tosi104さんのプロフィール詳細

渋谷区在住のアラフィフ。食の専門家でもある「フードアナリスト」です。
仕事の関係で国内外問わず、全国各地で外食して食べる事が趣味です。ほぼ車移動のためアルコールが NG …。家では日本酒・ワイン等結構頂きますが基本的にドリンクに関する採点は入っていないことが多いです。

高い店がおいしいかと言えば、そうではなく高い食材を使う事により美味しく作れる可能性が広がったのだと思っています。「いただきます」という言葉の中には料理はもちろんのこと、その場の「空気」も存在すると思っています。つまり雰囲気や環境、サービス等すべてのホスピタリティを含めて「いただきます」と考えています。価格はお皿上の料理だけではなく全てのホスピタリティを含めて「楽しい料理」の対価だと考えます。つまり「料理を楽しませていただいた」と思えるお店が私の中では評価が高いです。

レビューで見かける表現に「おいしい」がありますが「その方の美味しい」と「私の美味しい」は違うということを理解しましょう。食べログに限らず、この様な口コミサイトはレビュアーの顔は見えず、唯一参考となるプロフも記載していない場合、その方の基準は分かりません。要はレビューした方と自分の価値観がどれくらい異なるのか同じなのかが問題なのです。また美味しいという感覚も、その方の価値観、食文化、経験値でかなり曖昧です。例えは「あまくて美味しい」とか「このお肉柔らかくておいしい〜」という表現も良く耳にしますが、甘かったり、柔らければおいしいとか限りません。辛い物を好む方、噛み応えのある食感を好む方からすれば「美味しい」の基準が違ってきます。また「普通」という表現をなさる方も驚くほど多いのですが「あなたの普通」と「私の普通」は違うのです。
ということで最近の私のレビューは「おいしい」とか「普通」などの表現はしなくなりました。ただし感動を表すために「旨い！」ということがしばしばありますが、これは感嘆詞と理解して下さい。

評価基準の内容
☆〜☆☆
2以下に関して総合は（-）となり評価していませんが各部門でのみ評価しています。お勧めできない原因が何かあるお店

☆☆☆
しなくてならない必要最低限のサービスはできているが料理や雰囲気など総合的に善し悪し関係無く印象に残らないお店

☆☆☆☆
料理はもちろんのこと食事を楽しませてくれる雰囲気、サービス、空気、おもてなしなどホスピタリティが第三段階まで感じられ、遠くてもその店の為に何度も行きたいと思えるお店

☆☆☆☆☆
最高点数の５は最終ゴール。この上が無いと言う意味で原則として存在していません。なぜなら料理やサービスなどホスピタリティも含めて最終ゴールは無いと思っております。つまり常に日進月歩で自己啓発を繰り返し精進し常に前進し続けていると考えます。ですから５を付けた瞬間からもうその店に現時点以上のものを期待するものは無いということになり、それはとても非現実的だと私は考えております。結果私の中では原則として☆５が存在しません