3回
2019/08 訪問
今年で15周年だそうです
私が「イタリアン」と出会ったのはこのお店でした。
8年前クーポンが流行っていて、クーポンを活用しながら食べ歩きを始めた頃、広尾にあったこのお店に出会ったのです。そして、その料理・ホスピタリティに感激したのが、今では400軒を超えるイタリアンレビューをするようになった私の原点なのです。
こちらに移転してからは、1回しか伺えていなかったのですが、ようやく再訪することができました。
会社を5時ジャストに出て、みなとみらい線から東海道線に乗り継いで、新橋から歩くこと暫し。お店に着いたのは開店時間の6時ジャストでした。
扉の「OPEN」の文字を確認し、店内に入ると、奥さんが変わりない笑顔で出迎えてくれました。
用意されているのは当然カウンター席です。この日も、二つのテーブル席、個室とも予約が入っていました。(7時前には全てのテーブルで食事がスタートしています)
この日お願いしていたのは、あるサイトにあった「夏の限定お試しタニーチャショートコース 全5品スパークリングワイン1杯付き:7,200円」。
セットのスパークリングワインととアミューズ(生シラスとサラミ)でこの日の素敵な時間が始まりました。
続いて前菜4種が登場します。牡蠣などの冷前菜だけでなく、温前菜としてコロッケが入っているのが、ホッコリさせてくれます。
この日のパスタはスパゲッティでした。「はも」(だったと思う)と「マダラのからすみ」に「万願寺唐辛子」という具材なのですが、「からすみ」が摺り下ろされたものだけでなく、スライス片が結構散らされており、その存在感が生きていました。
メインの「あか牛のカイノミ」のローストには、結構の分量のサマートリュフとハニートリュフ(初体験)がかけられていました。お肉のボリュームもたっぷりで、お腹いっぱいです。
デザートはメロン。一番下にはメロンの果肉。その上にメロンのジェラートがあり、一番上の透明なジュレは貴腐ワインということでした。「縦に切るようにして食べてください」ということでしたが、ジュレの味がメロンに負け気味で、ジュレだけ別にいただいて、その美味しさを味わうことができました。
カッフェはカモミールをお願いして、一時間半強の素敵なディナーが終わりました。
近い内に是非再訪したいとは思うのですが・・・。
スパゲッティ(はも・マダラのからすみ・万願寺唐辛子)(2019.8)
セッティング(2019.8)
スパークリングワイン(2019.8)
グリッシーニ(2019.8)
アミューズ(生シラスとサラミ)(2019.8)
前菜4種(2019.8)
グラッパのソーダ割り(2019.8)
あか牛(カイノミ)のロースト(2019.8)
メロンのデザート(2019.8)
カモミール(2019.8)
生チョコ(2019.8)
(2019.8)
2019/09/15 更新
2015/01 訪問
虎の門のタニーチャ、初訪問
(2015.1)
広尾のお店には、3年間で14回も通いましたが、こちらに移転されて初めての訪問になります。
なかなか東京に出向く機会がなく年を越してしまいましたが、ようやく東京での仕事に合わせて予約することが出来ました。(ネットでは、一人での予約の選択肢がありませんが、電話予約なら問題ありません。)
地下鉄虎ノ門駅から若干迷って遠回りをしたものの5時40分に到着。予約の6時には少し早かったものの、扉に掛けられた「OPEN」の札を確認して店内に入ると、いつもの明るい声色で奥さんが出迎えてくれました。
店内は、照明が明るくなっていましたが、席数が減ってはいるものの、個室やテーブルの配置など広尾のお店のイメージとよく似ていてすぐにお店の雰囲気に馴染むことができました。
個室、テーブルのすべてに予約が入っており、オープンキッチンの前に設えられた4席のカウンター席の端にも、私のための「Reserveプレート」が置かれてていました。
この日は、新春ということで、ウエルカムドリンクにスプマンテが付いた「Buon Anno(新年おめでとう)コース:6,000円」を頂くことに。
冷前菜は、「さわらのカルパッチョ」。ウイキョウとゆずの爽やかな香りと共に頂きました。
今回圧巻だったのが、温前菜の「4種の甲殻類のスープ」。ウチワエビは食べづらかったものの、濃厚なワタリガニをベースにしたスープを、最後の一滴まできれいに頂きました。
パスタは、「芽キャベツ・真鯛・新鮮トマトのスパゲッティーニ」。あっさりとした仕上がりで、芽キャベツと真鯛の甘さも丁度良く美味しく仕上がっていました。量が今までこのお店で頂いた中で一番多いように感じたのは、「一人分」の少量を作るのが難しいからかもしれません。
メインの「フランス産の牛」を食べ終わる頃から他のテーブルの予約のお客さんが続々と来店し、7時過ぎにはカウンター席を残して店内は満席状態に。それでも、奥さんの手際のよい対応が続き、私へのサーブが滞ることはありませんでした。
デザートは、新春らしく「イチゴ尽くし」。スープやジェラートだけでなく、イチゴのチップまで。自家製という練乳の甘みもしつこくなく、これもまたあっという間に完食しました。
近いうちに再訪したいとは思っているのですが・・・。
メイン(アップ)(2015.1)
カウンターのテーブルセッティング(2015.1)
スプマンテ(2015.1)
(2015.1)
アミューズ(2015.1)
(2015.1)
レモンチェロのソーダ割り(2015.1)
冷前菜(さわらのカルパッチョ)(2015.1)
温前菜(4種の甲殻類のスープ)(2015.1)
パスタ(芽キャベツ・真鯛・新鮮トマトのスパゲッティーニ)(2015.1)
カンパリソーダ(2015.1)
メイン(2015.1)
デザート(2015.1)
コーヒー(2015.1)
(2015.1)
(2015.1)
2016/06/05 更新
2年ぶりの再訪になります。
傘を差すかどうか迷うような小糠雨の中、開店時間の5時丁度にお店に到着し、奥様ににこやかに迎え入れて頂きました。
当然用意されているのは、カウンター。その左端の席に初訪時から変わらぬ、渦巻状のナプキンリング等がセットされていました。
まずノンアルビールをお願いし、程なくのアミューズが提供され、大分時間を置いて、「前菜6品の盛合わせ」の登場です。そして、これを食べ終えたところで、箸とフォークと一緒にカトラリーレストが回収され、次の料理用にスプーンが置かれました。
冷前菜は「ガスパッチョ」。ウニがたっぷり乗せられていました。ここで、ノンアルのスパークリングをお願いしたのですが、このオピアというメーカーのスパークリングが秀逸でした。辛口で、ノンアルとは思えないしっかりとした味わいでした。
温前菜の「鯛とポルチーニ茸」。サーブされると同時に、濃厚なポルチーニの香りが漂います。鯛も当然美味しいのですが、しっかりとした味わいにもかかわらず、ギリギリしつこさを感じさせないスープが最高でした。この日一番のお皿でした。
メインのサーロインは、ボリュームたっぷりで、お腹いっぱいになったのですが、キッタリーネ(キタッラの細いバージョン)は素直な美味しさで、キッチリお腹に納まりました。
デザートはモンブラン。「栗にはまだ早いよね」と思ったら、「カボチャ」のモンブランでした。
丁度2時間かけたディナーでしたが、充実した内容に大満足です。
次はいつ伺えるのでしょうね。
この日のディナーは以下の通りでした。
2品のアミューズ
季節の料理6品の盛り合わせ
冷前菜・ウニのガスパッチョ
温前菜・鯛とポルチーニ茸
口直し・スイカのグラニテ
メイン・サーロイン(九州と東北、2種類の和牛)
パスタ・キッタリーネ トマトソース
デザート・かぼちゃのモンブラン 下にはテョコやジェラートが
カッフェ・カモミールと小菓子(生チョコ)