3回
2022/07 訪問
忘れた頃に、また友人にせがまれて( ˊᵕˋ ;)
2022/07/10 更新
2017/09 訪問
地方の知人がどうしても訪問したいとのとこなので、仕方なく(個人的リピートは無し)再訪問。
地方の知人がどうしても訪問したいとのとこなので、仕方なく(個人的なリピートはありませんが)再訪問。結果、知人も体験して私の言ったこと事が理解できた様です。食レポは前回の内容とほぼ同じなのだ、今回は再訪の記録として記しておきます。食文化の高き方だけお読みください。
2022/07/10 更新
2016/08 訪問
なぜ?噂の「スタミナ苑」をマーケティング面から分析。
以前から気になっていた焼肉屋である。とにかく交通の便は悪く、車で行くことが大前提の店。しかも予約が出来ない。しかしお店の裏にはパーキングがある。店の構えは想像以上に掘っ立て小屋的なノスタルジックな店構えである。これを趣があると感じる事ができれば吉である。
店内の奥に案内される。靴は脱いでもって行き更に置くの靴置き場へ自分で入れる。さて注文した肉は。評判の良い特上ハラミ。確かに霜降り具合、野性味ともに文句なし。良いハラミは視覚・味覚両方でそれを食べる者を楽しませてくれる。
そしてミックスホルモン。新鮮な、ホルモン・ギアラ・ハツ・センマイ・コブクロが盛られてくる。スタミナ苑の原点とも言えるだろう。ごま油中心の味付けも良。
レバ刺しではないのにごま油がついてくる。原則として良く焼いて下さいとは言われるものの、炙って食べる様な趣旨もあり、自己判断で軽く炙ってほぼ生で頂く、甘くて絶品。
中ロースは見た目のサシに比べ、あっさりとした味わい。確かに肉の旨味はあるが、この値段では相応以上は期待できない肉質と思われる。また割と薄切りなので食べ応えも物足りない感は否めない。
タン塩はコク高いタンの旨みが堪能できる。しかしお値段的には相応である。特にこちらで食しなければならない程のものは感じる事が出来なかった。
中切り落としは、標準的には十分に超えた味わいではあるのだが、やはり切り落としというだけあって肉の厚さが一定でない。つまり味のムラもあるのでこれは当たり外れも否めないと思われる。
やはり肉だけでは栄養バランスが悪いのでサンチュも頂く。けっこうな大きさと量である。
肉は間違いなく素晴らしいし、どの肉も新鮮で非常にクオリティが高く確かな実力を感じる。しかしながら、敢えて言えば、きわめて個人的な嗜好ではあるが塩モノの味付けが濃すぎて、食べていると味が単調になってくる。おそらく日本酒を使った味付けをしているのだと思われるが、純粋な塩胡椒など肉の味がハッキリと分かる味付けで食べたいと思う。また、どの肉には細かく包丁が入れてあり、とてもやわらかな食感が得られるのだが、逆に言えば肉本来の噛み応えを味わうことはできない。
【総評】
ここは長蛇の列ができる有名店なのだが、幸い私は並ばずしてすんなり入れた。この長蛇の列の原因を分析してみた。これは「飛び抜けた美味しさ」ではなくスタミナ苑の「マーケティングが上手い」ことが理由だと分かった。待つとか待たないとか、ロケーションとか別にして味という観点でここがベストの焼肉屋でないことは真の肉好きならば明白だと思う。食べログも評価が高く、かつてザガットサーベイ(2013年廃刊)の東京一のレストランになった。ただし食べログもザガットもCGM(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア)と言われる一般消費者(素人)の作るメディアな訳だが、その弱点がモロに出た気がした。美味しい焼肉屋の部類に入ることは確かだが、豊かな食文化の持ち主なら「東京一おいしい」は、さすがに言い過ぎだと感じるだろう。
長く待つということは、「こんなに時間を費やして待ったのだから、おいしいに決まっている」「待っている間に腹が減ってその分おいしく感じる」という心理的・肉体的なプラス効果がある。また、あえて予約をとらない、支店を出さないことによって需要(お客の数)に対して、供給(客席や営業日など)が小さいからこそ、こうした人気店ブランドをつくることが出来るのだ。供給を絞ることがポイントだ。スタミナ苑はそうした効果や行列・伝説的逸話を組み合わせ、また評判から顧客も先入観を作り、共にマーケティングに長けた著名焼肉店と言えるだろう…ということが分かった。冷静に考えるとこの近くには高肉質で低価格な「くに家」もあるし、さらに同等の肉でありながら犯罪的なコスパに長けた「牛蔵」もある。そう考えると列んでまで来る価値が見いだせない。よってリピートはないかな。
2022/07/10 更新
今回、3度目の訪問。個人的にはほとんど魅力を感じないお店なのだか(理由は私の過去のレポート参照)、たまたまテレビを見ていた友人から、せがまれて連れて行きました。
時間とともに何か変わったかと期待したが基本的に感想は今までと変わらず。また行列も相変わらずである。美味しさでは特に飛び抜けている訳でもないのに、なぜ行列ができるかの理由は過去の私の分析を見ていただくとして、今回もとりあえず再訪した記録として残しておきます。