の山下さんから石原さんへ、席だけでなく、カッフェの好みまで申し送りがあったことを聞きました。山下さんに感謝です。
内装はすっかり模様替えされ、個室へのスタッフの動線を考慮してのものなのでしょうが、トイレの入口の位置まで変わっていました。
カウンターに置かれた「金色に輝く真鍮のプレート」も「落ち着いた木目のプレート」に変わり、サーブするのも一苦労だった「大理石の皿」も出てきませんでした。
メニューでは、スペシャリテの「蛸」と「仔羊のストゥファート」がなくなり、代わりのスペシャリテとして「突き出しの3品(カンノーロ・海藻チップス・チーズ2種のフリット)」「カルチョーフィ」「ズッパ ディ ペッシェ(魚介のスープ)」が加わったようです。
この日頂いた料理の数々は、どれも逸品でした。
突き出しのチーズ2種のフリット(コロッケ)には、チーズの味がよくわからない私の頬が、思わずほころびました。
そして、最高だったのが、前菜1品目の「オマール海老」でした。「バニラ」が海老の甘さを引き立てるものだとは思いもしなかっただけに、その斬新な組み合わせから生み出された味を、ゆっくりと楽しみました。
前菜2品目の「イカ」も、優しいひよこ豆(チップスとピューレ)に包まれて、個性を発揮していました。
パスタは二品とも良かったのですが、一品は麺状のパスタにして欲しかったです。
私の評価でオマール海老とトップの座を争ったのが、「ズッパ ディ ペッシェ(魚介のスープ)」。オレンジオイルがとても爽やかなSALONE 2007のスペシャリテの「鮮魚のヴァポーレ」も大好きですが、このソースとも呼べそうな濃縮され尽くした魚介の旨味に感動しました。
この日頂いた「ノンアルビール」「ノンアルワイン」と合わせても、お勘定は12,000円で2円のお釣りがありました。ランチであれば、コスパも最高です。
至福の1時間40分を過ごし、高見総料理長、岡野シェフ、石原さんの3人に見送って頂きました。
年内には、是非再訪したいと思ってはいるのですが・・・・。
2016年1月のメニュー
突き出し(ストゥッツィキーニ?)
_カンノーロ
_海藻チップス
_プロヴォローネとグラナパダーノのフリット
カルチョーフィ アッラ ブラーチェ
前菜3種
_オマール ラーパ バニラ
_白烏賊 ひよこ豆 ンドゥイア
_豚ホホ アニス 縮みほうれん草
パスタ2種
_トルテッリ エイ ブロッコリー
_ラザニエッテ アッラ ロッシーニ
スープ
_ズッパ ディ ペッシェ
メイン
_蝦夷鹿アッロースト スーゴ ディ グーラッシュ
モヒート
ドルチェ
_クレスペッレ 金柑 アールグレイ
小菓子(トルタカプレーゼ)&カッフェ
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9回目の訪問(2015.3)
昨年8月に予約していたのですが、直前にキャンセルする事態になってしまってから、伺わなければ、と思いつつ、なかなか伺えませんでしたが、東京に出る機会が出来たので、それに合わせて予約して、約1年ぶりに伺うことができました。
劇場でのおひとり様デビューの私に用意されていた席は、過去8回と同じ、一番奥の特等席です。過去8回と違うのは、今まで一回も座っていない壁際の席に座ったことでしょうか。
無難にビールをもらって、おひとり様ディナーの始まりです。
最初の料理は、芝先シェフが、目の前で凍らせたフォアグラを削ったものをかけて完成させます。この、凍ったフォアグラ、曲者です。どちらかというと淡泊な帆立や牡蠣の旨味を引き出してくれているのがわかります。(わかるような気がします)
蛸も今回はシンプルな根セロリのスープ(どちらかというとソース)のプールの中で、気持ちよく自己主張していました。このお店の蛸は、前回(2014年4月)のようにパスタのソースにしてほしくはありません。
仔牛と赤海老、という組み合わせも絶妙でした。それぞれがメインを張れる食材同士なので、どうなのかな、と思っていたのですが、どちらも相手を立てているようで、その味付けの微妙なさじ加減が素晴らしい一品に仕上がっていました。
これまでの3品に満足しきっていたところに、それ以上の出来だったのが「平目」です。さっぱりとしたオランデーズソースの下にそっと隠れている平目なのですが、更にその下に隠れているハーブ、そして特にトマトの酸味とのバランスがたまらなく美味しく、一口ずつゆっくり楽しみました。トマトがなくても十分美味しいと思うのですが、後から追っかけてくるトマトのわずかな酸味が芝先シェフの狙いだとしたら、「凄い」です。ただ、これだけ絶賛した料理が、今回のベスト2なのです。
今回のベスト、そして9回目になったこのお店での食事のベストが、定番「仔羊のストゥファート」でした。
ここの仔羊たちは、気が弱いのか、いろいろな食べ方がありますよ、と、いつも集団で登場し、また、その登場の仕方(盛付けの工夫)も楽しみの一つであったのですが、今回は「一人」で堂々と登場してきたのです。そして、ソースなどの応援を借りず、絶妙な塩加減だけという、潔さなのです。ただ、それが最高でした。ほんの僅か塩味が強いかな、と思った瞬間もあったのですが、付け合せを頂くと、それも丁度良く感じて・・・。
劇場おひとり様デビューの日に、今までで最高の料理を頂きました。
(この日の食事時間は丁度2時間でした)
2015年3月のメニュー
前菜3種
_帆立 牡蠣 フォアグラギアッチャート
_蛸 根セロリのズペッタ
_仔牛 燻製赤海老
魚料理
_平目 サルサ・オランレーゼ
パスタ2種
_チュカルッコリ ムール貝 ピゼッリ
_ピーチ牛頬ラグー
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_ ホワイトチョコのジェラード
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8回目の訪問(2014.4)
いつもの席に座ると、何か様相が違います。
テーブルセッティングを見ると、前回までと結構変わっていて、特にカトラリーが一新されていました。そして、カウンターの中も・・・。
山下さんの後、カウンター内を仕切っていたのはこのお店に始めて伺った時からいらっしゃるディレットーレ(マネージャー)の相澤さんでした。他のフロアスタッフは、(SALONE 2007から移って来られた内藤さんも含めて)全員女性なので、このお店の重たいお皿をカウンター内からサーブすることを考えると、必然ではありますが・・・。
いつもに比べて少しスタート時間が遅かったので、ピッチを早めて欲しい、とお願いしてスタートです。
まず、例によってフォカッチャwithオリーブオイルの登場なのですが、横の皿に置かれるのではなく「えっ、食べ終わらないと次の料理が出てこないの?」と、一瞬思わせる感じで、真ん中に置かれました。(ちゃんと、テーブルには食べかけのフォカッチャ置き場は用意されていました)
初めに出てきた「赤海老のタルターラ」が私にとって、今回のディナーのNo.1でした。セロファンを止めている「洗濯バサミ」を外すと綺麗な断層が現れます。一番下に敷かれていた白人参を切るのに若干苦労しましたが、ますの卵、りんご、更には青りんごのピューレ、これらと一緒にいただく赤海老の甘さ。最高でした。
前菜の1品目は、マテ貝をスプーンに見立てた小品。SALONE 2007の定番「クッキアイオ」を彷彿とさせる口の中で感じる複雑な味の絡み合いを楽しみました。
前菜の2品目の豚くんは、お行儀よく切り株の上に乗っていましたが、お皿に降りて頂いてから普通に頂きました。
これまた、SALONE 2007の定番である「鮮魚のヴァポーレ」を意識したという「テアトリーノのヴァポーレ」。やはりオレンジオイルを使用したあさり汁に浸かっていた真鯛が、グリーンピースなどの緑色の美味しいソースと絡み合うと、口の中で春色の優しい味が広がりました。また、あさり汁単体でも、オレンジの香りが爽やかで美味しかったです。(私にとっての今回ディナーのNo.2)
パスタ1品目のニョッキ。普通に美味しかったのですが、このお店の蛸を結構楽しみにしている私にとっては、下の一部でやっと感じられる蛸は、残念でした。芝先シェフに、次回(8月)は、是非蛸らしい蛸を食べさせて欲しい、と、お願いしました。
パスタ2品目はうどんのような雰囲気のピーチ。このお店のラグーソースに間違いがあるわけありません。美味しかったです。
仔羊のストゥファートは、今回も重厚な大理石に乗って登場してきました。
「チーズの8クッキアイーニ」→「チーズの5クッキアイーニ」とダウンサイジング(?)されてきたチーズメニューが、3種類になって、更にとんでもない物に乗って登場です。品数は減ったのですが、各種類の量が増えたので、二つに分けて仲良く3種類ずつ頂きました。
ドルチェも初めてのガラスの皿に乗って登場です。見た目だけでなく、焼きオレンジの酸味がアクセントとなった佳品でした。
今回のラテアートは若い女性スタッフが挑戦してくれました。早く、西嶋さんや山下さんのようにたっぷり練習できる時間ができるといいですね。次回も楽しみにしています。
2014年4月のメニュー
始めの一品
_赤海老のタルターラ
前菜2種
_サフランとマテ貝のクッキアイオ
_豚ホホ肉のコンフィ
魚料理
_テアトリーノのヴァポーレ
パスタ2種
_明石産 蛸のニョッキ
_ピーチ 仔羊のラグー
メイン
_仔羊のストゥファート
チーズ
_3種類の小さなチーズ(+1,500円)
ドルチェ
_チョコとオレンジ カラメッラート
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7回目の訪問(2013.11)
今回のディナーは、さっぱりとした味わいの「鰆」の前菜で始まりました。
前菜二皿目は「蛸」。前回(2013.8)デビューの銀色のボールの器に乗って登場しました。やはりこのお店の蛸は、パスタの「具」ではなく、「主役」として登場して欲しいので、私的には大満足です。「蛸」も、カリフラワーの優しいソースの下で気持ちよさそうでした。
今回のイチオシは押しは、前菜三皿目の「穴子」でした。メニューには「仔牛と穴子」というように併記されているのですが、完全に主役は「穴子」。皮の食感と、キャラメリゼされた甘味がたまらなく美味しく、仔牛は穴子の引き立て役に徹している感じでした。
パスタ一皿目は、パッサテッリという固くなってしまったパンを美味しく食べる為に作り出されたというパン粉で作られたパスタ(私的にはパスタと呼んで良いのか?ですが・・)が、スープの具として浮いているようなもの。スープが美味しかったですが、パスタを食べたという感じはありませんでした。
パスタ二皿目のパッパルデッレは、しっかりパスタでした。タリアテッレの二倍ほどの幅のパスタで、「食いしん坊のパスタ」と言われているのも頷けるボリュームで、鱈のラグーがしっかり絡まり、舌もお腹も大満足でした。
今回の仔羊たちも、(カウンターの中と表の2人体制によるサーブで)大理石に乗って登場です。真っ赤で甘いビーツのソースに乗った仔羊たちは、今回も含めて7回の中でもトップクラスの美味しさでした。
「チーズの8クッキアイーニ」が、「チーズの5クッキアイーニ」にスケールダウンして、値段も半額に。7種類の中から5種類を選べるというシステムは私達にはぴったりな仕組みで、今回も青カビ2種を除いてベストな分量・内容の組み合わせをいただくことができました。
ドルチェも甘すぎず美味しかったですが、今回のラテアートのリラックマ、良かったです。前回は、はっきり言ってコメントするレベルではなかったのですが、格段のレベルアップでした。
また来年桜の咲く頃の訪問を約して、お店を後にしました。
2013年11月のメニュー
前菜3種
_鰆とクスクス 生姜のグラニテ
_蛸とプレディカーヴォロフィオーレ
_仔牛と穴子のキャラメリゼ ウニのサルサ
魚料理
_鮟鱇とパッパ
パスタ2種
_パッサテッリ イン ブロード
_パッパルデッレ 鱈のラグー
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_トローネのセミフレッド ビスタチオのクレマ
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6回目の訪問(2013.8)
前回はランチで伺いましたが、今回はディナーに戻りました。やはり、このお店は夜の方が似合うと思います。
今回は結構サプライズがありました。
前菜一皿目がサプライズの一つ目。直径20cmほどの銀色に輝く球体の頂点部分が凹んでいて、そこにカンパチ・マンゴーの料理が乗っていました。思わずその器を触ったのですが、常温で中に氷が入っている、というところまでの細工はありませんでした・・・。「最も家庭的でない器」と、他のお客さんが言っていて、同感だと思ったのですが、最後の方に・・・・。
前菜二皿目は仔牛のカルパッチョ。このお店が得意の低温調理の技が生かされた一品で、「しっかり火が通っている」「生の食感」という相容れない要素がしっかり同居していました。
前菜三皿目は豚のいろいろな部位をテリーヌ状にした料理だったのですが、若干切りにくく、アンダープレートに乗った布との間で、皿が動いてしまうのです。皿を持ってみると、「軽いっ!」。竹製だそうです。(これが二つ目のサプライズ)。料理は、「ケッパーベリー(初体験)」がアクセントになっていて、これまた美味しくいただきました。
パスタ一皿目で「蛸」が登場です。ラグーになっているのですが、下に敷かれたイカ墨のソースの存在感に負けていたのが残念でした。パスタとしては合格点をはるかに超えたものだったのですが、ここの蛸のファンである私的には結構残念でした。パスタのソースとしての蛸は初めてだと芝先シェフに話していたのですが、このレビューを改めて読み直すと、一回目の訪問で頂いていました。ちなみに、パスタに合わせるのは年に一回くらいだそうです。
三つ目、そして最大のサプライズは、メインの仔羊たちのベッド(お皿)でした。なんと、厚さ約1cm、一辺40cm近い大理石(重量は10kg位あるらしい)に仔羊たちは乗って登場したのです。大理石は適度に温められており、チョコレートと一緒に仔羊たちは幸せそうでした(?)。
今回の「チーズの8クッキアイーニ」(カビ系を除いたハーフ&ハーフ)。今回の4本、いずれもハチミツやジャムとの相性がバッチリでした。
ドルチェは、生姜の風味が生きた一品でした。そして、上に乗せられた僅かな量の糸飴の甘さが結構効いていて、美味しくいただきました。
今回はサプライズもありましたが、料理が何れも満足度が高くて、素敵なディナーとなりました。
2013年8月のメニュー
前菜3種
_リッチョーラ マンゴー
_仔牛のカルパッチョ
_ソプレッサータ
魚料理
_蟹と帆立のファゴット
パスタ2種
_蛸のラグー カヴァテッリ
_ラヴィオリ メッツァルーナ
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_白桃 生姜
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5回目の訪問(ランチ)(2013.4)
5回目にして初めてのランチでの訪問です。ただ、若干照明が明るいだけで、メニューもディナーと同じなため、雰囲気的には過去4回と同じでしたが・・・
今回も、カウンターの一番奥の席に座らせていただきました。(5回連続です。2回目からは予めお願いしています。)
前菜一皿目、「あれっ?カクテルグラスに入っていない・・」。過去4回の何れも一皿目はカクテルグラスにお洒落に盛り付けられていたのですが、今回はガラスのお皿にグリーンピースのエメラルドなど、宝石を散らしたような別な意味でお洒落なお皿になっていました。
前菜二皿目は定番の「蛸」。彼女は今回のお皿の中では一番だと言っていました。2種類のソースそれぞれでいただくのと、混ぜていただく3種類の味がそれぞれ絶妙でした。
今回の私の一押しは前菜三皿目の、子牛のタンとフォアグラのテリーヌ。ミルフィーユ状の仕上げで、フォアグラの脂の甘さが本当に美味しく感じられる一皿でした。
パスタ二皿目の「カネロニ」。初体験でした。焦げ目の具合がちょうど太めのネギに見えて、パスタのはずなのに、ネギの中に詰められているのか、と、不思議に感じたくらいそっくりでした。でも、まだまだ私の知らないパスタがありそうで、イタリアンの奥の深さを感じました。
「チョコレート」のドルチェは、私には甘すぎました。なんとか完食はしましたが・・・。連れの女性にはちょうど良かったそうですが・・・。
今回の山下さんの作品(カプチーノ)は、前回リクエストしていた「蛸」でした。短い八本の足が可愛すぎました。西嶋さんのライオンに可愛さでは完全に勝っていました。次回は8月頃に伺うことになると思いますが、「リラックマ」をリクエストして、お店を後にしました。
2013年4月のメニュー
前菜3種
_うずらとピゼッリ(グリーンピース)
_蛸とクレーマ ディ アスパラジ
_仔牛のテッリーナ
魚料理
_インサラータ ティエピダ ディ ペッシェ
パスタ2種
_オレキエッテ 菜の花とコッツェ(ムール貝)
_鴨のカネロニ
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_トルタ ディ チョコラート
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4回目の訪問(2012.11)
例によって、カクテルグラスの最初の前菜を頂いた後、
前菜二皿目は「鹿肉のパイ」。チョコレートやエスプレッソの粉末を合わせることによって雰囲気を変えてくれる素敵なひと皿でした。
前回の蛸は前々回以上に蛸でしたが、今回の蛸は今までの蛸の中で最高の蛸(3切れ)でした。栗のソースに包まれた蛸は、口の中で柔らかく崩れ落ちていく感触で、秋の終わりを感じさせてくれる料理になっていました。
私にとってのあんこうの料理の主役は、「レンズ豆」でした。初めて頂いたのですが、柔らかな食感と、ほのかな甘みが新鮮でした。
パスタ一皿目の「タリオリーニ」は、見た目がとても素敵なひと皿。
二皿目の「ウンブリチェッリ」の麺は太っちょの不格好なうどんのようですが、うどんのような腰があり、そのモチモチ感は癖になりそうです。
今回の仔羊は、日本生まれの羊だそうです。メークインのピューレと同じくメークインのフリット(ポテトチップ)と一緒に仲良く縦に3匹並んでいました。両側に点在する色鮮やかなソースたちと合わせていただきましたが、合わせて4回の仔羊たちとの出会いの中で最高だったと思います。
「チーズの8クッキアイーニ」。今回も「青カビ系」を除いた一皿(ハーフ&ハーフと呼んだら笑われましたが・・)を二人で4本ずつ頂きました。
「ヘーゼルナッツ」尽くしのドルチェに、連れの女性ばかりか私も大満足でした。メレンゲの中にわずかに散らされたレモンピールの香りがちょうど良く、泡・ジェラート・フィナンシェ、一緒に食べる組み合わせによる味の変化を楽しめる素敵なドルチェでした。
今回最後に盛り上げてくださったのは、山下さんでした。連れの女性のクリスマスを感じさせるという「フレーバー紅茶」が出てきて、私のカプチーノがなかなか出てこず、向こうでゴソゴソしていると思ったら、何と「クマ」(私には鼻や口のあたりが猫に見えるのですが)の絵が描かれていました。今まで、私のコーヒーの写真など撮ってくれなかった連れの女性が、「可愛い~」と言いながら写真を撮ってくれました。
山下さん、次回は是非「蛸」の絵をお願いします。
来年、暖かくなる頃また伺いますので・・・・。練習時間はたっぷりとありますので・・・。
2012年11月のメニュー
前菜3種
_アスティチェ コン ポンペルモ
_チェルヴォ イン クロスタ
_蛸とサルサ カスターニャ
魚料理
_ペスカトリーチェ エ レンティッキエ
パスタ2種
_タリオリーニ ラグー アッフミカート
_ウンブリチェッリ ラグー ディ チンギアーレ
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_トルタ ディ ノンナ のプロポスタ
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3回目の訪問(2012.8)
今回も早い時間(18時15分)におじゃましましたが、カウンターに他のお客さんの姿はなく、結局1時間以上カウンターを独占することになりました。今回も、カウンターの一番奥の席でした。
始めに西嶋氏が横浜に転勤(栄転?)したことを後任の山下さんからお聞きした後、シェフ(芝先氏)がお約束のオリーブオイルが塗られたパンをサーブしながら挨拶に来られました。前回(5月)は着任したばかりで名刺が出来ていなかったとのことで、名刺も頂きました。
最初の前菜、赤海老のタルタルは、桃の存在感たっぷりの甘いひと皿で、これからの食事への期待感を大きく膨らませてくれる一品でした。
前菜二皿目の「牛タンとフォアグラのメダリオーネ」。今回のお皿の中で、私の一押しです。なめらかに処理されたフォアグラとその中に配された牛タンのバランスが絶妙で、更にお皿に綺麗に散らばったオレンジのジャムや煮詰めたバルサミコ酢等との組み合わせによって豊かに表情を変える味わいは、最高でした。
今回の蛸は前回以上に蛸でした。なめらかなキノコのソースの下に、存在感のある蛸たち。柔らかくも特有の食感を残してあり、前回以上のヒットです。次回の蛸はどのように登場するのか、今から楽しみです。
魚料理は魚ではなく貝でした。グリーンピースのピューレと大麦のソースの上にムール貝とアサリが鎮座しており、美味しかったです。
パスタでは一皿目の大きくカールされた「カヴァテッリ」。モチモチ感と、「エイ」のソースがしっかりと絡んだ味と、満足しました。
メインの仔羊ちゃんは、いつもはチーズを載せたスプーンが並んでいる正方形のガラスの上で綺麗に3列に並んで、まるで幼稚園の運動会のようです(サフランソースが足跡?)。プラムのジャムとの相性が良かったです。
「チーズの8クッキアイーニ」。今回も「カビ系」を除いた一皿を作って頂きました。
ドルチェは「ココナッツ」が苦手なことを事前に伝えておいたため、「マンゴー」で作っていただいていました。甘いバナナのソースも美味しかったです。
今回も連れの女性の注文は「紅茶」です。前回(5月)はたまたまダージリンのファーストフラッシュがあるときだったのですが、今回は「セカンドフラッシュ」が3種類(フルーティ・まろやか・しっかり)あるということで、彼女はしばし悩んだ結果「まろやか」を選択。マスカテルフレーバー(熟したマスカット(ブドウ)のような香り)を持つという紅茶を楽しんでいました。
2012年8月のメニュー
前菜3種
_赤海老のタルターラ
_牛タンとフォアグラのメダリオーネ
_蛸とサルサ トッコ ディ フンギ
魚料理
_オルツォット ピゼッリ エ ムルスキ
パスタ2種
_カヴァテッリ ラッツァ エ サルサ マントヴァーナ
_キタッラ グアンチャのラグー
メイン
_仔羊のストゥファート
ドルチェ
_ココナッツのビアンコマンジャーレ(ココナッツをマンゴーに変更)
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2回目の訪問(2012.5)
前回訪問時に再訪を約してから3ヶ月半、ようやく、約束を果たせました。
予約の6時半(5分前)に入店すると、カウンターの先客は一組のみ。
前回と同じく、カウンターの一番奥(ここが間違いなく特等席である、と、彼女と意見が一致しています)に案内されました。
前菜一皿目はピセッリ(イタリア産グリーンピース)をペーストにしたものに、雲丹が載ったもの。グラスの底には大麦がいます。普通のグリーンピースとは次元が違う味わいでしたが、全てペーストにするのではなく、実そのままの部分も残っていることにより、複雑な食感・味わいを堪能できる一品でした。
前回の蛸はパスタと一体化していましたが、今回の蛸は前菜二皿目の主役でした。カリカリの生ハムや胡桃などを引き連れて、フワフワに変身した蛸の甘みを十分味あわせてくれました。
魚料理のカジキマグロは、透明なスープの上に鎮座していましたが、その透明なスープの正体にビックリ。トマトだったのです。口に含めば、間違いなくトマトの美味しさだけが広がります。相当手間暇かけて抽出されるようですが、「残りのトマトはどうするのですか」と尋ねたところ、「賄いに使います」ということでした。
ヒヨコ豆とアサリのタリアテッレは、アサリの風味が勝っていましたが、ヒヨコ豆と出会うと穏やかな味に変わります。更に、半分ほどになったところで、添えられたトマトペーストを絡ませると、また新たな味のパスタになりました。
メインの仔羊ですが、添えられていたヘーゼルナッツと合わせたフォアグラのソース(?)が珍しかったです。(無論、美味しかったですが)
前回、「チーズの8クッキアイーニ」を頼んだのですが、二人とも苦手なブルーチーズ系も入っていたこともあり、今回はスルーするつもりでいたのですが・・・・
西嶋氏に頼んで、ブルーチーズ系を抜いて一皿作って頂きました。そして、二人で4本ずつのスプーンに載ったチーズを頂きいたのですが、「大のチーズ好き」というわけでもない私たちには丁度良い分量でした。
ドルチェは「苦み」と「酸味」が際立った大人のお菓子に仕上がっていました。口休めに少量のバニラアイスでも添えられていると、もっと味が際立ったのではないか、というのが私の感想です。
連れの女性が「紅茶」を注文すると、西嶋氏が待っていましたとばかりに、「今日は紅茶の種類がたくさんあるんです」と、3種の紅茶の説明が始まりました。迷った末に彼女が選んだのがダージリンのファーストフラッシュ。色のとっても淡い紅茶で、彼女の感想は「緑茶と紅茶の中間のようで、とても美味しい」とのこと。淹れた後の茶葉を見せて貰いましたが、濃いめの萌葱色で、緑茶の様にも見える不思議な紅茶でした。(紅茶好きの人には当たり前かも・・)
二時間半の食事時間でしたが、サーブのピッチも丁度良く、今回も素敵な時間を過ごさせて頂き、4ヶ月後頃の再訪を約してお店を後にしました。
(今回は、前回訪問時に比べてスタッフの人数が多かったような気が・・・)
2012年5月のメニュー
前菜3種
ピセッリと雲丹
蛸とクレマ ディ フンギ
ホロホロ鳥のロートロ
魚料理
ペッシェ スパーダのアッフォガート
パスタ2種
タリアテッレ ヴォンゴレ エ チェーチ
ウンブリチェッリ 鳩のラグー
メイン
仔羊のストゥファート
ドルチェ
マスカルポーネのパルフェ プロフーモ ディ リモーネ
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初めてのの訪問(2012.1)
連れの女性の誕生日のお祝いでお邪魔しました。
一年前は、クーポンを使ってフレンチのお店に行ったのですが、特にイベントもなく普通の食事で終わっていたため、今年は早くからお店探しをした結果、このお店に決定。
予約を入れたのは、何と3ヶ月前の昨年の10月でした。
皆さんのレビューを読ませてもらいながら、3ヶ月も心待ちにしていたため、相当ハードルが高く上がっていたのですが、その高いハードルを軽々と越えてしまう内容でした。
小雪が舞うような晩でしたが、「半分(タニーチャさん)までは歩きなれた道だから」ということで歩いたのですが・・・。(少しメタボな私には坂道がきつかった?)
地下への階段を降りると、豪華なソファーが・・・。禁煙して1年以上経つ私にはピンと来なかったのですが、喫煙スペースでした。
扉を開けて、彼女の「お誕生日会」が始まりました。
テーブル席に先客がいらっしゃいましたが、カウンター8席では最初の客ということで、一番奥に通されました。
カウンターとは思えない余裕のあるスペースと、ゆったりとした座り心地の椅子に身を委ねたところで「素敵なお誕生日会」が始まりました。
まずは、ワインを嗜まない旨を断った上で、ドリンクを注文。
(ソーダがないということで、「カンパリソーダ」が飲めなかったのは残念でした。ソーダとレモンチェロ、置いていただけないでしょうか。)
前菜1品目の「雲丹と平目とリコッタ」。「良くかき混ぜてお食べ下さい」ということでしたが、雲丹の濃厚な味わいが堪らなく美味しく、更に少量のレモンピールがアクセントとなっていて、小さなグラスの中で小宇宙を作っていました。
私が一番感動したのがパスタ1品目の「マッケローニ ポルポ エ パターテ」。
「蛸が・・・」と、説明で聞いたのですが、それらしい姿は見えず・・・。ところが、手打ちでは珍しいという「マッケローニ(要はマカロニ?)」を口にいれた途端、口中に「タコ」の香り、そして雄大な「海」が広がったのです。「タコって、これほど自己主張するの?美味しい食材だったの?」と、自分に問いかけずにはいられませんでした。
連れの女性はパスタ2品目の「パッパルデッレ コーダ ディ ブーエのラグー」のパスタに驚いたと言っていました。幅4~5cmもあるパスタで、食べ応え満点でした。
「チーズの8クッキアイーニ」は、特にチーズが好きでもない私たちでしたが、「このような、食べ方があるんだ」と感動させて頂きました。(二人共、ブルーチーズは苦手で、何とか飲み込みはしましたが・・・。)
メインの仔羊は、「菊芋」のソースとフリットで、変化のある味わいを楽しめました。
そして、いよいよ本日2人目(彼女)の「お祝い」が始まりました。
照明が落とされ、小さなローソクを懐に抱いたホワイトチョコレートのオブジェが登場しました。(このページで写真は数多く拝見していましたが、実物は想像以上に素晴らしかったです。)
そして、スタッフの方々、同席の他のお客様も一緒になって「おめでとう」とお祝いして下さいました。
ホワイトチョコレートを壊して頂いていると、彼女待望のドルチェが登場。普段の彼女では満足できない量だと思ったのですが、今回はチョコレートもあったので十分だったようです。
(途中、少しだけサーブが遅いかなと思った時がありましたが、十分許容範囲でした)素敵なお店だと時間が経つのが本当に早く、あっという間の3時間半でした。
そして、斉藤シェフに再訪をお約束してお店を後にしました。
スタッフの皆さん、素敵な「時間(とき)」をありがとうございました。
私のレビューが、2012年1月では最初みたいなので、1月のコース内容を残しておきます。
前菜3種
雲丹と平目とリコッタ
ミルツァ シチリアーナ
インサラータ ディ スカンピ
魚料理
真鯛のサルサ ボッタルガ ディ トンノ
パスタ2種
マッケローニ ポルポ エ パターテ
パッパルデッレ コーダ ディ ブーエのラグー
メイン
仔羊のストゥファート
ドルチェ
アールグレイとミントのプロポスタ
3位
5回
2023/09訪問 2023/11/21
13回目の訪問(ランチ)(2023.9)
8月8日にアイドルを卒業した推しの、新しい仕事(イラストレーター)の初めてのイベントが、原宿で開催されることになり、それに合わせてランチをこちらで頂くことにしたわけです。(劇場を予約しようとしたのですが、カウンター席が空いてなく、一人で個室を使うのも嫌だし、ということになりました。)
ノンアルカクテルの「モヒートレモネード」をお願いしてから、プリフィックスメニューを眺めながら、メニュー以外の選択肢についての中村オーナーの説明を聞きます。
そして選んだのが、前菜「温かい穴子の赤ワイン煮込みとじゃが芋のピューレ ワイルドライスとごぼうのフリットと共に」、肉が「カナダ産・牛肉サーロインのグリエ ボルドレーズソース」、デザートはさっぱりしている、ということだったので「和梨のコンポートとソルベ すだちのジュレ クリームチーズのムースとレモングラスの泡」。また、この日の魚料理は「愛媛の真鯛」ということでした。
前菜の穴子も美味しかったですが、この日のベストのお皿はデザートでしょう。
私にとって「コンポート=桃」という勝手なイメージがあったのですが、上品な甘さの和梨のコンポートを、すだちやレモングラスの香りが上手に引き立てていて、とても素敵な一皿でした。(真っ白でよく分からない写真になってしまいましたが・・・)
気持ち良いピッチのサーブで、お店を出るまで一時間かからないランチでした。
12回目の訪問(ランチ)(2022.7)
リタイアしてから、食事だけのために東京まで出かけるということがなくなり、「博多からの帰り道に寄る」というパターンばかりになってきています。
今回も博多でのコンサート帰りです。
30分ほどの余裕を持って予約しておいたのですが、飛行機が30分遅れ、お店に着いたのはほぼ予約時刻の12時5分でした。先客は2組7名で、最終的には満席でした。
まずドリンクをミモザでお願いしたのですが、「シャンパンに桃のシャーベットを入れたカクテル」を勧められ、そちらをお願いしました。
プリフィックスメニューを眺めます。元々の値段が超破格だったのですが、値段が改定されていました。(4年の間に3,850円→6,600円)
例によって、「本日の○○」の説明を中村オーナーがして下さいます。今まで、「4品のコースに前菜一品を追加」というパターンにしていたのですが、最近の食事量を考えて、追加無しとして、前菜は「グリーンアスパラとじゃがいもの冷たいヴィシソワーズポタージュ」、肉料理を「イベリコ豚のロースト(本日の肉料理から)」、デザートを「メロンのコンポートとソルベ」を選びました。ちなみに魚料理は「尾長鯛のグリル」です。
そして、冷前菜をいただきながら、後客への中村オーナーの説明の「鱧」が気になってきました。「パンで調整しよう」と無理やり自分に言い聞かせ、結局前菜を追加してしまいました。
鱧も美味しかったですが、この日一番のお皿は魚料理の「尾長鯛」でしょう。薄くスライスされた「すだち」が爽やかで、ホッとさせてくれる一皿でした。
年に1回程度は通いたいと思うお店です。
11回目の訪問(ランチ)(2018.3)
17年の3月までは、仕事の関係で恵比寿に訪れる機会が何度もあり、「昼休みランチ」を楽しんでいたのですが、その後なかなか訪れるタイミングがありませんでした。
仙台のコンサートの一泊二日の行程を考えている時に、大宮で東北新幹線を降りて埼京線を使えば、渋谷に丁度お昼頃に着くことに気付き、早速予約を入れて、満を持しての11回目の再訪です。
お店に到着したのは、ほぼ予定通りの11時50分。
日曜日のランチタイムのため、テーブルに空きはなく、カウンターに席が用意されていました。
今日は仕事中ではないため、アルコールをいただくことが出来ます。キールロワイヤルで一年ぶりのランチが始まりました。当然今回も「ムニュー ルミエール(前菜、魚料理、肉料理、デザート)」に、前菜を一品追加、というオーダーです。
前菜は二品ともメニューに載っていない「本日の前菜」からです。まず、冷前菜として選んだ「ホタルイカ」ですが、カブのブランマンジェが下にあり、その上にレモングラスのジュレが乗っていて、更に、からすみとイカスミを板状にした、一見「海苔」のようなものが添えられています。新鮮な「ホタルイカ」を存分に楽しむことの出来るお皿に仕上がっていました。
温前菜は追加料金のかかる「ホワイトアスパラと蝦夷アワビ」。アワビの肝のソースが「キモ」でした。
魚料理は「和歌山のスズキ」、肉料理は「牛ハラミのロースト」を、そしてドルチェは「オレンジのシブースト レモングラスのグラニテとオレンジのソルベ」をいただきました。
カフェオレをまったりといただき、今回も大満足のフレンチランチでした。
10回目の訪問(ランチ)(2017.3)
5ヶ月ぶりになってしまった再訪ですが、今回は若干ゆっくり目のサーブで、トータル1時間半のランチです。
そして、今回もプリフィックスの「ムニュー ルミエール(前菜、魚料理、肉料理、デザート)」に、前菜を一品追加するお決まりのパターンにしました。
今回も全て美味しくボリューミーだったのですが、特に前菜の二品(冷前菜:サワラの炙りマリネと新玉ねぎのアイス エストラゴンの香り、温前菜:白アスパラと山菜)は最高でした。
次回は、ディナーにお邪魔しようと思っています。
9回目の訪問(ランチ)(2016.10)
今回は二人でうかがいました。
前菜は例によって一品追加して、「本日の前菜(くぬぎます)」と「さんまの炙りとフリット」、お肉は「山形豚ロース肉」、デザートは「球体モンブラン」をお願いしました。
最近慌ただしい昼休みランチばかりでしたが、今回はゆったり(2時間弱)とした時間を過ごすことが出来て幸せでした。
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8回目の訪問(ランチ)(2016.7)
今年3回目となるノンアルの昼休みランチです。
前菜は「ハモのフリット クレソンのアイスと共に」と本日の前菜から「イカ」、本日の魚料理は歯応えのある「ホウボウ」、そして本日の肉料理から「牛ハラミ」でした。そして、デザートは「メロンとプリンのムース」、カフェはマキアートをお願いしました。
今回のベストはデザートでした。メロンの甘みは勿論ですが、焼きメレンゲが口の中で溶けていく感じが私には気に入りました。
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7回目の訪問(ランチ)(2016.4)
再々度の昼休みランチです。
飲み物は「ノンアルビール」と「ノンアルカクテル」。
前菜・追加前菜は「海老のポワレとさくら海老のチップ レモンのソース」と本日の前菜から「ホワイトアスパラ(今回も)」、本日の魚料理は「あずきはたのソテー」、そして本日の肉料理から「仔牛のグリル」でした。
前回のホワイトアスパラも美味しかったのですが、今回のそれのボリュームたるや・・・。驚きの太さでしたが、大味ということはなく前回以上に美味しかったかもしれません。
とても柔らかくて甘い筍が添えられた「仔牛のグリル」が今回の中では一番だったでしょうか。
今回も休み時間を5分間オーバー(11:50~12:55)でしたが、満足できるランチでした。
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6回目の訪問(ランチ)(2016.2)
今回も昼休みランチです。
飲み物は「ノンアルビール」と大人の味の「自家製ジンジャーエール」。
そして前菜・追加前菜は「イカ」と「ホワイトアスパラ」、魚料理は「サワラのソテー」(写真撮り忘れです)、メインは「牛のグリル」でした。
食後のドリンクにハーブティーの「菩提樹」をチョイス。初めて頂きましたが、薄い黄色の綺麗な色で、仄かな甘さに癒やされました。
今回、下書きを書くまで、訪問からの時間が空いてしまったため、全て美味しかったとしか言えないのですが、その中のベストは、いろいろな山菜と一緒に独自の世界を築いていた「ホワイトアスパラ」でした。
12:00~13:05(それでも休み時間を5分間オーバーです)という短い時間のランチでしたが、今回も濃密な幸せな時間を過ごせました。
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5回目の訪問(ランチ)(2015.11)
近くに仕事で訪れる予定ができ、昼休みの時間を調整してランチに伺いました。
今回は仕事中ということもあり、飲み物は「ノンアルビール」のみ。
そして前回と同じく、今回も前菜の1品追加をお願いしました。
一品目の冷前菜「海老のマリネとレモングラスのムース ゆずの香り」。レモングラスの香りと僅かな苦味が口中で爽やかに広がり、海老の甘さを引き立てていました。
温前菜は「くぬぎマスのミ・キュイ 燻製芋のピューレと共に」。
そしてこの日の魚料理、「イサキのソテー」ですが、上に、殆ど透き通っている桂剥きの大根が乗っていました。少し焦げたイサキの皮が美味しく、あっという間に完食です。
メインは「猪のグリル」。銀杏・栗・キノコなどの過ぎ去る秋を惜しむような盛り付けです。猪は、豚というより、牛の赤身にも似た味わいでした。
そして、デザートの「球体モンブラン 栗のアイスと共に」を「カフェオレ」と一緒に頂き、1時間20分の昼休みランチを終えました。
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4回目の訪問(ランチ)(2015.7)
久しぶりの訪問になってしまいました。
お店に着いたのは予約の12時より少し早く11時45分。ただ、11時半の予約が多かったということで、一つのテーブルを残して席は埋まっており、私の席はカウンターに用意されていました。カウンターの椅子は4つあるので、いわば4人掛けのテーブルを独占しているようで、ランチの前から気分は上々です。
一杯目のドリンクに「ミモザ」をお願いし、土曜日のおひとり様ランチの開始です。
今回も前回と同じくプリフィックスのコースを選んだのですが、サプレマシー さんのレビューで気になっていた、「フォアグラのさくらんぼ」は、前菜の選択肢に入っていません。「若干追加料金が発生しますが」ということだったので、迷わず追加でお願いしました。さくらんぼが出回っている時期限定ということなので、今年はもうすぐメニューから消えてしまうそうです。肝心の料理ですが、見た目もキュートで素敵なのですが、味も素敵でした。敷かれたココアパウダーを少し付け、2種類の岩塩で頂くのですが、わずかにさくらんぼの香りをまとったフォアグラは口の中で溶けていきました。
ここで、ミモザが空になり、ビールでも頂こうかとも思ったのですが、なぜかワインを欲しくなり、結構さっぱり目の白を頂くことにしました。
二品目の前菜は「海老と焼きナスと生ハムのジュレ 紫蘇の香り」。ガラスの器の中にナスが見えません。「下の方に入ってますよ」ということだったのですが、思いの外深さのある器で、確かに下の方にたっぷりの焼きナスが隠れていました。旬を迎えたナスの瑞々しさを十二分に味わいました。
魚料理を食べ終わる頃にようやく白ワインも空になり、大してアルコールに強くない私は結構いい気分になっていたのですが、メインのお肉に合う赤ワインをリクエストです。結構しっかりした深みのある赤を頂きました。ただし、量は白の時の半分以下ぐらいでお願いしました。
メインのお肉は「夏鹿のフィレ肉」。ジビエの入門編という感じですが、牛に比べてあっさりした赤身を満喫です。
デザートは、ブログで美味しそうだとチェックしておいた「アールグレイのジュレを纏ったパイナップルのコンポートとソルベ、ココナッツムースと共に」を。デザートの追加は500円ということなのですが、とても500円で食べられるとは思えないボリュームと美味しさでした。
今回もカッフェは「ミルクティ(ウヴァ)」。実は、前回のタイトルが「紅茶に添えられるミルクって温かいのが普通なのですか?」だったのですが、単にコーヒー派で紅茶を頼んでいないだけの世間知らずだっただけで、別のお店でもやはり温かいミルクが添えられていました。
2時間弱の満足すぎるランチを終え、オーナーとシェフの二人そろっての見送りを受けて、ほろ酔い気分でお店を後にしました。
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3回目の訪問(ランチ)(2014.10)
お一人様ランチで伺いました。
案内されたのは、一番奥の2人掛けのテーブル。入り口を見る形で座りました。
今回お願いしたのは、プリフィックスでメインが魚と肉の二皿付いている「ムニュー ルミエール」に、前菜を1品追加しました。
まず、ビールをゆったりと飲んでいると、まず一品目の前菜、「北海道の秋刀魚(本日の前菜)」の登場です。ピンと元気よく立っている尾っぽを食べるのは遠慮しましたが、深まる秋を感じさせてもらいました。特に、竹炭で包まれた方は、まったり感と甘みが絶妙でした。
二品目の前菜は、「赤海老のポワレとムース 白ハマグリのナージュ仕立て」。お皿の周りを海老の殻を粉末にしたものが飾っていて、運ばれてきた瞬間に香ばしさが漂ってきました。プリプリの身もハマグリのナージュ(スープより濃く、ソースより薄い液体ということらしいですが)も当然美味しかったのですが、やっぱり一番は、口の中を傷つけないように注意しながら食べた「カリカリの頭部分の殻」でした。海老の香りは、「殻」にあるのでしょうね。
本日の魚料理は「和歌山のホウボウ」で、相当量のマスカット(多分)が添えられていました。。
(自分で選んだのですが)海鮮が3品続くことになってしまいましたが、それぞれ趣が異なり、しっかり楽しめました。
肉料理も「本日のお肉料理」を選んでしまい、このレビュー用にと折角メニューを頂いて帰ったにも関わらず、正確にメニューを書けたのはデザートも含め「5分の2」ということになってしまいました・・・。
デザートは、「焼きたてのフォンダン・キャラメル りんごのキャラメリゼとラムレーズンのアイス」。フォンダン・キャラメルに刃を入れると、とろーりとキャラメルが出てきました。ラムレーズンのアイスが、全体の甘さを引き締めていました。
カッフェは、どういう気の迷いか、「ミルクティ(ウヴァ)」。そもそも、このようなお店で紅茶を頼むことは殆どなく、ましてミルクティは初体験。で、驚いたのが、ミルクが温められていたこと。中村さんによれば、「このようなお店では温めて提供することの方が多いのではないか」ということでしたが、「アラ還」になるまで生きてきて、添えられているミルクが温かかった経験が無かっただけに、ビックリ、な、経験でした。
土曜日のお昼、ゆったりとした気分で一人で頂いたランチでした。
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2回目の訪問(ディナー)(2014.5)
4ヶ月目の再訪です。前回、中村オーナーから「半年以内に・・」と言われていたのですが、連れの女性から「プリフィックスコースに行きたい」という強いリクエストがあり、異例の早さでの再訪となりました。
今回案内された席は、前回と同じ左手のテーブル席でしたが、中程ではなく一番奥。この席からだと、鏡に映るのは、入口と反対側のテーブル席だけ、ということで、前回レビューで紹介した大きな鏡の良さが生かせませんでした。
中村さんから丁寧にメニューの説明を受け、散々迷った末に肉料理は一緒で「イベリコ豚」、前菜は「くぬぎ鱒のマリネ」を二人、「えびのタルタル」を私、「冷製ポタージュ」を連れの女性、とチョイスが終わり、シャンパンのカクテルとビールで乾杯して、ディナーの始まりです。
「三種のアミューズ」これは、おまかせコースと共通のようで、今回も楽しくいただきました。
アミューズを食べながら、前菜の説明の中で引っかかっていた、「白アスパラ」がどうしても食べたくなり、「追加で私の分だけ」お願いすることにしました。(後で考えると非常識だったのですが)
前菜一皿目「静岡県くぬぎ鱒のマリネ 西洋わさびとライムのムースと共に」。クネクネとカーブを描いているソース(ムース)の上に、鱒や野菜が置かれているのですが、ソースの味わいが一様ではなく(その箇所によって柑橘(ライム)が強く感じられたり、そうでなかったり)、これもまた楽しみながら美味しくいただきました。
前菜二皿目「(追加の)北海道産白アスパラとホタテ」。何と、二人分登場です。「サービスです」、と中村さん。考えてみれば、「私だけ食べていて、彼女が眺めている」というシチュエーションは絶対おかしいですし、このような注文の仕方をしたことを「深く反省」です。連れの彼女のこの日のベストチョイスはこのお皿、とのことでしたが、ビックリするほど大振りなホワイトアスパラ、相当な量のホタテ、「北海道の最強タッグ」といったところでしょうか。
前菜三皿目「冷たいえんどう豆のポタージュ トマトの泡と共に」は彼女。
そして、私は、私のこの日のベストのお皿「えびのタルタルとカリカリのえびのチュイル」。えびのチュイル(薄焼きのクッキー?)ですが、ただのえびではなく、「桜えび」なのです。口の中で広がる「私の大好きな桜えびの風味」。幸せな時間でした。
魚料理「金目鯛にいろいろな山菜」。魚のボリュームもあり、色々な調理方法の山菜と合わせていただくと初夏の雰囲気を感じられたような気が・・・・。
肉料理「イベリコ豚肩ロース肉のロースト」。
デザート「ビスタチオのムースとフランボワーズのガトー(彼女)」「さくらんぼとマンゴーのムースを包んだチョコレートの球体(私)」
どの料理も最高に美味しく、かつボリュームもたっぷりあり、更にサーブされるピッチもちょうど良く、素敵な2時間半を過ごしました。
「鴨」を食べたい、という彼女の希望もあり、10月に再訪を約してお店を後にしました。
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1回目の訪問(ディナー)(2014.1)
連れの彼女の誕生日ディナー、ランス・ヤナギダテ さん、イル テアトリーノ ダ サローネ さん、そして昨年のフロリレージュ さんに続いて4年連続になります。
このお店については、ベリータルト さんの1,000件目記念レビューやおひとり様レビューで私淑(?)しているnao... さんのレビューを見て、今回も2ヶ月前から予約しており、「彼女の期待度はMax、ハードルも相当上げた状態」で伺いました。
広尾駅、いつもの3番出口ではなく2番出口を出てから約10分歩き、無事到着。大通りに面しているマンションの1Fですが、少し奥に入っているため落ち着いた雰囲気です。こちらの姿を認め、ステンレス製のガラスの扉を開けて出迎えていただきました。
案内されたのは入って左側のテーブル席。背中にカウンターを背負う形で座りましたが、思わず嬉しくなりました。それは、「壁に鏡」があること。今回、このお店の店内写真を改めて確認したのですが、この鏡の入った壁はありませんでした。要は、写真を撮っている女性の皆さんは壁際に座っているのでその有り難さがわからないのかも知れませんが、いつも壁に向かって座っている男性にとって、背中の光景(スタッフの立ち居振る舞いや他のお客さんたちの情景)を少しでも伺えることがどれだけ嬉しく楽しいものか・・・。(そういう意味では、劇場のカウンターは最高です。)
予約しておいたのは「おまかせコース(全8皿):10,500円」。メインはジビエ(中村さんが撃ってきたというキジバトも含め)の説明も一通り聞いたのですが、二人共無難に「和牛リブロースのロースト」を選択し、私がシャンパン、彼女はイチゴとオレンジのシャーベットにシャンパンを注いだカクテルで乾杯し、誕生日ディナーが始まりました。
「三種のアミューズ」 段々畑を思わせる黒い陶器の皿に並んだ3品はいずれも美味しく、あっという間に食べきってしまいました。
2皿目の「平貝と帆立のロティ」。キャビアの塩味が全体を引き締めており、今回のコースの中では一番さっぱりとした仕上がりになっていました。
そして、濃厚な香りが漂ってきました。これ、多分、きっと、間違いなく「フォアグラのたい焼き」だろう、と、期待を膨らませてサーブを待っていたのですが、彼女のテーブルにサーブされた料理はどう見ても「たい焼き」ではなく、「あれっ」と思いながら、私のテーブルに置かれた料理に目を落とすと「たい焼き」でした。思ったままそのことを女性スタッフに伝えると、「そうなんです。後ろからは見ないでください。」ということで・・・。ただ、たっぷりの、そして濃厚なフォアグラの脂・甘さをその「皮」と下に敷かれた「ジャガイモのピューレ」が程よく整えていて、最高の味に仕上がっていました。
次のお皿は、これまた濃厚なポタージュ状のヴルーテ(ヴルーテというのはルーをブイヨンでのばしたものでソースにすることが多いらしいのですが)に皿の周りに載せられているトリュフを落としながらいただくのですが、「フレンチを頂いている」という感じを強く感じる一品でした。
魚料理は「ヒラメ」。キノコのソースがかかっているのですが、「(多分)ゴボウの香り」が食欲をそそり、これもあっという間に完食です。
メインの和牛(A4リブロース)はこれもまた濃厚な味付けのポルトソースによって、「フレンチ」らしいお肉になっていました。
デザートの1皿目の「マスカルポーネの最中」(ソルト バイ ルークマンガン さんのフォアグラのどら焼きを思い出しましたが)、彼女が「お餅が入っている」と言いだしました。そう言われると、そのような気がしてきて、中村さんに確認してみると笑いながら「見つかってしまいましたが。求肥が入っています。」ということでした。
デザート2皿目は、ローズオットー(精油)を一滴落としたようなバラの香りに溢れたもので、その香りに酔ってしまうような誕生日にふさわしいデザートでした。
小菓子のプレートがメッセージプレートになっており、ロウソクも・・・。今回も素敵な誕生日ディナーになりました。
全体を通じての感想は、「フレンチらしいフレンチ」をしっかり頂いた。というところでしょうか。イタリアンのお店に伺うことが多いため、どうしても濃い目の味付けに感じてしまうのですが、全てのお皿に満足しました。
お店を後にする時、見送りに出てくれた中村さんに、「今年中にはプリフィックスのコースを頂きに来ます」と言うと、「是非、半年以内くらいでお願いします」と言われました。
4位
19回
2020/02訪問 2020/05/23
21回目の訪問
飛び石連休の月曜日。博多から朝早い飛行機で帰ってきたため、美味しいピッツァをいただこうとやってきました。
店に着いたのは1時35分。駐車場に2台停まっているのが見えてがっかりしたのですが、何とその内一台はちょうど帰るところでした。手前で待機し、入れ替わりに駐車しました。私の前を走っていた県外の車は、様子が分からずに通り過ぎ、その後戻ってきたものの、店内が満席なのを確認して、外観の写真だけ撮って帰って行きました。
ラストオーダー20分前というのに、空いているのはカウンター席だけです。
メニューを眺めて、この日が平日だということに気付きました。2年ぶりの平日ランチです。
ランチの値段は、基本1,100円均一になっており、サラダとソフトドリンクも付くのですから、平日ランチのコスパは半端ではありません。
注文したのは「+200円」の「生ハムをのせたマルゲリータ&焼き豚と卵とたけのこ(ハーフ&ハーフ)1,300円」。ドリンクはジンジャーエールをお願いし、テイクアウトとして「しらすと卵と青海苔&4種のチーズ(ハーフ&ハーフ)1,000円」も頼みました。
先客の注文がたまっていたため、提供されるまで若干時間がかかった(30分近く)ものの、3ヶ月ぶりのKENNYのピザを食べることが出来て大満足でした。
今回伺ったのは開店時間ピッタリの11時。表に二人連れの中年女性が待っているだけでした。
店内に入り、自らカウンター席に座ります。今回、久しぶりに「ボローニャソーセージのサラダ:650円」をいただいて、その分ノンアルビールを我慢しようと決めていたのですが、「メニューには書いていませんがハーフサイズもありますが」ということを聞き、注文したのは「しらすと卵と青海苔&うずわコーン(ハーフ&ハーフ)1,000円」と「ボローニャソーセージのサラダ(ハーフサイズ):450円」の計1,450円。
うずわコーンはタマネギが味・食感共アクセントになっていて、なかなかでした。
しらすと卵と青海苔、の方は、昨年3月の感想通り青海苔との相乗効果なのか、「海らしさ」を感じる仕上がり」になっている存在感抜群のしらすがそこにありました。
今回初めて表の席で食事する客を見かけました。愛犬と一緒に食べるためには、寒さも関係ないのですね。
今回も2時過ぎに伺おうと思っていたのですが、たまたま「営業時間 ランチ 11:00~14:00 (LO) 14:30 (閉店)」と記載されているのを見つけ、少し早め(1時40分)に着いたのですが、先客が帰ったばかりのようで、4人掛けのテーブルに案内されました。
注文したのは「アスパラとサラミと卵&ブロッコリーとしらすと小海老(ハーフ&ハーフ)1,100円」(上いずれも黒板メニュー)と「ノンアルビール:400円」の計1,500円。更に、別途お出かけ中の妻のために、テイクアウトで「塩辛とじゃがいも&さばみりんとクリームチーズ(ハーフ&ハーフ):1,100円」もお願いしました。
夕方に、テイクアウトの品も一切れずつ食べてみました。干物がピザに合うことはわかっていて、「さばみりんとクリームチーズ」は予想通りの味でした。一方、若干心配していた「塩辛とじゃがいも」も焼かれることによって、塩辛が味変していてこれもまた美味しく仕上がっていました。
最近の週末の予定は結構混んでいるのですが、お盆の9連休はほぼ引きこもり状態です。
ということで、2ヶ月連続で、大好きなピッツァを食べに出かけました。前回、2時過ぎに伺ってあっさり席に着けたので、今回も2時を目処に伺ったところ、先客は一組だけで、大正解でした。
注文したのは「アスパラとサラミと卵(黒板メニュー)&焼き豚と卵とたけのこ(ハーフ&ハーフ):1,200円」と「ノンアルビール:400円」。焼き豚の量が昨年末より多くなっているように思ったのですが、気のせいでしょうか。
「あじの塩干しといぶりがっこ&さばみりんとクリームチーズ(ハーフ&ハーフ):1,100円」をお土産用に購入し、お店を後にしました。
少し間が空きました。4ヶ月ぶりになります。
2時20分。「ランチタイムは2時半まで」という記憶があり、「テイクアウトでもいいかな」と思いながら伺ったのですが、2時半がラストオーダーで、ランチは3時まで営業している、ということで店内へ。
今回は連れがいるため、ピッツァとパスタを頼むことにしました。
注文したのは「ボローニャソーセージと卵&生ハムをのせたマルゲリータ(ハーフ&ハーフ」と本日のパスタの「青貫水産さんの塩辛のクリームパスタ」。そして、連れがビール、私がノンアルビールです。
ピッツァは安定の美味しさですが、パスタの方も昨年暮れの印象とは違い、塩辛の加減がちょうど良く、とても美味しくいただきました。
前回、「存在そのものが無くなって」と書いた「ガチャガチャ」ですが、床に置かれていました。前回はカウンター席だったので、見逃したのかもしれません。
2ヶ月続けての訪問です。
運良くカウンター席は空いていました。
今回注文したのは「焼豚と卵とたけのこ(前月も食べたのに・・・)」と「菜の花としらすと桜海老(黒板メニュー)」の「ハーフ&ハーフ:1,200円」と「ノンアルビール:400円」
安定の美味しさでしたが、「桜海老」の存在感が薄かったのが「桜海老大好きおじさん」の私には若干残念でした。
先月「準備中」となっていた「ガチャガチャ」は、存在そのものが無くなっていました。
11時半ジャストに伺ったのですが、それから10分足らずで満席です。
カウンターに座ったのですが、今までと雰囲気が変わっています。存在感タップリだった黒板メニューが厨房入口の上部に引っ越したため、大きめの空間ができ、そこへ「準備中です」と書かれたガチャガチャが置かれていました。
メニューも一新したようで、黒板メニューから何品かがグランドメニューに昇格し、「うずわ」のメニューも増えています。頑張って、以前のグランドメニューのピッツァをコンプリートしたのですが・・・。
今回は「焼豚と卵とたけのこ」と「生ハムをのせたマルゲリータ」の「ハーフ&ハーフ:1,250円」。「生地の配合を変えた」ということでしたが、ただ美味しいだけで、私の舌ではその違いがわかりませんでした。(^_^;)
なお、今回のメニューから「ハーフ&ハーフは高い方の値段」ということが明記されました。
結構な頻度で伺っているこのお店ですが、今回は少し間が開いてしまい、4ヶ月ぶり、14回目の訪問(レビューは12回目)になります。
この日は連れがいたため、「ボローニャソーセージと卵 白トリュフの香り」と「富士屋精肉店さんの焼き豚とたけのこと卵のピザ」の「ハーフ&ハーフ:1,200円」と、「本日のパスタ(塩辛と青海苔のクリームパスタ):1,000円」をシェアすることにしました。
ピッツァはいつも通りに文句ない美味しさです。
パスタも当然美味しいのですが、この日のパスタは塩辛が効きすぎていて、青海苔とのバランスが少し取れていないように私には感じました。
お店に着いたのは11時35分。珍しく駐車場は2台とも空いていました。
店内に入ると先客がいないため、久しぶりに二人がけの席に座り、注文したのは黒板メニューでまだ頼んだことがない「三種のハムと卵のピザ(白トリュフの香り):1,200円」と「夏野菜のピザ・サラミとうずわ:1,100円」のハーフ&ハーフ。
カウンター席には、テイクアウト用のピッツァが3枚と2枚用意されていました。(いずれも私が食事中に取りに来ました)
「三種のハムと卵のピザ」最高でした。
最近、体重のことを考えて耳の部分を残すようにしているのですが、ここのピッツァの耳を残すのは勇気がいります。耳までしっかり美味しいので・・・。
ほぼ毎月(以上)のペースで伺っていたのですが、2ヶ月ぶりの再訪です。
開店5分前に着いたのですが、2台の駐車場のうち1台はまだ空いていました。隣の車のご夫婦(?)は、お店の前で待っていますが、私はクーラーの効いた車内で待つことにしました。
開店時間の11時30分丁度に、店内のカーテンが開きました。
カウンターに座り注文したのは「ノンアルビール:400円」と「生ハムをのせたフレッシュトマトのマルゲリータ & 冨士屋精肉店さんの焼き豚とたけのこと卵のピザのハーフ&ハーフ:1,200円」。たけのこ以外は昨年12月に頂いたものとまるっきり同じ内容です。そして、焼き豚のピッツァ、今回も抜群の美味しさでした。
滞在時間16分の最高のランチを終え、ムンムンとした小さな車に戻りました。
いつものように、開店時間の11時半を目指して伺いました。
すでにテーブルには先客がいるのを見て、自らカウンターに。
パスタとドルチェピザを先月いただいて、一応メニューの殆どを食べ切った、ということで、今回は黒板メニューからまだいただいていない2種類のハーフ&ハーフをいただくことにしました。
選んだのは「真鶴産ニューサマーオレンジのコンフィチュールと4種のチーズ」と「新じゃがいもと青貫水産さんの塩辛のピザ」。
塩辛のピザはほぼ予想通りのあじでした。雰囲気としては「白のうずわ」に似ていて「潮」を感じさせる出来上がりで、じゃがいもの甘さが塩辛の「とんがった」感じと上手く調和していました。
それより感激したのが「ニューサマーオレンジのコンフィチュール」。それだけで十二分に美味しいクアトロフォルマッジにトッピングされた「甘味8割、苦味2割」のコンフィチュールが絶妙なアクセントを与えてくれていて、ワンランクアップした美味しさのピッツァに変身していました。
この日は小さい子供連れの家族(2階)ともう一組のカップルも予約で訪れていて、私が帰るときには満席の状態でした。土曜・休日は、ランチでも予約した方が良いかもしれません。
3月にピッツァのグランドメニューを全て制覇し「パスタもいただいてみよう」ということで、「本日のパスタ(1,000円)は何ですか」と尋ねると、「ほうれん草と生ハムのクリームソース」とのことで、どちらかというとクリームソース系が好きな私は即決定です。
提供されたパスタは、クリームソースが結構柔らかめですが、具材の量も丁度良く、レベルの高いものでした。ただ、ピッツァのレベルが高すぎるため・・・。
というわけで、結構お腹いっぱいになっているにもかかわらず「ドルチェピザ(包み焼き きなこたっぷり和風ドルチェピザ[あんこクリーム・バニラアイス]):700円」を追加注文です。
世の女性方が「甘い物は別腹」とおっしゃっていますが、全くその通りで、あんことバニラアイスの上品な甘さのピッツァはあっという間にお腹に収まってしまいました。
昨年11月の初訪以来すっかりハマってしまっているこのお店ですが、今回でレギュラーのピッツァメニューをコンプリートしてしまいました。
土曜日の開店直後(11時35分)に伺ったのですが、奥のテーブルに老夫婦の先客がいたため、カウンターに。
注文したのは、まだいただいていない「しらすと卵と青海苔 & 赤のあじ のハーフ&ハーフ:950円」と「ノンアルビール:400円」なのですが、前回の夜に隣のテーブルで食事されていた食べるの大好き女子 さんが注文していて気になっていた「ボローニャソーセージのサラダ:600円」も欲張ってしまいました。
「赤のあじ」は想像通りの味でしたが、「しらすと・・・」の方は想像を越えていました。「しらす」がパスタやピッツァに使われることは結構あるのですが、その存在感の薄さにいつも期待を裏切られてきました。このピッツァは違うのです。青海苔との相乗効果なのか、「海らしさ」を感じる仕上がりになっていました。
それにしても黒板メニューを含めて十数種類のピッツァの「いずれもが抜群に美味しい」というのは奇跡的だと思います。
メニューの右上にある「本日のパスタ」も気になっているのですが・・・。
この日は日曜日。混んでいることが多いので、開店時間の11時30分ジャストに伺いました。
というわけで、先客はいなく、一番奥のテーブルに座り、注文したのは「Mixピザと辛いサラミとオリーブのハーフ&ハーフ:900円」。喫茶店メニューの代表格のMixピザですが、ソースが違うので、やはり本格ピッツァになっています。糸唐辛子もトッピングされたピッツァは、私にはちょうどよい辛さです。私は使いませんでしたが「辛いサラミとオリーブ」用に、このお店で初めて「唐辛子オイル」と「タバスコ」が一緒にサーブされました。タバスコも用意しているのは、タバスコに慣れているお客さんのためなのでしょう。これで、グランドメニューの10種のピッツァのうち8種類をいただいたことになり、次回の注文は残りの2種類である、「しらすと卵と青海苔」と「「赤のあじ」に決まりました。
この日の夜にも伺って幸せな時間を過ごしたのですが、写真がメニューしかないため、レビューは省略です。 _(._.)_
この日は平日(11時40分頃)に伺いました。
先客はいなく、一番奥のテーブルをすすめられ、メニューを眺めます。休日のメニューと変わらないように見えますが、右上に「ピザのお値段にミニサラダとソフトドリンクが付くサービスランチです。」と書かれています。更に、右下には「平日限定!ピザのおかわりどれでも1枚\500」、コスパも最高です。
この日は冷え込んでいるので、サラダがスープに変更になるということですが、それは大歓迎ですし。
この日頼んだのは「ハムマヨコーンと白のうずわのハーフ&ハーフ:900円」。MIXピザと共にいかにも喫茶店のメニューにありそうな「ハムマヨコーン」ですが、ハムと生地のレベルが違い、しっかり美味しいピッツァです。「白のうずわ」は赤のうずわと同様、最後に潮の香りが追いかけてくるような絶妙な味付けです。私的には、白の方がより好みですが・・・。
サラダの代わりのスープのホッコリ感も最高でしたし、まだ当分通いそうです
夜に伺ったばかりなのに、その1週間後のランチタイムに一人で再訪です。
今回もほぼ開店時間に到着したのですが、既に先客が2組いて、残っているテーブルは一つだけ。状況を判断して、自らカウンター席に座りました。
今回伺ったのは、前回の夜の「ハーフ&ハーフ」をもう一度食べたかったからです。そう、3人でシェアしたのですが、その量では我慢できずに「独り占め」したい、ただそれだけの思いでの再訪です。
その「ハーフ&ハーフ」は、「生ハムをのせたフレッシュトマトのマルゲリータ & 冨士屋精肉店さんの焼き豚と卵のピザ:1,200円」です。生ハム(少しサービスしてくれたみたいですが)と焼き豚でピザ生地が見えなくなっています。
どちらか片方だけでも再訪する価値が十分あると思うのですが、特に「冨士屋精肉店・・・」のピッツァは最高でした。
前回のランチの次の週末、夜6時前に3人で伺いました。
頂いたのは「前菜盛合せ5種:1,500円」「海老とマッシュルームのアヒージョ:600円」「ハーブソーセージの鉄パン焼き:500円」とハーフ&ハーフのピッツァを2枚。
ドリンクも全部で5杯いただいたのですが、それでも一人あたり約2,500円。美味しさとコスパ、いずれも最高でした。
大体一月の間に、テイクアウトも含めると「4回」ここのピッツァを頂いているのですが、ますます夢中になっています。
11月の初旬にうかがったのですが、その味が忘れられずに、一月経っていないのにまた伺いました。
今回伺ったのは11時32分。開店時間の2分後です。先客はいなく、入口近くの4人掛けのテーブルに座り、注文したのは、同じトマトソースということで「マルゲリータと赤のうずわのハーフ&ハーフ:850円」。そして、前回と同じく「ノンアルコールビール:400円」です。
「マルゲリータを食べれば、その店のレベルがわかる」とよく聞くのですが、トマトソースよりもチーズ系のピッツァが好きなため、意外なほど食べていません。
そして、10分足らずで提供されたピッツァですがやはり、美味しいのです。シンプルなマルゲリータですが、思わず頬が緩んできます。一方、「赤のうずわ(宗田鰹)」ですが、干物がペースト状になっているため、「干物感」はありませんが、仄かに潮の香りが感じられます。前回いただいた「白のあじ」は結構あじが主役級の働きをしていましたが、こちらのうずわは好脇役という感じです。
私のピッツァを焼き終えると、若いご主人が出かけていきます。その間に、二組(計5人)の客が入ってきたため「大丈夫かな」と心配していたのですが、直ぐに帰ってきました。そして奥さんが、黒板のメニューの「富士屋精肉店の焼き豚と卵のピザ」に貼られていたテープを剥がしました。向かいのお肉屋さんに「焼き豚」を仕入れに行っていたようです。
前回と今回の間に2枚のピッツァをテイクアウトしていますが、このお店の全種類をお店でいただこうと思っているため、レビューしないことにします。
休日の1時半頃に伺いました。
駐車場はお店の斜め左向い(真鶴駅側)に2台(番号5と6)用意されていますが、車から降りないとまずわかりません。
店内に入ると食事が終わったところの中年女性二人連れと、中年の男性親子の二組がそれそれテーブルに座っていました。残った真ん中の4人掛けテーブルに案内され、メニューを眺めます。最近の私の定番クアトロフォルマッジとも考えたのですが、せっかくなのでこのお店のお薦めと思われる干物を使った4種のメニューから「白のあじ(あじのみりん干し、タケノコ、モッツァレラ、糸とうがらし):900円」と「ノンアルコールビール:400円」をお願いしたのですが、私の心の中を見透かしたように「ハーフ&ハーフもできますよ」とのお誘いが。そこで、「4種のチーズ(モッツァレラ、リコッタ、ゴルゴンゾーラ、タレッジョ):950円」とのハーフ&ハーフをお願いしました。
待つこと15分。登場したピッツァは、本格的です。見た目だけでなく、口に入れた瞬間から感動が続きました。「白のあじ」、干物とチーズの塩味、タケノコの甘味、そして糸とうがらしの僅かな辛味が絶妙なバランスです。クアトロフォルマッジも文句なしに美味しく、一口一口、味をしっかり噛み締めながら、あっという間に完食です。
当たり前ではあるのですが、隣の親子と思われる男性二人には、食べる時間をちゃんと考えられた時間差で2枚めのピッツァが提供されていて、その様な気遣いもなかなかだと感じました。
福岡のピッツァのお店では、ハーフ&ハーフの場合、100円アップという値段設定でしたが、このお店ではそういうことはないようです。(この日の会計は950円+400円の1,350円)
再訪必至です。
5位
13回
2024/10訪問 2024/11/24
昨年7月以来の訪店です。
ホテルのチェックイン時刻も考慮して、1時に伺いました。(予約は1時半)
一昨年に頂いてその美味しさに驚いたノンアルビール(ベルギー産の「ビア・デザミー0.0」)をお願いしてランチが始まりました。
この日の私にとってのベストのお皿は「パスタ」でしょう。カチョエペペというシンプルなパスタは、意外と頂いたことが少なく、記憶をたどっても高島町のイタリアンしか思い出せませんでした。テーブルでかけられたたっぷりのチーズの香りは当然のこと、味変の平兵衛酢(ヘベス)のキツすぎない、爽やかな酸味との兼ね合いが何とも言えない味わいになっていました。
Menu Cuore
小さなアミューズ
鹿児島県産さつま甘海老と焼き茄子のフラン バジル香る海老のソースで
武藤さんの走る豚のポルペッティと小野さんの白石れんこんのカチョエペペ 平兵衛酢の香り
九州産直鮮魚のソテー 福田さんの野菜のズッパディペッシェ
天野商店 古処鶏のカチャトーラ風 発酵マッシュルームのソース
デザート
コーヒー(ミルクティー)
小菓子
日曜から2泊3日で博多に来たのですが、中2日で1泊で再度の博多です。つまり、週の内、5日間を博多で過ごすことになるわけです。
この日の航空券が朝早い便しか安い切符がなく、福岡空港着が10時40分。ということで、前回「後何回伺えるでしょうか」と書いたのにもかかわらず、一月半での再訪になりました。
お店に着いたのは11時50分でした。
ビールをお願いしてランチのスタートです。
最初の小さなアミューズですが、(写真右側の)サーモンのタルタルが美味しかったです。
冷前菜のトウモロコシの冷製スープ。3日前にSALONE 2007でいただいた冷製ズッパと比べると、コンセプトが違うものの、味的には引き分けでしょうか。見た目では、器の派手さでこちらに軍配が上がりそうです。2重のガラスの器に挟まれた、トウモロコシの皮の鮮やかな緑色が素敵でした。
と、ここであることに気付きました。時間です。いつもの速いピッチでサーブされているのです。普通ならば全く問題ないのですが、ホテルのチェックイン時間を考えると、このお店で1時半頃まで過ごしたいのです。そこで、事情をフロアスタッフに伝え、ペースを落として貰うことにしました。
この日の魚は真鯛。美味しかったのですが、個性の強い脇役(自然薯・オクラ)に押され気味で、ボリュームがもう少しあればと思いました。
お肉はこのお店でよくいただく「古処鶏」。皮がとても香ばしく、このお店でいただいた「古処鶏」の中では一番ではないかと思いました。
デザートのパイナップルは、グラニテもさっぱりしていて夏らしい一品でした。
紅茶を飲み終えたのは1時45分。予定通りの時間に食事を終えることが出来ました。
Menu Cuore
小さなアミューズ
田中さんの博多うまきびの冷製スープ ピスタチオのムースと
豊後水道の真蛸と福田さんのズッキーニのスパゲティーアーリオオーリオ 矢野さんの豊の香梅のアクセント
九州産鮮魚 佐々木さんの自然薯と鍛治さんのオクラのタルタル
天野商店の古処鶏の炭火焼 ヒゴムラサキのマリネ 実山椒のアラビアータ
沖縄パイナップル 爽やかなライチのソルベとパイナップルのグラニテ
コーヒー(ミルクティー)
小菓子
2泊3日遠征の2日目のランチです。前日の夕食が遅かったため、朝食抜きで伺いました。
今回も、メイン2品の「Menu Cuore:8,079円」を予約していました。
お店に着いたのは、11時35分。開店時間直後ですが、数組が既にテーブルに着いていました。
ドリンクメニューから注文したのは、日本初のラグジュアリービールだという「ロココTokyoホワイト:2,090円」。確かにおいしかったのですが、前回のノンアルビールほどの感動はありませんでした。
最初のアミューズ。温かいオマール海老のフリットが美味しかったです。
この日のベストは、魚でした。一瞬「何、これ?」と思わせる円形のものが2つ。グリーンピースのフランだったのですが、その優しい甘さが、繊細な真鯛の美味しさを際立たせていました。平日限定の「Menu Gioia」には入っていないため、単純計算で2,200円のお皿ですが、その値段以上の感動をくれる一皿でした。
デザートも不知火(デコポンは糖度など一定の条件を満たしたもの)の爽やかな酸味とパンナコッタのハーモニーが素敵な一品になっていました。
スタッフの何名かに「今日も劇場ですか?」と尋ねられたのですが、推しが卒業してからも博多に来るモチベーションが維持できるのか疑問になっているのため、後何回このお店に伺えるのか、考えてしまいました。
Menu Cuore
小さなアミューズ
空飛ぶ玉葱と旬野菜のサラダ仕立て 田﨑さんの天草晩柑のアクセント
九州産鹿肉のスパゲティーサルシッチャ 福田さんの野菜と筍
産直鮮魚(鹿児島産真鯛)のソテー 川崎さんのグリーンピースのフランと自家製ファルファッレ
天野商店の古処鶏と佐々木さんの太閤牛蒡 2種の調理法で
岸田果樹園の不知火とアールグレイのパンナコッタ ミントの香り
コーヒー(ミルクティー)
小菓子
アニバーサリーコンサート昼の部のスタートは14時半。早めの飛行機を予約して、大好きなこのお店にやって来ました。
時刻は11時40分。いつも案内される端の席に座って店内を見渡すと、既に半分以上の席が埋まっていました。開店時間は11時半なのですが、みんなスタートが早いですね。
車を運転するわけではないのですが、久しぶりのスタンディングでのライブに備えて、ノンアルビールでスタートすることにしました。そこで勧められた、ベルギー産の「ビア・デザミー0.0」というノンアルビールが美味しいのです。普通に醸造したビールを「減圧蒸留」して作られているそうなのですが、その美味しさに、2杯目もこれを頼んでしまいました。(ネットでは半ダース3,000円程度で売られています)
この日のベストのお皿は、パスタ(古処鶏のスパゲティー)でしょうか。固めに作られた和風味のつくねが、椎茸等のフォローで、和を感じさせる素敵な一皿でした。
そして、その次の魚料理も秀逸でした。いわばイタリアンの茶碗蒸しのような料理のため、蒸籠で提供されたのですげ、大きめの里芋とほうれん草のソース、そしてホロホロとした真鯛。初冬にふさわしく、心も体もホッコリとする一品でした。
Menu Cuore
小さなアミューズ(写真撮り忘れ)
五島産 大分産 ヒラマサのマリネ 色とりどりの大根と
天野商店・古処鶏のスパゲティー 山口さんの椎茸と馬場さんのクレソン
産地直送鮮魚(九州産真鯛)とさつま甘海老のフラン 福田さんの野菜と
武藤さんの走る豚 自家製パンチェッタで巻いたインヴォルチーニ 2色のソースで
デザート 秋吉さんの富有柿 柿風味のバニラジェラートとパンナコッタ
コーヒー(ミルクティー)
博多に来る機会がある度に「伺いた」いと思っていたのですが、私の都合の良いタイミングで予約が取れず、久しぶりの訪問になってしまいました。
今回の公演の抽選日が公演日の4日前ということで、航空券が高すぎるため、新幹線(大人の休日倶楽部で3割引)での往復になります。
このお店でのランチに合わせ、朝早い新幹線でやって来ました。店に着いたのは、12時10分。先客は二組だけでした。(その後満席になりました)
久しぶりということで、今回はメイン二品のコースです。
ビールを注文し終わったところで、スタッフが追加(変更)メニューの説明にやって来ます。その結果、パスタを変更することになり、料理だけで1万円オーバーのランチになりました。
この日のベストのお皿は魚料理でしょう。グレモラータというグリーンソースが淡白な真鯛の魅力を引き出していましたし、別府産というタコも、抜群の美味しさでした。
鶏ですが、肉団子とそのスープは美味しかったのですが、炭火焼きの方は、鶏皮が香ばしいというより、苦みが勝っているように私には感じられました。
メニューに「桃のコンポート」とあるのを見て、中洲川端のひらまつ さんのスペシャリテ(桃丸ごと一つ)を想像してしまったのですが、実際は私にとっての適量で安心しました。
最後の小菓子なのですが・・・。写真右手、綺麗なマドレーヌだな、と思ったのですが、、本物の貝殻でした。女性スタッフに、「間違えて苦情を言われたことはないですか?」と尋ねたのですが、笑いながら「ありません。」と言われてしまいました。
一時間半のランチを終え、ホテルにチェックインしに向かいました。
Menu Cuore
小さなアミューズ
竹田さんの飛騨かぼちゃを様々な調理法でオーム乳業のサワークリームと
赤牛とトリュフのタリオリーニ(差額2,000円)
本日の鮮魚(真鯛)のソテー別府産タコとグレモラータ
天野商店の古処鶏 炭火焼きとポルペッティ ヒゴムラサキのロースト
松本さんの桃のコンポート レモンのソルベとパンナコッタ
コーヒー(ミルクティー)
小菓子
前夜は、宿泊先の地下のイタリアンでディナーをいただいたのですが、この日のランチはお気に入りのこのお店を予約しておきました。
ホテルを11時45分に出て、お店には11時50分に到着です。11時半開店のため、いくつかのテーブルには先客がいました。
案内されたのは、結構な確率で案内される、一番奥の席でした。
メニューも見ずにビールを注文してこの日のランチの始まりです。
突き出し(小さなアミューズ)は、スイートコーンの冷製ポタージュが美味しかったですね。
前菜のヒラマサですが、ヒラマサも美味しいのですが、付け合わせの「ゴボウのフリット」が私には嵌まりました。
フィットチーネでは、銀杏がいい仕事をしていましたし、メインのお皿では豚よりも椎茸に感心することに。デザートを含め、今回は脇を固めるメンバーが目立ちました。
ということで、デザートも、主役のみかんがさっぱりしておいしいのは当然なのですが、下に敷かれた透明のジュレ(レモンバームティー)が、みかんを上質のデザートに仕立てあげていました。
今回も、外れのお皿がない素敵な料理の数々でした。
1年に1回は伺いたいですね。
Menu Gioia
小さなアミューズ
五島産ヒラマサのプレッサート 吉本さんのキャベツと佐々木さんの太閤牛蒡
大塚牧場あか牛のラグーソース Mr.Orangeのレモンの香るフェットチーネ
武藤さんの走る豚を2種の調理法で 山口さんの椎茸と
デザート
コーヒー(ミルクティー)
小菓子
4回続けてディナーでの訪問だったのですが、3年ぶりにランチで伺いました。
お店に着いたのは予約時刻より若干早めの12時20分です。
良く案内される、入り口脇の席には、若い男性のお一人さまが既に食事を始めていました。
中央近くの壁際の席に案内され、夜の公演に備えて、アルコールは控えることにして、ノンアルビールでランチが始まりました。
この日予約していたコースは、3年前のランチでのメイン一品のコースではなく、フルコースの「MENU Cuore」です。4年前のランチと同様に、追加料金がかかるフォアグラとアスパラのお皿(ホワイトアスパラとグリーンアスパラの違いがあるものの、期せずして3年前とかぶっています)を勧められたのですが、今回は本来のコースのままでお願いしました。
「永尾産ちのドトマト」というリーフレットがメニューと一緒に置かれていて、トマトがこの日のランチのテーマになっているようでした。
そして、アミューズから「フルーツトマト・トマトのスープ・トマトのソルベ・トマトジュース(長崎の提携している農園のものだと言うことで、ドリンクメニューにも載っていました)」の4点盛りでした。この中では、ソルベが一番美味しいと思いました。
そして、私にとってのこの日のベストはパスタでしょう。トマトソースベースのスパゲッティーに、みずみずしく甘いトマトによって更に美味しさが増しているのです。まあ、マルゲリータのパスタ版なのですから、美味しくないわけがないですね。
2時間ほどの充実した内容のランチに大満足でした。
お店を出た後、岩田屋をブラブラして時間を過ごし、3時ちょうどにホテルにチェックインに向かいました。
Menu Cuore
小さなアミューズ:トマト尽くし
前菜:有明産メナダのカルパッチョ ハニーケールと筍 桜の香り
パスタ:永尾産ちトマトとモッツァレラのスパゲティーカプレーゼ
メイン・魚:産地直送鮮魚のソテー 日野さんのインゲン豆と酒粕のバーニャカウダ
メイン・肉:天野商店の古処鶏と阿久根産さつま甘海老 季節野菜のボリートミスト
デザート:盛り合わせ
コーヒー(紅茶)と小菓子
今回は、夜公演(17:00~18:45頃まで)の終了後に伺うことにしていたため、予約可能な一番遅い時間の20:30に予約していました。
予約していたコースは、前回と同じくメインが二品の「Menu Regalo:12,000円」。
そして、料理は・・・、過剰になりがちな演出が気になるものの、どれも皆美味しかったのです。特に、冷製前菜の足赤海老は、見事に低温調理されていて、抜群でした。
私の大好きなお店(おすすめレストラン5位)に間違いはないのですが、今回のサービスは「ひらまつグループ」のお店とは思えませんでした。
この日、ペイペイドームの隣にある劇場を出ると、ちょうど良く空のタクシーを拾うことが出来て、天神のホテルに戻ったのが7時15分。ホテルからこのお店まで5・6分なので、予約の時間より1時間も早く着いてしまいます。日曜の夜の混み具合が分からないため、ホテルから確認の電話を入れました。しばらくやりとりがあり、O.K.の返事をもらって、ホテルから出ました。そして、3分の1ほど歩いたところで、スマホが鳴りました。「確認が間違っていて、テーブルが全て塞がっている」とのことなのです。「せめて、ホテルを出る前に連絡してくれれば」と思いながらホテルに戻りました。寝酒に買っておいたアルコール度数の高い缶チューハイを飲みながら待ちます。そして、8時過ぎに、「席が空いた」と連絡があり、ほろ酔い気分でお店に向かったのです。
お店に着いた時には、私が案内された席以外のテーブルは全て埋まっていました。
そして、次々に客が帰り始め、魚料理(オマール海老)をいただく頃には私だけになったわけですが・・・。
殆どの客が帰ったので気が緩んだのでしょうか。バックヤード(厨房?)から話し声が聞こえてくるのです。そして、笑い声も。一回ではなく、何度も、延々と。
町の中華屋さんなら当たり前かも知れませんが、まさかホスピタリティ抜群のひらまつグループのお店で、このような場面に遭遇するとは思いもしませんでした。
料理が美味しいので、また伺うと思うのですが、このような場面には2度と遭遇したくないものです。
Menu Regalo
小さなアミューズ
福田さんの菊芋のポタージュと渡り蟹
宮崎産足赤海老のサラダ仕立て 熊野香酢の香り
田口さんの天草大王地鶏と山口さんの椎茸のスパゲティー
カナダ産フレッシュオマール海老のソテー 森光さんの蕪と久保田さんの姫蕪
錦雲豚のポルケッタ 竹田さんの野菜と
一口のお楽しみ
季節のデザート
コーヒー&小菓子
門司でのイベントを翌日に控えた夜の食事はこちらでいただくことにしました。
飛行機が若干遅れたのですが、ホテルに荷物を置いてお店に着いたのは予約時間7時半の10分前でした。
案内されたのは、いつもの隅の二人掛けの席です。
ビールをお願いすると、「レストランにしか卸していない、少し特別なホワイトビール(ROCOCO Tokyo WHITE)」というのを薦められ、それをいただくことにして久しぶりの福岡でのディナーが始まりました。
この日予約しておいたのは、メインが二品の「Menu Regalo:12,000円」。
最初のアミューズは、過去2回のディナーほどは凝った演出はありませんでしたが、リコッタチーズがぎっしり詰まった最中は、思わず頬が緩む優しい一品でした。
全てのお皿が素敵でしたが、私にとってのこの晩一番のお皿はリゾットでしょう。
テーブルの横までリゾットの鍋が持ってこられ、その場で盛り付けられたのですが、最後に「胡瓜」がかけられます。その胡瓜の量が結構多くて、大丈夫だろうか、と心配になるほどだったのですが・・・。最初の一口で、それが杞憂だったことがすぐに分かりました。主役は鮎のほろ苦さなのですが、胡瓜のマリネが食感・酸味を絶妙に良くしているのです。何故かな、と、首をひねっている内にお皿の中は空になっていました。
カッフェに前回もいただいたマキアートをお願いしたのですが、「マキアートに近いものは作れるが、時間がかかる」ということで、普通のコーヒーをお願いしました。
2時間弱の幸せな時を過ごし、翌日のイベント(?)に備えるべくホテルに戻るのでした。
Menu Regalo
小さなアミューズ
対馬産黄金あなごと佐賀産有機パプリカのソース
五島産サバの炙りとイタリア産フレッシュポルチーニ茸
唐津産からすみと対馬産ヤリイカのタリオリーニ 山葵の香り
日田産鮎のコンフィとチーズのリゾット 胡瓜のぬか漬けと
オーストラリア産仔羊の炭火焼き 季節の野菜を添えて
一口のお楽しみ
季節のデザート
コーヒー&小菓子
大満足のコンサート(昼の部)が終わり、会場の直ぐ側にあるホテルにチェックイン。少しだけ休憩して天神に向かいました。
お店に着いたのは、予約時間の17時45分ちょうど。案内された席は、前回と同じく入ってすぐの二人掛けの席です。そして、予約しておいたコースは今回もメインが一品だけの「Menu Stagione:8,000円」。
ロゼのスパークリングをお願いして、ディナーが始まりました。
アミューズはこのお店らしい見せ方の一皿。ホオズキのキャラメリゼが、袋の中に収まって、枝にぶら下がっていました。
どのお皿も美味しかったのですが、この日のベストはメインの鴨でしょう。しっかりとした歯応えがあり、深みのある味わいをゆっくりと楽しみました。そして、ビーツのソースが付いたナイフが皿から落ちて・・・、白いテーブルクロスに真っ赤なシミが。PRIMO さんでの2回の失敗は、サイコロ状のビーツでしたが、ソースになったビーツで同じような失敗をするとは・・・、情けないです。
デザートは桃のコンポート。ひらまつ さんのスペシャリテとは、ボリュームもコンセプトも違うのですが、美味しかったです。ちなみに、お皿は「夏の大三角形と天の川」なのだそうです。
カッフェは、マキアートをお願いしました。
Menu Stagione
小さなアミューズ(スイカのガスパッチョとグラニータ ホオズキのキャラメリゼ)
産地直送鮮魚(カンパチ)のマリネ キュウリのジュレを添えて
天野商店の古処鶏を使ったスパゲティージェノヴェーゼ
京都七谷鴨のコンフィと臼杵産ビーツ 赤ワインのソース
一口のお楽しみ
デザート 福岡県産桃のコンポート ベルベンヌの香り バニラのシブースト
翌日の月曜日の特別公演の前の幸せな気分を壊さないために選んだのは、既にランチで2回訪れているこのお店です。(福岡では80軒以上のレビューがありますが、複数回訪れたのはこのお店だけです)
既にクリスマスを意識したイルミネーションを見ながらお店に着いたのは6時半過ぎでした。
予め予約していたコースは、メインが一品だけの「Menu Stagione:8,000円」です。
ビールをお願いして、このお店らしい「4品のアミューズ」でスタートです。この中では、秋の林をイメージしたお皿に置かれていた「トリュフが載せられた一粒栗」が佳品でした。
前菜の「フォアグラのソテー」。フォアグラという食材をそれほど好きではないのですが、りんごの酸味と食感が楽しいバルサミコソースがとても合っていて、美味しくいただきました。
パスタは、秋刀魚のスパゲッティ。味の方は、初訪時の稚鮎のスパゲッティを彷彿とさせるもの(稚鮎の方が美味しかったが・・)でしたが、ビジュアル的にはどうなのでしょうか?秋刀魚の上から別のグラスに用意されたパスタとソースを掛けるのですが・・・。パスタをかける前のビジュアルを95点とすると、かけた後は25点位になってしまいました。
メインの「あか牛」。「見当たらないぞ」と思っていたら、白いチーズの下に隠れていました。そして、そのチーズとの相性が抜群で、とても美味しくいただきました。
多くのカップルの楽しそうな様子を眺めながらの食事でしたが、最初の有田焼の飾り皿に始まり、最後まで凝った演出が続くコースは、若いカップルには素敵な思い出になると思います。幸せな人達を眺めながら、美味しい食事をいただく、至福のひと時を過ごして、ホテルに戻りました。
Menu Stagione
フレッシュフォアグラのソテー 柿とバルサミコのソースで
唐津のからすみと秋刀魚のスパゲティー
大塚牧場のあか牛 ポルチーニ茸のコンフィを添えて
一口のお楽しみ
デザート チョコレートと和栗のミルフィーユ
昨年夏に訪れた時のお店の名前は「ASO」だったのですが、このお店のシェフの名前「KUBOTSU」に変わっていました。
この日予約していたランチはメインが一品だけの「4,000円(税・サ別)」のコース(Gioia)。
すると、お薦めだという前菜(ホワイトアスパラとフォアグラ)が紹介されました。前菜をこちらに変える場合は「差額:2,000円」。追加すると「(単品):3500円」ということで、しばらく考えて「メインが一品少ないから」と追加してしまいました。
この追加の前菜も美味しかったのですが、この日のベストのお皿はパスタでした。
トマトソースが別の器で用意されていて、始めにトマトソースなしの状態で一口いただき、その後にソースをかけるのですが、それが「熱々」のソースなのです。少し冷めているのを想像していただけに、その落差に驚き、味の素晴らしさにまた驚き・・・。
アミューズからデザートまで見せ方などに色々な趣向が凝らされていて楽しかったのですが、「ここまでやらなくてもいいかな」とも感じました。
Menu Gioia(追加の前菜を除いたこの日のメニュー)
アミューズ:八代のトマトをキャラメリゼで自家製リコッタチーズを詰めたグジェール
前菜:西米良サーモンと春野菜 新玉葱のスープ
パスタ:熊本産浅利と筍のスパゲティーヴォンゴレロッソ
メイン:朝倉古処鶏 季節の野菜と共に
デザート:ヴァローナチョコレートのムース 様々なベリーとキルシュのアクセント
コーヒー(紅茶)と小菓子
「ASO」というお店ですが、銀座や日本橋にもお店があるようですが、タイミングが合わず伺えていませんでした。まさかの、福岡での「初ASO」になりました。
お店は、ルイ・ヴィトンやバーニーズ ニューヨークが入っている、とてもお洒落なビルの4Fを全て占めています。
天井がとても高く、席の間も十分に広くとられていて、食事の前から期待が膨らみました。
予約していたのは、「大人のグルメプラン オトぐる」というメニュー。お店の説明によれば、「あまり多くは食べられないけど上質な料理を少しづつといったご要望にお応えしての特別プラン。上質な内容の特別コースを全てハーフポーションにてご用意させていただきます。シェフが贈る上質な食材の特別コースで大切な方とのひと時をお過ごし下さい。」ということで、1万円のコースと同じ内容で、量を減らしているだけで5,500円とほぼ半額なのですから、お得感も十分です。
チーズの香りがたまらないスープで始まった一時間半強の最高のランチでした。
特にパスタに添えられた「稚鮎」の苦味が堪らなく美味しかったです。そして、ハーフポーションと言うものの、しっかりとお腹いっぱいになりました。
なお、この日のメニューは以下の通りでした。
・小さな前菜”ストゥッツィキーニ”
・フォアグラのソテー 福岡県産桃のコンポートをキャラメリゼで 新玉葱のビスコッティとナッツのアクセント
・大分・日田産稚鮎のスパゲティー 蓼のアーリオオーリオ
・産地直送鮮魚と旬のヤリイカ 夏野菜と海老の香るソースで
・イベリコべジョータのパンチェッタで巻いた糸島豚のソテー オーストラリア産黒トリュフを添えて
・季節のデザート(パイナップル)
・コーヒー(カプチーノ)
・小菓子
6位
31回
2024/11訪問 2025/01/01
32回目の訪問
馬車道に通っていた頃は月1で通っていたお店なのですが、すっかりごぶさたになっていて、今年は1回も伺えていないことに気付き、博多からの帰りに羽田から直行する予定を組みました。
お店に着いたのは、予約時間通りの13時ちょうどでした。
店内に入って案内されたのは、初めて経験する半個室で、先客のお一人さまが食事中でした。
ノンアルビールをお願いしてから、プリフィックスメニューを眺めます。
今回も前回に続いて、敢えてサーモンとボロネーゼを外してメニューを選んだ結果、真蛸・真鱈・メジナと、魚介尽くしになってしまいました。
パスタは「軽いクリームソース」が美味しかったですが、鱈とじゃがいもの見た目がそっくりで、度々だまされました。
メインのメジナは美味しいだけでなく、ボリュームも十二分にありました。
「年に1回は通わなければ」と改めて思いました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
突き出し プリモサラダ
前菜 真蛸のボッリートとスペルト小麦のサラダ
パスタ リングイネピッコレ:北海道産真鱈と下仁田ねぎ じゃがいもの軽いクリームソース
メイン メジナのソテー チョッピンのソース
ドルチェ トンカ豆香るチーズケーキ フランボワーズのソルベ
カッフェ(アイスミルクティー)
31回目の訪問
推しの卒業まで2ヶ月を切り、最後のパシフィコ横浜でのイベント1日目。
別れの挨拶は翌日に残して、前週の新幹線トラブルなどの他愛もない話をし終え、会場を出たのが12時半。
「多少遅れるかも知れない」と了解は貰っていたものの、頑張ってこのお店に向かいました。
勝烈庵総本店の前で待つ大勢の人たちを横目に急ぎます。
お店に着いたのは、1時3分前。何とか間に合いました。表には、予約で満席の旨の札がかかっていました。
店内に入ると、いつもの二人掛けの席にセッティングされていました。
店内を見ると、窓際のテーブルがまだ空いていて、横の3人グループも残り二人の到着を待っている模様です。
「何だ、急がなくても良かったじゃないか」と思いつつ、まずノンアルビールを注文してから、プリフィックスメニューを眺めます。
そして、前回
>次回は、サーモンとボロネーゼの誘惑に負けないようにしなければ・・・・。
と書いたとおりに、前菜は「初カツオと焼なす」、パスタは「イワシのリングイネ」を選びました。
この日の私にとってのベストは、真鯛の炭火焼きでしょう。ボリューミーで、パリッと焼けた皮の食感が抜群でした。
ドルチェも、カチカチに凍ったマンゴーシャーベットとカラメルとの対比が楽しい一品でした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
サラダ
前菜 初カツオと焼なす サルサヴェルデ
パスタ リングイネピッコレ:真イワシとういきょうのシチリア風”パスタ コン レ サルデ”
メイン 三重県産真鯛の炭火焼き 熟れたトマトのロースト 黒オリーブソース
ドルチェ マンゴーのクレーマカタラーナ
カッフェ(ミルクティー)
30回目の訪問
昨年正月に伺った時のレビューに、
>年内に30回目があるとよいのですが。
と書いたのですが、予約しようとすると満席のことが2回ほどあり、結局うかがうことが出来ませんでした。
今回は、2泊3日の博多遠征の帰りにうかがいました。
お店に着いたのは12時10分。前回同様、扉には、「予約で満席」という札がかけられていました。
いつものお一人さま用の席に案内され、まずビールを注文してプリフィックスメニューを眺めます。
そして、やっぱり、久しぶりだと、定番の料理になってしまうのです。
産地や銘柄は違うものの、前菜は「サーモン」、パスタは「タリアテッレ ボロネーゼ」、メインは「豚」と、前回と全く同じになりそうになり、かろうじてメインを魚(ヒラスズキ)にしました。
このヒラスズキ、美味しかった記憶があったのですが、やはり23回目の訪問時に食べていて、
>多分初めて頂く魚なのですが、淡白さだけでなく、旨味が濃く、魚介の濃厚なソースと絶妙なバランスの存在感でした。
という感想を書いていました。今回はソースが違うものの、とても美味しくいただきました。
次回までまた空いてしまうと、定番ばかり頼むという同じ過ちを繰り返しそうなため、6月のイベントに合わせて予約しておきました。次回は、サーモンとボロネーゼの誘惑に負けないようにしなければ・・・・。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製紅富士サーモン 菜の花のピュレと春野菜のサラダ 木の芽
パスタ タリアテッレ:「漢方牛」のボロネーゼ
メイン 三重県産ヒラスズキのソテー ふきのとうのバーニャカウダソース
ドルチェ 抹茶のパンナコッタ いちごのソース 牛乳のソルベ
カッフェ(ミルクティー)
29回目の訪問
2022年最初のイタリアンランチは、毎月通ったこのお店になりました。
パシフィコ横浜でのイベントに参加して、お店に着いたのは12時15分。扉には、「予約で満席」という札がかけられていて、店内では既に3つのテーブルで食事が始まっていました。
この日もノンアルビールをお願いしてから、プリフィックスメニューを眺めます。
そして、結局私にとっての定番メニューばかりとなりました。前菜の八海山サーモンとメインの金華豚は前回と同じですし・・・。当然、どのお皿にも大満足です。
デザートのチョコレートのムース、たまらなく濃厚な味わいでした。
今回で29回目の訪問ですが、年内に30回目があるとよいのですが。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製八海山サーモンとその卵 ゴルゴンゾーラチーズのソース ビーツ じゃがいも
パスタ タリアテッレ:「漢方牛」のボロネーゼ
メイン 「金華豚」炭火ロースト タスマニアマスタード
ドルチェ 70%チョコレートのムースと栗のジェラート
カッフェ(ミルクティー)
28回目の訪問
9月30日。42年半のサラリーマン生活最終日です。
サラリーマンとしての最後のランチをどこにしようかと考えたときに、60回以上通ったヴィア トスカネッラ さんとこのお店で迷ったのですが、少しリッチに、ということでこのお店を選びました。
支店での最後のおつとめ(挨拶)をして、予約していたこのお店に向かいました。
着いたのは、予約時刻ピッタリの12時15分。4人掛けの席が用意されていたため、隣の椅子に会社でいただいた花束を置くことができました。
プリフィックスのメニューを選び、ノンアルコールビール(この日が緊急事態宣言最終日)をお願いして、ランチのスタートです。
前菜は、3回連続して定番メニューの八海山サーモン、そしてパスタもキタッラをいただくことにしました。間違いなく美味しいので・・・。
今までの昼休みランチと違い、時間に制限はなかったのですが、ピッチの良いサーブで、丁度一時間のランチでした。
また伺えるかどうか分かりませんが、多くの素敵な料理との出会わせていただいたことに感謝します。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製八海山サーモンとその卵 根セロリのピュレ
パスタ キタッラ:鶏砂肝とマッシュルームのラグー「カッチョ エ ペペ」
メイン 「金華豚」肩ロースの炭火ロースト
ドルチェ リコッタチーズのカッサータ ラズベリーののソルベ ブルーベリーソース
カッフェ(カモミール)
27回目の訪問
赤レンガ倉庫の近くでの所用が終わり、開店直前である11時20分に電話してみたのですがと、空席があるということでした。ということで、半年ぶりのPRIMOランチとなりました。
今までのランチ25回(2回の内1回はディナー)全てでメインの入ったランチをいただいていたのですが、この日は用意されたメニューを見て、なぜか「メインは要らない」と断っていました。その代わりということではないのですが、ノンアルビールをお願いして、このお店では初めてのメインなしのランチが始まりました。
突き出しのサラダを食べながら思うのは、初期の「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」の美味しさです。カラフルなサラダもいいですが、あの大人のサラダが懐かしいですね。
パスタは前回に続いて「キノコ」でしたが、安定の美味しさでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 気仙沼産戻りカツオのスコッタート ナス ブッタネスカソース
パスタ キタッラ:パンチェッタと6種きのこ バジリコ風味
ドルチェ ホワイトチョコレートのムース 梨のコンポート パッションフルーツソース
カッフェ(アールグレイ)
26回目の訪問
ランチタイムに馬車道での用事が出来、直前の電話になってしまったのですが、「お待ちしております」との返事をもらい、12時10分にお店に着きました。
店内は空いています。時節柄、ランチにまで影響が出ているようです。
いつもの「3,850円のコース」をお願いし、応援の意味も込めて「ノンアルビール:880円」も注文しました。
半年ぶりのこのお店のランチなので、前菜はサーモン、パスタはボロネーゼのタリアテッレ、メインは豚肩ロースのローストと、いずれも定番メニューを選びました。
この日も50分間の至福のイタリアンランチを満喫させていただきました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製八海山サーモンとその卵 りんごとホワイトセロリ
パスタ キタッラ:富士幻豚のサルシッチャと山形県産5種きのこ
メイン 「山形豚」肩ロースのロースト タスマニアマスタード添え
ドルチェ フロマージュブランソースのムース いちごのソース チョコレートのソルベ
カッフェ(紅茶)
25回目の訪問
いつものように、12時5分頃に到着したのですが、扉には「予約で満席」の札がかかっており、客席はすでにすべて埋まっていました。
忙しく立ち回る中、メニューの説明がなされ、メインは「2名以上で」となっている「鴨胸肉のロースト SABAソース」や夜のメニューの「キアニーナ牛のペポーゾ」も選択可能ということでした。
実は勤め先が移転(新高島駅が最寄り駅)するため、昼休みを使ってのこのお店のランチを月1でいただくのは無理となるため、定番をいただこうということで、「パスタ・ドルチェ・カッフェ」は殆ど8月と同じものになり、前菜も何度目かのサーモンを選びました。
そして、特別に用意していただいたメインの「牛の煮込み」、最高でした。胡椒の風味は効いているのですが、辛さはそれほど感じません。付け合わせのマッシュポテトwith秋トリュフと一緒に頂くと、口の中でお肉がホロリとほどけて、幸せが口中に広がっていくのです。
月1としては最後になりますが、機会を見て、是非また伺いたいと思っています。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製八海山サーモン 岩魚の卵 燻製したじゃがいも ういきょうのソース
パスタ キタッラ:富士幻豚のサルシッチャと山形県産5種きのこ
メイン キアニーナ牛のペポーゾ(トスカーナ風赤ワインと黒こしょう煮込み)
じゃがいものピュレ 秋トリュフ
ドルチェ チョコレートのテリーヌ フロマージュブランソース いちじくのソルベ
カッフェ(カモミール)
24回目の訪問
いつもは突き出しのサラダの後に提供されるパンですが、今回は最初にオリーブオイルと一緒に登場しました。
そして、この日のベストのお皿はパスタでしょう。パスタメニューが一巡(全て私が食べているという意味)してしまっているのということで、夜のメニューで用意しているパスタをわざわざ作ってくれたのですが、これが美味しかった。タヤリン(タリオリーニより細い)という細目の麺に、ほぐされた鮎(苦みは殆どない)が上手く絡んで、とても上品な味わいでした。
メインはこのお店で2回目の仔羊。前回(2018.11)はランプ肉のローストだったのですが、今回はもも肉で、ローストと煮込みが楽しめる趣向です。煮込みの方が特に美味しかったです。
ところで、ラッテ イン ピエーディという濃厚なパンナコッタのようなデザートに添えられていた、タピオカ。これが、私にとって初タピオカでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 三重県尾鷲産蛸のボッリートとクスクスのサラダ仕立て
パスタ タヤリン:鮎と枝豆とフレッシュなクレソン(メニュー外)
メイン 仔羊もも肉のローストと煮込み 2種の調理で
ドルチェ ラッテ イン ピエーディ 黒タピオカ ココナッツメレンゲ マンゴーソルベ
カッフェ(レモングラス)
23回目の訪問
今月は夏休み期間も考えて、月の初めに伺いました。
メニューを渡された時に、前菜は新メニューの冷製スープを勧められました。(このお勧めが効いたのでしょう、残りのテーブル全ての前菜がこの冷製スープでした)
そして、パスタをスパゲッティーニにしようとしたのですが、「なす・トマト・チーズなど、前菜と被ります」というアドバイスを貰い、5月にも頂いたサルシッチャとキャベツのキタッラをお願いしました。
この日のベストはメインのヒラスズキでしょう。多分初めて頂く魚なのですが、淡白さだけでなく、旨味が濃く、魚介の濃厚なソースと絶妙なバランスの存在感でした。
数日前から、パンが自家製になったということで、サイコロ状のパンの表には「P」の焼印がありました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 カプレーゼの冷たいスープ
(フルーツトマト 水牛のモッツァレラチーズ 水なす トマトのグラニタ)
パスタ キタッラ:富士幻豚のサルシッチャとキャベツ
メイン 本日の鮮魚(ヒラスズキ)のソテー ズッパ ディ ペッシェソース
ドルチェ チョコレートのテリーヌ フロマージュブランソース いちじくのソルベ
カッフェ(カモミール)
22回目の訪問
今回のランチの皿たちも粒揃いでした。
前菜は、このお店では初めて経験する盛り合わせ。それぞれ趣の異なる4種類の冷前菜でしたが、鶏胸肉ハムが特に美味しかったです。
パスタがこの日のベストでしょう。先月と同じく「パヴェッティーニ・からすみ」という組み合わせなのですが、メインの具材ががシラスからアジに変わっています。「アジが、どのように活かされているのか」と楽しみだったのですが、ホロホロと崩れる食感がパスタの具材としては珍しく、トータルの味付けも良かったです。
メインの赤身肉には、このお店の定番の粒マスタードが例によって添えられています。この粒マスタード、気に入っていて、このお店で肉を注文する動機の一つになってきました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 肉の前菜盛り合わせ
(大山鶏胸肉ハム、パルマ産生ハム、コッパ アラ ロマーナ、鶏白レバーのクロスティーニ)
パスタ パヴェッティーニ:アジ 万願寺唐辛子 からすみ アーリオ・オーリオ
メイン アンガス牛ロースのタッリアータ タスマニア産粒マスタード
ドルチェ チョコレートノテリーヌ フロマージュブランソース 桃のソルベ
カッフェ(ダージリン)
21回目の訪問
今回のランチはメニュー全てがGoodでした。
からすみの入ったパスタと言うと、ヴィノテカサクラ さんのたっぷりとかけられたペペロンチーノが印象的なのですが、このパスタのからすみは、淡白なしらすを引き立てる適度な量でした。
前菜はメニューに書かれていませんが、という、「穴子のフリット」を選択したのですが、1月にいただいた「スペックを巻いた下仁田ネギと4種チーズのオーブン焼き」以来のヒットでした。フカフカの穴子が、最高に幸せな気分にさせてくれる一品でした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 穴子のフリット
パスタ パヴェッティーニ:駿河湾産しらす 九条ネギ からすみ
メイン 牛ミスジのロースト タスマニアマスタード
ドルチェ 白いティラミス
カッフェ(アイスティー)
20回目の訪問
初めて伺ってから、一年半。このお店での20回目の食事になりました。
昨年11月にいただいたパスタは、「キタッラ: 富士幻豚のサルシッチャと5種きのこ」でしたが、今回はきのこが春キャベツに変わっただけのパスタをいただきました。そして、前回と同様にサルシッチャの主張が強く、穏やかな味の春キャベツをあまり感じることが出来ませんでした。
この日の私にとってのベストは、真鯛のソテー。濃厚な魚介のソースと、いつもの彩り・味わい豊かな付け合わせの野菜たちとのコンボが気持ち良い、素敵な一皿でした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 小田原産初ガツオのスコッタート プッタネスカソース
パスタ キタッラ 富士幻豚のサルシッチャと春キャベツ
メイン 本日の鮮魚(真鯛)のソテー ズッパ ディ ペッシュソース(魚介のスープ)
ドルチェ クレーマ カラメッラ フレッシュフルーツと練乳のジェラート
カッフェ(ダージリン)
19回目の訪問
この日は入口に予約で満員の札が置かれていて、12時を回ったばかりの店内はすでに一つのテーブルを残して埋まっていました。
前菜は、2回目の訪問時以来の「八海山サーモン」。このお店の前菜メニューでは頻繁に見かけるのですが、今、昨年1月のメニューと見比べて2つの違いを発見しました。40℃→41℃に変わり、「その卵」が追加されていました。
そして「90℃のビーツ」のゼリーのような見た目に騙されて・・・。フォークを逃れたビーツは皿からこぼれ出て、テーブルクロスを紅色に汚すという前回と同じ失敗を繰り返してしまいました。
何回も頂いている「豚肩ロース」は安定の美味しさでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 41℃の燻製八海山サーモンとその卵 90℃のビーツ
パスタ キタッラ:燻製鶏と空豆のカッチョ エ ペペ
メイン 山形豚肩ロースのロースト タスマニアマスタード
ドルチェ バナナのセミフレッド ブラッドオレンジのチュイル
カッフェ(カモミール)
18回目の訪問
今回のメニューで注目したのが「仔牛のソテー」。仔羊は嫌というほどサローネグループのお店で頂いていますが、「仔牛」というと博多のフレンチ ル・シャンドール さんやRISTORANTE REGA さん等で頂いた数回しかありません。そこで「差額料金を支払っても3,000円台は変わらないからいいか。」ということでお願いすることにしました。期待に背くことなくボリュームもあり美味しかったのですが、もう一つの肉の選択肢の(昨年10月に頂いている)山形豚肩ロースのローストと比べて差額分だけ美味しかったかと言うと「?」かも知れません。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 三浦産サバのマリネ にんじんのサラダ
パスタ パヴェッティーニ:コウイカのラグー カブ
メイン イタリア産仔牛のソテー グリーンペッパーソース(+540円)
ドルチェ クレーマ カラメッラ フレッシュフルーツとみかんのソルベ
カッフェ(レモングラス)
17回目の訪問
1月に伺ってから半月しか経っていないため、メニューは殆ど変わっていません。(メインの魚が、メジナからイトヨリダイに変わっていただけ)
そこで、前菜は迷わず前回と同じにし、パスタはこのお店のスペシャリテ(?)のタリアテッレ・ボロネーゼに。
今回も美味しかった前菜ですが、前回に比べ「下仁田ネギ」のボリュームがありません。その結果、チーズの味が勝ってしまい、ネギの存在がぼやけてしまっている感じがしました。
今回で4回目のボロネーゼですが、安定の美味しさです。パスタで迷った時は、こちらにしておけば間違いない、ということを再認識しました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 スペックを巻いた下仁田ネギと4種チーズのオーブン焼き
パスタ 自家製タリアテッレ:山形県産「あか姫牛」のボロネーゼ
メイン 小田原産イトヨリダイのソテー リヴォルノ風魚介ソース
ドルチェ チョコレートとバナナのケーキ 練乳のジェラート
カッフェ(ダージリン)
16回目の訪問
今回もベストのお皿は前菜でした。
スペックという生ハムの一種の塩味、甘さがたまらない下仁田ネギ、そしてチーズとのコラボ。メニューの名前から予想していた通りの姿で提供され、予想した通りの味でした。特に、主役の下仁田ネギが光った仕事をしているな、と感じる一品でした。
フジッリも美味しかったのですが、ソースが若干少ないかなと感じました。フジッリはソースをタップリ一緒にいただくための形状だと思うので・・・。
この日は、他の殆どのテーブルも埋まっている状態だったのですが、テンポ良いサーブで、お店の滞在時間はわずか42分でした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 スペックを巻いた下仁田ネギと4種チーズのオーブン焼き
パスタ フジッリ:4種きのこのクリームソース トリュフ風味
メイン メジナのソテー チュッピンソース
ドルチェ 紅茶のクレーマコッタ みかんのコンポートとソルベ
カッフェ(レモングラス)
15回目の訪問
3ヶ月ぶりの「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」の突き出しで、今年最後の昼休みランチの始まりです。
初訪が今年の1月だったのですから、1年間で15回も通ったことになります。
今回のベストも、先月に続いて前菜です。タコの食感がたまらなく良く、スペルト小麦とのコラボがしっかり決まっていました。。
メインは「2名様から」という「蝦夷鹿」を用意してくれました。しっとりした赤身で、ジビエっぽさがまるでありません。結構ボリューミーで、こちらもとても美味しくいただきました。
カッフェは、15回目にして初のハーブティー(カモミール)をいただきました。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 地ダコのマリネとスペルト小麦のサラダ
パスタ パヴェッティーニ:アオリイカのラグー 菜の花
メイン 蝦夷鹿のロースト ベリーソース
ドルチェ 洋ナシのコンポスタ バニラのジェラート
カッフェ(カモミール)
14回目の訪問
先月と同じ「冷製スープと生ハム」の突き出しで昼休みランチの始まりです。
今回のベストは前菜のカルパッチョでしょう。マッシュルームの存在感も十分なのですが、タップリのルッコラが肝になっていました。シャキシャキした食感が、絶妙なアクセントになっていて、頬が緩んでしまう美味しさでした。
キタッラも美味しかったのですが、サルシッチャの主張が強すぎて、5種類というきのこ達なのですが、5種もあったかな?、という感じでした。私の舌がそれほど優秀ではない、ということもあるのでしょうが。
ドルチェは、ビアンコマンジャーレのまったりした甘さと、塩キャラメルのジェラートの苦味がなかなか良い組み合わせでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 小田原産コショウダイのカルパッチョ マッシュルーム
パスタ キタッラ: 富士幻豚のサルシッチャと5種きのこ
メイン 仔羊ランプ肉のロースト じゃがいものピュレ タイム風味のソース
ドルチェ アーモンドのビアンコマンジャーレ 塩キャラメルのジェラート
13回目の訪問
今回の突き出しは、「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」ではなく、7月と同様に「冷製スープと生ハム」です。ただ、今回は生ハムの下に「ひよこ豆のフリット」が隠れていて、これがなかなか「いい仕事」をしていました。
この日のパスタ、メインの組み合わせが今年3月に頂いたものと同じ、ということに気付きました。これだけ選択肢のあるプリフィックススタイルでも、どうしても自分の好みというものが出てしまい、内容が偏ってしまうようです。ただ、自分の好みのものを頂けるのですから、味の方は鉄板で美味しいのですがね。
デザートの「ボネ」。この特徴的な名前と味、どこかで食べたことがあるぞ、と調べてみたら昨年2月のSALONE 2007のデザートで、やはりジェラート(バナナ)が添えられていました。濃厚な味なので、口直しとしてのジェラートを添えるのが良いのでしょうね。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 戻りガツオのスコッターと レフォール風味 フルーツトマトソース
パスタ 自家製タリアテッレ:山形県産「あか姫牛」のボロネーゼ
メイン 山形豚肩ロースのロースト タスマニアマスタード添え
ドルチェ ボネ フランボワーズのソルベ
コーヒー
12回目の訪問
先月のディナーを挟んでの、「月1のPRIMOランチ」です。
今回は結構メニュー内容が変わっていました。獲れすぎて困っているという「新さんま」のパスタは外すわけには行かず、メインでイサキも是非食べたい。すると、前菜に「カツオのスコッタート」を選ぶと「魚」が3品続くことにになってしまいます。というわけで、前菜は「水タコの冷製スープ」になりました。(タコは魚ではありません!)
そして、やはりこの日のベストは「新さんまのパスタ」で、想像以上の美味しさでした。
プリモ風というティラミスはふわふわというよりモチモチの、白いままのマスカルポーネがメインです。食感も楽しい美味しいデザートでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 夏野菜の冷製スープ、水タコ
パスタ パヴェッティーニ(リングイネよりやや細く断面が楕円形):新さんまのサフラン風味 パーネモッリーカ
メイン イサキのソテーハーブのバットゥータソース
ドルチェ ティラミス プリモ風
コーヒー
11回目の訪問
今年になって通い始め、既に10回もランチを頂いているのですが、なかなかディナーを頂く機会がありませんでした。
11回目にして、初めてのディナーです。
予約時間の6時丁度に伺ったので、さすがに先客はいません。
最近指定席のようになっている二人がけの席に案内され、「レモンチェッロの紅茶割」をお願いし、初PRIMOディナーの始まりです。
選んだコースはAより一品多く、メインも選べる「Bコース:6,800円(税・サ別)」。そして、(お店の好意?で)パスタも二品(半分ずつ)選ばせていただきました。
この日のベストのお皿は温前菜の「穴子」でした。カダイフという極細の麺を揚げたものに包まれている穴子なのですが、下に敷かれた夏野菜の味付け・分量も絶妙で、とても楽しくいだきました。
次点は「鮎のタリオリーニ」でしょう。少しだけ入れられている肝の苦味が夏らしさを感じさせる一品でした。クレソンの風味も丁度良かったですね。
デザートの桃のコンポートは、7月・8月のランチで連続していただいているのですが、「量」が何倍もあり、清々しいミントのジェラートも合っていました。
この日頂いたのは以下のとおりです。
アミューズブーシュ
冷前菜:三崎産本マグロ
温前菜:穴子のカダイフ巻きフリット 夏の緑野菜
パスタ1:タリオリーニ・鮎とその肝 枝豆 クレソン
パスタ2:ピチ・ブレス鶏のラグービアンコ ジロール茸 燻製プロヴォローネチーズ
メイン:「蝦夷豚」備長炭火焼き
デザート:桃のコンポートとジュレ グラニテ ミントのジェラート
カッフェ:ミルクティーと小菓子
レモンチェッロの紅茶割
グラッパのソーダ割
10回目の訪問
結構好きになってきた「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」で今月の昼休みランチがスタートです。
この日のメニューは全てレベルが高かったのですが、その中でも一番のお皿は前菜の「シャムのハム」でしょう。上品な淡白さを活かすためのソースが絶品でした。
パスタは四角の断面のキタッラ。コクのあるアマトリチャーナとの相性は良いと思います。そして、この日のアマトリチャーナは、久し振りに「トマトソースが美味しい」と思わせてくれるレベルでした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
前菜 川俣シャムのハム シチリア産ツナのソース ジャルディニエーラ
パスタ キタッラ:アマトリチャーナ とろとろ赤なす
メイン 小田原産黒鯛のソテー 夏野菜のカポナティーナ
ドルチェ クレーマカタナーラ 桃のコンポートとジュレ
コーヒー
9回目の訪問
テーブルに小さなスプーンとフォークが用意されていて、「何かな?」と思っていたのですが、突き出しがいつものサラダではなく「冷製コーンスープと生ハム」になっていました。
この日のベストのお皿はメインのメジナでした。優しい枝豆のピューレのソース、色とりどりの付け合わせの野菜との組み合わせで、一口一口を、楽しく美味しくいただきました。
数日前にオステリア・アウストロ さんでとうもろこしを使ったパスタを頂いていたため、食べ比べ、ということではないのですが、とうもろこしを使ったパスタを選んでみました。普通に美味しかったのですが、やはりとうもろこしが優しすぎました。
デザートの桃は、「初夏(実際は既に猛暑)」を感じさせてくれる気持ちの良い一品でした。
今回私が頂いたメニューは以下のとおりです。
(突き出し 冷製コーンスープと生ハム)
前菜 小田原産カツオ 焼なすのマリネとピュレ ブッタネスカソース
パスタ スパゲッティーニ:とうもろこし 万願寺唐辛子 パルミジャーノ
メイン メジナのソテー、枝豆のピュレ セミドライトマト
ドルチェ 桃のコンポートとそのジュレ バニラジェラート
アイスコーヒー
8回目の訪問
今回のランチでは、パスタが絶品でした。
キタッリーナという、断面はキタッラのように正方形なのですが、更に細いヴァージョンです。メインは結構ゴロゴロと入れられたサルシッチャなのですが、アスパラの自己主張がなかなかのもので「抜群の美味しさ」でした。
今回私が選んだ料理は以下の通りです。
前菜:ブルターニュ産かも胸肉のハム レンズ豆 クレソン 緑トマトのジャム
パスタ:自家製キタッリーナ:サルシッチャ グリルしたアスパラ
メイン:岩中豚バラ肉のグリリア 焦がしアンチョビバターソース
ドルチェ:マンゴーのジュレ カルダモンのジェラート
7回目の訪問
今回も定番となった「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」でスタートです。
そして、前菜も先月と同じ「グリーンアスパラガスとパルマ産プロシュート、玉子のソース」。何故か「アスパラ」という文字を見ると注文してしまうのですよね。
パスタは「パヴェッティーニ:活スルメイカのラグーと空豆」。小さく切られたスルメイカの食感が数種類あり、楽しくいただきました。
メインに選んだ「メジナのソテー、ういきょうのピュレソース」。ウイキョウの優しい甘さが良かったです。「黒ニンジン(写真右下)」というのを食べるのは、多分初めてだと思うのですが。普通に美味しかったです。
デザートも先月と同じく「あまおうのタルト」、カッフェを選ぶように促され、「お茶」をお願いしてみました。「緑茶」を想像していたのですが「ほうじ茶」でした。
6回目の訪問
定番となった「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」でスタートです。
前菜は「グリーンアスパラガスとパルマ産プロシュート、玉子のソース」。アスパラの仄かな甘さとプロシュートの塩加減が丁度よく、美味しかったです。
パスタは「バヴェッティーニ・竹の子とインゲンのジェノヴェーゼ」。筍の特徴が上手く生きているパスタでした。インゲンは結構パスタに使われている野菜ですが、「筍」にはあまり出会た記憶がありません。調べてみたのですが、4年前に移転前のタニーチャ さんで焦がし小麦のタリアテッレ、ホタルイカとタケノコというのを頂いているだけでした。
メインは「沖縄県産ロイヤルポークバラ肉のコンフィ、バルサミコソース」、ドルチェに「あまおうのタルト」をいただき、慌ただしいながらもとても充実した昼休みランチを終えました。
4回目の訪問
前々回と同じ「からし菜・わさび菜のミックスサラダ」で、慌ただしいランチのスタートです。
今回選んだ前菜は「4種豆のズッパと小海老のインパデッラ」。4種類の豆の違いまでは判別できませんが、とっても優しいスープの中で小海老が幸せに泳いでいました。
パスタは「自家製タリアテッレ:熊本県産「あか牛」のボロネーゼ」。そぼろ状のラグーが美味しい一品です。
メインの「三元豚 肩ロースのロースト タスマニアマスタード添え」は粒状のタスマニアマスタードが曲者でした。味をピシッと引き締めてくれています。
デザート「ガトーショコラとフランボワーズのソルベ」と「ハーブティー・レモングラス」をいただいて、トータル50分のランチを締めくくりました。
5回目の訪問
4回目の数日後に会社の同僚とランチです。
ミックスサラダは取り分けとなりますが、パスタが(ハーフ)二皿になるため、昼休みランチとしてのハードルは上がりますが、満足度もアップします。(写真はメインの魚だけです)
1月に2回いただいたランチですが、間を置かずに再訪です。
ジンジャーエールをお願いし、またまた慌ただしい昼休みランチの開始です。
今回の突き出しは「カリフラワーのムースと白いトマトのジュレ」。洒落ています。上に乗っているジュレ、確かに仄かにトマトの味わいがあり、味の方も上品に仕上がっていました。
前菜に選んだのは、「北海道産水ダコとブンタレッラのアンチョビ風味」。ブンタレッラというのはイタリアの野菜らしいのですが、独特の苦味と歯ごたえに特徴があり、水ダコの淡い味わい・歯ごたえと好対照で、楽しく・美味しくいただきました。
パスタは「リガトーニ・新玉ねぎのアマトリチャーナ」。玉ねぎがペースト状になっていなく、そのまま使われているのですが、食感も甘さも生きていて美味しかったです、
メインの「肩ロース」は、周りに綺麗に盛り付けられた野菜たちとの相性を確かめながらいただきました。
ドルチェは1月からメニューに変更がなかったため、1回目にいただいたイチゴのソースのミルクプリンをいただきました。
月1ペースで通いたいランチです。
滅多にない事なのですが、この前の週のランチの時に、予約しての再訪です。
プリフィックスのメニューは殆ど変わっていないようでしたが、突き出しを始め少しずつ変わっていました。
この日も昼休みランチにも関わらず、欲張ってメインのある「ランチB:3,456円」をいただくことにしました。
突き出しの「鎌倉野菜(からし菜・わさび菜)のインサラータミスタ」で始まり、前菜は「40℃八海山サーモンと90℃のビーツ」、パスタは「タリアテッレ:ボロネーゼ」、メインは「三崎産スズキのソテー アンチョビ、ケッパー。ハーブのパットゥータソース」、デザートは「チョコレートとバナナのケーキ、牛乳のジェラート添え」、そしてコーヒーをいただき、トータル時間47分のランチでした。
年末に予約無しで伺ったのですが、予約で満席と断られてしまい、新年になって、改めてネットから予約して伺いました。
カウンター席を覚悟していたのですが、二人がけの席が私のために用意されており、二組(2人・5人の女性)が先客として席についていました。
「昼休みの時間制限があるので、ピッチよく出していただきたい」とお願いして、メインのある「ランチB:3,456円」のプレフィックスコースをお願いしました。因みに、前菜には「プーリア州産レンズ豆のズッパ」、パスタは「カサレッチェ:マグロほほ肉のブッタネスカソース」、メインは「金華豚のロースト」、ドルチェは「ラッテ イン ピエーディ、いちごのソース」、カッフェは「ミルクティー(アールグレイ)」をお願いし、ドリンクは「ノンアルビール:756円」にしました。
まず、ノンアルビールが登場し、間髪を入れずに突き出し(パルマ産生ハムとジャルディニエーラ)が出されます。生ハムと野菜とのコラボを楽しみ終えたところに、レンズ豆のスープの登場です。
何回かいただいたことのある「レンズ豆のスープ」ですが、「澄んだスープの中にレンズ豆が豆の形のまま入っている」という記憶だったのですが、結構ドロドロに溶けていました。「甘くないぜんざい」という感じで、美味しくいただきました。
パスタですが、お肉と呼んでもいいような食感のマグロほほ肉のラグーが、塩味・辛味をまとったブッタネスカソースになっていて、結構な量のカサレッチェがあっという間に空っぽになりました。
メインの豚のローストは衒いのない味付けで、素直に美味しかったです。
温かいミルクの紅茶をいただいていて、お店を出たのは13時5分前。入店が12時5分ですから、50分のランチタイムでした。
とっても満足し、翌週にもランチを予約してしまいました。
7位
3回
2020/06訪問 2020/06/13
6月の最初の土曜日、連れと共に伺いました。
5月末に臨時収入(特別定額給付金)が入り、私の分は「滅多に出来ない消費に使おう」ということで、このお店を選んだわけです。
ミッドタウン日比谷に着いたのが6時5分前。入り口にはアルコールが置かれ、警備員が消毒を促しています。店内のお店は営業しているのですが、閑散としています。
3Fに上がり、誰もいない廊下を歩いてお店に向かいます。
女性スタッフに迎え入れられると、入り口近くに山下支配人がいました。
SALONE2007と同様に、パーティションで区画された客席の通路を通って案内されたのは、コーナー部分に当たる特等席です。
スプマンテで記念写真を撮っていただき、全10皿のディナーがスタートしました。
そして、驚いたのがシェフの挨拶。フロアスタッフによって持ってこられたタブレットの向こう側に樋口シェフがいるのです。ここまで徹底しなくても、と、思いながら、タブレットの向こう側の樋口シェフに「よろしく」と挨拶しました。
突き出しの「タコ」ですが、私が大々々好きなSALONE2007の鮮魚のヴァポーレを凝縮したような料理でした。「浅利の出汁(泡)」「オレンジオイル」「タコ」と共通点が多く、口の中で広がっていく味わいに、「SALONE2007のディナーにまた行きたい」と思ってしまいました。
SALONE2007のランチでは、解説が書かれた縦長のメニューでしたが、こちらでは、一皿ごとに解説の紙片が用意されていたのにも驚きました。
「八海山サーモン」は、PRIMO さんの前菜のスペシャリテ(定番)で、何度もいただいているのですが、サローネグループのお店では初めて頂きました。美味しかったです。
面白かったのが「アオリイカのニョッキ」。食感は普通のジャガイモのニョッキとそっくりなのですが、味は完全にイカです。イカ墨の甘さ・ウイキョウの香りなどと上手に調和していました。
ビーツをキタッラ状に薄く削いだ「ビーツのキタッラ 烏賊肝のサルサ」は、イカ肝の使い方が中途半端に感じました。18年11月に広尾の劇場でいただいた「烏賊ラグーのオレキエッティ」をいただいたときの感動と比べてしまうからかもしれませんが・・・。
この日の私にとってのベストのお皿は「トンナレッリ」。この日の多くのイカの中でも、このお皿のイカが一番生き生きと活躍していましたし、パスタの食感も最高でした。
「白いティラミス」のパフォーマンスがなかったのも少し残念でしたが、こういう状況なので仕方ないでしょうね。
店を出るときには樋口シェフも厨房から出てきて見送っていただきました。ありがとうございました。
また伺いたいとは思うのですが、やはり少しリーズナブルで、職場にも近い山下町のお店にしげしげと通ってしまうのだろうと思います。
この日のディナーメニューは以下の通りでした。
突き出し:茹でタコ 2018/シチリア
冷前菜:八海山サーモンとグリンピース
パスタ1:ファーヴェ エ ペコリーノ
温前菜1:マディア風 アオリイカのニョッキ
温前菜2:ビーツのキタッラ 烏賊肝のサルサ
パスタ2:ビスクソース 白イカ ピスタチオ 浅草開化楼のトンナレッリ
口直し:スプリッツ ヴェニツィアーノ
メイン:ブルターニュ産乳飲み仔牛 マルサラソース
デザート:白いティラミス
カッフェ:(カプチーノ)と小菓子
初訪は昨年のゴールデンウィーク(開店一ヶ月後)だったのですが、その後、なかなか伺う機会を作れないまま一年近くが経過してしまったのですが、博多一泊の計画をした時に、羽田から直行すれば丁度よい時間になりそうだ、ということで、12時半に予約したわけです。
若干余裕を持っていたのですが、飛行機が15分ほど遅れたために、たまたま入店時間は12時半ジャストになりました。うちわやサイリウムなどの応援グッズが詰まったリュックを預け、皇居側に面した席に案内されました。
ビールをお願いし、平日ランチの始まりです。
前菜の「鮪とビスタチオソース」の絶妙なコラボレーションに感心していたのですが、この日の私にとっての最高の一皿は「パスタ」でした。
サローネグループでいただく料理では、前菜に感動することが多いのですが、久しぶりの「パスタでの感動」です。それも、最大級の感動でした。大体、ラグー系のパスタ(幅広麺のタリオリーニやタリアテッレ)は外れなく美味しいのですが、このパスタはラグーソースではないのに濃厚な羊の風味が麺に染み渡っています。そして、大きめにカットされたサローネ得意の仔羊の煮込みの味わいが、それに追い打ちをかけて口の中を駆け回るのです。この一皿だけで「今日来て良かった」という気持ちにさせてくれました。
「味比べをどうぞ」と西嶋支配人が用意してくれた「りんご酢、バルサミコ酢、オリーブオイル」の3種も美味しかったのですが、残ったソースに付けていただいたパンが一番美味しかったです。(料理のソースを付けてパンを食べることは10回に1回もない私なのですが・・・)
この日のランチメニューは以下の通りでした。
突き出し:鮪のカラスミとロマネスコのズッペッタ
前菜:鮪ブレザオラ ピスタチオのブリュレ
スープ:ズッパ ディ ペッシェ
パスタ:タリオリーニ 乳飲み仔羊ストゥファート トレヴィス
メイン:赤牛ロースト 南瓜のモスタルダ
デザート:白いティラミス
食後のお飲み物(マキアート)と小菓子
昨年11月に、本店でこのお店が出来ることを聞いて半年、そして、このお店がオープンして約1ヶ月が過ぎ、GW後半のこの日ようやく伺うことが出来ました。
予約時間は12時。新橋駅から帝国ホテル方面に向かって歩き、「東京ミッドタウン日比谷」に着いたのが丁度12時。ただ、それからお店のある3Fに上がるまで10分かかりました。直ぐにエレベーターに乗れないのです。エントランスは人・人・人で、エスカレーターまでたどり着くのに5分以上並ばなければなりませんでした。そして、ガードマンが大きな声で「2列に並んで乗って下さい」と誘導していました。3Fに上がり、レストランの方に進みます。どのお店の前も大変な行列が出来ています。そして、突き当りに人がいない扉が見えました。「SALONE TOKYO」です。
私が近づくと、女性スタッフが扉を開けながらにこやかに迎えてくれました。
店内に入ると、表の喧騒が嘘のような静けさです。テーブルの大きさも十分ですし、テーブル間隔も本店以上あるような感じです。ビルのコーナーにあるため、2方向から光が入り込み、クイントカントを思い出させる明るさです。
西嶋支配人に食前酒のカクテルをおまかせし、新しいお店でのワクワクするランチがスタートです。
そして、今年2月の本店に続いて、ここでもフロアスタッフの中に細田シェフを発見しました。話を聞いてみると、2ヵ月間限定ということでした・・・。そう言えば、この3日前の本店のフロアにいませんでした。
高見シェフが店の様子を確認しながら廻っている様子や、スタッフの動き方などを眺めていると、席に着いてからわずか7分後、一皿目の前菜・真蛸のアスピックの登場です。見た目の綺麗さだけでなく、繊細な味のハーモニーも最高でこの日ベストのお皿でした。私にとって、「サローネと言えば蛸」というイメージがあって、西嶋支配人と初めて出会った広尾の劇場では、いつもどの料理に「蛸」が入っているのだろうか、と、楽しみにしていましたし、本店ディナーの鮮魚のヴァポーレの中の蛸は、私の人生を楽しくしてくれる最高の友達(?)ですらあります。その蛸が、色々な食材にサポートされて、私の口中で素敵な音色を奏でてくれている感じでした。
パスタの前に提供されたパンですが、結構固めに焼かれていますが、味がしっかりしていて美味しかったです。
パスタは仔豚のタリアテッレ。ミートソース系にタリアテッレは定番ですし、しっかりした歯ごたえの麺が、仔豚の個性をしっかり受け止めていました。
スペシャリテの「白ポレンタのズッパ 鮮魚とホワイトアスパラのボッリート」。美味しかったですが、味よりも記憶に残ってしまったのがその器。私が写り込まないような角度を探すのですが、なかなか見つかりません。しばらくチャレンジしたのですが、ついに諦めて「修正」で対応することにしました。
メインをいただき、デザートを待っていると、永島シェフ自ら私の席にやってきて、その場でマスカルポーネを混ぜ始めます。そして、解説をしてくれながら、その場で仕上げてくれたのが「白いティラミス」。白いのですが、しっかりとコーヒーの香りは閉じ込められていて、フワッフワのマスカルポーネの美味しさを存分に味あわせてくれるデザートでした。私が今まで頂いたティラミスの中では群を抜いた一番だと思います。
食後のカッフェは、西嶋支配人に勧められるまま、バルコニーでいただきました。5月の心地よい薫風の中、皇居のお堀や森を眺めながらの食後のひととき。最高の時間が経っていきました。
サローネグループとしては、例外的にお皿の数は少ないものの、一皿毎の完成度や、立地・サービスレベルなど、この値段設定は「お得」だと思います。
近くにあれば、通うのですが・・・・。
ちなみに、このレビューが私の東京都のレビュー200軒目です。
この日のランチメニューは以下の通りでした。
前菜:真蛸のアスピック シチリア風
パスタ:イタリア産仔豚のタリアテッレ
スペシャリテ:白ポレンタのズッパ 鮮魚とホワイトアスパラのボッリート
メイン:短角牛サーロインのアッロスト 根セロリのバリエーションと共に
デザート:白いティラミス
コーヒーと小菓子(カンノーロ)
8位
1回
2018/05訪問 2018/06/29
日曜日の博多でのコンサートも終わり、休みを取った月曜日、羽田から真っ直ぐ予約していたこのお店に向かいました。(羽田から1時間弱)
ひらまつのイタリアンには、博多のKubotsuさんで出会い、立て続けにチェレステ 二子玉川店さん、銀座のアルジェント ASAMIさんと立て続けに伺い、ようやく4店目で本店(?)です。
予約は12時30分だったのですが、お店に着いたのは12時5分前。それでもすぐに案内してもらえました。
この日お願いしていたのは8,500円(税別)のコース。魚料理がない5,500円のコースも考えたのですが、メニューを見て、「桜海老」「アスパラガス」という私が大好きな食材が入っているこちらに決定したわけです。
突き出しのチーズ入りのシューから期待を裏切らない料理が続き、いよいよタリオリーニの登場です。ところが、蛍烏賊はしっかりといるのですが、「桜海老」が見当たりません。「桜の花が入っているのが、桜海老の代わりなのだろうか」と首をひねりながら食べ進め、舌先で桜海老を探すのですが、どうしても見つかりません。味的には桜海老が入っていなくても成立はしているのですが、こちらのコースを選んだ理由が桜海老だったので、どうしても納得がいきません。食後にフロアスタッフに尋ねると・・・、しばらくして返事が。「入れ忘れた」ということでした。
この日の私にとってのベストのお皿は、「帆立貝のソテーとアスパラガス モリーユソース」。私の予想は良い方に裏切られ、アスパラガスがホワイトとグリーンの2本。その味と食感の違いを味わいつつ、本来ならパスタに添えられていた「桜海老」をつまみました。
今まで伺ったひらまつグループのイタリアンの中では、ケレン味のない盛り付けのお皿ばかりで、「王道イタリアン」を楽しめた一時間半でした。
この日のメニュー(ランチ・VERDIVERDI <ヴェルディ>)
始まりのひとくち
鰆のレアソテーとコッパ 新玉葱のピュレ
烏賊墨を練りこんだタリオリーニ 蛍烏賊と(桜海老)
帆立貝のソテーとアスパラガス モリーユソース (+桜海老)
ポルト酒で絡めたイベリコ豚のローストとサルサヴェルデ 茄子のカポナータ
デコポンとフレッシュチーズのムース
コーヒー(カプチーノ)と小菓子
9位
1回
2018/04訪問 2018/08/16
博多のリストランテKubotsu さん、代官山ASO チェレステ 二子玉川店 さんに続いて、ひらまつのイタリアンのお店3軒目になります。結論から言うと、どのお店も、料理・サービス共素晴らしいということでしょう。
GW前半の日曜日に伺いました。
3基並んでいる小さめのスケルトンエレベータの1基で8階まで上がると、目の前がお店の入口です。笑顔で迎え入れてくれた女性スタッフと一緒に店内の階段で9階に昇ると、テーブル間隔がゆったりと取られているフロアが現われます。一人分だけセッティングされた丸テーブルに案内され、ビールをお願いして銀座でのランチの始まりです。グリッシーニをポリポリ食べなから、前菜の登場を待ちます。
前菜の登場まで少し時間がかかったのですが、登場した「鮎」を見て、納得です。囲炉裏をイメージしたような小さな火鉢(?)の真ん中に、細い備長炭が立てられていて、その脇に串に刺さった二匹の鮎がいるのです。(写真を撮れなくて残念) その2匹の鮎が載せられて料理の完成です。ビジュアルだけでなく、味の方もゴルゴンゾーラの風味と鮎の優しい苦味が、魚ベースの出汁(和風のスープ)と出会って、格別なものになっていました。
パスタ・メインもしっかり美味しかったですが、デザートが私にとってのこの日のベストでした。
求肥とあまおう、そしてクリーミーなマスカルポーネの出会いが、超高級な苺大福となっていました。
荷物を預けていなかったため、帰りは9階から直接エレベータに乗ってお店を後にしました。
この日の5,000円のメニューは以下の通りでした。
前菜:天然鮎と山葵 香草と備長炭
パスタ:北海道産 帆立貝とアッラビアータ
メイン:黒毛和牛肉のアッロスト 筍とモリーユ茸
デザート:旬果 苺のピアット 濃厚なマスカルポーネ
コーヒーと小菓子
10位
6回
2025/04訪問 2025/05/18
満開の桜が散り始めた、金曜日、国道1号をひた走り伺いました。
営業開始は10時なのですが、9時15分に到着しました。(9時に到着する手筈だったのですが、三島から結構渋滞していた)
連れに番号札を取ってきて貰ったのですが、その番号は15番。30~50番位を予想していたため、意外と混んでいないことに驚きました。スタッフから、「9時50分頃にはお並び下さい」と言われたということなので、しばらく車の中で待ちました。
10時前の9時50分から営業が始まり、程なく(10時10分頃)順番がやって来ました。
注文したのは、二人共「生桜えび丼:1,000円」。そして、前回訪問時にはなかった「一家族6枚まで」と制限がかかった「かきあげ:600円」を制限一杯の6枚購入しました。この桜えびonlyのかき揚げですが、半分に折って冷凍しておき、そばやうどんにトッピングして楽しんでいます。
今回は3分の1ほど頂いたところでだし汁を入れてお茶漬けにしていただきましたが、至福の時でした。
週末の金・土・日だけの営業ということを知り、混雑を避けて金曜日に伺おうと決めていたのですが、5月第1・2週と荒天が続き、天候に恵まれたこの日、ようやく伺うことが出来ました。
今までの経験から出発時刻を計算し、駐車場に着いたのは予定より5分遅れの10時5分。金曜日だから、と、甘く見ていたのですが、行列が出来ていました。
「たった30分」待っただけで注文窓口に到達です。
この日は、18年と同じように、「本日は、今朝水揚げされた桜えびを使用しております。」という貼り紙があります。ということで、注文したのは初めての「生桜えび丼:1,000円」。(連れはかきあげうどん)
土産(自分用)に「かきあげ:600円」を4枚購入しました。なぜ、単品だと600円で、かきあげ丼やそばだと、2枚付いて1,000円なのか不思議に思っていたのですが、説明文に「丼、そば用のかきあげより一回り大きいです」と書かれていて、納得です。
ついさっきまで泳いでいた生桜えびは、甘く、美味しかったです。半分ほど食べ進めたところで、出汁を取りに行き、出汁茶漬けとしていただきましたが、これまた最高でした。
全国ネットのTVの取材クルーも来ていて、「放送される前で良かったな」と思いながらまた長い家路に着きました。
毎年、春漁が始まってしばらくたった4月の終わり頃に伺うのですが、2018年から不漁が続いており、昨年は10年以上続いた由比詣でを中断してしまいました。
そして昨年の秋漁も、復活こそしたものの、十分な水揚げはなく・・・。
今年の春漁で十分な水揚げがあったとしても、まだこのお店の本格復旧にはならないだろうと読み、我慢しきれずに土曜日に伺いました。
沼津の国道1号線沿いの桜並木は、例年ならば葉桜になっているのですが、2月ということで、芽吹いてもいません。
着いたのは10時15分。
一昨年までのような行列などなく、先客も二組だけです。
「浜のかきあげや」というお店の名前なのに、イートインメニューに「かき揚げ」がありません、そして、テイクアウト用に1枚600円と、従来の2倍の値段が付いていました。(家用に5枚、小遣いで購入)
注文したのは私が「バラ揚げそば:1,000円」。連れが「バラ揚げ丼:1,000円」と「しらすのみそ汁:100円」。当然のことながら「桜エビのみそ汁:100円」はメニューから消えていました。
大分前に食べた芳露庵 さんの桜海老バラかき揚げは、桜エビがすぐに衣を脱ぎ捨ててしまい、悲しい食べ物になっていましたが、こちらのお店のものは、桜エビも、シラスも、しっかりと衣と一体となっていて十二分に美味しい天ぷらでした。特に期待していなかったシラスの美味しさにも驚きました。
持ち帰った「かき揚げ」は、110円のアルミ鍋のうどんにトッピングしていただきましたが、やはり最高でした。
例年4月上旬に伺うことにしているのですが、今年はGW初日になってしまいました。
いつもより更に混んでいるだろうと予想して、今回現地に到着したのは開店45分前の9時15分。それでも番号札は60番台です。「5分前の9時55分頃に並んで下さい」ということで、漁協直営の由比港漁協直売所で土産を購入したりして時間を潰します。
9時55分に並ぶために戻ったのですが、番号札は130番になっていました。
注文できたのは、だいたい見込み通りの10時40分。今回は一昨年頂いたのと同じ「由比丼セット:1,000円」。釜揚げのシラスと桜海老のハーフ&ハーフの由比丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁がセットで、お得感満点なのですが、今年は「本日は限定200食」と書かれていました。
また、この日は運良く「本日は、今朝水揚げされた桜えびを使用しております。」と貼り紙がありました。ちなみに、日曜・祝日の前日は漁に出ない(多分市場が休み)ので、当日の桜海老ではないそうです。
(2017.4)
私にとって例年の行事になってしまった、「由比の桜えび」ですが、今年は例年より1週間遅い訪問となりました。
今年は開店の30分ほど前に着いたため、10時半前に注文することが出来ました。
今年頂いたのは、「かきあげそば+桜えび炊き込みごはん:1,000円」と「沖あがり:250円」の計1,250円。
桜えびを満喫しましたが、炊き込みごはんの量が多く、お腹はパンパンになりました。
帰る時は、開店時間の10時より、更に行列は伸びていました。
(2016.4)
開店10時の15分前についたのですが、番号札は80番台。昨年120人で45分待ちだったので、80組(160人以上)で1時間かな、と思っていたら、案の定、丁度11時頃に注文することができました。ちなみに、注文して商品が出て来るまでは1分かかりません。
今年食べたのは、由比丼セット。釜揚げのシラスと桜海老のハーフ&ハーフの由比丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁がセットで1,000円です。
来年は平日に訪れたいと思います。
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(2015.4)
今年も、春の定例行事、由比漁港に行ってきました。
お店の前に到着したのが、10時35分。行列の後ろに付くために歩きながら、行列の人数を数えたのですが、120人オーバーでした。
並んだ時間は昨年より少し長く45分でしたが、いままでいつも売り切れだった「沖あがり(豆腐とネギと桜えびをすき焼き風味で煮込んだもの)」を初めて頂くことが出来て大満足です。
家内は昨年と同じメニューで、「漬けどんセット:1,000円」(漁師の沖漬け丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁)を満足そうに食べていました。
また、会社の同僚に「桜えびドーナツ(4個250円)を買っていったのですが、結構好評でした。
ちなみに、今年は、桜えびが不漁ということで、臨時休業の日が多いようです。(私が伺った4月12日を最後に、ずっと休業が続いているようです。)
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(2014.4)
今年はTVで紹介されたらしく、「桜えび祭り」ほどではないにしても大行列ができていました。(日曜日、10時50分時点)
40分並びましたが、今年も結果は大満足でした。
値段ですが、かき揚げ単品の値段は300円で据え置きでしたが、かき揚げそばは700円から750円に値上がりしていました。ただ、昨年まではなかった「桜えび炊き込みご飯:400円」が新規に販売が開始されており、今回私が頼んだのは、「かき揚げそばと炊き込みご飯のセット:1,000円」。炊き込みご飯の量が多く、二人分の食事、という感じでした。
炊き込みご飯は十二分に美味しかったのですが、かき揚げを食べた後に食べると、桜えびの香りが淡く感じられ、先に全部食べておくべきだった、と、反省しました。
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(2013.4)
今年で5年連続の桜えびグルメです。
今回も天気に恵まれ、大満足の半日となりました。
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(2012.4)
今年もまた由比まで桜えびを食べるためだけに出かけてきました。
ドライブとしても格好な好天気で大満足な一日でした。
「由比丼」というのは、桜えびとシラスの釜揚げがたっぷり載った、漁協直営店ならではの太っ腹な盛り付けで、一口頂きましたが、文句なしにおいしかったです。
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(2011.4)
桜えび大好きです。
以前は、ここ由比の桜えび祭りに来ていたのですが、混雑がひどすぎるため、普段の休日にここを訪れることにしています。
(今年は、東日本大震災の影響で桜えび祭りは中止になったようですが・・)
東京で食べる「桜えびのかき揚げ」というのは、「桜えびが入ったかき揚げ」ですが、ここのは「全て桜えび」です。味の濃度が違います。
そして、安い。
蕎麦の味など、許してしまいます。
何時間も車に乗って食べに行くだけの価値があると思います。
イタリアンメインなので、どうしてもイタリアン中心のベストラストランになってしまいます。
その中で、唯一フレンチで入っている「マノワ」さんは、本当に私にとって素晴らしいお店なのだと思います。
そして、毎年春に伺う由比漁港の「浜のかきあげや」さんも外すことが出来ませんでした。昨年から「桜えびの不漁」が続いているのが心配でなりませんか・・・。
2019年も素敵なお店に出会えることを楽しみにしています。