レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/01訪問 2014/07/10
2014年1月15日
今年もまずはここへ行かなければ始まらないと言えるほどのマイフェバリットダイニング。
本日は、特別にブイヤベースを作ってくれた(メニューにはありません)。
事の発端はプリフィックスのCコースで魚料理が入って来るのだが、先日来たばかりで同じ料理を出さず、なにか今まで出したことのないことない料理…ということで出てきたのだった。
個人的にはブイヤベースは大好きなので、とても感激した上に、味は「え。この短時間に?」と言うくらい深い味わいで良く魚介の出汁がしっかり出ていて、これまた口に入れて感動したしだいだった。
2013年10月3日
ちょうど9が月ぶりに伺った。
久しぶりなのでメニューも色々変わっていて、特に時期的なメニューとしてキノコを使用した料理が目に付いた。しかしながら、それには目もくれず何時ものコースで…。数ヶ月ぶりにフォアグラのテリーヌが復活してたので、アンティパストにチョイス。個人的にテリーヌは苦手なので他では絶対オーダーしないのだが、一度ここで強く勧められて(食べず嫌いもなんだかなぁということで)口に入れた瞬間にいままで経験したことのないテリーヌが楽しめた。テリーヌにするからと言ってフォアグラ素材のランクを下げずにポアレでも充分に楽しめるものを贅沢に使用しているからだと思われる。
パスタはドライトマトと蟹をチョイス。これはここの定番中の定番メニューなのだが今までは蟹の身は小さく、出汁が取れやすい調理方法だったのを、より蟹肉を楽しめる様に大きめにカットして食べ応えの方を楽しめる様に微妙な更新をしていた。確かにこの方が蟹の風味をより一層口の中で楽しめる。
今回もっとも感動したのは、真鯛のグリル。何処にでもあるメニューだからこそ、その火の入れ方やソースでどれだけゲストに感動と驚きを与えることができるかが勝負で、このようなシンプルな料理こそシェフの技術がそのままテーブルに運ばれるとても難しい一品だと思う。まず見た目は秋らしく季節感満載の盛りつけ。皮を見て真鯛自体の下処理も一切手を抜くことがない丁寧な仕事っぷりも垣間見える。皮はかなりパリッとしており、噛むほどに心地よい感触と音がする。さらに身は充分に水分も含みしっとり、しかも旨味を含んだ水分が熱で抜けきらない様な絶妙な火加減で調理されている。だからしっとりしているのに、ふっくらもしていてこの共存が難しい状態を作出していることに感動した。さらにソースはお皿の下にあるレモンソース(レモンに水を加え泡立てて立体感をだしている)を付けて頂くと…当然ながらとても合う。いわゆる焼き魚にレモン汁をかけるという発想を発展させたものであるが、言われれば当たり前のことだが、イタリアンのメニューに加えるソースとしてよく練られた発想だと思う。コロンブスの卵である。
ということで、やはりここはサービスも料理も空間も安心できるマイフェバリットダイニングの一つであることを再確信した。
2013年1月2日
本日はランチでの利用です。ランチといってもメニューはほとんどディナーと変わらなく、ランチ価格で頂けるのでとてもお得です。
アンティパスト(前菜)「フォワグラと冬野菜のスープ仕立て 黒トリュフの香り」
まずはお皿が目の前に来た瞬間、トリュフの香りが鼻に抜けてくる。嗅覚に食欲を刺激されスープを口に入れると…暖かい(決して熱くない)。第一印象は「お雑煮?」を彷彿させる味。お正月だから?それともいつもこの味?とにかく和風テイストだ。冬野菜は旬なので食感や味わいに身を委ねながらフォアグラに口に運ぶ。最初はスープにすることによりフォアグラの旨味など逃げてしまうのでは?と思ったが実際は杞憂であった。しっかりとフォアグラの存在感はあって、アンティパストとしても食べ応えがある。
本日のパスタはゴルゴンゾーラ香るトマトパスタ。パスタの下にトマトソースで和えた豚肉が敷いてあり、その上にパスタとゴルゴンゾーラをあしらっている。まずは上層部でチーズパスタを味わう。流石にゴルゴンゾーラーだけあってチーズの主張は半端無く伝わってくる。途中から全体をすくう様に混ぜ合わせると、下層のトマトソースが利いてトマトクリームパスタに早変わり。チーズとトマトの相性をこの上なく体験できる一品となっている。
メインは魚料理でアイナメを頂いた。
アイナメは1月〜4月初旬くらいまでが旬で、カサゴ科なので淡泊な白身魚。パリッとした皮にプリッとした食感はこの時期が一番楽しめる。ソースは割と軽めでアイナメの素材を生かした味付け。フレンチに慣れ親しんでいる人には少々物足りないかもしれないが、私くらいの年齢になるとこれくらいの素材が分かる味付けで旬の魚を楽しめる方が嬉しい。
ドルチェはこちらで有名なモンブラン。
しかしながら、とても残念なことに、現在このモンブランはメニューから外れている(>_<)。
今回、知人のハッピーウエディング&バースディという事で特別に再現していただいた。シェフも久しぶりに作るとあって力が入ったとのこと(*^_^*)。味にもそれが伝わる。以前よりも濃厚な味わいが楽しめた。
見た目はメレンゲの白一色で四角錐に形取られた読んで字のごとく「モンブラン(山)」を表現している。初めて頂く方は、一般的なモンブランの概念の想像を超えたビジュアルにきっと驚くだろう。一口スプーンですくって口に入れると、メレンゲがさーっと口の中で溶けて、追い打ちをかけるようにバニラの香りがくる。そして「山」の中心部に到達する頃には、この逸品の真髄でもあるマロンと対面できる。
実は以前も無くなった時期があったが、ファンからの熱い思いが復活させていた。しかしながらシェフの立場上、常に新しいメニューにトライしていきたいという思いから、あえて今回もメニューから外れてしまったらしい…。ただし予約時にリクエストすることによって、再会できる可能性があるので、出来るか出来ないかは分からないがリクエストして欲しい一品である。
今回は記念日ということで、ワインを頂いたり、ケーキを頼んだり、特別にリクエストした料理を出して頂いたので、お一人様1万円を超えるランチとなったが、十分楽しめたので、その対価は妥当と思われる。
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2012年3月4日
身内の誕生日にこちらでディナーをいただきました。
かなり、こちらを利用させて頂いているにもかかわらず、誕生日に利用したのは初めてでした。
ここのフォアグラは、上の写真を見て頂いてもお分かりのように、同じフォアグラ料理でも月日が変われば様々にアレンジされており、どのように調理されても、どれも見た目が美しく、付け合わせとのコンビネーションも調和が取れて口に入れると思わず微笑んでしまいます。この日頂いたパスタは、○ペスカトーレ ○濃厚ウニクリームのスパゲティ。パスタは歯触りから茹で具合までいわゆるアルデンテ。ペスカトーレもウニも十分に新鮮な素材を感じるソースで、残ったソースはパンに付けて頂きました。メインは「岩中豚の狩人風」。豚も上質で柔らかく、少々淡泊ではあるが、その分、ソースが濃厚なのでとてもおいしく頂けます。
誕生日だったので、事前に予約時にケーキを用意して頂きました。中はチーズ香るムースです。最初はスポンジケーキを期待していたので少々残念に思っていたのですが、ひとたび口にすると、その概念を覆すほど濃厚なムースとフワッと溶ける口当たりに魅了されました。これはこれで正解。誕生日でなくとも頂きたいケーキです。
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2012年1月19日
本日はランチにお邪魔しました。
夜と同じメニューをランチでもいただけて、価格は半分。
フォアグラは相変わらず、口の中でコクが広がった後にとろけていきます。
カルボナーラは卵黄の味わいがとても出ているので「たまごかけご飯」ならぬ「たまごかけパスタ」とも言えるほどです。
ランチのデザートは4種盛り。
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2012年1月
まずはお正月時期を外して、世間がお正月ムードから一段落した頃に伺った。
行く前に電話をしてフォッカチャがあるかどうかの確認。とにかくここのフォッカチャは大好物なのだ。
店内に案内され、本日は一番奥のガラス張りの席、ここ二子玉川は閑静な高級住宅街が立ち並び、緑の多い土地柄なので、窓から見下ろす夜景は…少々暗い…(^_^;)。見下ろせば目の前に多摩川が流れ、イルミネーションやら街灯などの光も少ない。なので246と東名高速道を時折通り過ぎるヘッドライトが天空から見下ろす流れ星の様だ。まぁこれもありかな。
さて料理の内容にいきましょう。
年が明けてもさほどメニューに大きな変化がなかったが、今回初めて食したのは
「美桜鶏もも肉のインボルチーニ鱈とじゃが芋のペースト添え」
「フォワグラと白アスパラガスのソテー トリュフのソース」(写真3枚目)
まだまだトリュフの季節なんだなと実感。
前者は見た目も美しく、一見「太巻き?」という印象。美桜鶏もも肉はとても上品で控えめな味なので、鶏を食べているという感じではなく、あくまでも前菜の一品としては十分は役割をしている。また後者は、ガッツリとトリュフのソースが感じられる。ツレは大のフォアグラ好き。なのだが…トリュフが苦手(というかキノコ類全般NGという奇特な舌の持ち主)な為に、大好きなファオグラを断念した。ちなみに私の耳元でこの様に囁いた「ねぇ、トリュフのソースでいつまで続くと思う?やはり春先の3月くらいまではこのメニューあるよね?やだな〜」って。つまりトリュフも好きな私にとっては「とても美味しいフォアグラ」なのだが、ツレにとっては「この世の物とは思えないくらい最低に不味いフォアグラ」なんだそうだ。やはり恐るべし好みの見解の相違。こういった意見を目の当たりにすると、レビューなどで「おいしい」とか「まずい」と言うべきではないなと改めて感じた。
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12月18日
ディナーにて訪問
前回に続き本日のパスタは春菊。
またもやこれを注文。うんうん、魚介の出汁がよく出て
口の中に広がっていく、これは正解。
今回一番印象に残ったのはデザートだ。
今まであったモンブランが無くなっている…
と思いきや、そのモンブランを進化させたデザートの登場。
写真のものだが、今までのモンブランを外と中をセパレート
し、より進化させたもの。これは絶品。
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10月27日(ランチ)
約3ヵ月ぶりです。
こんなに間が開く事はなかったのですが、ホームグラウンドに
帰ってきた感じです。
今回も珍しくランチで伺いました。
接客云々に関しては、ここはもうお友達の家に行った感じのノリ
になってしまってます。なので割愛。
今回、イチオシは「本日のパスタ」でした。
魚介の出汁に春菊をあしらっているのだが、春菊が苦手な私でも
トライしてみて正解だったと思える一品でした。
メインに豚をチョイス。
こちらは、ソースが何か家庭的な懐かしい味がしますが、よく言
えば、取っつきやすい味。言いようによってはチープな味とも感
じるかもしれません。
何はともあれ、やはりランチは安いですね。
ディーナーの半額程度で食べられるなんて素敵です。
ごちそうさまでした。
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7月21日(ランチ)
7月24日(ディナー)
と連続してお邪魔しました。
まずはランチ。
ここでのランチは5〜6年ぶりかな。
電話で14:30分がラストオーダーと聞き、間に合いそうなので
向かいました。高島屋へは14:15分には到着したのだが、なんと
駐車場の渋滞(なんで?)で20分の車行列。とりあえず遅れる事
を電話して、5分押しで入店。
床から天井までのガラスに覆われた壁、昼間、この店はこんなに
明るかったのね(^_^;)。
さて、季節も変わり新メニュー。
本日のパスタは枝豆ソースのパスタ。
おー新味!コショウが少々効き過ぎだったが枝豆の味がパスタの
食感で口の中で踊り出しました。旨い。
メインは豚さん。
これまた豚とは思えないほど深い味。
スタッフに効いた所、ディナーも同じコースがあるとのこと。
で、ランチはなんとディナーの約半額!これはすごくお得!
ただし期間限定のメニューもあるとのことで早々にまた楽しみた
いと思いました。お会計は2人で1万円少々でした。
安さにびっくり。
ということで、3日後にディナーに再訪…(^_^;)。
アプタイザーを少々変えただけで、枝豆のパスタ(メニューには
記載がありません。本日のメニューでリクエスト)とメインは豚。
うーむ。今日も満足。で、お会計…。
2人で22,000円j弱。いつもと同じ金額。
ということは、いかにランチがお得なのかということを再認識し
た日でした。
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【今までのレビュー】
とにかく、オススメレストランの一つ。
マイフェバリットダイニイングで、月に1から2回は行きます。
おそらくほとんど全てのメニューは頂いてます。
ただし悪くはないが大したことないお品もありますので…(失礼)
例えば、極めて個人的な好みですがフェアメニューュはオススメ
しません…(苦笑)。
アラカルトより、チョイスできるBコースをおすすめします。
私的には全体を食し独断と偏見(笑)で選択したお品です。
人それぞれ感じ方が違うのであくまでもご参考までに。
追加料金になりますが、ぜひ注文をオススメするのはフォアグラ
の料理、ポワレ以外にたまにテリーヌもでますが、ここのテリー
ヌは概念を覆すおいしさ(言い過ぎか…)
以下オススメ順。
1.ずわい蟹と九条葱のスパゲッティからすみ風味
2.キャビアの冷たいカペリーニ
メインのオススメ順
1.シャラン産鴨胸肉のグリリア 鴨のエキスで炊いた大麦と茸添え
(これは最近のメニューですが鴨が苦手の私も絶品です)
2.軽く燻香をまとった長期熟成の黒毛和牛炭火焼き
デザートは季節によって中身が変わるモンブラン。
以上、たまにメニューにない料理もあるので聞いてみて下さい。
さらに、ここに来る一番の目的は「フォッカチョ」です。
おそらく日本で一番おいしいと言っても過言ではありません。
本場イタリアのフォッカチョは比較的パサパサしているのですが、
ここは、その日夕方オープン時間に合わせてその日分だけ作るとの
ことです。だから6時くらいに行くのが一番できたての最高の美味
しいものにありつけます。食感はモチモチ、オリーブオイルがじゅ
わーっとしみこんだパン好きには感動ものです。もちろんロールパ
ンもおいしいですが、折角ならフォッカチを頂いてみてください。
確かに1人一万円は越えますが(飲む方はそれ以上)感動に与えてく
れます。決して安くはないけどデパート内と言うことで、山手通り沿
いの「代官山 ASO」の 7 割程度のお値段で頂けるのでとてもお得です。
誕生日や記念日にオシャレをして美味しくいただくイタリアンです。
ちなみにピッツアはありませ。
2位
1回
2013/11訪問 2013/11/17
料亭の会席料理を個室でリーズナブルに頂く〜至高の出汁しゃぶ〜
こちらのお店は本店の京都から東京進出して4店舗目でオープンしてまだ3ヵ月。庶民にはなかなか敷居の高い「料亭」の会席料理を気軽に、かつリーズナブルに楽しめる吃驚なお店です。
お店に入ると左右に個室があり、全部で9つあるとのこと、また個室は仕切りを外すと最大50人の宴会まで可能だそうです。私達は2人~4人仕様の個室を二人で利用しました。席に着くとすでにテーブルには「お品書き」。そして薬味などが用意してあります。
それでは早々にお食事を楽しみましょう。
まずはコース料理でいうところの前菜になる「八寸」。みなさんこれの意味知っていますか?語源は茶の湯の大成者利休居士が京都洛南の八幡宮の神器からヒントを得て作ったといわれるもので、そもそもは八寸角の杉のへぎ木地の角盆を意味でした。それが現在では献立名となったわけです。正式には八寸四方の杉のお盆を使い、酒の肴として、海のものと山のものを合わせて出されます。「八寸」は十分に湿らし、右向こうに海のもの、左手前に精進のものを盛り、手前に両細の青竹箸を濡らし、露をきって添えます。
向こうに(高いお皿に)「長芋」手前に「栗甘露煮」海の物として「ツブ貝」「イカ」「海老」左手前には「百合根」と、どれも目に美しく、一つ一つがしっかりと作り込まれ味付けは出汁を生かし計算された深い味わいでした。
「ふぐ=ふく」の薄作りは、独特の食感を楽しみながら、これまた出汁の利いたしょう油で頂く、至高の瞬間でもあります。
さてメインは出汁しゃぶ。今日は白金豚のロースとバラ。流石ブラチナ豚!脂が甘く、芳醇な味わいが口いっぱいに広がるお肉です。
なんども言ってますが、とにかく出汁は感動的に深い味わいを最大限に体験できます。ただ多少関東寄りな味付けなのかなとは感じました。おそらく京都ではもっと薄口に仕上げているのではないでしょうか。思わず仲居さんに「持って帰りたいほどです!」と言う「出汁もお持ち帰りで購入できますよ」とのことです。今日は手荷物が多いので、次回は是非お持ち帰りしたい。
柚釜…。献立を見た時「なんだろう…?」と思いましたが、お写真のとおり、柚をくりぬいて茶碗蒸し仕立て、中には雲子(白子)が入ってます。もうそういう季節なんですね。白子好きの私としては嬉しい限り、またこの白子は口の中で溶けるのに濃厚さを残す絶妙なバランスがやみつきになります。
お食事は「鯛にぎり」ご飯がそろそろ欲しいなと思うタイミングで出てくるこの握りは、アカデミー賞の助演賞という所でしょうか。普通は主役になるところを、見事に脇役に徹し最後にしっかりと〆てくれます。
最後は「水物」。メロンが出されたのですが、このお写真を見て何かお気づきの方いますか? 注意すべきはメロン…ではなく、フォークです。材質ではなく…向き。
上の写真で幾度となく出てくる私の「箸」の向きに注意して見てください。そう私は左利きなのです。そこで出てきたメロンに添えられているフォークが最初から左手で持ちやすき向きで出てきたのです!これはホスピタリティで言う所の「おもてなし」の骨頂ですね。仲居さんは何度もお料理を持って来ますが、その間に私が左利きであることを何気にモニタリングしていたのです。「こうなると嬉しいな」とか「こうだったら良いな」など普通は気が付かない所まで気が利く、言わないまでもそうしてくれる…すばらしいホスピタリティで思い存分に食事を楽しむ事が出来ました。
http://ameblo.jp/akkyama/entry-11697817114.html
3位
1回
2013/10訪問 2015/01/25
お店の脇にある道を挟んで直ぐのコインパーキングに車を停め歩くこと数十秒。
ガラス張りのオシャレで粋なフランス料理のお店だ。予約時間にお店の前まで行くと、すでに店先でお出迎え。
数ある高級レストランでも店先でのお出迎えは久しぶりだった。レストランに入る前から『おもてなし』を感じる。
店内は落ち着いた雰囲気ではあるが、派手な飾り付けや仰々しいシャンデリアなどの重厚感は無く、余計なものは省き食事に心が奪われるようにシンプルで、かつリラックスができ幅広い年齢層に対応した内装はとても好感が持てる。
早々に運ばれてきたバターは、フランス産有塩バターと北海道産の無塩バター。見た目もユニークで、これから始まるシンフォーニの序曲にはふさわしく、シェフからのメッセージも感じ取れる。
まずはアミューズから。
ゴボウを使ったスープにトリュフの泡がなんとも幻想的な一品からスタート。一瞬「ごぼう?スープ?」と土臭くないかと思ったが、そんなことは杞憂に終わり。温かい大地の恵みを体にしみ込ませた感じだった。
次にフォアグラのテリーヌをパイ生地で包み焼きをしたパテアンクルートとホロホロ鶏。周りには様々な彩りをしたソースなどが季節感を目で楽しませてくれる。この料理は深い味わいのテリーヌを作るシェフ、パリパリの食感と出しゃばり過ぎない味のパイ生地を作るパテシエ、そしてアイデアを注いだソースを作るシェフのそれぞれの匠の技が一つに合わされて完成するまるでオーケストラのような作品だった。
そして次は、生ハムのコンソメに浮かべた新潟産小木いちじくのフリットルッコラ添え。秋の食材のイチジクに軽く衣をつけて揚げ、泡で仕上げたソースに味の濃いめのコンソメをかけ、バラの花のように盛りつけられた生ハムをほどきながら、コンソメの中にしゃぶしゃぶのように浸して頂く…。いや、このアイデアに脱帽です。なんでもシェフが寝ている時に見た夢から出てきたメニューだそうだ。なんという才能なんだろう。そして組み合わせや味の融合も完璧。ここでもシンフォニーが奏でられている。
金目鯛を高濃度トマトとブイヤベースで頂く。さらに山形産の食用きく「もってのほか」をちらして、これもまたアイデアがいっぱいの一品。金目鯛は軽く炙る感じでミディアムレアで歯触りも心地よい。これを酸味の利いたトマトが入ったブイヤベースと一緒に頂く。このブイヤベースは透明度があり、一瞬なんのスープか分からなかったが、此処でも様々なアイデアが満載で目でも舌でも楽しませてくれた。
さぁメインがやってきた! マダムビュルゴーのシャラン鴨と完熟パイナップルのポワレ。え〜!これパイナップル?しかもコンフォートされている!この店に来てから驚きの連続だ。一見ミスマッチかと思える食材が、どれも見事にハーモニーを奏でてくれている。シャラン鴨はとても良質で中央のサーモンピンクは均一で火の入れ方はとても絶妙。様々なところでシャラン鴨は頂いたが、やわらかさ、火の入り方、歯ごたえ、豊かな味わい…どれをとっても今までで一番、私の好みだった。
グランデセール(メインのデザート)はチョコレートのタルト。しかしながら、このタルト普通と違うんです。固くて食べ辛いタルト生地を女性客が食べやすい様に根本的に崩すという発想で下に敷き、その上にチョコレートのムース、アイス、シャーベット、板チョコ、チョコソースとバリエーションを出し、さらに驚くことに、それぞれカカオ成分までが異なるように演出されている。もう口の中はチョコの大合奏です。
最後のミニャルディーズ(コーヒーと共に頂く小菓子)は、マカロン、のし梅、酸漿(ほおずき)なんという組み合わせ!しかしながらこれがまた、お互いの良さを引き出し合って奇抜なトリオが見事な演奏で楽しませてくれた。もう美味しいとかそうでないという次元ではなく、これとこれが、組み合わさったらこうなるという感動、しかも美しく楽しい一時を過ごさせて頂いた。まさしくそれぞれの楽器を美しく奏でるシンフォニーを聞き終えたような食事だった。
4位
1回
2013/10訪問 2013/10/31
ここ数日、焼き鳥ばかり食べている(^_^;)。こちら「地鶏焼 とりや」さんは都庁の裏側(新宿公園)の十二社通り沿いにあり、日本三大地鶏の「秋田比内地鶏」と「名古屋コーチン」が堪能できる。店内の照明はやや暗め。スタッフの方々は若く「おもてなし」を一生懸命頑張っているというのは感じることができた。特に焼いている目の前のカウンター席だったので、調理過程もじっくりと拝見できた。
今回、驚いたというか不思議だったのは、どう考えても私達の会話を「モニタリング」したでしょう?と言うような絶妙な焼き加減とタイミングで出された一品一品だった。と言うのも、他のお客さんたちはグループやカップルで来ていて、当たり前ながら会話の内容は自分たち(会社?友人?趣味?など)の談笑に花が咲いている。が、私達は、一品毎提供される毎に、その料理の感想を二人で話してたのである…(嫌な客…というか、スタッフ側からすれば、確かに気になる客だと思う…(^_^;))。
全体的な味付けはイタリア産岩塩で仕上げられている。が、ほとんどの客は一緒にアルコールを頂くため、少し強めの味付けなのは当然なのだが、ここは心地よい塩加減なのだ。なぜなら…私達はアルコールを注文していないから…(^_^;)。偶然か?酒を飲んでいない客をモニタリングして塩加減を客毎に調整しているのか?と思い実際にスタッフへ質問をぶつけてみた。回答はどうやら後者らしい。で、あればその後に出てくる絶妙な焼き加減と味付けも道理が合ってくる。例えばレバーが出てきた食した際に、食感、味付け、かなり気に入って、その時何気に「これ、うまいね。あと焼き加減を○○にすると、完璧に好みだね。でも十分十分…」などと話していた。もちろん一通り食べ終えて、もう一度レバーを再注文してきたら…。なんと先ほど話していた焼き加減が○○で提供されて、完璧になっていた!…。特にリクエストしたわけではないのに…。この様な客の「こうだったらいいね」を言われなくても提供側が気付いて実現するのがホスピタリティ…つまり「お・も・て・な・し」なのである。また食事のあとも地上まで来て、私達が車に乗り込み走り去るまで見送りもして頂いた。
ここまで、そつなくこなしていたおもてなしなのだが…。
最後に、そのおもてなしに関して、サービス業のプロの立場から…本当に重箱の隅を箸でつつく様なことで大変心苦しいのだが、あえて言わせて頂くとすれば…。実は私の財布には「使い古し」と「新札」の2種類のお札が入っており、気持ちよく楽しく食事ができ、ホスピタリティをとても感じた時は、その心使いに応えて、こちらもホスピタリティで返すつもりで、気持ちを形で伝えるため「新札」でお支払いするのだ。最後までほぼ完璧な店は、おつりも「新札」で返ってくる。が、流石に、この若い店にそこまで要求するには、少々酷だった様だ。ここまで到達する店は希であるから仕方ない。まぁ、細かいことを言う小舅の独り言です。はい。
あ!大事なことを書くスペースがなくなってしまいました。一つ一つの料理の感想ですー。大変!
ということで、今回も味のレビューは下記のブログで詳細にお伝えしたいと思います。いつもの様に興味のある人は地雷をお踏み下さいませ。↓
http://ameblo.jp/akkyama/day-20131029.html
5位
1回
2013/09訪問 2013/10/03
9月は私の誕生日、友人夫婦に招待されてこちらに伺いました。
芝公園の「とうふ屋うかい」(自分がレビューして2年も経過していました)以来久しぶりのヘルシーディナーです。
我が家(渋谷)からは中央自動車道を利用して30分少々で到着です。都内の狭く、さらに渋滞などや法定速度が低速な首都高速を利用して芝公園まで行くのと時間的にはあまり変わりないと思われます。
さてお店というより「屋敷」の門構えに期待感が高まります。中庭の池には錦鯉が悠々と泳いでおり、池に掛けられた橋から見下ろす風景は、なんとも贅沢な一時です。
案内された「離れ」の座敷個室はたった二部屋だけの贅沢な建物。その部屋にある大きな障子窓を開けると、先ほどの中庭が見下ろせるロケーション。まずはシチュエーションだけで、すでにお腹いっぱいなほど満足です…(*^_^*)。
本日のコース料理の品数は全部で10品。特に私が期待していたのは「焼き油揚げ」です。芝公園では中庭で炭火を使用して焼いていたのが印象的。香ばしい風味とサクッとした歯触り、それを打ち消すかのように後から来る中身のふんわり感、このありそうで無かった衝撃的な食べ物にまた会えると思うと本当に心がウキウキします。しかしたった2年で思い出は美化されるのか?焼き方や場所が異なるためか、あの感動は今回はなく、外のカリッとサクサク感が期待してたよりも感じず、一瞬「あれ?」と思いました。が、だからと言ってそれが悪いということではなく、これはこれでとても楽しく頂けます。
料理の出てくるタイミングも絶妙で、こんな「離れ」にも関わらず「絶対どこかに監視カメラがある!」と思える程でした。基本は「とうふ料理」なので、品数は多いがポーションも少なく、量的にお腹の満足度はどうかなと思いましたが、後半に行くに従い心もお腹も満たされ、それは杞憂に終わりました。最後のケーキは持ち込みですが、お店の方も快くナイフと取り分けのお皿を用意していただき、とても気持ちの良い対応にも感謝です。
総評として、庭園を眺めながら、季節感あふれる盛りつけで見た目にも舌にも幸せに満たされました。なおかつ「とうふ」はヘルシーでイソフラボンも畑のお肉と言うほどタンパク質も豊富で、心身共に満足でき、食事を楽しむことができました。料理や雰囲気の点数が4点オーバーにも関わらず、総合が4点に満たないのは、コストパフォーマンスとドリンク類の評価が標準(3点)だったためで、機会があれば、ぜひまた訪れたいお屋敷です。
6位
1回
2014/12訪問 2015/05/18
2015年5月
今年に入って5回目。つまり毎月おじゃましていることになる。
相変わらずの人気店。最近こちらのご近所さんと知人になることになったが、彼らも焼肉はここと決めているらしい。しかも近所なので、予約(名前)をいれて一旦家に帰り、数時間後にテーブルの用意ができると携帯に連絡があり、それから家を出て焼肉にありつく…うーんなんてうらやましい〜。(^^;)。やはりご近所さんも普段使いしている方が多いとのことです。
2014年12月
レビューは1年ぶりだが、実は今年は毎月来ていたので追加で書くこともなかったのだが、本日久しぶりにレビューしてみよう。今までの経験から夜の10時過ぎに行くと、ほぼ待ち時間無く入店できる。待っても10分程度だ。ということで思い立ったら吉日とばかりに急遽伺った。10時半を少し回ったところで、案の定直ぐに入店できた。さ、今回特に新たに書いた理由は…。
通常は売り切れるお肉は皆さん席の予約とともにお肉の予約もする。しかも時には予約をしてもありつけないこともある。私の場合はありつける確率は60%。つまり3回中2回はありつける。ただしこそれも多少コツがある。それはそのお肉を取り置きしているの人が何人いるか?それも教えてくれるので聞くと良い。3番目以内ならほぼ確実にありつけるが、10番以降ならまず無理。この日にどれくらい入荷があるのか、で例え3番以内でもありつけないこともあるが、しないより、した方が遙かにありつける確率はあがる。その中でもトップクラスが幻の「特上牛タン」少し幻の「ザブトン」や「ミスジ」である。もちろんこの日の入荷無しや売り切れ(店内の黒板に記載)には稀少分は全て無かった…(>_<)。しかーし。なんと今日はどんだけついているのか?まず直ぐに店内に入れたというラッキーを皮切りに、テーブルに付くとスタッフが「本日予約でお取り置きのお肉がキャンセルになりました」と告げられ。私は「何の肉?」もちろん聞きますよね?すると「はい、キャンセルが出たのは、特上牛タン、ミスジ、ザブトン、とも三角、ぶりすけ」。私「えーーーーーーー!!」喜びの雄叫び(^o^)。もちろん全てゲットさせて頂きました。なんと幻の稀少部位オンパレードを予約もなくすんなり店内に入れるは、いただけるは、でラッキーを越えて奇跡でした。しかもこんなに稀少部位を頂いてアルコール無し(ソフトドリンクオンリー)とは言え今回も前回に引き続き1人2千円台なんて…。まじ、何度も言うけど…犯罪レベルのコスパの高さですよね。ごちそうさまーなっしー。
2013年11月
前回のレビュー(1ヵ月前)から本日までに、なんと4回もおじゃましてしまいました…。週一ペースです。(^_^;)。
今回、改めて凄さを感じたのは、やはりコストパフォーマンスの高さ。もう誰もが口を揃えて言っていることなので、今さら感はあるのだが、やはりこのコスパはいい意味で犯罪的である! それと今回は是非とも皆さんへ強くオススメしたい商品があるので…。
本日は「まき=稀少部位」「かいのみ=上カルビ系」「とも三角=特上カルビ系」「本ばら=特上カルビ系」それに内蔵系として「豚ミノ」「鳥レバー」と「ユッケジャンスープ=超激辛をリクエスト」の8品。それにライス、ノンアルコールビール、ソフトドリンク等。
肉の予約が可能な場合は、上記の他に「特上タン塩」「ざぶとん=特上ロース系」「ぶりすけ=上カルビ系」「みすじ=特上カルビ系」あたりにありつけるとラッキーだ!
今回のオススメ商品は「豚ミノ」と「鳥レバー」そして「スープ」なのだ。いままで牛蔵は内臓系に弱いと私は言っていたが(^_^;)。こちらで初めて豚ミノを頂いた時(この時も実は渋々…牛がないならしょうがないか…的)、かなり衝撃をうけた。それは牛の「上ミノ」以上に歯ごたえが心地良いのだ。もちろん味わいも文句なし。豚ミノがこれほどまでに出来る子とは知りませんでした。すみません。そして鳥レバー。当然焼き鳥などでは馴染みがあるが、わざわざ焼肉屋で…なんて言うなかれ。これも牛がないならしょうがないか…で注文したものだが、中途半端においしい焼きトリ屋のレバーよりも、自分の焼き加減によっては遙かに凌ぐ極上商品になるのだ。もちろん焼きすぎはノーグッド。火は少し強めにして外側に焼き色が付き、中がまだ若干トロッとして口の中でとける瀬戸際の絶妙な焼き加減が出来れば言う事無し!素材は新鮮でとても良いので半生に限りなく近い状態で食べると食感やコクも最大限に引き出すことが出来る。さらに声を大にして言いたいことは「ユッケジャンスープ」が並ならぬほど上出来なのだ。焼肉は極端に言えば、上質の肉や部位を使用すれば、どこだっておいしくいただける。ではその点で店の底力を見抜くか。それは出汁の完成度や料理人の腕の見せ所である「スープ」なのだ。ここのスープはかなり複雑で味わいがとても深い。他では蔑ろにされやすいこの分野も丁寧にしっかり作り込まれているのだ。
牛蔵というくらいなので、みなさんはどうしても「牛肉」を絶賛しているが、もちろんこれは言うまでもない。しかしながら、それ以外のところでもかなり秀でているのぜ是非みなさんにも「豚ミノ」「鳥レバー」「ユッケジャンスープ」を味わって頂きたい。あ、良い事ばかり言った後で水を差すようだが…「ホルモン」だけは個人的に2度と注文することはない、数少ないオススメできない部位であったことも書き加えよう。
最後に、これだけ食べて一人 2,000 円代(2人で5,555円だった。この 5 のぞろ目もすごくないですか!?)というのは、もう犯罪的はコストパフォーマンスの高さだ。家で同じ素材をデパ地下で揃えて食べてもこの金額で収まることはないだろう、というか手に入らない!?
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2013年10月
こちらのレビューは久しぶりなのだが、実は定期的におおよそ2ヵ月に1〜2回はおじゃましている。
なので、何か目新しい事がない限りは書き込みはしていない。というわけで今回は目新しいこととお知らせを目にしたので書き込んでみようと思う。
まず予約についてなのだが、今までは3ヵ月先までの予約可能だったのだが、キャンセルの客があまりにも多いとのことで1ヵ月までの予約となってしまった…。これは大問題である。なぜなら、食べたいお肉が食べられなくなってしまったからだ。というのも人気の稀少部位は事前に予約段階でお肉も一緒に予約をするので、予約無しで行った場合(1〜2時間待てば予約無しでも肉にありつける)すでに稀少肉は完売。例えば『特上タン塩』はかなりお勧めなのだが、特上タン塩の予約をしていても予約日に他の客も同じ肉の予約が、かぶっている場合、その順番が5組以内でなければ前の4組までで完売することもしばしば。(入荷も少ないらしく、当日どのくらい入荷するかは未定の為)なので私の場合は日にちよりも目当ての肉予約が何番目か(3組目以内)の日を限定して予約していた。それにも関わらず、この3年間に『極上タン塩』にありつけたのは今日を入れて、たったの2回なのである。だから、どうしても3ヵ月先になってしまう。ただし人気稀少部位以外の肉も価格以上のクオリティなので予約日までに単発で1〜2回は予約なしで訪問していた。それが予約できるのが1ヵ月までだと、すぐに満席となるため常連の客は箸が遠のくであろう。
もちろん当日午前中にならんで、夕食の予約は可能であるが、一見さん(一度はここで食べてみたいと思う人たち)ならイベント感覚でそれも行うであろうが、定期的に来ている常連客が毎回それを行うとは思えない。というか私自身そこまでして毎回食べるテンションもないし、時間もない。または大人数での予約で暇な誰かが担当すれば可能だが、2〜3人で食べに来る常連(リピーター)には絶対的に『無理』。
つまり一見さん専門店になる道を選んだ模様。もちろん一見さんオンリーでも十分経営が成り立つ店なので常連を切り捨てたのであろう。(常連の救済策もなければ、キャンセル防止策もない…例えば2ヵ月以上先の予約は直接店に出向き予約金を入れるなどすれば良い。本当に来る客ならそれくらいの金は払うだろう。逆に言えばそれくらいの金を払う客はいわゆるリピーターだ。サービス業のもっとも目指す経営の目的はリピーターを増やすことだと気付いてほしいものだ)
次に、ここ2〜3ヵ月で、とにかく新人スタッフがいきなり増えた。研修はしっかりと行っている様子なので、元気も活気もおもてなし感も向上した事だ。ただスタッフ個々にサービス提供の温度差(心からのおもてなしと感じるスタッフとマニュアルのセルフを語っているだけのスタッフ)がいるのは、いたしかたないであろう。よくやっている方だと思う。
ということで、今回は帰りに予約を入れることができなかったので食べたい肉を食いに行く時はこれからは『くに家』へ出向く回数が増えるであろう。
最後に、上記の事柄は今年いっぱいとも聞いている、来年はまだ3ヵ月に戻るらしいので、個人的に次回の予約は来年1月に3月の予約を入れるかもしれない。どちらにしても、相変わらず驚きのコストパフォーマンスであることは変わりなかった。
2012年4月 雨の日曜日
実は先週おじゃましたのだが…閉まっていた…。
そうだ、4月の中旬に改装工事で平日休みのお知らせがあったことを思い出した。
という訳で気を取り直して週末に出直した。
さて、どこがどう変わったのか、皆目検討がつかない。月曜から金曜までずっとお休みして、いったいどこを改装したのだろうか?
トイレ周りが多少キレイになった?厨房を大々的に拡大したのかな?
さて今回は少々残念なお話。今まで毎回絶賛していたのだが、やはりコンスタントに肉の質を維持することは難しかった様だ。
私はいつも黒毛和牛の特選7種盛りを注文する。その理由は、稀少部位はいつもほとんど売り切れてしまうが、一人前に満たない端数が残っている場合、運が良ければこちらに回される。またメニューにない稀少部位も出てくるからである。しかしながら、これは諸刃の剣ということを本日知らされた…。つまり、今日の特選7種盛りは半分以上、いままでの上質な肉の足下にも及ばない肉質だった。特に休み明けで客が混んでいたためか、良い肉が品薄になり、上の肉の中でも下の方の寄せ集め的な「駄肉」だったのだ。
ただし、グッドニュースもある。予約を入れていたお肉がキャンセルになり稀少部位がいただけた。やはりこのお肉のレベルは他よりも群を抜いていた。いつもこのレベルが食べられれば申し分ないのだが…。
と言うわけで、じつは最近浮気をしている。浮気先は「くに家」である。こちらも牛蔵と同じく問屋さんなのでお値段も破格に安い。ただし牛蔵があまりにも安すぎるので、牛蔵と比較すると1.5倍程度の価格。それでも一般的な相場からみるとかなり安い。
牛蔵と違って稀少部位の在庫も十分で、ほとんど売り切れになることもない。
これから、何かにつけてこの2店舗は比較されるだろう。どちらにもメリットとデメリットがあり、よきライバルとなり切磋琢磨してくれれば消費者である我々ももっと美味しくて安いお店にであえることであろう。
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2012年3月 雨の平日
前回連休中にお邪魔して、予想外の待ちだったので、やはり平日の夜にお邪魔。
しかも今日は朝から雨が降っている。いつもの様に9時頃名前を入れたのだが、やはり雨の為なのか待ちのお客さんはたったの5組。定例になったカラオケに向かう途中…5分も経たずに折り返しの電話。キャンセルが出たらしい。最近ではカラオケと焼肉の楽しみがセットとなってしまい。なんと楽しさ半減…となんともバチ当たりなことを思いながらの入店。レビューさんざんされ尽くしていると思われるので、本日は私の経験上のアドバイスを。今回気がついたのだが、ここの初訪問レビュー(下記参照)実はこの日も雨だったのだ。なので待ちが7組で10分少々で入店できた。ということで今回の様に朝から雨の日の平日の夜9時頃を狙うと、ほとんど待ち時間なくイケル気がする。ちなみに帰り際に、週末の予約を入れてきた。どんだけ好きなんだ…。
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2012年2月 連休中に訪問
前回の予告とおり、またやってきました。
が、今回連休中に来たのが大失敗!
いつもは名前を入れて、カラオケで1時間ほどつぶしてちょうど良いのだが、連休中ということもあり、なんと今回は2時間待ち…。
カラオケを延長してもまだ時間があまり、結局入店できたのは夜の11時過ぎ、ラストオーダー間近だった。
いつも日曜日の夜(午後9時過ぎ)だったので比較的空いていたのです。
今回は名前を告げる際に「かいのみ」を確保。すぐになくなる希少部位を予約時に確保できるのはとても良いシステムである。
このシステムを知っているか否かでかなり違うと思うので、皆さんも活用してみてはいかがだろうか。
此処のソフトドリンクはオール100円というのも驚きの破格値だ。
ただ、これだけここに来ても未だ一度も「上タン塩」を食べたことがない、というか食べることができたことがない…。
どんな味なんだろうか…。もちろん普通のタン塩は食べたが、これはコスパ的に割と低め。なので初回に1度食べただけである。
ということでここのタン塩だが、数ヶ月先の予約を取るときに一緒に確保するか、予約がキャンセルされたものが運良く回ってくるか、もしくは開店前から並んで最初の方に入店できる(これが出来たとしても電話予約ですでに売り切れになる場合があるらしいので、当日予約で1番のりで入店しても、すでに売り切れの時がある…)ことができない限りは食べることはできなそうである。
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2012年1月 今月2回目の訪問
やばい!先日来たばかりなのに、また来てしまった…。
ここは中毒になる店かも…。しかしながら、例のごとく稀少部位は全て完売(写真参照)。
いつも注文しすぎるので、肉類は今日は7種の盛り合わせだけ…
他にユッケジャンとビビン麺を注文。ただしユッケジャンとビビン麺なのだが…遡れば、初訪問の時に「辛めでお願いします」から始まって、次は「結構辛くしてください」→「激辛で…」→「超激辛で…」そして今日は「超ちょ〜(力を込めて言う)激辛で…」。やっと辛さが満足に到達した。
一番最初にも述べたが、こちらはスープが「旨い!」なので超激辛にすると、本来、味も素っ気もなく、コクもない、単に攻撃的に痛感を刺激するだけの辛いものになりがちなのだが、こちらはちゃんと旨みもコクも味わいも感じることができる。やはりこちらのスープは「旨い!」
たぶん後2週間したら、またお邪魔している気がする…。
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2012年1月 訪問
今年の焼肉初めは、やはりこちらに決定。
いつもの様に事前に電話してウエイティングの組数を把握した後に訪問。いつもは午後9時を回った辺りで、10組ほどウエイティング、名前と連絡先を告げ、その後入店は午後10時頃なのだが、この日はいつになく午後8時頃といつもより1時間早く訪問できた。この日も10組ほど待ちがいたが、名前と連絡先を告げてカラオケへと向かった。なのだが…。今日は1時間経っても1時間半経っても連絡がこない。結局入店は10時過ぎといつもと同じだった…。少々不可解…。
ただし、今回は早めに名前を入れたおかげで、稀少部位を確保する事ができた。他のレビューなど見ると2ヶ月先の予約で行かれている方も多い様だが、焼肉や寿司やは比較的深夜営業のイメージが強いので10時頃食事をするつもりなら、待ち焦がれる事無く、思い立った日に、いつでも食べることができるのに…と思ってしまう。考え方としてはディズニーリゾートでファーストパスを取っておいて他で時間を費やす(ちなみに私はカラオケ…)感覚で良いと思う。この感覚であれば、十分満足できる内容のお店だ。
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2011年12月10日 再々訪
この日も早めに仕事が終わり、といってもPM7:00は回っている。
これから予約してフレンチやイタリアンは少々無理なので、確実に
食べることができる、しかも満足できる店として、こちらへ。
先々月にこちらに初訪して月一で来ていることになる…。
前回学習したように行きの車中から電話をする。その時点で15組の
お客さんが待っている。ま、こ一時間くらいの待ち時間だな。まずは
お店に車を直づけし、名前と電話番号を告げる。すぐに車で前回と同
じカラオケ店に向かう。近いとはいえ、歩くと10分くらいかかるので
今日は車移動だ。カラオケ入店後、そこそこカラオケで満足した頃、
ジャスト1時間程度で折り返しの電話。
なんか今日はとても計画通りで気持ちよい。
さてさて本日のお肉は〜。
先月は遅くとも稀少部位があり、ザブトンやみすじなども注文できた
が、今日はすべて完売。ま、いつも通り「黒毛和牛特選7種盛り合わ
」と「ホルモン5種盛り合わせ」の鉄板は外せない…。
それ以外にも色々と注文したのだが、盛り合わせが来ると…。
メニュでは売り切れだった「稀少部位」が入っている。ラッキー!
つまり、私の予想はこうだ。
メニュとして出すにはもちろん1人前の量からであるが、その量に満た
ないため盛り合わせの方へ来たのでは…。
前回スタッフから「盛り合わせには稀少部位は原則入らない…」と聞
いていた。が、原則があればその逆説の例外があるのも当然である。
うれしい誤算(*^_^*)。
ただうれしすぎて、頼み過ぎて…。
今日は稀少なお肉を食べ残してしまった…。焼肉屋で焼かずにお皿に
残すのは初めて、大変申し訳なく思った。
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2011年11月20日 再訪
PM8:00 仕事が終わり「今日は何食べる?」「寿司?焼き肉?」
と言う事で焼き肉に決定。まずは車で向かう事に…。
車中から電話をかけて何組待っているのかを聞くと13組とのこと…
さすがに混んでいらっしゃいます。と、同時に店の近くにあるカラオ
ケボックスにも電話をして一室予約を入れておいた。到着して名前と
携帯電話番号を告げた後、カラオケボックスへ。
45分ほどでお店からの電話が入った。いそいそとカラオケ(逆にカ
ラオケが消化不良…(^^;)…)を出て店へ向かうことにした。
前回同様の「黒毛和牛特選7種盛り合わせ」と「ホルモン5種盛り合
わせ」ただし内容はその日のオススメの部位と言う事なので、前回と
多少異なるらしい。これもまた何が来るか楽しみの一つ。しかしなが
ら、ミスジやザブトンは選出されないとのことなので別注する。
この時間でもまだ残っていたのが幸いであった。
味に関しては、皆さんが言っていることが全ての様なので、もう何も
言う事はない。今回はその他の感じた事を少々書いてみよう。
今回担当してくれた若い女性スタッフは、声も大きく、ハキハキとし
て元気があり、とても印象がよく、気持ち良い接客であった。
今回はトイレも使用してみた。このクラスのお店にしてはトイレが2
つあり、女性専用1つと男女兼用1つである。内部は狭いながらも清
潔感をなんとか保ちつつ、明るさも十分(女性の場合はメイク直し等)
あり、また水に濡れない場所にポーチなどおけるスペースもあった。
前回は触れなかったが、客席のボックス型ベンチの中には荷物を全て
入れる事ができ、蓋(座面)をするのでコートやカバンなどに臭いが
付きにくく、これも嬉しい心使いである。
あと飲み物が100円というのもお財布に優しい価格。
何から何まで、本当にリーズナブルである。わざわざカラオケをして
待ってまで来たいと思うお店であった。
結果、カラオケ代約1800円と駐車代500円で別途2300円か
かったが、それを入れても総額は2人で9000円くらい。
必要最低限+ささやかながらも心つがいのあるオススメのお店である。
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前々から気になっていたお店。
気になっていたが足が向かなかった理由は…
(1)家から遠い(と思っていた)
(2)価格が安すぎる(こんな店になんど騙されたか…)
(3)並ぶのが嫌…(わがまま)
しかしながら本日、この近辺で仕事が終わり、たまたま何食べようということに
なり(1)は克服。で、とりあえずこんな機会が無い限りは、来ないだろうと思
い、私がどれだけみんなが騙されているのか見破ってやろうと…(^_^;)訪問。
あれ?全然並んでないじゃん。と、思ったら、名前を告げて後から電話を折り返
しくれるとの事で順番は7組目…。なーんだ、みんな名前告げてどこか行ったの
ね。ということで並ばなくても良い(3)克服。あとは(2)をぶった切るだけ。
30分くらいかかることを覚悟していたが、10分少々で電話があり、割とすん
なりと入店。「お待ちしておりました〜」のかけ声はともて良い印象。単に「い
らっしゃいませ」よりも、おもてなし感は上々。
タイミングが良かったのか、ひろーい6人掛けのテーブルにたった2人なのに案
内されて少々恐縮。家族客や飲み会らしい客が多く、賑やかな雰囲気。しかし、
基本的にテーブル仕切られているので落ち着いて食事が出来る。
オーダーを含む接客は、良く指導が行き渡っている…が、私はだませないよ(-_-)。
言葉は丁寧でおもてなし感を出そうとしているのだが…残念、心がこもってない
…そこの若い女性スタッフさん…あなたの事よ。ただ他の男性スタッフ(経験値
が高いスタッフ)は心のこもったおもてなしができる子も多く、平均的にはとて
も好印象なのは間違い無い。
さてさてオーダーしたのは「黒毛和牛特選7種盛り合わせ」と「ホルモン5種盛
り合わせ」それにいくつか単品の肉とビビン麺と冷麺などなど。希少肉を除くと
いわゆる、その店のトップのお肉さん達のオンパレードを注文。
さてさて、お店の実力は如何に…。
○特上カルビ、特上ロース(お店のスタッフお任せ味付け)
見た目のサシはそれ程でもないのだが、口に含むと、まずその柔らかさと肉の濃
厚な旨みが広がる…。サシが強い肉が苦手な人にもこれはいける。比較して申し
訳無いのだが翠苑の普通のカルビに匹敵する。にもかかわらずお値段は半額程度
のコスパには驚く。
○上カルビ、上ロース(お店のスタッフお任せ味付け)
こちらのカルビ、ロースは他の肉に比べると若干サシ・旨みの点で劣るけれど、
それでもこの価格ではダントツに追随を許さない味わい。ただし価格からすると
しょうがないのだが、多少薄切り。またニンニクを軽く効かせたもみだれは食欲
増進に一役買っている。
○ホルモン系
ここで意地悪な減点法で評価してみた。
ギアラ、ブタミノ、共に食感はいわゆる噛んでも無くならない…甘みの脂部分が
少々弱い、全体的に臭みはわずかに感じる、など私の好まないタイプ故に共にマ
イナス点が出てしまった。しなしながら味わいは豊かだった。
ただし!ハツ、砂肝、なんこつ、はともに脂の「うま味」「コク」「歯触り」な
どマイナス点を見いだす事はなかった…。なかなかやるな。
○ビビン麺
辛みと、うま味に深みが無い気がする。備え付けのコチュジャンを加えたら深み
が増したが、味自体はとても浅い印象。
○冷麺
かなりの色とりどりの具材が乗る冷麺。麺は硬すぎずいい感じでシコシコとして
いて私好み、ただしスープのダシがかなり弱い。と言うか浅い。
○ユッケジャンスープ
実は私の知人に焼き肉屋の経営者がいるのだが…その方の言い分は「肉は良質の
ものを持ってくれば、多少タレが異なってもほぼ互角、では何処で勝負するか!
それはスープでしょう…」とのこと。なーるほど。これを踏まえて、頂くと…。
うん。かなり深みがあり、複雑な出汁なのだが、すんなりと口の中でケンカする
こともなく円満にかつ穏便にふくよかな味わいが広がっていくのである。注文時
に「激辛で…」と注文したが、辛みはいわゆる痛感。痛みだけでうま味の無い物
と大きく異なり、うま味も十分に伝わる。
最後に…
これだけの良質な肉をあれこれ食べて1人3000円台である。
いやーびっくりするほどコスパが高い。
私の固定観念「安かろう、まずかろう」は、口コミを信用して落胆したことが数
知れずある。しかし、そのような心配は杞憂に終わった。杞憂で終わるどころか
私が今まで持っていた固定観念を根底から覆されることとなった。これで(2)
も完全克服である。いやはや降参。
故に足が遠のく理由が一つもなくなった。今度はさらなる希少な肉を予約して
トライしてみたいと思った次第である。
7位
1回
2013/05訪問 2013/10/06
こちらは湯河原にある温泉旅館。都内から日帰りも可能で露天岩風呂2つ、室内岩風呂2つ、室内石風呂1つ、合計露天風呂を含む5つのお風呂がすべて何回でも貸切利用ができる。また食事もこの価格にしては上出来でお値段以上である。内容は新鮮な取れたて地魚を舟盛りで出てくる。さすが海に近いだけあって新鮮で歯触りも味わいも文句なし。
旅館の日帰りプランと言えば、お料理は日帰り専用の食事が大食堂に用意されていて、席に着くと目の前に冷えた料理がセットされているという所が多いのだが、ここは宿泊客と同じメニュー。しかもお部屋出しなので部屋に居ながらにして、温かいお料理が順番に部屋へ運ばれてくる。滞在時間の22時までゆっくりとできる。この日は21時に宿を出て、22時半過ぎに家に着いた。さすがに夜は高速道路も都内の一般道路も空いている。総評として1泊する時間は無いが、美味しい地魚を食べ、温泉に浸かり、気持ちをリフレッシュしたいと思っている多忙な人にはチョーお勧めである。
8位
1回
2013/05訪問 2013/05/01
前から気になっていたお店ですが、所詮高速道路のサービスエリア内のレストラン。期待はしていませんでした。
オーダーは担々麺。こちらは二種類あり、とっても辛い担々麺と白ごまタップリ担々麺。どっちにしようか迷い、タップリ白ごまのとっても辛い担々麺があれば良いのにねーって会話した瞬間「タップリ白ごまの辛い担々麺にいたしましょうか?」とスタッフの方から提案してきました。中々のホスピタリティです。
出てきた商品は見た目、ほとんど赤黒い。まずはあレンゲでスープを頂く…
「旨い!?」いやー参りました。侮ってました。単体で食べてないので、とっても辛い担々麺も白ごま担々麺も正しい評価はできないが、この合体は完璧です。
ここからはあくまでも私の極めて個人的な想像であるが、白ごまが強いと、担々麺特有の辛味が弱まりパンチがなくなる。万人には受けるが、私のような担々麺ハンターには物足りないだろう。またとっても辛過ぎると担々麺の命でもあるゴマの風味やコクがとんでしまう。ところが、私が頼んだコラボでは、なんと絶妙なバランスでゴマや豆板醤を十分感じることのできる限界の辛さまでひきあげている。
いやー。
久々にビックリしました。これは私の中では、間違いなく標準以上です。
ちなみに、他のレビュアー見ると酷評の方もいます。何が気に入らなかったのか読ませていたたきましたが、私が注文した商品、内容、サービスに関しては、一切そう思えるところはなかった。これは商品の完成度に波があるから?または他の方のレビューが古いため今は改善されたためか?
どちらにしても、今回のこの商品には私は満足しました。
価格に関してもお値段以上です。
サービスエリアにしては高いという方もいますが、サービスエリアだろうが六本木だろうが、その空間や料理に対する対価としては評価すべきです。サービスエリアだから安いと勝手な思い、独断、偏見、視野の狭い方は、どうぞ吉野家でもらーめんザボンでもいらっしゃってくださいませ。
9位
1回
2013/08訪問 2013/10/01
2013年8月1日
毎年、この日に行われる横浜の花火大会へ行くために、ランチは近場で、とこちらを選んでみた。
ランチはとてもリーズナブルで3,800円からある。今回は最も高いコースをチョイスしたのでリーズナブルなコースの食材や味は他の方に任せて、今回のコースはディナーにも匹敵するほど食材を使用していた。なのでもちろん野菜や肉など素材に文句の付け所は無いのだが相対的にソースに工夫が無く、あくまでも個人的には物足りない感が否めなかった。またシェフによって、かなり異なる焼き方は、これも特に職人技が光るとか、拘りも感じることなく淡々と焼くので、面白みや会話も無く広がらなかった。まぁこの時は、その後の予定が詰まっていたので、それが逆にこちらとしては助かった。
接客に関しては付かず離れずで、こちらが何か欲した時だけ声をかけてくれるので、この辺りは流石にホテル内の、しかも名だたるお店だと感じた。総評としては、こちらのホテル内に宿泊した時は利用するだろうが、わざわざここまで来て食事を楽しむかと言うと、そこまでの力量は感じられなかった。と、言うか都内のあちこちになだ万はあるし…
~_~;
10位
1回
2015/02訪問 2015/05/16
2013年9月26日
ディズニーシーに行くときは、必ず外せないレストランになりました。
と、言っても評価出来るのはマルゲリーターだけ…(^_^;)。
本日もパスタに挑戦しましたが、やはり、ここでパスタを注文するのは鬼門かもしれない。
ピザに関しては以下を見て頂くとして、今回はナスとエリンギのパスタを注文。素材を生かした料理なのは理解できるのだが全体の味がぼやけて、今ひとつインパクトがなく、さらにパスタも個人的には茹で過ぎと感じた。お子様も沢山くることを前提にパスタを柔らかくしているのか?と思えるほど、他のイタリアンのお店では体験できないほどの柔らかさと言えば伝わるだろうか。
冒頭の外せないレストランを訂正して、外せないマルゲリーターとしましょう。(苦笑)
2012年1月31日
ディズニーシーに行くとアトラクションやショーに夢中になり、食事はついワンハンドの手軽なフードですませる人も少なくないと思う。しかしながらディズニーシーには、パーク内のレストランとは思えない程、美味しい料理を頂ける所がある。
それはメディテレーニアンハーバーエリアにあるこちらのレストラン。
建物は大きく店内の天井も高い、イタリアン風な屋根瓦、ピンク色の壁、アーチ状の柱、まるで水の都ヴェネツィア(英語ではベニス)の水辺に佇むレストランの雰囲気が随所に表れている。「店内」と「テラス席」を選ぶことができるのだが、暖かい日であれば、運河を行き交うゴンドラを眺めながら優雅に食事を楽しめるテラス席を是非オススメする。内装はそこら中にイタリアの素材にこだわった空間で18世紀の画家であるジョヴァンニ・アントニオ・カナル(このレストランテの名前になっている)の肖像画も飾ってあり、徹底した雰囲気作りは流石に夢と魔法の王国にふさわしい。
さて今回はシェフのおすすめコース(¥2,500)にしたのだが、こちらのコースにはSecondo piatto(メイン)が無いため、別途に本日の魚料理(カンパチのグリル)を注文した。antipasto(前菜)はパプリカのバーニャカウダーソースで頂く温野菜。野菜自体は特に拘りのあるという印象は受けなかった。またソースもパフリカの風味は感じる事はなかったが、ソースの味付けは、生クリームを使用していると思われ、まろやかで一般的なバーニャカウダーよりはあっさりであったが、想像していたよりもコクがあり、野菜と付けた時の全体のバランスとしては中々良い印象だった。
Primo piatto(1皿目の料理)はパスタかピッツァをチョイスするのだが、二人でそれぞれパスタ(ジェノベーゼ)とピッツァ(マルゲリーター)を注文。ジェノベーゼは見た目が薄く感じたが味はしっかりとしていて、松の実も感じる事ができる上々のソースだった。しかしながら、この日だけなのかもしれないがマグロが生臭く全て除けて食べた。
マルゲリーターに関してはパーク内と思えない程完成度が高い。それは大きな石窯で焼くのだが、ピッツァ有名店でも釜は石でも火はガスバーナーと言う所が多い中、ここは実際に薪で火を起こしているほど本格派。生地は厚めだがモチモチ感は上々、オリーブオイルを垂らして頂くことをオススメする。よく「本場ナポリは〜」と言う方もいるが本場なら何でも旨い訳では無い、本場でも本当に旨いのは一握り、しかも私の口に合わないと思う味をこよなく愛す人もいれば、クリスピーというペラペラでまったくモチモチ感の無い生地を好む人もいる。もちろんこれは日本人に限ったことではなく本場イタリア人にも言える事(実際に私の知人のイタリア人はペラペラ生地の私の好まないピザを好む者もいれば、私と同じモチモチ感のある少し厚めの生地を好む者もいるのだから)そのあたりはあくまでも個人的な意見として「おいしい」とか「不味い」を理解しなければならない。要はあなたの「おいしい」とわたしの「おいしい」は違うのだ。
コースには含まれないが別途メインとして本日の魚料理(カンパチのグリル)を頂いた。こちらは盛りつけは華やかで食欲をそそるビジュアルである。味は全体的に薄く、ハーブを使用するとかソースに工夫するなどもう少し特徴を効かせても良いだろう。
サービスに関しては、パーク内の他のレストランレビューでも述べているが、残念ながらゲストへの目配せはまだまだである。これだけ本格的なレストランの箱と料理を持っているのだが、レストラン専門の接客として徹底した指導とガイドラインが確立できていなく(パーク内のキャストは確立しているのだが…レストランには特有の異なるガイドラインが必要)、結果的にパーク内のキャスト以下のサービスになっていると感じた。
総評としては「ディズニーシーでもこれだけ本格的な料理が楽しめるんだ」と意外な驚きがある。それと共に非日常を味わいながら食事を楽しめるには十分なクオリティを持っていると言えよう。
今年も連続1位は代官山ASOが不動だった。しかしながら今年初めて伺ったお店で、もう一度行きたいと思ったお店が上位を飾っている。それ以外は、なんども行きたい、もしくはすでに何度も行っているお店が上位にあるという感じだろうか。