レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2016/05訪問 2016/06/08
2016年5月30日 再訪
前回から1年もたたないうちに笹森シェフの世界観をまた味わいたくて再訪しました。
今回も自家製のハム・チーズ・ワイン・野菜など美味しく楽しく味わさせていただきました。
今回特に美味しいと思ったのは、弘前産馬肉のビスティッカ。
サスィーノでは、一頭買いした馬の肉質に応じて、マリネや熟成を掛けた馬肉を焼き上げています。
弾力のある歯ごたえに、噛むと旨味がじゅわっと出てくる美味しいビスティッカ。ほかのお店では味わうことのできない一皿です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
青森県弘前市に全国からこのお店の料理を食べに人が集まる弘前公園の桜と、弘前ねぷたまつりで全国的に有名な都市。
この街にすごいイタリアンシェフがいると知ったのは昨年の事でした。(きっかけはシシリヤ小笠原さんの強烈ショットですけど)
2014年JAPANCHEESEAWARD部門別金賞銀賞ダブル受賞。農水省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズクラス受賞。国際チーズコンクール2015銅メダル。
受賞歴の中で特に目を引かれるのは「料理マスターズ」でしょうか。
農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」とは、日本の「食」や「食材」、「食文化」の素晴らしさや奥深さ、その魅力に誇りとこだわりを持ち続け、生産者や食品企業等と「協働」した様々な取組を通じ、これらの伝承、発展、利用、普及にかかわってきた各界の料理人等を顕彰する制度です。
私がこのお店にぜひ来たいと思った理由私がサスィーノへぜひ行ってみたい、サスィーノの料理を食べてみたいと思った理由は、レストランで提供する食材のほとんどを、自ら生産し加工し調理してお客様に提供されている事でした。
地元の野菜やお肉、魚を使ったり、全国の優れた食材を仕入れて、美味しい料理を提供されるシェフは全国に沢山いらっしゃいます。生産者と一緒になって美味しい料理を作られるシェフもたくさんいらっしゃいます。
ですが、サスィーノの場合は他とは大きく違う点があります。料理人が自ら生産者となって野菜を育て、生ハム・チーズ・ワインを作り、その自給率が他とは比べ物にならないほど高いという事です。私はこの部分にワクワクしました!
料理の一皿一皿に何かを感じ美味しく楽しめる自家製のチーズからはじまり、締めのお茶も自家製のハーブティ。
美味しくいただきながら思いました、「この料理を通したサスィーノの世界観が楽しいな。」
写真はきっちり撮りましたが、あとは何も考えずに素直に美味しいと思える料理ばかり。
本当に美味かった!
コンクールで銀賞とったモッツァレラのカプレーゼ鰺ヶ沢産ジャージーミルクのモッツァレラ。
とがった感じも変な雑味なく安定感のあるモッツァレラチーズ。
自家製の生ハムいろいろ盛り合せで
笹森シェフが釣ってきたわらさの燻製自家農園のインサラータ
大鰐シャモロックのレバーパテブリオッシュにのせて
ウニ・蟹・イワシと自家農園で獲れたウイキョウを使った冷製スパゲッティ津軽の海の味を盛り込んだ冷製スパゲッティ。
ウイキョウの風味が心地よいです。
手打ちパスタカラメッラ詰め物は自家製パンチェッタとリコッタチーズ
弘前産馬肉のTボーンのビステッカ馬肉の炭火焼きは初体験。上質な油を含む馬肉のビステッカは最高に美味いお肉。季節毎に変化する肉質は熟成で調整を加えているらしく、さすがシェフのスペシャリテに置く料理です。
自家農園の木苺のサバイオーネグラタン木苺の食感と甘さにくどさを感じない丁度良い塩梅のザバイオーネグラタン。
自家農園のハーブティここまで自家製できたら、エスプレッソではなくハーブティでしょう!
サスィーノ・ネッビオーロ・バリッカート2013
自家葡萄畑で採れたぶどうを、自身で醸造されたワイン。
サスィーノホームページより
自分らしさを出すこと。本物を知る事。本物である事。
サスィーノの仕込みは農園での種植えから始まります。
雪の解けた土を耕す。種を植え、育てる。収穫する。
ウコッケイの世話をして、卵を採る。
自家製のワイン用のブドウの手入れをする。
自家製の生ハムを仕込み、熟成させる。
近隣の牧場から運ばれるミルクから自家製チーズを作る。
紅葉が始まる頃にはスタッフ総出でブドウを収穫し、ワインを醸造する。
Campanilismo:カンパニリズモ。
イタリアでは教会の鐘の音が届く所までが自分の人生のテリトリーという、考え方があります。たとえばシンプルな前菜のカプレーゼ。サスィーノのカプレーゼは地元のミルクから作った自家製のモッツァレッラと自家農園のフルーツトマトとバジルが材料となります。サスィーノでは食のカンパニリズモを弘前で表現してまいりました。そしてこれからも。
魚も肉も美味い!野菜もチーズも美味い!そしてワインも美味い!
なによりこの世界観が素敵!
今回は、夏休みを使って東北5県を巡る旅でしたが、次回は青森だけの旅でぜひサスィーノに来ようと強く思いました。
3位
1回
2016/05訪問 2016/05/13
宮崎が誇る名店「一心鮨光洋」 - ナポリピッツァ食人協会 青年部長
宮崎が誇る名店「一心鮨光洋」日本料理・居酒屋宮崎県宮崎一心鮨光洋宮崎が誇る名店です。
こちらの木宮兄弟には以前少しご縁がありました。
木宮の次男・三男が営んでいる鹿児島「名山きみや」には伺ったことがありましたが、お母上・長男・四男が営む一心鮨には伺ったことがなかったので、どうしても一度は伺いたいお店でした。
お店は宮崎の鉄道の玄関口宮崎駅からほど近いところにあります。店構えは歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気です。
今回伺ったのは昼食で。ランチと握り、会席のコースがあります。
レンタカーでの移動でしたので、お酒を飲めない事をお伝えすると握りのコースをおすすめいただきました。
一心鮨光洋の握りコース滅多にこれないし折角なので握りのコースで一番高いのを!
握り十五貫と巻物、茶碗蒸し、味噌汁、甘味で10,000円
内容は、スズキ、赤身、中トロ、コハダ、ミズイカ(アオリイカ)、とり貝、アマダイの昆布締め、カツオ、カマスの蒸し寿司、本ミルガイ、シャコ、ウニ、アナゴ、卵焼き、巻物(いくら)・・・など。(終盤失念。。)
蒸し鮨(カマス)を初めていただきましたが、餡の出汁を丁寧にひいてありなかなかのお味でした。
カマスの蒸し鮨
すべてにおいて調和の取れた握りでしたが、今回の一押しはミズイカ(アオリイカ)の握り、イカの旨味と食感を手を加えることによりワンランク上の味に引き上げた良い仕事でした。
ミズイカ(アオリイカ)
個人的にお寿司屋さんで注目しているのは玉子焼き。お店それぞれの個性と技がでるので楽しみです。一心鮨光洋の玉子焼きは、一言で表現するとカステラみたい!美味しい玉子焼きでした。
玉子焼き
最高の握りの技を楽しめますが、3,000円のランチコースもやっているので幅広いお客様に満足していただける名店。
ぜひまた伺おうと思います。
4位
1回
2016/04訪問 2016/04/30
2016.4.29 初訪問です。
知り合いの宴席にキャンセルが出たので上手く滑り込めました(笑)
夜の部2回転目の19:20からスタート、1万円のコースで次のような感じでした。
・キムチ盛り合せ
・ビーフシチュー
・サラダ
・厚切り牛タン
・厚切りハラミ
・カイノミ
・心シン
・リブ心
・ヒレすき
・シャトーブリアンのブリ飯(赤ウニトッピング)
・シャトーブリアンのブリカツサンド
・ハーフサイズ冷麺
・ソルベ
※失念した部位があったらごめんなさい。
付けだれは醤油ベースの甘い物辛い物、生わさび、14種類のスパイスを調合した特製スパイスと結構たくさんありましたが、お肉自体が旨いので、使わないタレも出ちゃいました(笑)
今回提供された黒毛和牛は、鹿児島のざき牛が多く、焼きは全てスタッフさんがやってくれ、食べることに集中できます!
で、個人的に一番うまかったのは、ブリ飯。シャトーブリアンの上質な脂が外に逃げ出さないようにさっと表面をあぶり膜を作ってから火を通す職人技。
また、最初にでた厚切り牛タンもジューシーで柔らかく美味かった!
5位
1回
2016/08訪問 2016/08/21
今回の長崎・佐賀旅行最大の目的はここ!
佐賀県伊万里市の「ベッカフィーコ」
先月多数の名料理人に勧められたのでふらっと行こうと思ったら当日貸切。月を改め今回伺いました。
播州赤穂の日本を代表するイタリア料理店「さくらぐみ」で養われた超絶うまい料理の数々。
魚も肉もフォカッチャでさえ美味いでした。
伊万里駅から徒歩数分でアクセスも良く、激ウマの南イタリア料理店だと思います。
Trattoria BECCAFICO
佐賀県伊万里市甲浜町813-4
TEL:0955-25-9515
18:00~24:00(22:00以降はBAR)
6位
1回
2016/07訪問 2016/07/31
ラーメンの鬼の遺伝子を受け継ぐ料理人 - 全国ピッツェリア巡り296店舗目 -
Pizzeria Austro(愛媛県今治市)
ナポリピッツァ食人協会愛媛支部員(と言ってもあの人も全国系)からつい先日勧められたお店に行ってきました。
窯はマリオアクント。煙突はMW系か?(未確認)
率直に言うと非常に美味いナポリピッツァでした。
国産小麦を使用しているとメニューに記載がありましたが、生地の香りを確認したらイタリア小麦粉の香りがしました。
一応ピッツァイオーロに確認したら、国産小麦粉にイタリアの小麦粉を混ぜて生地を作っているとの事。
国産小麦粉のピッツァの特徴は、生地が全体的に固くなり、香りも餅を焼いたような匂いになります。石神井公園のフィリッポやつくばのアミーチは100%国産小麦粉をブレンドし、イタリアの小麦粉に風味や食感を表現していますが、なかなかそこまでは行かなかったみたいです。
なので、全体的に気持ち硬めのしっかり焼きタイプですが、生地の香りもしっかりとたちチーズとトマトソースのバランスが素晴らしいと感じました。
店内はスタッフのイタリア語が飛び交い雰囲気も地方店としては上出来!
オーナーシェフは佐野大介氏。あのラーメンの鬼 支那そば屋 故 佐野実氏の実子です。ある記事によると、佐野実氏が「俺はラーメンを極めるからお前はイタリアンを極めろ。」と言ったとありました。
その記事が本当だとしたら、息子は間違いなく匠への道を歩んでいると思います。
ピッツェリア アウストロ、今回来れてよかった。
7位
1回
2016/06訪問 2016/07/21
イタリア食堂SACCO(福岡県福岡市) - ナポリピッツァ食人協会 青年部長
2016-07-17イタリア食堂SACCO(福岡県福岡市)イタリア料理(イタリアン)福岡県福岡遠征初日のディナー全国ピッツェリア巡りの初日ディナーはピッツェリアではなく、イタリア食堂へ。
食べログ界の巨匠「久留米指向さん」が以前行きたいと仰っていたので来てみました。
場所は、西鉄福岡駅(西鉄天神大牟田線天神駅)から電車で11分、高宮駅下車。
高宮駅に直結している商店街にSACCOはあります。
表では可愛い豚さんが出迎えてくれていました(笑)
イタリアのマンマが作る家庭料理がラインナップSACCOサッコのメニューは、イタリアの家庭料理を中心に組み立てられています。
前菜、パスタ、お肉・魚料理と小さなお店としてはかなり豊富な品数で、ワインやドリンクも多く揃えているので、かなり選ぶのに困りました(笑)
SACCOのメニュー(一部)
美味しい食事の始まりですカメリエーラにいろいろオススメを伺いながら、初訪問はこんな感じで食事を楽しみました。
前菜いろいろ正直に言って魅力的な前菜メニューが多すぎて選べなかったので、盛り合せにしていただきました(笑)
一品一品にしっかりと手をかけて調理され、白ワインが進みます!
特に気に入ったのは、甘長唐辛子のトマト煮と盛り合せと別に頼んだイワシのマリネ。
キノコスパゲティサマートリュフがけパスタは、旬のオススメとしてメニューに上がっていたこちらを。
これでもかっというぐらい今が旬のサマートリュフがかかっています。
数種のキノコを使い、味と風味もしっかりと味の土台を固めていて、とても美味いです!
豚肩ローススカロッピーネスライスした豚肉に小麦粉をまぶしてあるのかな?それをソテーしてあります。
ほんのりレモンの風味も効いておりソースも美味い!
お皿にソースが残っていたところをカメリエーラが「ソースに何かつけますか?」とナイスタイミングで声かけてくれました。
そしてフォカッチャ頼みました。このフォカッチャがまた、そのままでも十分に美味い。
締めのドルチェとカフェも抜かりなく
イタリアイスキア島のお酒ルコリーノがあったので食後酒で。
ルーコラのお酒で度数高め、ルーコラのフレッシュな風味でお口の中がさっぱりします。
ちなみにルコリーノのミルクジェラートにかけてもおいしいです☆☆☆
カフェはエスプレッソをお願いしました。
サッコでエスプレッソを淹れるマシーンは、なんとレバー式!淹れるのに技術を要しますが、キレがよくクレマもしっかりとある美味しいエスプレッソがでてきました。
総評イタリア食堂SACCO(サッコ)。秋元幸シェフが鍋を振るったパスタは超絶美味いでした!
カメリエーラ兼バリスタの素敵な女性もスマートな接客で美しい。
味もコスパも抜群で福岡では外せないイタリアレストランです。
お店のご案内イタリア食堂SACCO(サッコ)
福岡県福岡市南区大楠3-20-18高宮西鉄名店街
TEL:092-523-3525 月曜定休
イタリア食堂SACCOFABEBOOKページ
https://www.facebook.com/saccodacosimo/
8位
1回
2016/10訪問 2016/10/06
2016.10.5
オープン後、二度目のディナー。
サローネグループと言えば、クチーナ・クレアティーバ(伝統料理の再構築)のイメージが強いですが、クチーナ・ポーヴェラ(庶民の料理)の土台がしっかりあってこそ、料理の厚みとあのクオリティが維持できるんだなとロットチェントでは再認識させられます。
ジャガイモのロースト。外は肉系の旨味でカリカリに仕上がり中はホッコリ。ジャガイモでこれだけの表現が出来るイタリア料理って凄い。
フォカッチャ。これは樋口総料理長のこだわりがあり、加水率100%。小麦の風味に加えモッチリとした食感に驚きます。パスタも伝統的なレシピに、サローネグループのこだわり「低加水パスタフレスカ」。
イタリアの伝統料理に、今まで培ってきたサローネの個性をエッセンスとして加え、一品一品にこだわりロットチェントの料理。今夜も絶品でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2016.9.29 オープン日のディナー
サローネグループ6番目のお店「ロットチェント」
今までのコンセプトとはガラッと変わり、オステリア形式で世界観を表現するサローネグループの新たな挑戦。そのお店が今日9月29日、日本橋にオープンしました。
サローネグループの現5店舗はそれぞれ独特の個性・世界観が料理や人にあり、どのお店で食事をしても新しい感動がそれぞれありました。
そしてここ「ロットチェント」は、樋口総料理長が自ら取り仕切り、イタリアで経験した料理その物を楽しめるお店です。合わせて、浅草開化楼と共同開発した低加水パスタフレスカもパスタ3品で楽しむ事ができます。
食べログイタリア料理部門で全国1位を取ったサローネグループの新たな挑戦、ぜひお試しください。
9位
1回
2016/07訪問 2016/07/31
全国ピッツェリア訪問205店舗目
同じ佐久市内に2号店「ソロピッツァジンガラ」があり、先にそちらから訪問してしまったのですが、今回やっと伺う事が出来ました。オープンしてから9年。薪窯はジャンニ・アクント社製。
●料理・味
今回いただいたのはこんな感じです。
・前菜のサラダ
・ピッツァ フィレット(モッツァレラベースでミニトマトとバジルが乗ったピッツァ)
・牛スネ肉のラグーソース パッパルデッレ
・パスティエーラ
・エスプレッソ
ピッツァのサイズを2種類(Small,Large)から選べます。私はLargeサイズ250gを選びました。
ピッツァの総合的な感想は「うまい!」ピッツァの全体の姿が素晴らしい。こまかく見ても縁側、生地の発酵、焼成も申し分なく世界にも通用するレベルです。
いつもならピッツァだけで終わるのですがお店に入った瞬間目についたのが、グラニャーノ産グラニャネージ社のパスタ(乾麺)の袋。私はこのメーカーの乾麺が大好きなんです。パスタの表面が少しざらついていて、ゆで上げた時にソースとよく絡まり、噛みごたえがしっかりとしています。ソースは牛スネの区のラグーで。仕上げにバジルとパルミジャーノがかかっており大変旨い!
そしてドルチェはパスティエーラ。生地がしっとりと仕上がり、全体の風味も豊か。
●ドリンク・酒
食後は定番のエスプレッソ。
コーヒー豆はDELIZIA(デリッツィア)ナポリ産のコーヒー豆。苦みがしっかりとしてて、ガツンとくる感覚で美味い。
●サービス・雰囲気
特記すべきは、店内の大きな窓から見える浅間山。本日は曇っていて頂上が見えませんでしたが、広大な赤間山の裾野を見ながらゆっくり食事をさせていただきました。
サービスは全く問題なし。細かいところまで気が付いてくれていいです。
●総評
この場所でこのハイレベルな料理を気軽に楽しめる地元の方がとーーーーーーてもうらやましい。。。
2016.1.29 三度目の訪問です。
今回は坂越産の牡蠣をふんだんに使ったメニュー構成。
特に美味かったのは今が旬の「サルシッチャ エ フレアリエッリ」
全国のピッツェリアを250店あまり巡っていても、さくらぐみの真のナポリピッツァは群を抜いて美味いし、海鮮ナポリ料理にも他で味わう事の出来ない厚みがあると思います。東京から半日かけても来る価値があると私は思います。
2014.1.12
去年の8月に引き続きまたまたやってまいりました!!!
海鮮ナポリ料理と真のナポリピッツァを、赤穂浪士で有名なこの地で提供し続けている「さくらぐみ」西川明男マスターのお店です。
一品目は牡蠣と六条大麦のズッペッタチェターラ風赤えび乗せ
イカと牡蠣から出た少し塩気のあるスープの旨味を大麦が吸い込み、付け合わせのパンをスープに浸していただきました。赤えびの火の通り加減が絶妙(身の表面が輝いて見えます)。
続いての前菜は盛り合わせでいただきました!
くじらのタルタルとピンクペッパーの風味がうまーーーーい!
チーズの中に海老がたっぷり(゜Д゜)!
ブランド牡蠣として名高い「坂越かき」にレモンを絞ってつるっと!!
続いては今年取れたタコを使ったパスタ
タコの食感がたまりまへん!
ビンチョウマグロと自家製カラスミのピッツァ
生のビンチョウマグロと自家製ボッタルガがうまい!
セコンドピアットは魚料理
フグのアクアパッツァ。
この料理はヴォンリコルドコースでさくらぐみを代表する一皿としてお出しされているそうです。
ちなみにヴォンリコルド「BUONRICORDO」とは、イタリア語で「良き思い出」と言う意味。1964年イタリアで郷土料理の素晴らしさを伝えるために設立され、日本では1998年にict食文化企画の仲介で日本ヴオンリコルド協会が設立されました。加盟するリストランテ毎に代表する料理とオリジナル絵皿があります。ちなみにオリジナル絵皿は、中目黒のリストランテカシーナカナミッラの壁にずらっと飾ってあるので、食べに行かれたついでに見てみるよいっすよ!
ドルチェはコーダ・ディ・アラゴスタ
伊勢エビのしっぽと言うなのナポリ伝統のお菓子です。パリッパリに食感がたまりません!!!
前菜からドルチェ・カッフェまで、全ての料理に作り手の技が光るものばかり!
イタリア好きなら一度は行くべき素晴らしいお店です!