toypapajpさんが投稿した近江かね安(滋賀/近江八幡)の口コミ詳細

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近江かね安近江八幡/すき焼き、食堂

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

肉と会話の饗宴 〜近江の名店「かね安」にて〜

今夜、私は肉の楽園に辿り着いた。

滋賀・近江八幡の駅外れ。昭和の香りを残す一軒家の佇まいに「かね安」の暖簾がふわりと揺れる。

近江牛専門店——あまり牛の銘柄にはこだわりはないが、このお店を眼の前にして胸が躍るのはなぜだろう。

お店の中に入るとお家の中のように温かい雰囲気がいっぱいだ。店主の笑顔がなんともいい。朗らかで、どこか職人の誇りと茶目っ気が同居している。料理が始まる前に、肉の履歴書——「個体識別番号付きの子牛登記証」がそっと差し出される。

「これが今日召し上がっていただく近江牛です」。店主の声に、食卓が静かに引き締まる。命をいただく重みと、その命を育てた人々の物語が、既に味わいとなってテーブルに置かれていた。

ほどなくして運ばれてきた牛肉の皿は、ため息が漏れるほどに美しい。淡いピンクの霜降り、まるで芸術品のような模様。

牛脂がそっと添えられ、鉄鍋が熱を帯び始める。まずは牛脂をくるくると回し、佐藤と醤油で味付けろ関西風、香りが立ちのぼり、空気が一変する。

店主の手ほどきのもと、最初の一枚をサッと炙る。卵にくぐらせ、口に含むと…肉がとろける。溶ける、ではない。「とろける」という日本語の力強さを、私は久しぶりに実感した。

味わいは実に奥深い。赤身の力強さと脂の甘みが舌の上で重なり、余韻がいつまでも残る。白菜、しめじ、ネギが追いかけて鍋に加わり、出汁が深まっていく。

店主が解説を重ねる。話し上手とはこういう人を指すのだろう。ウンチクではなく、会話として成立する肉の語り部。その語りから、お肉への愛情と誇りが感じられる。

たいへん美味しかったです。
ごちそうさまでした。

2025/10/11 更新

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